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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜 18禁版
リィン×エリス&アルフィン後篇
(軌跡シリーズ×エウシュリーシリーズ)
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〜鳳翼館・露天風呂〜

「ひ、姫様っ!?」
「で、殿下!?な、ななななななな、何故ここに!?」
予想外の人物の登場にエリスは驚き、リィンは混乱し
「フフ、殿方に裸を見せるのは初めてですが……――リィンさん、どうですか、私の裸は?」
「あわわわわわわわわわ……っ!?」
頬を赤らめたアルフィン皇女に微笑まれたリィンはどうすればいいのかわからず、慌て出したが
「あっちを向いていてください、兄様っ!!」
「わ、わかった!」
エリスに指示されて慌てて明後日の方向を見つめた。

「何故ここに来たのですか、姫様っ!?兄様が露天風呂に入浴中である事を支配人のバギンスさんから聞いているでしょう!?」
エリスはアルフィン皇女を睨んで怒鳴ったが
「ふふっ、元々リィンさんと混浴するつもりでしたから何か問題はありますか?」
「ええっ!?」
「なっ!?」
アルフィン皇女の口から出た予想外の問いかけにリィンと共に驚いた。

「それより酷いですわ、エリス……わたくし達は親友同士でわたくしが貴女と共にリィンさんを愛している事を知っていながら、既に婚約どころか、男女の営みまですましている事をずっと黙っているなんて……」
「うっ……!―――友人同士とはいえ幾ら何でもそのような事は教えられません!万が一私と兄様の関係を知った姫様がアリサさんやセレーネのように、私や姉様がしたなら自分も……という展開になったら、とんでもない事態に陥るではないですか!?少しはお立場を考えてください!」
悲しそうな表情のアルフィン皇女に見つめられたエリスは一瞬怯んだがすぐに立ち直って真剣な表情でアルフィン皇女を見つめて言ったが
「あら?既にアリサさん達と婚約した話は聞いていましたが、アリサさん達もリィンさんと男女の営みをすませていらっしゃったんですか。という事はわたくしだけが皆さんと比べると圧倒的に出遅れていますわね……」
「エリス……!」
「!!」
残念そうな表情で呟いたアルフィン皇女の言葉を聞いたリィンに指摘され、失言してしまった事に気付いた。

「そ、その……俺はもうあがりますので、殿下はエリスと一緒にゆっくりと湯につかってください……」
そしてリィンはその場から退出しようとしたが
「あら?何を寝ぼけた事をおっしゃっているんですか、リィンさん。エレボニア皇女であるわたくしの裸を見てタダで帰られると思っているんですか♪」
「え”。」
「姫様っ!?」
(うふふ、ここで皇族の特権を使うなんてね♪)
(ふふふ、もはやこの後の展開はわかりきっていますね。)
(アハハ……で、でも……本当にいいのでしょうか……?)
からかいの表情で言ったアルフィン皇女の言葉に表情を引き攣らせ、エリスは驚き、ベルフェゴールとリザイラは興味ありげな表情をし、メサイアは苦笑していた。

「エレボニア皇女であるわたくしの裸を見てしまったリィンさんは本来なら極刑ですが、特別に愛し合う時や二人っきりの時にわたくしの事を”アルフィン”と呼ぶ事と今この場でわたくしの純潔を奪う事で黙っておいてあげますわ♪」
「ええっ!?」
「なっ!?姫様、お考え直しください!!」
アルフィン皇女の指示を聞いたリィンは驚き、エリスは信じられない表情で声を上げた後アルフィン皇女に指摘したが
「ちなみにエリスはリィンさんとの関係を皇女であるわたくしに偽っていた罰として、リィンさんが喜ぶ奉仕の仕方をわたくしに今この場で教える事ですわ♪ちなみにこれはもう決定事項ですわ♪」
「………………ハア………………こうなったのも全部兄様のせいですからね…………」
聞く耳を持たない様子のアルフィン皇女を見て石化したかのように固まった後疲れた表情で溜息を吐き
「エリス!?」
アルフィン皇女を諌める事を諦めたエリスを見たリィンは驚いた。

「フフ、それじゃあまずは奉仕の仕方を教えてね、エリス♪」

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