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定期的に2日で1話のペースで投稿してますが、作者が風邪を11日現在こじらせてます。
なので2日後の13日投稿分はお休みとなります。
多分15日には投稿できるかと…

第172話『大規模侵攻編3 第二次敦煌拠点防衛戦』


200cm砲の砲撃がやみ解体作業に入る頃、モンスター改の砲撃は今だ続いてはいが、
拠点防衛施設影響しない10km後方に布陣している、
トレー級やダブルトレー級の射程内にBETA群の先鋒が差し掛かり砲撃が開始された。

多数の砲弾による爆風により薄まった煙幕から必死に迎撃の光線をあげる。
だが、対艦徹甲弾頭には効き目がうすい。

他に攻撃できる手段はあったが、
数少なかった大砲級は自身の射程に入る前に、
集中的に煙幕弾頭ミサイルが後衛陣にはなたれ、高空射線上の煙幕が濃くなり、
高空射線上から飛来した通常型トマホーク2により死滅していた。

……

「突撃級、残存0確認しました!」

最終的に200cmの連射がきき、更に煙幕弾で迎撃されないミサイルが突き刺さり、
突撃級が完全に死滅し、砲撃時間が稼げるようにはなってきた。

250km地点のマイクロ地爆時点までに約411万のBETA、
そして200cm砲とモンスター改の砲撃で約229万がトレー級砲撃開始時点までに死滅した。
マイクロ地爆の効果範囲中心部をなかなか通らなくて予測よりも削減はできず、
残りは随時削減中で約1800万…

「拠点内は全て完成してるよな?」

[うん。大回り一本道の誘導路以外、
中型以上が通れるのはないよ。
小型サイズのショートカット通路も完成してるよ]

縦横無尽にあった横坑や広間は処分変わりの死骸を再利用した形で充填封鎖され、
中型以上は大回りするしかなくなっていた。

これにより反応炉まで最短約6kmの道のりが約32kmとかなりの大回りとなろう。

そんなヤワイ素材で、充填封鎖された横坑を再掘削し開通するんじゃないの?
の疑問があるとはおもう。

だが充填封鎖された=土が隙間なくつまっているのと同様であり、
そのつまっている土を何処に運ぶのかがまず問題となる。

通常の作業群BETAでは運搬役は大量にいる戦車級の役割なのは何回か話してはいるが、
戦車級のなんでも砕く歯は、少しでもより多く取り込み運ぶ為のものである。

そのまま形をたもったままで取り込むとお腹の中でスペースがあき、うまく運べやしなくなる。

更に内部に貯める量には限りある。
物理法則はBETAといえ無視できず、
満腹になったらどっかで吐き出す事が必要であり…

基本は所属ハイヴで資源として吐き出し回収するが、

今回の場合には奥へ奥へとすすむ味方の集中した強い流れを逆流して戻らなければならず…
その場で後ろに吐き出すのは、結局自分だけが奥に進むだけにしかならない事であり、
広い誘導路まで戻って吐き出すのはつまって狭くなっていく事になり…

横坑再開通はすすまないのが予想はできていた。

大回り誘導路の必要性はより多くのBETAを、
敦煌拠点地下のマイクロ地爆による爆破に巻き込ませる為におこなっているのであり、
時間をかければかけるほどより多くのBETAが巻き込まれるだろう。

「拠点迎撃準備の方は?」

[配備人員の移動完了、自動防衛システムも稼動準備完了だよ]

今回拠点内でも攻略戦時に活躍していたスフィンクス等機動兵器類は、
迎撃にはあたらない。
理由として一本道でありBETAの勢いを支えつつの遅延射撃は難しい為でもある。

その変わりに活躍する予定が、先のウォードレス兵らの他に、
自動防衛システムであった。

勿論ウォードレス兵らは有人である為に撤退ルートに関しては抜かりなく後述にて…

先に防衛システム類に関してだが、まず地上においては、自動固定砲台と自動機銃、
地下坑内においては自動武器システム、自動機銃が採用されている。


固定砲台は対人戦では良い的でもあり、大砲の発達とともに強固な掩体を必要としてコストが高くなってき…
コストがかかった強固な掩体作られると、
迂回し戦闘回避され意味をなさなくなって廃れていった時代遅れの兵器である。

