ここは全年齢対応の小説投稿掲示板です。小説以外の書き込みはご遠慮ください。

運命戦記リリカルEXTRA.AC改 EPフェイト編2、親子の絆
作者:起源くん   2012/08/25(土) 17:56公開   ID:L0gu7.dO5Yw
レイヴンとプレシアは、アリシアの肉体が眠る部屋に来ていた。
中央には、ポットがあり、その中にはアリシアの遺体が厳重保管されていた。
プレシアは、ポットからアリシアを取り出し、優しく声を掛けていた。その姿は狂気じみていた。

「ああ、アリシア。もうすぐよ、もうすぐ・・・・・貴女を目覚めさせられるわ」

「・・・・・一応、最後の問題点も話しておく。コアを埋め込んだが最後、アリシアの時は完全に止まる」

「・・・・・それはどういう意味?」

「コアは、埋め込んだ時の肉体を維持しようとする性質がある。二十歳の肉体に埋め込んだら、コアはその肉体を二十歳の肉体として維持する。簡単に言うと、アリシアの肉体は、永遠に五歳のままになるということだ」

「それがどうしたの?アリシアが蘇るのよ?そんな些細な事、どうでもいいわ」

(些細な事か・・・・・お前がそう思っても、アリシア本人がどう思うやら・・・・・)

「まぁいい、最後に、コジマ粒子について話そう。先程言ったように、濃度によって様々な作用があるが、危険濃度に注意しろ。その濃度に達すると、深刻な環境汚染を引き起こす。それと扱いに注意すれば、危険な物では無い」

「ええ、わかったわ」

「それともう一つ―――」

「まだあるのかしら?」

「アリシアを蘇生させたら、フェイトをどうする?」

その言葉に、プレシアはピクッと反応した。

「・・・・・貴方には関係無いわ」

「関係ある。俺には聞く権利がある。もし、言わないというなら、この話は・・・・・」

「わかったわよ。言えば良いのね・・・・・」

プレシアは、少しうんざりしながらも、レイヴンの質問に答えた。

「あの子は破棄するわ。アリシアが戻って来るんですもの・・・・・偽者のあの子はいらないわ・・・・・」

「そうか・・・・・しかし、アリシア自身はどう思うんだうな?お前と同じ、自分の偽者は不要と言うのか?」

「・・・・・何が言いたいの?」

プレシアは少し苛立ちながら、レイヴンを睨みつけた。
レイヴンは、お構いなしに、言葉を続けた。

「それは、お前が一番良く知っている筈だ。アリシアがフェイトをどう思うか――」

「そ、それは・・・・・」

レイヴンの言葉が、プレシアの胸を突き刺さる。
アリシアをよく知っているプレシアだからこそ、アリシアがどう対応するかわかってしまった。

「そんなもの関係無いわ!いいから行くわよ!」

プレシアは逃げるように部屋を出て行った。
その後を、レイヴンは黙って付いて行く。
そして二人は、手術部屋らしき部屋に入って行った。
ベットは二つあり、片方のベットにアリシアを乗せた。

