第202話『銀河英雄伝説編1 新たなる世界、銀河英雄伝説の世界へ』


2002年3月13日

一通り落ち着き…宇宙戦闘用対策を考えていた。
1作品1コロニーだったからまだあんなもんですんだ。
これが雑多になってたら…

因みにある難民コロニーでコロニー内代表問題が出始めてて、スポーツで決めたらどうです?の助言はしておいたが…
24の国がその難民コロニーに入る人口しか、しかも800万人に満たない数しか生き延びてなかったのに…

(さて…)

今異世界軍の宇宙戦闘用対策への急務として、

1、対抗できる火力、

2、生産能力、

3、艦隻総数、

4、人材、

5、民間人、

この5つがあげられている。

1についてはヤマト級やマクロス技術をはじめ揃ってきたと言えよう。

2については…自動工場衛星修繕や建造ドック作成もしてるが、とにかく時間だ。

3も時間とくに2の能力次第で…

4はまだまだ…

5は、救助もするが、やはり時間だろう…

つまりまだ無理ゲーの状態になって、
対宇宙は把握に務め勢力範囲の確保、惑星系BETAの駆除の方針の段階である。

一方地球上は…
(あと4月始めまでは動きないから…3週間程あるなぁ…)

今現状、甲2号が間隔確認の為、
落とせようが一回上位存在になった事を確認する必要がある。
その為予測段階の4月までは攻略できない。

また同様にソ連方面から進行も、ブラゴエスチェンスクハイヴに対しても甲2号攻略後発動…
ヨーロッパ方面からもだ。

現在世界的には弾薬補充や、先の攻略作戦での損失の補充、訓練等で戦力増強中の流れになっている。

(取得補強できるか…)
前々から5万隻規模の数個艦隊で全滅など容易に繰り返し、
その数を補充し、結局は船体ができても、
乗員兵力が教育が届かずおっつかなくなり…敗退になる、

つまり、生産能力と艦隻数を高めるような設計や技術がある世界に行きたいと思っていた。

そう…

(銀河英雄伝説の世界だな…)


たった1個艦隊の規模が大体12000隻から15000隻というとてつもない規模で、
十数艦隊もち、領土を争ってる世界である。

それだけに全滅となれば1個艦隊で100万辺りの将兵が死ぬ事となり…
中には光る原石もいたろう…

でだ、ここが重要だが…一年間に3万とか4万とかの艦船を再建する能力をもっている、
つまり一日あたり100隻以上建造している点である。

それも800m級クラスや400m級クラスの恒星間戦闘艦をだ…

片側の同盟勢力だけみても、まずはその年の初めに4万隻数個艦隊が、約半分までに減っている。
8月に定数回復した13艦隊を始め、約9個艦隊+アルファで20万隻以上が進行、
惨敗して10月には2個艦隊規模+アルファ規模にまで減少する結果になった…

翌年はクーデターが勃発1個艦隊がまたここで消える。
その翌年はイゼルローンでの攻防があり、
更に新年になるとフェザーンを乗り越えてきた帝国に対し、
劣勢ながらも大規模防衛戦を行い、

一回和睦後、更に大規模進行に対し全滅防衛戦とイゼルローンに艦船を増援できる等…

実に4年間程で、ざっと計算すると35万隻以上が沈み、
新たに15万隻以上が造船されたり等で新編成されている計算だ。劣勢状態にも関わらずだ。

もう一方の帝国勢力は、内乱につぐ内乱で、
本編内の時間でやはり貴族側参加やロイエンタール反乱軍参加含めて30万隻以上をを失うが、
それでもラインハルト揮下の艦隊は定数を回復している…

それもたった同盟が130億の人口、帝国250億の人口程度がだ…

人生まれ成長し人員が回復するのに最低約20年、有能な人がどんどん軍にとられ沢山死にまたとられ…破綻していった同盟…

一部の特権階級が謳歌し大部分が苦しい生活していた帝国だがその驚異的な生産建造能力…
是非とも取得をしたいと思っていた。

全滅した艦隊まるごとそのまま持ってこれれば、
こっちの世界で十回位は会戦を回復無しで凌げるかな?
の意見もでるとは思うが…確かに魅力的でもある。

因みに150年に渡り争い同盟、帝国ともに毎年かなりの人口が減り…
銀河帝国の前身、銀河連邦時代には約3000億いた人口が…
全体で約400億位までに減ってるのを付け加えておこう。

