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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜 18禁版 リィン×アンリエット(灰の騎士の成り上がり 外伝時)
作者:sorano   2021/03/31(水) 00:56公開   ID:3DrMTXzi1F.


〜レヴォリューション・リィン少将の私室〜

「あぁ……これから、始まるのですね……」
俯せになっているアンリエットに覆い被さると、リィンの視線を気にする余裕が出てきたからか、恥じらいに白い頬をうっすらと赤く染めた。
「あ、あの……契約はしたいのですが……その……こうしなければ、いけないものなのでしょうか……?だって……。あぁ、まじまじと……見つめないで、ください……そんなにされてしまうと……うぅ、わたし、とても耐えられない……」
人に初めて晒したらしいアンリエットの柔肌へと、取り出した肉棒を添える。やはり同様に初めて感じた男の熱を受けて、アンリエットはぴくりと小さな背中を震わせた。
「かなり恥ずかしそうだから、なるべく早く契約をするように努力する。」
「あぁっ、温かいものが、わたしのお尻に、当てられて……これが、生きる者の、温かさ……なのですか……?んんぅ……」
アンリエットの冷たい身体へ自分の体温を送り込むように、リィンは臀部の割れ目の間を上下になぞっていく。
「あっ、ん、んうぅ、うんっ……あぁ、あつい……こんな風に、ごしごしして、あぁんん……どうするつもりなのですか……?はぁん……」
後背位ならではの前戯と、性感帯の周りを刺激される感覚にアンリエットは戸惑っている。それでも、快楽へと誘われながら甘い声を途切れ途切れ上げ始めている彼女の姿は、既に魅惑的だった。

「はぁぁ……でも、あなたさまと触れ合っているとっ……あんっ、ん、身体の奥から、熱が湧き出してくるようで……はぁ、うぅん……あん、ふうんん……まるで、心まで温かくなっていく感覚です……はあぁぁ、んぅっ、わたしに、人の温もりを教えてくださり、ありがとうございます……!」
外襞がふっくらと膨張し、男を迎え入れる準備も、覚悟もできているとアンリエットの身体が訴えかけていた。肉棒を下へずらし、その秘裂へと触れる。
「痛くなったらすぐにいってくれ。女性の初めては人にもよるが、かなり痛い場合もあるそうだからな。」
「そ、それほどつらいものなのですか……?でしたら、ええと……その、優しくしてください……痛くて怖いのは、嫌です……」
「ああ……できる限り優しくするよ。」
彼女の不安をいさめるように、宛がった肉棒でそっと左右の外襞を掻き分け、湿った柔肉へと辿り着く。誰にも使われたの事のない、まさに純白な蕾の中へと硬く太く勃起した肉棒を沈み込め、アンリエットの純潔を散らしていった。

「はぁっ……んん、んんっ、うぅ……んぁっ、あぁっ……ああんっっ!」
未経験であることと緊張で身体を硬まらせていることが相まってか、濡れそぼった膣内といえど、その中はぴったりと閉ざされており、肉棒の侵入を阻んでくる。
「あぁっ、あぁっ……ん、んんっ、ふぅぅっ……!あなたさまが、わたしの中に……んんっ、やって来て……いますっ……!ああぁ、はぁっ!ああんぅぅっ……少しじんじんしますが、こうして繋がって、誰かとひとつになれるなんて……肌を重ねるって、不思議な心地がするのですね……あんん、んんっ……」
未知の触感と感覚に心を揺さぶられるアンリエットの中へと肉棒を挿れ進めていく。深度が増すほどに、彼女の声も鈍く低くなった。
「あぁぁっ……んん、ふうぅっ……!契約に、集中しなければいけないのにっ、痛みを感じるばかりで、んくっ!……わたし、ちゃんとできていますでしょうかっ……!」
「ああ、大丈夫だ。けど、もっと速度を緩めた方がいいか?」
「ふうぅっ、ふぅんっ……契約とは、んぁぁっ……痛みを伴うものなのですねっ……ん、んんっ……わたしはっ、平気、です……!はぁんっ!」
アンリエットは表情を強張らせ、秘部から一筋の深紅を流しながらも、苦痛の色を見せまいと目を瞑りながらじっと堪えている。
「はぁぁ、あんっ……どうかっ、わたしに構うことなく、んんっ……あなたさまとの間に生まれる絆をっ、この身に刻み込んでくださいっ……!」
膣肉を押し広げられる痛みことが、互いの結びつきが深くなる証拠なのだと、彼女は行為を続けることを訴えてくる。彼女を丁寧に扱うと決めたリィンは硝子細工に触れるように、慎重な抽送を始めていく。

