おはようございます、ホシノルリです。今日は昼からいい知らせを持ってユリカさんのお見舞いに行く予定です。いい知らせは何かというと、ミスマルのおじ さんのおかげでやっとアキトさんを探しに行くことができるんです。名目上はS級テロリスト、テンカワアキトの逮捕ですが、
私にとっても、大切な人のアキトさんを探せるのはいい知らせです!!あぁ、アキトさん(はあと)
最近、ユリカさんの元気がないそうなので少しでも元気がでるようにしたいですねぇ。
「どうせ、今日は1日暇ですから、予定を繰り上げて朝からユリカさんの病院に行きますか。」

機動戦艦ナデシコ
〜光明は遠い世界から〜
プロローグ1  出会い?

 ユリカさんはあのことを聞いたらどう思うかなぁ・・・。喜んでくれるとは思いますが、多分一緒に行きたくなると思います。元気が出ても無理をして体が悪 くなったら意味がないですからね、あ、そういえば今のユリカさんの病状よく知りませんね、私。病院に行ったらお医者さんに聞いてみましょう、イネスさん以 外に・・・・・











は、ここはどこでしょう。考えにふけっている間に知らないところに来てしまいました。
「困りましたね・・・」
そうこうしていると後ろの建物の影からいかにも不良、チンピラ等の言葉が似合いそうな3人組が出てきました。はぁ、嫌な予感がします。
「譲ちゃん、1人かい?」
「何か御用ですか、チンピラさん?」
はぁ、リーダー格と思われる人がこちらの予想どうりの行動をとってきたので思わず挑発してしまいました。馬鹿ですね、私。
「んだと、コラ!」
「用がないならさようなら。」
「逃げれると思ってんのか?おい、捕まえろ!」
「きゃ、何するんですか、離してください!」
運動音痴の私が逃げれるわけありませんね。映画とかならこんな時、主人公が現れて捕らわれのヒロインを助けてくれるんですが、あぁ、アキトさん助けてくだ さい・・・。
「やめろ!!彼女を放せ!!」
そう、こんな風に・・・え?
「誰だテメェ、ぐふ!」
いきなり現れた人は相手に台詞を言わせる前に3人全員倒してしまいました。残念ながらアキトさんではありませんが、



「あ、あの、ありがとうございます。」
この人の見た目は・・・、顔つきはどちらかというとアキトさんよりアカツキさんに近いです。でもアキトさんにある優しい雰囲気もあります。髪型はアカツキ さんより少し短いストレートですね、色は黒です。客観的に見て(あくまで客観的にです!)見た目はアキトさんより少し(少しですよ!)かっこいいと思いま す。私はアキトさん一筋なので気になりませんけど、
「大丈夫だったかい、何でこんなところにいるの?この辺は危ないから近寄らないほうがいいよ。あとできれば名前を聞かせてもらえるかな?(ニコッ)」
てっテンカワスマイル!?まさにそのものです・・・え、いや、わ、私はアキトさん一筋ですから気になりませんよ!本当ですよ!
「ホシノルリです。ここに来たのは考え事をしていたら迷い込んでしまったんです。あなたは?」
「アマノガワナオト、まぁ今度から気をつけて。それじゃ。」
「待ってください。あの、もしよろしかったら、お礼がしたいので少しつきあってもらえませんか?」
だから私はアキトさん(略)
あれ、アマノガワさん、何かすごく驚いていますね。そんなに意外だったんでしょうか?
「え、あ、特に予定はないから、いいよ。じゃぁ近くの喫茶店にでも行こうか。」



それから私とアマノガワさんは今いた裏路地をでて(本当になんでこんなところに入ったんでしょう)すぐあった喫茶店に入りました。名前はアネモネでした。
そういえば、アマノガワさんはなんで私のいた裏路地にいたんでしょうか。あとで聞いてみましょう。



「まずさっきのお礼をもう1回言わせてください。アマノガワさん、本当にありがとうございました。」
「ナオトでいいよ、ホシノさん「私もルリでいいです」じゃぁルリさん。気にしないでいいよ、当然だからね。でさ、とりあえず名前だけじゃなくてもう少し詳 しく自己紹介しない?」
うーん。さてどこまで教えましょうか、まぁ悪い人ではなさそうなので年齢と職業と趣味くらいは大丈夫でしょう・・・。あ、私、趣味ってないですね。少し悲 しいかも。
「わかりました、ホシノルリ、17歳です。職業は宇宙軍で少佐をしています。・・・好きな食べ物はチキンライスです。」
私を見たときに気がつかないということは、私がナデシコCの艦長で火星の後継者を鎮圧したのを知らないのでしょう。だったらわざわざナデシコの艦長である ことは言わないほうが得策ですね。騒がれそうですし。しかしきっと、知らないのなら17歳が宇宙軍の少佐であることを聞いたら驚くでしょう。
「俺は、アマノガワナオト、24歳。職業は清掃会社に勤めている。そういえば、明日から宇宙軍に派遣社員としていくことになってるから、明日、また会うか も。なんでも掃除に回すほど人間がいないらしいからね。趣味は料理とそのまんまだけど掃除かな、好きな食べ物は特にないなぁ、嫌いなのもないけど」
あれ、驚きませんね。まあ派遣社員として来るなら少しは内情を知っているというところですか。私と同年代も少しはいますからね。それにしても宇宙 軍・・・・悲しいです・・・。

