〜第三学生寮・リィンの私室〜
「………そろそろ休むか。」
自室で授業の復習をしていたリィンは明日に備えて休む為に制服を脱いでベッドに入った。
(………眠れない……?何でだ……?今日は”あんな事”があったせいで体はかなり疲労しているはずなのに………眠くなるどころかむしろ、目が冴えてきたな………それにどうしてこんなにも身体が熱いんだ………?)
ベッドに入ったが一向に眠れなかったリィンは自分の身体の状態を不思議に思った。するとその時リィンの体に異変が起こった。
「う……くっ……(なん……で……こんなに興奮しているんだ……!?もしかして”あの力”が暴走しているのか………!?)」
下半身から感じる苦しさに呻き声を上げたリィンは自分の下半身を見て、自分の肉棒が強烈な勃起をしている事を見て、戸惑っていた。
「――――兄様、エリゼです。起きてらっしゃいますか?」
「エ、エリゼ!?」
その時扉の外からエリゼの声が聞こえ、エリゼの声を聞いたリィンは驚き
「起きてらっしゃるようですね。それでは、失礼します。」
リィンの声を聞いたエリゼは部屋に入って来て扉を閉め、念の為に扉の鍵を閉めた。
「ど、どうしたんだ、エリゼ。こんな夜中に………しかも寝間着姿で………うろつくなんて………感心しないぞ…………う……ぐっ………(―――!?何を考えているんだ、俺は!エリゼは妹だぞ!?)」
部屋に入って来たエリゼに声をかけたリィンだったが、寝間着姿のエリゼを見た瞬間レンの暗示によって勃起し続けている肉棒が更に固くなると同時に目の前の妹を襲いたいという欲求にかられたが、すぐに我に返って必死に興奮を抑えようとしていた。
「……………………」
一方レンからの話によってリィンの状態が今どんな状態であるかを把握していたエリゼは何も答える事なく頬を赤らめてその場で寝間着を脱ぎ始めた。
「エ、エリゼ!?一体何を………!う……く……っ!?」
「兄様…………今……楽にしてさしあげますね………」
「く、来るな、エリゼ……!俺が俺である内に……早く部屋から出ていってくれ……!」
寝間着を脱ぎ終え、下着姿になったエリゼはリィンに近づき、近づいて来るエリゼをリィンは必死に視線を逸らして警告したがエリゼはリィンの警告を聞いていないかのように、ゆっくりとリィンに近づいてリィンが被っている布団をはがした。
「あ…………」
「……っ!!す、すまない、エリゼ……!みっともないものを見せてしまって……!」
勃起している自分の肉棒を見て目を丸くしているエリゼの視線に気づいたリィンは慌てて両手で勃起している肉棒を隠した。
「兄様…………」
「エ、エリゼ………?」
そしてエリゼはゆっくりとベッドに腰かけてリィンとの距離を縮め、エリゼに至近距離で見つめられたリィンの身体はまるで意志を持っているかのように動き、リィンはエリゼの小さな唇に自分の唇を重ねた。
「え………ん………」
兄からの突然のキスにエリゼは驚きながらも受け入れ
「(……っ!?俺は何を……!?)エ、エリゼ……!これは……その……っ!」
エリゼとキスをしている最中にすぐに我に返ったリィンは慌ててエリゼから離れて言い訳をしようとした。
「嬉しい……!兄様からキスをしてもらえるなんて、夢みたいです………!お礼に次は私からしてさしあげますね……んっ……ちゅ、んむ、んふ……ちゅ………」
妹の可憐な顔がすっと近づいてきてそのまま唇が触れ合う。
「もっと………してさしあげます………」
幸せそうな表情で微笑んだエリゼはキスを繰り返す。
「ちゅぅ、ん………あむ……ちゅ………んっ……ちゅ……ふぁむ……ちゅ。」
触れては離れてを繰り返し、少し熱っぽくなった吐息がリィンの頬をくすぐる。
「あぁ……ん、んちゅる……ふぁ、んっ………んんんっ……ちゅ、んんっ……ふっ………」
心の奥底から望んでいた愛する兄とのキスが実現した事で引き金がひかれたかのようにエリゼは躊躇いなく何度もリィンとキスをした後ようやく顔を離した。
「ふふっ………どうですか、兄様?私の唇の味は。」
「エ、エリゼ……は、早く離れるんだ……こんな事、兄妹同士のスキンシップじゃないぞ……!」
「……む。」
リィンの言葉を聞いて頬を膨らませたエリゼは再び顔をリィンに近づけてきた。そのまま、紅い舌をちろっと見せつつ、唇と唇を重ね合わす。
「はぁっ、んちゅ……ふっ……んんっ……ちゅ……ちゅるる、んっ……ふっ……あ………」
エリゼの熱い吐息が口の中へと充満していく。エリゼとのキスにより男としての興奮を感じると共に心から大切にしてきた妹とキスしている背徳感を感じていたリィンの心臓が一気に高鳴り、リィンはエリゼのペースに引っ張られるように、がっついた。
「んんっ!んちゅ、あ……んんっ、ふぅんっ……!兄さ……んん!んっ、んふっ……ちゅぷぷ……ああっ……んちゅ、んく……んふっ……あ……んむ……んんっ!」
リィンのキスの嵐にたじろぎながらもエリゼは幸せそうにもっともっとと唇をねだった。
「んんっ、んんぁ、ふぁんっ、ちゅるるっ……ああ……ちゅぷん、んふ、んっ……フフ、これで兄様も私に文句を言えませんね?」
「……っ。」
悪戯っぽく笑みを浮かべたエリゼに視線と潤った彼女の唇を見たリィンの鼓動は高鳴った。
「兄様………もっと、私とキスをしたいですか?」
エリゼの誘惑にリィンは生唾を飲んでエリゼの唇に視線を向けた。
「ふふっ……わかりやすい反応ですね……それじゃあ……」
ゆっくりとエリゼが顔を近づけてくる。
「んふっ……ちゅ、んっ、んんふっ……」
唇の柔らかく湿った感触に胸が高鳴る。
