初めて出会った時、その人は高校生だった。


「こんにちは、天河アキトです」
「はじめまして、ラピスです」


私よりも頭一つ分どころではなない高い位置から、にっこりと向けられたお日様みたいな笑顔に身体の中がぽかぽかと温かくなった。
まだ8歳にもならない子供の私は、意味もわからず真っ直ぐ見つめてくる彼の瞳に落ち着かず、視線を下に向けることしか出来なかった。
彼の笑顔が直視出来なかった。心臓の音が、バクバクと高鳴っているのが自分でもわかっていて。その音を聞かれているのではないかと、もちろんそんな事はありえないのに、気が気でなかった。


「えらいね、ちゃんとご挨拶できるんだね」
くしゃりと撫でられた手は私の頭を包み込む位に大きくて、また鼓動が一つ跳ねた。
線の細いシルエットに反して私の頭に伸ばされた手は大きく、ごつごつと硬く、そして温かかった。


「もう、アキトさんったら。ラピスはもう小学2年生なんですから、それくらい当たり前です」
「ははは、そうだったね。何か妹さん見てたらついね」
私の隣りに立っていた姉が、下からその彼を睨み付けた。睨み付けたといっても敵意が含まれたものではなくて、お姉さんぶった子供のような、少し媚を含んだ仕草。
初めて見る姉の姿だった。私にとっては何でも知っていて冷静沈着で頼りになる自慢の姉であったが、私の目の前にいるのは、子猫のように甘える少女。
彼の視線を少しでも独り占めしたくて、彼に少しでも構ってもらいたくて、子猫のように拗ねたり、怒ったり、ちょっかいを出したりして注意を引こうとする子猫のような姉。




初めて出会った時、その人は高校生で、そして、姉の恋人だった。












 〜〜〜瑠璃色の恋心 〜〜〜












「今日はルリちゃんは居ないのかい?」
「お姉ちゃんなら、生徒会で遅くなるって……アキトさんに言ってなかったんですか?もう、お姉ちゃんったら…」
「ははは、良いよ。だったらラピスちゃんと今日はゆっくりお話出来るね」
「え?」
「あ、勿論ラピスちゃんが嫌じゃなかったらだよ?」
「そんな、嫌だなんて。そんな筈ありません」


彼は人見知りな私達姉妹の作る壁なんてモノともしないで人懐こい笑みでいつだって踏み込んできた。
でもそれは私を不愉快にすることは決してなかった。彼は踏み込むとは言ってもズカズカと土足で上がるなんて無神経な踏み込みかたではなかったからだ。
軽くノックをしてから一拍置いて、「入ってもいいかい?」と一声掛けてくるような優しい態度で、彼は驚くくらいするすると私達の…私の心の中に入ってきた。












「そうだ、ラピスちゃんってゲーム好きだったよね?」
「好きですけど、どうしてですか?」
「友達でゲームとかアニメ好きなヤツが居てさ、ゲームショーのチケット」
「お姉ちゃんを誘わなくていいんですか?」
「だってルリちゃん、人ごみ苦手だからね」
「じゃ、じゃあ…」


ゲームは好きだけど、本当は私も人ごみは苦手。
お姉ちゃんと一緒で、静かな場所が好きだし、外でスポーツとかするよりも中でのんびりしている方が好き。
こういうところ私とお姉ちゃんは見た目と一緒で似たもの姉妹。
だけど、私は最後までその事を言えなかった。
折角アキトさんが誘ってくれたのに断ったら何だか申し訳ないって思ったから。
断ってアキトさんにあげたチケットが無駄になったら、アキトさんのお友達っていう人にも悪いから。
そうやって自分に言い訳をすることで私は誤魔化していた。
お姉ちゃんへの罪悪感を。
本当はただ嬉しかっただけなのに。
私がゲームが好きだって覚えていてくれたことが。
アキトさんが誘ってくれたことが。
お姉ちゃんが行けないってわかっていて、まず出てきたのが私だっていうのが。












