IS学園



「此処がIS学園か・・・、意外にでかい・・・(アッシュフォード学園もでかかったしな〜、
僕が通う学園は何で大きいんだろ)」


ライが学園を見上げていると、校門から一人の教員らしき女性が出てきた。
あの人は、ISを乗っている僕を目撃した織斑さんだったか。


「あ、織斑さんって、今は先生と呼んだが適切ですね。お久しぶりです」



「お前は理解が早くて助かる」



「いいえ、でもこんな半端な時間にきて、教室に向うんですか?」


今は午後2時。


「いや、お前以外にも後二人転校生がいるんでな。お前達にまとめて一通り説明したほうが効率がいいからな」


「ということは、残りの二人はまだ到着してないいですね?」


「ああ、だが、直に来る」


そう言っていると、二台のタクシーが同時に学園の校門前に止まった。




(偶然かな?)

ライがそう思っていると、タクシーから二人の生徒が出てきて偶然だという事を理解した。


(なるほど、外国の子達か。飛行機の時間が重なったんだろう)



「お久しぶりです、教官」


「ここでは教官と呼ぶな。織斑先生と呼べ。この二人はお前と同じ転校生だ。
お前達は同じクラスに配属するから、先に挨拶を済ましておけ」


「了解しました。ラウラ・ボーデヴィッヒだ」



「あ、始めましてシャルル・デュノアです。
見ての通り男ですけど、よろしくお願いします」


男子の制服をきている子がが自己紹介をした。
ライもそれにつられるように二人に自己紹介をした。


「僕はライ・ランペルージ。君と同じ男だよ。僕のほうもよろしくね」


ライが挨拶すると、シャルルと織斑先生の頬が赤くなった。
例外として織斑先生の表情を見たすぐにライを睨みつけるボーデヴィッヒ。



「クッ・・・・(なんて破壊力だ・・・、一夏も相当だと思ったが上には上がいるものだな、
いや、次元が違うぞこれは)」


「う、うんよろしく」


「・・・・(教官にあんな顔をさせるこの男・・・)」



「知っていると思うが、私はお前達のクラスの担任の織斑千冬だ」



「あ! は、はい」


「これからよろしくお願いします」



シャルルはとっさに返事し、ライは丁重に挨拶した。




「お前達が今日この学園にいると騒ぎになるから、お前達は近くのホテルに滞在しろ。
寮に泊まるのは明日からだ。ホテルの従業員には言ってある」



「確かに、見ず知らずの男子が学園の中でウロウロしたら大騒ぎなりますし」


「そういうことだ。もっとも大騒ぎ程度になってくれるなら御の字だがな」

「「?」」


「それより、お前達はあしたの早朝に裏口に来てくれればいい。
それまでにこの学園の規則を読んでおけ。残り時間は好きにしても構わん」

「「「わかりました」」」


ホテルの場所を聞き、三人は移動し始めた。



ライ Side



会話が無い。というより、ボーデヴィッヒさんに睨まれてる。


(なんかしたかな?)



そんなことを思っているとホテルに到着した。

中に入ると、すぐさま部屋に案内された。


何故か、デュノアと同じ部屋だった。理由を聞くと
僕達は学園の寮では同じ部屋で過ごすから教師からは問題ないといわれたそうだ。


従業員は申し訳なさそうな表情を浮べていた。


僕達は気にしないでと苦笑した。



「えーと、ランペルージ君はどこの国の人かな?」


デュノアくんが質問してきた。無理も無いだろ、ランペルージの苗字とライの名前だと少し混乱するだろうし。


「ライでいいよ。それと、僕の血は半分は日本人だから、はっきり言ってしまえばハーフかな」


「あ、そうなんだ。僕の事もシャル・・・ルでいいよ」


「えーと・・・(なにか躊躇してたけど、それ以上にシャルルか・・・、
ルルーシュがいたら睨んでたか、壁を作ってたかも知れないな)、シャルって呼んじゃ駄目かな?」



流石になれなれしすぎるかな。

そんな風に思っているとデュノア君はきょとんとした表情で


「・・・シャ・・ル?」


「ああ、その嫌ならいいんだ」


とっさに、僕は言ったけど


「う、うんん、シャルでいいよ!!」


シャルは強くそれでいいといってきた。



「そ、そう、これからよろしくねシャル」


「うん」


シャルは幸せそうな笑顔をしていた。


(本当に男の子かな?)



