こんにちわ。ナデシコAplus新艦長になったホシノ・ルリです。

突然の宇宙人訪問、封じられたボソンジャンプ、そして復活したナデシコA

まぁそんなわけで、ようやく長い長いプロローグが終わり私たちの出番がくるわけなんですけど。

なんだか一話目から暑苦しい展開になりそうな予感・・・。

ま、どうでもいいけど。





 第1話  漢の戦い


「で、艦長どこにいるんです?テンカワ・アキトさんって。」


そうマキビ・ハリ、通称ハーリー君がナデシコApuls艦長ホシノ・ルリに向かって質問する。


「さぁ・・・どこでしょう。それは言い出した張本人のブロックス少佐が知っているのでは?」


そう言うとツインテールをした少女が答えながらIFSシ−トの上で座っている猫をチラっと見る。


「ふむ、では居場所を知ってる人に聞くとするか。」


(あんた知らないのかよ!)と一同心の中で突っ込んでいた。


そして猫の回りのウィンドボールが忙しなく動くと大きな画面がブリッジに投影される


「やぁやぁ。みんな元気?いやーナデシコAplusが間に合ってよかったよ。」


そうニコニコ顔でロン毛の会長、アカツキ・ナガレの顔が映し出される。


「あの、アキトさんの居場所知ってるんですか?」


そう、率直に少女が聞くと、


「ああ、そりゃね。だってユーチャリス一応ウチの船だし?それに補給もウチがしてるからねぇ。

 いくらネルガルが大企業っていったって特殊な戦艦一隻ハイドウゾってあげられないでしょ。」


「そうですか・・・。で、結局ナガレさんって悪者なんですか?良い者なんですか?」


「さぁねぇ。でも真っ直ぐに戦うだけでは敵には勝てないってことさ。じゃデータ送っとくんで

 あとはよろしく。僕もいそがしいからさ。じゃねー。」


そう言うと、そのまま通信が切れる。

その映像があった場所を無表情で見つめるホシノ・ルリ。

そして、ハリ少年の解析終了の声そして映し出されるデータ。


「火星!」


全員が声を合わせて言う。


「それでは、ナデシコAplus火星に向かいます。」


「了解」



              ∽





それから5日、運良く火星が私たちの近くの軌道上あったことと

リニューアルされたナデシコの移動速度がとてつもなく速かったこともあり

短い期間で火星につくことができ何事もなく火星に到着。

そして火星上空。


「しかし、こうもジョロとかが艦内うろちょろしてるのはまだなれませんねぇ。」


「そうか?お茶くみに戦闘支援までよく働くしカワイイじゃないか。

 むしろ懐かしい感じがして落ち着くけどな。」


そんな会話をしている赤メッシュのパイロットサブロウタとオールバックのハリ少年。


「ところで、ハーリーこいつらって艦制システムでコントロールできるのか?」


「ええ、まぁ。僕でもある程度は。でもほとんどそこらへんはフロックス少佐が担当してますけど。」


「なるほど。なるほど。ジョロの高さからすると・・・パンモロだな。覗くなよハーリー。」


ニヤニヤ笑いながらヒソヒソとつぶやくサブロウタ。


「なにいってんですかーーー!!僕がそんなことするわけないじゃないですか!」


そうハーリーの叫び声がブリッジに響き、彼のウィンドボールの映像はほとんど彼の顔になっていた。

その大声で、艦長はいつものことかと無表情でチラ見。

その他のメンバは見なかったような素振りをするもクスクスと笑っている


「ハーリー君。目的地に近いです。ユーチャリスの散策をお願いします。あとサブロウタさんも

 持ち場に戻ってください。」


と、先ほどのことは何もなかったかのように冷静にホシノ・ルリが支持していく。


「「了解。」」


やる気のある声とやる気があるのかないのかイマイチわからない声が重なって返事をする。

そして数分後。少年が声を上げる。


「あ、これだ。見つけましたー。データ映しまーす。」


すると大きな画面で雪原に止まっている投影される。


「ふむ。しかし、このままいくと逃げられそうだな。

 ジョロンS型、D型を先行偵察に出しておくがよいか?ルリ少佐。」


そう猫が自分の席から質問をする。


「わかりました。何か策があるならよろしくおねがいします。」


すると、猫のウィンドボールがチラチラと動き出し先行偵察にでたジョロンS型からの映像が映る。





              ∽


一方、火星地上。


白い雪原を歩くには目立ちすぎる全身真っ黒の青年。

そしてその横に白い雪原が似合いすぎるほどの白い肌に桃色の髪の少女。

黒い男は買い物帰りなのか紙袋とビニール袋いっぱいに生活必需品などが入っている。

ポテリ・・・。小さな少女が足を滑らしたのか雪の上にこける。


「大丈夫かい?ラピス。」


そう声をかけ、袋を持ち替えあいた手で少女の手をとり起き上がらせる。

すると少女は立ち上がるも空をみたまま動かない。


「どうした?ラピス。」


そう黒い青年が聞くと少女が黙って空を指差す。その指の先をたどり青年が空を見上げると。


戦艦が一隻小さく見えた。


「あれは・・・、ナデシコ?」


バイザー越しに小さく小さく見える懐かしいフォルム。少し見上げてるとハッとして

少女の手を取り走り出す。


「急ごう。そして火星から出るよ。」


二人は自らの家、ユーチャリスに急いで帰る。そしてつくと直ぐにエンジンを回し

離陸しよう旅立とうとする。しかし、少し浮いたかと思うと突然何かにぶつかったような衝撃が走り

それいじょう高度が上がらない。


「アキト!」


少女が青年の名を呼ぶ。

そして映像を出して調べると。

4機のジョロに酷似したロボットが巨大な半円のディストーションフィールドを精製していた。

その間にナデシコは急接近。

そしてユーチャリスブリッジに大きな映像が投影される。


「お久しぶりです。アキトさん。あんまり逃げ回ってるので捕まえにきました。」


そう、銀髪ツインテールの少女が挨拶をする。


「・・・ひさしぶりだねルリちゃん。だけど・・・君の知っているテンカワ・アキトは死んだんだ。
 
 もう忘れてくれ。」


青年の声は低いというよりも沈んでいる感じであった。


「そんなのやっぱりカッコつけてます!

