第88話『帝国動乱編その5 後始末へ…』


2001年9月6日

人員は基地にはもどったがT-850や、コバッタ、ヤドカリ達による、
夜を徹しての作業部隊による現状回復が行われ…
6日の朝方には帝都内部のオブジェは全て除去されたの報告が入っていた。

(とりあえず沙霧大尉は確実だとして…
あと誰がくるんだろ……?)

考えながらハンガーに来ると…水月さんが鬼の様な形相でいる。

無言で回れ右駆け足したが、

「カオル!!」
と捕獲されました。

「え…えっと…??」

「シュミレーターの相手しなさい!!あんたは未改造撃震だからね!!」

「11号!キャステロさん呼んできてぇぇぇぇ」
ドップラー効果で引きずられてくカオル…

11号キャステロさんを探しにフヨフヨと…

[キャステロさん]

「11号か…?どうかしたか?」

[マスターが呼んでます]

「何ようかな?」

[さぁ?…引きずられていかれたので、用件聞けなかったのですが…]

「彼がかい?…だれに?」

[水月に引っ張っられて…]

「…ああ、あの娘ね…と、カオル君のところにいってくるか」

[よろしくお願いします]

キャステロさんをアテンドしてマスターの処にいくと…
カオルはシミュレーター室で制限かけられてフルボッコにされいた。

管制台に行き、
「マスター、キャステロさん連れて来たよ〜」

『お、サンキュー…さて、どう負ける??』

暫くするとカオルが出てきた。

「ちょっとカオル!!まだまだやるよ!!」

「勘弁して下さいよ……キャステロさん、彼女を手なずけてもらえます?」

「了解した」

「キャステロさんが相手してくれるってさ〜フルメタルパニックの世界におけるエースオブエースだよ」

「!!…相手になるわ!!」

「後は、よろしくっす」

「ああ」
キャステロさんと入れ代わり……11号の側へよってきた。

「11号さんきゅ。まぁ後はキャステロさんが水月の相手してくれるだろう…
にしても、昨日逃げてたからなぁ…俺も…」

その後カオルは、後始末が、まだすんでないアメリカ軍の件をすまそうとしていた…
向こうは夜だろうと関係ない。の強気だったが…

「こんばんは、大統領」
国際衛星電話…

『渚カオル殿、待ってたよ』

「では早速ですが、第66機動大隊についてなのですが…」

『ああ、君のところが不当に拘束している部隊の事だね?』

「は?不当といいますと?」

『わたしは、君のところが我が軍の機体を勝手に攻撃、
武力で脅迫して拘束した…と報告をうけとるんだが』

「は??全く違いますが…」

『よって君のところに、
工場設備の技術提供請求をしようと思っていたところなんだよ』

「大統領!!それ本気で?」

『本気だが?』

「…この通信内容を聞いてもらえます?」

第66機動大隊との通信内容を流すが…

『ほう…これの出所は?』

「自分の機体からですが?」

『我がアメリカ軍機からでは無いのだね?
音声加工されてるのでは?』

「アメリカ軍機は…」

[マスター…アメリカ軍機はログが残って無い…]

(嵌められたか…)

『よってわたしとしては、
部下からの報告を信じてきみらに工場設備の技術提供請求をしようとしてるんだよ』

(CIAの密談とかも駄目っぽいな…なら)

「11号、ファイルナンバーZ-1を」

[使っちゃうの?]

「ああ…」

「今から流す内容をよく吟味して下さいね…大統領」

『まった…我がアメリカとしては』

回線を勝手に切り替え…

「ふう…さてと…どう処分してやろうかフッフッフッ」

[マスター…怖い…]

暫くすると…回線呼び出しが…とると、

『き、きみぃ…な、なんだねあれは』

「え?いやなに、選挙戦の不正の数々と、
不正献金の数々と、愛人とのやりとりとかですね〜
勿論映像媒体、裏つけ証拠付きですよ。
かなりおさかんでしたね〜」

『こ、これを…どうするのかね?』

「マスコミに公開したら面白い事になるでしょうねぇ〜」
微笑するカオル。

『や…やめてくれ…それだけは頼む…』

「言う事聞き続けるなら、いいですよ?」

『…わかった』

「えっとじゃあ第66機甲大隊なんですが彼等をそのまま下さい」

『ああ…手配する』

「あとは、彼等の家族、難民キャンプに入っているようですが、
市民にする事できません?」

『…多分すぐには無理だろう』

「…ならこっちで移民として引き受けましょう」

『わかった手配する…』

「あとは…とりあえずは」

[マスター、XG-70]

