シルフェニア五周年記念作品
機動戦士ガンダムSEEDC.E.73凾`STRAYアフター3
カイトの受難?



ジャングルの中を走り続ける一機のモビルスーツ。
そのモビルスーツは俗に『ガンダム』と呼ばれる頭部をしていた。
赤地に白い十字の入った機体のその背部には大きな翼のようなストライカーパックが装備されていたが、それを使うことなく走り続ける。
そう、それはカイト・マディガンの所有するモビルスーツ『テスタメント』であった。
そしてそれを追いかけている機体は、赤いソードカラミティとレイダー制式型。そしてゴールドフレーム天ミナ改だった。


ゴールドフレーム天ミナ改から全力で逃げているテスタメント。
操縦するカイトの額には汗が浮かんでいた。
「何でこんな事に……!」
その必死さは、けっして恋人同士が波打ち際で戯れて『ほーらつかまえてごらんなさい(はぁと)』『よーし(はぁと)』……、などと言うキャッキャウフフ的な物ではありえない。
その言葉の通り『必死』なのである。
なぜそこまで必死なのかと言うと……捕まると運命が決まってしまうからである(大笑)。
テスタメントとゴールドフレーム天ミナ改の二機は核動力とNJキャンセラーを装備しているため、半永久的に行動できる。そしてコーディネーターであるため体力に自信のある二人はいつまでも追いかけっこを続けているのだった。
……飛んで逃げればいいのでは?という意見もあると思うが、飛ぶとレイダーに捕まるのでそれも出来ずにいたのだった……。



━━━以前より友のために戦うカイトを気に入っていたミナは、ジェスの結婚式の最中にカイトを自分の城に連れて行った。
と言うよりは拉致していった(笑)。
ソキウスたちに両手両足を抱えられ、口をふさがれたたカイトは狩りの獲物よろしく誰にも気づかれること無く連れられていったのだ。


実は、色々な女性にコナをかけてきたカイトであったが未だにミナにはそう言った行為はしていなかった。
それに業を煮やしたミナが強硬手段に出たのだった。
親友のジェスは結婚式の最中。
ロウを始めとするジャンクギルドの連中も結婚式の最中。
助けに入る人間のいない状況でカイト一人を城に招待する事を強引に実行したのだった。
一応と言うかなんと言うか……犯罪であるのだが……。



紆余曲折あったが一応『招待(『拉致』と言うことは許されない)』された以上己の分はわきまえているカイト。
そして……。
夜、全身をキスマークだらけにして逃げだしていた(笑)。
どうやらミナはカイトを懐柔しきるまで待てなかったようである。

逃げ回るうちに格納庫にたどり着くカイト。
そこまでの道のりは本当に大変だった。
エアダクトに逃げ込んだり、ダストシュートに飛び込んだり……。
気分はすでにキツネ狩りのキツネかうっかり見つかってしまいマフィアのアジトから逃げるスパイである(笑)。
追い詰められたカイトは辺りを見渡すと自分のテスタメントが運び込まれているのに気がついた。
天ミナ改と一緒にミナの艦に積み込んできたのである。
「やった!アレさえあれば……!」
すばやく乗り込み起動させるカイト。
そして閉まっている格納庫の扉をサーベルで切り裂いて脱出に成功するのだった━━━



