〜ジュライロッジ〜
「フフフ…………」
「……ッ!?」
エーデルは紅い瞳を妖しく輝かせて妖艶な笑みを浮かべ、そんなエーデルに見つめられたリィンはまるで肉食獣に”獲物”として狙われるような感覚を直感で感じた。
「貴女は……誰だ……?」
「フフ、何を言っているのかしら、リィン君?私はエーデル。エーデル・ブルーメ。」
「違う!貴女はエーデル先輩じゃない!(どういう事だ、ベルフェゴール!?暴走を抑えたから、元に戻ったんじゃないのか!?)」
エーデルの状態がわからず、リィンはベルフェゴールに尋ねた。
(多分だけど、あの娘は”もう一人のエーデル”よ。)
(もう一人って……まさかエーデル先輩は二重人格なのか?)
(ちょっと違うわね。人間に限った話じゃないんだけど普通”人”には”表の顔”と”裏の顔”があるわ。光と闇が必ず対になっているようにね。表裏の性格が全く同じ人なんて、稀なのよ。それで、”もう一人のエーデル”が出て来た理由だけど……恐らくあの娘が魔族化した事で魔族に必ずある”魔の衝動”によってあの娘に秘められている”裏の人格”が具現化したのだと思うわ。―――ご主人様が自分に秘められている”力”を扱い切れていなかった時、”力”を解放するとまるで別人のようだったでしょう?アレと似たようなものよ。)
(あ…………それじゃあどうやったら、元―――”表の顔”のエーデル先輩に戻るんだ?)
(そのまま性魔術を施し続けてあげなさい。性魔術には強制(ギアス)の効果もあるから、それで”表のエーデル”が戻るように命令し続ければ、元のあの娘に戻るわ。)
「(うっ……まだ続けないとダメなのか……)グッ!?か、身体が……!?」
そしてベルフェゴールの説明をリィンが聞き終えたその時、リィンの身体はまるで金縛りにあったかのように動かなくなった。
「もう、リィン君ったら。私を助ける為にあんなに荒々しく私を犯したのに、余所見をするなんて酷いわよ?」
魔眼でリィンの動きを封じ込めたエーデルは妖艶な笑みを浮かべた後上半身に身に纏っている制服や下着を脱ぎだした。
「エ、エーデル先輩!?一体何を――――うっ!?」
エーデルの突然の行動にリィンが驚いたその時、生まれたままの姿になったエーデルは豊満な乳房で、肉棒を包み込んだ。
「フフッ、暴走を抑えて私の命を助けてくれたお礼と”初めて”の私をあんなに気持ち良くしてくれたお礼に今度は私がリィン君を気持ち良くしてあげるわね?」
リィンに微笑んだエーデルは乳房を使って肉棒を刺激する。形のいい乳房がむにゅうっと形を変えて、包み込む。
「ん……どう?セレーネちゃん程じゃないけど、私のおっぱいも結構大きいでしょう?」
「そ、それは……」
悪戯っぽい笑みを浮かべるエーデルの言葉を聞いたリィンは気まずくなり、エーデルから視線を逸らした。
「セレーネちゃんみたいに上手くできるかわからないけど、誠心誠意ご奉仕をするわね♪」
「うくっ!?」
エーデルは包み、こねるように肉棒を弄ぶ。柔らかく、ハリのある乳肉の心地よさにリィンは思わず呻き声を上げる。
「ねえ、リィン君。セレーネちゃんやアリサちゃん達とは何回セックスをした事があるのかしら?セレーネちゃんから聞いているわよ?リィン君とセックスをする曜日をみんなで相談して決めているってね♪」
「(な、何でそんな事まで教えているんだ、セレーネ!?)そ、そう言われても……回数を意識した事なんてありませんし……」
「つまり、回数も意識しない程たくさんセックスをしたって事かしら?」
「うあっ!?」
むにぃっと、エーデルは胸を押し付けてくる。股間を中心に、より彼女の柔らかさを感じられたリィンは目眩を覚える。
(ふふふ、何やら興味深い展開になり始めましたね。)
(そうね♪それにしてもまさかあの天然な娘の裏にこんな性格が潜んでいたとはね♪アルティナやメサイアもそうだけど、アイドスにもあるのじゃないかしら♪)
(ええっ!?わ、私はお母様みたいに性行為の時に豹変なんてしませんわよ!?)