「XG-70?」

[副司令がほしいっていってた]

「あと、XG-70も下さい」

『わかった…』

「とりあえずそんな事です…原子力空母毎ほしいと欲張りませんのでご安心下さい」

『十分よー』

「ん?何か?」

『いや何でもない』

「あとはそうですね〜その報告書の出所疑ったほうがいいですよ。
でなきゃこの手使わなかったかもしれませんし」

『ああ…』

「では失礼〜」
大統領との回線をきった。

「11号、他に資料どれ程あったっけ?」

[愛人とのメイクラブ中と、もう一人の愛人とのメイクラブ、
あと企業からの不正献金、脱税、あと14歳に対してのおさかん。
叩けば叩くほどスキャンダルネタ沢山]

「引き続き大統領個人の情報収集頼むよ」

[イエス・マイ・ロード…ところでマスター第66機甲大隊まるごともらうの?]

「後催眠とか仕込まれてて、使い捨てじゃ可哀相じゃん」

[まぁ…マスターが決めたなら]

「まぁっうことで25号に案内させてね」

勿論、捕まえたあとアルミサエルの力でもって後催眠やCIAの計画陰謀、
またその他色々なものを引き出し、また家族環境を考慮した上で、洗脳解除は施した後だった。
テスレフ少尉の発砲は洗脳し、仕組まれていた…事だった。

アルフレッド・ウォーケン少佐は、
陰謀の数々を吹き込んだらうなだれてたので暫く放置中らしい…

「まぁ…今回は事前につかめていたから、手を打てた様なもんだな…」

[だよね〜]

「そういった不穏な動きの情報収集もよろしくな」

[了解、マスター]

続いて未だに済ませてない魔紀伊級1番艦の最終艤装及び試走を済ませようと、
地上の横浜軍港へと向かう。

魔紀伊1号艦がクーデター前日の4日に進水したばっかり…

異世界軍の手で新たに整備され、拡張しつつある横浜港…

以前は国際貿易の要となっていた横浜港で大改修中であったが、
BETA強襲で甚大な被害をうけ、機能停止の上、廃港となった。
帝都大井埠頭及び千葉港も安全とは言えず軍事輸送目的が多数になり、
民間物流の中心は安全な太平洋側沿岸特に仙台に集中し、
小規模魚港等も改修工事化する流れになる。

明星作戦において横浜を奪還するも、もはや港として機能できる状態でなく、
特に桜木町にあったランドマークタワーが崩壊して多大な被害を及ぼし、
貨物等取り扱い建物などもBETAに回収され、
更に跡地はG弾の影響もあり無残な姿で残されていた。

奪還後は最低限の横浜基地用に港が整備され、
接岸岸壁2パージだけ稼動…休眠同様の状態であった。

横須賀軍港はG弾被害が及ばず整備し再稼動し始めてはいた。

その後、現在異世界軍がてをかけての再開発工事を行っていて、
6基目の建造ドックが今月2日には完成、
時間のかかる魔紀伊級の建造が開始された。

これにより現在建造ドックは戦艦建造3基、フリーゲート建造2基、試作用1基の体制となり、
更に2基の建造ドックが拡張予定となっていた。

またBETA侵攻前には、荷役取扱で山下埠頭や本牧埠頭等大分土地をとっていたが、
その必要がなくなり…横浜空港、マスドライバー施設等合わせて生まれ変わりつつあった。

そういった拡張エリア部分についての土地権利等は、
常設施設がつくられる以上土地の権利移譲等行わなければならない…

人が住めなくなった土地が大半であり、
地価も下がりまくり…
そんな土地でも、所有者が判明している箇所については交渉済み、
権利を取得している。

その他にも土地の所有者が未だに所在不明…多分鬼籍に入っているだろうが…の土地が多数あり、
直系親族も同様に行方不明のまま宙ぶらりんの状態のままの土地であり…
いずれは国の土地になるがまだ期限に達してはない。