「はあぁっ……!あんっ、優しく挿れてくだるのですね……痛みが、和らぎます……んんんっ……はぁっ、あぁっ……んああっ、あなたさまも、遠慮なく、この中をっ……埋め尽くしてっ……ふうぅ、んんっ……その熱をっ、たくさん、送り込んでください……!」
「ああ……っ!」
十分にほぐれてきた膣肉の中で、彼女の肉体的な快楽をより引き出すべく、肉棒を深く差し込みながら粘膜摩擦を始めた。
「ひゃあっ、んんぅっ……!?び、びっくりしまし……ああぁっ……なっ、なにこれぇっ……!ふああぁぁ、んん、ああぁぁ……だめ、です……はあぁっ、ふぅんんっ……契約のこと、忘れてしまうくらいっ……はぁん、んんっ……のめりこんでしまいそうですっ……!んああぁぁっ!」
アンリエットはもたらされる快感に一瞬戸惑いつつも、やがてすぐに心身を委ね、自ら流されていった。身体を大きく反らせては、甘い声を上げて悶え始める。
「はああっ、あぁぁんっ……でも、これならっ、んんっ、ふううっ……あなたさまの温もりを、んぁぁ、あぁぁ……存分に、感じ取れます……!それだけじゃない……!あなたさまの腰使いも……息遣いも……ひゃぁぁっ、あぁぁっ……!そのすべてを、鮮明に受け取ることがっ、できます……!ふぅぅ、んああ、あぁぁ……!」
「アンリエットにそう思ってもらって嬉しいよ。」
そう告げたリィンは彼女と目を合わせると、そこに情愛を感じたアンリエットが自ら尻を揺すり出した。不死者の本能である生者への執着も彼女の昂ぶりに拍車をかけているのかもしれない。

「はいっ……わたし、気持ちよすぎて……や、いやぁんっ、身体が、勝手に動くのを……止められないっ、ですぅっ!はああっ、ああぁんっ!ああんんっ……!勝手に動かしちゃって、ごめんなさいっ……でもっ、身体が、もうっ、止まらないんですぅっ……!ひゃあぁっ……ふぅっ、うぅんんっ!」
アンリエットのような無垢であどけなさの残る女が肉棒を貪る姿を見たリィンはもっとアンリエットを乱すために、溢れんばかりの愛液を描きだしていく。
「はああっ、ああぁぁっ……!あなたさまも、激しくして、くださるんですかっ……もっとしてもっ、いいんですかぁっ……んああぁっ、ああんぅっ!」
肉壺から溢れた蜜が彼女の尻に飛び散り、汗と混ざり、処女血と混ざり、薄桃色に濁っていた。その色が薄まり、透明に近づくほど、アンリエットの性感は高みへと上り詰めていく。
「はあぁぁ……わたしっ、これほどまでにっ、あなたさまとっ、深く繋がる事ができてっ、あぁっ、ああぁっ、嬉しいです……!んんんっ、ふああぁぁっ……!こんな身でありながら……生きている心地がするんです……!ああぁっ、はあぁっ、身体も、心までも……満たされていく思いです!ああぁぁっ、ふぅぅんっ!」
主従契約にも関わらず、アンリエットに力が吸い取られていく感覚が増大している事を感じたリィンはその勢いごと飲み込むように、彼女を一気に頂へと導いていく。膣奥を重点的に突くように肉棒を打ち付け、腰をぶつけ続ける。淫らな水音と激しい衝突音が鳴り響き、アンリエットの聴覚までもが劣情に侵されていく。
「ひゃあぁっ、やあぁんんっ!?腰の動きっ、また大きくなっていますっ!わたしのお尻にっ、何度も当たってっ……!ああ、ふあぁぁんんっ!からだ、あっついっ……!全身にまわった熱でぇっ、はあぁんっ!火照るようにっ、あつい、ですっ!んふうぅぅ、ううんっ……んああ、あぁぁぁっ!」
「もっと、ありのままの君を見せてくれ……!」
無意識に力を奪わんとするアンリエットに驚かされたリィンだったがどうにか取り戻した主導権を主張するように、肉棒で舐り上げて膣襞を責め立てていく。身体を傾けて、肉棒が奥へあたり続けるように調節する。