「ちゅ、んん、ちゅるる、んぷ、んふっ……んんっ、んん!んく、んんっ、んっ……」
エリゼはときおり肩をひくつかせ、息を荒げながらも、口づけをやめようとしない。
「んんんっ……あ、んちゅ、ちゅぱ、んんっ!兄様……んちゅ、ふあっ、ん、んんっ!」
「エリ、ゼ………」
「んっ!ちゅぱ、んぷ、ちゅぷぷっ!んんっ、ちゅ、ちるる、ちゅっ……」
まるで唇を押し付けるように、エリゼはリィンの身体を引き寄せる。リィンもまたエリゼの求めに応えるようにして、エリゼの腰を抱き寄せた。
「んんっ、ん、ああ、んちゅ、ちゅううっ……はあ……はぁ……ん……………兄様。私とのキス、興奮、しているんですよね?こうやって……兄様が私を抱き寄せてくれたのですから……」
「……っ!」
エリゼに微笑まれたリィンは思わずエリゼから視線を逸らした。
「それじゃあ……そろそろ……こちらもしてさしあげますね……」
リィンの反応を嬉しく思ったエリゼはリィンの寝間着のズボンに手をかけると一気にズボンと共に下着を下ろし、肉棒を露わにした。
「……こ、これが……兄様の………」
一瞬だけ、リィンの肉棒を見て驚愕の声を漏らしたエリゼは肉棒を見つめたまま固まった。肉棒を掴む手は、指が細いせいか少し冷たく感じた。
「大きい、です……先っぽから、お汁が垂れてます……やっぱり、ここが辛いのですね………その、殿方は確かここを……舐めれば、気持ちよくなるのですよね?」
「あ、ああ……」
媚薬やレンの暗示、そしてエリゼとのキスによる相乗効果によって理性がほとんどマヒしているリィンはエリゼの問いかけに思わず頷いた。
「兄様のお……おちんちん……私が楽にしてさしあげますね……」
そう言い放ったエリゼは肉棒を握った手に力を入れた。濡れた赤い舌を差し出し、ぺろりと先走りを舐める。
「んっ……ちゅる、んん……ちゅっ、ちゅっ、れろっ……」
それからゆっくりと裏筋を舐め上げていく。
「ちゅる……んっ、ふっ……ぺろ、ちゅっ……んちゅ……ん、んんっ……ちゅるっ、ちゅぱっ……」
「う……く……ッ!?」
妹の淫らな行為を止める事なく受け入れ続けたリィンは肉棒から感じる快感に呻き声を上げた。
「兄様……気持ちいのですね……もっと、もっと気持ちよくしてさしあげますね……ん……ちゅっ、んっ……ちゅるちゅるっ……んんっ!ちゅっ……んちゅ、ぁん……ちゅるっ……れろ……」
自分の奉仕によって兄が快感を感じている事に嬉しさを感じたエリゼはぎこちない舌遣いながらも、積極的にリィンの肉棒を舐め続けた。
「んはっ………んんっ、ぁんっ、あっ……ちゅる、ちゅぱ。」
ずっと大切にしてきた清楚で可憐な妹が必死に自分の分身を舐め回す状況にリィンの肉棒の硬直が増していく。
「ちゅ、ちゅる……んんっ、ちゅ……ぺろ、ちゅっ。しゅごい……溢れてきます……」
どくどくと流れ出る先走りをエリゼは舌ですくうようにして、舐め上げていく。
「……ちゅるっ、んん……あっ、んんっ……」
生暖かい唾液を塗り広げるようにしながら、裏筋をしつこく攻め立てるエリゼ。
「ここ、良いですか……?ふふ、兄様、反応してます……んんっ。じゃあ、もっとしますね……はぁっ……ちゅる、ちゅりゅっ……ちゅっ、ちゅるる……!」
敏感になっているカリ首を丁寧に刺激するエリゼの行為にリィンの一物がピクピクと喜ぶと、エリゼは嬉しそうに目を細めた。
「ちゅうっ……ちろっ、ちゅるるっ……!はあっ……ぺろ。ぴちゅ……ちゅるっ、んっ、ちゅるっ、れろっ………んん……はあ……はあっ……兄様……私、今……兄様のおちんちんを、舐めていたんですね……はあっ……でも、もっと、もっと、気持ちよくしてさしあげたいです……」
エリゼは肉棒を掴んだ手を動かしながら喘ぐように言った。上下に擦られるたびに、リィンの耳にまとわりつくような水音が響く。
「もっと、もっと……淫らになっても……いいですよね……」
そう言ったエリゼは口を大きく開けると―――
「んんっ……はむっ、んんっ!じゅるっ……んんっ、ちゅう、ちゅる……じゅぽっ。」
その小さな口で、肉棒の先端を咥えた。
「あむ……ふっ、んちゅ、んむっ……!ふぁ……ちゅる、じゅっ、ちゅる、むあっ、んんっ……じゅるっ、じゅるるっ!」
「うあっ!?」
頬がぺったんこになるくらい、強く吸われたリィンは耐えきれず、身体をビクンと痙攣させて声を上げた。
「はむ……あふっ……うんっ、んんっ、ちゅっ……ちゅぱ、あふっ……」
エリゼは股間に顔をうずめるようにして、頭を動かす。先端はすでに喉の奥まで達していた。
「エ、エリゼ……その……もう、いいから……」
エリゼの喉の奥まで肉棒が達している事を肉棒越しに感じたリィンは僅かに残った理性で、自分から離れるように言った。
「んっ、あっ!ふあっ……じゅるっ、ちゅっ、じゅるるっ、はむっ、ふっ……ぁんっ……ちゅぱ、じゅる、ちゅっ……んんっ!」
しかしエリゼはリィンの言葉を無視して奉仕を続けた。ぎゅっと竿を締め付けられ、今まで以上の快感が走る。
「んちゅ……んちゅ、ちゅる……ちぅ、はぁ……ん、ちゅるちゅる、んふぅ……じゅ、じゅるるっ、ちゅうっ!」
続けざまに、エリゼはカリを唇で挟んで吸い上げる。
「……ダ、ダメだっ!エリゼ、出るっ!」
「……ふあっ!?」
ついに耐えきれなかったリィンはエリゼの口の中に思い切り射精した。
「ふああああぁぁぁんっ!」
弾けるような勢いで、白濁液がエリゼの口内を犯していく。リィンの身体は貪欲で本人の意志とは逆に、腰を振り一滴残らずエリゼの口内に快感を注ぎ込もうとする。
