榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by 空乃涼
こんにちわ。
1章12話を拝読しました。
自分のSS作業を進めていたので、ずいぶんと書き込みが遅くなってしまいました。修正したり、清書したり……
冒頭から悲惨ですねぇ……。一方的な勝利というのは、反面敵にそれだけの犠牲が出ているって事ですからねぇ。
>>>旅順守備隊5万3千名中、健常な者7千名強。
まさに玉砕状態ですね。殲滅、皆殺しといくらでも言い換えられそうですが、指揮系統の乱れがこれほど犠牲を増大させるという典型例とでもいいましょうか。
それによって恐怖のあまり各部隊が散発的に抵抗を続けたのもうなずけます。
時として強大な力は、ただ圧倒するのではなく、人の心を絶望に追い込みますからねぇ……
>>>『名将』と
重い、この物語においては重い言葉ですねぇ……
そして再登場しましたフォン・ゼークト中佐ww 某作品のゼークトさんとは、似ても似つかない頭脳の持ち主のようですね。 ドイツ陸軍を再建した軍人が見ちゃったからには、これからがww
旅順は早く落ちましたけど、まだまだ終わりじゃないですよね。バルチック艦隊と南下するロシア軍が残っているわけですしね。未来の兵器を装備したといっても、ある意味不相応な装備だけに、現場や補給にも混乱が拡大中か?
>>>つまり橙子とは別にナニカが存在し介入しているのではないか??
これが原作の登場人物のフラグってことでしょうか? いずれにせよ、なんだか複雑なことになってきましたね。
ダグwwwww でちゃいましたね。
ちょっと、なんというか人間模様が複雑化してきたぞwww 一つの戦争に複数の国家が関わるのは当然ですけど、いやはや、のちの国家の戦争に大きく関わる歴史上の軍人たちが絡んでいく課程は面白いですねw
ただ、固定した視点は限られているかと思うので、彼らがどのあたりで語り部として登場するのか、それだけが気がかりです。
>>>愚かな国家、私が何であるかも気づかず日本を戦争に走らせた愚かな帝国。
はっきり言えないけど、「帝国」を指しているのは、いったいどちらなのか? 単純に考えてもいいですかね?
なんか自分には「内部」にも向けられた気がしてますよ?
しかし、橙子嬢に潜むもの……もっと単純だったらこの先が明瞭だったんですが、大変なことになりそうです。
以上です。
2013/03/20(Wed)16:59 (No.2823)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by フェリ
ども涼様。感想ありがとうございます♪
そちらの執筆段階で書いてくれたようで恐縮することしきり(^^;)
「玉砕状態ですね。殲滅、皆殺し」
あえて『水師営の会見』をやらせない為にこの結果にしました。今後の話の為詳しく
は述べることはできませんが今回じーちゃまには精神的な評価を与えないつもりで
います。理由は彼の自裁の一つの原因として現実とメディアのイメージのギャップ
差があると考えたのです。現在の乃木愚将論は大正で固定された乃木希典論のアンチ
テーゼとして存在したともいえるわけで時代によって彼の評価が極端にコロコロ
変わるのはその精神論がその時代に受け入れられるかどうかにかかってくるのです。
(現在は某半島とか某大陸のおかげで肯定評価が増えておりますが)
ならば容赦なくひっくり返すべしというフェリの論法(←菓子盆激突w)
「フォン・ゼークト中佐」
彼の場合かなり苦労人になる予定、この観戦武官の経験が彼に重大な決断を下して
しまいます。オフェンチゥムと聞けば彼が何をやらかしたか想像はつきますよね?
本来彼も良将で忠臣なんですがエラいことになったと思ってます(現第3部後半
下書き中)
「人間模様が複雑化」
あぃ今回のお話はどちらかというと人間模様が骨子ですからね。でも人数が思った
より増えてきたのは考えなければならないかも、登場人物紹介作るべきですかね?
ま、現在主要登場人物は、乃木一族3人、アルペジオ組2人、56&秋山と外人3人…位?
彼らが第2章以降に持ち越されるキャラです。他は次章以降出番ないなぁw
「歴史上の軍人たちが絡んでいく」
まさに『たのしんどい』状態ですねw基本出ている4人が話の骨子になりますが
ちょぃ役でまだ出てきます。しかも今のところ政治家は一人たりとも出てきて
おりません。このころ30代になったばかりですが第2章では彼こそが主人公といっても
良いほど。なにしろ「鉄の女」を凌ぐ伝説的政治家ですしねw
「帝国を指しているのは、いったいどちらなのか?」
あ!……偶然とはいえこれは驚きました。今第三章後半に下書きに掛かって
おりますがこれは言った橙子本人に対するブーメランになるかもしれません。
有難く採用準備にかからせていただきます♪
さてさて次回の投稿は3/28~29の予定。ついに序章でチラ出したフェリお気に入り
キャラがお目見えします。某サイトにてフィンランド戦記を見ていればチートっ
ぷりが際立つお人ですが今回は人間臭く評価できないか思案したものでした。
……でも戦闘そのものは第1章に入りきらずなんと第3章の回想に移動という羽目に
相も変わらす自爆なフェリです←超殴www
それでは
2013/03/22(Fri)21:01 (No.2830)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by 空乃涼
こんばんわ。自分の方を進めながらだと、どうしても感想が遅れてしまいます(汗
一章十三話を拝読しました。
あえてこの台詞に関する突っ込みから
>>>「俺は食うために軍に入った。」
どこのファー○ンハイトさんだwww
マンネルハイムさんとブジョンヌイさん、どちらも歴史上のロシアの軍人のようですが、かなり日本人から見ても知名度は皆無に等しい御仁でしょう。日露戦争自体があまり現代人にとってメジャーでないことも一因ですが。
ブジョンヌイさん、愚将評価なんですかw
この戦いを経験したことで、おそらく意識転換するでしょうね?
私も、二人は知らなかったなー。こういう仮想戦記において、知名度の低い人物のピックアップというのも一つの楽しみでしょうね。そういう意味では、すでに多くの人たちが登場していますけどw
高橋英樹──もとい児玉さんは、敵の思わぬ大攻勢に四苦八苦したようですね。冬に強いロシア軍に対して「冬季攻勢はない」と断言したのは、いささか深読みしすぎた結果であるような気もします。
ただまあ、後方の問題を考えると、ありえる結論ですね。南下した大軍には驚愕して、舌打ちしたでしょうが。そこはクロパトキン大将の決断勝ち……または止む終えない決定でしょう。
前話から橙子嬢の考えた作戦が殲滅戦であることは明確でしたが、カンネというよりもトラシメヌスの戦いでしょうか。地形を利用した殲滅戦のようなので。
近代に入り、古代のような包囲殲滅戦は戦術や運用の変化でなかなか起こりにくくなったわけで、これを再現しようというのは、本当に大量殺戮のなにものでもないですね。
その作戦も乃木大将を通過して行われるとは、橙子に対する「危険視」が高まりそうです。
>>>「SS装甲軍団」
出しちゃったw 武装親衛隊発足ですかw あとがどうなっても知りませんよw
>>>小官としては学習院あたりが適当と考えておりますが?」
いろいろな意味で適切ではないなとw
今回の視点構成で気になったといえば、前半部分と後半部分において神視点?が急に入ったことでしょう。
これが一節を構成するものならよいのですが、どうにも短すぎて前後の文章から考えると違和感が否めないと感じました。たぶん誰かの視点とも思えますが、「誰かの視点」というにもわかりずらく、神視点という印象がありました。
今話も前話と同じく視点のブツギリ感があるので、いかに視点者を絞って構成できるかが、今後の課題の一つだと思った次第です。
あと気になったのは、内容的に文章が硬くなってしまうからか、日常使われない漢字が多くあるということです。
例えば、「勝手気侭」など、たしかに前後の文章から読み方を想像することは可能ですが、後半二文字は普段使われないので、こういう部分に読者を意識してルビを振るべきかと。
まあ、常用外や外に近い漢字を無理に使う必要はありませんよ。
なぜなら、どうしても文が硬くなりがちですからね。私もうっかりしてしまうことがあるのですが、フェリさんの作品は特に気を配る必要性があるかと思った次第。
あと、今回は意外に短かったですねw
ではでは。
2013/04/01(Mon)22:16 (No.2879)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by フェリ
ども、涼様感想ありがとうございます♪
いやはや今回も公式文になってから間違いに気づくこと気付くこと(汗)投稿前に
三度読みなおしているのに治らないものです(泣)
さて感想返しをば…
「どこのファー○ンハイト」
ええフェリもこの人の伝記関連取り寄せたのですが若い日の境遇はかなり酷いもの
でした。家が破産して一家離散、伯父の家に引き取られた後もまともに養育されず
(本人にも相当問題があったようですが)軍にコネで入れてもらったものの問題
を起こすばかり……日露戦争に従軍したのは左遷じゃないのかと疑いたくなるもの
でした。ただ要領の良さと勘の鋭さは若い時からかなりのものだったらしいです。
故にデキる人間であるがそれを常に疎まれてしまう不幸なキャラで行こうと
プロットしました。神将扱い(日露、WW1、冬戦争、継続戦争、国家存亡
の戦いを4回も経験、しかも2回を最高指揮官として経験した人物)の方々から
フクロにされかねないと戦々恐々です←殴w
「愚将評価」
確かにロシア国内戦において騎兵を縦横に生かし白軍を苦しめた評価や騎兵無用論
(騎兵=騎士=特権階級=人民の敵)を排して赤軍内で騎兵を精鋭部隊として残した
等功績もあるのですが、近代戦特にキエフ会戦において大敗北をやらかしたのが
大きいですね。赤軍大粛清においてPN鉄男氏に最初の5元帥が次々と粛清される中、
生き残れたのは単に無害で無能だったからという悪意ある揶揄もあるくらいです。
(もう一人の生き残りヴォロシーロフ元帥も一時危なかったそうな)
でもあとがきで書いた様に綺羅星のような将星が集う独ソ戦を古い凡庸な将軍