 だって、アキトさんはまだちゃんとここに生きてるじゃないですか!」


いつも無表情だった少女が珍しく感情的に声を発していた。


「君も見ただろう?もう僕は君たちの元には帰れない。」


「だけど・・・わたしは・・・」


「おっと。すまないね。シリアスなところで水を差すようで悪いけど。」


と、いきなり猫の顔のウィンドウが割り込んでくる。


「なんだ、お前は」


いきなりの割り込みと猫の顔という状況に不機嫌を表す青年。


「姿は見えなくても、声は覚えてないかな?わざわざ研究室にまで助けにいったんだ。」


「・・・?」


青年は思い出そうとするがなんのことか思い出せない。

そもそも喋る猫なぞ忘れようにも忘れないだろう。

すると、桃色の少女が


「あ、助けてくれた猫ちゃん。」


そうぼやく。それを聞き青年はあることを思い出していた。

以前、研究室を脱出したときのことをラピスと話したことがあるが、

結局、ラピスは猫ちゃんが助けてくれたと意味不明なことしか答えなかったのを思い出していた。


「まさか・・・あの時まったく存在が感じられなかったのは猫だったから・・・?」


「ふむ、どうやら、覚えていてくれたみたいだな。」


「で、なんの用だ。助けてくれた礼は言う。だけど、君たちと一緒にいる理由にはならないな。」


「そうだな。ではこういうのはどうだ?君がなくした感覚を戻す。という条件は。」


「何・・・。しかしこれはネルガルでも直せなかった。無理だ。

 たとえ直ったとしても昔のテンカワ・アキトは死んだ。それだけだ。」


ナデシコAplusのブリッジ。その声を聞くと一人の少年がブリッジを出て行く。何も云わずに

その後ろ姿はどこか怒りを背負っているようにも見える。

それをチラりと猫は見ると一度目を瞑り開く。


「ではこうしよう。アキト君、ブラックサレナを出したまえ。こちらも、エステバリスを出そう

 1:1で勝負してこちらが勝てば君に一緒に来てもらう。こちらが負ければ君を追うのはやめよう。」


ナデシコの艦内をそれを聞くと、ええ!っと驚きの声をあげる。


それを聞き少し考えるテンカワ・アキトそして彼は結局その勝負を受けると答える。





               ∽




雪原に遠く離れて向かい会う戦艦。そしてその間にブラックサレナとエステバリスMk−V

沈黙のあと、両手に持っていた大剣一本をブラックセレナの方へ投げるMk−V。

そして大剣はザクリと地面に刺さる。


「それを使ってください。テンカワ・アキト。そんなハンドカノンでは

 Mk−V(コイツ)のディストーションフィールドは敗れません。」


そのショウマの声には怒りがあった。


ブラックセレナはハンドガンを肩のアーマーにしまいその大剣を取る。


「貴方は昔の自分は死んだって言いましたね。だったら!テンカワ・アキト!!僕が貴方を殺します!!!」


その発言が終わると同時に一瞬で間合いをつめ、大剣をブラックサレナに叩きつける。

それを大剣で受け止めはじくテンカワ・アキト。しかし、次々と特攻を仕掛けるショウマ。

それを間一髪で受け止めはじき移動するも、即座に突っ込んでくる。


「あんたは!あんたは、北辰を討ち復讐を果たしたはずだ!!なんでこんなとこにいるんですか!!!」


突然叫びとも思える通信が入る


「誰にもわからないし、わからなくていい。」


そう攻撃を受け止めながら低い声で返す。


「ああ、わかりませんよ!あんたの気持ちなんて理解したくもない!

