第143話『重慶ハイヴ攻略戦編2 作業群BETA』


大地の資源を回収する作業群BETAを殲滅する為にウランバートル重慶間中間方面へと向かう攻略艦隊…

BETA側の認識では安全地帯なのだろう。
作業群BETAが多数活動している。

作業群BETAの構成は、60kmあたりの速度でハイヴを出て作業地域まですすみ、
突撃級は削り取り、
要撃級は粉砕し、
戦車級は体内に取り込み運搬、
闘士級は取りこぼしを集め、
光線級は硬い岩等を切断する。

戦車級が比較的早めにハイヴ方向へと向かい、
胃の中を吐き出したのが戻ってくるか別作業群に加わる。

その様な動きをしている。

兵士級は気ままに散歩や手や口で回収する模様であった。

新型種は作業がない為か、また脚の遅い要塞級や重光線級等も、
ハイヴから500km以遠には確認できてなかった。

確認できている個体も作業群とはある意味別行動をとっているが作業群掃討の際には、
迎撃行動をとるだろう…


ボギー3d、師団規模に対して攻撃をしかけ始める。
最大有効射程の60kmの遠隔地にむけ一斉に火を放つ…
勿論稜線の向こう側への間接射撃であり、
光線級、重光線級の射程外である。
偵察衛星からの観測データーのもと目標はさだまっていた。

ボギー3dとの距離は僅かに60kmであり、
BETAの集団の中にいる突撃級はたった20分程で踏破してくる距離。

たった20分…そのいかに短い時間で砲弾をばらまけるのかが勝負であった。

90度艦を転回した陸上砲艦から、61cm砲の全6砲塔が口火を開き、
全力射撃27隻合計432発の砲弾がはなたれる。

……


資源回収しているBETA達…
岩盤を切断していた光線級が空に大きなつぶらな二つ目をむけると…
最大威力で光線を放つ。
光線がいたる箇所からあがり何かに命中するが破壊はできてない。
光線があがったあたりで作業していた他の種族も作業をやめ、
脅威が発生した方向へと向かう。

光線級が必死に脅威対象へと光線を放つが中々撃墜できてない。
光線級が当てているのは61cm砲弾…

爆散までは中々いかず苦労している様であった。

単純にいくと胴回りが50.8cm砲弾より5cm程装甲が分厚い約2.7tある質量弾。
更に風防込みだが長さ的には約2.6mと長く、
50.8cm砲弾より約40cm長くなり、
その為弾体も正面からみると17cm程厚くなっている。

光線級にとっても更に撃っても撃っても中々破壊できなくなり…
何しろ正面からは最短1mの鉄を貫通しなければ炸薬部分まで届かず、重光線級も同様…
流石にそこまで分厚いとかなり苦労している。

大和の砲搭正面装甲が65cmであり、
それを上回る鉄を貫通させなければならない。

光線が一発の砲弾にあたり、表面が赤くなり…中に入る様だがそれまで。
直ぐさま3本の光線が同じ箇所にあたるが、
それでも迎撃できない。
更に9本の光線が直撃しやっと炸薬まで届き爆散した。

だがここまで集中しなければ迎撃できず、
発射されて光線級の標的となり1分11秒後…

大地に突き刺さる約350発の質量弾。
中には大きな爆発を伴う砲弾も混ざっていた。

2割程混ざってる軽榴弾による爆発だ。

ある程度の装甲厚、最短胴回り20cm、正面側60cmを保持しながら炸薬量を上昇させていた。

光線級には4から5照射程で迎撃できるが、質量弾の方に集中している。

4秒後には約390発が突き刺さり、8秒後には約421発…
明らかに300匹の光線級の迎撃能力を超えていた。

着弾の度に次々と光線級の数が減ってゆく…


次々と砲弾に命中するが、たかが火線は300本あまり、インターバル込みで、毎分合計約1200位しか集団からあがらない。

陸上戦艦からはボギー3のBETA集団へと砲弾を降り注ぐべく、連続的に砲火をあげていて、一つの砲門から毎分15発、
合計毎分6480発と連続的に撃ち込まれる。

毎分約6480対毎分1800…
しかも迎撃できる弾数はすくなく…

主砲の初撃から2分後にはBETAの迎撃をくぐり抜けボギー3dに着弾し、盛大な命の散華の花火が上がる。

散布界が60kmにおいては拡がるのも幸いし、
次弾が同一地点に弾着はしない。
次々と着弾する毎分6480発の砲弾が無駄になる事はなかった。
目標一帯に対しまんべんにばらまかれまさに火柱や土砂の花壇といってよかっただろう。

