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表裏娘と暗数犯罪
作者:工□アカウンターZ   2017/10/16(月) 10:10公開   ID:fCn205BTDwA
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「ほらっ、グダグダ言わないで早くしろよ...!」
手洗場、華奢な少女がその滑らかな黒髪を掴まれ、怯えた表情で財布をバッグから取り出す。
それでいいのよ、手渡された数枚の札を受け取ると、その犯人である茶髪のボブヘアでスタイルの良い少女は笑いながら頭を撫でる.....

茶髪の彼女ーーレイナは可愛らしい外見に明るい性格と、いわゆる一軍系女子であり、男女両性から好かれるが、裏では今回の黒髪の少女ーーユウコのように大人しかったり暗かったりといった女子を影に引摺り込んでは陰湿なタカりを繰り返しているのだ。
被害者の臆病且つ大人しい性格と周りに知られる自分の姿を簑に、この悪行を知る者は当事者同士しかいないのだ。
尤も.....

今日も出てきたな.....公園の手洗から姿を現した、片や快活そうな少女、片や控えめで清楚な印象の少女が連れ立って出てくる様をいつも見掛ける1人の男、彼が知っているか否かは知る由もない........

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今日も大漁ね、レイナは満足げに札を数える。
ユウコは多少裕福な家庭であり、生活費に喰われる自分のしょっぱいバイト代のお釣以外で自由に使える金銭を調達するに優れた逸材だ。
おまけに先述の理由に加え、お互い奇跡のように独り暮らしのため、嗅ぎ付けられる危険は皆無なのだ。
それが癖になってしまい、最近は彼女を1人狙いしてしまっている気がするがまぁ気のせいだろう。

さてさて今日の戦利品はどう使ったものか、そんなことを楽しげに考えていると、不意にチャイムが鳴り響き、
「はーい」
いつものトーンで答えると、
「宅急便でーす。」
そんな声が返ってくる。
?何かを購入した覚えはない.....
あるいは知り合いから贈られたものか?
そんなことを疑問に思いながらドアを開けると、大きな箱を持った、宅配業者の男性が立っている。
こんにちは、明るく言われて自分も返すと、うっかり判子を忘れたことを思い出す。
「すみません、今取ってきますね。」
そう笑いかけ、判子を取りにリビングに戻ろうと歩を進めた......






ガシャン.........!!!!





!?行きなり後ろで響いた音に振り返るとドアが閉められており、
「え?キャッ!!」
いつの間に距離を詰めたのか、真後ろで貼り付けたような笑顔の男が彼女の手に手錠を掛けた。
べちゃり、首筋に走るぬるぬるとした感触に嫌悪感を抱き叫ぼうとするも
「イヤ!!アンタ何!?ンン!」
100均辺りの玩具とはいえ、並の人には外せないソレに戸惑っているうちに、突然身体を抱え上げられて、口を押さえられ脚を振るしか抵抗が出来ない状態のまま寝室への侵入を許してしまう.....
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ぼふり、弾力あるベッドに投げ出された身体が小気味よくはずむと、男はその両足首を掴んで、健康的な太股をV字に伸ばし、折り畳むように彼女の上半身に重ねるとスカートも広げさせ、下着を丸晒しにしてしまう。
ヒイィ、蒼白な顔での悲鳴も気に止めず、体重をかけて小麦粉を捏ねるように彼女の尻に太股の裏ごと跨がると、手錠の鎖をベッドのポールに引掛け、服の胸元に手を付ける.....
「バカ、な、なな何するのよ!変態!!」
叫びながらの抵抗もむなしく、下半身を擦り合わせながら、男は上機嫌に服のボタンを開き肘辺りまで脱がせてしまう。
発育の良い身体を見据えると、男は軽く口元を舐め、その舌を鎖骨に滑らせる。
先程、首筋に感じたものと同じ濡れた感覚に、反射的に身を強張らせると、やがてそのぬるぬるは頬へと伝っていった。
「ヒッ!気持ち悪い!!やめて!!!さ、さっきから何なのよ ......!?」
立て続けの理不尽な暴挙に声を荒らげるも、男はどこ吹く風でひとしきり満足すると、両腕を挙げられ無防備になった腋へと目を移して顔を近付ける。
「ちょっ......と!何やってるの、最低.....!!」
歳相応に気を使っているらしい、青臭さの漂うつるりとした滑らかな窪みに舌を突き付けると、そのままずるずると捏ね繰り回しながら独特の味わいを堪能しだす......
「ん......!あっ...!ひ......!!」
うら若い女子として、特に汗やにおいを気にして日々手入れに気を付けており、尚且つ人体でも特に敏感な部位のひとつだ。
そんな気を遣っていたにおいを言及されたような恥辱の感を抱き、同時に敏感ゆえに攻められる耐性の無い場所への攻撃に、レイナは不本意にも艶かしい声を連続して漏らしてしまう。