核エンジンとVPS装甲の能力を駆使して大気圏を一気に突破して南米のジャングルに降り立ったカイト。
しかしすぐさまに追っ手はやってきた。
赤いソードカラミティ。
三機しかないソードカラミティの内、レナ・イメリアの乗っていた初号機はカイトのコレクションになっている。
そして三号機は今現在自分を追いかけているはずで、まだここにはたどり着いていないはず。
とすれば残るのは二号機。
南米の英雄『切り裂きエド』の愛機である。
『来たか、カイト』
エドは事故に見せかけてベルと一緒に殺されるところをミナたちによって助けられている。
その為、ミナの依頼を断る事など出来なかったのだ。
……ちなみにこの機体はカイトがピンハネしていた機体であったが、カイトのコレクションの大半が破壊されると言う事態に陥り、その修理のため売りに出されたものをミナが買い取り、エドに贈っていた物だったりする(笑)。
『悪いなカイト。これも浮世のしがらみって奴でね』
「エド、てめぇ……」
ぎりり、と歯を鳴らすカイトだが飛べないソードカラミティなら飛べば逃げ切れる。
そう判断し、踵を返すとディバインストライカーを展開した……ところでビームブーメラン『マイダスメッサー』が飛んでくる。
━━━ソードカラミティは元々が砲戦主体のカラミティであるため腹部の580mm複列位相エネルギー砲『スキュラ』に加え、対艦刀『シュベルトゲベール』も柄の部分からビームを発射できるようになっているため中距離砲戦能力も保持している。その上、死角から弧を描いて飛んでくる『マイダスメッサー』などもあり上空にいるからと言って決して安心できる機体ではないのだった━━━
『……悪いがあっさり行かれるとこっちも困るんだよ』
不敵に笑うエドの乗るソードカラミティを睨みつけるカイトだが、その頭は冷静にこの場を逃げ出す方法を考える。
(考えろ考えろ。コイツの目的は俺を殺すことじゃない。そもそも戦闘時間に限りのあるバッテリー機である以上、かわし続ければ奴の方が先にへばる。ならコイツの目的は━━━!)
エドの目的が時間稼ぎにある事に気づいたカイトは一気に逃げを打つ選択に出る。
「悪いな!お前に付き合っているヒマはこっちには無いんでね!!」
そう言うとディバインストライカーを展開し、辺りにチャフと煙幕を撒き散らすテスタメント。
『ちぃっ!?』
すかさずシュベルトゲベールの柄の部分からビームを発射するが、チャフと煙幕にビーム減衰効果を持たせてあるらしく、当たらなかった。
『なら!』
カラミティがマイダスメッサーを投擲するとちょうど出鼻をくじかれる形でテスタメントがマイダスメッサーを叩き落していた。
「くそっ!?」
(奴がここにいるって言うことはすでにミナには俺の居場所がバレてるって事だ!時間をかけるのはヤバイ!)
穏便に済ますことを諦め、カラミティに斬りかかるテスタメント。
しかしそれこそエドの思う壺だった。
『今だ!』
その言葉と共に現れたのはフォビドゥンブルー。
エドの恋人、ジェーン・ヒューストンの愛機である。
「なっ!?」
『悪いね!けどこれもアタシたちのためなんでね!』
二対一。多勢に無勢。
追い詰められていくカイトはある種、禁断の技を使った。
「うおりゃぁっ!」
『きゃあっ!?』
『ジェーン!?うぉっ!?』
フォビドゥンブルーの腕を掴んだテスタメントが核動力機ならではのパワーでカラミティに投げつけたのだった。
絡み合って起き上がれなくなった二機を確認したテスタメントは身を翻して空へと上がる。
『やれやれ……だな。でもまあ、最低限の仕事はしたぜ、ミナさんよ』
起き上がれないカラミティの中でそう呟くエドだった。


そう。確かにエドたちは最低限の仕事はしていた。
それは、時間稼ぎ。
エドたちの時間稼ぎの間にミナの部下のソキウスたちが追いついてきたのだった。

「くそっ!しつこい!」
ソキウスたちはソードカラミティとレイダー制式型に乗ってきていたため上空に逃げる事が難しくなってしまった。
レーダーにも映らないごく低空を必死になって飛ぶテスタメントは、かつての伝手を頼りながら逃げ続けた。
「なんとか……なんとかオーブまで逃げれば……」
必死になっていたカイトは忘れていた。
自分が誰から逃げているのかを……。



そしてどうにかオーブまでたどり着くカイト。
ここのジャンクギルドにはジェスが滞在している事を確認していたカイトはジェスに匿ってもらう事にしたのである。

「ジェスぅぅぅぅぅぅっ!助けてくれぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
受付でジェスの居場所を聞き、ジェスのいる会議室に突入してくるカイト。
その顔は涙と鼻水でグショグショであり、いつもの伊達男の様子は全く無かった。
そんなカイトに普段のままのジェスが尋ねる。
「カイト、どうしたんだよ?結婚式の途中でいなくなるなんて」
「助けてくれ!色々あったんだ!!」
あまりに珍しい、取り乱すカイトという絵面にちょっと引くジェス。
「いいけどさ……。あ、そういえばロンドさんと婚約したんだって?おめで……」
「めでたくねぇぇぇぇっ!無理矢理だぞ!?拉致なんだぞ!?どこがーー!?」
全力で叫ぶカイト。ここで否定しておかねば未来が無い、と言った様子の必死さだった。
「え……、でも今ロンドさんから聞いた話だと……」
「……『今』……?」
ジェスの言葉を反芻するカイトの肩を大柄な女性の手が『がっしり』と掴む。
「待っていたぞ、愛しい人よ」
カイトの背後にいたのは……件のロンド・ミナ・サハク本人であった。

━━━カイトのミス。それはロンド・ミナ・サハクが元々オーブの有力氏族であった事を忘れていたことである━━━
古巣のオーブではミナはかなりの権力を持つのであった……。


当然のようにミナに連れて行かれるカイトをハンカチを振りながら見送るセトナと写真を撮りながら見送るジェスであった。
なお、この二人に関わりの深いジャンクギルドメンバーなどは早速生まれる子供の性別当てで賭けを始めていたりするが、詳細は割愛(笑)。



