−篠ノ之箒は便宜上軍籍を得ていた立場であったが、2201年では平時での復員により、予備役となった後は兜甲児のつてを頼って、
宇宙科学研究所でISの平和利用に携わっていた.
ある疑問を持っていた。何故この世界の人々はISの事をすぐに理解し、
女性にしか動かせないことにもすぐに納得したのか?その事が一年前から引ッかかっていた。
それを甲児に言うと、甲児はとても言いづらそうな態度を見せ、
箒を研究所内の図書室に連れていった。
「箒ちゃん、とても言いづらい事なんだけど……この本を見てくれ」
「ん?ライトノベルではないか。これのどこが変だというのだ……?」
「表紙、表紙」
甲児に言われるままに表紙を見てみると……目玉が飛び出るような衝撃を受けた。
『自分自身』が描かれているのだ。これ以上ない衝撃と恥ずかしさが入り混じり、
まともな言葉も出せなくなり、顔が赤く染まる。
「!?!?〜☆※!?」
「なっ、言ったろ?言い難いって」
「こ、こ、こ、こ……甲児!!こ、これはど、ど……どういう事だ!?」
「つまり……箒ちゃんがIS学園に入った事とかの出来事はここじゃ本になってんのよ」
「何ぃぃぃ〜〜!?」
「どうしたんだい大きな声出して」
「あ、大介さん。実は……」
「……そうか。教えることにしたのか」
「ああ」
「だ、大介さん!私を置いて勝手に話を進めないでください〜!!」
図書室に宇門大介が入ってきた。彼は宇宙科学研究所の所長の宇門源蔵博士の養子であり、
近頃移民船団を襲うようになったベガ星連合軍と戦う新たなスーパーロボット「UFOロボグレンダイザー」の搭乗者である。
年齢は剣鉄也よりも上で、容姿端麗の青年である。
「すまないね箒ちゃん。僕達としても黙ってるつもりはなかったんだが、なかなか言い出せなくてね……」
「本当ですか?」
「ああ。こんな時に嘘ついてどうする?」
「……わかりました。大介さんの言葉を信じます」
甲児は大介のおかげでこの場は箒に一発やられるのを未然に防げた訳だが、あとでやっぱり木刀で一発やられたのは言うまでもない。
ちなみにこの時期、甲児はTFOという自作の円盤でベガ星連合軍と戦っていたもの、
そもそも戦闘用ではないので『非力さ』が目立ち、
甲児自身は強大な敵にも屈しはしないもの、機体のほうが先に悲鳴を上げるという有様。
強大な敵に対抗すべく、マジンカイザーかグレートマジンガーを使いたかったもの、
政府が平時態勢に戻ったため、自衛目的とはいえスーパーロボットの2機以上の運用にはクリアすべき問題が山積していた。
特にこの年にはグレートマジンガーは一時的に日本で開設されたロボット博物館の特別展示物として展示されているし、
マジンカイザーは開発がようやく進んでいるゴッド・マジンガーのためにテストベッドになっているという現実的問題があったからだ。
だが、そこへ運悪く凶報が舞い込んでくる。ベガ星連合軍所属の母艦が現れたというのだ。甲児は早速偵察に赴くが……
−この時、地球に現れていたベガ星連合軍というのはどんな異星人なのか。
ここで説明をしなくてはならないだろう。
彼等はかつては平和を謳歌していたもの、現国王に当たる「ベガ大王」の出現により、
ガトランティス(白色彗星帝国)亡き後の銀河系やアンドロメダ星雲などの制覇を狙うようになり、
かつての友好国にも容赦なく侵攻する独裁国家と化してしまった。
その魔手がついに地球に向けられたのである。
彼等は白色彗星帝国が月へ攻撃を加えた時に放棄された月面都市を修復、改造する形で前線基地を構築。
地球連邦軍は彼等の存在により臨戦態勢に再び入ったわけであるが、
甲児はかつての愛機を使えない状況にもめげず、立ち向かった。
箒も赤椿でベガ星連合軍と一戦交えているが、カイザーに乗っている時同様に、突っ走る甲児にヒヤヒヤものである。