「あうっ……むっ……ふうっ………」
エリゼは竿を頬張ったまま放心しているのか、動き出す気配がない。精液が口の端から、トロトロと流れていく。
「……エ、エリゼ!?すぐに吐き出すんだ……!」
射精をしたことで理性が僅かに戻って来たリィンは顔色を変えてエリゼから離れるように言ったが
「……ごくん。」
エリゼは口の中にあった精液を飲みこんだ。
「はあっ……はあっ……に、兄様……」
しばらく、肩で息をするように喘いでいたエリゼは荒い息と、とろんとした顔でリィンを呼ぶ。
「兄様の精液……いっぱい出ましたね……あっ……まだ、出てます……全部、舐めますね……」
「エ、エリゼ……もう、いいから……!」
「ん、ちゅぷ、はぁ……ぺろ、んんっ……」
リィンの意志とは逆に肉棒についた精液を舐め取り始めたエリゼはにっこりとリィンに微笑み、エリゼの微笑みに思わず見惚れたリィンはエリゼを止める事を止め、エリゼの行為を受け入れ続けた。
「んふふ……ちゅ、ぺろっ、あむむ……」
射精後で敏感になっている肉棒を、撫でるように舌で舐めるエリゼ。
「私の口で気持ちよくなって、あんなにたくさん出してくれるなんて……とても、うれしかったです。でも、もっと、もっと……気持ちよくなってほしいです。」
恥ずかしそうにそう言ったエリゼはおずおずと自分の下着に手を伸ばした。頬を赤らめてブラを外し、パンツを脱いでいく。脚を開いてリィンにまたがると、エリゼの頬はさらに紅潮した。
「……その、先に言っておきますね。……私、もう濡れているのです。」
「……え?」
「あの……そのっ……兄様とのキスや……兄様への奉仕で興奮して濡れてしまったんです……」
「……っ!」
エリゼの口から出た言葉を聞いたリィンから僅かに残っていた理性が崩壊して行った。
「兄様……大好きです。”家族”としてではなく、”一人の殿方”として大好きです……だから、私の想いが本物である事を証明する為に……私の純潔を……兄様に、捧げます。」
エリゼの僅かに膨らんだ胸に汗が流れていく、肉棒は硬いまま、脈動を続けている。理性が崩壊していながらもエリゼを大切に想う気持ちを失っていないリィンはエリゼの手を握った。互いの指の隙間を埋めるように。それから、どちらからともなく、互いの最も敏感な部分を重ね合った。猛った一物を、ゆっくりとエリゼの中に挿し入れていく。
「んっ!あっ!ああああっ……んんっ……ああっ、兄様から淹れてもらえるなんて……嬉しい……!」
エリゼの身体が震え、汗が跳ねる。
「……大丈夫か?」
リィンの頭の中はもはやエリゼとの淫らな行為をやめる考えはなかったがエリゼを気遣う心は失っておらず、先端を入れただけで苦しそうにしているエリゼに声をかけた。
「はあっ……ううっ、ふあっ……大丈夫です……痛くありません……」
その言葉を信じてリィンはエリゼの奥を目指して腰を動かす。
「はっ!あっ、ああっ……!兄様……お願いです……私に構わず……続けてください……!」
痛みで表情を歪めながらも自分を見つめるエリゼの瞳の奥に宿る強い意志を感じたリィンはエリゼの気持ちに応じようと、ゆっくりと動いた。
「ふあぁんっ!はっ……あっ、あっ、んんっ!ああっ、兄様……だ、大丈夫ですからっ……!くっ……あっ、ふっ……来て、下さいっ……!」
エリゼは自らもゆっくりと腰を沈め始めた。
「兄様の……凄く大きくて硬いですね……はぁっ……」
「エリゼ……後少しだ……っ!」
「ああああっ、ふっ、はあっ………あっ、くっ!」
エリゼの手に爪を立てるようにして、強く掴む。呼吸を合わせて、一気に奥まで肉棒を突きいれた。
「ふああぁぁぁっ!はあっ……あっ、はあっ………はぁ……はぁ……はぁ……」
繋がり合った部分から純潔を失った証である赤い血が滴り落ちる。
「はぁ……はぁ……にい、さま……」
息も絶え絶えに、エリゼは言葉を紡いでいく。
「私……本当に兄様に純潔を捧げる事ができたのですね……嬉しい……!」
「エリゼ………」
兄である自分相手に純潔を失った事に心からの幸せを感じ、涙を流して幸せそうな表情をしているエリゼをリィンは呆けた様子で見つめていた。
「あ………フフ、兄様ったら、手を強く握り過ぎです。まるで、兄様の方が痛かったみたいではないですか……」
エリゼに言われたリィンは慌てて手の力を抜いた。そして二人は少しの間そのままだったが、やがてエリゼが動き出した。
「お待たせしました………痛みもひいてきましたから…………兄様がもっと気持ちよくなれるように……動き……ますね……」
そう宣言したエリゼは小刻みに腰を動かし始めた。
「あっ、ああっ!んんっ……あっ、ふあっ!んっ、ふっ、あんっ……ふあっ、ああっ!」
エリゼの膣肉は、ぎゅっと竿を締め上げた、リィンは肉棒から感じる快感のまま、身をゆだねた。
「あんっ!兄様のが……奥っ、奥までっ!」
エリゼは痛みを振り切るように、激しく奥に打ちつける。肉がぶつかり合う音が生々しく部屋を中を響かせる。
「ああっ!いいのっ、んっ……あっ!あっ、ひゃんっ!あんっ、あああんっ、熱いのっ、凄く!」
何度も何度も腰を落とす。
「んっ、あっ、ふあんっ、大きい……あああっ……!兄様の、お、おちんちんっ……とっても気持ちいいですっ!」
自分を気遣ってわざと言っているのかと思ったリィンだったが、エリゼの乱れた姿を眼前にして、頭の中でばちっと火花が散った。
「エリゼ……ッ!」
リィンの分身が意志を持ち、狭い膣肉を貪るように進んでいく。
「ひゃうっ!あんっ、ああっ!もっと、もっと、気持ちよくなってください……私も、兄様と一緒に気持ちよくなりたいです……」