さらに一年後……
子供連れのミナに連れられたカイトの結婚式が行われた。
勿論カメラマンはジェスである。
親友の結婚式に、最高の写真を撮ると息巻いていた。
アウトフレームのガンカメラも使うところは行き過ぎとも思われるが(なお今回ジェスが乗っていない時のガンカメラ操作はジェスの指示で『8』が担当している)。
ちなみに式場の門のところにはゴールドフレーム天ミナ改を始めとして、レッドフレーム、ブルーフレームセカンドツヴァイの三機のプロトアストレイに加えて、パーツ状態から組み上げられたトロアのグリーンフレームとジャン・キャリーの白いM1、そしてアウトフレームDがそろった『アストレイズ』が招待客を迎えるように並んで立ち、その反対側には出席者の代表としてアカツキ・ストライクフリーダム・∞ジャスティス・ストライクルージュ・ターンデルタアストレイ・アストレイマーズジャケットが待機していた。
ハッキリ言ってプラントとオーブとジャンク屋ギルドと火星を代表するそうそうたる顔ぶれである。
そして式場の十字架の位置にはテスタメントがVPS装甲を起動させて待機……いや『十字架』になっていた(笑)。ちなみに十字架の後ろの垂れ幕はアウトフレームDのシューティングコートの流用である。
加えて言うなら神父はマルキオであったりする。
SEEDシリーズに出てきたメインキャラの総出演とも言える結婚式である。
その他のメンバー、ディアゴやディアッカ、イザーク、アイザック、イライジャ、カナード、ジャン・キャリー、バルドフェルド、シン・アスカ、レオンズ、ルナマリア、キサカといった面々はモビルスーツや生身で式場の警備である。……かなり豪勢な警備状況だが、ミナやその他の出席者の重要性を考えれば当たり前かもしれない。
空中でアクロバット飛行を見せるのはオーブのムラサメ部隊とプラントのバビ部隊、そしてサハク家のレイダー部隊であった。
広域警護も兼ねたこの部隊は『変形』という通常の航空機では不可能な機動で観客を魅了していた。
ただし……もっともそれを楽しんでいたのは紫色のムラサメを駆って飛んでいた元アーマー乗りのムウであったことは……、マリューの頭痛の種である(笑)。


そして控え室ではミナと近しい者たちが出番を待ちながら話に花を咲かせていた。
そんな中、ベビーバスケットの中の赤ん坊が泣き出したのに気づいたカガリがミナに声をかける。
「おい!赤ん坊が泣いているぞ!」
「ふむ……。ミルクの時間か……」
ちらりと時計を見たミナは、そう言ってウェディングドレスの胸をはだけ、子供にミルクをやる。
さすが母親……と言わんばかりの風格で母乳を与えるミナに、式に来ていたカガリたちは神々しささえ感じるのだった……。
ちなみに控え室にいた男性陣は連れの女性から目隠しや目潰しを受けていた。
「「「ぐあああああああっ!!!」」」
目を押さえ、のた打ち回るキラ・アスラン・ムウの三人。
アスランに至ってはカガリとメイリンの二人から攻撃を食らっていた。(避けろよ、コーディネーター……)
ロウは樹里に目隠しをされ、リーアムはすばやくそっぽを向いていたのでプロフェッサーに目隠しをされることはなかった。
なおジェスもその場にいたが……、その姿をカメラに収めてからセトナたちに思い切りつねられていた(笑)。
「おー、おー。よく飲むなぁ」
感心したようにカガリが呟く。
「育ち盛りだからな……。しかし、こうして母乳を与えるといかにも己の血肉を分けている実感が湧く」
「そうですか……。私たちも早くそうなりたいものですね」
「全くだ」
「はい」
ミルクを飲んだ赤ん坊の背中を叩き、ゲップをさせているミナの話に『次は自分が!』と決意を新たにするラクスとカガリとメイリン。
「いや、お前たちでは無理かも知れんな……」
「……それはどういうことでしょうか……?」
ラクスの目が細くなる。
「何で私たちでは無理なんだ!?子供が出来ないとでも言う気か!?」
カガリは怒気を出している。
「……」
メイリンは泣きそうな顔であった。
確かにコーディネイター同士のカップルである場合は生殖が難しいかもしれない。だがナチュラルとコーディネイターのカップルなら生殖確率はずっと高いはずだ。
「……ああ……、言い方が悪かったな……。子供は問題なかろう……。ただ……」
「「ただ?」」
「その胸では母乳は出づらいのではないかと思ってな……」
ミナの視線は三人の胸に注がれていた。
悲しいかな、ミナより圧倒的に平坦なその部分に全員(キラたちも復活した)の目が注がれ……。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
「ちいっくしょぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
「酷いですぅぅぅぅぅぅぅっ!!」
泣きながら部屋を飛び出す三人。
「ラクス!」
「カガリ!メイリン!」
二人の男も追いかけていった。
「まだ何とかなるかも知れないから気を落とさないでね〜!」
何の慰めにもならない言葉を三人の背中にかける魔乳・ラミアス……もといマリュー・ラミアス艦長であった……(笑)。



