種族設定
人族
現在、世界の中核をなす一般的な種族。寿命、平均60〜80歳
獣人族
人と獣の姿をとる。他の種族とは違い人族と関係を持つものも少なくない。
人より優れた運動能力を誇る。集落から出ないものもいれば、街にでて人と暮らすものもいる。
種族のルーツは人と姿を変えた魔獣、聖獣だといわれる。寿命100歳以上
魔族
悪魔。怪物。幽霊。
霊体を本体とする存在で、霊的生物とも言える。そのため寿命は存在しないのだが、欲求などを満たすなど、固体毎に決められた条件を満たすことによって消滅
する。
基本的には自己と世界の終焉を望み、破壊的な性格の持ち主が多いが、高位の魔族は人間以上の知識と理性を持ち、優れた統治者となって魔族を率いてる場合が
ある。
その目的と性格上、単体で存在する場合が多いが、下等の部類に入る魔族や、高位の魔族の配下となっている場合は軍団となっている。
そのため、魔族が住む領域には『国』と言うものも少数ながら存在するのだが、王が統治を行っているという人間たちの様な国ではない。
王に従う軍が集まっているだけ、と言うイメージに近いものがある。
霊体が本体なので基本的には形が固定されてはいない。
その形状は『自己の目的を果たすのに最も適した形を採る』と言われており、同じ目的を持つ霊体同士が集まり一族を形成する事もあると言われている。
稀に人型である場合もあり、その場合の多くは人を糧とする部類の魔族か魔王と呼ばれる高位どころか神位に匹敵する魔族である場合が多い。
吸血族
吸血鬼。吸血種。夜の眷属。真祖。教会の怨敵。
古代魔法文明時代、突如出現した変種であり、その本質は霊体に近い実態を有する存在。一説には高密度のマナ集合体であると言われる。
マナの集合体である、と言われるだけあって魔族の高位種を凌駕するほどの圧倒的魔力を有する場合がある。
また、霊体に程近いと言うこともあり、実体を持たない状態でも活動が可能な吸血種もいるが、極少数(Fateの英霊のイメージ)
真祖と呼ばれる一固体より派生していった混血の集まりであり、純粋に吸血鬼の血のみを引くものは一人のみである。
基本的に王制の形をとって存在している事が多く、混血の中でも吸血鬼の力が大きい上位種を王としてあがめている。一説によれば女王である場合も多いとか。
吸血鬼と呼ばれるだけあって、肉体維持のために血が必要である。その血を求める衝動は軽く理性を凌駕するものであり、誰にも抗えぬものだとか。
寿命は永遠にも等しいのだが、混血であるため血の割合等により変動する。吸血衝動に抵抗し続けていても、いずれ己を維持できなくなり死に絶える。
真祖は現在、生死、行方、共に不明。教会側より発見しだい抹殺の命令が下っている。
竜族
ドラゴン。原初の生物。守護者。
魔族の最上位に当たる魔王に匹敵、又はその上に当たる世界最強の存在。
高度な知性を持ち、また、とても長い寿命を持つ。
人語を理解する竜族も少なくないどころか、稀に人の姿を取る事もあるほどであり、魔法の知識も豊富である。
基本的に巣を造り、其処に住む習性を持ち、不干渉である代わり、干渉される事を極端に嫌う。領域侵犯などしたら、命は無いものと思ったほうがいい。
世界バランスが崩れた場合や、己が主と見初めた人物にのみ、力を貸す。
個体数は極少数であり、確認されている最高齢の竜族は、その齢一万年を越すと言われており、吸血族の真祖に近い存在であるといえるかもしれない。
エルフ族
森の妖精。世界樹の守護者。
基本的に他種族に干渉を持たず、不干渉を決め込んだ状態で森の奥深くに作られた村で生活している。
森の妖精と言われるだけあって、妖精の様に美しい容姿を皆がしており、その外見は最も美しい時を境として、老いる事を止めるのだとか。
また、精霊の扱いにも長けており、精霊魔法と呼ばれる精霊を使役する魔法のエキスパートでもある。
森を汚される事を嫌い、一説によれば世界樹と呼ばれる始原の大樹を守護する役目を持たされているとか。
ハイエルフ・エルフと、魔族に近いダークエルフ(その目的が魔族に近いだけであり、霊的存在と言うわけではない)の三種族に大別すると分けられる。
ハイエルフに寿命は存在しないと言われ、驚くほどの長寿。エルフもまた長寿で、4〜500年ほどは軽く生きるといわれる。
ハーフエルフと呼ばれる人間との混血も稀にいるのだが、その場合、人間にもエルフ族にも虐げられると言う過酷な人生が待っている。
獣族
森などに生息する獣、魔獣もこの分類に入る。
混血
異端児。怪物。キマイラ。
他種族同士の間に生まれた子孫の総称。
真祖に吸血された人間もこの部類に入るが、あの場合は眷属に堕とされた意味合いが強いのでこの分類とは別と扱う。
リリース・ゼロの世界には多数の種族がいるため、混血と呼ばれる存在は少なくは無い。
もっとも、人間の中に混血がいる場合は少ない。
それは、人間と言う種族の社会体制が血筋を重んじる傾向にあり、魔族など、異なる血が含まれた者達は虐げられる運命にあるからだ。
だが、竜族や、神族等との混血は逆に喜ばれる傾向にあり、王族と呼ばれる部類の人間は決まって女神などの血が混ざっていたりする
(彼のアーサー王も竜の化身と呼ばれる事もあるうえ、クーフーリンが娶った妻などは女神そのものだったりもする)
獣と獣の異種配合に呼ばれた異端の存在は、その奇怪さからキマイラと呼ばれる事がある。
だが、魔法的に作り出された異形もキマイラと呼ばれる事もあるため、分類は難しいとされる。
とりあえず、自然では産まれるはずの無い、法則に逆らった生命こそ、キマイラといえるのではないだろうか。
稀に、獣や魔族の特徴を持った子供を『スパウン − 魔の堕とし児 −』と呼び、蔑む場合がある。
補足、高い魔力を持っていれば、自身の姿を変えることも可能、人族でも可能な魔力を有するものもいるが、
人は自らの姿に依存するため完全には変われず、元に戻れない可能性もあるため禁忌の一つでもある
マーク
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