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神人類帝国の黄昏
第1話 皇帝ヤーニスと聖女エレーヌ
(オリジナル(異世界ファンタジー又はSF?))
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しかしそんなエレーヌの努力を無視するかのように皇帝の太い肉剣は女体の奥深くを自在に突き、あるいは斬り伏せて行く。
その力強く巧みな剣技の前に、必死に保っていた女の自我は儚くも崩れようとしていた…
「ああ…あっ! あああ!…だめ…お願いだから…もう……もうダメ……」
悠々と自分の花芯を蹂躙する牡の力の前に、エレーヌの理性はあまりにも非力であった。
「だめぇ…もう…もうだめ…ああっ!」
ぴちゃぴちゃと音を立てて自分の花蜜が秘処から溢れ出るのを自覚するエレーヌは、自分の身体を支配している男に全てを委ねてしまいたいという思いが心の奥から湧き出るのを止める事が出来なくなっていた。
(もう…ダメ、ごめんなさい…あなた…ジュリア…)
快楽によって支配された心の中で僅かに残った理性が亡き夫と一人娘にそう告げる。
そしてそれがエレーヌの最後の抵抗であった…
「ほう、ようやくこのワシを受け入れる覚悟が出来たか…ならば情けをくれてやろう!」
女の心が抵抗を諦めたと察した皇帝が最後のトドメを刺そうとこれまでにない激しい動きでエレーヌの身体を責め始める。
「ひっ…ひいいいっ……ダメッ! こんなの…ああいやあ〜〜〜〜〜!!!」
「そら!思いきり逝くがいい、喜びの彼方へとな!」
そう言って一際強くねじるように突き入れた皇帝の剛直の前についにエレーヌは敗北を認めた。
「ああ〜〜〜、もうっ…もうダメ! イク……イキますっ!! ああああ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!」
「ほおう、良い締め付けだ…ならばこれを与えてやろう!!」
あられもなく絶頂へと駆け上がるエレーヌの中に皇帝ヤーニスが精液を放つ。
「ひいっ!!ダメ!!ダメよそれは〜〜〜ッ ああ…イク!イキますあなたぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」
自分の秘奥に激しい勢いでほとばしる皇帝の精を感じたエレーヌは、絶頂と敗北の叫びと共に意識を手放すのだった。
[挿絵2]
「フ…他愛もない。 この程度でもう力尽きるとはの」
絶頂の果てに気を失ったエレーヌの美しく艶かしい肢体を鑑賞しながら、皇帝ヤーニスは酷薄な呟きを漏らす…
皇帝にとって反乱勢力との戦いは全て予定調和の結果に過ぎず、そのつまらない『作業』の対価として得られる娯楽にこそ価値があった。
だからこそ目の前の女には存分に楽しませてもらわなくてはならないが、こうもあっけなく陥落してしまっては面白みに欠けるというものだと彼は考えていた。
「我が皇子たちに分け与えた女たちを今更召し上げるというのも皇帝としてはいささか見識に欠ける行いであろうしな…さて、どうすればこの女をさらに啼かせる事が出来るであろうかの…?」
凌辱に負け、力尽きて眠るエレーヌはまだ知らない…
自分にとって本当に悲嘆に暮れる運命はこれからが始まりなのだという事を。
次話に続く
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作者:
既知外仙人
(ID:********)
投稿日:2013/06/09(日) 10:39
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