 僕がどんな気持ちであんたが北辰を撃つ姿を見ていたかなんてわからないように。
 
 アンタの気持ちなんてわかるかよぉー!!」


そう、ショウマが叫ぶと先ほどよりも一段と速い速度で攻め込んでくる。


「遅い!」


「遅い!!」


「遅い!!!」


「テンカワ・アキトーー!アンタには速さが足りない!力も足りない!

 闘う気持ちも、貫く信念も足りない!だけど!!なによりも!!!

 今という現実を戦い通す熱い魂が足りない!!!!」


そう叫ぶとガードしていた剣の上から全力で正面から剣を叩きつけるMk−V。

その一撃に耐えられなくなり宙に浮いてたブラックサレナは地面に叩きつけられる。


(くっそ、なんてパワーだ。奴はどこだ見失った!?・・・ラピス!、ラピス!!)



              ∽



その頃、ナデシコのブリッジの中。激闘をみんなで見守る中に

一人僅かに額を光らせた猫がいた。ウィンドボールは表示されてないが彼は通信をしていた。


「悪いね、ラピスちゃんだったかな。通信妨害させてもらうよ。
 
 男のタイマン邪魔すると馬に蹴られて三途の川だそうだからここは大人しく見ててくれ。」


「・・・」


それに何も答えないラピス


(ま、人のことは言えないけどな・・・ッフ)


そう思うと猫は次の作業をしていく。



              ∽



(ラピス!ラピス!!なぜ返事が来ない!!!)


そう通信をするも返事はないそしてその間にもMk−Vは攻めてくる。


(くそ!どういうことだ!!ラピス!)


「まったく、だらしねーなぁーアキト!妻帯者が妻でも娘でもない女の名前を戦闘中に呼ぶなんてよ。」


「何!?この声は・・・ガイ?」


アキトはキョロキョロするも、声しか聞こえない。


「おうよ!まったくあんまりオメーが不甲斐ないんで見てられなくてな。」


その声は紛れもなく、熱き男。魂の名をダイゴウジ・ガイ。

以前の戦いで死んだはずの男。その声がアキトに届いている。


「っく、どうせこれもナノマシンによる幻覚だ。」


「ま、そうかもしれねぇな。でもよそんな幻覚になってまで出てこなくちゃいけないほど

 いまのお前は相当カッコ悪いぜ。」


「昔のテンカワ・アキトは死んだんだ。」


「まったく、言うことにそれかよ。それがダセェーっていってんだよ!

 ルリちゃんも言ってたがお前まだ、生きてんだろうがよ!

しかも、復讐も果たしその失ったものまで戻してくれるっていってるんだ。何を迷う。」


「・・・」


「そら、右から攻撃が来る。とっとと避けろ。」


「え?」


と答える前にIFSが反応して回避する。


「かわせた!?」


「忘れたのかよ。オレ達の好きだったゲキガンガーをよ。

 結局お前アレが好きなんだろ?熱血ってのは否定からは生まれないんだよ。

 どんな困難にも前向きに闘うその心にあるんだぜ?

 思い出せよ。一緒にみんなで戦ったあの熱い戦いをよ。」


「みんな・・・。」


そんなアキトに今までの思い出が一瞬振り返る。

楽しい思い出、辛い思い出、そして戦いの中散っていった人たち

ガイ、イツキさん、ムネタケ提督、そして白鳥九十九。


(そう、みんな何かを信じて戦って、闘って、死んでいった人もいるけど

 みんな本気で戦ってた。誰もが自分の正義を信じて戦ってた。

 誰が本当に正義かなんて分からないけど時には誰かにそれを託して。

 けれどまだ・・・俺は戦えるのか?)