「貴方はこっちのベットよ。上着を脱いで、さっさと寝なさい」

レイヴンは、プレシアの指示に従い、上着を脱いで、ベットに寝た。

「最後に、何か言う事は?」

「なら、最後に一つだけ」

「何かしら?」

「リニスの頼み事を聞いてやれ、あいつはお前の為にいろいろと苦しんだんだ。それぐらい、罰は当たらんだろう?」

「・・・・・考えとくわ」

そう言って、プレシアはレイヴンに麻酔を掛ける。
レイヴンの意識は段々と薄くなり、やがて途切れた。




手術は無事終わり、プレシアはアリシアを連れて部屋に戻っていた。

「アリシア・・・・・目を覚まして・・・・・」

プレシアは祈るように呟いた。
アリシアの髪をそっと優しく撫でると―――。

「んっ―――」

「アリシア!」

プレシアは思わず声が出た。
今まで動かなかった最愛の娘が、動いたのだから。

「ん〜〜・・・・・あれ?お母さんどうしたの?」

アリシアの声を聞いて、プレシアは涙を流した。
ようやく会えた。そう思うと、涙を流さずにはいられなかった。

「どうしたのお母さん?辛いことがあったの?」

アリシアは戸惑いながらも、母親を慰めようと、プレシアの頭を撫でた。

「・・・・・大丈夫よアリシア。これはね・・・・・嬉しいことがあったから泣いているの・・・・・」

「そうなんだ!良かったねお母さん!」

アリシアは笑った。その笑顔が、プレシアの心を救ってくれた。

「せっかくだから、今日一日は、一緒に過ごしましょう」

「え?でも、お仕事は?」

アリシアの言葉で、プレシアは理解する。彼女は死んだ時の記憶を持っていなかった事を。
しかし、プレシアにとってはどうでも良かった。
残りの時間を、今度こそアリシアに使うんだと、心に決めていたのだから―――。

「今日からお休みなのよ。だからしばらく一緒に過ごせるわ」

プレシアは、その事を悟られぬように、言葉を続けた。
アリシアは、母の言葉を信じ、仕事が休みだと思い込んだ。

「それじゃあ・・・・・本を読んで、お母さん!」

「わかったわ、ちょっと待っててね」

そう言って、プレシアは立ち上がり部屋を出て行った。
そして、隣の部屋の本棚から一冊取り出した。これは生前のアリシアが好きだった本である。今日まで大切に保管していたのだ。

(これをもう一度、アリシアに読んで上げれるなんて・・・・・)

その本を大切に抱えながら、アリシアが待つ部屋に戻る。

「アリシア、貴女が好きだった・・・・・」

しかし、言葉は続かなかった。
プレシアの目に写ったのは、血を吐いたアリシアの姿だった。

「アリシア!」

プレシアは本を投げ捨て、急いでアリシアの元に駆け寄る。

「アリシア!大丈夫!?」

「ごほっ、ごほっ、おかしいな・・・・・胸が痛いよ・・・・・」

アリシアは左胸を抑えながら、苦しそうにしている。
その姿を見て、レイヴンの言葉が脳裏を浮かべる。

『二つ目は、アリシアの肉体が耐えられるかどうかだ。流石に、子供の死体に埋め込む事はしなかったらしいからな、どうなるかわからない』

(まさか・・・・・そんな!)

プレシアは青ざめた。
アリシアが苦しんでいるのは、コジマコアによるものと、理解したからである。
しかし、彼女にはどうしようも無い、アリシアを生かしているのも、苦しませているのもコアによるものだから、取り出す事をすれば、再びアリシアは屍と戻るだろう。

「ごほっ、ごほっ、げほっ―――」

「アリシア!しっかりして!」

「ごめんねお母さん・・・・・今日は調子悪いみたい・・・・・せっかく一緒に過ごせるのに・・・・・迷惑かけちゃて・・・・・」

「違うわ!私の方こそ、母親として貴女に何もして上げれなかった・・・・・こうして貴女が苦しんでいるのに、私は何もして上げれない・・・・・ダメな母親よ!」

「ごほっ、ごほっ・・・・・違うよ・・・・・そんな事無い・・・・・私にとって、お母さんは自慢のお母さんだよ」

「アリシア・・・・・」

「ごほっ、ごほっ、げほ、ごほっ―――」

アリシアは更に苦しそうに咳き込んだ。
そんな姿を見たプレシアは、何かアリシアにしてあげれないか、考えていた。

(今、この子にしてあげれる事はないの!何か、何かなに――――)

