その日、橙子が経営する『伽藍の堂』は暇であった。
橙子は書類整理をしているが取り立てて忙しいというわけではなく、式もソファに座ってコーヒーを飲んでいた。
なお、ここには青年と橙子の弟子である少女もいるのだが、今現在は出掛けていて不在である。
「まったく、単調な1日というのは実につまらないと思わないか?」
「確かにな」
話しかける橙子に式は静かにうなずく。それでも自分から動こうとはしない2人。
まぁ、時として色んな危険と向かい合う時があるので、のんびり出来る時にはのんびりしたいのかもしれない。
「では、お仕事をしてみる気はありませんか?」
ふと、そんな声が聞こえて、橙子と式は思わず顔を上げた。青年のような声。だが、ここに来る青年とは違う声。
訝しみながら橙子と式は声が聞こえた方へと顔を向ける。そこにいたのは式と向かい合う形でソファに座り、コーヒーを飲むシンジの姿があった。
「あ、勝手にもらってます。しかし、いい豆を使ってますねぇ〜」
などとにこやかに話すシンジだが――
「なんだ、お前は?」
「依頼人ですよ」
「依頼人ね……ノックも無く……いや、ここに来れた時点でそうは思えないのだがな?」
カップが床に落ち、割れる音が聞こえた時には式はシンジののど元にナイフを当てるのだが、シンジはというと気にした風も無く答えた。
そして、橙子はシンジの言葉を信じなかった。橙子は魔術協会と呼ばれる所から封印指定というものを受けている。
どういう物かといえば魔術に関して高い評価を得たり、功績を残したりするとその者が持つ知識や研究成果を保存しようというもの。
もっとも、保存の方法が生きたままホルマリン漬けとかそういうものなのだが……
当然、橙子としては嫌なので魔術協会から逃れて隠遁生活をするはめになり、事務所としている建物に結界を張って見つからないようにしている。
だから、自分達に気付かせることなくここに来ているシンジを疑うのは橙子としては当然であった。
「まぁ、連絡も無しにお訪ねしたのはお詫びしますよ。ですが、私にも色々と事情がありまして……それを察して頂けると助かるのですが?」
「事情ね……で、依頼とは?」
「橙子……お前……」
「話だけでも聞いてみようじゃないか。どうするかはその後だ」
シンジの話に意味ありげな視線を向けつつも橙子は話を促した。それに式が訝しげな顔をするが、橙子はといえばシンジを見たままそう答えた。
確かにシンジは怪しいのだが、橙子としてはなにかしらの興味を引かれたのである。
例えば、どうやってここに来たのか? 自分達に気付かれることなく、当然が如くそこにいる。
結界が張られ、なおかつ式がいる状況で自分達に気付かれずにここに入るのは不可能と言ってもいい。
なのに、このシンジはたやすくやってのけた。そのことで橙子は興味を持ち始めたのである。
「この義手を指定通りに造っていただきたいのです」
「式」
「まったく、なんで私が……」
答えながら数枚の紙を取り出すシンジ。
橙子が視線を向けながら声を掛けると、式は文句を言いながらもシンジからひったくるように紙を取り、橙子に渡した。
紙を見てみると義手のサイズなど設計図のような形で詳細に記されていたが、それを見ていた橙子の顔が次第にしかめられていった。
橙子にはわかる。封印指定されるほどの人形師としての知識と技術力を持つが故にその義手がどんな物なのかを。
「コイツは……魔術師用の物か?」
「今から2週間後。封印指定の執行者が左腕を失う重傷を負います。その方にその義手を与えて欲しいのです」
「なんだと?」
睨みつける橙子であるが、シンジの言葉に訝しげな顔になる。
