朝、八神はやては目を覚ます。
隣には、ヴィータが愛らしく眠っていた。
はやてはヴィータを起こさぬように、ベットの近くにある車椅子に乗り、キッチンに向かった。
アーチャーがいなくなった後、食事の準備ははやてがするようになった。もちろんシャマルも手伝ったりはしているが、基本的な事ははやてがやっている。
しばらくすると、シグナムがリビングにやって来た。
「おはようございます主」
「おはようシグナム。今、朝ご飯つくるから」
そう言って、てきぱきと朝食の準備に取り掛かる。
ふと、いつもなら手伝ってくれる筈のシャマルの姿がいつまで経って見えなかった。
「シグナム。シャマルは?」
「―――っ!? ど、どうやら少し体調が優れないようで、まだ少し休んでいます」
「ホンマ? 風邪でも引いたんやろうか?」
実際、魔法生命体であるヴォルケンリッター達は風邪とかは引かないが、昨晩の出来事からシャマルは未だに立ち直ってはいなかった。
そもそも、ヴォルケンリッター達が蒐集を開始したのは、闇の書がはやての体を蝕んでいることがわかったからである。
このままでは、はやてが死んでしまう。そこでヴォルケンリッターは、はやてとアーチャーの約束を破り、闇の書を完成させる事にした。
その時の決まり事として、相手の命を決して奪わないと決めた。
しかし、一人の少年のリンカーコアの魔力を摘出した際、少年は血を吐きながら倒れてしまった。
その事で、シャマルは酷く動揺し、昨夜は何とか落ち着かせて家に戻ったのだ。
(以前の我らなら、そんな事を気にならなかったのだがな・・・・・)
そんな事を考えていると、シャマルがリビングにやって来た。
しかし、その表情はいつもの明るさは微塵も無く、覇気がまるで感じられなかった。
「ごめんなさいはやてちゃん・・・・・少し、寝過ごしたみたい・・・・・」
「そんな事はええやけど・・・・・シャマル大丈夫? 顔が真っ青やけど・・・・・」
「はい・・・・・何とか・・・・・」
「朝食は私が用意するから、シャマルは休んでといて」
「それじゃ・・・・・お言葉にあまえるわ・・・・・」
そう言って、シャマルは椅子に腰をかける。
その間、はやてはせっせと朝食を作っていた。
しばらくするとヴィータとザフィーラがリビングにやって来た。
「おはよ・・・・・」
「おはようございます。主」
「おはよう、ヴィータ、ザフィーラ。今ごはん出来るから、もうちょっと待っててな」
そう言って、最後の仕上げをした。
テーブルには料理が5つと、床にザフィーラ用のごはんが置かれていた。
しかし、八神家の食卓には一つだけ空席があった。
「まったくもう、アーチャーは何処に行ってしもうたんらろうな?」
はやてが倒れたあの日から、アーチャーは消息不明となった。
シャマルの探索魔法やザフィーラの嗅覚で、探したものの、手かがりはまったく見つからなかった。
「帰って来たら、色々文句言うたる」
はやては明るく振る舞っていたが、内心は寂しいと思っている事は、ヴォルケンリッター達は知っていた。
だからこそ、アーチャーが帰って来るまで、はやてを死なせまいと、彼女達は行動したのだ。
例え、どんな非難を受けようと―――。
一方、アースラでは、なのはと優人の治療をしていた。
なのはの方は、リンカーコアが多少収縮しただけで、外傷は無く。しばらく魔法が使用できないだけであった。
しかし、優人の方は―――。
「高町さんと同様リンカーコアが収縮してはいるんですが、魔力を抜かれた衝撃で、魔術回路となる物が暴走。結果として、彼の肉体を内側から破壊していったようです」
「・・・・・なるほど。それで彼の容態は?」
クロノがそう聞くと、医務官はこう答えた。
「未だに意識不明です。最悪、二度と目を覚める事はないでしょう・・・・・」