が生き残っただけ大したものですよ?しかも彼の没年齢1973年90歳です。それまで
軍の長老として存在できただけすごいものです。キャラ構築においては資料が
少なすぎるため一芸に秀でた兵士の代表を意識して書いてみました。小集団を
率いるなら「たいしたものだ」と言われるキャラにしたいものです。
「深読みしすぎた結果」
というより日本人の悪癖をそのまま書いてしまいました。日本人て割に「相手も
自分と同じ目線で考えている」と思っちゃうものですよね(苦笑)味方の被害は
最小に敵の被害は最大にと…でもロシア軍人の考え方だと味方の被害が大きくても
敵の被害がもっと大きければいい(ソ連も似たようなもんw)という考え方が
あるのです。おそらく史実の黒溝台の緒戦はその混乱の中で始まったのではないか
と思う次第。史実と拙作、歴史は繰り返す以上に日本人も同じ間違いを繰り返す
その思いで書きました。
「あとがどうなっても知りませんよw」
現在のところスルー(←激殴ww)でも第2部になったらトンデモ事態になるんだ
ろうなぁ…といまさら思っています。SSたる要素を細かく分解して2つに継ぎ足し
直しその対決を書く予定になりそうですので…いったい何時の話だ??←超殴www
「いろいろな意味で適切ではないなと」
いろいろな意味で面白くというか、何故第3章が某国営放送の朝の連ドラになったと
唖然としております。でも真面目な話、橙子にはかなりの数の箍をつけないと
何をやるか解らないのでその一環ですね。第三軍の面々も薄々彼女の危険性に
気がつき始めて居ります。ただ漠然となので戦後でいいやで済ませているだけです。
14話において、そして第2章においてそれがいかに甘かったか皆後悔すると思いますよ
。
2013/04/06(Sat)14:12 (No.2900)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by フェリ
「前半部分と後半部分において神視点」
あー、前半部分においては線切りしていないことで解ると思いますが児玉閣下の
「こんなはずではなかった」を読者への説明を含めて表現するために加えました。
実際日露戦争知らない人では『何故黒溝台会戦が起こったか?』解りにくいです
からね。しかも会戦後半は訳の分らぬまま尻切れトンボでしたし。今回はその
尻切れをそのまま奉天会戦へ連動させますw
また後半部分においては序章のネタ回収を主に戦略上の状況を描写したら担当する
キャラかいないという事態に(←撲殺wwww)考えまして4/6ゼークト閣下視点
で全面改定中ですw
あー難しい漢字にはルビ降るべきですね。ただ難しい漢字を使うのは致し方が無いと
いうことで、雰囲気を重視する以上迂闊に現代用語とかカタカナ使えないんですよ。
(泣)じーちゃまのセリフなんて全部注意しないと
「短かった」
?あとがき抜いても19kbと今まででも1.2を争う長さですけどね?下書き段階で
28kbなんていうモノをどう詰めるか思案しなきゃならないくらいです。しかも
今話連載最長の24kbを記録(汗w
さて次回は4/11~12の予定、…長かった、ようやく幕が開ききります。破局、
そして全ての始まりとなる話です。(この後の伏線のいくつかが此処に繋がります。
世界にとっても橙子にとっても、そして乃木一族にとっても。
それでは
2013/04/06(Sat)14:12 (No.2901)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by 第3惑星人
最新話を拝読いたしました。
とりあえず、空乃涼さんが指摘された、冒頭の「食うために~」というのは、私も同じことを感じましたw やはり銀英伝を知っている人にとっては、反応しやすいネタかと思います。
それと、ロシア軍が冬に進軍してくるという、予想を裏切った場面で思い出した、別の漫画作品がありました。
ご存じかはわかりませんが、宮崎駿監督が出版された『宮崎雑草ノート』(うろ覚え)という、第1次大戦~第2次大戦にかけての兵器に関する知識を詰め込んだ&豚キャラを使った漫画です。
この作品でティーガーの話があるのですが、ドイツ軍は、ロシア軍がとある湿地帯の戦線を、冬の時期に進軍してくるはずがない、と予想していました。
『・・・・・・が、彼らはやってきた』
という感じのナレーションが入って、泥沼を根気で進軍してくるロシア軍を、ドイツのティーガー重戦車2両と中隊規模の部隊が、どうにか撃退する話です。たしかオットー・カリウスという有名な戦車乗りが出てきたと思います。
・・・・・・話が大きくそれました。
ロシア軍の被害率のなんと大きい事でしょう(←わざとらしいw)。人は畑から取れるとか言われる国だけあっても、これは平然としていられるわけがないですね。極東軍2割と言われても、あまりパッとはきませんが、3割消失で全滅判定(でしたっけ?)というもので見れば、大きい損害です。
・・・・・・なんだか感想らしい感想が書けていない(泣)。フェリさんや空乃涼さんのように、事細かい歴史に精通していないので、満足な感想をかけなくて申し訳ない。
ともかく、今後の展開をお待ちしております。
2013/04/06(Sat)16:51 (No.2903)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by フェリ
どもども第三惑星人様、感想ありがとうございます♪
涼様の感想では話しておりませんでしたが「どこのファー○ンハイト」これは
彼の伝記から考えると最もしっくりする言葉だったと思っております。ある意味
奇妙な偶然でしたね。まぁ田中大先生も銀英伝を書くときにかなりの量の戦史や
歴史書を読んだはずなので(中国史専門らしいですが西洋史もかなりの知識量が
あると対談とか読むと解りますね)もしかしたら彼のモデルの一端はマンネルハイム
閣下だったのかもしれません。(自画自賛←殴w)
「宮崎駿の雑想ノート」
あぃ♪愛読書です(笑)少なくともフェリの拙作においてメジャーな兵器が碌に
出ませんよね?歴史的な背景や状況とともにフェリが臍曲がりな性格なのが
ありありと解りますが兵器に関してはどうしても影に隠れた兵器や失敗と銘打たれた
兵器にスポットを当ててしまうのはたぶんコレが最大の要因なのではないか?とも
思いました。最近はゴガ先生の「負けた側の良兵器集」がお気に入りですw
でもロシア及び旧ソ連の冬期攻勢は結構メジャーですよ。欧米がロシアの冬に慣れない
事が彼らロシア人の国土防衛戦における絶対の自信につながっております。でも
フィンランドにはそれでボロ負けこいたんだよなぁ。ただ日露戦争は対外戦争であった
点、曲がりなりにも資源を有効に使うと考える日本軍の先入観こそが拙作でも史実でも
黒溝台の主原因ではないか?と思うのです。
「被害率」
そうですね。ロシアも自国防衛ならば畑から取ってくるでしょうが(笑)今回はそれ
ができません。故に想定15話において帳尻を合わせるためにあることを行います。
それが日本にとんでもない悪名を被せてしまうのです。某国大陸報道官が記念日の
為に喚くアレですね。拙作においても後世盛大に喚くはずです。まぁ今回某国に
その党が存在できるのか甚だ怪しいところがあります←激殴ww
すこし別の話になりますが第三惑星人様が報道局を使うのに大変苦労していた点が
拙作の構築に縛りをかけてみる要因となりました。この時代の報道機関の重要さ
彼らの現場をかけたら良いなと思っております。この点気付かせていただけた事
大変感謝しております。
それでは
2013/04/06(Sat)21:01 (No.2904)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by 空乃涼
こんばんわー
いやはや、自分のことをやっていると、感想が遅れてしまいます。
たもとを分かった!!!!
14話の総評の全てでしょう。秋山兄さんと浦上中佐の言い争いもかすむくらいにw
しかも早かった。一章まではなにか協力関係が継続するものだと思ってました。
黒溝台会戦もあっという間に勝負がついてしまったようで。
ただ、やはり橙子は本気でしたね。乃木閣下は、自分を通さずに決定された奉天作戦そのものに反対するのは当然でしょう。その橙子は戦略的な勝利よりも戦術的な勝利を第一としているようですねぇ。まあ、機械的な論理といいましょうか、本体との感情が混ざっているだけに譲らない部分は極めて厄介ですね。
その意見対立が、橙子の間違いがまさか乃木大将をして抜刀させることになるとは……
斬られちゃった橙子ですが、橙子を演じていたほうが、乃木閣下の……人間の感情を理解できなかった結果でしょうか?
いずれにせよ、マッカーサーに目撃されたのは、霧そのものを見たことよりも厄介なことになりそうじゃないですか? だって「神」扱いですよw
>>>「もう会うことは無いでしょう。」
橙子を演じていた存在がいなくなったわけではなく、「橙子」そのものと消えてしまったので、序章にどう続いていくのか、次話からどんな経過を辿るのか期待です。だってねぇ……w
何箇所か誤字やおかしな部分がありました。
>>>我々は味方の歓呼の中我々は村に入った。
たぶん、どちらか消し損ねたのでしょうw
前回の段落に関する補足になりますが、たびたび説明描写が連続して固まってしまう部分がありますが、文字のブロックというのか、ちょっと読む気力が萎えてしまうので、なるべく改行を行って、「一休み」な部分を作るべきだと思いました。
ではでは。
2013/04/15(Mon)23:26 (No.2954)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by フェリ
ども、涼様感想ありがとうございました♪拙作もようやくここまで来たか…
と感無量になる暇もなく清書と校正の毎日です←殴w
「たもとを分かった!!!!」
この場面ですけどかなり苦労しました。じーちゃまの誤算、“橙子”の未熟、橙子が
演じた狂気、そしてコアユニットの直接介入、これが後々に大きく響きます。
この後2章3章と沢山の登場人物達が橙子を評していますが橙子の中の3つの存在
これをどう表現するかで物語の構築が激変しますので注意して書いております。
どの橙子が誰と話しているかを想像しながら読むと面白いかと?