他に大規模艦隊戦ならガンバスターの世界は?は…
20年近くで約9000隻…
大きさは勿論ガンバスターの世界の方が上のが多数だが、
建造数等は銀河英雄伝説の方が遥かに上回っていた。

その他にも上げられるとすると、スターウォーズや星界の…また行った事のある大帝国等が上げられるが、
スターウォーズは戦力艦では100から300隻単位で構成されている。
星界の…の世界は、水雷艦隊がかなり多く、また主戦力が巡察艦隊から構成されて、
万を構成するのが少ない。
大帝国はやはり百隻以下で1個艦隊形成、
多くて駆逐艦が640隻単位で1会戦…という世界だ。

どちらの世界にしろ人口が軍隊にとられ、
その戦闘による激減、再補充しまた激減を繰り返す事は、していないという点である。
非戦闘員がまきこまれ惑星滅亡で減少もあるが、
150年に渡る戦闘でどんだけの艦船数が沈み、
どんだけの軍人となった人が死んだか検討もつかない状態である。

……

行先を決めたが…
(対宙艦載機の評定と更新しておかなきゃな…)

現状VF-171が主力機になってるが…

「フォールドクォーツ再現できそう?」

[ん〜…無理みたいね]

「となると…ゼロタイムやS型量産、YF-29は難しいか…」

資材からフォールドクォーツ精製した…

「こんな風に精製はできるんだけどね…」

[VF-25量産したいの?]

「でしょ」

[となるとA型ならできるよ]

一般量産型、フォールドカーボン利用タイプだ。

「陣さんと蠣崎君の意見聞きたいからよんできて」

[あいよ〜]

……

「ほう…美しいな」

「へえ〜新型ですか」

「VF-25S、VF-1から約50年後の機体ですね」

1号機、テスト機については用意したフォールドクォーツ分利用で、
前回トリップする前に注文してた。

「歴史が感じるねぇ…」

「今つかっているVF-19の15年位後で、
VF-171の次世代有力候補機です」

「S型っていうと隊長機か…カオル、操縦桿は?」

「あ、これが操縦桿兼ねた対Gパワードスーツです。EXギアといいますね」

「元帥、着てみていいっすか?」

といいながら許可をとるまもなく着て…
「うぐぐ…重いっす」

「動力いれなきゃ…ねぇ…」

「蠣崎…」

「うわわわわ〜」

動力いれた途端にローラーが作動し…

「と、とめてぇぇぇ〜」

どがらがっしゃんと壁に激突する。

「あ…いたくはないっすが…怖かった…」
コバッタ達の補助の元、とりあえずローラーをカットして…

操縦席におさまると操縦桿が展開してシートとなった。

「面白そうだな…蠣崎変われ」

「た、隊長……」

「試運転いいか?」

「どうぞ〜」

……
(その間に)

VB-6ケーニッヒモンスターをみていた。

「元帥…こいつはシャトルですか?」

「あ、デストロイド・モンスターの発展型、ケーニッヒモンスターさ」

「あれの?」

「うん」

「まさか変形するんですか?」

「そっバルキリーとおんなじでな」

モンスター形態に変形させた。

「くぅぅ〜しびれるっすぅ…これなら機動力ありますね」

「だな」
(ただ…弄れるとこがないなぁ…)
地上歩行能力は0に等しかった。
何しろ弄ろうにも、変型時に支障がきたす為であり…

(ま、いっか…)

VB-6ケーニッヒモンスターはそのまま量産体制とした。


(でっと…)

VF-27が同じくハンガーに鎮座していた。

「元帥…こいつはやはり新しい機体ですか?」

「あ、これはサイボーグ専用というか、強化人間専用ったほうがいいか…なんだよね…
蠣崎君には無理だよ」

「そうっすか…」

加重Gが30Gにも及ぶ…まさにシュワちゃん専用機だろう。

……

しばらくすると、かなり満足げに帰ってきて、
絶賛してたので、一般機VF-25A、大隊長クラスVF-25Sの量産が決まった。

もちろんカオル提供が必要だったのでS型は数はすくなくなるが…だが…

(YF-29と、V9、QF-4000は次回かな…)

艦船建造ドックは…

NEW新規枠1、空き枠2と表示されていた。
(艦船の検証は帰ってからでいいか…)
自動生産工場衛星の修理具合もある。

ヤマト級2、まだ試作船つくってないノーザンプトン級1を選択。

(あとは…)
バーナード星系の次に、最優先でグルームブリッジ星系…への進行、及び拠点構築を改装終わったヤマト級へと命じる。

マクロス世界における惑星エデン…その星系を確保の為に…

(あるかどうかはともかく、ある程度の指針にはなるね)

