■542 / ResNo.26) |
ロキ編 あとがき+いろいろ
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□投稿者/ パース -(2006/11/25(Sat) 22:43:43)
| あとがき
はい、どうもこんにちわ、こんばんわ、パースです。 やっと終わったぜ!こんちくしょうめ!!(謎) 最初に断っておきますが、この話の中で語られている「北欧神話をモチーフにした物語」、は所詮私、パース個人的な見解、様々な憶測や「こうだったらいいなぁ」的考えを加えた見方にすぎません。 (例:「ロキがレーヴァテインを作り、それをスルトに渡した」という事柄に関しても、かなりの部分が人によって説、論が違うと思われます) これが「北欧神話」の全てだなんて語るつもりは全くありませんし、真実は全く違うかも知れませんので、その辺はご本人の判断に任せます。 なお、「魔剣ロキ」に関しては、ロキが持っていた武器(剣)に特に名前が無いことから私が勝手に考えたものです。
正直、「ロキ編 last battle」に関しては、ページ数無視ぶっちぎりで、今回の作品中は元より、今まで書いた全作品中でも一番長いんじゃねぇかと思います。 でも書いてて楽しかったからまぁいいかな、と。
うーん、そういえば、「『○○』全能力解放!」っていうセリフに関して、説明を入れたかったんだけど、いつの間にか忘れちゃってましたね、しょうがないのでこの場で説明しときます。 『炎神』や、『影月』は、神具が、それの使役者の魂の形を具現化した物です、ナノで魂が強ければ強いほど、解放された剣も強くなると、そーいうことを言いたかったわけです。 (元ネタがブリ○チなのは言うまでもなく・・・・・・・・orz) ってか、元ネタを上げだしたらキリがないかも知れない、フェンリルなんて「もの○け姫」の白い狼が元だし、『炎神』は、某都市シリーズの小説から、魂が強かったり弱かったりってのは漫画「ソ○ルイーター」から、etc,,,, でも、各キャラの性格や、名前に関してはオリジナルです。
それにしても、ここ、リリースゼロで色々書き始めて半年以上経ちましたけど、初めてのシリーズ完結(いや、まだ続けるけど)もとい一区切り、いやはや、よくやったもんだ。 私って性格上、戦闘シーンが大好きなんでしょうね、気がつけば作品の半分以上は誰かが殺し合ってます、しかも私の場合1対1が異常に長い、いつまで経っても決着が付かないというこの無茶苦茶な戦い・・・・・・・・・・・皆さんの反応はどうなんでしょ? さてと、とりあえず、私のひとりごとはこの辺で終わりとしますが、このページの下には色々と書きたかったりした物が放り込んでありますので、暇な方はついでに覗いていってください。
小ネタ(ぇ
「あなたが気にしているのは『レーヴァテイン』の事ですか?あなたが『こいつは凄い神具を持っているから説明も必要ないだろう』って適当なこと言っちゃった」 「黙れ」 「はい・・・・・・・・・」 (ゲイレルルが陽に対して何の説明もしなかった理由。あまりにもシリアスな雰囲気だったため無かったことに)
「そういえば、『ノートルダムの小箱』っていう神具が作中にあったよな?」 「ありましたですね」 「あれってどういう能力だったんだ?」 「ただ敵の視界を奪って目を見え無くさせる力です」 「・・・・・・・・・・・・しょぼ」 (本当は、「相手に恐怖を与えて戦闘能力を奪う」という能力だったんですが、時間的都合上なかったことにしました)
「無銘刀、あのさ、そもそもなんで北欧が話の元のハズなのにここ日本が舞台なの?」 『むーん・・・・・・・・・それは・・・・・・・・・本当のことを言うとわしが作者に消されてしまうゆえ言うわけにはいかんな・・・・・・・・』 「・・・・・・・・・(汗)」 (何にも考えてないとかそんなこと言えません)