「くっそ!」
それを聞いたアルフは、壁を殴った。かなりの力で殴った為、壁は大きくへこんだ。
「あたしがいながら・・・・・優人を守れなかった・・・・・」
「お前のせいじゃない、今回は伏兵がいたんだ。避けようもない事態もある」
レイヴンは、アルフの肩を掴みながら言った。
しかし、彼女の表情は変わらなかった。
「ところで、あの人達は何者なの? 突然私達を襲って来たけど・・・・・」
「ああ、それに見たこともないデバイスも使っていたよ? あれは一体何だい?」
フェイトとアルフの問いに、レイヴンとクロノはこれまでの出来事を話した。
「真正古代ベルカの使い手・・・・・それに魔導師襲撃事件・・・・・そんな事が起きていたなんて・・・・・」
「どうして! あたし達に言わなかったんだ!?」
「俺だって、まさか奴等が地球を拠点にしているなんて思わなかった。それに、今回の件には関わらせるつもりはなかったからな」
「どうして? 私達だって戦―――」
「ボロ負けしただろう。バルディシュも大破している」
「それは・・・・・」
「ハッキリ言おう。話さなかったのは、お前達では足手まといだからだ」
「―――っ!」
「何だと! もう一度言ってみろ!」
アルフはレイヴンの首襟を掴みながら叫んだが、レイヴンは冷酷に告げた。
「なら、言ってやる。お前達は対人戦の経験が少なすぎる。そのうえ相手は対人戦のエキスパート、真正古代ベルカの使い手だ。対人戦素人のお前達に手に追えるものじゃない」
「くっ・・・・・」
アルフは何も言えず、レイヴンの首襟を放した。
フェイトも、レイヴンの言葉に何も言えずに俯いていた。
その時、扉から―――。
「なら、強くなればいい!」
その言葉を言ったのは、なのはだった。
「なのは!?」
「もう大丈夫なのかい?」
「うん、心配かけちゃったけど、私は大丈夫」
フェイトとアルフに笑顔で返し、再び真剣な眼差しでレイヴンを見る。
「レイヴンさん、お願いします! 私達を鍛えて下さい!」
そう言って、なのはは頭を下げるが、レイヴンは了承しなかった。
「あのな、いくら鍛えたとしても、数日間で奴等と同等になれる訳ないだろう。最悪、年単位の時間が必要だ。そんなに時間を掛ける訳には―――」
【足りない部分は、私達が補います】
突然、デバイス音声が聞こえて来た。
扉の方を見ると、レイジングハートとバルディシュを持ったエイミィとマリーが立っていた。
「二人とも、デバイスの修理は?」
「それなんだけどね。クロノくん・・・・・」
「二機が、ある部品の追加を希望したんです」
そう言ってマリーが見せたのは、カートリッジシステムの部品であった。
「カートリッジシステムだと・・・・・正気か?」
【私達は至って本気です】
【これがあれば、多少は彼女等に対抗出来ます】
「ダメだ! ミッド式のカートリッジシステムは、まだ安全性が確立されていない! 術者を殺す気か!」
レイヴンは珍しく声を荒げた。
ミッド式カートリッジシステムはまだ研究中であった為、術者にどんな危険があるか分かるものでは無かった。
そんな代物を幼いなのはとフェイトに使わせたくない。それが彼の考えだった。
すると、バルディシュが――――。
【それならば、近代ベルカ式のカートリッジシステムを搭載すればいい。それならば、多少は安全性が上がる】
これを聞いたレイヴンは、この二機のデバイスに心底呆れ果てしまった。
ホワイトグリントに搭載されているのが、近代ベルカ式カートリッジシステムなので、ミッド式のより安全なのは知っていた。しかし同時に、どれだけデバイスにも負担が掛かるのも、理解していた。
「・・・・・負担はかなりデカイが、それでもやるのか?」
【【イエス】】