その花壇の内部では空中に爆風で死にながら打ち上げられる兵士級もいて、
みるみる数を減らしていく…

着弾数がはるかに勝っているが恐れのしらないBETAは被害を与えている災害にたいし、
すでに探知していて突撃をしかけてくる。

爆発の嵐、肉体を散らすデスロードは個体数を減らすまで続く。

膨大な砲撃数に対し、群の形成数が減ってくとBETAに与える命中損害率が、がくんとへってく。

それは無誘導の砲弾という性質上致し方ないものである。
あくまでも予測目標であり、またその目標に対しても散布界の範囲でずれて着弾する。
必中ではない。あくまでも期待命中率である。

砲弾は大気の影響、重力の影響、砲弾から発生する衝撃波、螺旋回転低下等で、
最終的には散布界の数値でずれて着弾する。

なので単一目標に対してはなかなか命中する事が難しく、
ばらまいて撃ってればその内命中するだろうが長距離砲や大砲の運用であった。

必中とよべるのが水平発射等の仰角であり、
砲弾で10km位に位置する米粒位の目標に当てろは至難な技であった。


40分後…突撃級は死滅したが、生き残りがなんとか砲弾の嵐をくぐり抜けた。
だがその先には…別の嵐が待ち受けていた。

残存数を大きく減らし僅か二桁のBETAが突撃をしかけると…

待ち構えていたのがスフィンクス、2001式の混成集団…
一斉に火を放つ必中の砲門。
くぐり抜けた先は地獄でありまたたくまにボギー3dの集団は殲滅してしまった。

上空では別の集団に対し砲撃を食らわす為に弾がとんでいた…

司令室オペレーター達は、忙しく指令を回しながら状況報告しあっている。

「ボギー3d脅威対象外へ、残存僅か」

「ボギー4bに砲撃中、殲滅度87%、ボギー11a射程圏内まもなく到達みこみ」

引き寄せられているBETA群は、
砲撃の音速突破の衝撃音で引き寄せられてると思われた。

カオルの潜入面で常々言われているが、音速突破時の音は半端ない。

かといって音速突破しない初速、340m/sで放たれた質量弾…
つまりロケット等自走能力がない速度では威力がかなり落ちよう…

また着弾時の衝撃波でも何だかの異常があるのを検知していると思われた。

「第5大隊、ボギー4bへの迎撃体制へ移行」

「第1大隊スフィンクスへ入庫、第6大隊が担当引き継ぎ」

「地下透過レーダーも異常なし、周囲近時接触集団なし、
ボギー11a殲滅後予定行動可能」

今のところすべて予定範囲内で推移してある模様だった…

この後予定進路は、ウランバートル側を1200kmライン、
敦煌側を1000kmライン、
マンダレー側を800kmラインを通過し、
一周しつつ距離が開きすぎたウランバートル側750kmラインへと進む。

これで重慶ハイヴ所属の作業群は殲滅でき、挟撃の心配なく攻略に移れるだろう。

あとは攻略をすみやかに行いBETA側の救援群に備えるだけ…

ただし地上重慶ハイヴ周囲1500km圏内には約50万のBETAが作業を行っている…
それの殲滅がキモであった。
明らかに重慶ハイヴの飽和数より上だが、内重慶ハイヴ所属数は約20万であり、
残り約30万は周囲3つのハイヴの作業群、
特にマンダレーに属するのが多い。