「ラピスちゃん、中学入学おめでとう。とてもよく似合ってるよ制服」
「ふふふ、アキトさんだって入社おめでとうございます」




アキトさんは私がプレゼントしたネクタイを。
私はアキトさんがプレゼントしたリボンを。
それぞれ交換して、それぞれの記念となる日を祝った。
それは新しい出発の日だった。
そして、私はもう一つの出発をすることを決めていた。






「アキトさん……」
「ん?どうしたんだい?ラピスちゃん」
「私ずっとアキトさんに言いたかったことがあるんです」




それは、私の恋心に決着を付けること。
お姉ちゃんの恋人だっていうのは知っている。叶わぬ恋だっていうのは最初からわかってる。
それでも一つの区切りを付けたかった。新しい場所への出発の日に、私は臆病だった私からも出発してしまいたかった。
想いを秘め続けることの方が強さだとわかっていても、私は、弱い私は耐え続ける苦しみよりも終わらせる痛みを選ぶことにしたのだ。
気持ちに区切りを付けて、私は正真正銘アキトさんの妹で年下の友人としてちゃんと振舞えるようになれるのだから。
だから、私は、もてる限りの勇気を奮う。






「私は……ずっと貴方が好きでした。初めて会ったときから、ずっとアナタだけが」






言葉と共に、足から力がすうっと抜けていくのがわかった。安心してしまったのだ。張り詰めていたものが切れたのだ。
たとえ結果がわかっていても、それでも私の中の臆病な私は、自分の想いを告げることができたことに満足しているのだ。
地面を踏んでいる感触が消え、私は抗うことも無くその場に崩れ落ちた。
けれども冷たい地面の感触はいつまでたっても無く、代わりに頬に触れたのは硬く温かな彼の胸。
背中に回されたのは、初めて会った時のあのごつごつとして、温かく大きな手。
勢い良く中華鍋を手繰り、美味しい料理をいっぱい作ってくれる力強くて優しい手。
私の大好きなあの手であった。




「俺も……君が好きだ」


耳がおかしくなってしまったのかと思った。
だって、想定していた言葉は『ゴメン、俺にはルリちゃんがいる。君のことは妹としか見れないよ』というものだったのに。
私はとうに覚悟を決めていたのに。それこそ泣き出さない自信はなかったから、すぐに彼の前から走り去って、家でワンワン泣いてやるつもりだったのに。
これではシミュレーションから大きく逸脱してしまう。だから言わなければ
『もう、そうやって優しい慰めなんていらないですから。みえみえの嘘なんて駄目だよアキトさん』
と、フラれることなんて何でもないと、平気でへっちゃらないつものラピスちゃんをしっかりくっきりはっきりと見せ付けなくてはいけない。




「いつ…?いつから…ですか?」


それなのに、私の唇からは、全然意図しない言葉がさらさらと砂のように手繰り、引き戻す間もなく零れ落ちる。




「いつからかなんて忘れたけど、いつの間にか……としかいえない」
「お姉ちゃんがいるのに」
「わかってる。自分でも最低だって思ってる」
「それでも私の…私のことが……」




言葉、それ自体が重みを持っているように、引力に引き寄せられるように。
私の想いを刻んだ言葉は、私の手綱を容易く逃れていく。抗いがたい引力に引かれているように。




「それでも私のことが ――― 」
「ああ、好きだ」




いや、事実、私の言葉は引力に引き寄せられてしまっているのだ。
アキトさんの言葉という、どうにも太刀打ちなんて出来るわけがない、強い、強い、強い引力に引き寄せられてしまったのだ。
違う、引き寄せられているんじゃない、寄り添いたがっているのだ。
引き寄せられているなんて言い訳をしているだけで、勝手に私の想いを言葉は素直に表わしてしまっているのだ。






「嬉しい……」






頬が熱い。涙が溢れていると気付いたのは、アキトさんの姿がぼやけてしまったから。
もっとちゃんと、もっとずっと見ていたいのに、もどかしくなる。
彼の前では泣かないと決めていたのに。
家に帰って、彼の居ないところで存分にワンワン泣いてやるつもりだったのに。
シミュレーションは全部御破綻だ。