「甲児が心配です、ちょっと見てきます」
走っていく箒。大介は箒に「無理はするな、俺もグレンダイザーですぐに追う!」と言い、互いに戦闘態勢に入る。
箒は宇宙科学研究所の格納庫でISを展開し、甲児の後を追う。だが、事態は思っていたよりも深刻であった。
「隊長、兜甲児をとっつかまえました。」
「ご苦労」
「やいやいやい!!この俺を捕まえてどうするつもりだ!情報なら死んでも喋らねぇぞ!!」
「威勢のいい事だ。だが、その威勢もそこまでだ、兜甲児」
「何、どうして俺の名を!?」
「貴様は我らの間で有名だからな」
甲児は案の定、捕虜となっていた。ベガ星連合軍の用いる侵略兵器「円盤獣」は超合金Zをも容易に貫通できる攻撃力を有しており、
超合金Zで造られたTFOをも鹵獲し、今、自白装置にかけられようとしていた。
甲児は抵抗を試みたが……脳波を操り、その人間の意志を奪った上で自白させるという恐るべき自白装置にかけられてしまった。
そのベガ星連合軍の部隊長は「バレンドス」親衛隊長。彼は前線視察も兼ねてやって来ていたのである。
「う、うわぁぁぁぁ!!!!!」
甲児の断末魔の悲鳴が響き渡る。脳波を自白装置の制御下に置かれてしまった。だが、そんな状況化でも甲児の心は屈しはしなかった。
せめての抵抗とばかりに、マジンガーのデタラメの歴史を喋った。
大まかな流れが合っている以外はデタラメの。
そのためベガ星連合軍はマジンガーZとグレートマジンガーの存在を知ったもの、
旧型のマジンガーZ(展示用のレプリカ)には目もくれず、グレートマジンガーを狙った。
「いかがいたします」
「決まっとる。地球最強のロボであるグレートマジンガーを奪うのだ」
「お待ちください、グレートマジンガーを展示する施設です、警備は厳しいと思われますが」
「我が母艦の艦砲射撃で全て薙ぎ払えばよかろう。無論、グレートは外してな」
バレンドスが、如何に非道な作戦を平然と行う男であるのが分かる一幕である。兜甲児を牢屋に叩きこんだ上で、
母艦をロボット博物館上空へ移動させる。
そして彼は一言だけ言った。「薙ぎ払え」と。艦砲射撃を無慈悲に行い、ロボット博物館の本体施設には傷をつけず、警備施設を全て灰に帰す。
「よし、戦闘要員は博物館を制圧!グレートマジンガーを奪う!!」
バレンドスは自ら降り立つと、ブレーンコンドルに乗り込み、起動させる。運良く動態展示されていたのが彼にとっての幸運であった。
「フフフ、平和の使者は今、悪魔の使者となるのだ……ファイヤーオン!!」
グレートマジンガーは悪魔の使者としての咆哮をあげ、悪の雷鳴を轟かせる。その悪夢は空域に差し掛かった箒を青ざめさせた。
スーパーロボットが強奪されたのは人類にとってこれ以上無い絶望なのだ。
「アレは馬鹿な……ぐ、グレートマジンガーだとッ……!?」
『そこの小娘、グレートマジンガーはこのベガ星連合軍親衛隊長「バレンドス」が頂いた!!フハハ……!』
−「偉大な勇者」グレートマジンガーは悪魔の使者として復活した。
それに対抗できる「宇宙の王者」はいま正に発進しようとしていた。
『デューク・フリィィィード!!』
宇門大介は本来の母星での戦闘スタイルに変身し、グレンダイザーに乗り込む、そして円盤部分のコックピットからグレンダイザーを制御する。
『グレンダイザー、GO!!』
名は体を表すの要領でUFOにロボットが亀のように入っているというのが正確な合体形態。UFOロボのその力を見せる時が来たのだ。
元は異星人が造り上げ、地球に与して戦うスーパーロボットはこれでダンガイオーに次いで2機目となった。
兜甲児の様子を確認しに向かった篠ノ之箒だが、ロボット博物館にて仁王立ちするグレートマジンガーの姿に思わず青ざめてしまう。