更にハイヴ内部に約30万の個体がいるが、
作業群が各個戻って飽和総数から溢れたら飽和移動群が発生する流れであった。


その頃…武は…

通常通り教官職を行ってもいた。

武の現在の愛機魔不知火は既にトレインカーゴで中国大陸の地にあるが前述の通り、
チューリップでの出撃が可能になっているが為であった。

今回のハイヴ攻略に207小隊の出撃はない。
まだ実技に入って2週間ばかりであり流石に実戦は無理と判断。
機体は魔吹雪のままで横浜基地で訓練中…

前週で対人戦の実戦に借り出されたのが12月に入って、
BETA戦が佐渡島ハイヴ攻略戦であり約2箇月の期間があった。

その判断は間違いではないだろう。

……

2001年11月24日

朝方、ハンガーデスクにおいて、

「ん〜やっぱりミサイル必要だよな…」

昨日の戦闘結果をみながらぼやいていた。

被害はゼロのものの、護衛の混成部隊へ到達してしまったからだ。

確かに数を削るというのは戦艦の主砲の弾の破砕力以上だと、
広範囲大規模ビーム兵器以外にはない。

大口径実弾による爆発力で着弾範囲に爆風を巻き起こして、
周囲を巻き込み、生命を削る事となる。

砲弾はビーム兵器と違い、5m横にずれたからといって着弾爆風で、安全ではない。

なので実弾兵器とすると、最適なのだ…が、
何分精密命中率の問題がある。

はっきり言おう、40km程離れた距離での戦艦同士の命中率は1%以下位なものである。
どんなに精度をあげたとしてもだ…

まず互いに移動し、
進路を予測し、
予測した進路へ主砲を放つ。
…が弾道は、飛距離、初速を延ばす為の施条痕の影響で、着弾近辺で軌道ははずれ、
まずは40km先の戦艦予測位置に着弾命中率が5%位なのである。
その為数多く主砲弾を放つ…が弾道は一つ一つずれ、
広がり着弾する…
その広がりが散布界というものである。

その為、ある程度は集約するもの、ムラができる為、
その瞬間生き延びる個体が出てくる結果となる。
約500発の散布具合は、最大有効射程である約55kmにおいて、散布界は実に1.5kmに広がる。

BETAは恐れを知らず突撃してくるので、
障害物がないかぎりスピードは落としてこない。

その結果生き延びで到達する個体がでてくる。

なので、どんだけ門数を増やしたとしても、
その精密命中の部分においては誘導される、
または瞬時に時間差なく命中しない限り解決はない…といえる。

誘導兵器であるミサイルがないかぎり、
艦砲射撃だけで殲滅はできないといえよう。

結果、より近距離での対応する部隊が最後の締めを担当する事になるのだ…

そっちは門数を増やせば増やすだけで解決はつくのだが…

当初黄海にてさいたま級の援護で対応する予定だったが、その艦も回してしまった為、

今日、横浜基地から佐渡島へまわったさいたま級8隻以外、
自由に動けるミサイル艦はいなかった。
フリーデン級も在庫きれ、建造中である。

「悩んでも、間に合わないか…来月の攻略時には、ミサイル艦がいないこと無いようにすんべ…」

一応タクティカルトマホークは、射程は3000kmをほこるが、速度は880km…
佐渡島からミサイルを発射しても、
着弾まで3時間現在の戦場までにはかかる。

3時間後には既に別の戦域で戦闘をおこなう為、実質的には200km圏内からの射出でないと間に合わなく、
衛星からのデーター再誘導でなんとか1000kmあたりでも使える…といった具合である。

それでも発射して着弾する1時間15分後はほぼ戦闘が終わっている事態で…
戦闘始まる前に発射しておかなければならなく、
再誘導のターゲット選定という形だ。

トマホークの巡航速度アップ等は大気による航続距離低下を引き起こす為難しく…
問題点がある話題であろう。


「あとは放射能か…」

中国大陸内部に入るにつれ外部放射能の数値がだんだんとあがってきた…
その為統一中華連合に対し撤退勧告、載せたトレインカーゴが離脱し、
鉄原基地に帰投中との報告がはいった。