さてまず私が言うことは...
「ナオトさん、7歳年下の少女に“さん”ですか?」
これは重要です!理由はないです。本能的に感じました。
「少女かなぁ「少女です!」・・・じゃぁルリちゃんでいいかな?」
これです!この響きがいいんです。・・・何か変ですね、今の私・・・
「はい、お願いします。」




15分くらい、さっき裏路地にいた理由(結局、誤魔化されましたが)やらなんやら雑談していると、ふと見たテレビに臨時ニュースが入ってきました。(しか し何で喫茶店にテレビがあるのでしょうか?とても浮いてます・・・)
「番組の途中申し訳ありませんが、臨時ニュースです。先ほど火星周辺で発見されたS級テロリスト、テンカワアキトと交戦中の統合軍の映像を中継します。」
手短にニュースキャスター言うとアキトさんと統合軍の戦闘の映像が映りました。・・・まぁアキトさんは大丈夫でしょうが、問題はこの店の雰囲気が・・・

「いけ!!統合軍!悪のテロリストを倒すんだ!!」
「あの極悪人もそろそろ年貢の納め時よね。」
「ねぇ、ママ、正義の味方があの黒いロボット倒すよね!」
「そうよ、絶対あんな悪い人になっちゃだめよ」

アキトさんのこと何も知らないのに勝手なこと言わないで欲しいです!はぁ、ナオトさんには悪いですが、さっさとこんな喫茶店は出てユリカさんの病院に行き ますか・・・。
「あの・・「可哀想そうだね、彼。前も可哀想だったけど今はもっとだ。」
え、ナオトさんはアキトさんを知っているんでしょうか?けど今のアキトさんを知っているということは、ネルガルか宇宙軍、とりわけナデシコの関係者じゃな いと・・・。
「前は、そう火星の後継者の鎮圧の前は、何かを奪われてそれを取り戻すため、そして何かを守るため自分を殺して戦ってる感じだった。しかし今は、何の目的 も希望もない。ただ怒りに身を任せ、ただ自分を傷つけるために戦ってる感じだ。そこから何も生まれないのはわかっていると思う。けど、きっと自分の犯した 罪に押しつぶされそうで、どう償っていいかわからずに自分が手に入れたいと思っている幸せや望みから逃げているんだ。俺が思い浮かぶ中で2番目に悲しい生 き方だよ・・・。」
「あの、アキトさんのこと知ってるんですか?」
やはり、聞いてみないとわかりませんね。でもここまでアキトさんのことがわかるのにユリカさんのことは知らないみたいです。なぜでしょう・・・。
「いや、俺は前から人を見てその人がどんな人か考えるのが得意なんで・・・。ん、アキトさんってことはルリちゃんこそテンカワアキトの知り合い?」
見るだけでそんなにわかるものでしょうか・・・・。あとでナオトさんのことを調べてみる必要がありますね。
「はい、アキトさんは私の父です。義理ですけど。」
「え、そうなの!?ごめん、知った風なこといって・・・辛かったよね・・・。」
「いえ、大丈夫です。多分ほとんど当たってますから。それより、さっき“二番目”と言いましたよね。1番は何なんですか?」
そうです。私にはアキトさん以上に不幸で可哀想な人なんて考え付きません。もしあるとしたらどんな人なんでしょうか・・・・。
「・・・彼のように自分を殺して生きていく人に置いていかれた家族や仲間の人さ。自分を殺して生きていく人間はいつか死んでそれで終わりさ。けど残された 人々はどうだろう?仮にその人が生きていても、必要にされない悲しさ、苦しんでいる自分の大切な人を助けられない無力感はどんなことよりも辛いと思う。君 にはわかるだろう?ルリちゃん・・・」。
・・・・いつの間にかニュースは終わって喫茶店の雰囲気は元に戻っていました。時計は12時を過ぎていました。そうですね、私はともかくユリカさんはアキ トさん以上に辛いかも知れません・・・。それと、きっとこのナオトさんにも辛いことがあったんだと思います。じゃないとこんなことわかるはずないですし、 こんな辛そうな顔をするはずがないです。
「ありがとうございます。私は大丈夫です。明日からアキトさんを探しに行く予定ですから。それより、もしよろしければ、今から会って欲しい人がいるんで す。自分でもよくわかりませんがナオトさんならその人を元気付けられるような気がするんです。」
本当に何故かわかりません。けどナオトさんと話していると私は元気が出てきたような気がします。きっとユリカさんも元気にしてくれる気がします。今日はな んだかえらく楽観的ですね、私。これもナオトさんのおかげかもしれません。
「俺が出来ることなら何でも手伝うよ、ルリちゃん(ニコッ)」
・・・このテンカワスマイルもどき(仮)もユリカさんに元気をあげるかも知れませんね。多分、女性なら誰でも元気になりそうですにし。でも私はアキ(略)
という訳でユリカさんのいるネルガル総合病院にナオトさんといくことになりました。