BETA襲来後に改正された土地相続関係の法案で宙ぶらりんの土地は、
あと1年程で国の土地となる。
土地関係で、切り刻まれた相続手続未了放棄地問題に法改正は食い込んでいた。

相続手続未了放棄地とは、相続手続きに約数十万かかり、
一人頭数万なら…誰かが放棄するまでまつだろう。
そして放棄の期限がきれ代を重ねると…

自分が相続する権利がある事すら知らない土地がごろごろと…
特に地方の元農地、現在都市化している土地に多いとか…

そのような放棄地は後1年程で国有地となり、
その後、帝国との交渉となる放棄地4畳分位の土地がちらほらと、
所有者不明の土地が大量にとある。

約定をしてでの、建設となっていた。

埠頭に近づき…

「お疲れ様〜」

「イエスマスター」

警備にあたっているT-850に挨拶しながら、
L型桟橋に係留されている魔紀伊級1番艦に同化する。

本来なら桟橋は仮設や構造的に打ち込むだけの為重量級には弱いが、
構造的には岸壁の造りとなっていて、重量級にも対応している。

最終艤装は謎系の導入。カオルしかできない話である。
武装に関しては建造段階で艤装を済ませていた。
注水式の建造ドック及び有能なコバッタ達が建造要員であるからできる話かもしれない。

(スロットは7か…)
戦艦クラスにつけられる数は限られている。
電装系が艦橋につけられたのが幸いであろう。

同化し、資材をだしながら各補助装置類をつけ…
改めて…

無限装填装置…説明する必要ないが弾無限大。チート。

自動装填装置γ…装填や砲塔旋回速度に深く関わっており、
装備する事で91%短縮できる優れもの。
これをつける事により180度近くの砲塔旋回が0.5秒で可能。

防御重力場β…実弾兵器を重力場で90%までのダメージを防ぐ。
また同時に艦の発砲衝撃を海に逃がして命中率が安定する。

謎の装置κ…艦の急速転回、前進、後進を可能とし、
舵の効きがよくなり、バウスラスター付き夢の装置。
140%の速度に瞬間加速可能、
瞬間転回は約90度以上可能。

謎の推進装置1…艦の速度をつけるだけで、
つける前の速度を40%増しにしてくれる優れ物。
ただし直進性がまし舵の効きがかなり悪くなる。

謎の推進装置2…艦の速度をつけるだけで、
つける前の50%増しにしてくれる優れ物。
ただし直進性がまし舵の効きが悪くなる。

発砲遅延装置γ…散布界修正-66%以内に収まる。

以上の7つの謎の装置類をつけ…

同化を解除しブリッジにでて…

[完成〜?]

「ああ」

[じゃあ早速出発〜]
係留ロープがT-850の作業で少人数でとかれ、
[サイドスラスター始動]
艦を離岸すべく湾方向へと押し出す。
傷がつかぬように充分離れたところで…

[超微速]

魔紀伊は東京湾へと10ktの速度で前に進み始め出港する。

試走の結果…巡航速度115.6kt、瞬間戦速159ktとだし、至って良好。

2番艦以降にも同様の改造を施す事を決定し、再び岸壁へと係留する。


同じく係留中のダナン級マーガレットにも施そうと…

散々理由があったが謎関係を入れる間もなく、
今回のクーデター対応の為なし崩しに実績投入したダナン級1番艦マーガレット。

他世界チートをいれるべく…

「カオルさん!!」

「どうされました?アンシェさん」

「何なんですか!あの船は!?」
微妙に震えながら魔紀伊級を指さしている。

「あ〜、謎関係のチートを施したので」

「それでも常識外れです!スクリュー船なんですよね?あれ!
何処の世界に100kt以上だすスクリュー船があるんですか!?」

「ここに…」

「うっ…と、とにかく非常識です!私の船にもつけてほしいです!」

「勿論試すつもりですよ」

「えっ?」

「ですので、ささ乗っちゃいましょう」

「えっあっ?!」

アンシェ大佐の背中を押して…

……

「じゃあまずつけちゃいますね〜」

艦長、副長のいる前で同化し…

(ほお…スロット9いれられるんか…)