やはり特別展示というのが仇になったのだろうが、甲児は例え捕まっても情報を得るようなタマでないのは一年間行動を共にしていて、
よく知っている。箒はグレートマジンガーを操るバレンドスに向かって叫ぶ。
「貴様、なぜグレートを動かした!!」
「知れたこと!我がベガ星連合軍のモノとなり、グレンダイザーを倒すための使者となってもらうのだ!!邪魔をしないでもらおう」
「何をっ!!」
『では消えてもらおう!!サンダーブレイク!!』
グレートマジンガーの必殺兵器が火を噴く。以前、共に戦ってその威力は身にしみている。如何にISといえど、スーパーロボットの必殺技には耐え切れない。
緊急で回避するが、その余波でも電流が迸っている。
(相変わらず、なんて威力だ!!))「くっ!!」
箒は赤椿を操縦し、回避に専念する。何故か?ISの攻撃力では到底、超合金ニューZを破壊できないからで、
グレートマジンガーの強さの源でもある超合金ニューZは今や完成時よりも固くなっており、難攻不落を誇る。
モビルスーツ程度が挑もうものなら一瞬で返り討ちにされるのが関の山である。
「グレンダイザーが来るまで何としても持たせなくては……!」
『ちっ、いちいち小うるさい小娘めが……ミニフォーを発進させろ!』
ベガ星連合軍の母艦からミニフォーと呼ばれる戦闘機的な円盤が徒党を組んで次々と発進する。
この程度の相手ならISで十分に戦える。
機動性はコスモタイガーやVFのファイター形態ほどでは無いので、ベガ星連合軍の兵器の中では一番楽な相手ではある。
パイロットの技能もそれほどではないので、容易く後ろを取り、
ブラスターライフルの穿千(史実と違い、ヤマトの技師長の真田志郎が改良を加えていたため、
元々の形状のクロスボウ型の反動が強いタイプの他に、
ガンダムF91のヴェスバーと同じ銃型かつ任意にビームを可変速できるタイプのライフルが召喚可能となっていた。
(今回は反動もそれほどなく、このような高機動戦闘に使える後者を使った。)
「ええい……!雑魚は大人しくしていろぉ!!」
箒は穿千のトリガーを引く。背部から迫り出した2門のビームがミニフォーを次々に粉砕していく。
一斉射で20機ほどが撃墜できる当たりは赤椿の高出力を裏付けている。その姿はガンダムF91を想起させ、箒自身もそれは自覚していた。
(まるであの時に見たガンダムF91みたいだな……まあそういうスタイルのモノを真田さんがつけたのだからそうなるのも無理も無いな)
箒は前年の戦いでシーブック・アノーの駆るF91の戦闘を目撃しているが、
その時にF91が見せたウェスバーをそのままISで再現したような形状をする穿千のサブタイプにそう心ごちる。
実際この装備のレイアウトはF91のウェスバーと同様であるし、使い勝手はメインタイプより上だ。
ただしF91と違い、今のところは固定装備である都合上、射角に一定の制限が生じるという弱点がある。
大出力である故、エネルギーも食うが、現在は箒自身の努力により「絢爛舞踏」も任意発動が可能となっているのでその弱点は相殺されている。
「くっ、グレンダイザーはまだか!?」
ミニフォーの撃つビームの束を急旋回して回避する。前大戦当時に戦闘機乗り達から色々と空戦機動を仕込まれているので、その点は以前より腕を上げた。
そのため戦闘機のように鋭く動く。一人でグレートマジンガーを含めた大軍団を相手取るのは赤椿でも荷が重い。
そのためグレートマジンガーと対等に戦えるグレンダイザーの到着を待ちわびた。
−グレンダイザーはロボット博物館へ進路を取り、ロボット博物館からの通報で対グレートマジンガー用の戦闘準備を進める。
グレートマジンガーは自前の翼「スクランブルダッシュ」で自在に飛行ができるのがグレンダイザーに対する強みである。
グレンダイザーは元々スペイザーとの合体で飛行するのを前提に作られており、合体した状態でないと飛行できない。
