は…はじめまして、桜咲 刹那と申します

え…えぇっと……ウチは…じゃなかった、私は神鳴流と呼ばれる剣術を学んでいます

それは私を拾ってくださった関西呪術協会の長である詠春様の恩に報いる為

そしてこのちゃ……お嬢様を御守りする為の力が欲しかったからです

私は以前、お嬢様をお助けする事が出来ませんでした

だから、私は毎日毎日修行を続けています

それがお嬢様を不安にさせていると言う事に気がつかずに……



魔法先生ネギま! ―深淵より呼ばれし者―  第8話



「ふぁぁぁぁっ……ここが刀子さんの言っていた道場だよな」

関西呪術協会の本部より少し離れた位置に存在する神鳴流の道場。

そこにルークは眠そうな表情で居た。

「ここに通称せっちゃんが居るはずだけど……誰かが居るのは間違いないよな」

ルークがわざわざここに訪ねた理由――それは木乃香の親友である桜咲 刹那に会う為であった。

それはルークが近衛家の子供になった昨日の事である。

木乃香にとって兄が出来る事はとてもうれしい事であり、そしてその兄を始めて出来たの友達に紹介したかった。

そんな思いから木乃香はルークを連れて刹那が居るであろう道場に向かった。

既に日が傾いていた時間ではあるが、刹那は道場で必死に竹刀を振り続けていた。

それを少し観察しつつ、刹那が休憩に入った瞬間、木乃香は駆け出していた。

それにルークも続き、3人が始めて顔を合わせたわけなのだが、そこで問題が起きた。

刹那は木乃香に会えた為か表情が明るいものとなっていた。

しかし、何かを思い出したのか、途端に無表情になると木乃香を『お嬢様』と呼び、
申し訳なさそうにその場を去って行ったのだった。

それを木乃香は呼び止めようとするが、刹那は一度も振り返ることなく去ってしまった。

それはルークにとっては全く意味不明と言うか、理解できない状況だった。

この道場に来るまでの間、木乃香は刹那との楽しい思い出をたくさん話してくれた。

木乃香にとってはじめての友達であること。

木乃香が『せっちゃん』と呼べば、刹那は『このちゃん』と呼び返してくれること。

犬に吠えられて怯えていた木乃香を刹那が助けてくれた時のこと。

木乃香は刹那との思い出をたくさん語ってくれていた。

しかし、先ほどの刹那の対応は全くの予想外と言うか、何とも言えないものだった。

それから刹那に会う事は出来ず、2人は諦めて帰る事にした。

その帰り道、ルークは木乃香から川に溺れた時の話を聞いた。

それは木乃香と刹那が一緒に遊んでいた時の事、木乃香が足を滑らせ川に落ちてしまったのだ。

刹那は溺れている木乃香を必死に助けようとしたがそれは叶わず、最終的に2人は大人達に助けられる事となった。

木乃香が言うにはその日以来、刹那は修行に明け暮れ、木乃香と遊ぶ時間が減っていった。

木乃香はその事を辛そうに話してくれた。

それを隣で聞いていたルークはそっと木乃香の頭を撫でてやると共に、どうにかしてやらないと!という使命感に燃えていた。

そしてその夜、琴葉に相談し、現在刹那が居ると思われる道場に来ていたのである。

ちなみに、ルークは相談の報酬として琴葉に強制連行され彼女の抱き枕として一夜を過ごすのだった……

「まぁ入ってみれば――ふぁぁぁぁっ!……わかるよな」

刹那が居るのか分からない状況だったのでとにかく中に突入するべく、そっと扉を開けるルーク。

昨日の夜、琴葉の耳に息を吹きかける・どこかの谷間にルークの顔を押し付ける・おでこやほっぺにキスの嵐などなど、
様々な攻撃?を受けたルークは中々寝付けず、本日は寝不足のようである。

ちなみにその攻撃を行った者はと言うと、ルークが何とか眠った後もその寝顔を堪能していた為に一睡もしていないらしい。

「今日は奥様の調子が良くないのかしら?」

「そうよね、先ほど食事を持って行った時も眠っていたようですし」

そしてかなり早めのお昼寝をしていたとか(午前9時開始)