まさに死の地域…

元々宇宙に対応しているゲシュペンストはともかくとして、
戦術機は核被曝には対応されていない。

宇宙では常に放射線にさらされている。
一日平均1mSvであり、これは地上の一万倍の数値にあたる。
その被曝防護の為PTをはじめとした機動兵器は対応とっており、
真空の為の酸素はもとより、太陽フレア発生時の高放射線に対しても遮断できる能力はある。

戦争中に太陽フレア発生したから出撃できませんでは話にならないだろう…


ところが戦術機は宇宙での運用は一応考えているものの、重量増加につながる被曝防護については考えてなかった。

大気圏突入殻が被曝防護をしている位だ。

内部被曝に関してはNBC防護は選択式といってよい。
基本有毒なガスや臭気を濾過する装置がついていて、外気を取り込んでいる。
放射能汚染地域や濾過しきれない有毒ガス地域、宇宙空間では、
外気流入系遮断し酸素ボンベを積み込み使用最大24時間程。
普段は重量増加につながる為使用はされてない。
内部被曝に関してはこの通りだ。

だが放射線遮断は機体重量増加の為オミットされている。
具体的にいうと重量が5倍弱…120t超になり、

の為無改造の機体では衛士の生命が保障できないのがわかっていたため勧告をだし、
帰ってもらったと報告があがっていた。

(気持ちは嬉しいんだけどね…)

因みに魔不知火は構造的にはゲシュペンストにちかくなっている為NBCに関して備えていて、
ゲシュペンスト同様、循環系酸素発生装置を採用していた。


……

報告を見終わった後作戦の進行状態を確かめるべく、
司令室に向かった。

司令室にはいると…

(2回戦闘終えたあとか?)

ボギーの数が減っていた。

「状況は?」

[ボギー13dが戦闘で殲滅、ボギー17cがハイヴ内に入って吸収消滅、次回戦闘ボギー5dの予定]

艦隊は旅団規模以上掃討に向かっているが、

その下の多数の作業グループにはスフィンクスが派遣され殲滅区域を広げていく。
艦隊の通る左右に派遣され広げていき、
また進行方向に半個旅団規模以下がいる際に先行、通る頃までには殲滅させていく。

半個旅団規模には連隊で、
連隊規模には大隊で…と、
30:1の割合であたりにいき、時間をかけずに殲滅。

集まって数を揃えればBETAは怖いが、
スフィンクス1機につき、要撃級や突撃級等が15匹程度の割合で当たるならさほど怖くはない。

「規模は?」

[8万規模、大砲級が確認できてるよ]

「大砲級か…進行作戦であうのは初めてだな…」

[進みが遅く、大規模集団になりやすいから、
厄介なんだけどね]

「まぁ…しゃまいよ。大砲級を先に潰せるようにな」

[うん。了解]

「ボギー5dとの開戦中に予測される事は?」

[ボギー6a、7b、8aの接触だね]

「各ボギー群は…」

[ボギー6aは戦力6500程、光線確認済み。
ボギー7bは戦力12500程、同じく光線級確認済み。
ボギー8aは戦力5000程、光線級は確認できないよ]

等と話していると…

「ボギー5dに動きあり、大砲級が射撃態勢になります」

「はじまったか」[始まったね]

「そのまま主砲有効射程まで進軍。フリーデン級、迎撃態勢にはいります」

「フリーデン級、VLSハッチ開放、
全スタンダードミサイル、全RIM-166ESSMアクティブ、
RIM-166RAMアクティブ。いつでも迎撃可能です」

「迎撃エリア15km設定」

迎撃ミサイルが光線級に撃ち落とされる事になるので、
なるだけ引き付ける必要がある。

「弾級が射出確認!!迎撃緒元入力、1から12射出準備、
発射まで10、9、8、7、6、5、4、3、2、1発射!」

それでも光線級に迎撃されてもいいように、
ESSM12本が1個の弾級に向かい撃ち出される。

やはり、

「5番、8番、12番レーザー受けてます!…消滅確認、弾級に着弾!
爆破撃沈確認しました!」

1発でも弾級を撃ち落とす事はできるが、用心には用心をかさねる。

「引き続き弾級が打ち出されます!」


大砲級の射出速度は1分間に2回ほど、個体数がボギー5dに80体ほど確認できてた。

次々打ち出される対空ミサイル、対空ミサイルを迎撃する光線級の火線、
毎分160体の飛来する弾級、光線級のレーザーにより、ESSMの迎撃網も突破され、
RAMも次々と射出される。