でも、それでも構わなかった。




嬉しくて流す涙は、生まれて初めてで、それはとても心地良いのだから。
優しく指先で拭ってくれる彼の手に、自分の手をそっと重ねる。
胸の鼓動が煩い。初めて出会った頃と一緒だ。けれど、違うところもある。
必死に鼓動を聞かれまいとしていたあの頃と違って、今は、聞いて欲しいと思った。
こうして手を重ね合わせることで、伝わったら良いのにと思った。


アナタを想って、アナタの言葉で、アナタといるだけで、こんなにも歓びに高鳴っているのだと、自分の胸から溢れる感情の10分の1でも良いから訴えかけたかった。


こんなに幸せな事があるなんて、私はちっとも知らなかった。
だからこそ、気付けなかった。
幸せに完全に舞い上がってしまっていた私は夢にも思わなかった。


















「ラピス……許さない……よくも、よくも…」








私と彼の姿を、姉が見ていたなんてこと。
だから、当然知らなかった。
私達姉妹の絆がもう二度と元に戻らなくなったということを。










































































「何…これ?」
「前回までのあらすじ」
「嘘を言うんじゃありません!!」




食堂のテーブルをガンと叩きながら声を荒げるのは、ご存知真っ黒くろすけこと天河アキト。
ネルガル内女子社員に絶大な人気を誇るタラシ野郎こと天河アキトです。




『この人になら騙されてもいいと感じる男』、第2位。
『雌犬に調教されたいかもと思う男』、第1位。
『苛立ち紛れに頬を叩かれてもいい』第1位。


と、アンケート結果も圧倒的なものであったりします。惜しい、後一つで三冠王だったのに。
そして、またの名を、プリンスオブ……ってめんどくさいので、もうプリプリって略しちゃっても良いでしょうか。今更過ぎて逆に引くわ。あと恥ずかしい。




「ちょっとマテ。プリプリって後半のプリは何処から持ってきた」




プリンスオブダークネスはプリンプリンなのがお好き、からです。




「またの名をっつたろ。名前じゃねぇしそれ。文章だし。しかも悪質なデマだろ、つーか、地の文のフリをするなユーリ」


あ、バレました?
















〜アキトとラピスと時々ユーリ〜〜その三:ハンドカノンでチマチマ敵を倒すブラックサレナの渋さに気付けないうちはまだまだ中二のままだよ、ボーイ達〜












「で、上記の薄ら寒い話は何だいラピス?」
「前回までのあらすじ」
「表情一つ変えずいけしゃあしゃあとッ!?」




クールビューティーラピスに死角は無かった。
アキトの顔が待機状態のPSPの電源ランプのように点滅する。
青色発光ダイオード、とラピスはぼんやりと、胡乱気に呟く。その様はランプ見て軽くトンでる少女のそれにちょっと近い。


「どうせ前回の更新から忘れ去られている。大半の人が『やれやれ、コイツも二、三話で放棄したクチかwww』とか『ハイハイ、逆行アキト無双が始まるんだろどうせ。200通り見たっつーの』とか思ってるだろうから、だったら、何事も無かったように古きよきラブコメ路線にしようと…」
「上の文章、明らかに略奪愛だったよね。しかも社会人と中学1年生の恋だったよね?後ろにお縄が付く恋愛ですよね?ラブコメつかレディコミですらねぇよ!!」
「安心して、レールガンの短パン娘もアレで中学2年生。中学生なら十分電撃のヒロイン張れる」
「ナデシコは角川だろうが!?」




まぁ、どっちも角川グループですからね。
つか短パン中二に見えませんね。いや、ある意味あの作品の登場人物全員『中二』ですけどね。


ヘ(^o^)ヘ    |∧  
  /


きっと『国民的昼の代表』と書いて『タモサン』と読むとかそんな感じ?