「ああ、戦えるさ。お前がブラックサレナ(コイツ)に今だに乗ってるのが答えさ。

 そして俺たちの地球が危機にまた晒されてる。そしてあのナデシコはまた戦おうとしているのさ。

 今一度、地球を守るために壊れた体を直してな。そしてアイツはお前の中で眠っている熱い魂を求めている。

 それでもお前はそれに応えないつもりか?」


「・・・そうだよな。オレはまだ戦える。今度は復讐でなく。俺たちの大切な物を守るために。」


「さぁ、見せてやろうぜ俺たちのゲキガンスピリットを。」


「ああ、ありがとう。ガイ!」


アキトはヘルメットをはずし、光り輝く顔を表す。


(俺の熱い魂。ああ、コイツと戦ってなんだか心が高ぶっている。)


そしてブラックサレナはMk−Vの攻撃を受け止め跳ね返す。

次は、完全に見切り攻撃を流す。そして次は反撃に移る。


「テンカワ・アキト・・・さっきとは違う。」


通信から少年の声が入ってくる。


「ああ、もう迷わない。」


その会話の中でも何度も何度も2体の鋼鉄の戦士は剣をぶつけ合う。

まるで、お互いの意思を確認するように。

空中で打ち、地面で打ち、もう誰にも止めることはできない。

巨大な質量と魂がぶつかり、衝撃が火星を揺るがす。

誰一人割り込むことのできない戦いの境地。

ただ、ただ見守ることしかできない。

それほど二人は熱く熱く燃えていた。


 





「「うぉぉぉぉぉぉ!!!」」


そして強烈な双方の一撃が交差し互いに遠くまで吹き飛ぶ。


「さすがです。テンカワ・アキト。それでこそ。」


互いに息を切らせ睨み合う。


「ああ、そうだ君の名前を。名前を聞いておこう。」


「ショウマ。サラシナ・ショウマ。次で決着を!」


そう言うとMk−Vは剣を捨て、姿勢を変え構え直す。

そして右手を出すと指を順に握り締めていく。すると装甲の継ぎ目が開き形状が変わりだし

何かのエンジンでも動き出したのか隙間から光があふれ出はじめる。

そしてそれに反応するかのようにショウマの顔が光輝きだす。

まるでテンカワ・アキトの顔が光り輝いてるように。


「いいだろう。勝負だ。サラシナ・ショウマ!」


それを言うと大剣をさらに強く握りブラックサレナも構え直す。

そのにらみ合いの間にショウマに通信が入る。


「おい!ショウマそれはまだ未調整だ!今使ったら暴走してお前も吹き飛ぶぞ!!」


割り込んできたのはウリバタケだった。しかしそれも


「今、ここで調整させて完成させます!」


と答えられプツリと通信を切られてしまう。


Mk−Vの腕はさらに光り輝くと拳に重力場が収束していく。

ブラックサレナの大剣も光だしフィールド中和の代わりに重力フィールドを刃に乗せていく。


「いくぞ!サラシナ・ショウマァァーー!!」

「いくぞ!テンカワ・アキトォォーーー!!」


真っ白い雪原の中で二人の声が重なり、鋼鉄の戦士が大気を裂きながら進む。

お互いに自分にかかるGなんて無視して一気に加速し距離を縮める。

お互いフルスイングでのため込んだ一撃。

重力の刃をのせた大剣、そして黒い重力波の塊を押し切りながら進む拳










「ゲキガンーーー!!」

「グラビティーーー!!」


戦士二人の咆哮が響く。するとMk−Vは突然垂直に浮き上がり頭上からの攻撃に移ろうとする。

それを予想していたのか恐るべき反射神経なのかブラックサレナも浮き上がる。

そして互いの全力、熱い魂をぶつけあう。









「熱血切り!!!!!!!!」

「ストライク!!!!!!!!」


















あたりは真っ白になる。どのモニタも白一色。





















「クッ・・・。気絶していたのか・・・? ああ・・・フフフ、僕の負けだな。

 テンカワ・アキト・・・彼の一撃のほうがほんの僅かに速かった。

 お陰で力の解放タイミングがずれたか・・・。ま、でも悔いはないですね。」


そうぼやきフウッと一息つくと、外側からコクピットが開けられる。

そこには黒い王子が立っている。


「オレの負けだ。いい勝負だったな。」


そう言うとテンカワ・アキトは彼に手を伸ばす。


「いえ・・・僕の負けですよ。テンカワ・アキト・・・いや、アキトさん。」


そう答えると差し伸べられた手を取るショウマ。


「じゃ、引き分けだな。オレ、ナデシコに乗るよ。これからよろしくな。」


「え?でも・・・。」


「いや、いいんだ。これはオレが決めたこと。そのかわり失った感覚しっかり直してもらうよ。

 それでいいだろ?ええっと・・・猫。」


すると、猫の顔が投影される。


「ああ、それでいいさ。私の名はフロックス。細かい話はまたにしよう。」


そういうと即座に二つの窓が追加される。


「アキトさん」

「アキト」


銀色と桃色の髪がなびく。


「ごめん。二人とも心配させちゃったね。ルリちゃん、ラピス。」


そう、にこやかに二人に答える。

そして戦艦を見上げて青年はつぶやく。






「ただいま。ナデシコ。」










−−−−−−−1話完−−−−−−−−







あとがき?

