第178話『OG編11 魔の白星へ…』


引き続きアースクレイドル内部。

アースクレイドル内部戦の戦況は一進一退を続けていた。

マシンセル活性化により通常なら倒せるダメージを与えた機体が修復し、
再び戦力となって襲ってくる。
マシンセルに寄生されたシャドウミラー側の機体を破壊するには完全爆破しかなく、
ビームライフルや実体弾はそれぞれの敵機に集中攻撃をして1機1機破壊してくが、
今までに無力化していた敵機が増援にくる等で鋼龍戦隊側がおされつつあった。

そして…

アースクレイドル上部天井が崩落してきて、崩落してくる構造材を加速でかわしながら分裂体が、
ダイゼンガーと共に落下してきたスレードゲルミルに取り付く。

崩落してきた構造材で両軍とも下敷きになりかろうじて鋼龍戦隊側は損失なく生き延びていた。

施設壁面に影響していたマシンセルは消滅し…
埋もれた構造材から出た両機は双方とも片腕を損失していた。

『ネート博士…捨て身の賭けが好を相したか』

「貴様…それで我が太刀を」

『互いに体力がない!この一撃で決める!』

「同意……我はウォーダン、メイガスの剣なり!!
チェストー!!」
スレードゲルミルの一撃の直撃をギリギリで交わし、ダイゼンガーの一撃が機体に突き刺さる。

『お前はまさにメイガスの剣なり…だが我はこの世あだなすもの、悪を断つ剣!その差が雌雄を決した』

「ゼンガー…うぉ!」

スレードゲルミル、ダイゼンガーが球体はね飛ばされる。はね飛ばした主は…
ソルグラビリオン。

敵と判断した鋼龍戦隊から一斉射撃が行われるが…
『フェフェハハハハァアハハハハ効かぬぞい』
セトメ博士が大笑いする中、生体物が損傷箇所ばかりか構造体を破壊してまで修復しはじめる。

『更に活性化している?』

『だがあれでは暴走』

『否、わしの身体はメイガスと融合し、マシンセルを制御する』
ビーム攻撃や実体弾による攻撃をものともせず…ソフィアへと手を伸ばすソルグラビリオン。

『ソフィアも貴様らも取り込んでやるわアハハハハハハあっ』
ギリギリのところで質量ある攻撃を受け、手がそれさらにドリルによって撥ね飛ばされた。

代わりに手を伸ばしソフィアを確保したのはスレードゲルミル。
ダイゼンガーの元へと…
『ウォーダン』

「行けゼンガー、己が道を…それが勝者の権利だ」

『承知』
ソフィアがダイゼンガーの手へとわたり…
『でく人形め…そんな事すればマシンセルを制御ー』

「ふっ」
崩れおちる機体からウォーダンを救助し、分裂体は離脱。

『それをかえせぇぇぇあっ』

「アギラ!私の妹や弟を弄んできた罪、今こそあがなうのです!」

元スクールが合流してきた。

『アウルム1!貴様ぁぁ』
全方位へと触手を伸ばす攻撃を行う。

『あれに触れるな!取り込まれるぞ』

『これじゃ近づけない』
『どうすりゃぁ良いんだ?』

『フェーッフェフェフェ』

「アギラー!!」

『馬鹿め貴様から取り込んでくれるわぁ!』

『姉様!』

「忘れたのですか?私の機体には既にマシンセルが投与されている事を!」

『ぬぅ!』

「お前だけは赦しません!弟や妹達をの身体や記憶を弄んだ罪…償いなさい!!コードATA発動!!」
『自爆するつもりかぁ』

「さしものマシンセルも完全に消去してしまえば再生不可能でしょう?」

『オウカ姉さーん!』
「きては駄目!アラド、ゼオラ、ラト…これが姉として貴女達にしてあげられる最後の事よ」

『まって!ねえさま!』
『やめて!ねぇさま!』

「どの道長らくゲイムシステムの支配下にあった私は…もう」

『こんなところで死ねるかぁグフッ』
コクピットを突き刺し博士の肉体に突き刺さる。
さしものマシンセルも肉体から異物が抜けないと修復はできはしない…
暫くの時を稼げればよい…