リィンは腰を動かして自分の分身でエリゼの奥まで探り、突き上げる。律動が強まると、結合部からどちらのものとも知れない体液が飛び散る。
「あんっ……んんっ、あっ、あっ、あああっ……私の胸で……よろしければ……好きなだけ……揉んでください……」
自分の上で生まれたままの姿になって肉棒と繋がる腰を振るエリゼの扇情的な姿に興奮したリィンは両手をエリゼの胸へと添えてそのまま何度も揉み始めた。
「あああっ、ふあっ、やんっ、はっ、んんんぅ……っ……兄様の、おちんちんが、私の中で擦れてっ、ひゃあんっ!」
エリゼの扇情的な光景を見せつけられ、エリゼの口から出た卑猥な言葉を耳にしたリィンの身体の隅々から欲望が肉棒に集まってきた。
「ふぁっ、んっ、あぁん……ひゃっ、あっ、あっ、ああっ……!そんなに、されたら、私、私……あ!」
リィンはエリゼの肉の壁を擦りあげるように動くと今度は激しく天井を目指す。
「あはっ、ふっ、あっ、んあっ!」
奥と先端がぶつかり合うたびに、エリゼの花咲く場所から、とろとろと真っ赤な血と混ざりあった複雑な色を成した蜜が零れ落ちる。
「ふあっ、あっ、あああっ………む、胸……もっと強く……ああっ、んくぅ!」
「ああ……っ!」
目の前のエリゼの姿に耐えられないリィンは両手でエリゼの胸を揉む力を強めながら内部を貪るようにえぐる。
「ああっ、ああんっ、ふああっ……あっ、あっ、んんっ……!」
肉棒にまとわりつくように膣壁が動く。リィンは抵抗を跳ね除けるように意識して、最も深い場所を叩く。
「ひゃあっ、んっ、くあっ、やあっ……す、すごいです……」
モノを奥まで突き挿し、すぐに腰を引く。そして再びねじ込む。
「は、激しいですっ……ふあっ、ああんっ、奥にっ……兄様のおちんちんが、当たってますっ……!兄様のおちんちん、ああっ、あっ、ひぃん……また、おっきくなってますぅ!ふあんっ、はあっ……お腹がはちきれそうです……」
エリゼの言う通り更に質量を増したリィンの肉棒はエリゼの秘部に押し込むと、少しだけエリゼのお腹の形が変わる。ぽこっと、下腹部が膨らんだように見えた。
「……まだ痛むのか?」
「いい、え……!痛く、ないどころか……気持ちいいですっ!私……初めてなのに……ああっ、もうこんなに、ぴくぴくしちゃってますっ……!はあっ、ふあ、ひゃうっ!私、幸せです……!兄様がたくさんっ、たくさんっ、私の事を女性として求めてくれるから……っ!はぁんっ、あっ、ふあああっ、ああんっ!」
快楽を求めるエリゼは誘うように腰をくねらせる。角度をつけ、先程までとは異なる動線で中に侵入すると、飛び跳ねるように悦びを表現した。
「兄様、私、もう、我慢できません……!早く……出してください……!兄様の……たくさん出してくださいっ!ふあああっ、あっ、ひゃうんっ……!白くて、温かい、精液……っ!」
エリゼの張り詰めた太ももが、ガクガクと震える。
「兄様の子種、私の中にほしいですぅ……あんっ、あっ、ふああっ、ああんっ……!兄様に……種付けされたい、です……っ!んぁっ、ひあっ、ああっ、ああああっ……!お腹、響いて……!くあっ、やっ、はぁっ、んっ、ううっ、ひゃうっ!」
ビートを刻むようにぴくぴくと反応する秘部が愛おしくて、さらに肉棒は猛っていく。
「エリゼ、本当に……出していいんだな……っ!」
男の本能のままにエリゼの奥を突き続けたリィンの頭の中にはずっと大切にしてきた妹に種付けするという興奮や背徳感で更にリィンを欲情させ、妹であるエリゼを抱いてはいけない事等の理性は完全になくなっていた。
「はいっ……!私の中に、好きなだけ出してくださいっ!はうんっ!あああっ、うぁん、はあっ、あっ、あーっ!熱いですっ!奥が……しゅごく熱いですっ!」
膣肉はとめどなく痙攣を繰り返し、それを見たリィンはエリゼも終わりが近いと悟った。
「エリゼ……出すぞ……っ!」
「はいっ!あうんっ、くあっ、ああっ、ひぅんっ!たくさん、出してくださいっ!ああ、んんんっ……!もうダメっ、ダメぇぇぇぇっ……!」
エリゼは叫ぶように喘ぎ、リィンは一番奥まで肉棒を突きいれる。
「う……く……エリ、ゼ……ッ!」
肉棒から感じる子宮口の感触と膣肉の締め付けによってついに我慢の限界に来たリィンは募った欲望をエリゼの中へと一気に解き放った。
「ふあああああああああああああああんっ!」
エリゼの身体は大きく反り返ると、そのまま雷に打たれたように固まった。肉棒は、白濁液を注ぐことをやめない。
「あああっ……凄く、熱いですぅ………兄様の……私の中で、まだどくどくしてます……」
エリゼは幸せそうな表情で愛する兄の射精を受け入れ続ける。未だ名残惜し気に、花弁の浅い部分が伸縮を繰り返す。
「はあっ……はあっ……私、兄様と、本当にセックスをしちゃいました………私と、兄様はお互いに……気持ちよく、求め合えました……私は、満足ですけど……兄様は満足してくれましたか………?」
「……いや……まだだ……っ!」
「えっ!?」
リィンはエリゼのふとももを掴み、押し倒すようにして姿勢を変える。
「きゃあっ!ふああっ、あっ、あっ!」
エリゼの身体を折り曲げるようにして、大きく脚を割り開いた。
「さっきはエリゼにしてもらったからな……今度は俺の番だ……っ!」
そう言ったリィンはエリゼの返事も聞かずに動き出す。
「はうっ……!」
一番奥に打ち付けると、弾力のある壁に押し返されたがめげずに、何度も往復する。
「はんっ、はぁっ、あっ、あああっ……!あっ、ひあああっ……!奥に、奥に当たってますっ……とても深いところまでっ……!」