(えへへ・・・シャル)



なんか、かつてシャーリーが浮べていた表情をしている。
そんな時だとミレイ会長が冷やかしていたなと懐かしく思う反面、
幻聴が聞こえた。


「ライ様とシャルル様が・・・・・そしてルルーシュ様が嫉妬して・・・
アーーーーーーーーーーーーー!!」



さ、咲世子!! なに、何であの人の幻聴が聞こえたんだ!?



「どうしたのライ?」


どうやら、挙動不審だったのかシャルはキョトンとした。


「いや、へんな幻聴が聞こえたんだ。少し疲れてるかもしれないかな」



「そうなんだ」


「気分転換がてらに町を見て回るけどシャルはどうする?」



「ぼ、僕はつかれてるから、いいよ」



「ん?そう、なら少し回ってくる」



シャル Side



ライが部屋から出て行って、僕はため息をついた。


「はぁ〜、一目惚れかな・・・、そ、そうだ、ライが帰ってくる前まえにシャワー浴びよう!」


僕はライは当分戻ってこないと思ってシャワーを浴びる為この場で脱いだのが間違いだった。



ライが直ぐに戻ってきた。



「え・・・?」

「へ・・・?」


時が止まった。


「えーと、財布を忘れちゃって・・・・」


「そ、そうなんだ・・・」


ライって意外とドジッ子?


それから、ライは僕が着替えなおす為。外に出ていってくれた。

僕は着替えなおして、ライを呼んだ。


「えーっと、理由を聞いたほうがいいかな?」


「う・・・うん、いきなりばれちゃうなんておもわなかったけど」



自分の中ではかなり動揺しているのがわかる、
このまま本国に連れ戻された何を言われるか想像したくない。


「僕も協力できるよ。シャルが男装するのには理由があるんだろう?
だったら、協力するよ。幸い同じ部屋だしフォローしやすいし」



僕が暗い顔をしてるのか、ライは僕に周りにばれないよう協力をしてくれるといってきた。


「で、でも迷惑じゃないの?」



「そんな事無いよ。此処でできた初めての友達なんだから、
遠慮はしなくていいよ」


ライはそういって、微笑んでくれた。

ちょっと複雑だけど、気持ちが凄く軽くなったのがわかった。


「ありがとう」


僕が感謝の言葉にするとライは僕を抱きしめてきた。

「ラ、ライ!」



ライ Side



「泣きたい時には思いっきり泣けばいいよ。我慢する必要は無いよシャル」



そう言ってやったらシャルは泣き始めた。

僕は泣き止むまで頭をなで続けた。


妹もやせ我慢したとき、こうして抱きしめて頭をなでてあげた。


あの時代、僕がギアスを手に入れるまで妹は苦しんでいた。


だから同じ様に自然に同じ対応をしたけど、シャルは少しは吹っ切れたようだ。




シャルは泣きやみ、自分が男装をして学園に入学する理由を話してくれた。




「そうか、でも僕も協力するから」


「ありがとう」


「それと、デュノア社の件は僕が何とかするよ」


「え!?」


「うまく説明できないけど、直接話せばシャルをデュノア社から引き離すだけじゃなく、
シャルが生活に困らないくらいの支援は約束させられるから。安心て」



ギアスを使えば可能だ。シャルの未来を確実に保障させられる言葉を言えばいいだけだ。

ギアスは夏樹さん達のところで一度使った。
政府の人間が結果を出さない研究所を取り潰すといってきた時に結果が出るまで待ってくれとギアスを使った。



「ど、どうやって?」


驚いているな。


「さっき言ったようにうまく説明できないけど、シャルはこれからのデュノア社に関しては気にする必要は無いよ。
僕のISの研究所は凄く小さくて、政府から取り潰しを報告をされたときに同じ方法で何とかして僕のISを完成させたからね」