「橙子は戦略的な勝利よりも戦術的な勝利」
うん、ある意味では正しいのですが厄介なことに“橙子”の視野が狭いがために
「目に入る全てをぶっ潰せばいい」という軍人として最悪の選択を平気で行った
事に誰も気づかなかったのが悲劇の原因です。これが「子供が戦争を動かす」
というフェリの真意なのです。何故まともな判断ができるはずの霧が掣肘しない
のかって?必要なのは日本の勝利でも世界の改変でもないんです。『戦争を実装』
するがために行っているのです。いわば“橙子”も含め世界全てがモルモット
なんですよ。つまりシュミレーションの枠内でしか霧は現在の人類の存在価値を
認めていないのです。
これとよく似たシチュがアルペジオにあります。ハルハルこと大戦艦ハルナの
暴走……大海戦にて一方的に人類を蹂躙した“彼女”がたった一人の人間の
願いに拘泥し、その人間を失ったが為に「死」を実装、その感情の赴くまま
日本全土に無差別対地攻撃をかけようとした描写です。幸いアドミラリティ・
コードが直接介入し事なきを得ましたが今回それがありません。故にこの世界の
歴史は明後日の方向に走り出すことになるのです。←激殴ww
「斬られちゃった橙子」
瞳の色とセリフをよく見ると裏の状況が見えて来るかと?書いてはおりませんが
棒読みセリフの時に既にクラインフィールドは展開されているのです。
(アルペジオでも命令受領時の霧は自動的に防衛態勢に移行している描写がある)
さぁ攻勢防御にも使える絶対障壁を崩したのは誰でしょうね?(←菓子盆激突ww)
「マッカーサーに目撃されたのは」
何故か56よりもゼークト閣下よりもヒュー君よりも目立つキャラになってしまい
頭を抱える日々、本来この3人が霧と人間を繋ぐはずだったんですけどねぇ(汗)
第4章のプロット前半は彼が主役になりかねん←超殴www
ども添削ありがとうございます。校正しても校正しても出て来る出て来る……
誠、稚拙な文章に柱に頭を叩きつける日々(ま、校正してるそばから補足や改文
繰り返すので自業自得ですが)
さて次話が第1章のエピローグとなります。ようやく序章の大佐の視点♪、そして
今まで空気だったもう一人の乃木がようやく出番です。(どこかで出そうと考えて
見たが遼陽会戦いれると@3話追加する羽目になりそうなので断念した)
今回ばかりは素で状況を飛ばすため神視点が2度入ります。そうしないとここでも
さらにキャラが増え収拾の使い無い事態に←撲殺wwww
それでは
2013/04/18(Thu)19:42 (No.2965)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by 空乃涼
こんばんわー。
一読ではわからない難しさw
一章十五話、読ませていただきました。
冒頭、「橙子」とたもとを分かち、その後の描写でしたが、さてさて、いったい乃木大将はどんな傷を負ったんですかねぇ。絶叫したくらいだから気になりますが、致命傷ではないよほどの負傷なんでしょう。それとも増えた?
マンネルハイム大佐をはじめとする騎兵の生き残りは、なかなか思い切った作戦にでましたね。日本軍の武器を使用して一泡吹かせ、タイミングを見計らって降伏するとか、まさに「戦いに負けて勝負に勝った」ってやつでしょう。この時代はすでに捕虜の扱いに関する国際条約ってできてましたっけ? できているならば、彼らは条約に沿った扱いになるわけですから、反撃されて味方を失った日本軍としては収まりのつかない怒りに支配されて当然でしょう。どちらにも言えることですが。
>>>『奉天大虐殺』のはじまりである。
ええええっ! こんな初期のほうで後々ややこしくなりそうな問題が起こってしまうとは……
しかし、ロシアも酷いことしますねぇ。ソ連時代、第二次世界大戦でもドイツ相手に味方に対してやってたみたいだし……
時代がいつになろうとも、人を人と思わない扱いってなくならないような気がしました。戦争という名の狂気そのものですねぇ。こういう凄惨なことを、怯みもせずに書くフェリさんも容赦ないw
そして次男保典大尉の視点が中心となった今話。彼ってたしか史実だと旅順攻略戦で戦死してますよね。「坂の上の雲」でも塹壕で銃弾浴びた彼が戦死するシーンがありました。
兄は多少のずれが発生しましたが、戦死しました。次男のほうは今のところかなりのズレが生じて生きています。序章においては石鎚大尉が中心ですから、次男もどこかで戦死または亡くなるんでしょう。その「死」を後のストーリーとどう結び付けていくのか、または結び付けないのか、フェリさんの構成に注目したいところです。
今回は、全体的に視点がぶつ切りになった感がありますね。短い文章でまた視点が変わるという感じでした。
自分も、細かくぶつ切りにならないように気をつけているのですが、そうなってしまった文章を読むと、全体のつながりが逆にわかりずらい場合もあるので、なるべく一節の視点を固定し、ある程度長めに描写したほうが読者的には読みやすいかと。
また、細かい武器の描写は突っ込めませんが、句読点の場所はまだ見直しの余地ありと思いました。
いやあ、創作小説の二次と違って、史実を題材にしたものだと、「史実」を頭に入れながら」読む必要もあるかと思うので、なかなか「時系列」で理解するのは難しいですなw
>>>さらにキャラが増え収拾の使い無い事態に
たしかにw 無名兵士の視点とか、とくに増やさないほうがいいですよねw つい調べちゃうんですよw 「この人、史実の人かな?」ってw
よく考えたら、戦いはまだ決着ついてないw
2013/04/29(Mon)21:10 (No.3020)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by フェリ
ども、涼様感想有り難うございます♪
「一読ではわからない難しさw」
うむ、作者としては今回は介入の結果としてのエピローグであり、それを本来
出番が無かったマンネルハイム大佐と生きているはずの無い乃木伯父さん
(本文以外では橙子中心に家族を割り振るのでこうなりますw)のありえない
邂逅を書くつもりでしたのでこうなりました。個人的には難しいとも考えましたが
「狂ってしまった日露戦争、歪んでしまった世界」で読者を思考停止させるのが
目的ですので、「作者、何考えとんじゃー!」という言葉こそ褒め言葉だったりします。
(←殴w)只、文章難度が高くなり理解しづらいのも確か、今は代替案が出そうも
ありませんが状況に入り易い前振りを追加していくべきと思っております。
「戦いに負けて勝負に勝った」
この戦闘についてはかなり悩みました。(陸戦関連の法資料取り寄せた位)
実際見て見ると降伏が“成功する”と考えなければならないほど部隊レベルでの
降伏は難しいようです。軍司令部レベルでの降伏でも現地司令部がそれを無視して
戦闘を継続する。個人レベルでも制御の利かない憎悪が収拾のつかない事態を
生みだす。おままごとの戦争なんぞ何処にも無いのが現実と考えざるを得ません
でした。「史実の名将」だからこそ敵味方そして読者が納得できるタイミング
を書きあげるのには非常に苦労しましたよ。
「坂の上の雲」
あはっ…あははははは(←壊w)ま、気を取り直しまして乃木伯父さんについては
旅順戦の前に遼陽会戦から書く予定でした。ここ書かなかった為に奥閣下とか一戸閣下
とか有名人が根こそぎ消える羽目に、ついでに新米少佐のマンネルハイム氏も出る
予定だったのですよ。でも1章における【承】の部分が無駄になるだけでなく橙子
とじーちゃまが出て来る気配も無いのですっぱり切ったのです。このあたり外伝で
違う切り口で補足しようか考え中です。
そして困ったことに第2章においてこの大作のエピローグ部分をとうとう拝借して
しまいました。(←激殴ww)歪み狂った世界で信兄と淳五(だれだか解りますよね
w)が何を想うのか注目していただければとww
「戦いはまだ決着ついてない」
ええ、じーちゃまも橙子もまだ戦いを終えていません。如何に戦いを終わらせるか?
それが世のSSはおろか仮想戦記ですら箇条書きで終わらせる「外交戦」が第2章
に入るのです。主人公となるのは勿論レギュラーなあの人。構築は珍しく「坂の上」
のキャラそのままで組みましたので想像しやすいかと思いますよ。
(結局作者もあの大作から逃れられないなぁと述懐)
次回は6月上旬(たぶん6~7か?)大急ぎで2章の清書をやっております。
(←菓子盆激突ww)
それでは
2013/05/01(Wed)23:16 (No.3025)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by 空乃涼
こんばんわー(ちょっと頭痛が……)
第二章の開幕おめでとうございます。
というか、第二章になるとは思わなかったw
さて、いろいろ吹っ飛ばして外交交渉ですかw でもまあ、強烈な戦闘があって、ほぼ勝負がついた状況では、細かい描写を省いてもいいでしょうね。助長を防ぎ、視点を変えることで読者に対して新鮮さを感じさせることができます。
いろいろ後の大戦でも大きく関わってくる小村寿太郎さん登場。彼って背が低かったんですねw
とはいえ、交渉はこれから。仲介役がアメリカとは、まあこれは史実どおりのようですが、そのアメリカが裏では舌をだしてとんでもないことを画策したようですね。
そもそも、驚異的な戦場のあり方を見られてしまった以上、欧州列強がどやどや言い出すのは当然。これは、史実以上の騒ぎでしょうねぇ。世界が動きすぎて頭が痛いw
マッカーサー父の電報の内容が、この物語の序章に繋がっていくわけですね。なるなる
講和というかポーツマスの内容が史実より酷いw
世界の一等国にすら認められない?
しかしルーズベルトさんは、本当に謝っているのかw 「国益にのみ沿った戦略」というのはアメリカらしいですが、これってある意味、一番厄介な連中を敵に回すかもってことですよね?