(……メサイアと同じく私もそんな不埒な性格をしていませんが。)
(う、う〜ん……私の場合はかつてセリカやお姉様を憎んでいた頃の私になるのかしら……?)
一方その様子をリザイラと共に興味ありげな様子で見守っていたベルフェゴールが呟いた念話を聞いたメサイアとアルティナはそれぞれ反論し、かつての自分を思い出していたアイドスは冷や汗をかいて表情を引き攣らせていた。
「まあいいわ。今は私の身体をたっぷり堪能してね?」
「……ッ!?」
ふたつの双丘に挟まれた肉棒が、柔肉にこねられていく。心地よさが少しずつ快感に変わり、頭がぼんやりし始めた。
「さてと、そろそろお口でもしてあげるわね……れろ……」
するとその時胸の谷間から顔を出した突端にエーデルのぬらついた舌先が触れた。そしてそのまま吸い込まれるように、口唇に包まれていく。
「ん……れるぅ、じゅる、ちゅぴっ……」
あまり話した事がなかったエーデルが奉仕をしている光景にリィンはより一層、興奮してきた。
「んむ、じゅる……れる、ちゅるぅっ……」
「うっ……!」
唾液を多分に絡ませて、しゃぶり舐って、亀頭に刺激を与えてくる。同時に豊満な胸が棹を包み、しごいてくる。
「ん、じゅる……気持ち、いいのね、れる、よかった……れる……ちゅるる……」
「く……ッ!」
「―――じゅるっ、ちゅるるるっ!」
鈴口を舌先でほじくられて、呻きがもれる。先端を痺れるような強烈な刺激が駆け抜けて、身体が痙攣したように震える。
「ここ、ひもひいいれひょ……れる、じゅる、舌でぐりぐり……んむ、れるる……」
「あぐ…………っ!?」
「んちゅ、れる……リィン君、可愛いわ……じゅる……もっひょ、してあげりゅ……ちゅる……」
エーデルは妖しく微笑むと亀頭への吸い付きも加えて、責めたててくる。
「リィン君が、ちゅる……満足、するまで……ちゅぶ、んむ……してあげるし、犯されてあげるわ……じゅるぅっ……」
電流でも走ったような強烈な刺激がリィンの背筋を駆け抜けていく。
「んふぅ、じゅる………おチンチン、濡れてきひゃわね……じゅぅるるっ♪」
「っ……う、く……っ!?」
牡の匂いに表情を蕩かせるエーデルは肉棒にしゃぶりつく。尿道から雁首まで、しつこいくらいじっくりと舌を這わせてくる。ときおり肉棒に残っていた精液や亀頭から出始めた先走り液を喉を鳴らしながら唾液ごと飲む。
「んふ、じゅる、んむぅ♪じゅぷっ、れる……ちゅる、れるっ!」
欲情をし始めたエーデルは頬をほんのりと紅く染め、下半身をもぞもぞと忙しなく動かす。乳首は触って欲しそうにいやらしくツンと勃ちあがり、それに興奮してしまったリィンは肉棒をビクンと跳ねさせた。
「んんっ……ビクビク、させひゃらめ……じゅる、れきないじゃない……じゅるる……」
「うぐっ……!」
むにゅっと乳房を使って肉棒を押さえられる。垂れていく唾液や先走りでトロトロの胸の谷間は、絶えず棹をしごく。
「ん、じゅる……おっぱい、あひゅい……じんじんひて……とけひゃいそう………♪」
肉棒をしごきながらもエーデルは自分の乳肌に指を沈ませはじめる。揉みしだき、肉棒をこねる力がどんどん強くなって、いやらしい音が響き始める。
「くっ……エーデル先輩、激し……あぐっ!」
「じゅるるっ、ちゅる、んふ、ちゅるぅ♪」
リィンの呻きにエーデルは妖艶な笑みを深めていく。
「可愛いわ……じゅるる、ひょんな顔、ひゃれると、ちゅるぅっ、もっひょ、したく、なっひゃう……」
エーデルの責めは強くなる一方で、リィンは拒む事ができなかった。柔らかく熱いほどの乳肉の心地よさと、ねちっこく責めてくる口の快感によって目の前で火花が散り、身体に力が入らなかった。
