スーパーロボット大戦α 〜Future Story〜


  プロローグ


かつて大戦があった。その戦いは地球、太陽系すべてを巻き込んだ・・・

地下勢力の地上侵攻、それと同時に人類同士による戦い、そして宇宙からの侵略者。

しかし、これらの敵はある特殊部隊の手により倒された。

その部隊の名は「αナンバーズ」

彼等は勇敢に戦い、地球に平和をもたらした。

異星人との戦いも幕を下ろした。

だが、悲劇はこのあと起きた。


新西暦198年、地球圏を突如謎の敵「アンデッド」が襲い始めた。

αナンバーズは自らを犠牲にし、「アンデッド」を倒したのだった。

連邦軍も総力をだしきり、奴等を倒した。

しかしその代償は大きく、この戦いにより連邦軍の力は疲弊しきっていた。



新西暦199年、連邦軍は解体され、新たに新地球連合軍となる。

だがαナンバーズという抑止力が消え、連合上層部は危険因子と判断したジュピトリアンに木星からの退去を命じるが、彼らはこれを拒否。

連合は武力行使を実行し、すでに抵抗する力の無い彼らは簡易コロニー、月へ強制退去させられた。

しかしこれにより、纏まりかけていた地球とコロニー間では再び対立が生まれ始める。



新西暦200年、軍の弱体化に伴い、各コロニー、月で独立運動が高まり、連合はジュピトリアン同様武力、内部工作によって事態を収拾する。

その後、連合軍は彼らの存在を歴史から消去した。



そして新西暦203年、軍備が完全でない連合に、新たなる脅威に打ち勝つ力はなかった。

突如として再び世界中に現れた者達、「アンデッド」。

連合は持てる力をだしきり多大な犠牲と引き換えに全ての獣たちを倒したはずだった。

しかし、その考えは甘かった・・・



新西暦250年、連合は世界各地に「コア」と呼ばれる軍事施設を建設。



新西暦300年、突如襲来した無人兵器により月・火星は占拠された。

この兵器は「木星トカゲ」と呼ばれていた。

同時に民間企業「ネルガル」はこの「木星トカゲ」に対応するため機動戦艦「ナデシコ」を発進。

しかし、木星トカゲの正体は、百年前に月を追放された人類だったのだ。

だがナデシコの活躍により「トカゲ戦争」は終結。そして和平条約が結ばれ、再び平和が訪れるはずだった。

その後、旧木連の草壁中将らにより、「火星の後継者」が発起。

この事態を終結させたのは「ナデシコC」艦長ホシノ・ルリ少佐だった。

しかし、戦いはまだ終わってはいなかった。

物語はこの七年後、新西暦312年から始まる。

再び、「アンデッド」の活動が確認されたのだ。

戦いが始まる。最初はアンデッドを倒すことだけだったのが、それは、人の核心に迫る戦いに変化していく・・・







次回予告

平和は再び破られた、そして世界は再び危機に陥る。
そこに現れし鋼の戦士達、戦え!! 平和を取り戻すために・・・


スーパーロボット大戦α 〜Future Story〜


第一話「戦火の狼煙 いざ戦場へ」

??「「さあ、俺達の初陣だ!!」」








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