第62話『長崎防衛戦後、痴漢退治へ…』


2001年7月20日

戦闘経過報告

今回はぼくちゃん5号が書類かくよ。

重慶という重核汚染にあるハイヴからでてきたBETAちん3000体が、
九州上陸目指してきたのをぼくが発見したんだ。

でマスター帰ってきたら介入する事が決定して、ぼくのスフィンクスでめっためたに完勝したんだよ〜

えらいえらい?褒めてね。


「ボツ書き直し」

[え〜?]

「少なくともこう書くんだって…」

[ぶーぶー。これでいいの〜]

「11号」

[了解、マスター。みんな〜5号にSEEKYOUよろしくね〜]

ワーとたかりにくるコバッタ達。
[イヤダーイヤダーあそこはイヤダー]

[ジタバタすんなオラァ!]

[イヤダー…]

「はぁ…何故5号が?」

[さぁ?]

気を取り直し昨日の戦闘結果を見始める。

中破1、小破6、パイロット、ヤドカリ共に損失なし。

内訳が、
中破…… 高速移動中に真横から突撃級の突撃をくらい横転、
その際に駆動部に極端な負荷がかかり、
動作不良起こし戦闘行動に問題あり、後退。

勿論ヤドカリは無事。

(ん〜こればっかはなぁ)

小破も要撃級に殴られ、やはり駆動部に支障きたすも…戦闘行動問題なし。
一機は要塞級の脚による串刺しに抵抗した為、駆動部に負担…となっている。
光線級がすくないので今回照射被害はなし。
(むやみに近接戦闘挑みすぎかの結論しかないわなぁ…あと突撃級に要注意か)
前回の様な整備士のコバッタ達を連れて行けば解決する問題でもあった。

少し懸念していたスフィンクスの地球軍製120mm戦車砲だが、
問題なく最大有効射程5kmにおいて突撃級に対し貫通、
一撃で仕留めあげる事ができていた。跳弾率も0。

(その点は解消と…)
スフィンクスの主砲は新たな技術入手しない限り地球軍製120mm砲を使用し続ける事になるだろう。

他には特には問題なしの為洗浄作業を続けさせている。
装甲材のテスト結果をふまえても合金Zでほぼ問題なし。

テスト戦車についてのレポートもあがってきている。
155mmキャノンは威力を発揮し、跳弾する事なく有効射程4kmを命中した。

(攻撃貫徹力的には地球軍120mmとさほどかわらんかな?)

しかも2門、W主砲で連射性能的にも上、
移動力や機動力、ハイヴ内部行動力ではスフィンクスに負けるが、
充分火力戦力にはなるだろう。

W水素エンジンにより不整地走行130kmを出し、
平坦な地形であれば150kmはマークするモンスターマシンになった。

[名前はどうすんの〜?]

「今年設計した異世界軍の戦車だから…2001式としよう」

[……うん。まだ他のも被ってないから可能だね。
了解、2001式ね〜]
2001式とし正式に量産体勢へと入る。

帝国仕様撃震だが…
ビダン装甲テストが主となったが…
最終仕様でビダン装甲での返却を決定する。
(あとは外装式バルカンポットぐらいか…)
頭部外付けバルカンポットを付け加えて送り出す。

(あとは…撃震改とネーミング付け加えておくか…)
名前が採用されるかされないかはあちらさん次第だろう。


(に、しても)
大破した烈火…をみ…

(結局昨日は能力つかわなきゃ要塞級勝てなかったしなぁ…
要塞級には1対1で挑まないでなんとかかな?
烈火の装甲素材は光線にはつよかったが、その他に関してはビダン装甲並か…)

[にしてもマスター、昨日の危なすぎだよ]

「ああ…まぁ…なぁ…」

[マスターが死んだらどうすんのさ]

「死なないって…大丈夫さ…多分」

[多分ってなによぅ]
(多分…使徒の再生能力あるよな?)

「……ちと実験したいからさ、
ビダンさんの怪我スプレー持ってきてくれない?」

[ん?わかったぁ〜]

ビダンさんの怪我スプレー…
メタルマックス世界のHP回復アイテムを研究し、
カイル一等整備兵の尊い犠牲のもと…

別の意味での犠牲だが…
研究成果としてもたらされた怪我用のアイテム。
怪我した箇所に吹き付ければたちまち怪我が治ってしまい、
内出血箇所に吹き付ければたちまち痛みが引いて内出血が収まってしまう。
非対応は病気や骨折等。
外傷による怪我部類用の最先端スプレーであった。
一々怪我で救急カプセルに入る必要も無くなっる事になる。

[もってきたよ〜]
机の上に起き…テッシュを机に…

[何するの?]