そのあたり、果たして橙子嬢が予測しているかどうかってことですが……
自分の見解が間違っていなければ、「霧」としての「橙子」が思い描く結果とはだいぶ落差があるものになっていくのでは? いわゆる「誤算」というやつですね。
やはり内容が内容なので、文章が硬い! ずっと読んでいて「人のこと言えないじゃん」とか思ってましたw
原作の登場人物も今後出てくるということで、このSSの読者層が広がるとよいですね。
今の状態だと「ちょーマニアック級」ですからw
2013/06/11(Tue)21:02 (No.3205)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by フェリ
ども、涼様第1章に続き第2章にも感想有り難うございます(土下座w
実際のところ第2章は拙作における最大難関とも言える章でした。これが書けなければ
筆を折って今後一切投稿しないと覚悟を決めていたほどなのです。世の仮想戦記作家
すら書かない戦後交渉というバケモノをどう描くか?実際結果だけ書いて流す商業作家
様やSS作家様はいるのですが「戦闘は終わった」で話を閉じる方が多いのですよ。
反骨心過剰のフェリ(←殴w)からすればここまで何度もされるとストレスが溜まる
もので「じゃ自分が書いてやる!」とばかり勢いだけで書き始めたのです。
……そして自滅寸前になりましたけどww
ま、この日露戦争がどんな狂った結末を迎えるのかお楽しみに(←激殴ww)
「彼って背が低かったんですね」
「坂の上」では少しオーバー気味でしたが実際高橋さんや金子さんより低かったのは
事実らしく、靴に詰め物をし背高帽(シルクハット)から手を離さなかったそうですよ
。でも資料を読んでいてなんとなく背が低いことにコンプレックスを抱いていたように
思えましたので「むしろソレを逆に強みとして『天皇お抱えの油断のならない道化師』
としたらどうだろうか?」と考えたのがキャラ構築に反映されたのです。
「アメリカが裏では舌をだして」
いや史実のポーツマスでも似たり寄ったりですよ。ポーツマス前までなら明らかに
味方だったわけですが。ただ今回違うのはアメリカ中枢は日本脅威論ではなく日本恐怖
論によって動き出してしまった点です。『今までの世界とは根本的に違う力…どうする
のよコレ?というか誰か何とかしてくれ(泣)』という事態なのです。
実際橙子が講和会議中でも暴れまわりますw世界海運業大混乱ですww
「本当に謝っているのか」
このあたり一神教としてのキリスト教徒の矛盾に注意して書きました。絶対的な
正義に従うが個人として懺悔し悔恨する。欧米人の心理的矛盾は難しいものだと
思いました。「レ・ミゼラブル」なんぞ読むと本気で何が正しいのか理解できなく
なります。
「文章が硬い!」
うん、旧2章分(現1話~4話)に関してはどうしようもありません←超殴www
実際、参考になる作品もSSもない!というジャングルの中を驀進しているような
ものです。ただ後半あたりから第3章にかけて何処の国営放送の連続TV小説?と
突っ込める事態に(笑)なにしろ「おしん」の時代ですからwww
さて、次話ついにあのチートキャラにして拙作のラスボス(笑)が登場、彼については
自伝を訳しきれず結局佐藤大先生のキャラを手直しして使う事態に←撲殺wwww
今度ともよろしくお願いいたします。次回は6/20~21投稿予定です。
それでは
2013/06/13(Thu)20:06 (No.3210)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by 空乃涼
こんばんわー
二章第二話投稿お疲れ様です。二回読んだw
冒頭、ウィーンの美しい町並みを想像させ、次の節からどん底に突き落とす手法は王道ながら、一気に読者を「変化」の渦中に引き込むにはよいと思いました。
>>>白人国家以外の国を勝利者と認めない。
前話において波乱確実だと予想はしていましたが、まさか「全部放棄しろ」と迫られるとは思いませんでした。史実でも、それなりに得られましたからね。それなのに暴動もおきましたが、この物語ではこの先の駆け引きによっては日本国内がとんでもないヒステリー状態にw
しかし、ルーズベルトを筆頭に当時の中心国は、すさまじい要求を突きつけましたね。その根底にあるものが「差別」でもあるので、史実とは国際情勢がそーとー違ったものになるのでしょう。彼らが「橙子」について情報を持っているということも一因ではあるようですが……
各国の恫喝もなかなかどうして性質が悪いw 白人の大国に勝ってしまった「アジア人種」なぞむなくそ悪いって感じですねw
ただ、まさか小村さんがここで「未来」についてのカードを早々に切ってしまうとは意外でした。小出しにしてもよかったと思うのですが、列強各国が日本に対する強硬かつ容赦ない態度が覆りそうにないので一番のカードを切ったとも言えなくもありません。
>>>「ウィンストン・レナード・スペンサー・チャーチル卿……。」
なるほど、「次話ついにあのチートキャラにして拙作のラスボス(笑)が登場」とはチャーチルのことでしたか。個人的な彼の印象は「タヌキ」かなw いや、単に小太りっていうわけではないんですけどねw
彼の提案が恐いですねw 大日本帝国の「武器・装備」に関する優勢まで放棄させようとは! 列強全てに軍事技術共用とか、軍事的優位すら日本に保てなくするっていう意図は恐いです。
本当に対価が支払われるのかも疑問ですね。序章を思い出してなんらかの対価はあったんだと想像できます。ですが、その技術が広まったかについては曖昧な感じでしたよね?
いやあ、史実の外交を頭にするとこんがらがってきます。 この先が読めませんねw
★:一つ、冒頭の文章でウィーンの情景が描写されていますが、「ただし」以降の一文は段落を変えたほうが、前の文章との明確な差別になると思います。
逆説的に読者に「おや?」と思考を切り替えさせ、その後の平坦ではない展開を匂わせることもできますしねw
さて、休憩を挟んで小村さんは挽回することができるのか? 「外交の賭け引き」について、私の拙作における外交交渉の参考にさせていただきますよw
2013/06/24(Mon)22:50 (No.3255)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by フェリ
ども、涼様感想有り難うございます。さすがに今回の話は難しすぎだろとの自己
ツッコミにもめげず(謎w)長文感想を頂いたことに感謝です♪
正直これは外交交渉でなくて単なる日本バッシングに過ぎないんじゃなかろうか?
と文章構築を校正で手直ししながら思ったぐらいですが、史実のポーツマスも
途中からソフトな物言いですが日本VS列強になっていましたからね。白人の
壁を越えようとする日本が袋叩きにあうのはまぁ当然という事です。島崎大先生
の大作をもじったのはそれが理由だったりしますw
「日本国内がとんでもないヒステリー状態」
ええ、そうしないと大日本帝国欧州領が成立しませんので。(←マテw)日比谷の
騒動が真っ青になる事態と化します。2代目議事堂(現在の国会議事堂は3代目ですね)
がエライ事になりますがwそして補足としてこの混乱が拡大したがために鮫島、秋山
兄弟、児玉&大山と一章で切られるはずのキャラ達が再登場することになりました。
「「未来」についてのカードを早々に切ってしまうとは」
ま、小村センセが切れたのもそうですが某北の国でもあるように「瀬戸際外交」の
要諦は初めに最強のカードを切って相手を委縮させる……つまり相手にリスクを
過大評価させる点にあるとフェリは思った次第です。「おーおー手前等、子孫のケツ
今から全部拭いてもらおうか?ナシつけられんだな??」任侠言葉で意訳すれば
こういう意味ですな(爆w)。列強としてもハッタリと言い切りたいのですが
すでに第一報は各国が手に入れておりハッタリどころか恫喝にしかなっていません。
そこを情報過疎の日本が手に入れられないあたり日本の外交能力の低さが露呈して
いる状況にしてみました。だってねー……「講和しないと暴れちゃうぞ♪」と
ばかり誰かさんが“暴れて”おりますので(核爆ww)
「「橙子」について情報を持っている」
ただし欧米列強も日本も橙子について盛大な過大評価と勘違いをしている事が伏せら
れているのは解りますよね。正しく「史上最少年齢の暴君」です。
(←菓子盆激突w)実際腹いせで日露戦争を滅茶苦茶にできる存在にどう対応すれば
良いのか?4話まで続く旧閑章部分はそこに集約されています。彼女を納得させる
にはどうすべきか?苦労しましたよ。ゑ?腹いせって??ははは…二章8話辺りで
何故改変が起こったか何が原因でこうなったかが彼女の独白から語られます。
現状その当人は必死に8話台本読み上げている妄想が頭をよぎっているフェリですw
「「武器・装備」に関する優勢まで放棄」
彼らも実態を見れば頭を抱える事請け合いw橙子が与えた技術と兵器でも1910年の
列強が咀嚼できない代物であることは明らかです(1970ウニモグのトランスミッション
をどう再現しろと?)。ただしこの技術の拡散をもって欧米列強は自らの史実に
トドメをさしてしまったことになります。つまり「植民地独立戦争」の史実を植民地
の段階的統治からの勢力圏化という史実の故植民地独立運動家からすれば悪夢の
ような事態を引き起こしたのです。中山先生も呆れ果てて祖国に帰ってしまいます。
ボース先生もですw『日本帝国に期待した俺らがバカだった』これが彼らから見た
日露戦争の最大公約数になるように仕組みました……ええもう大東亜共栄圏なぞ
無理です。誰も相手にしてくれません。(←激殴w)
「タヌキ」
(笑)まぁ50歳くらいから不健康人を自称していましたからねwでも20代30代の彼は
スポーツマンであり冒険家でもあったのですよ。政治家というものがどれだけストレス
溜め込むかいい例かと思いますねw実は次話多元視点どころか閣下無双で終わって
しまいました。(←超殴www)
さて次回初めての試みですが1キャラの回想内部に今回の外交交渉の続きを差し込む
という手法をとってみました。ややくどくなるかもしれないと考えてみましたが
御容赦のほどを(←撲殺wwww)
次回投稿は7/4~5です。
2013/06/26(Wed)20:12 (No.3261)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by 空乃涼
こんばんわー。
第二章三話読ませていただきました。
率直な感想としては、連日の猛暑のように熱い外交でしたねw
そして、ようやく序章の話に繋がったのですね。正直、オスマントルコ(トルコ)がその土地を提供しようとは、大いに意表を突かれました。まずもって戦勝によって────橙子の介入によってどえらい勝利をしてしまい、その講和の外交交渉にてなんらかの変化球の結果だと思っていました。
トルコと日本の関係にあの事件をもってくるとは、なかなか妙手でしたね。
にしても、まったく望んでいなかった変化球キターっ!