(そのため宇宙科学研究所はグレンダイザーの弱点を補う、新たなサポートメカとなる地球製スペイザーを誠意制作中である)
その上、スペイザーと合体していると腕を収納する関係上、一部武装の使用に制限が生じ、空戦機動もグレートのように細かな機動が取れない。
それがグレートマジンガーに決定的に劣る点だ。グレンダイザーの得意レンジの陸戦に持ち込めは勝機はある。
そう意気込んで箒の救援に向かうデューク・フリード。彼はスペイザーの大気圏内最大速度のマッハ9で駆けつけた。
『スペースサンダー!!』
「その声は……!間に合ったんですね!」
『ああ。急いできたよ、どうやら間に合ったようだ』
その声に箒は歓喜する。グレンダイザーが到着したのだ。グレンダイザーもグレートマジンガーのサンダーブレイクのように雷を放てる。
その証が空の雷鳴である。熱線と化したその雷の破壊力はサンダーブレイクをも超える。瞬く間にミニフォーを蹴散らし、グレートマジンガーを牽制する。
『ヌッ、来たな、デューク・フリード!そしてグレンダイザー!」
『その声は……バレンドス親衛隊長か!!よくもグレートマジンガーを奪ってくれたな!すぐに返してもらうぞ!!
シュート・イン!!ダイザー、ゴー!!』
デューク・フリードはグレンダイザーを戦闘態勢に移行させ、スペイザーからダイザーのコックピットへシートごと移動し、スペイザーから分離させ、降り立つ。
- 土煙を立ててグレートマジンガーと対峙するグレンダイザー。大きさはグレンダイザーのほうが頭一個分上である。
だが、戦闘力に関しては全くの互角であり、文字通りに死闘が繰り広げられた。
『スクリュークラッシャーパンチ!!』
『ドリルプレッシャーパーンチ!!』
ロケットパンチを互いに撃ちあう。超合金の拳がぶつかり合い、
ブースターの推進力の音と腕そのものが回転しあう音が響き渡る。これは両者ともに弾き合う。
『反重力ストーム!!』
『ブレストバーン!!』
デュークは反重力ストームで浮かべ、地面に叩きつけようとするが、バレンドスはそれを読みきっており、ブレストバーンで迎撃する。
両者の反重力光線と破壊熱線がぶつかりあうが、これはブレストバーンの勝利であり、摂氏5万度(回路の新式への交換などで威力が向上)の熱線がグレンダイザーを襲う。
『うぁぁぁっ!!』
「だ、大介さんっ!!」
グレンダイザーが5万度で熱される。大気圏内でこの超高温は堪える。グレンダイザーはこらえきれず、片膝をついてしまう。
最も宇宙合金グレンが超合金ニューZと同レベルの強度を誇っているからこそ、耐えられるのだ。
『ふふふ……次はこれだ!!ダブルマジンガーブレード!!』
バレンドスはマジンガーブレードを2刀流で使い、グレンダイザーを攻め立てる。グレンダイザーも応戦するべく、
胸の宇宙合金グレン製の鎌を召喚する。
『させるか!!ダブルハーケン!!』
両者の剣と鎌がぶつかり合う。大上段から袈裟懸けに切り裂こうとするグレートマジンガー。
それを鎌で上手く受け流すグレンダイザー。その動きは人間の決闘と同じであり、ロボット同士の戦闘とは思えない人間的な死闘に箒は思わず息を呑む。
だが、箒の前にも敵が現れる。円盤獣である。
「円盤獣か……!大介さんの邪魔はさせんぞ!!」
雨月を構え、円盤獣「ジンジン」との戦闘に入る。
この時に対峙した円盤獣は「ジンジン」。甲児のTFOを鹵獲した相手であるが、取り立てて強力という訳ではない。
強いて言えば伸縮式クローに注意する程度だが、超合金Zを貫けるだけの攻撃力は十分に備えている。
箒はクロー攻撃に注意しながら、ISの武器の一つである、機動力で円盤獣を翻弄する。
(円盤獣は装甲や攻撃力は強力だが、当たらなければ何のことはない!)
