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Exceed a dimension
第四話 使徒
(新世紀エヴァンゲリオン×劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer- )
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ロックオンにはティエリアが何か焦っているようにでも見えたのだろう。
「そうだな、僕たちもこっちの世界に飛ばされてきた身だ。手助けできることがあるなら、なんでもやってやるさ。」
「そうだ。どの世界であっても人の命が大切なのは変わらない。もし使徒にも意思があるのなら、俺はきっと戦いをやめさせる。いや、止めてみせる。」
刹那の言葉に、ソレスタルビーイングの全員が頷く。
「彼・・・刹那君は面白いことをい言うのね。」
ミサトがスメラギに話しかける。
「彼は変わったわ。最初はあんなこと言わず、すぐ目標を破壊することにこだわっていた。それは彼だけでなく他のみんなもそうだった。でも、今は『対話』おすることによって、戦争の根絶を目指している。」
「『対話』?」
ミサトが聞き返す。
ミサトにはどうやって対話をするのか、そのことが理解できなかった。
「刹那の機体にはある特殊なシステムが組み込まれているの。そのシステムを作動させることによって、その『対話』を実現させることが出来るの。」
「そんなことが・・・」
「ミサトさん!目標をポイントに追い込みました!」
「本当!?了解したわ!それでは一斉射、始め!」
「くらえ!」
「この攻撃、アンタに耐えられるかしら!?」
「跡形も残さず、消し炭にしてくれるわ!」
三人がポジトロンライフルで一斉射撃を始める。
イスラフェルは、手も足も出なかった。
「やった!?」
「なんとか作戦終了できそうね・・・」
「いや、ちょいと待ちい。なんか様子が変やぞ?」
トウジの言ったことは本当だった。
なんと、イスラフェルは二体に分裂したのだ。
「目標が二体に分裂!分身などではなく、両方とも本物のようです!」
「なんですって!?」
「おいおい、これは何かのホラーか・・・?」
ロックオンが引き気味に言う。
さすがの刹那も、これには驚きが隠せなかった。
「これが使徒・・・この世界の歪み・・・」
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作者:
シュウ
(ID:********)
投稿日:2012/07/22(日) 01:39
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