「んぶっ、じゅる、おチンチン……ビクビクしへ……じゅるっ、射精しそうかひら?れるるっ!」
「は……いっ……そろそろ、限界……うっ!」
リィンの下腹部でくすぶる欲望の塊は今か今かと、猛り狂っていた。
「一杯、出して……じゅるるっ、ちゅうるるっ!」
リィンを絶頂させようと、エーデルの愛撫にどんどん熱がこもっていく。
「くぁっ……ぐぅっ!」
根こそぎ搾り取るように、しゃぶり、しごきあげて来るエーデル。リィンは駆けあがって来る射精欲は止められず、されるがままに、蕩けるような快感に身を任せるしかなかった。
「んぶっ、ぢゅるるっ、ちゅぶっ、んぐ、じゅる、じゅぞぞっ!」
「で、出る……ッ!」
「んぐぅっ……!んぶっ、んんっ、んむぅぅっ♪」
「うあっ!?」
口の端から溢れる程の精液がエーデルの口の中へと雪崩込む。快楽が神経の末端まで流れ込んだリィンの足腰がガクガクと痙攣する。
「う……くぅっ……!」
「ぢゅる、ん……んぐ、んぅ……♪」
リィンはただ快楽に身を任せて、溢れる精液を余さず彼女の口内に注ぎ込んでいく。
「んぐ……んくっ……こくっ……」
エーデルは口内でじっくり味わうように精液を嚥下させて満足げな表情をした。
「んくっ……こくっ……ちゅるぅっ。」
肉棒がようやく解放されると濃厚な精液は、リィンの肉棒とエーデルの唇をつなげるように、白い糸を引いていた。
「ごちそうさま♪熟したニガトマトとはまた違った美味しさだったわ♪」
「え、えっと……(褒められているんだろうか……?)」
エーデルの言葉を聞いたリィンは戸惑いの表情で答えたが
(うふふ、ご主人様?”されて”ばかりじゃ、その娘の表の顔を戻せないわよ?その娘の表の顔を戻したいのなら、ご主人様が犯さないと駄目よ♪)
「(―――!仕方ない……こんな事の為にだけは使いたくなかったけど……)神気―――合一!!」
ベルフェゴールの念話によって本来自分が何をすべきなのかを思い出し、自身に秘められる”力”を解放し、自分を束縛していた魔眼の効果を解いた。
「あら。フフッ、これでお揃いね♪キャッ!?」
”力”を解放して身体の自由を取り戻したリィンはエーデルを床に押し倒し、彼女を背後から襲った。
「ああんっ!もう、リィン君ったらせっかちなんだから。そんなにがっつかなくても、ちゃんとリィン君が満足するまで付き合うわよ。」
かなり乱暴に押し倒したにも関わらず、エーデルは余裕そうな様子で答えた。
「元のエーデル先輩に戻って貰う為に、裏の貴女には引っ込んでもらうぞ……!」
「フフッ、やれるものなら、やって―――ああっ!んはああっ、あ、ああ――ッ!い、いい、いいわっ!んはあっ、す、すごい!ああーっ、おチンチン……おチンチンいいっ!」
リィンは有無を言わさず、エーデルのヴァギナに勃起した肉棒を突き入れた。
「ひっ!ひああっ!あっ、あっ、ふ、深い!ん、んくうっ!お、奥っ、子宮の奥に……届いてるわっ!く、ふうんっ!」
肉棒をぐっと突き入れるとエーデルは抵抗するでもなく受け入れた。むしろ、待ち望んでいたと言わんばかりに彼女の子宮口は易々とこじ開けられて肉棒を子宮の奥に導いた後子宮口と膣壁が奥まで導いた肉棒を逃がさないかのように締め付けてくる。亀頭が子宮の奥をコツンと叩いただけでどろりと蜜汁が溢れ出し、雫がぽたぽたと床に落ちる。
「ああっ!は、はううんっ!い、いいわっ、いい、あ、あひいいっ!おチンチン!おチンチン、いいわっ!ふ、深いっ!いいのっ!くふうう!」
ぐいっと腰を突き出し、亀頭を子宮の奥に叩きつける。
「ひああああっ!?あっ、あぐっ、んぐふうっ、いい、あーっ、いいっ!いいのっ!おチンチン、子宮の奥、突かれて気持ちいいのっ!」