使用者も使用者だが、デバイスはデバイスで頑固ものだなと思いながら、レイヴンは指示を出す。
「クロノ。一旦本局に戻るぞ」
「いきなりなんだ? 理由は?」
「このバカデバイス達に、近代ベルカ式のカートリッジシステムを積み込むんだ。設備が整った所がいい。それにあそこには、プレシアとバルディシュを開発したリニスがいる。彼女達の助力があれば、付け焼き刃程度にデバイスの負担を軽く出来るかも知れん」
「わかった。どっち道、優人の件で戻る予定だったし、僕はそれで構わない」
「そうか・・・・・あとマリーは、向こうにつくまでに二機の修理を終わらせてくれ」
「はい! わかりました!」
「あとはお前達だな―――」
そう言って、なのは、フェイト、アルフの方を見据える。
「今からトレーニングルームに行くぞ。対人戦対策を徹底にやる」
「本当ですか!」
「私達もいいの?」
「なのはにやって、フェイト達にやらないのは不公平だろ? それともやりたく無いのか?」
二人にそう聞くと、フェイトとアルフは首を横にブンブン振った。
「やるよ!」
「あたしだって!」
「それならさっさと行くぞ。時間は限られているからな」
そう言って、レイヴンは執務官室を出て行き、三人は強くなるために、その後を追った。
艦長室で、リンディはギル・グレアムと通信していた。
《それは間違い無いのかね?》
「はい、確かに闇の書でした」
そう言って、リンディはある映像をグレアムに見せた。
それは一冊の本であった。それを見たグレアムは、難しい顔付きになった。
《まさかこんな辺境世界にあったとは・・・・・》
「もちろん闇の書も問題ですが、もう一つの問題もあります」
《・・・・・特殊鎮圧部隊フライトナーズか・・・・・》
特殊鎮圧部隊フライトナーズ。彼らは、本局や地上本部などの所属はなく、完全に独立した部隊である。
主な任務はテロリストの排除だが、危険指定のロストロギアの封印または破壊なども請け負っている。
しかし、彼らは目的なら手段を選ばす。時には一般人や同じ局員を犠牲にする、非人道的な事を平然とやる部隊でもある。
「はい、もし魔導師襲撃事件に闇の書が関わっている事が明るみに出れば、彼らが動くでしょう」
《奴らの事だ、闇の書の主ごと封印などしてくるだろう。最悪は地球もろとも・・・・・》
「そうならないよう、私達で解決するしかありません」
それは危険なロストロギア相手に、たった一部隊で解決しなくてはという事であった。
下手に応援を要請してしまうと、闇の書の事が明るみに出る可能性があるからだ
《私に出来る事があるかね?》
「そうですね・・・・・無限書庫で闇の書について調べてもらっていいですか?」
《無限書庫か・・・・・なるほど、それならリーゼと最近無限書庫の司書になった少年がいた。彼女達に頼むとしよう》
「ありがとうございます。グレアム提督」
《それぐらい御安い御用だ。それとリンディ・・・・・私にも言える事だが、あまり無理をするな》
「・・・・・肝に命じときます」
そうして通信を終えたリンディは、一枚の写真立てを手に取る。
そこには幼いクロノとリンディ、そして今亡きクライドが写し出されていた。
(クライド・・・・・あの子達を守ってあげて・・・・・)
リンディは写真をギュと抱き締めながら、事件を無事に解決する事を静かに祈った。
優人の意識は闇の中にいた。
見渡す限り何もなく、黒一色の空間であった。
「ここは・・・・・何処だ?」
とりあえず移動する事にした。
歩けども歩けども、景色は変わらず、自分が真っ直ぐ歩いているのかも怪しい状態だった。
「・・・・・ん?」
優人は立ち止まった。
この漆黒の世界で、一人の少女を見つけたからである。
優人は、少女の側に歩みよった。
「あの―――」