ララミス星系や、シャーマ星系など、メガロード船団や初期新マクロス移民船団が発見入植した恒星系等もある。

そういった地球近傍の惑星系等を確保しておけば、そんはないだろう。

厄介なのが既に占拠されてたらだが…
その時には攻略艦隊の出番となる。

あとはゼントラ艦についてだが…騒動が懸念されたが…

問題なく現物をゲットしたのもうれしい。
何しろ10万年以上前の基本設計がかわらず、
5万年以上修理する事なく運用され、
監察軍との戦闘に明け暮れていたゼントラーディ軍の艦だ。

地上に不時着した艦を地球人の手で修理し再利用しているタイプだとわかったが、
疑問におもっていた事もわかったのがある。
まず彼等巨人族の食事について…

基本艦で生産された戦闘糧食、硬いスティックバーで食べていたという。
酒も艦で生産されたが、
何種類かの味の完全栄養食のカロリーメイトだけと思ってればよいだろう。
そして有機物…つまり排泄物からの完全再生品であった。

地球文明に侵されたゼントランが基本離反したがらないのもわかる気がする。
反乱ゼントランも新統合軍の統治に嫌気がさしたや、
闘う事で誇りを取り戻す等を希望しただけで、
食事や文化等を全て破棄するまでは望んではない。
他人から買うや搾取する等で賄うつもりだったのだろう。

その他軍服等生活必需品等は基本艦内自動工場で生産され、
生産されないのがミサイル等は補給船によって運ばれてくるという形だ。

「ま、じゃあこんなもんかな?発展型のバジュラ死骸も納めたし…行ってくる」

[いってらっしゃい〜]

世界扉を開き…

……

==銀河英雄伝説の世界==

メデューシンの世界経由でランダムポイントを期待して扉を潜ってくると…

(硬い…どっかの構造物か?)

薄暗い建造物の中に直接でたようであった。

「誰だ明かりをつけてるのは?
今は夜シフトの時間だぞ迷惑じゃないか」

(ヤベッ)

急いで扉を消ながら床に同化する…

「あれ?誰もいないな…明かりも消えたし…
明日会敵予想なのに酒盛りしている馬鹿がいたと思うが…逃げたか?」

(あぶね〜)
危うく見つかるところだった。
確認しに来たのが同盟兵の制服をきたMP、
治安活動をおこなう兵士であった。

そのまま同化をひろげてくと…艦船である事が確認できた。
掌握しつつ…400mサイズ…艦船名テネシー251。
(同盟側標準巡航艦か…)

緑色が主体塗装、
定員393名、最低41名でも戦闘運用可能で2直体制で104名で平均運用している。
戦闘時でなければ30名程で運用可能。
遠距離攻撃が得意なレーザー水爆ミサイル攻撃が主体の艦艇だ。

ビーム兵器ではなく、実体長距離ミサイル兵器が主体である。
沢山のミサイルを積載し、その発射砲門は18門。
一斉射撃で、1個戦隊でおよそ2000隻編成なら…実に36000発のミサイルが敵艦隊に到達する。
その有効射程距離は100光秒。
地球−月間が1.28光秒といえばその距離感がわかるだろう。
防御力はそれ程はない。
数を揃えて機動力をまし、被弾を避けるをコンセプトにしている、
単独遠距離航海可能な恒星間航宙艦である。

そして情報までアクセスすると、現在3直2シフト…
まもなく会敵が近い為に同盟軍では4時間ずつの勤務交代制、4時間勤務2時間休憩に艦は移行していた。
通常時なら3直1シフト制4時間勤務8時間休憩らしいが、
3直2シフト可能にしたのがタンクベッドによる効力が大きい。

タンクベッドがない時代…特に睡眠2時間の2直体制はきつい話を聞いている。
特に第二次世界大戦時の日本軍潜水艦乗りは、
2時間交代2直制の当直勤務で、
緊急潜航時には総員起こしで睡眠不足気味だったという。
国民薬の睡眠打破、覚醒剤ヒロポンが手放せない状態だったろう。

一方海上艦の方はまだ余裕ある交代勤務制…戦闘時には総員配置になるが…
だったという。

タンクベッドだが1時間の睡眠で8時間寝たと同様の効果があり、
これにより体力的に余裕あるシフトが組む事ができ、
例え戦闘中でも2直シフトが可能で、寝てる間に沈み死亡する事があるが…10日間でも艦士官や兵達は戦う事ができるわけだ。
司令官はそうはいかないが…

(どっかへ移動中か?)