リィンはそのまま、ぐりぐりと奥へと突き入れるた後腰をぶつける度に揺れる豊満な乳房を両手でぎゅっとわしづかみをした。
「ああーっ!?く、はふっ!おっぱいも、いいわっ!んくううっ、ああっ、いいっ!」
喘ぎ声をあげ続けるエーデルに更に興奮したリィンは乱暴にエーデルの膣穴に肉棒を突き入れながら、両手で鷲掴みをした豊満な乳房の形を変えるかのようにぐにぐにと揉み始めた。
「は、はひいんっ!あ、あっひいっ!い、いいっ、あっ、ああーっ!いいのっ!あ、あっはあーっ!」
「早く元の先輩に戻ってくれ……!」
リィンは揉み続けているエーデルの豊満な乳房を跡が残る程強くぎゅうっと掴んだ後力強く肉棒を突き入れた。彼女の身体は、波濤に弄ばれる木の葉のようにガクガクと揺れる。
「ひうあああっ、ま、待ってっ!ああっ、待って!そ、そんなにされたらっ、お、おかしくなっちゃうわ!ひ、はあっ、は、はぐううっ!」
「おかしくなってくれた方が、元のエーデル先輩が戻ってきやすいんだ……!」
「く、ふはあっ!あ、あはああっ、は、あぐううっ!ひあっ、んくう、んあっ!」
本来のエーデルに意識を取り戻してもらう為にリィンはエーデルを激しく犯し続ける。
「あーっ、嫌っ!そ、そんな、激し、んぐっ、くっふううっ!あ、あひっ!はっひいいんっ!絶対、イカないんだからっ!んくむううっ!んはっ、はっ、はっ、あああん!」
リィンの思惑を知っている裏のエーデルは絶頂するまいと快楽をこらえている。
「はっ、はっ、はあああんっ!あ、あひああっ、ああ、くっはあんっ!あっ、あーっ!い、いいのっ!おチンチン、いいっ!もっとぉ!もっとおチンチンで奥ついてっ!はふううんっ!んあああっ、あ、あっひいいんっ!」
絶頂しないと宣言したにも関わらずエーデルの身体はガクガクと震え始め、同時にヴァギナと子宮口が収縮を始めた。絶頂に向けて加速している事を悟ったリィンは更に激しく腰を動かし始め、何度もエーデルの乳房をまるで母乳を搾り取るかのように強く鷲掴み始めた。
「ひああああっ!?んはああっ!ああーっ、いいっ!あ、あひああっ、く、くああっ!あっ、ああーっ!」
ヴァギナと子宮口がせわしなく痙攣し、収縮も速く、強くなる。
「ああああっ、あひいっ!ひあっ、あ、んああっ、ああっ、ダメ……くうん、だめぇっ!い、イクッ!イっちゃうっ!イクわっ!はああっ、あ、あひああっ、い、イク……んあああっ!イクゥゥッ!」
「う………くっ!」
エーデルの絶頂に合わせ、リィンは彼女の子宮内に精液を解き放った。
「あひああっ、あ、熱いっ!熱いのっ、あああっ、た、たくさんっ!は、入って……くるわっ!んはああっ!」
「う……あっ!」
リィンはそのまま大量の精液を子宮に直接注ぎ込め続ける。
「は、はひああっ!あ、あああっ!ま、まだ、まだ入って……来るッ!あ、んんっ!く、はああーっ!」
次々と注ぎ込まれる熱精にエーデルは歓喜の声を漏らしていた。
「う………くぅっ!」
「ひああっ、あ、あっはああああ……す、すごいぃ、中、いっぱいに、なってるわ、ああ、ん、くはああっ!」
「ふ、ううっ!」
最後に一際大量の精を迸らせるとようやく射精が終わり、射精を終えたリィンが肉棒を引き抜いた。ゴボッという濁った音と共に、愛蜜と精汁の混じり合った粘液が、エーデルの膣内から大量に溢れ出る。
「ん、ふぅ……ああっ……凄いわ、リィン君……私、もうリィン君のおチンチンなしではいられない身体に躾けられちゃったわぁ…………」
エーデルは息を切らしながら火照った顔で妖艶な笑みを浮かべてリィンを見つめていた。
(うふふ、あの様子だとまだ足りないようね♪多分、”全部”犯さないと駄目よ、ご主人様♪)
