第196話『マクロス編10 バジュラ死骸と接触及び帰還 20020227』


次々とフォールドしてく統合軍…

バジュラの回収業務にあたる船だろう…それと護衛船団をのこしてフォールドしていった。

(全部回収されたらやばいな…)
ルーロスを出し、速度をあげて探し始めた。

……

「これならありそうでちね」

「だな」

宙間には赤バジュの死骸があった。
赤バジュの肉体と同化して調べはじめると…

(これか…)

赤バジュの体内から取り出したのが高純度フォールドクォーツ。
紫色の綺麗な石である。

バジュラ…今のところ赤バジュや黄バジュ、バジュラ艦をさしてバジュラと使ってるが、
取り付いてわかった事も含めるが、
バジュラがAL4におけるBETA宇宙戦闘種でなくてカオルは正直ホッとはしていた。

まず単体における超光速航法…あったらまず間違いなく詰みの状態だろう。

小型兵隊級や突貫級の情報を入手してるからあるていと個体ごとのは無いとわかりきってるが、
あったら末恐ろしい…
体内にはフォールドクォーツがあり、
フォールド波によるネットワーク生物でもあり、
個別の被害は群れへの発展を促し…

ハイヴに情報が行かなければ発展を促さないBETAとも大違いだろう。

またその戦闘能力も高く、
個体レベルで重力制御推進を行い戦闘タイプなら優れた機動性能を発揮。
また生物でありながら体内で機関砲弾やミサイルを精製し、
格闘戦においては怪力を発揮し、幼生段階でも対人殺傷能力がある。

防御面においてはバルキリーに使われるエネルギー転換装甲をもち、
ミサイルに対してはフレアに類似たもので無効にし、
近場の機体のAIに干渉できる強力なジャミング能力があり…

本当に末恐ろしい。
各個体が外見しか述べてなかったので、

まずは黄バジュ。
正式名称は成体型機動兵隊バジュラ。
外見は説明したので略すが、頭部にビーム砲とミサイルを内蔵、
尾の先端に格闘用の鋭い刃をもつ。

赤バジュ…
正式名称は重兵隊バジュラ。
外見を説明してなかったが、6本脚の甲殻類に、背中に槍を背負ったような外見で、
生体機関砲をもち生体組織ミサイルを発射する。
背中の槍から放たれるビームは一撃で巡洋艦を貫く威力だ。

赤バジュに黄バジュが十数体で組み一つのユニットで基本組んでいる。

そして完全に破壊されてるが…バジュラ艦、
正式名称がナイト級バジュラ。
約1kmクラスにも及ぶ巨大な生体個体で、
外見はバジュラ艦と呼んでしまうように戦闘艦に近く、
潜水艦のような形状にフィンのような突起物がついている。

そして開口部から放たれる大出力ビームは、バトル級でも直撃は撃沈する恐れがある。
シティ艦のシールド最大出力で被害甚大も数発は耐えられるかだ…

他にも種別はあるが現状戦場跡にある種族は上記のみであった。

(ん〜…)

生体ユニットながら優れた戦闘能力をもつ…
研究対象としても魅力的だろう。

(持って帰るか…)

彼らの通信を司る脳にあたる小さい中枢組織を除去すれば、
問題はない。

また破損し離れた部位の回収でも研究は進むだろう…

虚数空間からだした回収カプセルにイレ込みながら…


……

「じゃ、合流してビダン菌の回収作業して…」
フロンティアについてた本体及び、救助者のカプセルぶちこみ等をしていた分裂体らが合流し、
こっちの分裂体をまっている状態だ。
他にもビダン菌の外出先作業などもある。
カオル主観では僅かながらも、マクロス世界内主観で2箇月はたっている。
「了解でちぃ〜…その前にごちゅじんたま」

「ん?」

「細菌除去しないと駄目でちよ…
やっといたからいいものの」

「あっ」

「あとね〜B1…」

……

2002年2月27日

今年は閏年ではないので、28日しかないのを記載しておこう。

「ただいまぁ」

[マスターおかえりぃ]
マクロス世界から帰還してきた。

「と、変わった事は…?」

[リヨンハイヴ攻略成功したよ〜]

「お…これで残るは17か…」

[でヴェルホンヤスクハイヴ攻略作戦が3月1日ね]

「16になると…14まではとりあえずはいけるよな…
リヨンハイヴ攻略部隊状況どうだったん?」
散々増援出し切って個体数が少なくなった34万のフェイズ5規模VS国連軍攻略部隊、