リィンは体重をかけて、さらにエリゼの深い場所を狙う。
「あんっ!私の奥に……っ!兄様のおっきくて、固い、おちんちんが、来てます……!はうっ、んんっ、ふああっ……とても、気持ちいいですっ!」
肉棒の先端が、こつんこつんと子宮の入り口に当たる。その感触が堪らないリィンは腰を動かして何度も先端を子宮の入り口に当てた。
「ああっ、そこっ、奥に……兄様の先端が、ごつごつって……ひゃうんっ!ひあっ!やぁん!当たって、気持ちいいですっ……!あああんっ!」
エリゼの反応もさることながら、油断をすると先に達してしまいそうになったリィンは趣向を変えて、円を描くように肉棒を動かす。
「くうっ……あっ、ひぅ………!あそこが……ぐちゃぐちゃって、大きな音がっ……ふああぁん!」
リィンはわざといやらしく、派手な音が出るように、大胆にエリゼの蜜壺をかき混ぜる。繋がり合った部分から先程の精液が溢れ出すのを見たリィンになんとも言えない快感と興奮が押し寄せてきた。
「ふあっ、あっ、ああああっ……!恥ずかしい……です……兄様……いやらしい……音、出すの、止めてくださいっ!」
理性を忘れ、男の本能のままに動いているリィンはエリゼの制止をよそに、喜びを与え続ける。
「そ、そんなに、かき混ぜないで、くださいっ!あっ、ふぁんっ!」
言葉とは裏腹に、エリゼの膣内は別の生き物のように動く。先程よりもしつこくリィンに絡みつく。
「あっ、あっ、あぁーっ!また、兄様の太くて硬いおちんちんで、いっちゃいますっ……!」
長くしなやかで美しいエリゼの黒髪は、ベッドの上でしどけなく乱れ、達したばかりで敏感な膣を擦りながらリィンはエリゼにささやく。
「また、いってくれ。先程のお返しにエリゼが気持ちよくしてあげたい。」
「はあっ、兄様……もっと、ずっと気持ちよくしてください……私の事、求めて、愛してください……もっと、ずっと……ずっと………」
ふとももに指が食い込ませたリィンは体重をかけ、素早いピストンを繰り返す。
「はうんっ、ああっ、ふあんっ、んっ、くあっ、ああっ、ひあああっ……!嬉しいですっ……凄く、激しくて……!ふあっ、んっ……ああっ、ああああっ!」
エリゼの口からは、絶えず甘い喘ぎ声が漏れ出る。リィンは覆いかぶさるように、更にエリゼの身体を押さえ込んだ。
「はっ、はぁん!あんっ、あっ、くはっ、はあああん!
無理矢理エリゼを犯しているような背徳的な気分に陥ったリィンは背中を駆け上る快感に感じ、更に動きを激しくする。
「ひあっ、あっ、あああっ……ふぁん!また、激しっ……!おちんちんが、ずんずん入って来てますぅ……!私の、いやらしいおまんこにっ!あっ、くっ、はあっ!」
局部からはぐぷぐぷと、くぐもった衝突音が聞こえる。
「気持ちいいか、エリゼ……?」
「ひぃん!ふあっ、やあっ、いいっ!とっても気持ちいですっ!さっきよりも、感じてて……ああああっ、またいっちゃいます……!
髪を振り乱して答えたエリゼの膣内は悲鳴を上げるように締め付け、脈動を繰り返し、リィンは動きを加速させる。
「また、速くなって……!ふあんっ!んんうっ、あふっ!あっ、あっ、あんっ!くっ、ああっ、あっ、ああん!」
中に入れたまま、奥に細かい振動を与える。
「んんっ、あっ、ひぁっ……兄様……私……もうっ……!」
限界が近いエリゼの秘部はリィンを放すまいと、執拗に締め付ける。
「もう、ダメ、ダメ、いけませんっ!奥から来てます……なにかが、来てっ!私、もうっ、ふあああああっ!」
燃えるように熱く、身体の芯が痺れるような感覚が広がっていく事で耐えきれないリィンは耐えきれないリィンは射精を告げる余裕はなかった。
「くっ………!」
「あ、あっ!ひあああああぁぁぁああんっ!」
ひときわ大きな嬌声とともに、エリゼは絶頂に達した。
「あはっ……はあっ……ひぁっ……はあっ………」
精液がエリゼの膣肉を満たしていく。
「ふっ、ああっ………また、出してくれたのですね……兄様の精液が、私のおまんこの中で暴れてます……」
蛇口が壊れてしまったかのように、白い液がとめどなく流れていくのを感じながらリィンはエリゼの子宮へと射精し続けた。
「あああっ……兄様にこんなにも愛してもらえるなんて……嬉しい………」
エリゼは幸せに満ちた表情を浮かべて呟き、リィンは僅かにおとなしくなった肉棒をエリゼから引き抜いてベッドに倒れ込んだ。
「はあ……はあっ……フウ………あ……兄様のおちんちん………汚れていますから、綺麗にしてさしあげますね………」
「エリゼ………?」
そしてうずくような声を出しながら、エリゼはリィンの股間に顔を近づけ、そのまま肉棒に軽く頬擦りをしてからついばむようにキスをした。
「んっ、ちゅ……ちゅっ……」
「くっ……!?」
敏感な部分に触れられたリィンはピリっとした快感に表情を歪め、そんなリィンに構わずキスを続けたエリゼは、ゆっくりと舌を伸ばした。
「んっ、はふ……ちゅ、れろ……」
「あ、くぅっ!」
「はぁ……んっ、ふ……あったかいです……ちゅぷ、ちゅ……それに精液の匂いもとっても濃くて………酔ってしまいそうです―――んぅ、ちゅっ、ちゅるっ………ちゅぷ、ちゅっ。」
『お掃除』をするエリゼの献身的な行動に、リィンの肉棒も激しく反応する。
「……あっ、またおおきくなりましたね……はむ、ちゅ、ちゅっ、ちゅちゅっ……」
「んっ、くぅっ……!」
立て続けのエリゼのキスに、肉棒がみるみる硬さを取り戻していく。
「ん……ふふ、気持ちいいんですよね、兄様?」