特に第二次大戦時においては火炎放射器による射界外からの攻撃で無力化、爆弾で爆破され、
また艦砲射撃等で強固な沿岸砲台が次々と破壊されていった。

艦砲射撃は命中しなければまだ耐えられてたが、
1.5m厚のトーチカは観測され発見されたら良い的であり、
集中砲撃を受け直撃弾により沈黙していく…

地下10m程に掘られた地下要塞群は通路直上命中でも耐えられてたが…
目標座標がわからない点ではトーチカとは比べものにならないだろう。


BETA戦においては対人戦では時代遅れの野戦砲が活躍したと同様、
トーチカ砲台は重要な戦力として活躍した。

野戦砲は低コスト生産の代表であったが、
トーチカは、強固な防衛力をもち、戦車よりかは生存率が高い。
逃げれないはあるが…

戦車の平均装甲厚は7cmであり、最大重量もマウスが180tと平均60tあたりである。
戦車級に取り付かれてもしばらくもつ装甲厚をもっている。

勿論鉄素材も好物でありいつかは食い破られるが、
食い方や内包量の問題で人間が一気に何かにかぶりつき…
硬い氷の山を例えるが一気に消化できるか?で考えてもらえればよいだろう。

戦車級の歯が入るあたりまでしか咀嚼はできず、
無理に引きはがす力はない。
分厚いのは少しずつ歯で削りとって咀嚼せざるえないのがわかるだろう。

だが大きな種族に取り付かれると…一撃で破壊される事が多い。

突撃級あたりだと突進にぶち当たってひっくり返されたり…
ひっくり返されると戦車は構造上無力化される。

逃げ遅れて要塞級あたりだと脚に押し潰されたり、貫通される等はある。

要撃級にも追いつかれ前腕による一撃で駆動部がおしゃかになるだろう。

戦車は大型種に対して無力化されやすいがトーチカはちがった。

土に掘った塹壕等は戦車級の手がのびてくるが、
分厚い5m級のコンクリート製トーチカになると、いましばらくは突撃級の突進にも耐えられる。
特に傾斜角をとっていれば突進もうまく突き刺さりはしない。
要塞級の重量ある一撃でも5m級の分厚いコンクリートなら耐えていて、
また要撃級の削りある一撃にも耐え、別のヤワイ目標に要撃級は向かっていく…

更に砲身が稼動式で中に収納できれば、どのBETA種も入れない大きさの砲眼から一方的攻撃が可能で、
あとはトーチカに人が入る扉等をいかに分厚くできるかだ。

戦線が安定してれば、トーチカ後方に向かったBETA群も駆除でき再び補給を受ける事ができ、
削られたコンクリートの補修をし利用できるだろう。

あとは内部の貯蓄弾数や食料次第ともいえ、
特に飲料水確保に関しては重要でもある。

世界各所にトーチカがつくられ戦線をささえた。

地下侵攻時にトーチカごと落下する事はあるが、
緊急避難にもつかえ砲台の保持につながり、
一週間以内に戦線復旧できれば再活躍につながる。

大幅に戦線が後退しなければ使えるのだ…

今回採用した自動砲台は人の避難場所でもなく、
使い捨てで防衛力は求めてなく、
資材的にはさほど使用されてない。

2001式に使われる上部砲塔を改造されたものが自動砲台として…
自動機銃に35mmCIWSの改造したものが採用、
坑内用の自動武器システムにはPT用の武器が用いられ、
天井部にPTの片腕が付けられマシンガンがばらまかれる。

各座にはパンジャンドラムあたりと同等の判断性能が与えられる代物であった。

多数の自動システムに供給する無限装填装置とあいまって、
強力な防御拠点に仕上がっていた…

「BETAホイホイは?」

[太陽近辺にて設置済だよ。いつでも稼動可能]

チューリップを使ったBETA転送作戦、
BETAホイホイ…
燃え盛る熔鉱炉太陽に処分してもらおうと設置していた。

……

トレー級砲撃の間にも、トールハンマーの搬出作業はPLや作業用エステバリスを用いて順調に行われ、
500m砲身は両端をトレインカーゴの二つのカーゴ頭上に専用台車によって固定された。

砲身台座部も幾つかのパーツごとにわかれカーゴに収納され、
専用運用化された2編成のトレインカーゴは護衛をともなって戦場を離脱していく。

……

BETA群から姿を消した突撃級の勢いの衰えはあるものの、もう10km程で陸上砲艦隊も射撃中止する。
その砲火の後を引き継ぐのは…

[いっけぇ〜]

[僕らの考えた]

[ローリングボム!!]