チャーチルさんは、あとがきにあるよう、チート外交を発揮しましたねw ある意味、後の影響力を思うと、大日本帝国は偉大な政治家(戦略家)にとてつもない対価(大荷)を払わされたことになるような……
いずれにせよ、もう術中にはまってしまったために、そこに「独立国」が誕生し、100万に及ぶ人々が欧州の真っ只中で悪夢をみるのでしょうか?
記憶違いならスルーしてくれてもよいのですが、バルカン半島って「世界の火薬庫」てきな呼ばれ方していませんでしたっけ?
しかしまあ、外交の恐ろしさがまざまざと描写されてましたね。莫大な国家予算を投入した日本にとって、外国資本が国外に離れてしまうことは即財政的に自殺の何者でもないでしょう。日本が終わる……
史実より過酷だわぁ……
ちらつかせた内容が、こちらに向けさせる強力な外交カードその一ですな。さらにそこにもう一手打つとは。
日本の外交史上でも優秀な外交官である小村さんは形無しですね。その当時では30代の若造であったことを割り引いても、あまりにも向こうが上でした。
やれやれ、日本の反応もそうですが、主な軍人たちや伊藤さんとかの反応がどうなるのやらと、今からフェリさんがどう描写してくるのか楽しみではありますねw
しかしまあ、某仮想戦記で流浪の民族に樺太を譲った話依頼の思い切った外交でした。「橙子」は偉人たちの脳内を読み違えたでしょうねぇ。いや、読みきれなかったというべきでしょうか。
ちょっとまだところどころ改行がおかしいところがありますね。なんか変にくっつけちゃって読みにくい箇所がなかなか減らないかと。
>>>? まさかトルコ帝国が欧州に喧嘩を吹っ掛けるつもりだろうか。不審に思いながらコーヒーを啜る。旨いな……
こういうテクは自分でも良く使いますが、ふと緊張感を緩和して、ガツンと次にもっていく描写は好きですww
さて、ただではすまなくなったもう一つの歴史に鎮魂のワイングラスを手向けますw
2013/07/10(Wed)21:30 (No.3291)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by フェリ
ども、涼様感想有り難うございます。この猛暑の中、体調不良にもかかわらず読破
して頂けた事、真感謝に堪えません。さてさて……
「ようやく序章の話」
はい、設定だけがようやく繋がりました。ほんと下書き段階で此処まで書けた事で
少し肩の荷が降りた気持ちになったくらいなんですよ。しかし橙洋君を初め鍵島特尉、
星野大尉といった4章キャラは未だ影も形もなし。この2章の最後で初めて彼らに
出番が回ってきます。ちなみに星野大尉は日本戦車師団の父である星野利元中将の
事、そして近くの年代に居るんですよねぇ…フェリがアンチとして書きかねない
日本陸軍最悪の将の一柱が(爆w)ま、公平に見るのがフェリのスタンスなので“
努力”を生温かく見ていただけたら幸いです。
「トルコと日本の関係にあの事件」
実はこの節は後付けであって時系列を調べるとちょうど彼もこの時期にイスタンブール
に来たばかりなんです。ちょうどよいと思って拙作に挿入しました。彼には日本外交官
として悪い例を読者に感じさせてもらうよう仕組みました。不遇とは思いましたが
誰かが大きく失敗すれば有能な人間はそれを見て教訓としますからね。悪い例という
のは史実の在独三帝大使の彼のことです←殴w
「外国資本が国外に離れてしまう」
実は史実でもその兆候はあったのです。日露戦争が実質的に戦争勝利、外交敗北に
終わった為日本国債が大幅下落を起こしたのです。「日本なんて大したことはない」
そう各国に判断されてしまったわけで。実は最後まで戦時国債を買い支え、最後には
利息の支払い猶予まで行ったのは米英政府だったりするのです。なんだかんだ
口では言っても日露の尻拭いまでやってくれたことは確かでこれの御蔭で日本帝国
は列強として這い上がる事が出来、WW1特需に繋がったとも言えるのです。
今回いきなり資本家の方がドン引きしてしまいました。ただトン引きしたという
情報だけ過剰に流して日本側を慌てさせ逃げ道を作ったのはチャーチル閣下
だったりするのです。(ま、その逃げ道がトラップ満載の袋小路だったわけですがw)
「史実より過酷だわぁ」
ええ次話を読んで頂き、ツッコミ対談で盛大にはっちゃけておりますが「これは
勝ったのか?負けたのか?と諸外国全部が悩みまくる講和条約となりました。
特に最後の条文は恐ろしい事態になります。たかがマケドニア、されどマケドニア
欧州に正規の領土を持つと言う事がこのころの世界にとってどんな意味を持つか
時の日本政府と読者に嫌でも思い知らされるよう文を推敲しました。
全てはここから始まるのです。
「一つの歴史に鎮魂のワイングラスを手向けます」
はい、次話の最終節においてついに史実ルート(笑)のフラグ、それも世界大戦へ
と続くラインが総崩れ状態になります。「萎れ果てたウクライナ小麦の穂」
これが国崩しのきっかけなのです。実は商用でもSSでもこれほどの規模の歴史改編は
未だ見たことがありませんね。はっきり言いますと制御不能の代物です。これは
第三章でも責任貫徹の乃木じーちゃまが「どうしていいか見当もつかない」と
投げ出してしまうほどのものなので。問答無用に生物兵器を繰り出した“橙子”
はどう考えるのやら。(←菓子盆激突ww)
次回の更新は7/18~19かと思われます。ついに下書きは3章から外伝に移り、ついに
原作アルペジオの先代キャラ達が遭遇する“大海戦”を書いております。いや~
難しい事難しい事、なにしろ姿を見せないとはいえ原作のメンタルモデル総出演
状態ですので(←激殴ww)
それでは
2013/07/13(Sat)13:16 (No.3299)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by 空乃涼
こんばんわー
二章四話を拝読しました。いやはや、週末は外出して登山とかしていたので、ずいぶんと感想が遅くなってしまいました(><)
さて、ようやく日露戦争の決着が外交によって決しました。史実における交渉内容からすれば、「いいところはいいが、わるいところは悪い」ということでしょう? 二流国家に据え置かれはしましたが、当時の金額で8億ともなる賠償金を得たことは、獲得できなかった史実に比べると戦費を取り戻せたといえるのではないでしょうかね? また、ロシアの南下がほぼなくなるというのは国土防衛上、たしかに喜ぶべきです。
もっとも、チャーチルの上級外交にはまった以上、厄介な舞台が中国から欧州に移っただけともいえなくはないですけどw
しかし、彼らにも「未来」を教えたのですね。「橙子」という存在があったからこそ、列強国も信じたのでしょうけど、数十年先の「軍事技術」を各国が獲得しても、序章を振り返った限りでは、全てではない様子。 秘密会議にいる列強だけというのも、巧みな独占ですな。
「大陸から足を洗えた」
という小村さんの心中は、現代のアジア情勢を橙子から聞かされたからでしょうかねー
会議の中身的に秘密裏に終わるのかと思いきや、やはり橙子嬢は聞いていましたかw そして「承諾」するとは……
「戦争を欲している」
これが原作のテーマというか「霧」たちの謎と関わっていると思うのは自分だけか?
>>>「あなた方が二回目の大戦を行う時代の最終局面、私たちが誤起動する事件が起こりました……外見がその時代の戦闘艦なのは……そういうことです」
これって公式に基づいた「謎の一つを解明する」発言とみていいのでしょうか? つうか、二次大戦起こるの?
また、誤起動させた「事件」というのが大いに気になりますが、あれですかね? もう日本がめちゃくちゃになったアレですかね? 爆発的なエネルギー的にそれしか思いつかないものでして(汗
艦これ、が流行りだしましたが、アルペジオも艦これ、と言わざるをえないw 擬人化ネタがどんどん尽きつつあるとも言えなくもないのですがw
次回は頭を抱えてそうな乃木大将の描写からですかね?