ふと、プレシアはある約束を思い出す。それはある日、何気なくアリシアと交わした約束―――。

『ねぇお母さん!私、妹が欲しい!』

「・・・・・アリシア。貴女、妹が欲しがっていたわよね?」

「・・・・・うん」

「今、連れて来させるわ」

そう言って、プレシアは部屋の外にいるリニス念話した。

《リニス、聞こえてる?》

《プレシア?どうしました?》

《フェイトを連れて来て頂戴、アリシアに・・・・・貴女のお姉さんに会わせてあげるって、伝えて―――》

《え!?それは一体・・・・・》

《お願いだから早く!》

《わ、わかりました!》

リニスはただ事では無いと感じ、急いでフェイトがいる部屋に向かった。
その間、プレシアはアリシアの側に片時も離れなかった。
そして、扉を叩く音が聞こえて来た。

「プレシア、フェイトを連れて来ました」

「ご苦労リニス・・・・フェイト、こちらに入って来なさい」

「う、うん・・・・・」

フェイトは戸惑いながらも、プレシアとアリシアがいる部屋に入って行った。
そこには、母親と自分そっくりの少女がいた。

「えっと・・・・・初めましてかな・・・・・私、アリシアって言うの」

アリシアは屈託の無い笑顔で、自己紹介した。
しかしフェイトは、目の前の少女が、自分と同じ顔である事に、戸惑いを隠せずにいた。

「えっと・・・・・フェイトです・・・・・」

「そんな固くならなくて良いよ。私達、姉妹なんだから」

「う、うん・・・・・」

三人の時間は過ぎていく、最初は戸惑っていたフェイトだったが、徐々に打ち解けれていった。それはまさに家族の一風景であった。
それはつかぬ間の夢。しかし、夢は覚めて行くものだった。

「ごほっ、げほ、ごほっ、げほっ―――」

「アリシア!」

「お姉ちゃん!」

「お母さん・・・・・私のお願い・・・・・聞いてくれる?」

「何かしら?言って頂戴?」

「私が・・・・・死んでも悲しまないで・・・・・お母さんが悲しんだら・・・・・きっとフェイトも悲しむから・・・・・」

「そんな事言わないで頂戴!もう私を一人にしないで!」

プレシアは悲痛の叫び、しかし、いくら叫んでも、アリシアの死は免れなかった。
そんなプレシアに、アリシアはそっと、頬に触れた。

「お母さんは一人じゃないよ・・・・・フェイトがいるもの・・・・・だから・・・・・大丈夫・・・・・」

アリシアは、フェイトの方を見た。
自分と同じ顔をした妹に、姉として、最初で最後のお願いをする為に―――。

「フェイト・・・・・お母さんの事・・・・・お願いね・・・・・お母さん・・・・・凄い寂しがり屋だから・・・・・」

「うん・・・・・わかった。約束する。お母さんは私が守る!」

その言葉を聞いたアリシアは、とても安心した表情で笑った。
自分がいなくなっても、お母さんは寂しく無い。そう思えるような笑顔であった。

「最後に・・・・・お母さんに伝えたい事が・・・・・あるんだ・・・・・」

「・・・・・」

「私・・・・・お母さんの子供で・・・・・幸せだったよ・・・・・・・・・・・・・・・」

「アリシア?」

こうして、アリシアの肉体は完全に停止した。




「・・・・・ん?これは・・・・・」
レイヴンは目を覚ました。そこは、プレシアと入った手術室であったが、プレシアとアリシアの姿は無く、代わりにリニスが近くに立っていた。