「でも、いつまで経っても船の中でグダグダしてるだけの、話じゃあ読者も飽きる。折角逆行したのに?」
「何故最後を疑問系で締める」


いや、だって、前回からどれくらい経ったと思ってるんですかアキトさん。
ユーリって髪の毛何色だっけ?もう金髪で良いか、とかそんなんですよ、楽屋裏。
ちなみに、コレを読んでいる人はユーリの髪は見る人の精神の安定を示すグラフのような役割をしており、人によって色がちがっていたりする、なんてロールシャッハ?な感じだとか、
光の当たり方によって銀とか桃色とか金色とか青とか緑に見えるんだよとか、そういう感じでよろしくお願いします。
いいんだよ、こまけぇこたぁ!!読みたいように読めばいいんだよ。


「とにかく、これからの事だけでも決めよう」
「そうだね。ここは逆行らしく世界を自分に都合のいいように作り変えちゃう?」


流石はラピスさん。歯に衣着せずとはこのことです。
まぁ、外れちゃあいませんが。
しかし、アキト……てか、もう地の文ユーリなんでマスターとお呼びしますが、マスターは渋い顔です。


「しかし、俺達の都合で勝手に世界をどうこうしてもいいのだろうか?第一ナデシコはもう出港したんだろう?それも、其処にはこの世界の俺がいるわけだし」
「ま、ね。でもさぁ、イチイチ逆行先の人の都合なんて考えてたらキリ無いよ?此処はどーんと火星の帝王になるとか、100人切り(※性的な意味です)とかしちゃったら」


ラピスはどうやら自分が正妻であれば、夫の火遊びには寛容なようです。
キシャーにはなりませんから、安心ですね。いや、ホントコレが嫉妬深かったらとっくに中に誰もいませんよ、死んじゃえばインダー。
そんな理解ある妻(幼)にむせび泣くかと思いきや、マスターは苦い顔。
煮え湯を、苦虫を磨り潰したものと一緒に煎じて飲んだように苦い顔です。




「とりあえず、お前が俺をどうしたいのかは突っ込まないで置くが、今更俺はそんなことをする気はない」
「この世界に干渉しないってこと?じゃあ元の世界に帰る方法でも考える?遺跡ちゃんが言うにはノルマの都合で簡単には帰れないよ」
「まぁ、ムキになって帰るつもりもない、何と言うか、普通に生活すればいいんじゃね?とか思ってる」
「ああ、あの退屈だが愛しい平穏な日々よ再びってこと」
「そういうこった」




ああ、なんていうことでしょうか、この男。
折角逆行という強くてニューゲームが出来る環境にあるというのに、あろう事か『普通の男の子に戻ろう♪』ですよ。
そう言って、あのチャイナ刑事は一体どれほどの年月を百烈キックに費やしていることか。
もはや、カモシカのような足じゃなくてサラブレットみたいな足ですよ、ホント。
人を殺せる蹴りを放つ足ってこういうのなんだろうなっていうね。
それはともかく、この男、多少顔がイケてるからと言って少々天狗じゃないでしょうか。読者を喜ばす気ゼロですよ。
読者はアキト無双を望んでいるというのに、何たる腑抜け!!幼女との穏やかで慎ましい生活が所望ともうされるか!!




「ユーリ、ちょっと鼻へし折らせてもらっても良いかな?大丈夫、峰打ちにはするつもりだから」
「落ち着いて、アキト」
「庇うのか、こんな腐れAIを!!」
「違う。アキトのDVはドメスティックヴァイオレンスじゃない。ユーリにとてはどんと来いヴァイオレンスだから。ユーリの業界では寧ろご褒美だから」
「爆発すればいいのにな…」




力なく項垂れるマスターもとっても素敵です。
黒いマントに黒いバイザーというシュール極まり無い姿とのアンバランスがまたそそります。




「アキト、私は賛成だよ」
「え?」




ラピスは天使のような、淡い花びらのような優しい笑みを浮かべます。
ラピスマジ天使。




「戸籍も偽造しておいたし、私、もう生理始まってるからアキトの赤ちゃん産んであげられるし、アキトがここで私とアダムとイブみたく暮らしたいっていうの、全然オッケーだと思う」
「そこまで言ってないよね?やめてくんない、俺の株価を積極的に下げるような真似」
「当面にあたっては、まず外に出る際のアキトの服だよね」