「骨羅さん、骨羅さん」 「なんだい、一端君?」 「僕たち、一応二日目まで生き残ったんだよね、それなのに扱いがひどいのはどうしてなのかな」 「それは作者が、私達をもっと活躍させようとしたものの時間がないからって消しちゃったからだよ」 「・・・・・・・・・・」 (もっと活躍させたかったこの二人)
ロキ編の全登場人物 +その他設定
メイン
千里塚 陽(せんりづか よう)♂ 所持武器:レーヴァテイン(神剣)『炎神』 属性・炎 身長161cm 体重 46kg 冷静沈着、というより誰に対しても警戒感を持っている。 陰気、根暗、普通に育っていればただの引き籠もりになっていただけかも知れない。 両親は、陽がまだ10才の頃に事故で他界。 その後孤児を扱う施設に引き取られるものの、数年後、脱走。 その後はバイトなどで食いぶちを稼ぎながら生活していた。 幼少期のトラウマにより、人の死に対してひどく鈍感である、また人を殺すこと、さらに殺されることに対しても、それほどの抵抗、恐怖を感じていない。 ただし、親しい者、ある程度以上に心を許せる者に対しては、普通以上の執着を持ち、それのためならば自己を犠牲にすることもためらわない。 この戦いによって「桐野ロア」という大事な物をヴァルキリーに奪われる、それを取り返すために戦い続ける事を選んだ。
レーヴァテイン そのあまりの威力の高さに「神の如き剣」、つまり神剣と呼ばれる。 かつてのロキに作り出された神具のうちの一つ、「魔剣ロキ」とは兄弟分。 いつもは、封印状態にあるため、使役者に対して何もしないのだが、魔剣ロキが(その中に存在する人格が)消滅、もしくはレーヴァテインに対して一切影響できなくなった場合、レーヴァテインに眠る人格が目覚め、「神の如き力」を使役者に与える。 ただし、その本当の力は、「世界に終焉をもたらす力」であるため、今回の戦いにおいてはまだ全ての力を解放していない。 かつてのラグナロクの折、炎の巨人スルトは、神剣レーヴァテインの真の力を引き出し、その命と引き替えに世界に終焉をもたらした。 現在は、再び眠りについている。
四ノ原 影美(しのはら えいみ)♀ 所持武器:ロキの剣(魔剣)『影月』 属性・闇 身長160cm 体重 45kg 明朗闊達、元気娘。 活動的な服、ショートヘア、スタイルには全く自信が無い。 母親とマンションで二人暮らし。 子供の頃から天才的な運動能力を持つ、頭脳の方は・・・・・。 ごく一般的、「善良」な市民、人が殺したり殺されたり、そんなことを認可できない日本人的考えを持ち、しかもそれを異常空間でやってのけるほどの精神力を併せ持つ。 よく言えば善良であるが、悪く言えば子供的。 自分が守りきれる者の幅をまだ知らない、例えそれを越えても、守りたいと思う、そんな存在。 先天的、天才的戦闘の才能により、生還を果たす。 「魔剣ロキ」の人格を返してもらうために、次なる戦いの場へおもむく。
ロキ(魔剣) 魔剣とは「何かと引き替えに莫大な力を与える剣」のこと、この魔剣ロキの代償は「魂」を任意に魔剣の中へ入れること。 剣の中へ入れた魂は、剣が傷つくたびに代替してそれを受けるため、時間の経過と共に傷が多くなり、やがて消滅する。 本来、かつてのラグナロクで魔剣ロキはロキと共に消滅したはずだったが、姿形を変えて、後の世に存在している。 この剣の中に宿る人格は、比較的善良であり、わりかし何でも教えてくれる。 この人格が一体何なのか、なぜ消滅せずに後の世に存在するのか、謎が多い。 現在は、内部の人格のみがヴァルハラ(=神界)へ送られた、また剣の中には影美の魂があるため、影美にとってはもっとも扱いやすい武器となったが、しかしその分影美を傷付ける武器でもある。
桐野 狼亜(きりの ろあ)♀ 所持神具:フェンリスヴォルグ 無属性 身長150cm 体重38kg 小柄、長髪、イメージとしてはゴスロリ・・・・・・・・・・(ぇ 姉と叔父、叔母夫婦と一緒に住んでいる。 純真無垢でもあり、思慮遠望でもある。 陽を望んだことは事実であり、陽が強者であることを知ってもいた。 どっちもほぼ勘であり、本能と呼べるものを持っていたのかも知れない。 自分が生き残るために他者を犠牲に出来る人間であり、また自分以外の人間のために自分を犠牲にも出来る人間である。 しかしそのことを知っている人は少ない。 現在は、魂が存在しない肉体だけの状態で人間界のとある総合病院の集中治療室にいる。 傷はほとんど完治したが、魂がないため、植物人間に近い状態となっている。