そう、円盤獣は火力面では並のモビルスーツ程度なら当たれば一撃で戦闘不能に陥らせる事が可能であるし、装甲も兵器としては強力の部位に入る。
だが、スーパーロボットにはそれはほぼ無意味で、毎回といっていいほどグレンダイザーに返り討ちにされている。
ISなら小回りの良さなどの機動力で対抗は十分に可能である。
クロー攻撃を高速バレルロールで回避すると、箒はISの武器である空戦での旋回半径の小ささを武器に相手の死角に回りこみ、
下から急上昇。手に空裂を構え、それを振るう。広範囲にエネルギー刃が広がり、円盤獣の腕を切り裂く。
何故21世紀の兵器であるISが宇宙の超兵器である「円盤獣」に通用するのか?
それは赤椿が歴戦を経て、蓄積経験値が跳ね上がり、IS自体が進化を重ねた事により、エネルギー出力が転移時より数段強力となり、
戦闘用として進化。円盤獣にも通用するほどに攻撃力が上がったためである。
咆哮を上げながら円盤獣「ジンジン」はさらに内蔵されたミサイルで追い立てるが、
VFの超高機動ミサイルを最早「見慣れてしまった」箒には通じず、機動を見切られ、軽く切り払われる。これは箒の成長が伺える一幕であった。そして……。
「とどめだ!!」
箒はこの1年間の特訓の末に身につけた秘奥義を以て、円盤獣を倒す事を決意する。
それは姉の篠ノ之束さえ想定外であろうスペック、いや人智を超えた力であった。
これは宮藤芳佳達が魔力で擬似的に再現した必殺技と同種であるが、彼女たちが魔力で擬似的に再現したのとは異なり、
魔力を持たない箒が何故、この技を撃てるようになったのかは本人にもわからない。
箒には『本当に目覚めてしまったのか!?』としか本人も思えない、不思議なパワーが宿っていた。
‐雷の如きエネルギーが両腕で天に掲げた雨月に宿る。剣の元々のスペックを超えている、凄まじいものだ。
それが赤椿全体を包む。そして箒はアニメ好きと化したウィッチ達から教えられたその技の名を叫ぶ。盛大に。
『雷ぃぃぃぃぃっ!光ぉぉぉぉぉっ!!ざぁぁぁぁんっ!!』
果たして、この時点での箒が本当に「礼」の心に目覚めたのかは定かではない。だが、人の思いは時として常識を超え、奇跡を起こす。
箒の場合は、別の世界に生きている織斑一夏への一途な思いがなせる業かも知れない。
円盤獣ジンジンは雷光斬の波動に押し流される形で次第に形を崩し、空中分解のような形で爆発して果てた。
―雷光斬は赤椿の元々のスペックを完全に超えている技である。そのため、赤椿の制御コンツールの表示にはこの攻撃は「Unknown」と表示される。
たとえこの場に篠ノ之束がいたとしても、その原理は解明できないだろう。そのパワーが本当にどこからくるのか、箒自身にも分からないのだから。
−あとがき。UFOロボグレンダイザー対グレートマジンガー編です。
これは時間軸的にはIS学園編と同時期です。