元々の艦の能力が高いダナン級、更にチート仕様のが入れられる様になり…

先程の謎推進1、2、κ、防御重力場の他にも、

謎の装置α…つけるだけで若干頑丈になり、
舵反応が若干良くなり、
速度がつける前の10%分上昇し、
また指揮が25%良くなり、迎撃命中率等が上がる優れもの。
マイナス面が無い。

謎の装置γ…つけるだけで若干頑丈になり、
つける前の速度10%分上昇する。
ただし指揮が-25%と低くなる。
…ようは電子上にノイズが若干でるようなもの。

謎の装置ε…つけるだけで硬くなり、
つける前の速度15%分上昇し、
指揮が10%上昇する優れもの。
リスクがない。

謎の装置ζ…つけるだけでかなり硬くなり、
舵反応も若干良くなり、
つける前の速度20%分上昇、
更に指揮が25%上昇するという優れもの。


と…移動がプラス補正になる補助をいれても1スロット余り…
(無限はどうするかだよな…)

同じ武器が永久に供給され…
換装するには一回無限装填装置を取り外さなければならない…

多目的運用こなす場合にはデメリットがあるだろう…

(ま、いっかこれで…)

同化を解除し、試走をお願いする…

試走の為に艦が慌ただしくなる。
電源ケーブルから供給され休眠していた核融合炉が起動、
電源ケーブルが切り離され、

「もやい放て〜!」

マーガレットの繋留索が巻き取られ、艦内に収納され…

ダナン級専用係留所の海底からの固定ロックボルトが沈みこみ、
艦が自由な状態になる。
岸壁側からのプッシュ装置で艦が押され…
静かに岸壁からはなれ…

「では出港します…通常推進前進3分の1」

「アイ・マム」

機関が始動し静かに…いや…

『早過ぎます!』
まだ水深が浅く、湾内海上航行に伴い、
開放中の飛行甲板監視員から悲鳴が…

「えっ?」

「そ、速度24kt!!」

「減速!1分の6に落として」
沿岸近辺で24ktだすのは視覚がない潜水艦にとっては自殺行為に等しく…
他艦や他の何かに衝突する危険があり…

また艦の図体がでかいダナン級はまだ沿岸部では潜水不能であり、
しても艦橋その他が他艦に衝突の危険もある。

浦賀水道の水深が浅い部分を越えて潜航開始し、試走を開始する。

元のトゥアハー・デ・ダナンのスペックだが…
通常推進30kt、EMFC併用で40kt、
超電導推進及びEMFC使用で70ktまでだす。

それが…

「7…72.6kt…です」通常推進、水中でのスクリュー推進にて、72ktの速度をだしてた。

「な、なんて非常識…」

「まだ瞬間加速装置を試してないですよ」

「……やってちょうだい」

「アイアイマム」
艦が加速し…
「100ktです!」

「す、素晴らしいです事…」

「転舵の方はどうです?」

既に浦賀水道は抜けている為転回試験も平行して…

「……重い感じはしますね」

「どうします?速度をとりますか?転舵性能をとりますか?」

「転舵性能で…」

機関を一時停止させ、謎の推進装置1を除去。
最大巡航速度61kt、瞬間加速84.9ktの性能におちついた。

EMFC使用で81.1kt、瞬間加速は112.9ktになり…

超伝導推進使用で142.3kt、瞬間加速198ktを出す、
脅威の速度をだす巨大潜水艦へと仕上がった。

「艦長…いつ海底衝突しないかヒヤヒヤですよ…
こんな速度をだすと」

「そうよね…」

「ああ…じゃあ…」

空いているスロットに、
音波探信儀β…水中索敵能力が大幅に上がる。
具体的には2倍以上…

3D捜索レーダー…水中及び水上探知能力があがる。

をつけて…試走は終了した。

……

「カオル殿」
ハンガーデスクに戻ってきたカオルを…

「ラトロアさん、あ、どうです?調子は」

「機種転換訓練中ですがかなりよいかんじですね」

あと一週間程で実戦にも可能との事だ。

「これで、やわい戦術機とはおさらばですね」

「ええ…今度の機体の装甲には目をみはるものがありますよ。これが戦術機にあったなら…」

「基本今の技術では生産できないっすからね…」