カーゴトレインより一斉に吐き出された球体…
BETA群へ向け一斉に転がりはじめていった。

直径18m、戦術機と同等の大きさの球体、その球体からスパイクがでている。

ゴロゴロゴロゴロ

とにかくスピードが落ちる事なく転がっていく。いやむしろあがってく…

内部に推進ギアがついてて、猫の目の誘導で進み、
より効率よく串刺しにする。

吐き出したトレインカーゴは直ぐ様離脱し重慶基地へと退避していく。

……

ローリングボムはそのスピード、進路を調整し、
砲火を抜けてきたBETA群へと向かう。
砲撃もタイミングに合わせて切り替えの為に中止され、
更に突撃級がいないので遮るのがいない。

スパイクが…
めきょ
兵士級を押し潰した。
闘士級を押し潰した。

向かってくるローリングボムを災害脅威と認定、
その行動を阻害しようと各BETAは動くが、小型種は任が重そうだ。

戦車級が向かうが…18mのスパイクにたかるが、かじりついてたら…
めきょ

一回転して串刺しになった。

火薬量含め自重100tはある。下敷きになれば串刺しに…

仲間の死骸はかじれないため空いている部分にかじりつくが…
串刺しになり、その歩みは止められない…

要撃級がとめようと踏ん張った…次の瞬間、ローリングボムは大爆発を起こし、
そのスパイクやら構成物を周囲にぶちかまし、串刺しにする。

パンジャンドラム同様特効兵器であった。

いやより凶悪だろう。巻き込む量が違う…

ローリングボムは500球、1球につき、40から80辺りのBETAをもっていった。

……

「間もなく20km圏、自動砲撃システム作動します」

通常であればスフィンクス等が活躍する場面ではあるが、廃棄予定の拠点防衛では未参加であり、
そのかわりに自動防衛システムの砲火があがる。

120mm自動砲塔42門の砲撃が放たれ、接近するBETA群へと襲い掛かる。

拠点設置の自動装填装置及び無限装填装置の恩恵にて、
毎分120発まで発射可能になっていた。
ただしその発射速度を維持する為に施設の一体と認識させなければならず、
その工事がなかなか進まなかったともいえよう。

自動砲塔に使われる人工知能は恐れがない。

今にもかじろうとする戦車級に正確に機銃を食らわせ、
殴りかかろうとする要撃級に砲弾を1m距離にて砲弾を直撃させる。
そして旋回が間に合わず横から砲身を殴られ発射不能になった。
不能になった後はひたすら旋回をし少しでも殴打してダメージを与えようとして…

最後には光線級の照射により沈黙してしまった。

……

たかが120mm砲弾毎分5040発程度では勢いをとめきれず、
また更に1門ずつ無力化されつつあって、
侵攻してきたBETAは敦煌拠点の主縦坑へと近づきつつあった。


BETA群は進撃の合間に敦煌ハイヴ時代の門に取り付いたが、
充填により閉鎖されていた為、主縦穴を目指す。

確かに主縦穴は空いていた。目指す反応炉はその奥にある…

だが、主縦穴のあった箇所には特殊コンクリート製のトーチカができており、
針ねずみのようなCIWSから、絶え間無く30mm弾が打ち出されていた。

段階構造をとられた構造により、その砲門数は正対する数が多くなっていて、
穴に突入するにはこの砲火を耐え、無力化しなければならなかった。

光線級が仲間の影から照射し一門、また一門と無力化してく…
しかし他の砲門が狙いをつけ光線級を撃ち抜き、
その間に大破した機銃座は外れると、台座が下がり新たな機銃座をだしてくる。
予備機銃は3セット程各銃座にあった。