封印指定の執行者とは封印指定された魔術師を捕縛、もしくは討伐する存在のことだ。
余談となるが、封印指定された魔術師が逃亡しても大抵は静観される。
しかし、その者が無関係な者を使った実験など実害を及ぼすようなことをした場合、聖堂教会の代行者によって異端者として始末される。
が、そんなことをされると魔術の研究成果まで失われてしまうため、その前に捕縛か討伐を執行者が行うのである。
故に執行者は腕利きでなければならない。場合によっては聖堂教会の代行者とも争うことにもなりかねないからだ。
なので、請け負う仕事が仕事故に左腕を失う可能性も無いわけではない。
だが、しかし今すぐというわけではなく、2週間後……しかも、左腕を失うと断言している。
まるで未来を知っているかのような言葉。それに対し、橙子はメガネを外し――
「貴様、ふざけているのか?」
「いえ、現段階では可能性の話ではありますが……高い確率でその執行者は先程話した重傷を負います。
しかしながら、その者を見殺しにするには色々と惜しいものでしてね。助けておこうと思ったまでです」
もう1つの顔を露わにしながら橙子は睨みつけるが、シンジは気にした風も無くコーヒーを飲みつつ答えた。
橙子としてはこの話は断りたかった。当然だ。封印指定された自分が封印指定の執行者に会うなど、自殺行為もいい所だ。
それにあまりにも話がうさんくさすぎる。今すぐではなく2週間後に起きると言っている所が。
だから、殺気を含ませて睨んだのだが、シンジは気付いていないかのように無反応であった。
「しかし、助けた途端に狩られるのは勘弁して欲しいのだが?」
「その点は大丈夫かと。あの人は依頼がなければ無闇やたらと狩るような真似はしないようですしね。
それに今回はあなたにとって悪い話ではないかと。もしかしたら、魔法に近付けるかもしれませんよ?」
「なに?」
未だに睨みつける橙子であったがシンジの話に瞳がつり上がる。
魔法……それは魔術師が目指すもの。同時に軽々しく口にしていい言葉ではない。
なぜなら、魔法とは魔術師にとっては奇跡に等しいものだ。だからこそ、軽々しく扱うようなことはしない。
なのに、シンジはあっさりとなんでもないかのように口にした。それが橙子の怒りを誘ったのだが――
「貴様――」
「あなたはそこで執行者と共にある者達と出会うことになります。その人達があなたを魔法へと導くことになるでしょう」
殺気を強めながら橙子は自分の横に置いてあった鞄を取ろうとした時、シンジは視線を向けながらそんなことを話した。
それを橙子は睨みつけたままシンジを見てみる。話はハッキリ言ってうさんくさい。だが、興味を惹かれるのも事実だ。
「とりあえず、即金で3千万。出来なければ断る」
「ふむ、ではその10倍の3億を今の内に振込んでおきましょう」
「な!?」
だから、試すつもりでそんなことを言い出したのだが、シンジが即座にそう切り返したために橙子は思わず戸惑った。
即金で3千万は前もって準備してなければ無理だろうし、シンジはそんな金額は持っていないだろうと見越して橙子は言い出した。
なぜ、そんなことをしたかと言えば試したかったのだ。用意出来なければ何かしら言ってくるだろう。
その反応を見てシンジの話が嘘か誠かを判断するつもりであったが……まさか、このような形で返されるとは思っておらず困惑したのである。
「本気……か?」
「色々と事情がある……としか、今は言えませんが……その金額を出しても惜しくはないという状況であるというのはお答えしておきましょう。
ついでに言えば、式さんのお力もお借りしたいのですよ」