定番通り、異世界軍のセオリーの飽和攻撃から始まった。
まもなく地上が人類の手におち、

突撃命令がくだった。
この時点で約10万に減らされてたBETA、
巣の中にて迎撃せんとしていた。

人類側にとっては、
B1の監視により、隠れ横道からの奇襲もわかる、
弾薬等規格があえば地上や中継地点で補充可能。
切れることのない通信網。

また機体のosも更新されてる、
補給にもどると持ち帰りしたいのがいる。
超強力な突出した部隊A-01がいる。

という大甘設定により、被害を出しつつも…
EUイギリス軍所属部隊が反応炉到達し破壊、
残敵掃討した。

というわけだった。

「乙女達は?」

[暴れまくって満足げだったよ〜
で、次ね。ラスシャラさんから太陽系外縁天体含めて全て終了、
現在帰還中。到着は明日だよ]

「ラスシャラ中佐にお疲れと伝言よろしく。でドックにもどったら改修な」

[了解。あ、ベテルギウスの件だけど]

「お…」
B1002が放射能測定、光学記録に入ってるのは知っている。

[改造貨物船に引き継いで、爆心地への探査へ向かったって〜
到達が2から3週間後の見込み]

「ん〜まぁそんなもんか…」
キャーティア製のワープドライブでないから、
調査しながら航路開拓の旅になる。
途中障害物あったら…の世界だからだ。

[あと甲2号マシュハドハイヴだけど、
4月初旬頃に発展しそうだって報告はいってるよ〜]

「来月か…」

[とりあえず報告は以上だよ]

「じゃ…まずは避難民の方々だよな…」

[避難民?]

「そ」

確かにTV版歴史軸はギャラクシーの船団のSOSは偽装だった。
バジュラに襲われたが船団は逃げ切れる手段及び防御はとっていたのだ。
VF-27やV9等…

その為ギャラクシー政府の命令を素直に聞き入れ、
付近住民を収納しいち早く避難した、
カイトス、ダルフィムはギャラクシー船団から、
欺瞞工作の囮として見捨てられた形となっていた。

だが劇場版では中々救援要請を受けないフロンティアに、演技で救援を求め続けてると、
更なる大集団に襲われ逃げる時期を完全に見失い、
本当にメインアイランド自体が壊滅し…難民船7隻を残すのみになってしまう。

勿論カイトスやダルフィムはバジュラにに捕まり…
ともあれ両方の歴史軸でも失う命だった乗員乗客約4000名を、連れてきたわけだ。

元戦艦ドックで避難民の入ったシェルターをだし、

[マスター、カプセル入ったのどれ?]

「あの体育館」
赤色灯をまわしながらコバッタが入っていく…

「救助感謝いたします。
新統合軍ギャラクシー船団所属、カイトス臨時艦長リン・カーラ大尉であります」
振り向くと若そうな長い髪の女性がいた。

「異世界軍最高責任者渚カオル元帥です。臨時艦長というと…」

「はい、先の逃亡戦のおり…メインブリッジに直撃ありまして…
殉職されました。
わたしが残っていた士官の中で、最高階級でしたので…引き継ぐ形で…」

「それは残念です」

「それでやはり統合軍司令部とは…」

「それは申し訳ないのですが、
皆さんはあちらの世界では既に死亡されてますので…」

「ですね。わかりました」

「皆さんのご希望にそう形で、この後はなるだけ対応していきたいとは思います。
軍属ご希望の方は希望叶うと思いますよ」

「避難民の方々や部下にも伝えます。
救助ありがとうございました」

リンさんが敬礼をし部下のところへいく…

[マスター、軍に入れないの?]

「それよりか、民間人をとにかく増やさないと…まずは話にならないだろ…」

[あ〜だよね〜]

目標1000億人突破…

勿論開拓済み他恒星系人口も込みでだが…
少なくとも自力で宇宙船つくれるようにならなきゃ話にならない。
ので目指せマクロス世界の新統合軍!
をスローガンとしている。

とりあえず今回の救助者がかたついたので…
鯖にデーターを入れ始めた。

[微妙に違うのもあるんだね]