「目が覚めましたか?」

「一体どうなった?失敗したのか?」

「・・・・・一応、成功はしたんですが・・・・・」

リニスは、事の顛末をレイヴンに話した。

「そうか・・・・・やはり肉体が耐えられなかったか・・・・・プレシアとフェイトは?」

「プレシアは今、部屋に閉じこもっています。フェイトはフェイトで、少し混乱しているようで、一応、部屋に休ませています」

「そうか・・・・・大体の事情は飲み込めたな」

そう言うと、レイヴンは上着を着て、部屋を出ようとした。

「何処に行くんですか?」

「プレシアと話す」

「ですが・・・・・」

「このまま放っておく訳にはいかないだろう。一応、俺にも責任はある」

そう言ってレイヴンは、部屋を出て、プレシアの元に向かった。




プレシアは部屋の椅子に座っていた。
しかし、その目には生気が無く、まるで屍のような感じであった。
するとそこに、レイヴンがやって来た。

「少し見ない間に、随分やつれたな」

「・・・・・貴方か、私に何の用?」

「これからどうする?また別の方法でも探すのか?」

その問いに、プレシアは黙ってしまった。
確かに、アリシアの蘇生は成功した。しかし、結果的には彼女を苦しめてしまった。例え別の方法があったとしても、同じように苦しめてしまう可能性があると思ってしまう。

「・・・・・わからないわ・・・・・アリシアを蘇らせるる事が、本当に正しい事なのか・・・・・今の私にはわからないわ・・・・・」

「そうか・・・・・もし、何もする事が無いなら、残りの時間をフェイトに使ってくれないか?」

「・・・・・何ですって?」

「もう、フェイトを拒み理由なんて無い筈だ。だったら、娘として見ても・・・・・」

「あの子は私の娘じゃないわ。アリシアの代用品にして失敗作―――」

「嘘をつくな、本当はそう思っていない筈だ」

「何を根拠に・・・・・」

「自覚が無いのなら指摘してやる。まず一つ、リニスの存在だ。リニスとの契約は、フェイトを一人前の魔導師に育て上げる事―――。違うか?」

「ええ、その通りよ。それがどうしたの?」

「なら何故、意思や自立行動を封じなかった?あれほどの使い魔を作れるのなら、決して難しい事じゃない筈だ。ただ育てるだけなら、その方が別の意味で効率がいいからな」

「そ、それは・・・・・」

「まだ、気づかないのなら言ってやる―――お前はフェイトを娘として愛したかったんだ」

「!?」

レイヴンの言葉で、プレシアは大きく動揺した。

「しかし、アリシアを死なせてしまった自責がそれを邪魔していた。それが、フェイトを避けていた理由じゃないのか?」

「そ、そんな事・・・・・」

「本当に無いと言えるのか?もう一度、よく考えてみろ、自分が本当に求めていた物は何かを。そして、フェイトを避けていた理由を―――」

プレシアは考えた。自分が求めていた物を。そして、フェイトを拒絶していた事を。
そして、一つの答えを導き出す。

(ああ・・・・・そうか、私はただ、アリシアに謝りたかったのね・・・・・)

事故の時、彼女を助けられなかった事。仕事が忙しくて、あまり構ってやれなかった事。そして、約束を守れなかった事を、プレシアは謝りたかった。

(フェイトを避けていたのは、単純に怖かっただけだった・・・・・)

フェイトに愛情を注いでしまったら、アリシアを捨てるような感じがして怖かった。それ故、屋敷でも顔を合わせないようにした。

(でも・・・・・心の何処かで、フェイトを愛したかったのね・・・・・)

恐らく、リニスを自立行動や意思を封じなかったのは、自分の代わりにフェイトに愛情を注いで欲しいと願ったのだと、プレシアはようやく自覚した。

(・・・・・私って、本当にダメな母親ね・・・・・)

プレシアは涙を流した。
一粒、二粒、彼女の膝に後悔の涙が落ちていった

「・・・・・答えが出たみたいだな」

「ええ・・・・・でも、もう遅いわ・・・・・あの子はきっと、私を恨んでいるわ・・・・・」

「そうかもな・・・・・しかし、これからどうするかは、お前次第だ」

そう言って、レイヴンは部屋を出て行った。
涙を流し尽くしたプレシアは、部屋から出ようとはしなかった。いや、フェイトと出会うのが怖くて、一歩も出れなかったのが正しいのだろう。
レイヴンが出ていった後、しばらして一人の少女がやって来た。フェイトである。