「ああ………」
玉袋を優しく揉みながら尋ねるエリゼに、リィンは正直に答えた。
「……嬉しいです。それじゃあ、たくさん舐めてもっと気持ちよくしてさしあげますね?……ちゅぷ、ちゅ、れろ……」
「……っ。」
宣言の通り、エリゼは竿についた精液と愛液を丹念に舐め、啜りとっていく。
「んちゅ、ちゅ、ずずっ……ちゅるるっ、ちゅ……!」
「う、あ……っ!?」
「ふふ……♪」
快楽のあまり腰を浮かせるリィンの反応を見てさらに気分を良くしたのか、エリゼの舌使いは少しずつ激しさを増していった。
「んんぅ……はぷ、れろ、ちゅっ、ちゅく、ちゅ……!ぴちゃっ、ぴちゃ……れる、れろ……はむっ、ちゅ、ちゅぢゅ……!」
「う、あっ……はあぁっ。」
射精したばかりの敏感な状態に刺激を与えられ続けた肉棒は、あっという間に限界まで勃起し、リィンの息も荒くなってくる。
「はぁ、はぁ……あむっ、ちゅっ。」
「んっ、くぅ……!」
「ん……はぁ……ちゅ、れろ、ちゅぷ、ちゅ……んんっ……はぁむ。」
「うぁ……!?」
予告もなく咥えられた肉棒が暖かさに包まれる。
「くぷぷっ、ちゅっ、じゅ、じゅるっ、じゅじゅるるる……!」
「っ――!?」
そのまま止まることなくしごき始めるエリゼに、リィンは思わず息が詰まった。
「んっ、ぐちゅっ、ぢちゅっ、じゅるるるっ!ぐぷっ、ぐぷっ、じゅぽっ……」
「あ……!エ、エリゼっ……くうぅっ!」
「んぷっ、ちゅっ、じゅぶ、じゅるっ、じゅ……!」
頭を上下に激しく動かし、エリゼは肉棒をしごいていく。
「んふ、んんっ……ぐちゅちゅ、じゅる、じゅっ、じゅちゅぷぅぅっ……!」
「うぁっ、はっ……あぁっ……!」
音を立てながらの吸い付きに、リィンの両足は意思とは関係なく震える。
「んんんっ……んくっ、んっ、んっ、んっ……じゅっ、じゅぶっ、じゅぽっ……じゅじゅるるるぅぅっ。」
「う、くぅっ……エ、エリゼっ!ちょっと待っ――」
「んんっ……!」
「あっ……く、あぁっ……!」
制止するリィンの手を払いのけたエリゼはさらに深く咥え込む。その際に先端が彼女の喉奥に触れ、リィンは思わず身体を仰け反らせた。
「んっ、んくっ、んっ……」
「エ、エリゼ……そんなに無理をしなくても……」
「んっ、ちゅ……だ、だって……んっ、ちゅ……兄様をもっと、気持ちよく……してあげたいんです……ちゅ、ちゅぷっ、ちゅ……はぷ、ちゅ、ちゅじゅうぅっ……だから、続けるますね?んっ、ふっ、んんっ、ちゅちゅ、じゅちゅうううぅぅっ。」
「くっ……あぁっ!」
止まる所か過激になるエリゼの奉仕に、全身が粟立つ。
「ちゅぷっ、くぽっ、くぷっ、くぷっ……んふ、ん……ちゅじゅっ、じゅるっ、じゅぷっ、じゅっ……んふぅぅっ、んっ、じゅるっ、んくっ……んっ、んっ……あ、また先走り液が……ちゅるっ……」
「うぁっ。」
嬉しそうに呟き、先端をすするエリゼ。過激さを増す亀頭に、その刺激は強烈だった。
「はぁ、はぁ……あ、あ……!」
「んん、ん……れろれろ……先っぽヒクヒクして、匂いも濃く……もしかして、我慢できないのですか?」
聞きながら、エリゼは見せつけるように舌を動かし、鈴口を重点的に責める。
「ああ……!それ以上されたら、本当に我慢、できない……っ!」
「んふ……ん、はぷっ。」
「あぅっ!?」
リィンの返答に楽しそうに目を細めたエリゼは再び根元まで肉棒を咥え込む。
「んふ、んっ、んちゅっ、んぅっ、んっ……!」
そしてそのまま唇を強く押し付け、リィンを絶頂へ導こうとしごきはじめた。
「うぐっ……あ、ああっ……!」
遠慮のないその責めに、リィンは身体を大きく弾ませた。
「んぅっ、んっ、ちゅっ、じゅるっ、ちゅ……んはぁっ……んっ、んむむっ……んっ……!」
「うあぁっ……エ、エリゼ……!そんなにしたら、本当に俺……!」
「んんっ……い、いいですよ?いつでも射精……してさい……全部飲みます……飲みたいのです……ちゅ、ちゅ、ちゅぷぷっ……!」
「う、あ……!」
ねだりながらの激しい吸い込みに、リィンも限界が近づいてくる。
「んぁふっ……はぁ、んっ、んむっ、ちゅ……ま、またビクッって……んんっ……このまま、射精させますね?はぁ……んんっ!んくっ、んっ、じゅぷぷっ、じゅちゅっ……!」
「っ……あ……!」
「んんっ……ちゅぷぷっ、ちゅっ、じゅぷっ……」
たじろぐリィンに構わず、射精を促すためかエリゼは玉袋を揉み始める。
「んぅっ、ふっ、んん……!ちゅ、ぷちゅ、ちゅ……柔らかいです……んぷっ、ふ……じゅるるっ。」
「う、あ……はあぁっ。」
口での奉仕とは正反対の優しい手つきに、リィンの射精欲はさらに加速すると共に理性はみるみる崩壊していく。
「っ……エ、エリゼ……!」
「ふふっ……―――はむっ。ん……じゅじゅっ、じゅぷぷっ、じゅ、じゅるっ!じゅるるうぅぅっ!!」
「っ〜〜!?」
優しく息を吹きかけた後、エリゼは止めとばかりに頬をすぼませて亀頭を吸い始める。言葉も出なくなるほどの快感に、リィンは天井を仰ぎ見た。
「ちゅじゅっ、じゅっ、じゅるるるっ、ちゅぷっ、ちゅ……じゅるっ、じゅぷっ、じゅぱっ……!」
「んっ、じゅぶ、じゅるるっ―――んん、んふっ……!」
「うああぁっ……も、もう―――あぁっ!?」
「んっ……んんんんっ!んぷっ、んっ、んくっ、んんぅっ!」
勢いよく吐き出される精液を受け止めながら、エリゼは肩を震わせる。それでも決して口は離そうとせず、逆により深く咥えこもうとリィンの股間に頭を沈めた。
「んっ、んっ、んんっ、んっ……!」
「あぐっ……エ、エリゼ……!」