「い、いやです……!終わらせたくないっ……!ずっと続けていたいですっ……!はあぁっ、ああぁ、んんう、ひうぅんんっ!ああんんっ、んんううぅっ!わがまま言ってごめんなさいっ……でも、もっと繋がっていたい、もっと満たされたいっ……!だからっ、だからぁぁっ……!」
「大丈夫だ……!これから何度でもアンリエットと繋がる機会は訪れる……アンリエットは俺の守護霊になるんだからな。」
「はああっ、ああぁぁぁ、良かった、ですっ……んんぅっ、ああっ、はぁぁ……また、一緒にやりましょうね……約束、です……!あぁぁ、はぁあんんぅ……!」
肉棒を根元まで差し込んで、彼女の最奥を狙う。リィンを求めるようにしがみつく膣壁に狭まれながら、欲望の枷を外した――――――
「はあぁぁっ、今も、あなたさまの温もりが、あんんっ!火照り、ざわめき……ふう、うんんっ……わたしに向かってくるのを、感じられてっ、嬉しい……!ああんんっ、びくびく、熱いっ……あなたさまの熱っ、ください!いっぱい欲しい、ですっ!ああっ、ああぁっ……ふわああああああぁぁぁぁぁんっっ!!」
絶頂を迎えたアンリエットの膣内へと送り届けた契約の証は、煮え滾るような迸りとなって彼女の内部を駆け巡る。

「ひゃあっ、ああぁっ、ああぁぁ……!熱いものがっ、注ぎ、込まれてぇっ……中が、わたしの中がっ……はあぁぁ、んん、いっぱい、で……いっぱ、い……ふう……んん、ふぅぅ……きもちいい……」
「これで契約は完了だ。これからは俺の――――――いや、俺達の仲間として共に戦ってくれ、アンリエット。」
「はあっ……あんん……ふうぅ……あんたさまとの繋がりを感じられて、わたし……っはあぁ、あぁぁ……ふふふ、なんて力強く、それでいて心強い……それに……ああ、あんなに出したのに……まだ硬くて熱い……」
契約の証を受け入れて幸せそうに息を切らせていたアンリエットだったが、未だに自分の膣内で硬さと太さを保ち続けるリィンの肉棒を感じて”まだ続きがある”と思い、うっとりとした表情を浮かべる。そんなアンリエットに興奮したリィンは秘所から肉棒を抜いた後、アンリエットの小さな口の中に肉棒を押し込んだ。
「あむっ!?」
「そのまま舌で舐めてくれ。」
「む、ちゅっ……おおきくて……固い……です……ぺろっ、むちゅっ……」
既にリィンの肉棒と繋がり、膣内に射精された事で火照りが止まらないアンリエットはリィンの言う通り、口の中に押し込まれた肉棒を舌を動かして奉仕をし始めた。