余談であるが、生活のサイクルが狂った琴葉はルークを毎日抱き枕として使用し、朝までその寝顔を堪能していたらしい。

そして昼間は眠りっぱなしの為に、体調をまた崩されたのでは?と思う者が増えたと言う。

まぁそれはさて置き、道場に入ったルークが見たのは昨日と同じく素振りをする刹那の姿だった。

「えぇっと……せっちゃんだよな?」

実はルークは刹那の名前を知らなかった。

と言うのも木乃香も琴葉も刹那の事はせっちゃんと呼んでいたからだ。

「っ!?……あなたは昨日の……」

集中していたのか、ルークが入ってきた事に気がつかなかった刹那は驚きつつも、昨日見た人物であることを思い出していた。

「昨日はちゃんと挨拶出来なかったからな。と言う事で今日はまず自己紹介だ。
俺はルーク・フォン・ファブレ…………そういえば俺の名前ってどうなるんだろ…………」

近衛家の養子になってから始めての自己紹介で思わず悩みだすルーク。

日本ではルークの世界と違い、苗字が最初で名前はその後に続くことになる。

どうやら頭の中で様々な例が挙げられているようである。

「ど…どうかなさいましたか?」

改めて自己紹介なんて言っておいて突然黙りだすルークに刹那は困惑気味であった。

「……あぁ、悪い。昨日から近衛家の養子になったんだ。それで名前がどうなるか考えもしてなかったから悩んでいただけだ」

「こ…これは失礼しました!私は桜咲 刹那と申します」

しかし、ルークの口から告げられた近衛家の養子という言葉に驚き、慌てて方膝をつきかしこまった。

「あぁ……出来れば木乃香が言っていた様な態度で接して欲しいんだけど良いか?」

「この……お嬢様がですか?」

「あぁ、大事な友達って言っていたぞ。せっちゃん、このちゃんって呼び合う仲なんだろ」

「そ…それは…………」

「……それなのに昨日のあの態度。木乃香は悲しんでいたぞ」

ルークは黙ってしまった刹那に迷いながらも今の木乃香の気持ちを伝えた。

「っ!?し…失礼させていただきます!」

その瞬間である、刹那の表情は青ざめ、瞳にはうっすらと涙を浮かべながら、この場から逃げ出そうと駆け出した。

「ダメだ。逃がさない」

しかしルークは彼女よりも早く駆け抜け、道場から出る為のただ1つの扉を閉じた。

「ど…退いてください!」

刹那はルークの動きの早さに驚いたが今はそれどころではないとルークに叫んでいた。

「木乃香は刹那の事を大事な友達だと思っている」

しかしルークはその刹那の叫びを無視し、木乃香の気持ちを伝え続けた。

「っ!?うわぁぁぁぁぁぁっ!」

この状況に耐えられなくなった刹那は持っていた竹刀を構えルークに向かっていった。

「それで刹那は木乃香の事をどう思っているんだ?」

ルークはそれに動じることなく、刹那の攻撃を避けながら語りかける。

「う…うるさい!あなたに私の何がわかる!私の気持ちも知らないで!」

「刹那の事はある程度だけど聞かせてもらった。人間と烏族のハーフなんだってな」

「っ!?」

ルークは琴葉より刹那の事をある程度聞かされていた。

「それに白い羽を持って生まれてきたんだろ」

刹那は人間でもなく烏族でもない。

「………い…」

「それは烏族にとってタブーとされた存在らしいな」

そして白い羽を持ったが為に酷い扱いを受けていた。

「……さい…」

「それで木乃香と距離を置こうと思ったのか?」

ルークはそれを無表情で淡々と刹那に告げた。

「うるさいっ!?ウチだってほんまはこのちゃんと遊びたいんや!でもウチは化け物やからそれは出来ひんのや!」

それに刹那の感情は爆発した。

「それが本音みたいだな。やっぱり木乃香の事を大事に思ってるじゃないか」

それを聞いた瞬間、ほんの一瞬ではあるがルークは笑みを見せた。

「当たり前やっ!このちゃんはウチにとってもはじめてのお友達やねんから…………」

刹那はボロボロと涙を流していた。

「それならどうして木乃香と距離を置こうとするんだ?少し前までは一緒に遊んでいたんだろ?」

「だからそれはウチが!?…………化け物やから近くにいたらあかんのや……」

「刹那はさ、自分が化け物であることを言い訳にしてないか?
もし木乃香に近づいてはいけないならここを出て行けばいい話しだろ」

「そ…それは…………」

「だがそれをしないのは木乃香のことを大事に思っているから。
だからここで剣術を学んで木乃香を守れるようになりたいんだろ?」

「…………うん」

「もう木乃香を辛い目に会わしたくないから頑張っているんだろ?」

「……うん!」