「まぁ今回はフロンティア仕様ってか…VF-25が納入する前の機体もあるしな」

さて、今回入手したVF-19系統について説明だが…
Eという外輸出型番からすべて始まっている。

正式量産型との違いはアビオニクスを搭載してるかどうかの違いだ。
その為、入手した各拠点等は一から開発しなければならず、
開発できた型番がEFであり、マクロスフロンティア仕様となっていた。
だが練度の低い統合軍パイロットでは到底取り扱う事ができず、約180機生産の内、156機と多くの機体がSMSに納入されている。

更に操縦方法の変更及び対Gパイロットスーツの役割になる、EXギアを導入した、VF-19EFS.M.S仕様。

そしてそれの偵察型である、RVF-19EF。
唯一S.M.Sで入手した地球仕様の元チェルシー専用機、VF-19ACTIVEノートゥング。

そして、地球の特殊部隊で拾ったアビオニクス等向上改良型のVF-19A2…となっていた。
ダルフィムの艦積機の中にMG、
マクロスギャラクシー仕様もあったのも付け加えておこう。

[これ綺麗だね〜]

「だよな…空力的にな…」

VF-19とVF-25の大きな違いとして、
パイロットに直接かかる負担の軽減化がまずあげられる。

フォールドクォーツ使用によるISCという、重力慣性吸収装置による恩恵だ。

機体やパイロットにかかる過重なGを異次元に一時的に封じ込め、
Gがかかってない時に解放していくという夢の装置でもある。

ただし、フォールドクォーツ自体がバジュラの体内でしか精製されず、
死骸から回収せざるえなく人類にとって数少なく貴重なものであり、
量産一般兵用のいわゆるA型には低純度の人工フォールドカーボンが搭載される事となっている。

しかし、過重なGが吸収しきれなかった時、
戦闘行動中であると致命的な事になる。

その為にはパイロット保護や機体保護の為のリミッターかけざるえない話だ。

[このフォールドクォーツって?]
ISCのデーター内部にあるものを指してきた。

「こいつだな…」

手短な資材を手に握り精製する…
紫色のフォールドクォーツができていた。
[へぇ…]

珍しい鉱石にみえる為、コバッタもマジマジと観察し、

[もらうね〜…作れるのかな?]

「純度の低いフォールドクォーツ、
フォールドカーボンか…なら作れるみたいよ」

[うん。純度が低いのなら…多分大丈夫だね]

その他に熱核バーストエンジンの出力UP型ステージ2仕様があげられる。

大気圏内は…VF-11あたりから既に熱の壁によりスピードアップは望めない。
あとは如何に早く耐熱限界までたどり着くか?また限界での高機動性能に後発の開発状況はシフトするだろう。
かつ宙域での戦闘能力等…

もう一点、パイロット保護の面でもあるがISCの他にEXギアがある。

これは操縦桿と脱出シートを兼ねた耐Gスーツであり、
脱出後には宇宙空間兼用のパワードスーツを兼ねている。

また外部入力でVFにトレース動作させたり、IFFで遠隔操作させたり等も可能であった。

[これ面白そうでちね]

「だろ?」

走行ローラー、飛行ユニットを備えているのが好感触だろう。

また各種バルキリーパックも更新できた。
バルキリー用のフォールドブースターが、
手に入ったのが嬉しい話でもある。

[こいつは珍しいでちね]

「インプラントサイボーグ専用だからな…使えて人間なら…第六世代か…?
まぁシュワちゃん専用になりそうだな」
VF-27Sブレラ機チェーン。

何処でゲットしたの?はスカル3がバジュラ艦に吸い込まれた後で、
側にいたVF-27Sに取り付いた形。

VF-27Sは生身の人間が乗る事を最初っから諦めて、
身体強化したサイボーグ兵がのる前提となっている。

ブレラスターン少佐の強化部分の身体データーも入っているが…
(ほとんど生身がないな…)

加重Gを考慮する必要がないのもわかるが…
[このこは…モンスターの変形型?]

「ケーニッヒモンスターだね。
デストロイドモンスターの改良発展型だな」

第一次星間戦争において、ダイダロスアタックの決め技の中心的存在だったデストロイドモンスター、
しかし、それ以外においてはモンスターは活躍できなかった。

何故か?