「(ううっ、わかっているよ……)―――そのまま動くなよ。」
「ひああっ!?あ、そ、そこは、ち、違うのっ!あっ、ダメ!だめぇっ!」
リィンは亀頭をエーデルのセピア色の裏菊にあてがう。
「すみません、エーデル先輩………!お願いですからこれで戻ってきてください……!」
「あ、あああーっ!く、苦しい!ひ、拡がるわっ!お尻の、穴がっ!ひ、ひぐううっ!あ、い、痛いわっ!や、やめてっ!そこはっ、入らないからっ!あ、あぐっ!」
「他の人達も入っているから大丈夫だ……ッ!」
「ほ、他の人達と比べないでっ!ひっ!?あっ!あぐううっ!んぐふううううっ!ふは、はっ、あはあああっ!あ、は、入ってるわっ!は、入ってるわぁぁっ!」
グブブブ……と、空気の抜ける音と共に肉棒が根元まで肛内に埋まる。リィンの下腹部が尻を打つと、エーデルはビクンと背を仰け反らせた。
「はーっ、はーっ、ふ、深いわぁっ!お、奥に、おチンチンが……っ!ん、ぐううっ!は、はふっ、んぐふううううっ!い、嫌、それ以上は……!?や、やめ―――あっ、あああーっ!」
エーデルがか細い悲鳴を漏らす中、リィンはそれを無視して抽送を始めた。エーデルの抗議の言葉は喘ぎの中に消えていく。
「それじゃあ、動くぞ……ッ!」
「や、やめて……それ以上は……さ、裂ける、裂けちゃうわぁっ!ふ、ふっぐうううっ!や、やめてっ!く、あはああっ、あっはあんっ!は、はぐうっ!あ、あひいっ!ふひああっ!」
エーデルが―――エーデルの肉体がアナルセックスに慣れて来た所で、リィンは抽送をわずかに緩めた。
「はーっ、はーっ、は、はふああっ!あっ、あぐっ、んぐふううっ!はっ、はっ、はふ……あっ、あああーっ!ふああっ!?また、激しくっ!あ、あああ―――ッ!」
そしてエーデルが息を整え始めるとリィンは激しく腰を使い始めた。エーデルの口から苦悶と喜悦の混じった呻きがこぼれる。
「は、はひいいっ!あ、ああーっ!だ、だめっ、んぐううっ!い、いやぁっ!それ以上はっ!あ、あふ、あふううーんっ!」
リィンが抽送を速めると、エーデルの口からは明らかに悦びの喘ぎが漏れた。
「くっひいいっ!は、はひああっ!んはああっ。あっ、あっ、くはああっ!あ、ああーっ!い、いいっ!深い”太くて硬いおチンチンいいっ!」
抽送が速度を上げるにつれ、エーデルは狂ったようによがる、自ら腰を振りたて、括約筋で肉竿を擦り上げる。
「お、奥!奥に来てるわっ!はあんっ!おチンチンが、奥にっ!い、いいのっ!いいーっ!」
(うふふ、ご主人様?そのまま腸壁越しに子宮を突いてあげなさい♪そうしたら、早くイカせる事ができるわよ♪)
「……ッ!」
「あーっ!い、嫌、だ、ダメっ!それだめえっ!つ、強すぎるわっ!くはああーっ!」
ベルフェゴールの助言通り腸壁越しに亀頭で子宮口の辺りを叩くとエーデルの反応が激しくなる。肛穴を抉られながら、更に子宮口を叩かれるという二重の快感に彼女の身体がガクガクと震え始める。
「はーっ、はーっ!あ、ああっ!だ、ダメ……も、もうイク!イっちゃうのっ!は、はぐっ!あ、あふううんっ、は、ああんっ!こ、これ以上は我慢、できないわぁっ!」
「クッ……!出る……ッ!」
「ひあああっ!あ、あああーっ!熱いぃっ!せ、精液熱いっ、熱いのっ!く、はふうううっ、んああーっ!あっ、あっ、あぐううっ!」
エーデルの絶頂と共にリィンは彼女の肛内に射精していた。精汁が迸り、その一滴一滴が腸壁を打つたびに彼女の身体がガクガクと跳ねる。
「い、いいっ、あああーっ!いいっ、イクのっ、あひああ――――ッ!」
「クッ……(まだ足りないのか……!?)」