「でも刹那は強くなる為といって木乃香に辛い思いをさせている。違うか?」

「っ!?…………でもウチは化け物やから……」

「俺は木乃香と出会ったのがつい最近だから確実とは言えないがな、
木乃香は刹那が烏族とのハーフだと知っても絶対に嫌いになったりしないと思うぜ」

「で…でも……」

「それに俺はその事実を知っているけどさ、刹那のことは嫌いじゃないぜ」

「えっ?」

「白い羽がタブーだかなんだか知らないけどな、俺としてはむしろ白で良かったと思うぞ。黒い羽ってイメージ悪そうだし」

白い羽はタブーとされてきた――のだが、ルーク的にはむしろ白い方が好ましいようである。

「えぇっと……」

一方の刹那は今までにない発言に困惑気味の様子である。

「その点、白なら天使に間違えられそうだろ?木乃香なら絶対にそういう事を言うと思うぜ」

「……でも…」

「結局さ、烏族と人間のハーフだの白い羽だの色々あるけどさ、それを過剰に気にするヤツはいると思う。
でもそれを気にせず普通に接してくれる人もいる。前者は腐るほどいて大変だろうけどさ、
少なくとも俺や詠春さんに琴葉さん、それに木乃香だってそんな事は気にしない。
だからさ、以前の様に木乃香といてやってくれよ」

「……ウチでいいんかな?」

「刹那だからいいんだよ。木乃香にとっての初めての友達なんだからな」

「ウチにとってもこのちゃんは大切なお友達や。だから……頑張ってみる!」

ようやく刹那は自分の気持ちに素直になったようである。

「よく言った!」

それを聞きルークは安心すると刹那の頭を撫でていた。

どうやら頭を撫でる行為がお気に入りのようである。

「あっ…………でも剣術の修行を休む訳には……」

しかし問題もあった。

刹那は木乃香と一緒に居たいと思っている。

しかし強くなって木乃香を守れるようになりたいとも思っている。

木乃香と遊べば修行が、修行を行えば木乃香との時間が過ごせなくなる。

単純な2択の問題――――しかし刹那にとってはかなり難しい問題であった。

「あぁ、それならいい方法があるから心配しなくてもいいぞ」

「えっ?」

「まぁついて来てくれ。説明はちゃんとするからさ」

こうして刹那はルークに言われるがままについて行く事となった。

そして着いた先は関西呪術協会総本山――――つまりルークや木乃香の住まいである。

「ただいま〜」   「お…お邪魔いたします」

ルークはいたって普通に、刹那はかなりかしこまりながら進んでいく。

「若様、お帰りなさいませ。話は聞いております、長は現在大広間に居る事と思います」

それに反応したのは女中の1人だった。

ちなみに、総本山で働く者は琴葉の笑顔(殺意)によりルークを邪険にする者はいなくなっていた。

そしてルークを余所者として見なくなったことで、ルークの事を冷静に見られるようになった者達は、
よく考えたら礼儀正しくていい子だよね!などど思いはじめ、ルークに好感を持ち始めていた。

尚、琴葉曰く、狙い通りだそうである…………

「もういるのかよ……わざわざありがとうございます。さぁ刹那、急いでいくぞ!」

「えっ!?ちょ…ちょっと待ってください!」

それはともかく、ルークは駆け出し、刹那はそれを慌てて追いかけた。

そして大広間に着くと――――

「あぁ!せっちゃんやんかぁ!」

刹那の姿を捉えた瞬間、思わず立ち上がろうとする木乃香。

「これこれ木乃香、大事な話があるから今は座っておきなさい」

と、それを食い止める詠春。

「そうよ。遊ぶのは少し待ってね。それとルークもご苦労様」

そして座って落ち着こうとしている木乃香の頭を撫でる琴葉。

「さぁ、刹那もこっちに来て座れよ」

と、一足先に木乃香たちの方へと向かうと用意された座布団に座るルーク。

「えぇっと……これはどういう……」

刹那の先には近衛家が集合していたのである。

刹那は困惑しながらもルークに言われたとおりに座る。

その位置はルークと木乃香の間。

つまり――

「せっちゃん♪」

「ちょ…ちょっとこのちゃん!?」

思いっきり木乃香が抱きついていた。

「ふぅ、木乃香。そのままでもいいからしっかりと話を聞いておくんだよ」

詠春はそれを黙認しつつ話し始めようとしていた。

「はぁい♪」

「えぇ!?」

木乃香は喜び、刹那は大事な話なのに良いのですか!?などど考えていた。

「木乃香も話は早く終わったほうが良さそうですし、完結に言います。刹那君、君は今日から木乃香の部屋で生活する事。
尚、これは長である私からの命令と受け取ってもらって構いませんよ」