システム掌握してくと…

宇宙歴796年2月、アスターテ星系、第二艦隊所属というのが…

……

銀河英雄伝説…大帝国と同じく遠い遠い未来のお話である。

大帝国は殆どの国で優秀な脱出艇を備えていて、
直撃即爆破でない限り殆どの人員が脱出できる環境にあった為、
銀河英雄伝説の世界において救助にもえていた…

この世界銀河英雄伝説は二つの勢力が争っていた。
銀河帝国と自由惑星同盟である。
地球にいた人類がこの二つの二大勢力に別れ今だに大きな戦いをやめてはない。
対外的な天敵が今だに存在しない為の勢力争いとも言えたが致し方ないだろう…

ここへ至った軽く歴史のおさらいだが…

西暦2360年に超光速航法を確率、
西暦2402年から恒星間移民時代へと入る。

だが地球を中心とした活動と植民地との身分の差により、
中々外には広がらず地球を中心とした100光年範囲圏内に留まっていた。

その地球中心の活動に終止符をうったのが植民地連合対地球のシリウス戦役であった。

この戦いにおいて地球は植民地連合に負けてしまう…
さぁ…植民地連合の誰が今後の盟主になるか?
対地球戦での中心的立役者の一人が病死してしまい権力闘争が勃発、
暗殺謀殺テロ等次々と対地球戦での権力者が死んでいき、
争いを止めるものがいなくなってしまう事態に陥る。

西暦2801年アルデバラン星系惑星テオリアを首星とする銀河連邦が人類統一国家組織として設立、平和が訪れた…
この年を西暦を廃止し宇宙歴として年号を改めた。

だが平和が続くと…汚職や宙賊の発生、経済活動の低下等がつづき、英雄ルドルフの存在が出始める。
連邦軍少将となり退役し政界へ進出。首相と国家元首を兼任し始め、自らを終身執政官となる。
リーダーとして熱狂的多数支持で勢力を伸ばし…
そして宇宙歴310年、
ルドルフ・フォン・ゴールデンバウム、自ら を神聖にして不可侵なる銀河帝国皇帝と称し戴冠。
帝国暦の発布、銀河連邦の代わりに銀河帝国をつくりあげ、貴族階級の設定する。
貴族階級には彼の部下がすえられた。

そして帝国歴9年劣悪遺伝子排除法発布。
反対した議会の共和派を解散し銀河連邦共和制は死滅。
40億人が虐殺されたが全人口の1.3%であった。

帝国歴42年、ルドルフ・フォン・ゴールデンバウムが死亡するがその際、
共和主義者およそ40億人が農奴階級に落とされる。

帝国歴162年、アーレ・ハイネセンら40万人の共和主義者がドライアイスの宇宙船イオン・ファゼカス号でアルタイル星系から脱出し長征1万光年が始まる。
まず別星系にひそみドライアイス船に替わる長距離航行可能な宇宙船数十隻を建造し、
帝国軍の激しい追撃をかわして人類未踏の旅へと向かう。

彼らが目指したのは暗礁空域、通常航行ではまっすぐにいけない程小惑星があり、
時間がかかりすぎ、ワープでは途中の小惑星が引っかかり消滅したり破壊されたりをめざした。

そして…暗礁空域に回廊を発見、抜けた先にある人類未踏の地を探索し、アルタイル星系脱出から56年後帝国歴216年バーライト星系第四惑星に入植、自由惑星同盟を建国する。
宇宙歴の復活を宣言し527年、
わずか16万人が建国の祖であった…

その後銀河帝国内部では天敵がいない為粛正等内部抗争にあけくれていた。

そして同盟建国約110年後銀河帝国と接触し3ヶ月後ダゴン星域会戦勃発…
人口たった約3000万人の自由惑星同盟が12人に一人が軍人となり、
動員艦船数で2倍の戦力差のある銀河帝国に自由惑星同盟側が勝利する。
宇宙歴640年の事である。