強烈なアナルセックスを経験してもなお、戻らないエーデルを見たリィンは肉棒を引き抜く。
「んはああっ!あーっ、く、はっ、はふうう、んああ……はふ……んはふうう……!」
肛穴は、洞穴のようにぽっかりと口を開けており、そこから彼女が呼吸するたびに腸液と精汁の混じった粘液がゴボゴボと逆流してくる。やがて、すっかり広がっていた菊門もゆっくりと閉じていき、粘液の逆流も収まった。
「あ、あぐうう……んんっ、まだ、お尻に何かはいってるみたいな感じが……く、はっ、はっ、はふうんっ!」
未だ元に戻らないエーデルを見たリィンは何としても本来のエーデルの自我を取り戻さなくてはならないという衝動に突き動かされ、再び肉棒を彼女の秘裂にあてがう。
「ひっ!?ま、まだ!?まだするの!?ああっ、い、今イったばかりなのにっ!そ、そんな!や、やめて!」
「俺が満足するまで犯されていいって言ったのは、そっちだろう……ッ!」
「んはああ―――ッ!?あっ、あひあああっ!んくううっ、くはああんっ!い、嫌……ああああんっ!」
リィンはエーデルの心配を余所に、無理矢理肉棒をヴァギナに捻じ込んで子宮の奥まで挿入した。
「は、はいいいっ!か、感じるっ!感じちゃうわっ!おチンチンいいっ!気持ちいいっ!んあああっ!して……おチンチンで、子宮の奥、突いてぇっ!」
エーデルはリィンが動き出さないのに焦れて自ら腰を振り始める。彼女が充分に焦らされた所で、リィンはいきなり大きな動きで抽送を開始した。
「は、はいいいいんっ!あ、ああっ、い、いいっ、んくっはあああっ!いいのっ!おチンチン気持ちいいっ!ああっ、い、いいっ!もっと、してぇっ!」
エーデルはよがり狂い、リィンの動きに合わせて淫らに腰を振る。そのリズムをわざとかき乱すように、リィンは突きこみに角度を付け、肉竿で子宮内を擦り上げる。
「あ、あひあっ!す、すごいぃっ!おチンチンすごい、気持ちいいっ!はひああっ!は、はぐっ!あ、あぐうっ!」
エーデルは卑猥な言葉を吐き散らし、それでも浅ましく腰を使う。
「ひ、ひぐっ!んぐうううっ!は、はふううん、んああっ!あ、ああーっ!く、はあっ!は、はひっ!あ、あひいいっ、い、いいのっ!ああっ、おチンチン、気持ちいいっ!」
あまりにも興奮が長く続き過ぎたために、エーデルは簡単に性悦が惹起される状態になってしまった。
「あ、ああっ!?お願い、イカせてっ!また、精液一杯、子宮に出して、イカせてっ!」
「…………ッ!」
「ふひああああっ!あっ、あうああああ―――ッ!んはっ、はああんっ!ああっ、い、いいっ!き、気持ちいいのっ!」
「く……ッ!」
よほど快感が強いのか、彼女のヴァギナと子宮口は肉棒にねっとりと吸い付いて来る。注ぎ込まれるであろう精汁を、今か今かと焦がれているかのようだった。
「は、はふううんっ!あ、い、いいっ!もう、ダメぇっ!はああんっ!イク、イクわぁっ!」
「出る……ッ!」
「ふっはあああ――ッ!あっ、あっ、んくあああーっ!あああっ、は、はああんっ!は、はふうううんっ!」
エーデルが絶頂する。ヴァギナと子宮口が激しく、強く収縮し、ポンプのように精汁を吸い上げる。
「う、ああっ!?」
「ふああっ、入ってるぅ!あっ、ど、どんどん入ってくるのっ!あ、熱くて濃い精液がっ!た、たくさん入って、あっ、あふあっ!んはああっ!は、はいいいっ、んひあああっ!」
肉棒が子宮内で脈動し、ドクドクと白濁液を噴き上げる。その度に、同じリズムでエーデルの身体が大きく跳ねた。
「んひああっ!あ、熱い!中、熱いのっ!あっつ、ああっ!や、灼ける”子宮、や、灼けちゃうわぁぁっ!」
次々と噴き上げる濁精に、彼女は喜悦の悲鳴を漏らす。