「まぁ…再生能力の有無だね」
今更という気もしないのだが…
ブレードを出し軽く人差し指の掌側を、
「つっ」
軽く切り付け…痛覚はあるようだ。
血がたれる様にポタポタ机のテッシュに落ちる。
[血液検査には問題ないね〜]

20秒後…血がたれるのが収まり…切った箇所が塞がってきている。
瘡蓋ではない。

「結構早い?遅い?」

[再生能力としては微妙?]

次に左の二の腕の上腕側をざっくり、
「いっつ」
肉が見える様に、噛まれた跡の様に切り取った。
最初血がでるが、ものの2秒位で血の変わりに泡状のが出てきて…
[へ〜マスター採取して良い?]

「多分大丈夫じゃね?」
採取されながら経過みてみると…
泡状がモコモコ欠損部分を覆い、
30秒後には皮膚となり、欠損部分の損傷が治ってしまう。

(サキエルよりかは早いのか?…微妙だなぁ…)

サキエルはN2地雷による、全身に重大なダメージを覆った状態での修復の為、
比較にはならない。
切り取った部分は再生はしなかった。
分裂とはある意味違うのだろう。

[ん〜マスター、人間やめてるね]

「だな…」
軽傷は再生能力がある。それは確定できた。

[けど…体内の癌等除去手術ができないね〜]

「救助カプセルは対応してるだろ?」

[うんポットは一応対応しているね]

あとやるべきは重傷や重体状態での再生だが…
(骨砕くや…臓器欠損、重要部位欠損等か…
流石にそれは…やりたくないな)

脳全欠損は救助カプセルでも再生不可であり…それは実験はできないだろう。

それ以外は痛みがひど過ぎで自分からやるにはかなりの決意が必要…
いくら救助カプセルでの再生可能とはいっても、
例え心臓消失で死亡でも5分以内、つまり脳が完全に死にいたってない状態なら再生可能といっても…

今一歩自らやる勇気はないだろう。

そういった意味では昔の武士達の切腹には尊敬に値する。

今の人々はその勇気がないから安易に自分の人生を終わらす為に、
列車への飛び込みを人は選択してしまうのだろう…

その勇気もない為更に楽に死ねるように毒ガスを発生させ…
時たま階下の居住者を巻き込んで…

または更にひどいと自殺する勇気が無く、
死にたいから死刑にしてくれと無関係の人々を道連れに…

「ま、とりあえず再生能力テストは終わりだな」

[え〜臓器欠損は〜?再生できるし〜]

「流石にそこまでやったら計画に支障がでるさ。
何日もカプセルに篭ってられないし」

[ん〜まぁ…そうだね〜]

「はいはい、終わり。返しといて」

[了解〜]

医務室へと返却に向かう11号。
誤飲等防止の為であり…

続いて次の懸案項目に。

(お掃除も必要か)

帝国軍が長崎戦の後処理を火炎放射タンクでお掃除しているレポートが上ってきている。

(自前で作る必要あるか…けどネタが結局火炎放射機しかないよなぁ…
あ、2001式の車体でそのまま火炎放射…水素でいけ?)

「11号、水素で火炎放射機できる?」

[調整すればできるよ〜]

「じゃ、よろしく」

石油使わない火炎放射車両の設計を注文する。

A-01レポートを…
(特に特記事項はないか…うん。まぁ大丈夫そうだな)

「後はなんか報告ある?」

[コロニーの充填早まって22日に入居できるよ〜
空港施設80%だからとりあえずはできそうだね]

「そうか…帝国さんの難民担当へ連絡だな」

[後、いよいよ戦艦用マスドライバー完成したよ]

「お、で…あれも組み込んでるん?」

[勿論]

「うっしゃ、じゃあ早速お披露目といきますか」

[イエスマイロード]

== 横浜基地司令室 ==

司令室では急遽決まった戦艦の打ち上げで大慌てになっている。

「進路クリアです!!」

『発進までTマイナス60』

「しかし、こんなのが打ち上がるんですね」

司令室の映像モニターは、
戦艦用マスドライバーのカタパルトにセットされている、リオデジャネイロ級が映し出されている。

リオデジャネイロ級の後方には熱風を上空に逃がす、
遮蔽板が立ち上がっていた。

「ええ、宇宙の治安をまもる。それがお約束ですしね」

『発進までTマイナス20』

(シャトル発進とは違う迫力だよな)