ではでは。
2013/07/24(Wed)22:42 (No.3323)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by フェリ
ども、涼様感想有り難うございます。ついに羅列されました講和条約の抜粋、コレ
単なる説明文だから『結局どうなった?』かで済ますよう箇条書きにすべきかと
悩んだ挙句の文章化を強行……結果無駄に長くなったのではないかと悩むフェリです。
「8億円」
いやたったの8億円に過ぎません。(確かに戦費の半分、時価換算で4兆円近いです
けどw)第4条を読むと解ると思いますが、
「賠償金が吹き飛んでおつりがくるほどの予算を組まねばならない。」
欧州に人一人移民させるのに計算したところこの時期では1万円は掛かる事が解り
ました(旅費、生活費、移住費諸々)そうなると40万人移民させると……40億です
……賠償金の5倍w、歳入が2億ちょっとな日本帝国には「経済オワタ」確定です。
ですので某菊水作戦の如く「片道特攻」にしてなんとか8億円以内に抑えなければ
ならない。本文では書くことはないとはいえ史実の南米移民より悲惨な有様になる
と思っています。
「現代のアジア情勢を橙子から聞かされたからでしょうかねー」
ただこの時の小村さんや日本政府の選択がアジアアフリカのその後に大きく影響して
しまいました。「関わらない」という論理と「両世界大戦不発」の現実が「列強に
よる植民地支配」を長引かせるだけでなく「列強の旧植民地支配」を確固たるもの
にしてしまい1990年代まで実質的な白人の世界支配を認めてしまったのです。
これにより日露戦争に「敗北」し「列強の犬」に堕ちた逆恨みから日本は延々と
アジアアフリカ各国から「裏切り者」の烙印を押されることになるのです。
故に講和条約締結日を“8月15日”という最も日本にとって痛い日に設定したのです。
つまり此処を持って大日本帝国が滅亡したという暗喩を含んでいます。実に40年
早い滅亡になりましたね(←撲殺wwww)
「原作のテーマというか「霧」たちの謎」
いい線突いていますねwなにしろ此方に転移してきた霧の目的は「戦争を実装する」
です。これは後の外伝で語られますし原作でもちょろちょろ語られていますが
“彼女”達は戦争を知らぬまま戦争を始めそして戦争を終わらせてしまった……
これが2050年代の人類と原作主人公たちからすれば悪夢のような事態を引き起こして
いるのです。いまだ原作と整合性を合わせるためミッシングリンクを遠目に設定
しておりますが何れ細かく合わせねばと悩み中w
「謎の一つを解明する」
第2部確定ですが「あのとき何が起こったか」については5つほど答えを用意しました
(すでに一つは可能性なしと判断して破却w)原作次第で書くことになりそうですねw
「次回は頭を抱えてそうな乃木大将の描写」
それ以上に日比谷で頭を抱える乃木伯父さんの描写から入ります。じーちゃまはさらに
次話ですね。そして日比谷と言えば何か解るはずww
次回投稿予定は8/1~2の予定、ついに某国花火の東京大爆発ならぬ欧州大爆発です。
東欧・ロシア国境がパグラチオン以降の独ソ戦状態という悪夢、世界大戦フラグ
総崩れ話です。(←菓子盆激突ww)
それでは
2013/07/26(Fri)20:29 (No.3330)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by 空乃涼
こんばんわー
ようやく仕事もお盆前で落ち着いてきたので感想を書きます。
第二章五話を読ませていただきました。
冒頭は、一時置いておくとして、帝都の騒乱は結果から考えれば、当時の日本人の世界情勢の認識から言えば当然ですよねぇ。
死人も大勢でていましたが、それでもフェリさんは控えめに描写したのではないかと勝手に思っています。
明治政府の要人たちのやりとりが目に浮かぶようでしたw どことなく他人行儀のようなやり取りの後に
「その目は笑ってはいない」
この一文を付け加えることで、彼らが決して凡庸でもなく楽観視していないことがわかります。緊張感を高める一文ですよねー。
そして、冒頭にある大飢饉が欧州に人災をともなって飛び火した件ですが、これって史実でもありましたっけ? ちょっとこの前後の世界史の記憶が薄れまくっているので(汗
しかしまあ、こういう展開もよく史実を吟味した上で構成しないと、情勢がめちゃくちゃになりますからねぇ。(めちゃ×2なのかもしれないがw)フェリさんも大変ですが、一つの戦いが起こした、一つの破綻を世界に反映させる展開というのはできそうで、できないものなのですよ。その点から考えるとお見事としかいいようがありません!
そして、最も気になるのが乃木大将の具合。絶叫する最後の場面で想像したことといえば、もしかして「第三の目ができたのか?」とも妄想したのですが、なにかもっと違う模様?
いや、自決させさせてもらえないところをみると、推理はいいとこ言っているのか?
五話文末における、「霧」の思考? は難しいw
なんて解釈したらいいのか、ちょっと分からないくらい、まだまだ原作を理解できていません。
次回の投稿も期待しています。石鎚大尉もまだ出番こないしなーww
さて、わたしのほうは目下のところ「だらりらりーん」→「ちょっと灰色くらいには燃え残っている状態」です。
2013/08/08(Thu)22:46 (No.3360)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by フェリ
ども、涼様感想有り難うございます。この暑い中、執筆も読書も大変ですね。
今回に至っては直前チェックを行いながら投稿後の読み直し1回目で誤字が4つも
机に頭を叩きつけるフェリです(ごーんごーんごーん←殴w
「フェリさんは控えめに描写したのではないか」
ぎっくぅぅぅ!!!(笑)バレましたか。実は原文において血まみれのまま取り押さ
えられる群衆や放水で民家の軒先に吹きとばされ住民もろとも重傷を負うといった
描写があったのですよ。ただ日比谷が拡大した事は読者に開帳しても日本陸軍の
日比谷における蛮行を直接描写する必要があるのか?と考えると疑問に思いまして
削ってしまったのです。(じつは蛮行における描写は奉天の回想で嫌というくらい
書きますので描写の2重化を恐れたのも一因です)
「これって史実でもありましたっけ?」
ほぅほぅ1908年のウクライナ旱魃を知っておりましたか♪、あのときにもロシア
国内でゼネストが起こり軍隊による武力鎮圧が行われたのですよ。ただ世界史でも
まず取り上げられる事のないものでありまして……今回はそれ以上と言うか
危うく全欧州の穀物が壊滅する寸前でした。次話で語られますがこれを自然災害
と強弁したあたり橙子の事実をしった外交官各位は隠蔽に大わらわです。
だってねぇ…橙子がやらかした事って世界的に見れば神罰と同義ですし。
「乃木大将の具合」
わはは…実はこの設定においては原プロットには存在していなかったんですよ。
ただじーちゃまが変わらざるを得なくなるきっかけたる「罪の烙印」を表現する
には良いと考えリアリティを横においてみたのです。1章最後においてじーちゃま
両眼で見ていますよね? 史実では幼少時じーちゃまは実母のミスで片目を失明
しているのです。(それを母が死ぬまで隠し通したあたり彼の人格が覗える)
「橙子」「罪の烙印」「失明した筈の眼の復活」「そしてこの作品の題名」を
掛け合わせる事で何が起こったかおぼろげながら解ると思います。ついでに
後の時代からじーちゃまの渾名はこうなります。『鬼武者乃木』(爆w)
「石鎚大尉もまだ出番」
2章最後に出番があるはず…というかまだ年齢は橙子と双子であることは乃木パパ
の走馬灯で解ると思いますが今だこの時点の年齢は12歳なんですよw
この辺りがかなり難しい。橙子と橙洋同じ年ですが肉体的&精神的成長曲線が違うため
橙子の方が知識で先進し精神面で2重存在のギャップをもち肉体面ではスペック
が高いのに成長が遅れる一方という作者自身が頭を抱える成長をシュミレートせねば
なりません。なんでこんなややこしい設定作ったんだフェリ(←菓子盆激突ww)
次回ようやくじーちゃまに話が戻ってきます。本来の2章は此処からだったのです。
閑章がどれほど巨大化したかいまだ頭蓋をポカポカやってるフェリがおります。
投稿予定は8/22~23、盆で少しでも清書と校正を進めることにします。
それでは
2013/08/10(Sat)19:23 (No.3365)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by 空乃涼
こんばんわー
第二章六話を読ませていただきました。
二度目はじっくり読んだつもりですが、内容がどっぷり政治戦略的な中身なので、理解できているかどうか怪しいですw
さて、ようやく乃木閣下に何が起こったのか判明しました。すっかり「3X3eyes」(笑)だと予想していた自分が恥ずかしいw
表記から想像するに、民衆たちが言うように「鬼」そのもののようですねぇ。たもとを分かった橙子嬢によって「業」を背負わされたということでしょうか。その姿よりも、肉体的に若返って、特定の意志をを妨害されるわけですからね。
乃木閣下は、史実では明治天皇に殉死しますが、それさいえも許されなくなったわけで、橙子嬢の感情的な怒りの深さが伺えます。
「死んで楽にさせるつもりはない。生きてじっくり地獄(世界の行く末)を直視(み)させてやる!」
乃木閣下にとって、民衆に罵倒されることのほうがよほど楽でしょう。
まさに、自分が生み出してしまった「世界情勢」と「早すぎる技術革新」によって、世界の激動を見届けさせられるわけですからねー。
ファンタジーでいうと、不老不死の美女が結婚するたびに夫の死を永遠と見届ける連鎖ってヤツですねぇ。
まてよ、そうなったからには、乃木閣下は第二次世界大戦にも?
で、チャーチルさんは天皇と謁見ですかw
いやー、もうどうなるか先が読めんとですよ。本来、この時代ではありえないことですからねぇ。
「人類は屈しない!(ネバーギブアップ)」
彼の意志はこれに凝縮されてる気がしました。これで米国のあの人たちが関わってくると……
人類の意志が機械(霧の計算をも凌駕する要因の一つになりそうですねぇ……
橙子嬢の反応は、やっぱり安定w もう少女の会話じゃねぇw それが自分が選んだ意思であると、コアに突っ込まれてますが、ここでも人の意志の強靭さが証明されてますね。
第一次世界大戦まで……はたして! 存在するはずのない乃木希典がこの戦争をどう見て、関わってしまうのか!