「あむっ、ん、んちゅっ……んんっ!?あぁ、またあなたさまの……熱いの……出てきました…………れる……ちゅぱ……ん……」
亀頭から出て来た先走り液を舐めとったアンリエットは更に求めるかのように柔らかな唇や舌で絶え間なく愛撫する。その積極的な奉仕に与えられる刺激にリィンの肉棒は凄まじい熱を放っていく。
「んちゅ!じゅるっ、むちゅっ!はむっ、むうっ!」
秘所から蜜と精液を溢れさせるアンリエットは尻を無意識に震わせながら奉仕を続けた。無垢であどけなさがあり、人形のような可憐な容姿のアンリエットに奉仕をされるという興奮を感じたリィンは我慢できず射精した。
「うっ!?で、出る……っ!」
「んむっ!?んん……んくっ………あふっっ………んんんんっ………!」
射精に我慢できなかったリィンは思わずアンリエットの後頭部を掴んでアンリエットの喉奥に肉棒を押し付けて射精した。喉奥に射精される精液にアンリエットは苦しげに眉を顰めながら、必死に口の中にある精液を呑み続けた。

「んっ……ちゅぷっ、ちゅぱっ……はむ……」
「うあっ!?」
命じられた訳でもないのにアンリエットは頬張っているリィンの肉棒を再び舐め始め、射精したばかりの肉棒に快感を与えられたリィンは呻いた。
「じゅぷっ、ちゅぷ、ちゅぷ……んんっ、くちゅ……れるれる……んちゅっ、ちゅぅぅぅっ……」
アンリエットが亀頭に舌をつけて、頬をすぼめる。
「んむっ、んちゅ……くちゅ、くちゅっ……ん、ちゅっ、ちゅく……くちゅるっ……」
「うくっ!?」
再び強い快感を与え続けられたリィンの肉棒はどびゅっ、どびゅっとアンリエットの口へと精液を射精した。
「んんっ!?……ん……んくっ……あふっ……」
再び射精された精液を零さないかのようにアンリエットは口をすぼめた状態で精液を飲み続け
「んく……んんっ……ちゅるるるるるっ……!」
自分の口の中に射精した精液を全て呑み切ったアンリエットはリィンの肉棒を名残惜しむかのように舌を亀頭に押し付けて強い吸引をして綺麗にした。

「あなたさまの……まだ固くて……温かい……あなたさまが良いのならば……また……わたしにあなたさまの温もりを、繋がりをもっとこの身に感じさせて……わたしの中に……あなたさまの熱いのを……たくさん出してください……」
「……ッ!」
未だ勃起を保つリィンの肉棒を見てうっとりしたアンリエットは寝台に寝ころび、自身の大切な部分を晒し出すと、こちらを受け入れる姿勢を保ちながら、全身で求めてきた。そんなアンリエットの姿に興奮したリィンは肉棒でアンリエットの秘所に触れる。
「ありがとう、ございます……!ん、あつっ……あなたさまの温かさ……不思議と安心しますね……」
奥から染み出ている愛液と精液に浸しながら肉棒をさすり、準備を整えていく。
「ん、んっ……あなたさまのあそこは、このようになっていたのですね……んぅ、んんっ……んん、はぁ……熱を孕んで……あぁっ、んん……」
アンリエットは改めて目にした肉棒の様子をまじまじと観察しながら、それを受け入れる瞬間を心待ちにしている。

「早く、きてください……!んふ、ん……わたし、もう抑えきれませんっ……」
左右の陰唇で肉棒を挟みながら、アンリエットは切ない声を上げた。
「あなたさまを、身体の内からもたくさん感じたいです、ん、はぁ……どうか、どうかっ……ぁんっ……!」
淑やかで慎ましい彼女が、一心に交わりをせがむ無邪気な姿に、背徳感が劣情と共に高鳴るのを感じたリィンは挿入の合図として、宛がった肉棒の先端で、愛液と精液を逃がさないように膣口に栓をした。
「それじゃあ、またいれるからな……」
「い、いよいよ、ですね……遠慮なんてなさらず、思い切り来てくれないと……いや、ですよ……?」
アンリエットの思いに応えるべく、肉棒を一気に差し込んでいく。奥へ挿れ進めるほどに、彼女の表情が見せる色は期待から確かな喜びへと変わっていく。