未だ続く射精の最中、まるでストローのように鈴口を吸われ、さらなる快感が駆け巡る。
「んちゅ、ちゅっ、ちゅぱっ、ちゅ……ちゅずずっ!」
「うぁっ、あぁっ……!」
そのまま身体ごと肉棒を弾ませ、彼女の口内へとリィンは立て続けに精を放っていた。
「ちゅちゅううぅっ……んっ、んんっ……んふ、ん……んんん……んっ……んくっ。」
そのまま、エリゼは喉を鳴らして嚥下し、その姿がまたリィンの興奮を煽ってくる。
「エ、エリゼ……まだ射精るぞっ……」
「んんっ……ちゅうぅっ!」
リィンの言葉に、エリゼは再び鈴口を吸い、吐き出された精液を飲み込んでいく。
「あ、く……うぁ、はぁ……!」
「んふ、んっ、んんっ……」
快感に悶えるリィンを抑えるように深く咥え込み、そのままエリゼは一滴も零すことなく、精液を飲み干した。
「んぷっ、んっ、ちゅうううぅっ……んぷあぁっ……はぁ、はぁ……んふ。」
ちゅぽっと軽い音を立てて肉棒から口を離したエリゼは肉棒を片手で優しくしごきながらうっとりとした笑みをリィンに向ける。
「フフ……まだ、固いですね……でしたら、スッキリするまで何度でも私の中に出してください……」
未だ勃起し続けるリィンの肉棒を片手で軽く何度も扱いたエリゼはリィンを誘惑するかのように四つん這いになって、秘所から精液を垂らし続けているお尻をリィンに向け
「エリゼ……ッ!」
秘所から垂れ流れている自分の精液を見せるエリゼのお尻や膣内出しをねだるエリゼの行為に興奮したリィンはエリゼの腰を掴んで肉棒を勢いよく押し込んだ。
「ふぁぁぁぁぁっ!?また……いっぱい、出して……兄様……!ふぁ!?あ……ああっ……はぁぁぁんっ!?」
腰を動かて子宮の奥を突くたびにエリゼの口から喘ぎ声が漏れ、子宮の中にあった精液が肉棒に貫かれている秘所から流れ、それに気付いて興奮したリィンは腰の動きを徐々に激しくした。
「は、激しいですっ……ああっ、ああんっ、奥にいっぱい当たってます……!」
リィンは肉棒を奥までいれてはすぐに引き抜き、また子宮の奥まで叩きこむ。繋がった部分から先程中に出した精液がまだこぼれてきている。それはリィンの欲望を加速させるのに十分だった。
「はうっ、あっ、ああんっ、ん、くあっ、ああっ、あああっ……兄様、兄様、兄様っ……!もっと……もっと、して……!」
エリゼは髪を振り乱して甘い喘ぎ声を上げてくる。獣の交尾のようにエリゼを後ろから犯している事にリィンは更に興奮した。
「あ、ああんっ!?ふぁ、にい、さま……この体勢、まるでわたしが、兄様に、犯されている、みたいです、ね……っ!」
「自分が犯されるような体勢で俺を誘ったのはエリゼの方からだろ……っ!」
リィンは更に強くエリゼの尻を掴んで、激しく肉棒を突き入れる。
「はっ、はあぁっ……!また激しっ……!ああんっ、あ、あああっ……!兄様のおチンチン、ずんずんって、わたしの中、来てますっ……!んんっ、そんなにっ、激しくされたら……ああっ、おチンチン、奥に当たって……お腹に響きますっ……!」
エリゼの口から出た卑猥な言葉に興奮したリィンは子宮の奥で円を描くようにして肉棒を往復させ、何度も奥に達する。
「んんっ、あっ、ふあん、こんなにっ、されたらっ……わたし、ああっ、おかしくなっちゃいます……!頭の中が、真っ白に……!ふあっ、あ、んんっ……ああっ、おチンチンが……わたしの中、ぐりぐりえぐってますっ……!」
エリゼも腰を動かし、肉棒をむさぼるようにしている。愛液がさらに溢れ、精液と愛液が混ざり合って、水音がぐちゃぐちゃと響く。
「んんうっ、あっ、ああ……!あっ、ああっ、あんっ!わたしの中、滅茶苦茶になって……ああっ、あっ、あんっ……凄いですっ……!ああっ、兄様の、固くて大きいおチンチンが、わたしの中をいっぱいにしてる……んっ、あっ、あああっ……!」
エリゼの膣内と子宮口の締め付けはどんどんキツくなってきている。
「んんうっ、あっ、あふっ、んっ、くああっ……あっ、あっ、あーっ……!兄様、孕ませて……!わたしに、兄様の赤ちゃん、孕ませて……!」
甘い声で種付けをねだりながら喘ぎ声をあげるエリゼの言葉にリィンの興奮を加速させる。
「あっ、んんっ、んんうっ、あんっ、んっ、うあ、あぁっ……!わたしの中で、おチンチンが暴れてっ、はう、んんっ!もっと、もっとぉ……わたしを犯して、孕ませて……!」
自分自身がとんでもない事を言っている事に自覚していないエリゼは喘ぎ声を上げ続ける。それだけ夢中になった事に嬉しさと共に興奮を感じたリィンは更に激しく腰を動かす。
「くうっ、あっ、ふあんっ、兄様っ、はあん、兄様……!好きぃ、好きぃっ……!大好きぃっ……はうっ、んっ、あああっ……!」
「エリゼ……っ!」
エリゼの想いに応えるかのようにリィンは腰を押し付けるようにしてくっつき、肉棒を子宮の奥まで叩きこむ。膣内と子宮口がぎゅっと締まり、肉棒を絡め取るかのようだ。
「ああんっ、あっ、あんっ、くっ、ふああんっ、あっ、あああっ……!わ、わたし、もう無理です……これ以上は、おかしくなってしまいますから……!感じ過ぎて、ダメっ!奥までいっぱいで……ダメぇっ……!」
エリゼの限界が近づくと共にリィンの肉棒に欲望が集まって来て、すぐにでも弾けようとしている。
「んっ、あっ、あああっ、ふあっ、あっ、ああああっ……!また出すのですか……?出すのですよね……?」
「ああ……!」
期待が込められた目で見つめられたリィンは思わず頷いた。