「さよなら…みんな…貴女達と過ごした日々は楽しかった。
そして最後にそれを思い出させてよかったぁ」

自爆する機体からオウカ及びセロ博士を回収し…離脱した。

『ああああ』

『おうかねぇさまぁ』

『いやぁぁぁ』

泣き叫ぶゼオラ、ラトゥーニ…
アースクレイドルから脱出し、分裂体と合流した。

(さて…ビッグネーム2名は救助でき、時間かかったセロ博士もカプセル判断には問題なしと…
機体情報も取得したから…あとは…)

……

カオルは過去に戻り…
ホワイトスターがL5に出現したあたりにでる。

早速カオルはナノマシン打ち込み…端末をかざすと…
(ん…30日か…攻略戦あたりにでれば回収できるかな?)
フーレとメギロードやら機種情報もついでに…
再び世界扉を開き…

……

攻略戦のあたりにでて機能停止してないホワイトスターのナノマシンをサクッと回収。
この場での再救助はパラドックスおきる為自重。

……

あの後…
アースクレイドルはマシンセルが燃え上がり大炎上をおこした。

生き残った者は最早抵抗は無意味と投降をし、
地上におけるシャドウミラー1派は一掃された。
アースクレイドルの外壁を閉じていればまだ拠点として残っていたかもしれないが…
それは後の祭だろう。
救助されたネート博士は後始末の為にアースクレイドルへとのこる事となった。

一方シュウ・シラカワの働きにより、
月面でのインスペクターのバイオロイドの活動が停止し勢力圏が低下。

またアインストがホワイトスターに対してしつこく攻撃している為、
インスペクター側は本腰をいれ迎撃しなくてはならなくなった。

また北米各地のインスペクター側拠点もアインストの度重なる攻撃で疲弊し戦力集中の為に撤退後、
アインストが占拠してたが、突如として活動をしなくなった為、
連邦は苦なく奪還する事ができた。

そして空にあがったクロガネ、ヒリュウ…
そこにアインストがキョウスケ拉致しに襲い掛かるが、
逆に鋼龍戦隊に洗脳をとかれたエクセレンが取り返され…

……

シャドウミラーは平行世界からの流浪の部隊でありこの世界での身分はなく、また生産拠点はない。

所有していたトライロバイト級3艦を平行世界…
シャドウミラーの出発点の世界から逃走させたが、
1艦が行方不明、1艦が出発前にかなりの損傷を受けたギリギリの状態でほぼ輸送艦として運用していて、
アースクレイドルにて完全修理してたが間に合わず、
アースクレイドルが落ちた今となっては所在不明。
実は姿を消したフェフが拝借し脱出したが…

よって現在ギャンランド1艦のみの運用で、生産できる戦力も限られる。

まず主兵士である量産型Wだが1日に1人程度、
機動兵器類は資源があれば…あればだが2週間で1機生産、
整備は部品があるなら量産型Wでこなせるものの、
その状態なら1艦あたり最大100機程度の運用となる。

その程度であれば1連隊規模であり、
必然的に生産拠点のもつどこかに寄生しなければならなかった。


異世界の武装戦力であり、必然的に接触できる勢力はかぎられていた。

連邦軍は常に闘争による技術発展をのヴィンデルの思想から除外して、
当初ノイエDC側となったアースクレイドルに渡りをつけ、
技術提供し生産拠点として使用し戦力を増加させていた。

そしてインスペクターに渡りをつけたのが、
ノイエDCが連邦側に合流したからであり、
恩をうって技術を得る為にホワイトスターへと入り込む事に成功する。

本懐はたった1人の兵士…ベーオウルフに打ち勝つ力をつける事。

元の世界で不正を働き弱体化してた連邦軍には優勢をも、
たった1人の兵士ベーオウルフにより、シャドウミラーどころか世界そのものが滅びかけ、
半ば逃げるような形で転移してきた。