『Tマイナス…テン、ナイン、エイト、セブン、シックス、
ファイブ、フォー、スリー、レディ、ステディ、ゴウ』


カウントとともに核熱ロケットからMAXパワーで炎が吹き出す。

カタパルトキャノンがロケットと合わせて10Gの加速度でもって巨体の戦艦を前に押し出す。
17秒後には15km進み約1.7km/sに速度が到達し、
リオデジャネイロ級を空へと打ち出す。

「た〜まや〜」
リオデジャネイロ級は白煙をあげながら大気圏外へと目指す。

足りない推力は反重力推進の力もかり大気圏外からL5へと向かう…


そして、20日夜…

世界扉を開きながら田中さんに電話を…

『カオル様?お待ちしておりました』

「ばんわっす〜で退治の打ち合わせなんですが」

打ち合わせ話は続く…

7月21日

打ち合わせ通り、某駅のマックで待ち合わせだった。

ハッシュドポテトは結構好みで、
ソーセージエッグマフィンのセットに、追加の単品追加している。

因みに外見はスーツ姿の香月博士。

(あ、田中さんだ)
手をふり招きよせる。

「おはぁ〜」

「おはようございます。今着用されてるんですか?」

「ああ、着用しているよ」

カオルの声が女性の声、つまり香月博士の声ではっせられている。

「これ…がですか?」

「スイッチは切ってるから安全だよ〜触ってみる?」

「え?…は…い」

田中さんの手がカオルの女体スーツの胸にくる。
「本物ですね〜」
手がスーツの胸をもみしだく。

「じゃなきゃ、釣れないし撃退できんしね」

田中さんの手が下の方にいき、
「こっちもなんです?」

「勿論」

擬音かいたらやばいので略。
「あ、…本当」

「ここら辺は苦労したって話だよ…
肉体をスーツの中で圧縮させる技術とかさ…
こんなこともあろうかと!!ってたな〜」

端から見ると美女が隣の美女を、
朝から全身をマック内で触りまくってる。
しかもいまは手が変な場所に…

解説しよう!!
カオルがきているスーツはカオルの幻影に合わせ、
肉体を圧縮、表面を表しているものにする、
ナデシコ世界のナノテクノロジーの塊なのだ!!

まさにご都合主義コラボレーション!!

「電車に乗るから、田中さんはシェルター内にね〜」

「はい。よろしくお願いします」

ただし着用は肉体を接合させる必要があるため一回こっきり、ぽっきり一億円!

カオルは田中さん引き込み、女子公衆トイレにはいると幻影をかけ…

田中さんになり…
「あ、あ〜〜♪よし」
田中さんの声にかわったのを確かめると、カオルはさっそうと歩みを進める。

改札をモバSuicaで通る。

(この時間の列車か)

エスカレーターを上りきると、

通勤快速、新木場行きがくる…
プシュー
扉が開き…列に並びながら、
車内にそのままの押されながら入り混む。

「もう少し中に詰めて下さい!!
……鞄もって!!押しますよ!!」

扉間際ではアルバイト駅員が、
扉を閉めようとひっしに押し込んでくる。
バタン

扉が完全にしまり、アルバイト駅員は、
他のしまってない扉を確認しにいく。

ガタン……ガタン、ガタン…

列車は走りだす。

(かー…久しぶりにのったがきついなぁこれ)

何しろ他人の鞄が前にある。また他人の腕が変な方向に伸びているのがわかる。
カオルはしかも宙に浮いていた…

しばらくは何事もなく進む…

赤羽駅手前でスピードが落ちてきて…

「ただいま停止信号です。しばらくお待ち下さい」

(うん、よくとまるよなぁ…
過密ダイヤをどうにかしろって言いたいもんだ)
ダイヤ調整しても無駄かもしれない。
編成数を現状の10両編成から在来線並みの15両編成に変更し単純に1.5倍の容量に増やすべきだろう。
だが十条駅の問題もあるが…

ガタン…
列車はやっと動き出し…駅ホームに進入する…

プシュー

扉が開こうとするが人圧でなかなか開かない。

…開くと人が一気に流れ出す。
カオルは田中さんに言われた定位置を目指す。
「出る方がいます、もう少々お待ち下さい!!」
アルバイト駅員がお客を制止し車内からの出る流れを優先させる。
赤羽駅はターミナル駅でここから上野方面に向かう乗り換え駅でもあるからだ。
「…降りられる方はいませんね?…どうぞ!」

ドヤドヤドヤと人が入ってくる…

カオルは、ムギュっと押し込まれてく。

(こいつか?それともこいつか?いや?)