少女はビクッと体を震わせ、優人を見ると、信じられない物を見るような眼差しをした。
「だ、誰なんですか!? どうしてここにいるんですか!?」
「えっと・・・・・俺は衛宮優人。どうしてここにいるのかは・・・・・わからない」
優人の記憶は少し曖昧で、どうしてここにいるのかは、自分でもわからなかった。
「今すぐここから出ていって下さい!」
優人の答えが不満だったのか、少女は少しご立腹のようだった。
「出ていくにしても・・・・・出口がわからないだけど―――」
「出て行かないのなら、力ずくでいかせて貰います!」
そう言って、少女の背中から禍々しい羽根が広がり、巨大な腕に形を変えていった。
「ちょっと待―――」
「問答無用です!」
巨大な腕は、優人を遥か後方に吹き飛ばしていった。
なのは達の敗北から数日が経過していた。
本局についてから、なのは達のトレーニングは本格的に行われていた。
なのはは、対人空戦をクロノとマンツーマンで行い。フェイトは、アップルとレジーナによる近接戦闘の訓練。そしてアルフはというと―――。
「お前に、ストライクアーツを教える」
「ストライクアーツ? なんだいそれ?」
ストライクアーツ。それはミッドに一番浸透している近代格闘術である。
投げや間接技といった物はなく、打撃を主体としている。
「色々候補があったが、短期ということもあって、ストライクアーツにする事にした」
「ふーん、あたしは強くなれるのなら何だって良いさ」
「とりあえず打ってみろ」
そう言って、レイヴンは手のひらをアルフに向けた。
アルフはレイヴンの手のひら目掛けて思いきって打ち込んだ。
「ダメだな、余計な力が入り過ぎている。もっとこう――!」
レイヴンが繰り出したパンチは、物凄いスピードでアルフに迫り、目の前にピタリと止まった。
「ストライクアーツのプロが繰り出すパンチは、平均時速は約四十km。さらに身体強化を施せば、その倍とも言われている」
「そ、そんなに出るのかい!?」
「流石に短期でそこまでは無理だろうが、筋はいいから身体強化込みで時速三十台を目標にしろ。そうすれば少しはマシになるだろう」
「ああ! わかった!」
そう言って、アルフは打ち込みを始めた。
一方フェイトも、アップルとレジーナによる指導を受けていた。
「はぁ!」
「おっと!?」
フェイトの棍棒がレジーナの棍棒を弾く。
元々近接戦闘に優れていたためか、僅かな期間で上達していった。
それにはアップルとレジーナは驚いていた。
「凄いねフェイトちゃん。これならベルカ式でもいけんじゃない?」
「うーん、どうかな? ベルカ式ってどんなのかイマイチ分からないし・・・・・」
「大丈夫、大丈夫。ノリで何とかなるって」
「ノリって・・・・・」
「こらレジーナ! あまり彼女を困らせるんじゃない! 」
「別にいいじゃんか、減るもんじゃないし」
「良くない! ベルカ式とミッド式は同じようでまったく違う物なんだから、簡単に修得出来る筈がない!」
「そう言って、レイヴンの真似して近代ベルカに手を出して、失敗したのは誰かな〜〜〜?」
レジーナはケラケラと笑いながら、過去のアップルの失敗談をしゃべった。
するとアップルは顔を真っ赤にしながら、大声で叫んだ。
「この馬鹿レジーナ! 人の失敗談を喋るな! これだからデリカシーの欠ける女は―――」
「何だとこの林檎野郎! もういっぺん言ってみろ!」
「ふ、二人とも、喧嘩しないで!」
二人は何かとあると口論を初めてしまい、フェイトは必死に二人をなだめようとした。
そして、なのはの方は、クロノと訓練室で模擬戦を行っていた。
「スティンガーレイ!」
「ディバインシューター!」
なのはとクロノの魔法がぶつかり合うが、クロノのスティンガーレイを相殺しきれず、何発かなのはに迫って来た。