「ほ、本当にまた出すのですね。わたしにいっぱい中出しするのですね……!はうんっ、あっ、ああっ……また激しくなってる……!妊娠してしまいます……!んっ、くっ、兄様の赤ちゃん、あん、んっ、できてしまいます……!外出しなんて、絶対にしないで下さい……っ!」
快感によって避妊薬を予め飲んでいる事を忘れているエリゼはリィンに種付けをねだった。
「ああ……っ!」
中出しの快感を一度味わうと外出しをする事は絶対に無理な事を悟っていたリィンはそう言うと更に激しくエリゼの奥を突いた。
「んんっ、ああんっ、ひあっ、あっ、あんっ、ああっ……!もうダメっ!奥突いて、ください!もっと、奥!おチンチンでわたしの子宮をついて!お願い!あぁぁん!あんっ!もっと、もっとぉ!」
エリゼの甘い声が室内に響く。その声と吐息がリィンをますます興奮させる。エリゼの膣と子宮口が肉棒を絡み取ってくる。もう中に出す事しか考えられない。
「エ、エリゼ……!」
「だめ、だめっ、外に絶対に出さないでくださいっ!下さい!精子!精子をわたしの中にください!いっぱい出してわたしに兄様の赤ちゃんを孕ませてくださいっ!」
「エ、エリゼ………エリゼっ!」
「わ、わたし、もう……あぁぁん!あんっ!!イキそう……!ああぁぁぁぁん、ああああぁぁん。もう、イキそうっ!ああ、ああぁぁん!」
「エリゼ、出すぞ……!」
「はい……はいっ!出して……!わたしの中にたくさん出して、わたしを孕ませて……っ!ああっ、ああっ、あああああっ……!はぁぁぁああああああ――――――ッ!?」
びくびくっ、とエリゼの身体が震えて―――大きな喘ぎ声をあげた。同時にリィンの肉棒から再び欲望がほとばしる。
「あ、あああ……また中に出てます……精子、中にいっぱい出されています……わたしの奥に精子出されてます……本当に赤ちゃんができちゃいます……」
「う……くっ……」
リィンは避妊のことは全く考えず、大切な妹に種付けをする為に一滴残らず精液をエリゼの中に注ぎ込んでいく。エリゼの秘所から、入りきらなかった精液がまた溢れて出て来ている。
「ん……あ……はぁん……」
リィンは腰をゆっくりと動かして肉棒についた精液をエリゼの子宮の奥になすりつけていたが、未だ肉棒の硬さは収まらず、腰を動かす度にエリゼの秘所からあふれ出る自分の精液にリィンは再び興奮した。
「う……く……っ!後もう一回…………っ……!」
「はぁぁぁっ!?まだ出し足りないのですか……!?は、あ、ぁああ、ぁんっ!?ふぁ……ぁあっ!?んむっ!?ちゅ……れる……ちゅる……」
射精を終えたリィンはそのまま腰を再び動かしてエリゼの子宮の奥をつきながら左右の控え目な乳房を強く鷲掴みにして何度も揉み、腰を動かす度に喘ぎ声を出すエリゼの唇を奪い、深い口付けを交わした。
「あぁ……ぁああ……あんっ!?ふぁ……!兄様……!兄様……!好き……ちゅ……れる……好き……!ちゅる……大好き……!ちゅる……んんっ……れる……」
エリゼが自分への想いを口にする度にリィンはエリゼの唇を奪って深い口付けを交わし、エリゼを犯し続けていた。すると快感によって力が抜けたエリゼはベッドに寝そべり尻を突きあげた状態でリィンに犯され続けていた。
「エリゼッ!」
「あ、あ、また、いく……いくぅぅぅぅぅっ!?」
リィンが精液と共に潮を子宮に放ったその時、エリゼは再び絶頂に到り、身体をビクンビクンさせていた。
「ふ………ぅ………兄様………」
「エリ、ゼ……エリゼ、エリゼ………」
リィンはエリゼの身体を起こし、正面から目を見つめる。疲労から身体を起こしているのも限界で、精液を湛えた膣内に肉棒を緩慢に突き込むようにしか動けない。
「はい……はい………」
リィンの呼びかけに、リィンが後1度自分の中で射精する事を悟ったエリゼは潤んだ瞳で応えた。
「はぁはぁ……」
弱々しく、リィンは腰を振る。
「兄様、兄様……好き、好き……大好き………あ、はぁ………」
優しくそれを迎えるエリゼに感謝する想いで腰を振り続けたリィンだったが、限界を超えて敏感になっていた肉棒は、すぐにムズムズとした射精感を伝えてきた。とどめる体力もなく、リィンは絞り出すような射精を迎えた。
「っあ……あ……は、あ………」
エリゼは笑顔を浮かべながら、それを受け入れた。エリゼの中に射精された精液は大した量ではなかったが、リィンは最後の一滴まで彼女の中へと男の意地をかけて注ぎ込んだ。
「あ……兄様、兄様ぁ………」
脱力したリィンに、エリゼがそっと手を伸ばしてくる。エリゼはゆっくりとリィンの肉棒を引き抜くと、ためらいなく口で咥えた。
「……ん、ちゅ。」
「―――!」
エリゼの舌が、精液と愛液でドロドロになった肉棒を丹念に口の中でぬぐってゆく。最後の射精で全てが終わったと思っていたリィンはその刺激で腰を浮かしそうになったが、身体が反応しなかった。しかし肉棒は出せるものがなくても、ひくひくと脈動していた。
「ん……ちゅ……兄様、全部、全部私に………ん、んん……んん、ん……ふっ……」
エリゼはリィンの肉棒を綺麗にするつもりではなく、ただただ、最後の一滴までリィンを受け入れようとしていた。中に残っていたかすかな残照がエリゼに吸いだされてゆく感覚を感じたリィンは頭の芯が何度も明滅した事によって、意識を失いかけた。
「ん……あっ……ちゅ、んん……ん……ふ、ぁ……」
味わえるものがなくなった事によってエリゼが恍惚とした表情に苦悶をうかがわせた。それでも、卑猥な音を立てながら更にリィンの肉棒を吸った。
「兄様……愛しています。」
そして全てを吸ってようやく肉棒から離れたエリゼはリィンを見つめて長年の想いを伝えた――――――