…そう、移動力の無さ…の一言だ。

マクロスのダイダロスからとにかく離れなれない移動力の無さであった…

マブラヴ世界においては移動力は改良されたが、
それでも大地から離れられない点があっる。

そこでデストロイドモンスターに宙間移動ができるように変形機能が付いたのが、
この可変爆撃機ケーニッヒモンスターである。

火力は絶大、戦艦の主砲以上の働きで、
ケーニッヒモンスターが展開した地点では、
制宙権、制空権、対地でも握られる次第だ。

そのかわり火力を維持するために鈍重さはさけられず、
移動力はあるものの機動力はない。

その後の人類同士の戦いにおいては、
いかにケーニッヒモンスターを守り抜き現地展開させるか?
がより重要になってくるだろう…という可変爆撃機である。

「ま、シャトルで自力展開できるから…これからの主役級だろうな」

[確かにモンスターの活躍みてるとね〜]

ケーニッヒモンスター…
現地展開可能な移動砲台、戦艦の主砲級を異世界軍は手にいれたのである…

スーパーディフェンダーとシャイアン2も手に入れたが…
[宙間戦闘では有効射程に入られたらおしまいかもね]

「だなぁ…デブリ除去や治安維持くらいだろう…
ミサイルにかんしてはマクロスアタックには使う手段があるが…」

そしてゼントランの搭乗機のクアドラン・レアも手に入れたのが大きい。
ローの統合軍技術をいれた改良、再生産型だ。

さて艦船では最新鋭の、
マクロスフロンティア、バトルフロンティア、環境艦、マクロスクォーター、
ポルックス級双胴空母ダルフィム、
デネブ級巡洋艦カイトス、ウラガ級護衛宇宙空母、
ノーザンプトン級ステルスフリーゲート等をいれ…
バトル級…
シティ艦に接続するマクロス艦で、ドッキングを解除して、戦闘を行う。
建造個艦ごとに性能は若干ちがい、25番目のバトル・フロンティアでは、
6隻の艦が組合わさる構造で、指揮空母、
空母2隻、突撃戦闘2隻、重砲撃艦で組合わさっていて、
全長約1.6km、横幅約500mとかなり大型な艦になる。
重砲撃艦から放たれるマクロスキャノンは強烈だ。

マクロス・クォーター級…
先の活躍ぶりをみて貰えればわかるが、
巨大化しつつあるバトル級に対して機動力面でのテストケースとして建造された。
詳しい説明は語らなくとも大丈夫だろう。

ノーザンプトン級ステルスフリーゲート…
戦闘強化型、偵察型、早期警戒型、搭載数強化等様々なバリエーションが存在するが、
外見上は似ている。
約250m級の小柄な船で、船団の先頭にたち被害担当艦ともいえていた。

ウラガ級護衛戦闘空母…
全長約500m級のステルス空母は、
クァンタナモ級はアームド級の正式後継艦で、
緊急展開を目指した作りで8箇所連続発進を目指したつくりであったが、
ウラガ級はグァンタナモ級の上位艦として開発され、
搭載数増加及び整備母艦を目指したコンセプトになっていた。

そして実現したのが75機の搭載数。
2013年度のアメリカニミッツ級に比べ少ない!
と思うかもしれないが、甲板駐機がなく全て格納庫に収納する形であり、
また宇宙空間を長期独行可能とするが為だ。

外見上は海上を進める作りとなっていて、二段甲板をもち、
上段飛行甲板はアングルドデッキ仕様、
最大4機での同時発進は可能としている。


ポルックス級…ダルフィムの艦種で、双子座の弟星の名がつけられた現状ギャラクシー船団のみで使われる双胴型空母だ。
サイバーエージェントでの運用前提となっており、
彼ら専用艦にした事で運用人員削減に成功していた。

デネブ級…カイトスの艦種でイルカ座の惑星の名がつけられた巡洋艦で、
ポルックス級同様サイバーエージェントによる運用前提となっている。


[…無駄あるような形に思えるんだよね…]

「地上に着水し、開拓都市拠点になるから、
コロニーの様に全面使うには無理だろ」

[あ〜開拓拠点都市か…]

環境艦及びマクロスフロンティアをさして話していた。

確かにシティは…亀にのる都市といった構造が必要であろう。
環境艦は…地上につれてく必要あるのかな?
とおもう点が…あることはあるが…

「ま、環境艦はこれから多数入手できそうだしな」

[ほえ?]

「次々と破棄してるんだよ…確か最終的には1隻爆沈で6隻だったかな?」

[な、なぜ…]

「空気の流出が1番の原因だよな」

[そんな規模の船捨てるなんて勿体ない]

「まぁこの後は次回辺りにでも回収した環境艦の修復だな。
ただバジュラスキャンしなきゃいけんけどね」

[バジュラ?]