1話完結です。まぁー始めから皆さんの予定通りアキトは仲間になるんですが。

熱いのか、スベッって超寒いのかどっちかな内容とかおもったり。

さぁ読者様はどんな反応になるんでしょうか?

まぁー熱い(?)シーンは書いてて一番楽しかったデスネェー。

無駄にお約束なベタベタな熱いのが好きなんだなぁーとか自分で思ったり。

だからスパロボ大戦好きなんでしょうけど・・・<ぁ

というかスパロボαVの曲聴きながら戦闘シーン書きました・・・<ぁ

次回・・・はー、ナデシコかもしれないし、その前にショタロリかもしれません。

その前に、絵も描かなきゃいけませんね。

どっちかなぁーどっちも書きたいナァーそんなわけで、ショタロリもよろしくおねがいします。

ではではーまたあう日までー

--------------------------------
拍手ありがとーございます。


22:34 ラピス登場! 次も期待します!

ラピス今回もチョイ役。無口がかわいいラピスを目差したいと思いますー。


代理感想

こんばんは、管理人さまの代理感想を依頼されたサムです。

第一話終了と言うことで、物語が始動し始めた模様ですね。
プロローグは、本編(と呼ばせていただきます)で重要なオリジナルキャラクター達とアキト達ナデシコメンバーと接点を描く上で
外せないものだったと良くわかりました。
作風自体今まで僕が読んできたものと違い、一風変わった設定で新鮮味があり、主人公や猫君の性格も面白いものと思います。
まだ余り出てきていない登場人物たちについては今後何かしらのエピソードがあるものと思ってお待ちしてます。

さて、第一話の見所はアキトとショウマ少年の戦いの所ですね。
アキトへの憤りから戦いを吹っかけるショウマ少年、それをだしにして条件付決闘に持ち込んだ猫君、それに応じるアキトと、
話の流れ的にはスムーズかと思います。
途中劣勢に追い込まれたアキトの脳裏に浮かんだ山田さんの亡霊は、恐らく猫君のハッキング?なのだろうと思いますが、
それが切っ掛けで思い出せたと言うアキトの"昔の気持ち"という流れも悪くはありませんでした。普通に面白かったです。
熱血斬り、でましたし(笑
全体的に話の流れはスムーズで、量的にも読みやすかったです。

少し懸念が残るとするなら、1話で出てきたアキトとショウマ少年の技?でしょうか。
ナデシコss界では伝説的な某サイトの長編ss以外でも数多く出てきておりますが、オリジナルの必殺技を用いた場合、連載回数を経る度に
インフレーションしてしまう傾向が多く見られます。
ショウマ少年の乗る対異星人用に開発された機体、そして改造されたナデシコA+であるならばそれも良し とは思うのですが、
ブラックサレナに同様の結果を求めるのは少々酷かなー? とは感じました。

あと、細かい点で少々誤字と引用をミスってる記述がちらほらしたので、まぁ僕も他人のことは全然言える立場ではないのですが(笑
その辺りを修正していけば良いのではないかと思います。

そして絵師さまなだけあって挿絵、お見事です。
これから先、物語がどういった結末に収束するのかは予測が着かない所ではありますが、完結を目指して是非がんばってください。

それでは、以上で僕の感想を終わらせていただきます。
頑張ってください!

追伸。
導入の部分のルリのンナレーションですが、・・・僕の感覚の問題かもしれませんが、
劇場版の後の話ということで構想されておられるならば、ルリの語りの部分はTV版の"私にとってはどーでも"といった雰囲気よりも、
もっと真剣に、感情を込めて書いてみたら良いんじゃないかな、と思いました。
長くなって申し訳ない、これにて以上です。
失礼しましたー




押して頂けると作者の励みになりますm(__)m


やみねこさんへの感想は掲示板の方へ♪



戻 る

作品を投稿する感想掲示板トップページに戻る

Copyright(c)2004 SILUFENIA All rights reserved.