後書き(中書きだけど・・・)

RYU  こんにちは、(こんばんはかな?)RYUと申します。こんなここまで悪い出来の駄文を読んで下さってありがとうございます。予定ではかなり長く 醜態をさらす予定なので、気が向いたらな、世の中にはここまで文才のない人間がいることを思い出すためくらいの理由で読んでみてください。
ルリ   本当にその通りですね。まぁここまで悪いとこの後書きま でたどり着く人なんて皆無でしょうけど
RYU  え、ルリちゃんは、こんな所まで来てくれるの?なんだかうれしいなぁ・・・
ルリ   あなたに私の名前を呼ぶ権利なんてありません!それに勘 違いしているみたいですが、私がここに来た理由はアキト×ルリ以外のオリキャラ×ルリなんて書く人間もどきを抹消しにきただけです。覚悟!!
RYU  わ、わ、待って!確かにプロローグはオリキャラ×ルリみたいだけどこの話はアキト×ルリにもなる予定だから許して!!
ルリ   本当でしょうね?
RYU  本当です!!
ルリ   “にも”というのは気になりますが、まぁいいでしょう。 今日は吹っ飛ばすだけで許してあげます。あといくら超絶駄作家でもアキト×ルリ作家なら名前を呼ぶくらいなら許してあげましょう。しかし呼び方は考えてく ださいね。
RYU 吹っ飛ばされるんか!!う、う、ではルリ姫の今のウエポン何でしょうか・・・まさか、かの有名なハンマーだったりしないよね・・・
ルリ   ルリ姫?まあいいでしょう。あなたなんかに“あれ”を使 うわけないでしょう!今はディストーションフィールドをディストーションアタックの要領で日本刀風な形にしたウエポン、ホシノルリ命名「ディス丸」です!
RYU なんだか今まで見た中で一番殺傷力が高いような・・・それじゃぁ吹っ飛ぶ前に真っ二つになってしまう・・・
ルリ   今日はみね打ちにしますから安心してください、それでは 行きますか。
RYU それでも痛いでしょうがっっーーーーーーーーーーーーキラン。
ルリ   よく飛びましたね、重そうだったのに。それではここまで 読んでくださった方、気が向いたら続きも読んでやってください(私って優しい〔はあと〕)
RYU (断じてそんなことはない・・・)

後書き2
上でも挨拶しましたがこんにちは、RYUです。こちらは少し真面目に後書きを、
自分で読み返すとかなり問題がありますね、ルリのキャラ壊れてますし、(これは、心の中ということで許してしてください)オリキャラ(アマノガワナオト) の使い方がぜんぜんダメですし、見た目は本文ではわかりにくいかもしれませんが、簡単に言えばアキトの雰囲気があるかっこいいアカツキ似です。(どんな顔 だよ!という突っ込みはなしで)
あと1人称はプロローグだけなんで許してください。1人称は本当に難しいです。それとなんでプロローグを2つに分けたかというとこの後の展開が2つあって どっちにするか迷ってるからです。
SSを書くのはこれがはじめてなので何かあったらいろいろ教えてくださいお願いします。それでは次で会えることを(会ってくださる心の広い方がいること を)願ってます。(真面目な後書きになってるだろうか?)



感想

RYUさん初投稿♪ アフター物ですね、オリキャラ主人公なのでしょうか…でも、名前が怪しいですね♪(爆)

ルリ嬢が出てきている以上、アキト捜索がメインですね…今後の展開を楽しみにしております♪

アキトさんを追いかけるのは私のラ イフワークと化していますから。当然ですね。イメージ的に王子と姫が逆な気もしますが…これも運命でしょうか…

まあ、アキトが逃げてルリ嬢が追いかけるのは恒例と化している気がするね…

まあ、支持してくれる人たちも多いですし、ヒロインとしての勤めと思う事にしましょう。

ははは(汗)

所で体調不良とやらは治ったのです か?

いや、まだ。

どうせ夜更かししすぎとかで体調を 崩したのでしょう?

いんや、そういったものでは無いんだけどね…痛いんだわ…歯茎が(汗)

歯肉炎ですか!! さすがは爺だけはありますね…

そんなわけで、昨日今日と身動きが取れない…まだ痛むし(泣) 精々口をゆすいでおくさ…

今日は何回ゆすいだんです?

かれこれ30回…(号涙)

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