第57話『PD世界からの帰還2回目』


==B55ハンガー==
2001年7月14日深夜…
でると扉を消す。

[マスターお帰りなさい]

「さてと…」
楔記録をまずはやりはじめる。
救助した人をだしてもまだ早いだろう。
技術やるには持ってきただけでなので夜分遅かった。

平和日本小笠原諸島父島、

New!鋼鉄の咆哮ウォーシップガンナー2の世界小笠原諸島父島、
同フランス沿岸部、
同ドック艦、

パワードールの世界惑星オムニ地球軍空港、
オムニシティ近郊ドールズ基地…


待望の地球での欧州方面での楔が撃ち込めた事が大きいだろう。
これであとアフリカ方面に打ち込めば初出世界について場所に困る事は無くなろう…
楔位置を打ち込んだところで、
[そういえばさマスター]

「ん?」

[今回いったパワードールの世界ってゲームの世界なんでしょ?
やり込んで兵器が変わったりループしたりするんだよね?]

「あ〜…前回の鋼鉄の咆哮のとは違うんだよな」

[へっ?]

「ゲームの世界でも2種類あってバランスとれたのと、バランスとれないのと…
そこに更にボーナス特典有り無しなもんがあるんさ」

[ん〜…ん]

「まぁ…強くてニューゲームみたいなもんさ…
うんでもってパワードールの世界は、
バランスが非常に大事な作りになっていて、
そういった強くてボーナスは一切無し」
3年後に成長データー引き継ぎはある。

[…じゃあマスターのプレイが反映はない?]

「いや、するかもなぁ…」

[どんな点で?]

「機体ロストするとMIAやKIAが発生するんさ…リアルの様にね。
後々の面で影響マジにでるからね。
あとは兵器備品や機体数とか…
ま、そりゃ機体放棄したのにあっちゃ可笑しいよな」

[じゃ…誰か戦死者拉致予定は?]

「生憎、再ロードプレイして面の最初っからやり直したから、ドールズサイドは多分ない。
あってもやり直した後半の作戦だが…
2にはMIA者は復帰してるから重傷で戦線離脱程度かな?」

[残念〜]

「ま、ミサイル外す等はそのまま続行し、敵の援軍等の配置確認で再プレイ…はしたけどな…
じゃなきゃ初見では非常にシビア過ぎたさ。
後は攻略サイト確認して兵装決定しないと…予備弾ポケットがないから、厳しかったよ」

[その言い方だと後継機種には予備弾ポケットあるの?]

「ああ、まぁそうだね。
3年後の戦いにおいてすべて更新した機種についてはな」

[18m台に?]

「いや8m台だな」

[え〜]

「戦車やヘリ等の火力が強力でよい的になるさ…」

無双できるわけでもなく、あくまでも奇襲やゲリラ戦に適しているのがパワーローダーであり、
単機で突っ込んで敵戦車1両は潰せるとおもうが、
APも奪われ…発見されたまま自ターンendすると、敵のターンに確実に破壊される。

例え18mと巨大化しても…必然的重装甲及び機動力なさで、
開けた平地しか活躍できそうになく、
局所戦用になりまた生産する余力もないだろう。

オムニの広大な戦場には少数のガンダムではなく、
大量生産されたジムを求められていた。
民間生産工場でとにかく作れるものがだ…
全体的に戦力不足であった為に機体数が必要であり、
とにかく足らなかったからでもある。

そしてそのジムを…パワーローダーをメイン機体とし特殊作戦を展開する女性達の物語がパワードールである。

「さて、後の作業は明日かな…」

[お休みなさ〜い]


2001年7月15日朝

シェルターをだし、救助した4名の加入確認をとると…

「まぁ、あんなの見せられたらどうにかしてやるか…だろ…軍人だったらなぁ」

「あれ反則!」

「まぁ…っすね」

加入してくれる事になり、
「わかりました…歓迎致しますじゃ25号、
スカウトした5名の案内よろしく。
詳しい配置等は後でお話しましょう」

ついていく5名…

救助した瀕死の3名は順調に回復中…
医局の空いてるのと交換しておいた。

回復したら、DVDルームでの説明、意思の確認やっておくようにと25号に頼んでおく。

(25号…新人やスカウト案内担当専門につけるか…)