「あはあああっ!は、はふううんっ!は、入って……くるっ!入って、んんっ、く、来るうぅっ!んはあああっ!」
精液を一端放ち終えたその時、銀髪赤眼だったエーデルの髪と瞳は人間だった頃の色に戻った。
「はーっ、はーっ、はぁ……う、んんん……あ、う、んんっ!?あ、あれ……!?わ、私……ええっ!?」
表の自我が戻った事でようやく正気に戻ったエーデルは自分の状態に気付くと驚きの表情で声をあげた。
「ク……ッ!まだ、まだ……だっ!」
するとその時再びリィンが腰を動かし、更にエーデルの豊満な乳房を両手で鷲掴みにしてぐにぐにと揉み始めた。
「え……んあぁぁっ!?ま、待って、リィン君……!私よ……!あぁっ!?はあぁんっ!リィン君やセレーネちゃん達が知ってる”私”に戻ったから、あ、んあぁあっ!?も、もう止めて……っ!あぁぁんっ!」
「もうその手には乗らないぞ……ッ!」
エーデルが既に正気を取り戻した事に気付いていないリィンはエーデルの嘆願を無視して、腰を再び動かし始めた。
「はひぁっ!?ひっ、あ――――――ッ!」
ゆっくりと規則正しいリズムで肉棒が出入りする。エーデルの粘膜が先っぽの太い部分でえぐられ、引っ掻き回される。今までの性行為によって既に膣と子宮が敏感になっていたエーデルは腰の動きが緩いにも関わらず喘ぎ声をあげた。
「あぁんっ!おっぱいがっ、あっ、あぁっ!!」
ギュムっと、両方の乳首が軽くつねられ、形が変わるほど胸を揉まれたエーデルはビクンと身体を仰け反らせた。
「あぁっ、あふっ……おね、がいぃ……あぁっ、もう、やめてっ……あふぁっ……だ、だめっ、あっ、んんっ!!」
ほとんど接点のなかった男性であるリィンに胸を揉まれまくり、ファーストキスを奪われ、膣穴も尻穴も全て犯され、更に何度も子宮に精液を出された。
「リ、リィン君……ああっ!?」
しかし天然で穏やかな性格をしているエーデルは自分を助ける為とは言え、自分の貞操を全て奪ったリィンに対して憎しみも怒りも湧かず、ただ全身から感じる快感に必死に抗おうとしていた。
「あはぁっ、んんっ……あふっ、あっ、深いっ……あぁっ!そこ、突かないでっ!」
子宮の奥に肉棒の先が触れるたび、エーデルの身体は強制的に震わされる。そしてその直後に、抗いきれないほど強烈な快感が押し寄せ、エーデルの理性を溶かしていく。
(あ、あの〜……そろそろ止めた方がいいのではないでしょうか……?あの様子ですと元のエーデルさんに戻っているようですし。)
一方既にエーデルが正気を取り戻している事に気付いていたメサイアはリィンの行動を制止するべきと思い、ベルフェゴール達に提案したが
(うふふ、何を言っているのよ?今、一番面白い所なのよ♪)
(ふふふ、同感です。それに今の彼女はご主人様の”使い魔”なのですから、ご主人様の”使い魔”になる者としての洗礼と躾けをまだ受けていませんので、このままご主人様が満足するまで犯されるべきかと。)
(せ、”洗礼”と”躾け”って……)
(ま、まあ早い内に体験していた方がいいかもしれないわね。リィンって、何度もして精液をたくさん出さないと満足しないし。)
(……そうですね。性欲旺盛で絶倫なマスターの使い魔になったからには、いずれ彼女も私達同様マスターの性欲処理の為に何度も不埒な事をされる事になるのですから、今の内に体験して慣れた方がいいかもしれませんね。)
(そ、それは……)
リィンの様子を面白そうな様子で見守っているベルフェゴールとリザイラは勿論、アイドスやアルティナまでも制止する事に賛成の様子を見せず、更にアイドスとアルティナのある意味正論と言ってもおかしくない暴論に反論できなかったメサイアは大量の冷や汗をかいて表情を引き攣らせながらリィンに犯されるエーデルを見守っていた。