「くっ!」
なのはは、ぎこちなくかわす。
普段の彼女なら華麗にかわせたが、現在レイジングハートは強化修理を施している最中の為、現在なのはが使用しているのは、武装隊員がよく使うストレージデバイスなのだ。
馴れないデバイスの為、彼女は本来の力を出せないでいた。
クロノはなのはの後ろを取る。なのははそれを振り切ろうとするが、振りきれずにいた。
「っ! ディバインシューター!」
三発のディバインシューターが後方のクロノに迫る。しかし、クロノはそれを難なくかわした。そして、なのはをバインドが設置されている場所にまで追い込む。
「バインド!? しまっ―――」
解除するまでもなく、クロノのS2Uを目の前につき出されてしまった。
「僕の勝ちだな。そろそろ休憩にしよう」
「――っ、もう一回お願い!」
「無茶言わないでくれ、ぶっ続けで十回連続だ」
「私はやれるよ!」
「僕の身も考えてくれないか?」
「あ・・・・・ごめんなさい・・・・・」
クロノの事を考えず、模擬戦をしようとした事を深く反省するなのは。
実際はまだやれるのだが、何時間も立て続けてやっているので、そろそろ休憩しようと考えていた。
休憩からしばらくすると、クロノが飲み物を持って来てくれた。
「ほら、水分補給をしないと、脱水して倒れるぞ」
「う、うん・・・・・ありがと・・・・・」
クロノから飲み物を受け取り、それを口にした。
するとクロノはこう切り出した。
「それで? 一体何に焦っているんだ?」
それを言われたなのはは、ドキリとしたものの、誤魔化すように口を開いた。
「べ、別に焦ってなんか―――」
「僕の目は誤魔化されないぞ、模擬戦の動きを見ればわかる」
そう言われてしまい、なのはは何も言えなくなった。
するとクロノは、核心とも言える人物の名前を告げた。
「優人の事だな?」
クロノの言葉に、なのはは小さく頷いた。
「私ね、魔法が使える事を知って嬉しかった。この力があれば、皆を助ける事が出来るかもって・・・・・」
そう言ったなのはの瞳には、涙が溜まりだしていた。
「でも・・・・・守れなかった・・・・・優くんの事・・・・・側にいたのに・・・・・魔法があったのに・・・・・」
「なのは・・・・・」
「優くんが・・・・・目を覚まさなかったら・・・・・私、どうすればいいの・・・・・」
とうとうなのはの瞳に涙がこぼれ落ちてしまった。
大切な人を失う悲しみは、クロノも知っていた為、彼女の気持ちは至って理解していた。
「まだ目を覚まさないと決まった訳じゃない。もしかしたら明日にも目が覚め―――」
クロノがそう言おうとした時、医務官の少女が突然入って来た。
「クロノ執務官! いますか!?」
「どうした?」
「衛宮さんが目を覚ましました!」
医務官の言葉を聞いたなのはは、一目散に優人が眠る部屋に向かっていった。
―――――――――――
キャラプロフィール
アップル・ボーイ
時空管理局に勤めている青年。
幼い頃レイヴンに助けられ、その頃から彼を尊敬、憧れを抱いている。
時空管理局に入ったのは、レイヴンが管理局の人間だと勘違いした為である。
レジーナとは同期だが、彼女の性格に振り回されっぱなしである。
使用魔法はミッド式。使用デバイスはアサルトライフル型のエスペランザ。
レジーナ
アップル・ボーイと同期の時空管理局員。
過去に、時空管理局員である父親に反発し、家出をした事がある。
その時、レイヴンと出会い、しばらく彼の所に厄介なった。
その後、彼から父の話を聞き、和解する事が出来た。
アップルと同期兼パートナーだが、よく口論が絶えない。しかし、いざ実戦だと中々のゴンビネーションを発揮する。
使用魔法は近代ベルカ。使用デバイスは大剣型のエキドナ。