「そうなんだ」


あの研究でISのコアがあることが気になっていたけど、
夏樹さんいわく父親達が政府とそれなりに繋がりが合ったらしい故に、
コア一つを所持できたといってたな。


父親達はメンタル面が弱く、ネガティブになると自殺しかねないくらい弱いといっていた。
そのせいで、逃げ出したと愚痴いていたな。




その後、僕はシャルと会話して、明日のお昼の弁当の材料を買いに行った。



翌日



シャルの分も作るといった時は遠慮されたけど、僕が気にしないでといったら受け取ってくれた。





ラウラの分は悩んだ、渡しても捨てられそうだしとシャルに言ったら苦笑された。

シャルは「今は刺激しないほうがいいよ」といった為、とりあえず二人分だけ作った。


ラウラは先に行っていたらしく、僕達も急いで学園に向った。


校門では織斑先生とめがねをかけた先生?らしき人が待っていた。



織斑先生に挨拶をしたら、隣の人が僕達の副担任だと紹介された。



「これからも、よろしくお願いします山田先生」


と、挨拶をしたら山田先生は。


「ごほっ!!」


鼻血を出した。


「え!? え!?」


「「・・・・・」」



「あ、あの大丈夫ですか?」


僕が駆け寄ったら、山田先生は。


「だ、大丈夫です。ち、ちょっと高血圧なものでして。はは」


「ライは気にする必要は無いよ」


「そうだな、それより、ホームルームまで時間が無い、行くぞ」



織斑先生に言われて、職員室でラウラと合流して教室に向った。


何故かラウラに睨まれていたのはが気になったけど。


(あった事は無いよね?)


と、考えてるうちに教室に着いた。


織斑先生と山田先生が先に入り。




「ええとですね、今日は何と転校生を紹介します! しかも三名です!」

「え・・・・・・」

「「「えええええっ!?」」」



ラウラとシャルが先に入っていく。


何故か僕が行くと二人の自己紹介が出来ないとか何とかで最後にされた。


「シャルル・デュノアです。フランスから来ました。この国では不慣れなことも多いかと思いますが、みなさんよろしくお願いします」

転校生の一人である男子がにこやかな顔で自己紹介する。その姿にあっけにとられたのは俺だけではないはずだ。

「お、男・・・?」

クラスの誰かがそうつぶやく。

「はい。こちらに僕と同じ境遇の方がいると聞いて本国より転入を」

「きゃ・・・」

「はい?」

「きゃあああああああああああああああああああああっ!」


???


僕は中の様子が気になったけど、ラウラの自己紹介が終わるまで待った。



「男子! 二人目の男子!」

「しかもうちのクラス!」

「美形! 守ってあげたくなる系の!」

「地球に生まれてよかった〜〜〜〜!」



「あー、騒ぐな。静かにしろ」



「み、みなさんお静かに。まだ自己紹介がおわってませんから〜!」


「・・・・・・」



「・・・挨拶をしろ。ラウラ」

「はい」



騒ぎさ沈静化して、やっとラウラの番になった。



「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」




軽いな、と思っていたら。


「! 貴様が――」



パシン


「お、お前、何するんだよ!?」



「私は認めない。貴様があの人の弟であるなど、そして――」



何か、中で問題が起きたらしいけど、見えない。



「ランペルージ、入って自己紹介をしろ」



と、言われたので、教室のドアを開けたら、シャルと織斑先生は耳を塞いでいた。


僕が教室に入ると


「・・・・・・・・・・・・・」

静かだと思ったら



「きゃあああああああああああああああああああああっ!」


シャルが自己紹介したときの数倍の叫び声が響いた。

(こ、鼓膜が)



