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Exceed a dimension
第五話 仲間
(新世紀エヴァンゲリオン×劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer- )
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二人の攻撃はまるでダンスをしているかのように、優雅で、華麗で、何より美しかった。
分裂したイスラフェルを二人同時に追い込む。
一つになったイスラフェルにシンジとアスカの蹴りが炸裂した。
核を壊し、イスラフェルを撃破。
NERV本部にいた誰もがそのコンビネーションに魅了された。
「ありゃ、すごいな。息ピッタリで敵さん手も足も出てなかったからな〜。」
ロックオンは感動していた。
「なぁ?刹那。」
話を刹那に振る。
「・・・」
刹那は少し黙ってから、
「奴らは俺たちにない何かを持っている。俺たちにはない・・・何かが。」
刹那は真のイノベイターとして進化した。
その力なのか、何かを感じ取ったのだろう。
「ぶっつけ本番だったけど、なんとか行けたわね・・・」
アスカがため息をついた。
「中々やるじゃない。見直したわ。」
「いや、僕だけの力じゃない。」
「え?」
アスカが聞き返す。
「あの子・・・刹那が声をかけてくれなかったら、あのままダメになってたと思う。」
シンジはあの時、刹那に声を掛けてもらったことが嬉しかった。
自分の周りに、そんな人が多くはなかったから・・・
「後で、感謝しなきゃね。」
二人が帰還するその先には、NERVの皆と、ソレスタルビーイングが待っている。
皆が出来る、最高の笑顔で。
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作者:
シュウ
(ID:********)
投稿日:2012/07/24(火) 21:43
閲覧数:5001
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