続いてC556の修繕作業を戦艦ドックで行う為に、完成しているメデューシンの横のドックに出す。
ムーリアよりもペイロードがあり有益でもあるため、
輸送戦力化にはできる判断。

オムニ軍屈指の大型輸送機C556。
ペイロードは重戦車5両…内部に積める空間限界分であるが…
重量級を搭載しても充分余裕があり、
機内容量制限上X3は6機、X1系列は5機搭載可能である。
4発ある水素ジェットエンジンは高出力で、
最大離着陸重量1400t、空虚重量198t。
航続距離は満載時でも4万km、ファーティリック大陸を往復しても余裕な程である。
派生機に燃料給油機、空中管制機も存在している情報だ。

出した一機目…片翼がなくなっている。
(ニコイチせざるえないかな?もう一機は…)
もう一機を出してみてみると、反対側が損傷していた。
ニコイチが可能であろう。

(あ、カーゴ内が血だらけか)

3人分の血の清掃を空いているコバッタに頼む…

(X-3AやX-3AR、X-3C全機種そろってるか…)
3機の特殊作戦遂行人型パワーローダー…が搭載されていた。
X-3Aは既に紹介済みだが、

X-3AC…X-3Aベースに近接格闘戦に特化した派生機。
X-3Aのまま近接戦するには防御面において不安であった。
特に対弾性…
車両搭載機関銃クラスで集中砲火でかなりの損害がでてしまい、
そこに主砲弾が加わると、1発耐えられる事なく破壊されてしまう。
その為X-3Aは機動性及び銃撃戦使用が基本ではある。
だが…車両に対し電子機器にダメージを与えるスタン攻撃及び、
上部からの振り落としの威力は捨てるにはもったいないともいえた。

そこでハードポイントを潰し火器管制を除去、センサー能力を除去し、
余裕出来た容量で出力やフレーム強度装甲を向上、機動性も確保した機体を完成させる。

車載機関銃クラスでは損傷与える事が厳しい重戦車並の装甲を実現させ、
機関銃弾を撃ち込まれながらも近接しスタンパンチを撃ち込み対象を粉砕する。
もちろん最近地球軍に出始めたパワーローダーに対しても有効である。

X-3AR…X-3Aをベースに電子偵察戦に特化した機体。
肩のハードポイントを潰し、火力や装甲を犠牲にして、
索敵用の各種センサーの強化させた。

特に21世紀から約500年後の戦いにおいては目測で捜索ではなく、
電子機器においていち早く敵機を索敵し、位置場所を特定する戦いになっている。

21世紀の現代戦においてもその傾向はあるが、
21世紀は少なくとも戦車個々において一方的に発見はない。

衛星や空中管制機を使ったデーターリンクでは一方的発見は存在するがそれはおいておこう。

個々においてレーダーを飛ばしたら相手側も存在キャッチしてしまう。

だが500年後の戦いにおいては個々単位が一方的に発見し、
相手に探知される事なく先制射撃をする事が可能とされていた。

自然迷彩で目測での発見もほぼできなくなっている為に、
センサーでの索敵でのみしか位置を特定できず、
単純にセンサーの優越、種類により被害が決まる為、
索敵型が重要な位置を占めていた。

一応…軽車両においては歩兵によるミサイル攻撃が有効ではある。
だがパワーローダークラスや戦車クラスにおいては、
携行ミサイルでは破壊する事が困難、10発20発の世界になっており、
歩兵というジャンルは完全に占拠戦や構造物内部戦に限られ現代戦とは違っているのを付け加えておく。

だがそんなPD世界の兵器でめ対人や対人類兵器戦に対しては戦果をあげる事ができるだろうが、
約6mの高さ自重約6tクラスでは対BETA戦にはいささか非力だろう。
技術情報のみ回収し、リサイクルへと…
それぞれのコクピットを確認し、私物を回収…
忘れものなさそうなので、再チェック後3機とも解体にまわす事にする。

コバッタはまだ清掃作業中…

1機目の修復作業にうつる。
もげた片翼は2号機の構造を模写し、
資材から修復を終えたあたりで…
25号が案内終えたのだろう、五人を連れて戻ってきた。
同化解除して機体の上に…