「あったなら…今までいった部下達も逝かずにすんだのに…」

「ま、これからは死人出ないと思いますので…ジャール大隊の腕ならね」

「はい!!」

ラトロワさんが別れていって…
よれよれになったヤマモトが来た。

「バーニィお疲れ」

「カオル……」
ヒョイッと、ユンケル皇帝液ロイヤル3000を渡す。

「サンキュー」

一気に飲むヤマモト。

「プハー…病み付きになるね…この味」

「で、今解放されたん?」

「ああ、そうさ…本当ビダン様は、いつ寝てるんだ?なんだが」

「俺の聞いた話を合わせると寝てないっう話だぞ」

「マジ?」

「ああ、C-01が相手してた時間のあと、執務室はいっているのを確認してるし、
ある程度の時間のあと、また別のC-01が相手してるってさ…」

「あの人ならありえるか…」

「なぁそんなに凄いの?」

「ん?カオルは相手になってないん?」

「まだね」

「あの人の凄さは味わってみないとわからねーよ…
まさにグリングリンな世界さ」

「……」

「けどなぁ」

「けどなぁ?」

「俺も戦場に出たかったな…」

「…どして?」

「まぁさ、まだ3回しか出てないんだぜ」

「あ〜うん」
ヤマモトはOG世界のF-28航空パイロットであった。
アイドネウス島進行作戦で撃墜されるまで、それ程でてない模様だ。

「で、たまたま…さ、
やっぱり経験じゃん…こっちにきてから、
機種転換訓練うけてるけど、やってけるかなぁ〜の不安があるわけだ」

「……」

「でもって昨日戦いにすら呼ばれなかった…
まぁ相手がビダン様であるからしょうがないけど」

「……」

「戦いたかったんだよね…俺は」

「やっぱり8人じゃ対応しきれない?」

「正直、うん!!と言わせてもらうよ」

「まぁわかった……考えとくよ」

「うんじゃあ…医療カプセルいってくるわぁ〜」
ひらひら振りながら…背中が煤けてみえる…

(ありがとう貴重な生贄ヤマモトよ…)
心の中で合掌していた。

カオルがビダン博士の相手しない理由がわかるとは思うが…
動ける様になる回復の時間が惜しい、その一言につき、

今では三人の為の身体であり…
しかし博士の知識は惜しいしがための生贄だった。

ぶっちゃけエ<バキュン>しないと教えてあげない〜
という人程扱いにくいのもいない…

(さて、第66機甲大隊の機体選定は……後でいいか…
まずはシュミレータ訓練からだからな)
机を叩きながら…

(ふむ…先に生贄か…となると)

生産設定を…

シャトルの生産200機、

追加命令だして…
明日トリップしようと今日の業務を終え、自室にともどってく。

2001年9月7日


今朝方、リストがあがってきた為にT-1000をフルメタの世界に送り届けた後…

「トリップいってくるよ」
と暫くまた居なくなるのを伝える。

[今度は何しに?]

「戦闘要員じゃないけど、また後方要員かな…あとは技術もね」

[技術?もうそろってんじゃないの?]

「ま…ね。取得しておいて損はないしさ…じゃあいってくるよ〜」


世界扉をとなえ…
……
カオル報告

人員吸収 アメリカ合衆国軍第66機甲大隊

シャトル200機追加




寸劇風後書き

作者「さて次の世界は……」

桜井隊長「作者さん、わたしの事忘れてませんか?」

作者「お、桜井さん…活躍しまくったじゃないですか、動乱では」

桜井「ミスリルにお株かなりとられたし…かかれてないし…」

作者「まぁまぁ…」

桜井「ねぇ、カオルといつ結ばせてくれるんです?」

作者「あ〜桜井さん、コバッタ達に心理操作済みの設定ですよ」

桜井「…コバッタ達に?」

作者「それに彼らは赤ちゃんが欲しい!!
という原理だから無理だと思うよ」

桜井「作者…絞めるよ…」

作者「ちょ!!やめ…おま…シャレになら…グェ」

作者の頭がコロリンと地面に…

H25年5月再改稿



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