わずか16万人の祖であった自由惑星同盟が銀河帝国に打ち勝つ劇的な勝利であった。
以後自由惑星同盟は同盟と、銀河帝国は帝国と称させてもらう。

その後頻繁に会戦がおきるが、
もう一つの回廊に中立国家的通商自治領フェザーンが設立され、
そこを通り帝国側の人材が頻繁に流出し、ギリギリの戦いを勝利しつづけ、
100年後にはほぼ同戦力的位置付けになる事ができた。

そして宇宙歴745年の第二次ティアマト会戦では決定的に帝国側が惨敗し、
帝国内部でも方針転換せざるえなくなる。
つまり人材流出防止や絶対的防衛政策、
士官人材不足に対し平民の将官登用への開放、
またイゼルローン回廊に要塞を建造を決意する事となった戦いでもあった。

6年後、イゼルローン回廊に同盟軍の遠征が向かっているのを察知した帝国は、
貴族の私兵艦隊も含め賭に出て…
パランディア星域会戦において勝利を掴みとり帝国崩壊の危機を防ぐ事ができた。
要塞完成までの時間が取れたのである。

767年、イゼルローン要塞が完成。
慌てた同盟軍がおっとり刀で派遣し…イゼルローンの脅威を確認した。

直ぐさま軍は第二次イゼルローン攻略作戦を発動させる。
直ぐさまといっても諸々準備もあるが…
しかし準備した大軍がトールハンマーの威力で多大な犠牲をだしてしまう。

要塞ができて軍事的に帝国が優位にたつと内部の不満があがってくる。
一部貴族達からの平民の権利上昇による人材不足発生や人件費等である。

ならば?そこで農奴を求め度々同盟領へと侵攻し、
惑星や国家ではなく人々の奴隷化、つまり刈り取りを求めた戦いへと変化していく。
同盟は反逆者の集団でありその点は認められていた。

同盟はたまったもんじゃないと地域的優勢取り戻そうと、
度々イゼルローン要塞攻略をするが第3次から第6次まで4回にわたり全て敗退した。
同盟側は同盟領へと侵攻してきた帝国軍へ攻撃仕掛け、勝てば追い返す事ができるが、
負ければ惑星市民が根こそぎ刈り取られる戦いを強いられる事になる。

今度は要塞の為に同盟が人材不足への道へと陥りはじめてく…

自由惑星同盟…現在では帝国の専横主義を許すな!人々を解放しろ!のもと、
軍国主義的にはなっているが、
主導者層、政治家達が選挙の票を気にしているが為に…

銀河帝国…皇帝制のもと、国はまわっているが、
現在では特権階級の貴族…とくに門閥貴族の専横が激しくなっていた…

門閥貴族、貴族階級の中でも更に限られた支配層をさす。
血縁や縁故による排他的な結束であり、
一門が繁栄する事が帝国の為になると思っている。

彼等が力をつけた原因というのが貴族に対しての税収がない事。
その為に本来帝国に入る税収をなるだけ減らし、
かつ手元にできるだけ搾取するようにためていく。
もう一点が貴族にたいして領地を認めている事。
本来であるなら惑星開拓の為に…がいつの間にかに我々の土地という意識に代わっていた…


そして宇宙歴796年2月…

(アスターテ会戦か…なら丁度よいか…あとは楔か)

世界扉の理…先の通り光分以上の移動距離にはリアル時間が必要であり、
その点この巡航艦に出てしまった楔は使えないだろう。

そして更に宇宙の塵にもなる可能性が大の楔であり…

(…その場合は二度とこれなくなるか?)

いずれにしろ固定した天体にうつ必要はあるだろう。

もっとも移動しつつある艦隊に再び接触できるか予想できない為、
ありがたく今回は同行するつもりだったが…

……




寸劇風後書き

シェリル「わ・た・し・の出番は?」

作者「え、えっと……」

シェリル「まだこの話の前半に出番でる機会あるじゃないの!!
だしなさいよ」

作者「すんません」
全力土下座をする作者。

シェリル「まぁいいわ…で次回の出番はいつなの?」

作者「………」

シェリル「ちょっと…決まってないの?」

ナギ少尉「まぁまぁシェリルさん」

シェリル「確か50話辺りから、本編に全くでてない人にいわれても…」

ナギ少尉「ぐっ…」

シェリル「作者…早めにだしなさいよね」
と人差し指の腹を作者の顎に添わせ…

作者「は、はひぃ」

ナギ少尉「あ〜あ…デレデレしちゃって…わたしも艦長にそうしようかな??…
さて次回、アスターテ会戦…お楽しみにぃ」

H24年11月改稿

H26年1月再改稿



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