いくつか改行のおかしな部分があるので、うp前にエクスプローラーで確認することをオススメいたします。
2013/08/27(Tue)20:38 (No.3400)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by フェリ
ども、涼様感想有り難うございます。連日の猛暑にやられとうとうメインPCがダウン
新規PCのネットワーク接続や何やらで目を回しているフェリです←殴w
今回の第6話においては実は7話の冒頭部分とどちらを先に使おうか悩んだものです。
この7話冒頭→凱旋船の中の描写→6話と組むべきだったのか今でも考えている次第
、まこうやって分割を行ったおかげで乃木一族において超重要人物を展開可能に
なったのは事実ですので。次回は“彼女”の評価をいただきたいものだと脳内妄想
を膨らませているフェリだったりします。←激殴ww
「政治戦略的な中身」
?……もしかしてチャーチル閣下の内心ですかね? あまり深く考えないでもよい
かと思います。要するにチャーチル閣下はじめ、あの講和条約の中枢にいた外交官達
は後の米国が世界で群を抜いた超大国へと歩を進めることを知ったのです。
それにさらに橙子という鬼に金棒的存在を加えられることを恐れたのです。しかも
プロテスタント(このころの米国の宗教はぼぼプロテスタントですね。ごちゃごちゃ
と大量の宗教が混じり合うようになるのはWW1以降です。)というある意味神と人
を分けて考えられる宗教に限りなく本物に近い偽物の神を降臨させることは人類
としては最悪の選択肢だとフェリは思っています。最悪大西洋を舞台とした宗教戦争
が勃発しかねません。チャーチル閣下はまず米国(アーサー総督w)のこの企みを
潰しにかかったのです。実は第3章の回想でダグラス君が「親父が……」と
じーちゃまの前で述懐している場面がありますよ。
「3X3eyes」
フェリとしても大ファンでありますので思わず苦笑wでもあくまで「人間としての
逸脱レベル」に抑えねばならなかったので異形というよりは異貌としてみました。
これなら某宇宙世紀のニュータイプと同様の違和感程度で済むのではないか?という
言い訳でもあったりします。←超殴www(実はスペック的にはいろいろ考えてあり
ますw)
「明治天皇に殉死しますが」
まずこれを潰さねばならないのが2章の本題です(笑)。史実にせよこの物語にせよ
じーちゃまの殉死フラグは西南戦争の時に確定しているとフェリは思ったわけで
軍旗奪われてそれを晒され大恥をかくという“武士”として切腹モノの失態でも
あります。それが問責なしという事態になったのはすでに新政府軍が武士ではなく
兵士を中核とした近代軍となっていたわけで武士の論法を軍中央が絶対に認めては
ならぬという規律が完成していたことが原因です。だからじーちゃまは「死場所を
探さねばならない」この強迫観念に捉われあのような性格になったと思いキャラ
を構築していきました。彼、精神的な視野はかなり狭いとフェリは思っております。
これをどう広げるか?2章終盤に向けて特に注意して執筆しました。
「橙子嬢の反応は、やっぱり安定w」
といいますか……単にパニくっているだけなんですがw よく彼女の台詞を見てま
すと大人びた論理性の中に恐ろしく子供じみた感情論が混じっているのがわかりま
すよね?これが本来の“橙子”です。現在「我」の言うとおり「ユニットを乗っ取
り、限定的ながら支配下に置いている」為、子供じみた感情論を大人の論理で表現
しようとして支離滅裂な事態になっているのです。こう考えるとじーちゃまの
大ゲンカの直後に自分の命も顧みず霧の介入を覆すという矛盾が理解できるかと。
どんなに知識を得ても論理も持ちこめてもまだ素の彼女は10歳児なんです。
侵食能力だけではA248-343-300Hというアルペジオ前章から転移してきた霧は
興味を抱かなかったでしょう。「彼女からあらん限りの戦争を引き出しそして実装
する」これこそが「我」の目的なのです。
さて次回冒頭、またも作者として大恥を開帳←撲殺wwww一説丸ごとホラーもどき
と化しました。投稿は9/5~6と思われます。
それでは
2013/08/28(Wed)19:34 (No.3403)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by 第3惑星人
御無沙汰しております。感想を書かせていただくのは数か月ぶりと言うべきでしょうか。
正直、私ごときの脳では中々に想像がつかぬゆえ、分かるところを転々と掻い摘んで、理解に努めていますw
さて、今回でとりわけ印象に残ったのは、冒頭と新聞の場面でしょうか。
戦場での悪夢が夢となって甦り、思い出したくもない光景を目の当たりにするのは、やはり嫌なものです。彼が絶叫してしまうのも、無理からぬことだなぁ、と思いました。
新聞のやりすぎた掲載。これは今でも十分にあることですが、まぁ、昔と比べれば多少緩和されたでしょう(多少、ですが)。乃木さんがブチ切れるのもわかります。この時の多くの国民は新聞などの情報を信じるものですから、嘘でも忽ち広がるものです。
メディアとは、事実を掲載し、主観ではなく客観的な視点で述べるべきものではないかな、と思います。余計な推測など、誤解を招くだけですし、編集者の一つづりが、大勢に影響を及ぼすものですしね。
米国は、回収に成功した兵器の解析に追われているようですね。しかし進みすぎた兵器は、彼らにとって未知のもの。真似するのにどれ程の時間を要する事やら。
また、「これはアメリカの匂いがする」といった言葉ですが、ふと『ジパング』を思い出しました。
それはそうと、ついにアルペジオがアニメ化されるようですね。先日、ヤマト2199を映画館で視聴した際に、CMで宣伝しておりました。今の時代ですから、艦船再現はお手の物でしょうね。綺麗な映像である事は、まず間違いないです。
と、長文になりましたが、ここで失礼いたします。
2013/09/06(Fri)19:50 (No.3433)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by フェリ
どもども、第三惑星人様感想ありがとうございます♪
こちらは夏バテと執筆業務(笑)に追いに追われて最新外伝の感想すら書けない
有様ですが何とか時間を探して書きたいを思う次第。
(実はというと今回の外伝かなり鋭いツッコミがあるのです。書くべきなのかな?
と踏ん切りのつかない点も理由の一つだったりします。
さて……初めに誠に相すまん!!(土下座)投稿初日に完全な誤字を4つも発見
(←殴w)これじゃ第三惑星人様のことを言えませんねw
「冒頭と新聞の場面」
あざといとは思いつつも冒頭についてはあるホラー映画と戦記小説(ナム戦後)を
参考にしました。徐々に恐怖感を高めていくのはどうするべきか?映画のホラー
描写に何故場面を混乱させるシーンを加えるのか?いりいろと考えさせられる
経験だったと今更ながら思います。
また新聞については第三惑星人様のメディアの扱いがどうにも中途半端という
フェリの不満点を「じゃ自分が報道というものを書いたらどうなるのか?」と
自己反論して組み立てたモノです。第三惑星人様の感想からフェリの言いたい
ことはなんとなく伝わっているかな♪と少し嬉しくなりました。実は報道関係は
第3章にもあります。ここでの登場人物……仰天すると思いますよ? 統領閣下
って実は元新聞記者なのですよww彼らしさを書くのにはだいぶ苦労しました。
「成功した兵器の解析」
アレ??米国じゃなくてプロシアドイツ(ドイツ第二帝国)なんですが勘違い
が出ておりますね。ま、米国も米国で同じ感想になっていると思われますけどね。
そして模倣ですが本当にドイツ帝国はこの後「霧の兵器廠」から完成品を輸入
しまくることになります。国内が独ソ戦末期状態なのでコピーするようなヒマが
ないのです。そしてここだけのオフレコですが…世界各国は今回大日本帝国が
使用したドイツ製兵器を自分たちの考えで再構成(リコンストラクトw)して
装備することになるのです。英国がMkⅠ陸上戦艦、仏国がルノーFT(y)
米国がなんとHs123(さぎ)のエンジン流用してM2戦闘車(コンバットカー)
読者から何をどう突っ込むべきなのか呆れられること請け合いとフェリは
思っております。
アルペジオについては大丈夫かなぁ?と期待半分不安半分ですね。まだ原作が
日本封鎖ライン突破戦前の状態でおそらくキリシマハルナ戦あたりまで
やってしまう気配が濃厚……このままじゃイメージビデオ扱いにされてしまうかも
と思いました。ただ作画についてはなかなか良いですね。全体的に艦船の色調
をダルトーンに抑えているあたり海を失った人類の陰鬱感をよく出していると思い
ます。
さて次回は9/19~20の予定……ついにあの御方が登場します。ええ歴史小説だろうが
火葬戦記だろうがこの系統の御方を出す、そして視点という名で登場させるのは
日本出版会にとって一種の不可触領域ともいえるラインにいる御方です。
(研究ならともかく妄想で出すあたりフェリも無謀だなと思うことしきりw)
投下した翌日、自宅の周りを街宣車が回り始めないか今から戦々恐々なフェリです。
←激殴ww
それでは
2013/09/08(Sun)00:42 (No.3437)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by 空乃涼
こんばんわー。感想遅くなりました。ここ数日、まじめに自分のSS進めてたもんでw
第二章七話読ませてもらいました。
冒頭から悪夢ですねぇ。自分の作品では、さすがにここまでの悪夢はないと思いたいところw
「これは夢だ」
とわかっていても、橙子との決裂と自分が最善と信じて貫いた武力の行使の誤算が引き起こした凄惨な事実が、現実以上の恐怖と悔いをともなって乃木大将を襲ったのでしょうね。
奥さんがけなげすぎるじゃないですか。史実でも夫婦揃って殉死したくらいですし、乃木大将に比べるとその「素顔」がなかなか知られない奥さんの一面を浮き彫りにしたようです。この一連の描写によって「奥さん」にもスポットが当たるとよいですね。
しかし、この悪夢の中の橙子のことば、
「心配しなくても良いのですよ? 御爺様は我等を率いて戦い続ければいい。飲み食いせず、死にもせず、永遠に闘い続ける【わたしたち】(よもついくさ)を率いて御国を守ればいいのですよ。」
やはり、未来の業まで背負わせるというのは、どうやら当たっていたようですねぇ。閣下が、アルペジオの世界まで生き続ける罰なーんてことも?
今話の内容としては、乃木さんや、明治新政府が直面する「内乱」にからむ不安要素すべてをヨーロッパの飛び地に送り込むことになった一連の「事件」を描いたと言うことですね?