誰も打ち勝つ事ができず、たった1人の狂暴な兵士によって世界が滅ぼされる。

かつての仲間だった者達もベーオウルフに挑み破れさり、
街は彼の行方手にある物は食いちぎられる…
最早止められる者は居なかった。

よってより力を欲しインスペクターと接触したが、誤算が生じる。
アインストの存在だ。

アインストにより地上からインスペクターが撤退、
更に援護がえられぬままアースクレイドルを失陥する。

地上における生産拠点を失い、
必然的にホワイトスターに拠点をつくるしかなく…
ここを失う事は回復の手段を失う事であった…

……

まずはこのあたりの時間に、カオルはヒリュウ改にでてきた。

機体取得にまわり、次にクロガネにでて機体取得にまわり…
クロガネでは戦勝祈願パーティーが開かれていたが…

最後に目的地、ギャンランド内に出て機体取得にまわり、
分裂体がディアウスとプリズムミラーの取得に向かう。

これで残るは…

ホワイトスターでは絶えずアインストの攻撃を受けていた。
撃退はできるものの被害がでてはおり、
無限に沸くアインストに対して整備や機体生産補充がおいついてない。

そこで…
(たまやぁぁぁ)
分裂体が取り付いて取得しつつあったディアウスを使い、
プリズムリフレクターを使いアインストを一掃していた。
強力な火器使用にはウェンドロの許可が必要だが…
許可がおりず現場判断で、というか四天王がぶちきれて発射した。

……

カオルの分裂体がアンジュルグに取り付き格納庫で待機してると、
アクセルがきてソウルゲインに乗り込み、
アンジュルグにエキドナが乗り込込んできた。

エルアインス、量産型アシュセイバーを引き連れ出撃してく。

『ディアウス、撃沈』

『おいおい…』

『四天王のうち3体が反応消失』

『予想以上だな…これもそれもベーオウルフか…やつとの決着は必要だな…』

オープンで流れている。

『ところでだ……W16、レモンの差し金か?』

「はっ!!隊長をお守りし共に生還するようにと…」

『なら俺が新たな命令を与える。W17を倒せ。
奴を越えてみせろ』

上方から鋼龍戦隊の機動部隊が強襲してきた。
シャドウミラー隊の量産型Wシリーズは瞬くまに…

『キョウスケナンブ、本懐を遂げる前に憂いを断たせてもらうぞ!』

『本懐?貴様らの手で戦争をコントロールする事か!!』

『そう。ヘリオスを捕らえシステムXNを完全なものとし、
転移戦法を自在に行える部隊をつくりあげる!
そうすれば何処にでも争いの種をまけるのさぁぁ!』

『何処にでも?もしや他の平行世界にもか?』

『ふっ!いいよみだ!』

『嘗めるなパワーなら!』

『押せ!アルト!』

『あの時とおなじく貴様もいずれ変貌するかもしれん。ここで倒しておかねばならんのさ。俺達が目指す世界の為にもなぁぁ』

『やらせん!…貰ったぞっ!』

『アクセル隊長おかくごを!!はぁぁぁぁ』
その時アンジュルグが動き…庇うように…
だが代償にラミア機の剣先が機体に突き刺さり…

『W16!貴様ぁ!』

「私の任務は…貴方を生還させる」

『何故だ。俺の命令は!』

「レモン様が…悲しみます。
隊長生き延びて下さい。レモン様の…為に…」

『W16、いやエキドナ…』

爆発する機体からエキドナを救助し…
分裂体がカプセルにほうり込こみ。

分裂体は合流すべくホワイトスターへと…

(問題無しだね)

(機械生命体なのに…)

(それいったらウォーダンの時点で弾き出されるよ…)

回収したエキドナを巡って分裂体間でやり取りしていた。

……

その少し前辺り…
カオル本体ともう一体回収要員用の分裂体が残っている、
ギャンランド艦内では…

「警告、ホワイトスター内部に転移兆候」

「むっ?」「えっ?」

「多数反応出現」

「まさかアインスト?」

「……出るぞここが落とされてはまずい」

「わかったわ。私もでる…艦維持要員、艦護衛以外のWシリーズはついて来て」

「了解」

……

ギャンランドをでて、反応多数の地点に向かうと…大量のアインストがいた。

『ちっ!殲滅せよ』
シャドウミラー隊の斉射により瞬くまに数を減らすアインスト。
だが…アインストは…

「ヴィンデル!」

『ああ…わかってる』
再び転移兆候があらわれ殲滅した数以上のアインストがあらわれる。

「アクセルすぐに帰還して。こちらにアインストが…アクセル?アクセル!」

『アインストの仕業だ』

無限に湧き出てくるアインスト、
バイオノイドや量産型Wシリーズ等機械体等疲れを知らない身体であっても、
整備生産が必要な機体はそうはいかない…

一機、二機と抜けた穴にアインストは更に出現させ…
その穴に対応せざるえなくなり…
それが安全な筈のホワイトスター内部において…
脅威といえた。
『アインストの侵入をゆるすとはな』