「なに、何なの、あの美形は?」


「どこの、俳優?」


「あ〜、お母さん私はもうーー、ゴハッ!!」


「夢じゃないわよね!? これは現実だよね?」


「・・・・・・・」




何人かが吐血したり鼻血などを出してるんだけど、
自己紹介を始めていいのかなと織斑先生のほうに顔を向けたら視線で始めろといってきた。


「ライ・ランペルージです。先ほどのシャ、デュノア君の同じ様な境遇でこの学園に来ました」








「今、千冬様と目で会話してましたわ」


「ま、まさか織斑先生と・・・、でも彼なら納得」


誰かがそういった時、ラウラが僕を睨んだ。


シャルはそれに気付いて苦笑する。


「おい織斑。二人の面倒を見てやれ」



「お、おう」



僕達が自己紹介をしようとしたら。



「悪い、自己紹介は後だ。今は移動を優先しなければならない。女子が着替え始めるからな」



「あ、そうか元々男子がいないこと前提で立てられたから更衣室が無いんだ」



「理解早!! じゃなく、そういう訳だから
とりあえず男子は空いてるアリーナ更衣室で着替え。これから実習のたびにこの移動だから早めに慣れてくれ」



「わかった」


僕達は織斑の後に続いて教室をでた。



「ああっ! 転校生発見!」


「しかも織斑君と一緒!」




「いたっ! こっちよ!」


「者ども出会え出会えい!」



なんか、以前会長がやったキューピッドの日の記憶がよみがえる。



寒気がした。アーニャはモルドレッド出て来たり、科学班はロケット花火など、苦い記憶が鮮明に思い出していく。

あれはあれで、楽しい一日だと思うけど、いまはそんな事を思っている暇は無い。



「きゃ!!」



僕はシャルを抱きかかえ、織斑の横に並んだ。


「ラ、ライ!?」



「ごめんシャル、でもはやくアリーナに行こうか。じゃないと着替える時間が無くなる」

「う、うん」



「すごいな、人一人抱えて余裕なんて」


「今はね、あれらにつ捕まると思うと背中が嫌な汗が出てきそうだ」



僕がシャルを抱きかかえたら、さらに女子達が騒ぎ始めた。


「同感だ、場所はこっちだ」



アリーナに到着して、シャルをおろす。


「あ、ありがとう、ライ」


「僕の方こそごめんね、勝手な行動しちゃって」



「ううん、それより重くなかった?」



「いや、軽かったよ。やっぱり女の子だなぁって思った」


「ラ、ライの馬鹿」


小声で会話そしていると。



「・・・仲いいんだな。二人って知り合いなのか?」


「いや、昨日知り合ったんだよ。同じ転校生同士だからね」


「う、うん」


「それもそうか、同じ境遇だしな」


織斑は納得した。


「そうだ、自己紹介はまだだったな。俺は織斑一夏。一夏でいいよ」



「わかった。僕のほうもライでいいよ」


「僕の方もシャルルでいいよ」



三人で更衣室にはいり着替え始める。


僕に注意を向く為、僕は上着を直ぐに脱いだ。


「え!?」


一夏は僕の胸にある傷に驚いて凝視していた。



僕は一夏から見えないように、シャルに今の内に着替えるようジェスチャーを送った。


一夏は直ぐに後ろを向き。


「わ、悪い」


凝視していた事に罪悪感を感じたのか謝罪してきた。


「気にする必要はないよ。夏あたりが苦労しそうだけど」


僕は苦笑しなが返事をした。



「き、聞いてもいいのか?」



やはり気になるのか、一夏は遠慮気みに質問した。


シャルは着替えを終えて、一夏と同じ様に僕のほうを見ていた。


「ぶちゃっけ言うと、心臓を剣で刺されたんだ。ほら、背中」



軽く言う。そして、背中に同じ傷がる事を見せる。
隠してもいずれわかることだし、こう言う事はさっさと言うのが無難だろうと思って素直に教えた。



「し、心臓って?」


「そう、それが可笑しいだよね、確かに心臓を刺され、剣も貫通したのに、
死んでないし。刺された後、死っていう感覚を確かに味わったのに生きてるのが自分で不思議なんだよ」