ラピスはガンスルーでマスターの全身を眺め回します。
諦めの境地にいるのか、マスターも気を取り直して、自分の姿を確認します。




「そんなに変か?」
「うん、変。マントにバイザーにタイツとか、街中で闊歩してたら狂気の沙汰」




劇場版なんて、これで電車に乗ってましたからね。
ルリさんの恋する乙女フィルターが無かったらドン引きです。


「じゃあ着替えてくるか…」
「あと、黒のスラックスと黒のシャツとか合わせるのも止めるようにしないと駄目」
「え、何で…」
「黒で全身統一するなんて『僕はオタです』って宣伝してるようなもの。恥ずかしくて外歩けない……っていうか一緒に歩きたくない」




黒のレザーのロングコート着てるのに、頭が坊ちゃん刈りなんて人リアルにいますからね。








「じゃあ、まずは、アキトの服を買いに行くために外を出歩いても恥ずかしくない服を買わなきゃだね」
「ああ、そうだな」


そうですね。








「ん?」
「?」


あれ?








「………」
「………」


 …………。
















全身黒尽くめで行きました。
途中三回職質に遭いました。
















つづく……んだかつづかないんだか、それはネ申のみぞ知るが、正直知ったこっちゃないだろう。






















以下、このナデシコに置けるキャラクター事典。






「何故事典なんだ?登場人物紹介でいいじゃないか」
「そんなことして、やたら登場人物紹介だけ気合入って本編即効凍結っていうイタイ例がどれくらいあると思ってるの?」




実際、キャラクター設定に割いてるページの半分にも満たない話が二話だけあって、凍結っていうのがありますからね。




「………つまり、アレか。これは登場するキャラの設定集ではなく、あくまでもナデシコにはこういうキャラクターがいるよという」
「そう、平成生まれの為のナデシコキャラ図鑑。ウィキよりもわかりやすいよ」
「キタネェ…」




そういうもんですよ。














・天河アキト(黄)




ラブコメ要因。ゲキガンガー好き。ちなみに、上記の逆行先のアキトのプロフィール。


7歳にて大学入学。
8歳にして味皇料理会にスカウトされるも、断る。だって陽一君のママンがいないんだもん。
9歳で博士号取得。
11歳でエステバリスパイロット。
12歳にして自分の部隊を持つ。
13歳にして凄腕の傭兵として数々の異名を持つ。『ウッカリ堕天使』『酔いどれエクスカリバー』『静かでいて、激しく、荒々しい死神』『冷静と情熱の狭間』etc…
14歳の時、戦いの空しさを覚えると共に、気まぐれで医師免許取得。
15歳の時、ノリと勢いでウルトラエステバリス開発。特許料は恵まれない子供達に全額寄付、マジキチ…天使。
16歳になって、それまで八つ当たりだったり趣味だったり、気まぐれだったり、暇つぶしで行っていたマシンチャイルドの保護数が100名突破。おめでとう。
17歳の誕生日、マシンチャイルドに誕生日を祝われている時に、自分が逆行者だと気付く。なんかようわからんが、木連ムッコロス!!と決意。ホント何でだろ。
18歳にして、ナデシコにスカウトされる。プラチナとかダイヤモンドとかゴールドとかストーンとか、そんな感じのマシンチャイルドを妹ということにして乗艦。ノリに乗ってバッタ1万匹を倒すというアキト無双を行う。この時点で合流予定のリョーコとかは空気になるので、あとはハーレム要因としての役割が待つのみなのだが、どうでもいいか。


口癖は「フッ」とか「地獄を見た事はあるか」とか、何かその辺。適当に語尾につけてる。だって口癖だから。


乗機はウルトラエステバリス『ブラックサレナルシファーアンダーザスカイダークネスツヴァイ』
ディストーションフィールドを応用した『暗黒閃光断裂竜神波』『雷迅疾風鳳凰斬』『神魔封滅地獄極楽安楽死』などの必殺技は強力無比の一言。
どれくらい強力かというとチューリップを50回破壊するくらいだし、次元に影響を及ぼすレベル。
凄過ぎてここでは書ききれない理論で成り立っている。しかも、更に奥の手を隠しているとか。なん……だと…?