「俺のだと?」
睨みつける橙子にシンジは顔を向けずにコーヒーを飲みながら答えた。その言葉に式は訝しげな顔をするが――
「あなたの眼はある方を助けるための力にもなりましてね。協力してもらえないかと」
「お前……」
答えるシンジだが、式は殺気を込めて睨んでいた。式の眼は魔眼である。どのようなものかはその時に話すが――
だが、眼のことは橙子など一部の者以外には知られていないはずであった。なのに、シンジが知っていた。そうなれば怪しむのは当然である。
「ま、そんなわけでお願いしますね」
「おいおい、私はまだ引き受けるとは言っては――」
「引き受けますよ。あなたはきっとね」
コーヒーカップをテーブルに置き立ち上がるシンジに橙子は肩をすくめながらそう言うのだが、シンジは笑顔を向けながらそう返してしまう。
これには橙子も呆れるしかなかった。確かに興味が無いわけではない。だが、危険かもしれないことに簡単に首を突っ込むのも愚行だ。
だからこそ、橙子は慎重にことを進めたかった。
「まったく……せめて、名前だけでも聞かせてもらえないかな?」
「そういえば、まだ名乗っておりませんでしたね。私の名はアオイ シンジ。お節介好きな小悪党ですよ」
メガネをかけ直し、呆れた様子で問い掛ける橙子にシンジは笑顔で答え――
「では、お願いいたしますよ」
優雅な仕草でシンジは頭を下げるとその姿が景色に溶け込むかのように消えてしまった。
「たく、なんなんだあいつは? おい、受ける気か?」
「さてね……とりあえず、口座を確認してからだな」
呆れながらも顔を向けて問い掛ける式に橙子は新たなタバコに火を付けて吸って、煙を吐いてから答えるのだった。
その後、橙子は自分の口座を確かめるとアオイ シンジ名義で3億が確かに振込まれており、戻ってみるとシンジから来た手紙があった。
その手紙には「やってくれたら更に3億出します」と手紙に書かれており、橙子は渋々ながら義手の作製をすることにした。
完成すると新たに来たシンジからの手紙で指定された場所に式と共に行くこととなったが……
その場所が現在聖杯戦争まっただ中の冬木と知った橙子はシンジを本気で殺そうかと考えたという。
なぜなら、封印指定された自分にとって、そこは死地に等しいのだから――
「そんなわけで私達はここにいるわけだ」
自分達に起きたことを話す橙子であるが、士郎は戸惑いがちな顔をしていた。
というのも、魔術という単語を聞いたからである。それは士郎にとっても関わりを持つ単語。
そして、魔術とは本来秘匿されるべきであると聞かされている。だからこそ、あっさりと明かしてしまった橙子に戸惑いを感じていた。
「ふむ……聞くが、身内に切嗣という奴はいないか?」
「なんでじいさんの名前を!?」
その問い掛けに士郎は驚きを隠せずにいた。問い掛けた橙子はやはりなといった感じで笑みを浮かべていたが。
橙子がなぜ魔術がらみまで話したのか? それは衛宮の性に聞き覚えがあったからである。
それでかまかけで話したのだが、士郎の反応を見て確信を深めて問い掛けたのだ。
「やはりか……しかし、あの魔術師殺しに息子がいたとはな」
「いや、俺はじいさんの養子で……魔術師殺し?」
ため息混じりにつぶやく橙子に士郎はそのことを訂正しようとして、その言葉に顔を向けてしまう。
魔術師殺し……意味としてはわかるのだが、士郎としては理解したくはなかった。
なぜなら、士郎が知る切嗣とは優しく穏やかな一面のみであり、とてもそのようなことをしてるとは思えなかったのだ。
「知らないのか? 衛宮 切嗣といえば魔術師専門の殺し屋としては有名だぞ?