詠春はさらっととんでもない事を言っていた。

尚、その表情は悪巧みが成功した為か、かなり楽しそうだった。

「……………………えっ?」

しかし、刹那は詠春の言った事を理解するのに苦しんでいた。

「じゃあずっとせっちゃんと居てもいいの?」

一方、木乃香はちゃんと理解し、目を輝かせていた。

「あぁ、勿論だよ。さぁ、話は終わりです。木乃香、もう行っても良いですよ」

それを見た詠春は満足そうに言うと

「せっちゃんウチの部屋に案内したるわぁ♪」

木乃香は刹那の手を掴み引き摺って行った。

「ちょ…ちょっと!?」

刹那は今の状況でパニックに陥り

「いってらっしゃい♪」  「いってらっしゃ〜い」

琴葉とルークは暖かい眼差しを向けつつ手を振っていた。

そんな暖かい眼差しを向けられた刹那は、困惑しながらもどこかうれしそうな表情だったという。

「しかしここまで上手くいくなんて思ってもみなかった……」

木乃香と刹那が部屋を出たことを確認したルークは感心しながら呟いた。

というのも、今回の話の大まかな流れは琴葉が仕組んだ事だったのである。

本当はルーク1人で刹那を説得しようと考え、琴葉にアドバイスを貰おうと思っていた。

だが、刹那は頑固者で自分をあまり曝け出さないようなタイプである事を教えられた。

そして仲直りしたとしても修行をすることは変わらない事である。

そこで琴葉はルークに今回実行された作戦を提案したのである。

そのプランは、まず刹那の本音を曝け出させる。

次に、木乃香と一緒に居たいという気持ちを増幅させる。

その上で反論する暇を与えることなく木乃香に差し出し、流れで一気に止めを刺すというものである。

※注意 言葉の表現は発案者のセリフをそのまま流用しております。

そしてこのプランで重要なのは刹那の本音を聞くこと。

そこで琴葉はルークにその役目を託し、刹那の事を話したのだった。

それを聞き直感的に感じ取った事を、ルークは刹那の本当の気持ちを曝け出させる為に言っていたのである。

「これで木乃香も刹那も大丈夫でしょうね」

などと言いながら不敵な笑みを見せる琴葉。

「これで一安心ですね」

詠春もうれしそうな様子であった。

というのも刹那は詠春が保護した少女である。

当然、木乃香と同等の愛情を注いであげようと思っていたのだが、彼女の性格がそれを許さずにいた。

しかし今回のことで少しは甘えてくれるだろうと思っているのである。

「さて、作戦は完了だし、俺も一旦自分の部屋に戻ろうかな」

今回の一番の功労者っぽいルークは一度部屋に戻ろうとしていた。

「では…………ん?あの…詠春さん……俺の部屋はどこにあるんですか?」

しかし、ルークは自分の部屋の位置を知らなかった。

というのも、近衛家に来て1週間経とうかと言う今日この頃、ルークはずっと琴葉と詠春の部屋で寝ていたのだ。

「あぁ……ルーク君の部屋ね。悪いんだけどまだ無いんだ」

そして現実には、存在すらしていなかった様である。

「えぇっと……じゃあ俺は……」

「部屋が出来るまでは私と一緒に寝ましょうね♪という事で早速お昼寝をしましょうか」

などと言い出した琴葉は目にも止まらぬ速さでルークを半ば強制的に抱っこすると出口へと歩みだした。

「えぇっと……琴葉さん?全く動けないんですけど……」

ルークは琴葉の動きに全く反応出来ず、されるがままであった。

「それではあなた、今日の夕飯は私が作りますから早めに仕事を終わらせてくださいね」

そんなルークの言葉をさらっと無視した彼女は詠春と夫婦らしい会話をし始めた。

「それは楽しみだね。出来るだけ早く戻るよ」

詠春もルークの事は見て見ぬ振りをして普通に返事を返す。

「では頑張ってくださいね」

そして琴葉は寝室へと向かっていった。

「ちょ…ちょっとぉっ!?」

ルークの叫びと共に…………

「ふぅぅぅ……平和ですねぇ…………」

残された詠春は、木乃香が琴葉に似てきたなぁ――などと思いながら、
用意されていたお茶を飲み、まったりしていたのだった。

「おっ、茶柱が立っているとは……良いことがあるかもしれませんね」

関西呪術協会は今日も平和であったのだった。


第9話に続く






あとがき

どうも、ズズでございます。
さて、第8話をお届けしましたがいかがだったでしょうか?
ついにせっちゃんの登場な訳ですが、このアビネギ小説はせっちゃんとこのちゃんが仲直りするのは早いです。
というか、もう仲直りしちゃいました(笑)
一応、木乃香には普通の女の子として生活して欲しいという親の思いがあるので翼の事は教えておりませんが……
まぁ本来なら刹那にも普通の女の子として生活してもらおうと思っていたのだが、彼女はそれを嫌がっております。
ちなみに、木乃香に普通の女の子として生きて欲しいと思っているのは琴葉の思いであり、
木乃香には自分とは違い、自由に生きて欲しいと考えているからであります。
これが、原作+琴葉の存在=アビネギの設定といった所でございます。
しかしルークがいたからこそ、琴葉さんがいる訳ですが……ルークより目立ってるな(汗)