「母さん、話があるんだ」

プレシアは覚悟を決め、座ったまま振り返り、フェイトを見据えた。

「・・・・・何かしら?」

「レイヴンから話は聞いたよ。お姉ちゃんの事や私の事を・・・・・私は、お姉ちゃんのクローンなんだよね?」

「・・・・・ええ、そうよ。アリシアの細胞から貴女を作り、アリシアの記憶の一部を貴女に転写したのよ」

「―――っ!」

フェイトは少し動揺したが、思った以上に落ち着いていた。
恐らく、事前にレイヴンから聞いていたおかげだろう。

「それで?貴女は私をどうしたいのかしら?私の事を恨んでいるんでしょう?」
プレシアは、このままフェイトに殺されてもいいと思った。それだけの仕打ちを彼女にしたのだから、しかし―――。

「ううん、恨んでいないよ。だって、母さんだって辛かったんだよね?」

「フェイト?・・・・・」

「確かに、私はアリシア・・・・・お姉ちゃんの代わりにはなれない。けど、私はお母さんの娘だよ」

「―――っ」

プレシアは言葉を失った。
あれほどの仕打ちをしてなお、この子は自分の娘と言ってくれたのだから。

「だからね、母さん。もう自分を責めないで、きっと、やり直せるから―――」

「・・・・・あ、貴女はそれで良いの?私は、貴女を避けて、あまつさえ捨てようとしていたのに・・・・・」

「それでも、私は母さんの事、大好きだから―――」

「―――っ!フェイト!!」

プレシアは、思わずフェイトを抱き締めた。
あれほど、避けていた少女に初めて触れたのである。
それはまるで、今まで注げなかった分の愛情を、注ぐようであった。




一方、部屋の外では、フェイトとプレシアのやり取りを見ていた二人がいた。

「貴方は、こうなる事を知っていたから、コアを提供したのですか?」

「いや、アリシアが適合出来るかどうかわからんし、適合したらしたで、プレシアはフェイトを捨てる可能性もあったからな」

「では何故?あんな無茶な事を・・・・・」

「説得するにしても、先ずはプレシアを正気に戻す必要があった。しかも、それが出来る人間は、話を聞く限りアリシアしかいないと踏んだ。なら、自分のコアを使って、アリシアを蘇らせれば、少しは話を聞く余裕も出るんじゃないかと―――」

「私が聞いているのはそんな事じゃありません!もし、アリシアの肉体がコアに完全適合していたら、貴方、死んだままだったんですよ!?」

リニスは少し怒りながら、レイヴンに問い詰めた。
しかし、レイヴンは話をはぐらかそうと、別の話をした。

「そう言えば、どうしてコアを戻してくれたんだ?その辺を聞いていなかったな」

「それは、プレシアはいらないと言ったので、私の判断で戻したんです」

「そうか・・・・・」

「それで、コアを提供しようしと思った理由は?」

「・・・・・あいつに似ていたからだ」

「え?それはどういう・・・・・」

「それより、親子の仲を取り持ったんだから、報酬は貰うぞ」

「ちょっと!話をそらさ・・・・・報酬?」

「ああ、お前が依頼したんだろう?一応、達成された筈だが?」

「え、ええっと・・・・・ちょ、ちょっと待って下さい」

リニスは、考えていなかった報酬をどうしょうか、うんうんと考え、レイヴンはそれをじっと見ていた。


■作家さんに感想を送る
■作者からのメッセージ
やっぱり、うまく書けた気がしません。とりあえず、次はブロッサムルームで解説をしようと思っています
テキストサイズ:13k

■作品一覧に戻る ■感想を見る ■削除・編集
Anthologys v2.5e Script by YASUU!!− −Ver.Mini Arrange by ZERO− −Designed by SILUFENIA
Copyright(c)2012 SILUFENIA別館 All rights reserved.