「ああ…データーにまだいれてないか。こういったのなんだよな」

[…生物兵器ですか。BETA製造機なら…でもむりそう]

星間航行は単的にまとめると2種類ある。
超空間航行を使うか、時間を使うかだ。

BETAは落着ユニットの形で時間を選んだ。
遥か万年、原種はわからないが億年の世界だろう。

「ま、幼生体からなら可能かもしれんが…思考が違うからなぁ…
あっ…これ研究対象として化研に送っておいてくれ」

ハンガーの傍らに出した巨大な回収カプセル。
「ウイルス感染の危険性あるから取り扱いは充分にと添えてな」

[了解〜]

「さて、後はフォールドシステムの全面更新できるよな」

[今からやるの?]

「……明日だね」
時間も遅い…

最後に待ちにまった、
[これが完動の自動工業衛星のデーターね〜]

「ああ、こいつを何度もってきたかったか…」

そこには新統合軍によりレストアされずみの、
各種自動工業衛星がデーターに入っていた。

新統合軍では艦船の製造を地球及びエデンのラグランジュポイントに浮かべた、
自動工場衛星に頼っている。

プログラミングされた動作を繰り返し、
無人で材料さえいれれば衛星内部で全て生産し、艦船等を組み上げてく…

[ぼくらのライバルだなぁ]

「けど、生産スピードはこっちが上だとおもうよ」

[ぐっ…]

リガード生産ラインなら20秒で1機、
1分間で3機、
1時間で180機、
1日で4320機、
1月で約15万機の生産スピード、

艦船においても同様…
1日に標準戦艦が、1隻仕上がる自動工業衛星…

常に監察軍と戦闘を繰り返しているゼントラーティ軍の基幹艦隊を、
生産して支え続けているのだ…

2000ものの一つであるボトル基幹艦隊が約470万隻、
それとは別にスピカ3で地球総力艦隊が10万隻規模の基幹艦隊と遭遇し、

全体的に考えると100万隻平均で全て合わせると20億隻辺りだと検討が考えられる。

その自動生産工場衛星で続々とバルキリーや艦船を作り上げ戦力を強化しつつあるが、
新統合軍が運用するにあたっての問題点は、銀河に広がりつつある防衛すべき場所に対して、
総人口からくるパイロット数や艦船運営人員の不足であった。

「ここらへんがゴーストに走ったんだろうね」

[ぼくらみたくね]

「確かに」

あとは残念な事に…
「ゼントラン兵士自動工場衛星はなかったんだよなぁ…」

[文化からタブーになるからじゃ?]

「かもな…」

多分入手しても、一から調整し直すのが大変なんだろう。


……




寸劇風後書き

シェリル「作者!!何帰ってるのよ。わたしを連れて行きなさいの約束は、ど う し た の?」

作者「は、はひぃ…もっか」

ナギ少尉「シェリルさん。少しよろしいですか?」

シェリル「あなた誰よ?」

ナギ少尉「ウォーシップガンナー2鋼鉄の咆哮にて副長を勤めている、
ウィルキア解放軍所属ナギ少尉です」

シェリル「その少尉さんが、このわたしに口出すのは、
ちゃんと説明できるからなのよね?」

ナギ少尉「はい」

シェリル「説明してごらんなさい」

ナギ少尉「基本Muv-Luvの世界に連れ帰っている人は、
その世界において弾き出された人々…
つまり死亡した人々だと、
カオルは考えてるそうです」

シェリル「何よぅ…いいじゃない。生きている人でも」

ナギ少尉「その物語の結末が変わるとしてもですか?」

シェリル「いいんじゃない」

ナギ少尉「余計な人が死んだりしますよ。
例えばグレイスさんとか、アルトさんとか」

シェリル「それは困るわ」

ナギ少尉「で、基本アルトさんとあなた、シェリルさんが死なないと、
Muv-Luvの世界にこれないんですよね」

シェリル「えっ、そうなの…?」

作者「あ〜その…ナギ少尉の例もあるから…な。
あとは完全な並行世界化…フラグが爆発すると…」

ナギ少尉「わたしの例もありましたね〜。
あと並行世界化ですか…」

作者「あの原作者はそういってたからね」

シェリル「ねぇ作者」

作者「は、はひぃ」

シェリル「次回予告やるわよ」
顔を縦にシェイクして肯定する作者。

シェリル「次回、マクロスF技術反映、そして再び…
こんないい女連れて来なかったら、ひどいんだからね」

H26年1月再改稿



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