「さて…自己紹介がまだでしたね…渚カオルです。この異世界軍の責任者であり、大将になってます」

「アテンション!ハンド・サルート」
大将に反応した、軍人のさがみたいで敬礼する彼女ら…

「あ〜いいっすよ…責任者っう事だけで気楽にいきましょう」

「…わかりました、そういった事でしたら」

「自己紹介お願いできます?」

「はい。私はアンナ・クリント少尉です。当輸送分隊の分隊長を…第177特務大隊に転属予定でした。1号機機長です」
髪は肩までのストレート…綺麗な黒髪であった。

「私は、1号機副機長のマリ・クリント准尉です。姉のサブをこなしてます」

「姉妹で?」

「「はい!!」」


「二番機機長をつとめている、タチアナ・坂本少尉だ」

「ハーフ?」

「はい、父が日系の血でした…ですがこの戦争で」

「………」

「私も…です。マーニャ・インフィニです。副機長をつとめていました!階級は准尉です」

「ぼ、僕はカイル・マッケラン一等整備兵です!初任地に赴任中にスカウト受ける事になりました」

「わかりました…
25号、カイル一等整備兵を博士に配属に、輸送機パイロット達は自分が説明するよ」

[了解〜]
と、貢ぎ物を博士の元へとアテンドしてく25号。

「ではあなた達4名は少尉待遇でお願いしまします。
で、こいつでなく向こうのデカブツの乗組員になってほしいかなぁっと」
一斉に皆の目が完成したメデューシンへとそそがれる。

「でかいですね」

「元の名前は強救戦艦メデューシン…最前線にて医療を行う病院船です。
改造を施して乗客5000人越えるものとなってます」

「映像でみたのですが光線級は?」

「避難民の移送目的ですので防御はかなり施しました。
DFいわゆるバリアありますし、合金Z等に変更してます。
ですが情報与えたくないのでできるだけ海上ルートや低空でお願いしますね」

「わかりました」

「このメデューシンに乗った乗客が、順次スペースコロニーへと移動してもらう形になります…地球奪回までは…
その重要な任務をこなして下さい」

「はい!!」×4

「なので、搭乗機がメデューシンにかわりますので、
私物の整理お願いしますね」

「了解」×4

各機へ走りだす、輸送機パイロット達…

(そいやぁ…もう一機の積み荷みてねぇなぁ)

中身は補給資材やF221組立前、
AC15強襲機組立前がつまれていた。

現地にて組立作業を行うのだろう…

F221…オムニ軍の最新鋭主力戦闘機。

開戦から3年たったが今だに100年の技術格差がうめられず、
空軍からはパイロット達の損耗率低減の要求を突き上げられていた。
F211を出すもステルス技術の差は埋められない状態であった。
その為開発陣はステルス機能をバッサリと切り捨てる暴挙にでる。

だが…その暴挙のお陰で近接戦闘能力は拡大に上がり、
地球軍戦闘機との格闘能力の差は現実世界でいえば、
零戦21型とF4F位の差になる程であった。
後はいかに自機を狙ってきたミサイルを欺瞞させるだけの腕の問題となり、
対地球軍相手に多大な戦果をあげる事になる。

AC15…対地攻撃機を強襲機に変更した亜機種。
元々低空での対地攻撃任務をこなしている機体であり、
それをX-3系列強襲用に特化させた為、機動性、対弾性は非常に高い。
本来必殺である対空ミサイルに関してもリアクティブアーマーを採用、
高出力エンジンに任せ2、3発程度なら耐えられる作りになっていて、
低空侵入し地球軍の対空砲火受けながらも、
敵地にてローダー投下した反動で一気に1万mの高空まで駆け上がる。

背後のハッチスロープから搭載機を降下させ、X-3系列なら3機搭載可能となっていた。

私物の整理が済んだ彼女らが戻ってきて、
扱ってもらうメデューシンの案内を…

「コクピットに案内しますんで、慣熟お願いしますね…あ、11号滑走路は完成してるよな?」

[マスター完成してるよ]