しかし、第三惑星人さんの言うように、まだ当時の日本人はメディアの報道を鵜呑みにしてしまうと言う、よく言えば純粋、悪く言えば単純だったんですよねぇ。
今でこそ、鵜呑みにする人は減ったという印象はありますけど、ネットの普及によって「デマ・捏造」もはびこり、個人が意図を持って記事を改ざんできる時代になってしまったので、ある意味、当時より複雑粗悪になっているのかもしれません。
乃木の行動に対しては「あっぱれ」というしかありませんかね? ビー〇たけ〇さんの某雑誌社襲撃と重なったりww
とはいえ、乃木ほどの人物がこんな事件を冒してしまうと、まわりとしては「やりすぎ」だと感じてしまうことも一理ありでしょう。現代でもきっと賛否両論になるはず。
個人的に今話の重要なところといえば、欧州領土に送り込まれるであろう人々の「構成」ってところでしょうか。実際に政府側の思惑どおりになるかどうかは別として、禍根の残る人たちを欧州に追いやった(避難させた?)とするならば、彼らの背負った運命が凄まじく重いものになっていく気がしました。
ドイツは……無理ですかw そうですかw ソースは彼らの未来がつくり上げた武器なんですが、当時はまだ厳しいとw 第一次世界大戦以降の技術の発達はやはりすごかったんですねw
ドイツ側の技術者でましたが、史実の人かな? あとで調べておきますw
それから、一つ提案なのです。以前言ったかもしれませんが、普段使わない漢字がふりがな無しでけっこうあるので、ふりがな振ってほしいです。調べるのが辛すぎますのでw
2013/09/10(Tue)21:46 (No.3445)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by フェリ
ども、涼様感想有り難うございます。自分のSSは重要ですよ?(笑)年内に
来なかったらさりげな~く催促しようか考えているフェリだったりします(露骨w)
「奥さんがけなげすぎるじゃないですか。」
いやぁ(汗)このフェリが40台女性を描く羽目に陥るとは(←殴w)でも何人か
小説でのモデルキャラを参考にして構築しました。まだ彼女2章で出番ありますし
3章ではなんと視点キャラにまでになります。資料が無いため事実上のオリキャラ
にならざるを得ず。橙子の成長を彼女からどう描くかに頭を悩ませる日々です。
「アルペジオの世界まで生き続ける」
まぁそれはないですけどねw(じーちゃまチートを行わないことが拙作の縛りでも
ありますので)でも彼が感じた未来への業、これについては「よく解っているな♪」
とモノ書きの分際で嬉しくなってしまいますね。この業の深さこそが彼を生かし
続ける原動力となりますので。……それでないとじーちゃまどちらにせよ殉死して
しまいます。これをひっくり返すがために次話でじーちゃまが独白する言葉
「兵を死なせたのではなく更なる重い咎【世界を砕いた】故に」
これをクローズアップしているのです。どうなるかお楽しみに。
「ドイツ側の技術者でましたが、史実の人かな?」
よく読みましょうwアルペジオを読めば一目瞭然ですがついに原作年表にて登場
した人物が出現しました。実質4章のみのキャラですがいつか書かれる第2部
において彼の息子、友人達によって「失われた勅命」が発動したのです。
つまり彼こそがアルペジオの始まりなのです。長かった・・・本当に長かった。
漢字については了解いたしました。結構常用外駆使していますもんね(特に
じーちゃま文)振り仮名を多めにしてみます。
それでは
追伸、出版社乱入事件ですがよく解りましたね♪ネタはまんまアレですがな♪♪
(←ツッコミ砲炸裂w)
2013/09/10(Tue)23:19 (No.3447)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by フェリ
ども、涼様感想有り難うございます。自分のSSは重要ですよ?(笑)年内に
来なかったらさりげな~く催促しようか考えているフェリだったりします(露骨w)
「奥さんがけなげすぎるじゃないですか。」
いやぁ(汗)このフェリが40台女性を描く羽目に陥るとは(←殴w)でも何人か
小説でのモデルキャラを参考にして構築しました。まだ彼女2章で出番ありますし
3章ではなんと視点キャラにまでになります。資料が無いため事実上のオリキャラ
にならざるを得ず。橙子の成長を彼女からどう描くかに頭を悩ませる日々です。
「アルペジオの世界まで生き続ける」
まぁそれはないですけどねw(じーちゃまチートを行わないことが拙作の縛りでも
ありますので)でも彼が感じた未来への業、これについては「よく解っているな♪」
とモノ書きの分際で嬉しくなってしまいますね。この業の深さこそが彼を生かし
続ける原動力となりますので。……それでないとじーちゃまどちらにせよ殉死して
しまいます。これをひっくり返すがために次話でじーちゃまが独白する言葉
「兵を死なせたのではなく更なる重い咎【世界を砕いた】故に」
これをクローズアップしているのです。どうなるかお楽しみに。
「ドイツ側の技術者でましたが、史実の人かな?」
よく読みましょうwアルペジオを読めば一目瞭然ですがついに原作年表にて登場
した人物が出現しました。実質4章のみのキャラですがいつか書かれる第2部
において彼の息子、友人達によって「失われた勅命」が発動したのです。
つまり彼こそがアルペジオの始まりなのです。長かった・・・本当に長かった。
漢字については了解いたしました。結構常用外駆使していますもんね(特に
じーちゃま文)振り仮名を多めにしてみます。
それでは
追伸、出版社乱入事件ですがよく解りましたね♪ネタはまんまアレですがな♪♪
(←ツッコミ砲炸裂w)
2013/09/11(Wed)21:47 (No.3456)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by 空乃涼
こんばんわー
第二章八話の感想です。
冒頭は、二行目に入ったところで「明治天皇キター!」とわかりましたw
明治天皇が「童女」と会った瞬間、序章における乃木閣下と姉さん(橙子)がなぜに欧州領にともにいるのか、その疑問が解けました。なんといっても、父親の件で「お爺様」と一度はたもとを分かった橙子の怒りは凄まじかったですからねぇ。
一体どうやって、序章につなげていくのかと考えていたら……明治天皇でしたかぁ。
納得と同時に思い切ったなとw
とはいえ、橙子を反省させる(または説得)だけの人物となるとそうそういないものですよねぇ。
大日本帝国の統治者たる明治天皇が出てくるのも、それしかないかな? と思わないでもないです。あとがきにあるように、ずいぶんとフェリさんも関連本を読み漁って「明治天皇らしさ」を文字で表現するか、ずいぶん苦労したと思います。
今話では、橙子の心情が強気の姿勢から一転した状態で吐露するような形で長くはありませんが、非常に強く訴える構成で書かれていたと感じます。
コアユニットは継続観察が必要と言っても、橙子個人からすれば大いに誤算に満ちた結果ですからねぇ。
でも、橙子が明治天皇の後継者のアレに……
そして、最後に出てきましたよ秋山兄弟w
本編の主人公に繋がる家系を秋山真之が継ぎますかw 当初の予定だったんですかね? これまでを読んだ限りでは秋山兄弟の登場そのものがモブだった気がしたのでw
ちょっと無理したのかな? この継承によって真之の寿命も多少違ってくるんでしょうか? いや、彼は自分の未来について聞いてるだろうし、史実とは違った結果による「茨の道」へ備えるために寿命が延びると思うのですが?
とはいえ、「千早」の件と言い、まだ先ですよねぇ。何と言っても石鎚大尉すら、序章以降、出てないんですからw
しかし、フェリさんの作品を読んでいると、史実をベースにした架空戦記って、史実も十分頭にいれなければいけないので、ものすごーくめんどくさいですよねw 私には無理かもですよ。その分だけ複数の資料を読まなければいけないわけですからね。
史実の流と結果を創作の流と結果のいずれも把握していないとわけが分からなくなってしまうのですかねw
最後のドラマネタ、よかったですw 「ニヤリ」とさせていただきました。
2013/09/21(Sat)22:32 (No.3481)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by フェリ
ども、涼様感想ありがとうございます。
いゃ……死にかけた第8話でした。一応最初期にプロットは固まっていたのですが
転がること転がること(苦笑)文章の差し替えだけで10回近く行った覚えがあります
。未だに資料での陛下の心情をシュミレートすると「違うな~どうしたもんか」を
悩むくらいですから人の本心を「描く」ことがいかに難しいか解ります。
「橙子が明治天皇の後継者のアレに」
その可能性をぶったぎる為にここまで話が大きくしたのは内緒(←殴w)もし殿下
に「世界を砕いた責」を陛下から譲らせないために陛下-じーちゃま-橙子のライン
を組んだのです。理由は橙子の独り立ちが為故、恒常的な依存者を作らせない
ようにしたのです。殿下の出番は第一部においてたった1回、それもじーちゃまの
痛恨のミスのひとつでもあります。史実では殿下も自らを責めはせずとも心に傷を
負ったと思われますので。
「当初の予定だったんですかね?」
いいえ~涼様の猛プッシュなお陰です。珍しくオリキャラとするかな?とも考えて
いたのですが日露終戦時に「中佐」という最も使いやすいラインにいたことが
決定打になりました。まさか第3章で一話まるまる主役になるとは思わなかった
フェリです。なにしろ前弩級“高速戦艦”「三笠」艦長として再登場ですのでw
「ものすごーくめんどくさいですよねw」
ええ!まったく同感です。世界的なスケールの年表が解っても史実の人物の歴史
を理解し歴史改編を行った上での個人年表をでっちあげる・・・それを組み合わせて
世界的な年表を改編していくので面倒というレベルではなかったり(←激殴ww)
現在4章1話の下書きに入っておりますが本来この大事件から逃れられ「虎」の異名
を轟かせた猛将が見事に運命を暗転させてしまいました。じーちゃまも彼の行動が
「若さゆえの過ち」だと解っていても逆鱗を立てざるを得なかった結果です。
またマックに至っては暗転なのか好転なのかわけわからん!という事態になることが
確定だったり、4章前半の一番おいしい箇所を掻っ攫う予定です(←超殴www)
さて次回は10/3~4の予定、ようやく平穏は戻ってきたものの想像外の事態が
待っています。じーちゃまがあれほどまでにこの半年荒れ狂った最大の原因は
この子でもあるのです。さぁ誰でしょう「初登場でしょうが!!」
なにか空耳が(←ツッコミ砲炸裂!ww)
それでは
2013/09/24(Tue)20:13 (No.3494)
Re: 榛の瞳のリコンストラクトの感想2 by 第3惑星人
最新話を拝読させていただきました。
細かく何やら感想を述べられなくて申し訳ないですが、とりわけ一番に感心しましたのは、人物の口調でありましょうか。私は方便やら口癖(?)やらに詳しくないのですが、フェリさんの描く登場人物たちの会話は、本当に素晴らしいなぁと思います。今回の天皇陛下との会話にしても、ここまで時代を感じさせるような雰囲気が良かったです。
時代や人物における口調や方便は、簡単そうで難しいものです。それを使われているフェリさんの執筆力が、うらやましい限りです。
それと最後の方は、まさかと思いましたが、あの秋山兄弟でありましたか。ドラマや小説は未拝聴ではありますが、雰囲気からして、あの兄弟なんだろうなぁ、と感じました。
2013/09/24(Tue)22:18 (No.3496)