ではここでweb拍手の返信をさせていただきますが、時間的余裕が少ないので質問のみ返させて頂きますね。

11/23
10:15 『トクナガとチャチャゼロの勝負が見てみたいかも(笑)』
私も書きたいかも(笑)
一発ネタとかで書こうと思っていたのですが時間的な余裕がないのでしばらくは無理そうですが……

22:49 『アスナは嫁候補ではないのですか』
アスナは……微妙な位置にいます。
というのもルークとの記憶は当然消されております。
そして思い出す=ナギたちの事を思い出す、という事で思い出させるのは暫く無理です。
それに彼女はネギのパートナーですから、実は嫁候補から一番遠い存在かもしれません。

11/24
0:19 『次回は刹那が出てくる!!木乃香とルークと刹那の絡みに期待^^』
期待に応えられたか凄く不安なんですが……いかがでしたでしょうか?(汗)

12:29 『ティア以外とのカップリングは違和感があります』 
12:30 『もし、ルークが他のやつとくっつけばティアの思いはどうなりますか』 
12:32 『逆にもう逢えないからこそ思いは強くなるとおもいますよ』
うーん……こればっかりは個人の考えなので私にはどうしようもないですね(汗)
ちなみにルークは前回にも言いましたが、大爆発現象で自分の記憶を持ったアッシュが居ると思っています。
まぁ結局この世界にルークがいるけど、原作のエンディングも展開されていると言う訳です。
ルークはローレライからの贈り物でそれを理解してしまっているので、皆は幸せになったと思っております。
そして元の世界に戻る事が出来ないので、こちらの世界で必死に生きようとしているのです。

21:31 『おもろいぞ!!!ここでティアも出して木乃香との三角関係を所望してみたり・・・』
三角関係ですか……たぶん多角関係になることと思います(滝汗)
まぁルークは微妙に朴念仁化ですので♪

11/25
0:23 『ルークは学校には通わないのですか?せっかく同年代の友達が出来るチャンスなのに。』
実は通わせる気ありません(笑)
というのも、クラスメイトって明かにオリキャラがいるじゃないですか?
それを考えるのが非常にしんどいからです。
ちなみに、勉学は琴葉のスパルタ英才教育で何とかなる予定でございます。

7:57 『そういえばルークっていちよう王族だけど礼儀作法ってちゃんとできるでしょうかね?』
出来ると信じております!
ということで出来る設定でございます。

13:15 『アッシュはルークが別世界にいる事を知っているんですか?』
遂に来たかこの質問!?
実はアッシュがルークの状況を知っているか……これで話が大きく変わります。
というのも、知らなければ原作通りにENDです。
しかし、知っている場合、それをティアが知る事となり追いかけようとするでしょう。
その他の面々も追いかける確率が非常に高いです。
ですから、もしこの先、アビスキャラを出しても良い様な展開が原作にあれば出すかもしれません。
でもルーク1人でパワーバランスの調整が大変なので今の状況では無理そうですが……
まぁとにかく、こういった事情でアッシュのことについては詳しく語っていなかったのです。
ちなみにルークは、アッシュに自分のことが伝わっていないと思っています。


11/23
22:15 『ルークの名前ですが、ルーク・F・K・ファブレがいいんじゃないでしょうか?』
11/24
4:21 『養子になったルークの名前ですが、フルだとルーク・フォン・ファブレ・近衛なんですよねぇ・・・』 
4:22 『となるとルーク・F・F・近衛、若しくはフォン・ファブレを1つにしちゃってルーク・F・近衛ですかねぇ?』
10:48 『養子だからルーク・F・近衛?なんかちょっと微妙な気が・・・(汗)』
14:18 『名前は貴族じゃないから「フォン」外して、ルーク・F(ファブレ)・近衛とでも名乗ればよいのではないかと』
名前については色々と送っていただきありがとうございます。
まだ決めておりませんが、一応この中から選ぼうかと思っております。
もちろん、これ以外にもありましたら是非教えてください。


それでは本日はこの辺で失礼させていただきます。
最後に、ここまで読んでいただきありがとうございました。
それではでは!




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