魔メデューシンの前部ランプウェイから乗り込む…

原作通り、前部及びサイドに第1層に入れるハッチを作成している…

「こちら第一層は基本的に振り分けホールに使って下さい。元の世界では、
アムボートという救急車が使ってた発進デッキです」

「かなり広いですね…これなら多くの人が入りそうです」

「この中央エレベーター16機で各階層に移動となります」

原作より増設はした。
エレベーターシャフトの回りに、
螺旋階段作るのは趣味でもある…

「第二、第三、第四、第五層は同じ作りですね若干席数は違いますけど。第五層にいきましょう」

五層にでると所々に柱がありる状態で前後左右に座席が広がっている。

「一応収容人数を重視し、
かつ座席にはリラックススタイルできる…のを重視しました。
手荷物程度なら各座席上部の荷物棚及び座席下、
それ以外は第一層及び第7層のロッカールームをっうとこですね」

「かなり席がありますが」

「第二から第五までで4800名搭乗可能です」

「…責任重大ですね」

「次は第六層ですね…第六層はベットルームがあり、第七層全体がそうなってます。あと他には食堂、風呂区画がありますね」

第六層は、ちっと作りが違う…機体前後に延びる通路が3本伸びている…

中央前部が風呂やシャワーを備えた区画、
すぐ後ろに食堂区画や購買自販機区画、
後部がベットルーム区画になる。

「第八層にいきましょう」

第八層にのぼる…

「この階層は医療区画や乗務員コクピット区画になります。
関係者以外立入禁止でMPが配置される階層になりますね…
けど飛ばすだけならさほど人員要らないので殆ど避難民対応員区画になります」

コクピットに案内する。

「この巨体ですが網膜投射システムと自動化進めた事により、飛ばすだけなら一人で可能です。
艦内環境監視でもう一人が必要ですね」

「この巨体でも二人で飛ばす事可能なの?」

「はい」

最初はヤドカリで飛ばす事も考えてはいた…その副産物でもある。

「マニュアル等後でもってこさせますので、
メデューシンの事、よろしくお願いします」

「はい!!」×4
彼女たちにメデューシンをまかせ…

一方…ビダン博士にはカイル一等整備兵が配属されたが、
即座にR-18ネタになっているので割愛しておこう…

機会があれば…

カオルはハンガーデスクに座り…

(でもって予定通りガンパレ組の件は明日で20日にだから…と、後は…
あ、輸送移動手段の件かたずけなきゃな)

現状異世界軍は横浜白稜基地を拠点にしていて、
輸送機等は存在せず、主力のスフィンクスは陸路での移動であった。
展開には遠距離になるにつれ必然的に困難になるだろう。
チューリップによる超空間移動があるが事前展開も必要ではあろう。
カオルに収納しては何時もは使えない。

輸送移動手段とすると空を移動としか考えられないだろう。
しかし光線級がいるからできるだけ地上近くを…が好ましい。
そうかんがえると…
(2種?いや3種か?)

とにかく音速突破で現地に緊急展開できるもの…要光線級対策。

メデューシンの様な大型輸送機による展開…同様。

上記の2種類はある程度候補にあがっている事はあがっている。

(後はできるだけ地上近くで大量輸送できるか、
大量生産し個々で1機か2機輸送できるものか)

鯖のデーターをみたが…有用なのが…

(あっ)
リオンに使われてたテスラドライブの存在を忘れていた。

リオンはテスラドライブで自重を0化させ、後はジェットで推進力を発生。
スラスターで高機動を確率させる単純な構造だった。
ホバリングも可能。
ならば…

その作りでテスト装甲材で作りあげた試作フライングボート…

駆動方法はリオンに酷似している。
違う点が水素ジェットエンジン、水素燃料をつかっていて、
上部に単独長距離、高速移動ができず、または自身の推進材や燃料節約で搭載目的とする作りになっている。
そのあたり輸送用に特化させたのが、リオンと外見、装備等おおいに違う点だろう。

「これ、テストに回しておいてくれ」

[了解]
残り2種は入手してからの話になる。

(あとタンクも必要か…)

機体ではスフィンクスを主力に、
魔ゲシュペンストmk2を有人機の主力にそえようとしてたが、
スフィンクスは装甲素材もだが操縦システム等の簡略化を行ってない為、事実上有人操縦不可、
ゲシュペンストmk2に関しては装甲材や反重力システム等でやはりプラント以外生産不可ときてた。

なので全体的戦力強化するには簡易的なタンクがある程度理想的であろう。

必要スペックとして、突撃級の速度170kmに対抗できる無限軌道と、
破壊力は最低限備わっておかなければならない。

鯖から入手した情報を引き出す…

2500年代地球軍MT58Tはステルス機能がハイスペックすぎプラントならともかく、
他のところでは無理だろう。
(ふむ…こいつは…)

