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Exceed a dimension
第三話 襲来
(新世紀エヴァンゲリオン×劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer- )
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「トウジ、なんで来てくれなかったのさ。」


「いや〜、ワイも急いだんやで?でも流石に走ってここまで来るのはキツかったわー。ところで、そこにいるのは誰や?見たことない奴らばっかりやん。」



――――――――――――――――――――――――――――――


「へ〜、じゃあアンタらは別の世界から来よったんか。」


鈴原は刹那たちがここに来たこと。先ほどの戦闘についての話を聞いた。


「なんか空が紅いな〜、とか思っとったら、思わず足止めてしもうてな、そこから目が釘付けになってしまったんや。」

「ともかく、悪い奴らやなさそうやな!!」



鈴原は別の世界から来た人に対してもフレンドリーだった。


「碇シンジ、ここの場所についての情報が欲しい。」


ティエリアがシンジに聞く。


「え、場所って言われても・・・実は僕たちの上司の人から『名前以外のことについては何も言うな』って言われてるんです・・・すいません。」


「そうか、なら構わない。こちらも同じ条件なのでな。」


「そうですか、助かります。」


シンジは内心ホッとしていた。


「なぁ、シンジ君よぉ、あそこのカワイ娘ちゃんはなんであんなに厳しいんだい?」


「アスカですか?あいつは昔からあれなんで気にすることはないですよ。」


「そうかねえ・・・もっとおとなしくしてれば普通に綺麗だし―――」


「何か言ったかしら?」


アスカは地獄耳だった。


「おお、怖い怖い・・・」


さすがのロックオンでも狙う気にはなれなかったようだ。


「それにしてもすごい設備だね。パイロットが休む場所にしては十分な気がするよ。」


アレルヤは、NERVの設備に関心を示していた。


「それほど、パイロットに対して気を使っているんじゃないかしら。戦えるのはパイロットだけ。大切にしなきゃ、勝てる戦いも勝てなくなるもの。」


マリーはアレルヤの問に回答する。


「そうですかね・・・昔からこうだったので、僕も来た時は驚きましたが、もう慣れてしまいましたね。」


「碇・・・」


「えっと、刹那・・・君?」


「刹那でいい。」


「うん、わかったよ、それでどうしたの?」



「あの機体に関してだが――――――――」



『緊急自体発生!緊急自体発生!パターン青!使徒が襲来しました!繰り返します!パターン青です!』


「こんな時に限って・・・!」


「碇、使徒とはなんだ?」


「まずはついてきて!あとに説明するから!!」


シンジは真面目な表情で刹那に言った。


「・・・了解した。」


刹那もそれに了承する。


「(この世界には何が起こっているんだ・・・使徒とは、一体なんだ?)」


刹那は疑問を浮かべながら、プトレマイオスに向かった。

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作者: シュウ (ID:********)
投稿日:2012/07/19(木) 23:50
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