そんな一幕もあったが、概ね準備は終わり……それぞれの席に着く前に思い思いの行動をしている参列者の中、ミリアリアはジャーナリストとして式場で取材をしていた。
そして立ち並ぶモビルスーツの中にアストレイマーズジャケットを見つけたミリアリアは一番事情を知ってそうな男、ジェスに尋ねた。
「ねぇ、ジェス!このモビルスーツのパイロットってどこにいるの!?」
「ん?そのマーズジャケットのパイロットなら向こうでセトナのガードをしているディアゴだぞ?」
ジェスが指差した方向にはジェスの妻のセトナとそのセトナを護るように立つ男がいた。
「そう、ありがと!」
そう言ってディアゴの方へ向かうミリアリアだった。

「ディアゴ!」
いきなり見知らぬ女性に呼び止められたディアゴは警戒心を露にする。
「ん?何だ地球人?」
「貴方、あのモビルスーツのパイロットなの?」
そう言って指を指した先には追加装甲をまとったアストレイマーズジャケットがあった。
「そうだが……。ん?お前確か……、そうかあの時の!」
「やっぱりアンタだったのね!」
合点がいったディアゴと確認ができたミリアリアにセトナが声をかける。
「何かあったのですか、ディアゴ?」
「いえ、大したことは……。この地球人は、オレが地球に降りた直後に出会った最初の地球人なんです」
ディアゴが説明をする。
「まあ、ミリアリアさんが?」
「ええ、そうよ。あの時はびっくりしたわよ。ユニウスセブンの落下を取材していたらいきなりモビルスーツが目の前の海に落ちてきて……その勢いで跳ね上がった海水でずぶぬれにされるし、カメラは錆びるし、コイツはそのまま行っちゃうし……」
その言葉を聞いてセトナの目が細くなった。
「ディアゴ」
「はっ、はい!何でしょう、セトナ様!」
「今のミリアリアさんのお話は本当ですか?」
「え、え〜と……一部に誤解があったり……」
「概ねは間違いないんですね?」
「はっ、はい!」
「………………後でお仕置きです(はぁと)」
「せっ、セトナ様!?」
ディアゴが慌ててお仕置きを回避しようとするが……結局無駄だった……らしい。
『らしい』というのはその後ディアゴがその事に付いて一切語ろうとしなかったからである。



この結婚式の後、ラクス・カガリ・メイリン・ルナマリア・マリュー・セトナ・ベル・リーカが妊娠している事が発覚(マテ)。
さらに翌年、ようやくロウと結婚できた樹里・ギュ−ルと同じくイザークと結婚できたシホ・ジュール(旧姓ハーネンフース)にも子供が出来た。
一足先に母親となったミナの元に新人ママさんズやこれからママになる友人たちが集うようになる。

その後の世界を大きく動かすものたちがここに集い……そしてそれぞれの戦場へ散っていく。
十数年後に起こるであろう大混乱(主に恋愛関係)を乗り切れるかどうかは彼ら次第……かどうかは不明である……。



余談ではあるが、この結婚式のしばらく後に起こったライブラリアンとの戦闘によってカイトとミナの仲が一時的に険悪になった事を付け加えておく(笑)。





あとがき

ども、喜竹夏道です。
シルフェニア○周年記念作シリーズの機動戦士ガンダムSEEDC.E.73凾`STRAYアフターの三本目です。
やっとカイトに恋人が出来ました、っつーか子供も出来ました。
これでカイト君はサハク家の婿養子決定です(笑)。
やったね逆玉!
でも子供の性別は決めてません(大笑)。
あと天の動力ですが、Wikiなどでもバッテリーとは書かれていないので核動力にしちゃいました。

ところでたまに急いでキーパンチをすると、『R』と『T』と打ち間違えてしまうことってありませんか?
今回の作品作成中、なぜかそれが多く発生し、『モビルスーツ』が『モビルスール』になったりして、しかも変換自体はスムーズにいっているものだから気づかないで、投稿直前に気づいて直したりしてました。
『モビルスール(機動する義姉妹)』ってなんやねん!
書いといて自分で突っ込むあほらしさに疲れてしまったりして……。

とりあえずこれで三年かかった機動戦士ガンダムSEEDC.E.73凾`STRAYアフターは完結です。
反響があったら書くかも知れませんが。
でも多分書くのはVSアストレイの話だよなぁ……。



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