「あっ、んくぅぅうううっ!?リィン、君ッ、あぁっ!あひっ、もうっ、私っ……あぁっ!!」
子宮の奥を突く肉棒が痙攣を起こしている事を感じたエーデルは射精が近いと察する。
「戻って来て下さい、エーデル先輩………ッ!」
獣のように犯していながらも、自分を案じているリィンの様子に嬉しく感じたエーデルは思わず大きな声で喘いだ。
「あっ、あぁんっ!あぁっ、リ、リィン君っ!わ、私、もうっ!」
「……ッ!」
エーデルの喘ぎ声を聞いたリィンは腰の動きを速くし、揉んでいる両手に力を入れてぎゅうっと何度も鷲掴みをし始めた。グチュグチュと膣穴を引っ掻き回される度に、子宮の中に溜まっていた精液が愛液と混じってボタボタと滴り、エーデルの太ももから垂れ落ち続ける。
「ま、また出る……ッ!」
「んっ、あぁぁんっ、いやぁぁっ、だめっ、中は、だめぇっ!赤ちゃん、できちゃうわっ!んあぁぁぁっ、だめぇっ、はあぁぁぁぁぁぁぁっ!」
強い射精感を感じた後母乳を搾り取るかのように両手でぎゅうっと豊満な乳房を強く鷲掴みをしながら勢いよく腰を叩きつけて子宮奥を亀頭で突くリィンにエーデルは言葉とは裏腹にリィンに向かってお尻を突き出し、あられもない声をあげつつ、子宮奥を思い切り突き上げられて絶頂した。
「あぁっ!?ひっ、あ――――――――ッ!!」
再びエーデルの子宮に大量の精液が凄まじい勢いで射精され、エーデルの子宮を精液で満たし、子宮に残っていた古い精液は子宮に入りきらなかった新しい精液と愛液と共に肉棒に貫かれている秘所から滝のように溢れだした。
「あ、あ……お腹の中にリィン君の精子が、いっぱい……赤ちゃん……できちゃうわ……」
中出しされた事にエーデルは呆然としながら、身体を激しく痙攣させていた。
「ク……ッ!まだ、戻らないのか……ッ!」
「えっ!?んくぅっ、もう、もうっ……んんぁぁっ、やぁっ、もうやめてっ、あぁぁっ、いやぁっ、いやぁぁああああっ!」
そして快楽を目的としない、その行為をリィンは幾度となく続けた。
「もう、無理だっ……さすがに、これ以上はっ…………先輩、戻って来れましたか?」
大量の精液を射精した事で元の姿に戻り、挿入していた肉棒をお尻だけが突き上げられた状態のエーデルから抜いたリィンがエーデルに問いかけると、エーデルはゆっくりと瞼を開いた。幾度となく繰り返された射精で、子宮内を圧迫していた精液が、どろりと垂れ落ちて来る。
「ハア、ハア…………やっと、終わったのね……もう……リィン君ってば絶倫すぎよ……しかもこんなにたくさん中に出しちゃって…………今ので本当に赤ちゃんができちゃったら、どうしてくれるのかしら……?」
秘所から精液を滝のように流し続けるお尻を地面に下ろしたエーデルは責めるような視線でリィンを見つめた。
「えっと………その……いつから戻っていたのですか?」
目の前のエーデルが本来のエーデルである事に気付いたリィンは自分が本来のエーデルも犯した事に気付いてしまい、表情を青褪めさせて尋ねた。
「途中で元に戻ったから”もうやめて”って、何度も言ったわよ。それなのにリィン君ってば、無視して何度も私の中に出して…………ひどいわ。」
「す、すみません!全く気付きませんでした………!」
「…………とりあえずまずは、私が”いい”って言うまで後ろを向いて。服や下着を着るから。」
「は、はい……ッ!」
そしてエーデルに言われたリィンは慌てた様子で脱いだ自分の下着とズボンを回収し、エーデルに背を向けながら脱いだ下着とズボンを穿いてエーデルが服や下着を着終えるまで冷や汗を滝のように流しながら待ち続けた―――――――