フェンリル 『王狼』・蹂躙爪牙 青っぽい狼。 『ノートルダムの小箱』『風神スキンゲイル』『糸切刃ハーベリングス』『魔砕剣ダインスレイブ』を使った。 かつて主神オーディンを飲み込んだ狼、とは別物。 最初のフェンリルの息子、ハティのさらに息子、つまり最初の狼の孫に当たる。 最初のフェンリルは「天と地とを飲み込む者」息子のスコールとハティはそれぞれ「太陽」と「月」を「飲み込む者」、であったため、全力でやって人一人を飲み込めなかったこのフェンリルは、実は大したことがなかったりする。 陽と、解放状態のレーヴァテインにより焼かれ、この世界から完全に消滅した。
その他
頬屋 海瀬(ほおや うみせ)♂ 所持武器:グラナステッグ(氷刀)属性・氷 最初に登場した兄弟の弟の方、「海」なのに弟、兄より強い。 学校では兄弟共に野球部に所属、エースピッチャーとキャッチャーだった。 氷の神具を使い、手数で陽を圧倒したが、レーヴァテインの能力を解放した陽により、斃される。
頬屋 山瀬(ほおや やませ)♂ 所持武器:スキンゲイル(風刃)属性・風 ちなみに、兄弟で野球を観戦しようと球場に行き、そこでほぼ同時に二個の神具を発見する。 同じく最初に登場した兄弟の兄の方、風を操る神具を持ち、本当なら結構強くなれたのだが、最初の相手がいかんせんフェンリル、秒殺されてしまった。
竿裏目 糸目(さおらめ いとめ)♂ 所持武器:ハーベリングス(糸切刃) ヤンキーというか不良というか。 街の裏側でヤクザ絡みの危ない仕事を手掛け、この街におけるクスリ売りの元締め的存在だったが、仕事の最中に本人もジャンキーとなってしまう。 影美と戦闘になり敗北、その後フェンリルに殺される。
骨羅 鳴忌瑠(こつら めきる)♀ 所持武器:スカノボルグ(神骨)『死骨鳥』 かつて、ガールスカウトに在籍していたことがある。 サバイバル知識や、超基本的な戦闘知識を持っていたが、残念ながらほとんど活用できなかったようだ。 陽との戦闘により死亡。
三尾堂 一端(みおどう いったん)♂ 所持武器:ダインスレイブ(魔剣) 本人は、現在売れっ子のアイドル。 たまたま休みの日に、神具を見つけてしまったのが運の尽き、全てを失う。 一人だけ相手を殺しており、色々と吹っ切れていた。 フェンリルに喰われる。
名も無き人1 神具『ノートルダムの小箱』の所持者、戦いが始まってすぐにフェンリルに喰われた。
名も無き人2 もはや神具すら決めてない人、初日に御御堂一端によって殺される。
聖柄 罪(ひじりづか さい)♂ 不明。
終野 宰(おわりの つかさ)♂ 不明。
ヴァルキリー
ゲイレルル [Geirolul(Geirolul)] 槍を持って進む者の意を持つ。 神具『ガゼルリヨートス』の使い手。 ヴァルキリーにおける「第三階位」、つまり全ヴァルキリーの中で3番目に偉い人。 偉いわりに頭はそれほど良くない、戦闘が専門だったから。 強さはヴァルキリーの中でも群を抜く。 人間に対しては冷徹だが、同じヴァルキリー、特に自分と同期のヘルフィヨトルに対しては結構甘い。 最後は、ガゼルリヨートスの力を全解放するものの、陽と影美の前に敗北する。
ヘルフィヨトル [Herfiotur(herfiotur)] 軍勢の戒めの意を持つ。 神具『ディアグノーシス』の所持者。 神具『ディアグノーシス』は、作中まだ出てきていない。 頭が良く、切れ者。 落ち着いた雰囲気があり、物腰は丁寧。 今回の魂を回収するために用意された戦いに疑問を持つ。 比較的人間に対しても友好的。 今は戦士の魂が集められる場所、「ヴァルハラ」にいる。
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