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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜 18禁版
リィン×ロジーヌ(灰の騎士の成り上がり 完結後)
(軌跡シリーズ×エウシュリーシリーズ)
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ロジーヌの告白を受け入れたリィンはロジーヌと口づけを交わし始めた。

〜クロイツェン州統括領主の館・リィンの私室〜

「……リィンさん……ん……んん……ちゅ……ちゅむ……ちゅ、ちゅ……」
ロジーヌの唇を合わせたリィンに甘美な心地を呼び覚ました。肌と肌を合わせる程度の拙い接吻……だからこそ際立つ感触が、全身の感覚を活性化していく。
「これが、接吻なのですね……んちゅ……ふ、むぅ……ちゅっ……ぁぁ、なんて不思議な心地が、するのでしょう……んちゅ、ちゅぅ、くちゅぅ…………リィンさんの、優しさを感じられます……」
シスターの、ロジーヌの、誰にも触れられることのなかった唇。おずおずと差し出され、震える口唇は初めての刺激をより味わおうとしていた。
「もう少しだけ、深く……大胆にしても、構いません……んちゅぅ、んっ、んんっ……あむっ、ぅんんっ……」
ロジーヌの上唇を挟むと、自ずと彼女のもゆっくりと閉じられ、組み重なっていく。僅かに互いの口内に侵入する。だが、その先がわかっていても、中々進めなかった。
「んんっ、ロジー、ヌ……」
「んくっ、ちゅっ、ちゅっ……あぁ、どうかされましたか?」
その可愛らしい行為に夢中になっていたシスターは、不満そうに唇を離した。
「……俺は、もっとロジーヌを味わいたい。」
「えっ……は、はい……それは、その……光栄、です……」
顔を真っ赤にするロジーヌの口を唇で開く。その中にそっと舌を挿入させていく――――――
「んぁっ!?舌がっ、ちゅぅぁっ、あむぁ、接吻とは、唇を重ねる、だけでは……んぷっ、ふぅぁっん、はぅ……」
「大丈夫だ、俺に任せて……」
「ふぁ、あぁ……リィンさんに、お任せします……好きにしてください……ぁ、ちゅっ、ちゅあ、あむっ、んちゅぁ……」
ロジーヌは綺麗な並びの歯を僅かに開いた。中で縮こまっている舌と、舌が触れあい、互いの唾液が混ざり合う。
「んちゅっ、ちゅ、ちゅぅぁ、貴方の、味がします……あむ、あふぅあっ……なんて、心地いい、感覚なのでしょう……あむ、ふぅう……」
口内の上部を撫でつけると、ロジーヌの身体から一気に力が抜ける。ロジーヌにとっては初めての刺激によってロジーヌはうっとりとした表情で、無防備になった舌をリィンの中へと誘っていく。
「へぁむぅ、むぅあっ、舌を、入れると……んちゅぅ、リィンさんも、気持ちよくなれますか……?」
「……もちろんだ。」
ロジーヌの舌がリィンの中に侵入してきた。ロジーヌは初めておもちゃを手にした子供のように、興奮しながらリィンの唾液をすする。

「んぁ、リィンさんの口の中、温かい……んぁ、ちゅぅあっ……歯も、舌も、ずっと舐めていたくなります……」
「んっ……気のすむまでしていいさ……」
「んちゅぅ、ちゅぁ、それは、ダメです…………ひどく、名残り惜しくても、ここまでに、しておかないと……あぁ……」
「ゆっくりやっていけばいい………女性にとっては大切で重要な行為だろう?」
「あ……」
リィンはもう一度軽い口づけをしながら、ロジーヌの肩を押した。そうして纏っていたシスター服を丁寧に脱がせてからベッドに横たえさせ、下着姿になった事で恥ずかしそうにするロジーヌを落ち着けようと、リィンはロジーヌの頬を撫でた。
「ん……リィンさんの手は大きくて、温かいです……これが、男性の手、なのですね……」
ロジーヌはうっとりとしたリィンの手のひらの感触を味わう。その頬からロジーヌの火照りが伝わってくる。

「これからは俺にだけ、ロジーヌの身体を全て見せてもらって、抱くこともできるなんて光栄だよ……」
「わたしとて、女です……意識したことはあまりありませんでしたけど、それでも……リィンさんに喜んでもらえるのでしたら……わたしは女に生まれて、本当に良かったと思います……」

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