変な方向に乗ってきた人が何人かいる。
そいつが女性になったカオルを押し込んでいる…

「次の列車をお待ち下さい!!」

プシュー……ガタン
列車は悪意をのせ走りだす…

(きた!2人か…マーカーはついたな)

さっそく、揉まれ始める…
網膜投射でマーカーがついて場所をしめしている…

(ん?増えたぞ)

プシュー
「十条十条〜」

試しに降りようとするがバックが引っ張られ、また前を塞がれ降りられない。

(うは、マジか逃がさね〜つもりなのか)

カオルおとなしくなる。

プシュー…

ガタン、ガタン…

(7か)

痴漢の魔の手が大胆になってくる…
後でお仕置きする事になるが、スカートをたくしあげ、
パンティの中へと手をのばしているのもいる。

『板橋〜板橋〜』

ドヤドヤドヤ

反対側のドアが開き、この駅で入れ替えはある…
マーカーついた内の二つの反応がここで降りていく。

カオルここでも逃げる様に降りようと演技するが、
押しつけられ降りれない…

ドヤドヤドヤ

人が入ってきて更に車内は過密になり、
それでカオルにかかる圧力がます。

(5のはずだろ?また増えてやがる)

一つの反応は別の方向にいってる。

赤羽〜池袋で累計15マーカーがついていた。

次は池袋だが痴漢の魔の手は大胆になりマ<バキュン>の中に指を侵入してきた。
(無抵抗だとこうなるんだよな)
まだ濡れてないマ<バキュン>に侵入した指は乱暴に内部の感触楽しむ様にし、
やっと粘膜保護の体液、勿論擬態の為だが…
で、濡れると更に激しい動きをする。
此処までくると痴漢ではなく更に上の罪、強姦だ。

池袋につく直前に手はひっこめられ…スカートが直されてく。

多分田中さんがこの駅で降りるの知っている…常連痴漢だろう、
かなりの手が引っ込められてる。

(15か…後でのお楽しみだな)

『池袋〜池袋〜』

ドアが開き人の入れ替えとともに圧力が弱まる。
カオルは解放されホームにおりた。

改札口から公園の方へ向かうと一つの反応がついてくる…

(おいおい)

公園に差し掛かるといきなりトイレに押し込まれた。二人がかりで…

「うへへ…ねーちゃん、早くいれさせてくれよ〜」

「さっきの痴漢ですね?警察呼びますよ?」

「あん?うっせえ!」
バチン!
平手で叩かれる。
「てめぇ同意してたろう!」

「なにが同意ですか!」

「無抵抗はなぁ、何されてもいいんだよ!おとなしくしろ!」

カチャカチャ…物をだしてきた…

(流石に加えろやぶち込まれるのはやだな…抵抗すっか)

振り解くとガツンと良い音が響く。
「な!て、てめえ!」

声紋スイッチオフ。

「おめえらさ、いい加減にしろよ…なに勝手な理屈こねてんだよ」

「な、男声?」

「おたくらみたいな犯罪者が痴漢は罪が軽いからっていって何回も繰り返す…
だから泣く女性が増える一方なんだよ!」

「は?痴漢は現行犯でなきゃ逮捕できねぇだろ!」

「なのでこういったのを用意しました〜」

「おまえ、どこから?」
虚数空間より取り出し、右手に見えるのはボタン式スイッチ…

ポチッとな…

片方の男が途端に痛がり始める…

「ギャアアアアァ、手が手がいてぇぇぇぇ」

今ごろ反応がある15は同様に悶えているだろう…

「な!お、おい大丈夫か?」

「ギァアアア手が、手があついぃぃ」

「てめぇ!何した!」

「あ〜この人の両手使えなくします。
使えなくすれば痴漢はやれないですよね?」

「な!そんな事していいと思ってんのか?犯罪だろ!」

「犯罪おかして自分が被害受ける番に犯罪って可笑しいよね?
それに報いる罪必要だと思わない?」

「ギャアアアアァ」

「や、やめてくれ」

「や・め・な・い・よ・…それに既に手遅れだし」

「ギャアアアアアアア!!」

両手が肘先から強酸くらったみたいに熔けだす。
もう一生使えない程であり、義手確定だろう。

(うん痴漢どもにはお仕置き完了。あとは)