「はぁん、あぁっ……!あなたさまが、来てっ……はあぁっ、私のもとへ、来て、います……!あぁ、んふぅっ!さっきとはぁっ、感触も、感覚もっ、ふぅ、んっ、まるで、違いますっ……!あなたさまの熱が、強く伝わってきて、より近くに感じられます……んあぁっ、んんっ!」
歓喜の言葉を届けながら、アンリエットは鮮やかな薄桃色の肉で肉棒を包み込み、襞の間で緩やかにほぐしていく。するすると埋まっていく肉棒を見ていると、めり込ませるというより、飲み込まれているという方が相応しいほど、膣肉の勢いは凄まじかった。
「ああっ、んん、ふぅ、んあぁ……奥深くで繋がるとは……はあぁ、んう、あなたさまと心までもが……んぅ、んぁぁっ……ひとうになったみたいです……!」
アンリエットは内襞を蠢かせながら肉棒の肌触りと温かみに感じ恥っているが、彼女の主人として、その能動性に飲まれたまま先導させては自身の立つ瀬がなくなる。服の上からはわからなかった胸の膨らみに手を伸ばすと、その表面がしっとりと汗ばんでいることが捉えられた。
「ひゃぁっ……!?んん、っふぅぅ……外側からも、温もりを分けてくださるのですか……?あんん、んぅっ……嬉しい……あなたさまの手……がっしりと逞しくて、温かい……!手の平からじんわりと、命の脈動が伝わってくるようです……!」
小柄な体躯にはやや不釣り合いな半球の上を、滑るように撫でまわす。初めて刺激された乳頭からの性感とむず痒さに、彼女も顔を綻ばせた。

「ふわぁ、あぁ……少しくすぐったい、ですっ……あんっ、ひゃんっ……あっ、でも、やめないで……んぅ、くださいね……?はあぁ、あぁ……どうして、でしょう……胸に触れられているだけなのに……んふぅ、うぅ……全身を撫でられているようで、心地良い、ですぅ……!!」
アンリエットの身体を上気させたのち、前後運動を再開させる。肉壁の柔らかさが今度は肉棒を揉み解す。
「ああんっ、んんぅっ……!やっぱりっ、不思議です……はぁ、あぁ……ここでひとうに繋がっているだけで、んぅ……身体中に温かいものが、広がっていきます……」
アンリエットは性への悦びを温もりとして知覚することで、それを心身に廻らせ、充足感に浸っていた。肉棒を引き抜く度、膣口の僅かな隙間から淫らな涎が零れて、結合部をいやらしく彩っていく。その折、彼女から期待するような眼差しを向けられる。
「はあっ、あぁんっ……あなたさまっ、お願いします……んう、ひぅっ……んんっ、もっと、わたしと求めあいましょう……?わたしに触れて、わたしを感じて……はあ、ん、ふぅ……生命の湧出する様を、わかち合わせてください……ああぁっ、くうん、ふぅんっ……!」
摩擦運動を激しくするだけでは面白くないと思ったリィンはアンリエットの髪に手を乗せ、ゆっくりと梳きとかすように撫でていく。
「ぁぁ……んん……ふふ、優しい手つきで……安らぎを感じます……」
彼女に触れたまま、頭から手を下ろしていき、顔を、そして首筋を撫でる。ゆっくりと焦らしながらも胸へと到達した。再びその豊かさを確かめるように、5本の指で捏ねまわして、アンリエットの肉付きを味わっていく。