しかし彼女はまだ知らない。
立ち直れないほどの悪夢はこれから来るのだ。
ング!?突如顎に手を添えられたと思いきや、唇を相手の唇にふさがれ、無理矢理押し付けられて叫ぶこともできずに抵抗していると、やがて大きな重圧が更に侵入してしまう。
掴まれへこんだ頬とそれを押してる指が芯になって歯を閉じられない口内を、先程うなじや頬、腋を這いずり回ったゲテモノが、拭い去るように蹂躙しだす。
「ンンン!!!ンンンンン!!!!」
声にならない叫びを上げる彼女だが、やはり声にならない。
やがて混乱がおさまると、下に起きる違和感にようやく気付いた。
頬を押さえる左手とは別に、右手は押さえつけて固定した下半身の下着を捲ってずり下ろし、脱がせるように太股から膝へと引張り上げていく。
状況に気づき、更に抵抗しようと暴れるが、男はやはり相手に流されず淡々と自分のズボンを開き、下着を下ろし、おぞましい本性の具現化を露にした。
「ンン......!ング!...ゴホッ!!ゴホッ!!」
やがて、舌が喉の奥を突いたか、えずき真赤な顔で彼女が噎せかえると、言葉を発する前に舌を引張り出してしゃぶるように加えだす。
「イヤ、これ以上は、もうやめて......!」
上手く喋れないながら、およそそう言っているのだろうと想像のつく言葉を発してみるが、現実は常に非情だ。


ーーずにゅ......ーー

「イヤ、ちょっと!ナニ、ヤメテ!!ンッ......くぅ......!!」
不意に、彼女の下方.....それなりに男との付き合いこそあったが、今まで一度も開放したことがない領域に、恐ろしい侵入者が食い込む。
幅の狭い柔らかな肉壁を探るように抜けていくと、やがてずっぽりと凹凸が噛み合い、鈍い痛みと羞恥で悲痛な声を出すレイナと正体不明の来訪者はとうとう繋がってしまった。
その耐えがたい衝撃に、だんだんと意識が朦朧としていく中で、男は飽きたらず胸元の肌着を荒く掴んでずり下ろす。

壮観である。

レイナという女子を男が評価するとき、少なからずその要としているであろう肉の双山は、男ではこの偽の宅配業者に初めて解禁されることになってしまった。
軽くはたくと震える弾力に満足げに笑い、右を手で掴み、左に目一杯かぶり付く。
「ハァ......ンッッ......!!」
揉み解され、甘噛みの餌食となっている身体に悪寒が走り、どうにか抵抗しようにも、下半身も固定されてしまっており、もはや大きく動くことも許されない。
ようやく口を離したと思ったが甘い。
すぐに、淡く紅のかかった山頂を見て賤しい笑みを浮かべると、舌先でつつき、弄るように舐めていく。
「はひぃ......!もうやめてぇ......」
腋同様に敏感な頂を蹂躙され、ビクビクと脈打つように身体が小刻みに跳ね、打開しようと精一杯抵抗を試みた。

ずちゅっ!ぬちゅっ!

しかし不幸にも抵抗は強いられた営みに拍車を掛ける結果となり、汚ならしい粘性と水気を帯びた音が鳴り響き、そこを軸にベトベトに濡れていく......
その間に男は服を脱ぎ捨て、たるんだ腹を彼女に見せつけると、自身の胸と彼女の豊満な乳房との双方の先端をビッタリと重ねて密着し、
「あっ!あっ!あっイ、ヤァ.........!!」
腰を小刻みに揺らして、遂に全面的に押し潰されたレイナとの営みに専念しだしたのだ......
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「......」
言うなれば、料理の仕込みだろうか。
汚汁にまみれた肉の塊は寝床にへばり付き、四肢がだらしなく垂れたまま、虚ろに淀んだ瞳で天井を眺め、物言わず舌のはみ出た口元も涎にまみれてぱくぱくと弱々しく痙攣していた。

すっかり満足したのか、獣にすらならないまま人形へと堕ちたレイナを気に掛けるでもなく、男は勝手に風呂を使って濡れそぼった自身の肉体を上機嫌で洗い流す......

「...っ......!っ......!」
やがて我に還ったのか、焦点の定まらない目元からぼろぼろと涙が溢れ、しかし思うように身体が動かせないまま啜り泣く彼女にも、喰い尽くすと興味をなくすのか、男は非情だ。
レイナの様子を見もせずに彼女宛として持ってきた段ボールから替えの業者ユニフォームを取り出しまとうとドアを開け、
「ありがとうございました。失礼致します!」
意図的に明るい声で言いながら家を出るなり、今一度満足げな笑みを浮かべて訪問先を後にした......

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しばらく姿を見せなかったレイナは一身上の事情から退学し、どこか彼らの知らぬところへ引っ越したそうだ。
多くの者に好かれていた女子生徒が、なにも言わず突然の別れを告げたことに悲しむ者が絶えないなか、ユウコはひとつの噂を思い出した。
ある生徒達が、レイナの退学する数日前、彼女を見掛けたが、声を掛けるなり慌て逃げるように走り去られたというのだ。
どこか、何かに怯えたような様子が痛々しかったという声もある。

正直、あれだけの仕打ちを受けていた身としては当然、レイナは好きになれなかったが、かといって優しい性格故に彼女をわざわざ嫌おうという心も動かなかった。
明るい彼女を一変させる程の何があったのか、それはそれで心配だが、もう痛いことをされなくて良いと思うと、心なしか表情は明るく、足取りも軽やかに道を歩き、やがて着いた家に入っていった......













そんな嬉しそうな笑顔の彼女を見守り、満足げに微笑む男は、懐から配管作業着の帽子を取り出し、






ーー イ タ ダ キ マ ス ーー




心でそう呟きながら邪悪にほくそえんだ。



E N D

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■作者からのメッセージ
どうも、R指定系自体初めてなのですが難しいですね。

「人当たりが良いようで、裏では陰湿なコが、オッサンに好き放題されてしまう」的なシチュエーションを書きたくて書きました。

最後は要らんかとも思いましたが、後味を悪くするために入れておきました←

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