「さぁ、おまえは…婦女暴行犯だよな」

「ひっ」

「ちょうどだしている物あるし、ちょん切っちゃえ」

「ヒギャャャャャ」

切り落としてあげました…
そのまま切った先はばっちいので流す…
きったハサミはレーザーで焼却処分。
切られた男は悶絶中、両手無くした男は気絶中…
トイレ内部あたりの出来事の記憶を消して…

外にでて田中さんをだす。

「とりあえずお仕置き終了しました…明日からは多分大丈夫かな?と」

「えっと…ありがとうございます。ところでお仕置きって?」

「ん?…ひ・み・つ」

「は、はぁ」

「あとさ、田中さん、痴漢にあったとき痴漢!とか叫びました?」

「目で睨んだりしただけです…」

「あ〜そりゃ辞めないね…痴漢と叫んで周りに協力を訴えないと…
あとなんらかの抵抗できるも必要だよ…

例えば女性ならヒールで相手の足を貫くとか、
裁縫針で痴漢の手をおもいっきりぶっさすとか」

「え?でも」

「そこらへんだったら正当防衛にはいると思うし、
ましてや痴漢してそういった抵抗され怪我しました!訴えます!
なんて恥ずかしい事できると思うわけないでしょ?
ただ、催涙スプレーやスタンガンは別の周りに被害がでるから駄目だけどね…
でもさ…無抵抗や恥ずかしいから叫ばない、それが痴漢が増長する元なんだし」

「わかりました…今日はありがとうございました」

「じゃあ…仕事に戻ろう…またあったら言ってね…
と、再生資源納品だけど」

「あのカオル様?いつまで私に?」

「あ!じゃあ脱いでくるから後ででいい?」

「2時間後にでも」

「ういっす」

カオルは世界扉で脱ぎに行き、もどってくると納品場所に田中さんがまってました。

再生資源を渡すと…

「…こんなに見事に…これでしたら反対にこちらからお金を払う事になりそうです」

レアメタルとかものの見事に再生できたのが大きい。

「じゃあ、帝国側にもそう話して…?」

「あ、はい構わないと思います。
差額分はこちらでの買い付け資金に…との事で」

との事になりました…


== 都内のテレビチャンネル ==


『本日9時頃都内各地にて、突然一斉に苦しみだし両手が溶けてなくなる…という事件がおきました。
警察では原因不明としながらでも、なんらかの因果関係を捜索中です』

『いやぁ〜凄惨な事件ですね〜
…しかしその中には痴漢の再犯歴ある人がいたそうじゃないですか、
神様が天罰を下したんですよきっと』

『次のニュースです。本日池袋西口の公園内において傷害事件が発生しました。
えっと…放送できない部分を切られて全治1週間だそうです』

『この事件ってニュースで流すネタなの?』

『デレクターがあたしの反応みたいから流せって渡されたので』


チャチャチャ

ニュースは終わる…




寸劇風後書き

あ号「……作者やり過ぎでは?」

作者「ん?俺的には個々までしないと、この二つの犯罪は再犯を犯す…って思うからなぁ、
よく被害者に人権はないのか?論者だし〜」

あ号「………」

作者「痴漢は正直軽すぎるよ…捕まって、何回再犯おかしているのいる?
強姦だってそう…
あと死にたいからって、秋葉原の連続殺傷事件…
あれだって死刑が望み通りなんだから、正直軽すぎるね…
あとは松戸の女性監禁、放火、殺人事件…
一人の女性をもてあそんで、ころして、証拠を隠そうとして、
で多分懲役10年位だよ…正直軽いしおかしいと思うよ…」

あ号「……かなりイレ込んでるな…」

作者「残虐刑の禁止だっけ…まだ昔は倫理あったけど、今最近倫理がついてきてないし…
つうのが持論だね…
まぁせめて今のアメリカでの性犯罪者にたいして、GPS首輪の一生着用義務で周囲の監視…や、
昔のギリシャみたく被害者によるやり返しOK位してくれないと…ねぇ」

という作者の独論のあとがきでした…

けど女性への同意なき暴力による犯罪は反対、
痴漢反対、

は崩れません。

なので、工場内に連れ込まれたまりもちゃん…助けたかったです…

H24年4月19日改稿

とりあえずやっと2001式デビューしましたね。
あとは売り込みか…

H25年3月再改稿



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