直接叩こうにも、つるつるな油ののったコンクリート壁に、
取っ掛かれずに登れない…

BETA群は被害無視で、コンクリートトーチカの地下行きのメインゲートに入り込み、
中へとすすんでいく。

突入から1時間後、最後の予備機銃が光線級に撃ち抜かれ沈黙した。

……

『敵BETA群、メインゲートより侵入、
総員戦闘態勢整えよ!
繰り返す敵BETA群、メインゲートより侵入、総員戦闘態勢整えよ!』

メインゲートを突破してきた個体が居たため、
拠点内部にアナウンスが流れる。

地下各防衛地点に配置ついていた烈火、ターミネーターが戦闘配置に備える。


『いい?せっかく助かった命なんだ…
こんなところで死ぬマヌケな馬鹿は、
地獄の底まで追いかけてくよ?』

『隊長がいうと冗談じゃ済まされませんね〜』やんややんや

『私たちは何!?』

『泣く子も黙る桜井中隊!』

『烈火はなに?』

『我等のウォードレスであり、最強の盾であり剣』

『敵が目の前に』

『撲殺!撲殺!撲殺!』

『目の前にー』

『撲殺!撲殺!撲殺!』

『我等の戦果を示せ!』

『ウォゥ!』

『各員戦闘配備!!』

烈火各体が戦闘準備を整える。

……

拠点内部に侵入したBETA群は異世界軍が設定した誘導路を進まざるえなくなる。

そこに次々と自動武器システム、またウォードレス兵やボン太君、
ターミネーターらから放たれた銃弾が襲い掛かってくる。

ウォードレス兵、ボン太君やターミネーターらが布陣している通路は幅5m、高さ4m、通路を通せんぼしている形だ。

その通路の先には、メイン誘導路の70m程の高さにある中空ブリッジに繋がっていて、
誘導路に向かい銃火を放っている。

重厚なる銃撃で若干速度はおそくなるも破壊し内部へと進軍していく…

仲間を殺す災害を破壊すべく天井へと昇っていき破壊する。
小さな通路へは小さな仲間が侵入していく…

……

中空ブリッジ出口近辺からガトリングマシンガンを誘導路にばらまいていると、
戦車級や兵士級等が壁をのぼり襲い掛かろうときたので、
ハンマーパンチで吹き飛ばしたり、脳髄を貫いてぶちかましたりした。

2、3匹が登ってきた時は余裕で対応できるが、それ以上登ってくると…

烈火は通路に引っ込むと…正対するのは、5m用通路では1匹、2匹程度になる。

かじり付かれようと小型種2匹程度や戦車級程度、烈火の敵ではない。

落ち着いて頭を握り潰して無力化し、その死骸を放り投げる。
ハンマーパンチが唸り潰す。
潰しに潰してると…BETAの死骸で通路が塞がってしまった。

塞がると仲間の死骸を越える事もなく、
これ以上押し寄せてこなくなる為、

その間にガトリングの弾装を整える。

体液まみれの第ニ右腕でボタンおすと…
ぽっかり穴があき死骸が通路地下に落下する。

また嫌がらせの為に烈火は通路からガトリングばらまくべく前にすすんでいった。

メイン通路をすすむBETA群は次々と仲間の死骸をよけながら、
長い長い道程をいく…

横坑のあった箇所は封鎖されている。
死骸が練り込まれている充填素材で閉鎖されており、
そんな仲間の死体のつまった横坑はそれて開いている通路に誘導通りにすすむ…

すると自動機銃が前方や天井から弾を吐き出してきて、
次々とBETAの死骸が生まれる。

その災害元を無力化すべく突進し、死骸が生まれながらも無力化するのデスロードが、20km近く続いている。
横坑という横坑が充填封鎖され、その道程しか移動できない…

ある程度戦ったウォードレス兵は、
小型用通路封鎖の任務も言い渡されてた。

弾がきれるか、時間経過で通路の隔壁扉を下ろす。
更に下がって隔壁扉を下ろすと、
下ろされた2つの隔壁内部にベークライトが注入される。

2つの隔壁内は15m、充分に充填されたベークライトは佐渡島基地で洗脳BETAを使った実験の際、
単体での突破には2時間かかり、その2時間だけで十分であった。

これによりメイン通路からは入れなくなり、
ウォードレス兵は集合地点へと撤退してく…

……

「ふもももももも」

マシンガンが通路に放たれ侵攻してくるBETA群につきささる。
愛くるしいボン太君に襲い掛かろうと…
「ふもっも!」

背を向け通路内へと走ってくが、追い付いた戦車級が大きな口で…

「ふも〜〜〜ふもっふも」
上半身を食われ抵抗しているボン太君。
戦車級が通路に入ってきたので後続は侵入はしてこないが、
このままだと大変だ!