「はぁん……あなたさまも、んん、ふぅんっ……わたしに夢中になってくれるのですね……あん、うぅんっ!」
肯定の言葉を届けるよりも先に、もう片方の腕が伸びてしまう。両手を這わせて、彼女の双丘をふにふにと歪ませる。
「やぁ、んん……ここを撫でられても、全身が温まるのですね……あぁ、ひぅ、んん……ずっと、こうしていたいです……んん、ふぁぁ……あぁ、んんっ、そうか……この気持ちは……あぁ……そういうことだったのですね……昔のこと、少しだけ思い出しました……んく、はぁっ……わたしは、こうして殿方と結ばれることが夢だったんです。」
突然口にしたアンリエットの言葉に思わず驚いたリィンは身体の動きを止めた。
「あ、ぁ……どうしたの、ですか……そのままだと、もどかしくて、切ないです……」
「アンリエット、君はもしかして自身が死霊になる前を覚えているのか?」
「ええ、ぼんやりとですが……確か、長い歴史を持つ一族の生まれでした。そのためでしょうか、みだりに男性と会う事も禁じられており……でも、その家柄を守る為の婚姻を前提としたお付き合いだけだなんて、味気ないと思いませんか……?わたしは出会ったこともない許嫁の方とではなく、将来自らの意思で巡り合った男性と、燃えるような愛を捧げ合う事に憧れていたんです。」
(フフ、その気持ち、私も理解できますわ。お父様のせめてもの気遣いで私の結婚相手は私自身で見つける事になっていたとはいえ、私に近づいてくる男性はみんな、”メルキア皇帝たるヴァイスハイト・フィズ・メルキアーナの娘としての利用価値”しか見ていませんでしたから。)
(私もメサイアとは違う理由だけど、私と一生を共にしてくれる伴侶――――――男性と共に歩んで互いに深く愛し合う事を夢見ていたわね。)
(うふふ、”恋”は女なら誰でも憧れるものだものね♪)
(それ以前に睡魔の王族種の貴女が”恋”という言葉を口にする事に違和感しか感じないのですが。)
(ほう……?死霊が生前の記憶を思い出すなんて珍しすぎる光景じゃないか。これもまた”性魔術”による影響か、もしくはアンリエットが主に恋をしている事に影響なのか、非常に興味深い出来事じゃないか。)
アンリエットの話を聞いてそれぞれ懐かしそうにかつての自分達を思い返しているメサイアとアイドスの念話を聞いてからかいの表情を浮かべたベルフェゴールにユリーシャがジト目で指摘している中、レジーニアだけはメサイア達とは全く別の理由で興味深そうにリィンとアンリエットの様子を見守っていた。

「だから……あなたさまと愛を囁ける存在となることができて、わたしは幸せです。」
「ありがとう、アンリエット。それは俺も同じだよ。」
そういったリィンはアンリエットに突き刺した肉棒の先端を、膣口と子宮口との間に往復させるように大きく動かし始める。
「はああっ……!お願いしますっ、んぅっ……わたしにっ、あぁ、男性と女性が求め、愛し合うことの喜びを、ふぁっ、あん……いっぱい教えてくださいっ……!」
彼女の肉襞を、亀頭のくびれでずりずりと?きまわしていく。男の欲望をぶつけられた膣肉が、再び興奮に騒めきたった。
「あんっ、ふぅ、んん、んあぁっ……!あなたさまからの熱がっ、わたしの身体の奥深くへと、はああ……!刷り込まれてっ、いきます……!うぅん!こうしてっ、あんっ、温もりをっ、わかちあうことそのものがっ、ひゃぁんんっ……!あなたさまとっ、愛情を育む、行いだと……!」
アンリエットの総身が跳ねる度に、膣から淫らな嬉し涙が零れ、乳房が揺れ動く。彼女がこれほど乱れても、形を崩すことなく綺麗に上下する双丘は、いかにそれらが弾力を含ませているかをありありと示していた。

「はあっ、んん、ふぁ、ぁぁ……なんで、しょうっ、この感覚……心地いいというより……んふ、んはあぁ……気持ち、いい……?おなかの下で、くすぐったいものがっ、どんどん大きくなって……ふ、う、んん……でも、もっと欲してしまうくらい、あぁ、ぁっ……気持ちが、いいんですぅ……」
長い睫毛をふるふると揺らめかせながら、アンリエットがこちらをじっと見つめていた。混じりけのない眼差しに、思わず吸い込まれそうになる。
「はあ、あ、あぁんんぅぅ……あなたさまの焼けるような視線で、身体中が火照っていくのを感じます……ふう、うぅ、んはあ、んはぁん……」
だらしくなく開いた口から唾液を零し、全身で愉悦に耽るアンリエットの表情は、牝のそれそのものだった。すっかり蕩けた膣内に肉棒を潜り込ませ、ねっとりとした甘いつゆの中へ何度も浸していく。

