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世界旅行
作者:pop  [Home]  2025/01/12(日) 22:30公開   ID:ub/at8YLO66
何時間歩いたのだろう、きずけば夜が更け真っ暗になった。
「ついたぞ」そういわれ前を向くとそこには自分も知らない大きなオーガが座っていた。そこには普通のオークよりも何倍もでかいオークが座っていた。「人の子よ、貴様は我々になにを教えるのだ?」野太い声で私に話しかけた。「はい、例えば穴名たちオーガは人の村を襲い村の食料をもとに生活しています。そこで人の村から多くの食料を得る方法です。それは人の村を統治することです。」大きなオーガは少し考えてから「それは本当にできるのか?」「はい。可能です。まずは村を襲撃します。この時可能な限り田畑や人々は傷つけないようにします。次に村の戦力になりえる大人の男は見せしめとして殺し村の犯行の意思をなくします。その後人々に毎月食料を収めるようにさせ、もし食料を納めなければ数人を見せしめとして殺します。これにより村を襲撃しすべての食料を奪い去るよりも持続的に食料を得られます。」言い終わると大きなオーガは少し笑った後「歓迎しよう人の子よ、これからお前はその村の侵略による食料搾取の指揮を執れ」「承知しました。」私はほっと胸をなでおろした、これで一命を取り留めた。1週間後、私はオーガたちを引き連れ森の近くにある村に向かっていた。この村は王国から近く、応援を呼ぶとすぐに助けが来る。だから王国方面の道から侵入し助けの道を防ぎながら村の中心へ侵入しある程度の村人を人質として村長らと交渉することだ。「それでは作戦通りに」「了解した」オーガたちは村人を生け捕りにしながら村の中心へと進んでいった。幸いにも冒険者は滞在しておらず、あっけなく村の制圧はすぐに終わった。私は交渉役として村長と話し合いを始めた。「村人たちを殺されたくなければ毎月20ダースのパンと10樽の酒を献上しろ」「それでは私たちが生きていけませんどうかパンだけでも10ダースにして頂けませんか。子供だっているのです。」「それは無理な願いだもしパンや酒の量を減らしてほしいのであれば我々の略奪に協力し、他の村を襲うのを手づだえそうすれば徴収する村が増え一つの村に対する徴収の量は減るだろう。」「わかりました、 あなたたちの略奪に参加します」そうして力のある男たちを奪略隊に参加させ近隣の村を略奪していった。略奪をはじめて3日たつと7つの村を略奪し、統治することができた。オーガたちの村に戻ると「よくぞ戻った人の子よ」村長が待っていた「ただいま戻りました村長殿」「人の子よ、そなたのおかげで食料は安定的に届き我々は狩りをせずとも食料を得ることができるようになった。本当に感謝している。そこでそなたに一つ提案があるのだが、わが村にすまないか?」「え?」「人の子よそなたは捨てられたと聞く、ならば我々の村に住み、我々と暮らそうではないか。」正直びっくりした。小さいころ読んでいた本の中では『オーガとは知瀬能が高く、人から食料を奪い、殺戮をするとても獰猛な魔物』と書いてあるからてっきり人の村を統治した後殺されるのかと思って逃げる準備をしていたのに。「それでどうだ人の子よ我々とこの村に住むか?もちろん住む場所などは用意する。」確かに私には戻る場所がない、もしかしたら後々食い殺されるかもしれないけど「住みます、住ませてください」これ以外今後私が生きていける確率は低いだからこそ「これからよろしくお願いします」そうして私はオーガたちの一員としてこの村に住むことになった。そうしてその日の夜は私の歓迎会となった。多くのオーガが私に優しくしてくれた。それからいつしか私はオーガたちの事を家族と思い村長をオヤジと呼んだ。それからは毎月村からの徴収をしながら家族たちと楽しく暮らしていた。私が家族と暮らすことになってから5か月が経った。いつも道理、毎月の村の徴収をしに行くと見慣れない顔の男たちがいた。あちらもこちらにきずいたらしく話しかけようとすると突然家族を切ったのだ。訳が分からず立ち尽くしていると男たちにつかまってしまった「早く後ろに」そういわれて私は後ろに連れていかれた「かわいそうにオーガたちの手先として使われていたのか大丈夫だったか」そこでようやくそいつらが冒険者だということが分かった。どこからか噂を聞きいて村を助けに来たのだろう。しかし私の家族を傷つけたそれは決して許されないことだ。「やめろ」しかしもう遅かった。徴収に来ていたオーガたちのほとんどが倒れてしまった。私一人では何もできない私はただ家に戻り家族たちに知らせることしかできなかった。


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■作者からのメッセージ
1作目の訂正です
A国 → アイング帝国
X男爵家 → シャーラ男爵家
Q → 健司
まだまだおぼつかなかったり至らない部分もあると思いますが今後ともよろしくお願いいたします。
今後の参考にしたいため感想や訂正箇所などあればご指摘いただければ幸いです。

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