「いいえ…もしかしたら中から」

『なっ…あれはウェンドロの』

間違いない…あれはウェンドロの機体…ディカステス。
だがアインストの転移門から出てきた。これが意味する事は…
ウェンドロからシャドウミラー隊へ攻撃が行われ、
多数のエルアインス・量産型アシュセイバーが爆散する。

『ウェンドロ!!貴様ぁぁ!』

『うるさいなぁ君達は』

「なっまさか貴方は…」

『ええぃ、魔物へおちたかぁぁ!』

「ヴィンデル!体制が不利よ」
残った機体数から助言するレモン。

『ぐっ!…わかった』

『逃がすと思うかい?この僕が』

「逃げきってみせるわ!」

コマンドで指示をだすレモン。
『おっと〜』

『くっ』

「ヴィンデル!」
援護射撃をし離脱を助けようとするが、
中々逃がしてはくれそうもない。
そこにレモンの指示でシャドウミラーの機体に乗った大量のWシリーズが…
数は50体以上。

『なっ!』

「ヴィンデル!」

『艦維持要員全員だしてきたのか!?』

「お叱りはあとよ。とりあえず離脱して。貴方を失うわけにはいかないわ」

『……わかった』

『逃げる気か!ええい鬱陶しい!』
量産型Wシリーズの特攻をする壁に阻まれ…

……

『逃げ切れたようだな…』

「ええ…ただ」

『わかっている。
ギャンランドの移動する要員を使いきっただろ?』

「これ以上の奥の手はないわ…」

『残りは周りの13体程か…通常転移で離脱する。
艦を巻き込む為に艦上でだ』

「わかったわ」

『アクセルは?』

「まだ連絡が取れないわ。
ただ彼の事だから察してくれるとは思うけど…」

ギャンランドが見えてきた。
もう艦にのこる量産型Wシリーズもいなく無人で、ただ滞留している形だが、艦を失うのは惜しい。

大規模生産施設等があり艦があれば時間はかかるが、
勢力をもとに戻す事ができる筈であった。
そこに…

「流石アクセルね」

『むっ?』
相変わらずアインストによる障害があるが、
アクセル機が見えてきた。

『無事だったか?』
アクセル機が艦甲板に着地。

「ええ…何とかね」

『ここに留まるのは危険だ。通常転移でこの宙域から脱出する』
システムXNが作動し転移フィールドが包みこむ。

転移フィールドが収縮すると…
ホワイトスターのすぐ直上といえる宙域であった。
『なっ!馬鹿な!転移に失敗したのか?』

「もしやアインストのせいで」

『この辺りの空間が閉じられてるというのか』

『ふん。そう上手く事は運ばんということか!』

「正面に!」

正面に見えたのは鋼龍戦隊の機動部隊のほぼフル構成。
運が悪すぎたといえよう。最早艦をまもるには…

『くっ…私もでる残機も全てかかれ!』
攻勢をしかけ敵機動部隊を全滅させるしかなかった…

「あらあら…私もでなくてはね…」

『貴様も変貌してみるか?ウェンドロのように』

『お前を倒すのにあのような力はいらん!』

『ヴィンデル・バウザー!』

『このままにげるのはどうかと思っていたところだ…
向こう側でもこちら側でもベーオウルフは倒す。この俺がなぁ!』

『ここで貴様に出くわすとは、今の私は運に見放されたわけではないな。
システムXNに貴様を組み込み作動させれば確実な時限転移で脱出できる。
そしてぇ!システムXNと貴様を元にした人造人間にを量産すれば自在に転移を行う最強の部隊が誕生する。
つまり私は複数の世界の闘争を制御するのだぁ』

『わざわざ他の世界に行って戦争するなんて…それにあんたは私のなんなの!?』
わざわざオープン回線が空くまで問い掛けを待ってくれて…
流石に空気が読めるエクセレン。