旅の途中であった護衛車両の一団のなかにRウルフ5WXがあり入手はしていた。

ダブルエンジン、車体自重約21t。

(ダブルエンジンなら水素エンジンいれたら…構造材も変化し、砲門も変えれば)

早速資材をあつめテスト装甲材で組み上げ始め…

155mmキヤノン砲2門、5.68t×2。
18mmバルカン1門搭載、2.2t。
ここは入手したままであった。
テッペンタウンやプエルト・モリで普通に売られているクラスの武装であり、
穴改造されているRウルフ5WXのシャーシにあうだろう。

自重計算が34.56t

固定SEと固定大砲を除去して塞ぎ、

更にそこに水素Wエンジン合計1t、
CユニットにウォズニアクSI防御力改造状態のをいれ、
此処までで自重35.96t。

試験結果良好なら合金Z装甲材をつけるとして…自重48t、
ビダン装甲にしてもそのまま自重に変化なしだろう。
90式よりも軽め、居住性あり、攻撃力ありにしあがる。

「11号これもテストに回しておいて」

[了解〜]

(あと今日できそうな、やりわすれないよなぁ)

時間を見るとかなり回っていた。

(ガンパレ組に声かけてくるか)

桜井隊長、佐藤千翼長、石井千翼長に声をかけに…
(所在、自室か)

MPにT-850が立哨してる女子寮にはいる。
(一階だよな〜)

今の所OG組PD組が最上階からガンパレ組が1階から使用。
ターミネーターの1人は一階に部屋をもっている。

(そういやぁ…A-01から寮に入れてって言われてたなぁ)

勿論ハウスキーピング要員でコバッタがついている。

(さて)

ピンポーン
桜井隊長の部屋の呼び鈴を押す。

「はい?」

「カオルです。良いっすか?」

「あ、5分程まって下さい」

「インターフォン越しでいいっす。
明日前約束した救助に行きますので、
佐藤と、石井にも声かけといてもらえます?」

「了解しました」

「じゃあお休みなさい」

カオル寮をでて、自室に戻る。

side〜桜井隊長少し前〜

「ふん!ふん!ふん!ふん!」

彼女は自室で寝る前の運動をしていた。

バーベル重さ1t。

まだこっちの世界に来て戦闘待機任務だけで、
実戦はこなしてないが備えは必要だ…って事らしい。

彼女の汗がキラリと飛ぶ。
服装はビキニウェア。
黒髪もみずみずしく光っている…

ピンポーン
(誰かな?)

彼女はバーベルをおくとインターフォンにバタバタと駆け寄る。

「はい?」

「カオルです。良いっすか?」
(汗臭いわね…シャワー浴びなきゃ)

「あ、5分程まって下さい」

「インターフォン越しでいいっす。
明日前約束した救助に行きますので、
佐藤と、石井にも声かけといてもらえます?」
(…襲うでないのね)

「了解しました」

「じゃあお休みなさい」

インターフォンからカオルの声がしなくなった。

(はぁ…カオルさん、襲ってくれないかなぁ…それとも襲おうかしら?)

……
カオル報告

整理中




寸劇風後書き

ナギ少尉「作者〜あらたなフラグたったみたいですよ〜」

作者「ん?何のフラグ?」

ナギ少尉「桜井隊長の事」

作者「……みたいだなぁ…」

ナギ少尉「みたいって……いつフラグたてたんですか?」

作者「……何時だろう??」

ナギ少尉「しっかりして下さいよ〜〜…けど、1tバーベル?間違いじゃ?」

作者「あ〜知らないよな…彼女はガンパレ組の第六世代の戦車随伴兵だし」

ナギ少尉「第六世代?」

作者「いわゆる生まれながらの生体改造されてる世代ね…
骨格が強化プラスチックとかさ」

ナギ少尉「へぇ〜」

作者「まぁだから襲われたら現代人でまずは勝てないね〜」

ナギ少尉「……カオル食われちゃう?」

作者「……いよいよチェリー失うか?、
<バキュン>だらけになるか?」

H24年4月18日改稿

タンクとフライングボートをなんとかいれられました。



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