夏樹さんはファンタジーだぁって喜んでたけど。


二人ともどういえばいいのかわかるず、無言になった。



「考えてもしょうがないから、今は精一杯生きるだけだし。さほど気にする必要はないよ」



「俺としては何で刺されたのかが気になるけどな」



「まあ、それはノーコメントで」



僕はパイロットスーツをに着替えたら。


「ライのスーツ変わってるな。つなぎのような感じだ」


「そうだね。それよりきつくない」


「見た目はタイトに見える丁度いい着心地だよ」



「へ〜って、早く行かないと千冬姉にの出席簿を喰らっちまうぞ」


「「出席簿?」」


出席簿にサボった事にでもされるんだろうかと考えていたが、
グランドに到着して一夏が怖がっていた理由がわかった。





遅れた事により、一夏は一発凄いのをもらったが、僕達は初犯だから注意だけですんだ。





「ランペルージ君の素肌が見えれると思ったにーーー」


「でも、さっき他のクラスがデュノア君をお姫様抱っこしたっ情報が入ってたよ」





「「きゃ〜〜〜〜〜〜〜!!」」



「そ、その写真さえ手に生えれば半年は戦えるわ」



「静かにしろ」


「「「はい!!」」」


騒いでいた生徒達を一言で黙らせた織斑先生って鬼教官タイプだよね?


というか、なんで鬼教官なんて情報が頭にあるのかが気になった。



バトレーは何をさせたかったんだろう?



「どうしたライ?」


一夏が考え事してた僕のことが気になったようだ。


「いや、女の子達は何はなしてるのかなって思ってただけ。
がっかりしてると思ったら、急に喜んだりしてたからね」



「なるほど〜、確かに気になるよな」

「ライは気にしなくてもいいよ」


「そう?」


「うん」


シャル Side



なんとなく予想はしていた。


ライは目立つ。本人は自覚してないから困ったものだけどとにかく目立つ。


美形――美の形、と。
陳腐に過ぎる言葉がピタリとハマる。



あんな顔で優しくされたらコロッっていくだろう、
本人は口説いている気配は一切ないのにも関わらずに。


周りの女の子がライに視線を送る。


その感想には好意や欲情といった感情が混ざっていた。
ボーデヴィッヒさんは敵意を向けてるけど。

ライバルは多いんだろうなと危機感を覚えてしまう。


(ルームメイトなんだし、他の子達よりは有利だよね?)



そんな風に考えている周りが騒がしくなり、ハッとなって周りを見渡そうとした瞬間、

僕の体が浮いたというより誰かに担がれた。




そして、いきなり目の前で何かがつっ立っていた一夏を巻き込みゴロゴロと地面を転がった。




現状確認すると、どうやら僕はライに助けられた。

ライは咄嗟僕を抱きかかえ避けたようだ。



「「「きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」」」



「ランペルージ君がデュノア君をお姫様抱っこしてる〜〜〜!!」



「お、お花畑が見える・・・」



「カメラはないの?」



「一夏ッ―――――――――!!」


「おほほほほほ!!」


カオスだ。


素直な感想を頭に思いついたら。


「大丈夫かシャル?」



「う、うん、ライが咄嗟に助けてくれたから怪我はないよ」


「それはよかった。でも周りが騒がしくなったね」


その原因の殆どは君だよライ?


と、口に出来ず織斑先生の一括で周りは静かになった。



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