が、CIWSは稼動はせずにとうとう…

「ボギー5d有効射程圏内に納めました!」

「031のみ目標接近中ボギー51、032から040はボギー50!!」

このころになると、大砲級の回りに弾級、光線級がたかり、
それ以外のが前進し始めてボギー5dは、二つに分離していた

ボギー50艦隊に向かってくる個体群、
ボギー51が大砲級を中心とした個体群に振り分けられていた。

「一斉斉射入ります!!」


艦隊は足を止め、一斉に主砲の口火が開く。

次々と目標BETA群に砲撃が加わる。

「ボギー51着弾率98%個体数減らしていきます、
最短射程まで残り120000、
ボギー50現在着弾率52%、着弾率上昇中です」

光線級が狙いをかえ、主砲弾に目標を変えた。
が嵐のように降り注ぐ61cm弾、
着実に光線級の命を奪っていく。

他のボギーからの迎撃もくるが、到底全弾迎撃は不可能でありおいついてない。

そして…

「距離10000主砲最短射程圏内です!
ボギー51、残り個体数約2000!」


「混成部隊群砲撃開始します!」

護衛のスフィンクス、2001式の主砲が火を放つ

「目標変更、031から038ボギー7bに射撃開始します。
約5分後036から038はボギー6a、
039及び040は引き続きボギー8aに砲撃続行します」

わかりやすくいえば…そろそろボギー6aから8aまで接触しますよ〜だ。


2001式、スフィンクスの混成部隊は、傷ついたボギー5を難無く受け止め、駆逐していく。

それでも果敢に突撃してくるBETA群…
120mmマシンガンが唸り始めた。

そして、
「ボギー51消滅!!第2、6大隊補給に入ります!」

「第1、3大隊ボギー6aに砲撃開始します!」

「第5、7、9大隊砲撃準備態勢に入ります!」

「第11大隊まもなくボギー8aを駆逐完了!」

戦闘の推移は足を止めた異世界軍に分があった。
嵐のような主砲弾で接触までにどうしても数を減らすはめに陥るBETA群…

そして…

「駆逐完了か…」

[ところでマスター、今は居なくともよかったのに…]

「……何かあったらさ」

[その時には引きずってくるよ♪]

「だろ?だからいた方がよいと…」

[将軍が率いて異世界軍の艦隊を指示してるのに、
マスターがいってなんになる?]

「ん…そうだなぁ……どうにもならないか?
精々五百位を相手にする程度だもんな…」

[マスターのいる箇所は勝つけど、それ以外の箇所が瓦解するし〜]

「だから、強化しまくったし、優秀な人材を連れてきたし…
それで崩れる様ならどうにもならないか…」

[かもね〜]

現地はそろそろ闇が覆ってきた。


……




寸劇風後書き

作者「いよいよ重慶ハイヴか…」

ナギ少尉「ねぇ作者、文だけでBETA戦力把握してるの?」

作者「ああ、勿論だとも!!」

ナギ少尉「言いきったね?では現在残存BETAはボギー何?」

作者「と…えっと……」

ナギ少尉「作者、その片手にもっている端末はなに?」

と奪うナギ少尉。

作者「ああん…それがないとそれがないと〜〜〜」

ナギ少尉「次の回でわかりやすく説明してね?」

作者「は、はい…」

ナギ少尉「よろしい。じゃあかえすわ」

作者「お前ぇ、ほとんどの人にとって命より大切なものを…」

ナギ少尉「素直にしないからよ!!」

作者「…わかったよぅ」

ナギ少尉「さて、次回は…いよいよハイヴ本体の攻略です。次回、重慶ハイヴ攻略編その3、お楽しみにぃ」

H25年9月再改稿



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