料理は超ウメェ。ホウメイさんが逆に弟子入りするくらい。
スマイル一つで、半径三メートルの女を腰砕けにする。
ナデナデすると女は股座を濡らす。
多分その内、愛を囁くだけで妊娠させれるようになる、少子化対策も考慮しているアキトさんマジ男前。








・キュアサンシャイン(艦長)


副業でナデシコの艦長さんをやってるんだぞ、ブイ。
本業はお兄様と町とお兄様と友達とお兄様と平和とお兄様を護るために戦っているヘソだし金髪ツインテール。
男装っ子がオッケーなら、男の娘もオッケーだろう。多分第五のプリキュアはお兄様だと思う。妹がサンシャインだから、キュアスターライトとか。
艦長は副業なので、ちょくちょく休みます。バイトなんてそんなもんさ。










・ウリバタケ・セイヤ


作者の嫁








・ハルカ・ミナトさん


作者の嫁、その二。








・北辰


イマイチよくわかんない人。強さとか立ち位置とか考えとかね。
尺の都合を考えて、ヒット&アウェイやってりゃ勝てた勝負であえて敵の土俵に付き合って、きっちり時間以内にやられるという凄まじいエアリード能力。
最近のガンダムのキャラに欠けているのはこういうところだと思う。
作品によってかませ犬だったり、サザビーに乗ったシャアくらい強かったりと忙しい人。
具体的にこと人がアキトに何やったのかはわからないけど、だからこそ想像すると興奮する。
復讐鬼萌えで妖精萌えの駄目な大人。
妖精萌えでさえ実はフェイクで、復讐鬼の気を引くためという呆れたツンデレっぷり。デレが間に合わず圧死。






・メカ北辰


上半身が残っていた所に目を付けられた北辰が地獄から復活した姿。
太陽炉で動かそうとして失敗。
フェイズシフトをつけようとして失敗。
結局水素電池で落ち着きました。
ノーマルモードの豪鬼にストレート勝ち出来る強さなので、生身で戦おうとするのは止した方が良い。
尺が足りなくなったり、打ち切りになった場合、無駄に設定を練ったラスボスを出すことが出来なくなった場合のピンチヒッターラスボス。
生まれ変わった『夜天光・激情態』は顔がちょっと違う以外は、錫杖が刀になったところで、他は以前と同じ。
でも強さは三倍なので、ブラックサレナはまず勝てない。まぁ、内助の功と称したラピスさんのハッキングによって勝つんでしょうけどね。








・星野ルリ


本編のヒロイン。
つい最近まではギアスに掛けられて撃ち殺された悲劇の皇女だったが、R2に出続けることの方がよっぽど悲劇だったとシャーリーと胸を撫で下ろした。人間何が功を奏するのかわからないものだ。
アキトのストーカーという印象が何故か付いてしまているのだが、まぁ気のせいだろう。


『アキトさん、何で帰ってきてくれないんですか?ユリカさんも待っているのに!!』
『俺はもう以前の俺じゃないんだZE。俺の手はすっかり血に汚れちまったさ』


というやり取りは最早マンネリを通り越して吉本ばりのお約束と化している。例:『志村後ろ後ろ』
積み重ねが時の洗礼を受け一つの様式美と化し、伝統へと昇華される『和』の一面を表わしている非常に興味深い例。
ラピスに「やだーキモーイ。ツインテールが許されるのは17までだよね」と言われ、19歳現在はストレートに下ろしていたりする。
                   


















アキト(黒)


このお話の主人公。
仮性wwwの後継者をぶっ潰してたけど、何かもう気が済んだので、そろそろ社会復帰を考えている。
正直、10歳年下の彼女に養ってもらっている現状に危機感を抱いている。サイゾーさんのところで住み込みで働けないか考察中。
身体は八割回復。凄いね、人体。






ラピス(桃)


このお話のヒロイン。
内助の功として、ネットマネーを転がす毎日。FXとかで荒稼ぎした収入は、ネルガルの汚い仕事で設けたアキトの20倍。
男のプライド粉々である。特に驚くべきことではないかもしれないが、耳年増ではなく、既にアキトによって開通済み。
キーワードは『媚薬、催眠術、忍耐の限界』。何があったかは推して知るべし。






ユーリ(淫)


このお話の……何だろ。
女装っこ。勘違いされガチなのであるが、性同一性障害ではなく、あくまでも女装が好きな同性愛者。
男としてアキトが好き。ここはかなり重要らしい。どうしてこうなった。



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