「あん、んぅ、あぁ、ふぅん!わたしのなかっ、そんなに、んふうっ、いっぱい撫でてくださって……あなたさまも、同じ感覚なのですか……?心地よさと共に、気持ちよさを得たくて……ひゃぁっ、んん……こうしてすりすりと、何度も、なぞってくださるのですか……?はあ、ん、ふうぅっ!」
アンリエットが悶えるほどに膣がぎゅうぎゅうと窄まり、密着感の増した柔襞の中で肉柱が小刻みにひくついてしまう。
「ん、ふふっ……ほんとうの、ようですねっ……んはあ……んふうっ……びくびくと震えて、嬉しそう……ん、うぅんんっ……!はああっ、んああっ……!気持ち良いのがっ、ぞくぞくがっ……んはぁっ、あんっ!止まらない、ですっ……ああんっ、んんう、ひううぅっ!ひゃあぁっ、ふうんんっ、うぅんあぁっ……!もっと欲しい……はあぁ、んん、ああんっ!もっと、満たして欲しい、ですっ……あぁっ、はん、んふうぅんっ!」
アンリエットがその身を大きく振らせると、愛液が飛び散り、乳肉が左右に震える。リィンも彼女の膣奥を貪り尽くさんと、寝台が軋むほどに強く、粘膜を削ぎ取るかのような勢いで、肉棒を打ち込み続けた。

「だからっ、お願いします……!あなたさまが……はぁんんっ……わたしを愛した証を、くださいっ……!たっぷりと、んん、注ぎ込んで、くださいぃっ……!」
アンリエットが身体をびくびくと煽情的にくねらせる。その媚態に当てられた肉棒がぶるぶると反りあがって、前兆を教えてきた。
「ああ……!アンリエットの中にたっぷり……出すぞ……!」
「はひぃっ……!わたし、あなたさまといっしょになりたいっ……!はあん、ううんっ!身も心も、ひとつになりたいです……!んああ、はあんっ!」
アンリエットが懇願と共に、下腹部を力ませた膣圧によって肉棒をぎゅうぅっと搾り上げる。男を求める肉襞の細やかな蠕動でまさぐられた肉棒は、やがて制御下を離れ、溜め込んだ肉欲を放たんと戦慄き出す。
「はああんっ!いっしょがいい、いっしょがいいですぅっ、んんぅ、あなたさまっ、あなたさまぁっ……!ああっ、はああっ、んふううっ……ひゃあうううんんっ!」
「出る……っ!」
アンリエットの身体が精を吸い取るための痙攣に沸き立つ。その蠢きに呼応するように、絶頂の濁流を迸らせていった。

「あああ、ふうんんっ……!あはぁっ、あついっ……!その熱でっ、ひゃあんうっ!わたしを愛してくださいぃっ……あっ、あなたさまああぁぁぁぁっっ!!」
煮え滾った情欲の塊がアンリエットの体内を湛え、反動で溢れ返ると、彼女の大切なところが男の色によって染め上げられる。
「ひゃああ、はんんっ、んふうぅ……ぶるぶると脈打って、温もりを、注ぎ込んでくださっています……はあぁ、ん、ふうん……わたしの身体と……そして心を、満たしてくださり……はあぁん、ありがとう、ございます……ふう、うぅんん……」
「礼を言うのは俺の方さ。これからよろしくな、アンリエット……」
「んんっ、ちゅ……んぅっ……ぷぁっ。あなたさま……あなたさま……」
アンリエットは恍惚とした表情のまま、いとおしそうに互いの唇を寄せて舌を絡ませながら絶頂の余韻に浸る。
「改めて……このアンリエット、どんな困難からもあなたさまをお守りすることを誓います。」
やがて自身にとっての初めての口づけを終えて息を整えたアンリエットは、柔らかな笑みを浮かべてリィンへの忠誠を誓った――――――



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