「ふも、ふも、ふもっふ!!」

ボン太君の手から何かが飛び出て戦車級に突き刺さると…
動きを止める戦車級…

「ふ〜〜もっ!」
自力で口を開け脱出でき…

「ふ〜!」
壁にかかっていたチェーンソーを起動、
戦車級に突き刺し両断する。

「ふっふも!ふも!」
怒っているボン太君、声を荒立てながらBETAの体液を浴びていた…


……

弾薬等がつき撤収だと判断すると…
壁にあるボタンを愛らしい手で押すと…
マーキングされた床が開き、
「ふも〜〜〜〜」

ボン太君がシューターへと落下していく…

床が閉まると閉ざされた空間内部にベークライトが流され…

この区画は閉鎖された。

……

近道である横坑を塞いである壁を壊そうとたかろうとする戦車級がいたが…

かじりつく前に方向転換をして開いている通路へと進んでいく。

壁で塞がれた横坑は処分目的で硬化充填材と一緒にBETAの死骸が摘められていて、
嫌がったのだろうか…?

いずれにしろ横坑へたかる事はなくなっていた。

……

カオルはチューリップを使い、
敦煌防衛拠点の地下深く…
反応炉手前の広間にて烈火を着込んで、
BETAホイホイの中型チューリップを管理していた。

BETAホイホイの奥の壁向こうにはショートカット通路の終着点の広間があり、
小型チューリップによる撤退がすすんでいる。
通路充填閉鎖が次々とすすみ、人員が欠員なく撤退してきて、残り僅かとなっている。

撤退してきた人員は多目的輸送挺にのり、小型チューリップを潜ってく…

要撃級が見えてきた。こちらに向かって…次々と誘導路を塞ぐ形で鎮座したBETAホイホイを潜ってく…

BETAホイホイの隙間を通りぬける小型種を、
次々と両手を変化させた光の槍で、串刺しにして殲滅していく。

……

BETAホイホイを潜った要塞級らは、
対のチューリップからカチコチに凍ったまま宇宙空間に吐き出されてく。
DFで包まれてないかぎり凍結した状態で出てきて、
凍結したBETA達はまだエネルギーがある限り溶けたら活動再開する。

ただし放り出された先は宇宙空間でありジタバタと宇宙遊泳せざるえないだろう。

そして…凍結した状態のかれらを強烈な太陽光線が溶かしだす。
直ぐに凍結箇所が溶けていき動ける様になったが既に彼らの運命は決まっていた。

強い重力にひかれ燃え上がる赤い星…
太陽の引力に捕まって生身でのダイブを決行する運命となった。

逃げようとする要塞級だが、ジタバタしたところで太陽の重力から逃げれず…

暫くすると100万度のフレアが吹き上がり、巻き込まれた要撃級は、甲殻も一瞬で消滅した。

……




寸劇風後書き

ナギ大尉「あれ?敦煌防衛拠点消滅までじゃ?」

作者「シナリオ通りだ…問題ない」

ナギ大尉「……なに碇司令やってるんですか」

作者「やりたかっただけさ」

ナギ大尉「ところで母艦級でてこないですね〜」

作者「撤退スピードに追いついてないからね〜。ほら今までは絶対防衛戦じゃない?
だから地下進行が嫌なタイミングで出てきちゃうんだよ」

ナギ大尉「そうですね〜」

作者「基本、突撃級の速度を遅滞させての撤退戦だったから、
地下進行も間に合わない…ってかんじさ…
そりゃ100kmの速度ではほれんし、精々20km位でしょ…
詳しいスピードもメカ本でてなかったしさ…
まぁ一応嫌なタイミングっうから中衛より若干遅めで考えてます」

ナギ大尉「となると長い戦域が…中々出す事なく…」

作者「次回の自爆で巻き込まれる可能性大と…」

ナギ大尉「…なる程ね〜…あと一つ、敦煌爆破で終わりではないの?」

作者「10%でも240万、20%でも480万、30%でも720万の7桁台の大規模侵攻中、
2400万時に列は600kmに伸びていたから、全部は消滅しないね」

ナギ大尉「わかりました。
さて次回は…大規模侵攻編4、敦煌拠点消滅。残存BETA数はどれ程残っているか?お楽しみにぃ」

作者(カオル重慶護りきれるかな?)

H24年11月数のみ改稿
H25年11月再改稿



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