「真実を知りたいなら私を倒しなさい。戦争では勝者が全てを得るのよ」

『レモン様、これ以上の戦いは』

「戦争無くして貴女やわたくしという存在はありえなかった。
そしてあの人…アクセルとの出会いもね」

『レモン様もしや貴女は隊長を…』

「ふふっ。すごいわラミア。やはり貴女こそ私の最高傑作。
いつか誰かを愛する事ができるかもしれない。
そろそろおしまいにしましょう。ソリッド・ソードブレイカー!」

『ここで終わるわけにはいかないのよぉぉ』

「やるわね…流石は私。私は…向こう側の世界の貴女」

『しかし向こう側のエクセ姉様は死亡したと』

「貴女をつくりだした技術、それの礎となったマテリアルによって私は蘇生した。
でも全ては元通りにならず、私はレモン・ブロウニングという存在になった」

『レモン様』

「いいのよラミア。私は私のもう一つの可能性を見られた。
それには貴女も含まれている。じゃあねもう一人の私…そして私の娘…生きなさいこの世界で…」

救助し…離れた…

(さて…この戦域では…もう大丈夫か…)

まだまだ戦いは続くが予定した救助者を救助した。
ホワイトスターの表面に降り立ち世界扉を使い…

……

アインスト化したウェンドロ…アインストディカステスは鋼龍戦隊のスーパー部隊に殲滅され、

ヴィンデルはギリアムにシステムXNを使われ生身で転移に巻き込まれ死亡した。

だがアインスト消滅させようとした転移空間を利用され彼らの主、レジセイヤが出現する。
赤い空におおわれる地球…

シャドウミラー側はアクセルのみ残存し、レジセイヤへと挑む為に共闘へとうつる。
必殺技の連打により、レジセイヤは爆発するが、爆発エネルギーを利用しラスボス的存在と化した平行世界のベーオウルフ…
アインスケのがこちらの世界に出現してきた。

アインスケは地球人類全てをアインスト化しようと地球に向かうが、
システムXNによりアインスケの前に出てからくも戦闘に突入する事に成功し、

アクセル機の一撃が届かず大破、
キョウスケ機を庇ってアルフィミィ機が消滅するも、
転移前の一撃がアインスケの機体に残って露見し、そこを貫いて…

一連のインスペクター事件は終結を迎える。

……

再び艦長の妹家族の元へ…

「お待ちしておりましたわ」

「では皆様を私の世界の元へご案内いたします」

土地財産等は携行またはトラックで運べる量にかえられ、
集まった人数14名、
ダイテツミナセ艦長の孫と妹夫婦の息子家族、妻の両親
娘家族、夫の両親であった。

今だ戦乱の続く世界から安心して逃げ出したい気持ちがあったのだろう…

世界扉を開き、運べそうにないのは虚数空間経由で、
マブラヴ世界へと…

(さてと…この世界でやり残しはないな?)

インスペクターの機動兵器もコピーした…
艦長の家族も要望に応えた。
救助もした。

世界扉を唱え、次の世界へと…

……




寸劇風後書き

作者「という事で、魔の白星へ…をお送りしました」

ナギ大尉「アースクレイドル戦での余計な設定話が尾をひいてるわね〜」

作者「…まぁ…確かに…」

ナギ大尉「インスペクター編の完結かいているけど、この後この世界は?」

作者「後が外伝、第2次へと流れますね〜」

ナギ大尉「そっちへは?」

作者「後ろがつまってますので…行く予定無しです」

ナギ大尉「え〜と…アインスケに滅ぼされた世界へは?
主人公格が入手し放題よ」

作者「ぐっ…み、魅力的なのですが…」

ナギ大尉「はいはい、つまってるわね。
で、アクセルは入手しないの?」

作者「アクセルはこの戦いで死亡したように描写されるんですが、
第2次でちゃっかりアルフィミィと共に生き延びてます」

ナギ大尉「でも第2次に行くつもりないなら…
良いんじゃない?」

作者「そしてガイアセイバーズを誰も止められなく…」

ナギ大尉「えっえ〜と次回、大帝国のー」

作者「あっそこ逆、先にマクロス編AD2037になりました」

ナギ大尉「あら…じゃあ次回、マクロス編AD2037、スピカ事件…お楽しみにぃ」

H25年11月改稿



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