実に効率良く殺し、魔術師の家族を人質にとって殺すこともいとわない程の冷酷さを持つとな」
まるで士郎の表情を楽しむかのように話す橙子。そんな彼女を式は呆れた様子で見ていたが。
一方で士郎は固まっていた。あの優しかった切嗣がそんなことをしていたとは信じられなかった。信じたくはなかった。
だが、心の中のどこか真実なのかもしれないという思いがもたげる。だって、自分は切嗣の過去をほとんどと言っても知らないから……
「ふむ、その様子だと何も聞かされていなかったようだな?」
「あ、はい……じいさんは亡くなるまで昔のことはあまり話さなかったし……
魔術も基本的なことしか教わらなくて……後は独学みたいなものだったし……」
どこか震えているようにも見える士郎の話に問い掛けた橙子は半ば納得した様子を見せていた。
だってそうだろう。魔術師ならば封印指定された自分の名前を知らないはずがない。
うぬぼれかもしれないが、見習いレベルでも自分のことを知っているという自負が橙子にはあった。
だが、士郎は自分を知っているようには見えなかった。それも話を聞いて納得出来た。
魔術協会と繋がりが無く、なおかつ魔術の基本的なことしか知らずに独学でやってきたのなら、そういった知識を知らないのもうなずける。
「そうか……しかし、あの男が死んでいたか……」
改めてタバコに火を付けながら橙子は呟いた。
もしかしたら、自分の命を奪いに切嗣が来るかもと考えていたこともあった。
だが、切嗣の死を知ってか橙子はほっとする反面、呆気なさすぎてつまらなさも感じてはいたが――
「おい、誰か来たぞ」
そんな時、式がどこかに顔を向けながらそんなことを言い出した。
士郎と橙子がそちらに顔を向けると翔太達がどこかへと向かおうとする所であった。
「なんだあいつら? まともな奴らがいないじゃないか」
「確かに服装はまともじゃないな」
「そうじゃない」
話を聞いて思わず納得の橙子。
確かに翔太達の服装は奇抜と言うには色々と問題があったが、話した式は呆れた様子でため息を吐き――
「まともな人間がほとんどいないんだよ。人間なのはあの男と長い黒髪の女だけ。後は人間じゃない」
「なに……なるほど、確かにな……」
式の指摘に橙子は訝しながらも改めて翔太達を見て、そのことに気付いた。
紫のローブを纏った者は感じる気配からして、この聖杯戦争で呼ばれた英霊……サーヴァントだとなんとなくだがわかる。
しかし、翔太と理華以外の者達は気配からして人では無いという以外はわからない。
それに良く見れば小さな人影(ミュウのことである)も見えていた。
何者なのかと考える橙子と式であったが、その間に翔太達はなにやら話し込むと目の前にあった屋敷へと入っていく。
「あんな所に屋敷があったのか……」
「で、どうするんだ?」
屋敷があったことに今初めて気付いた橙子。まぁ、士郎との出会って話し込んでいてせいで気付かなかっただけだが。
それはそれとして、式が問い掛けてきたので橙子は考えてみる。今の所シンジが言っていた封印指定の執行者らしき者の姿は見えない。
翔太達はどう見てもそうは思えないし、それらしい者の姿も見えない。
「待ってみよう。しばらくして出てこなかったら私達も中に入って話を聞いてみるか」
「大丈夫……なんでしょうか?」
「さて、どうなのかな?」
不安そうな士郎に話していた橙子は首を傾げながらも意味ありげな視線を向けていた。
橙子としては英霊や知らない存在にそれなりに興味が惹かれたのだ。なので、一度話してみたいと思ってみたのだが――
そんな時、翔太達が屋敷から出てきた。良く見ると翔太が誰かを背負っているのが見える。
「おい、あれって……」
「ふむ、どうやらあれが奴が言っていた執行者のようだな。それに別の奴も来たようだ」
目配せする式に橙子は目を細めながら答えた。
確かに翔太が背負っている人物……どうやら女性のようだが、シンジの言うとおり左腕が無い。
あれがシンジの言っていた執行者だと思いつつ、橙子は別の方向へと顔を向ける。
そこには槍を持つサーヴァントらしき者がいて……なぜか、驚いていた。
その後、翔太とそのサーヴァントがいくつか言葉を交わすと翔太と紫のローブを纏った者が前に出た。
どうやら戦うらしく、翔太は武器を手に持っていた。その間もなにやら話しているものの、離れているせいで良く聞き取れなかった。
やがて、サーヴァントと翔太がぶつかり合い……翔太が押す形で戦いが進んでいた。
「ほぉ……強化も無しでサーヴァントとあそこまでやりあえるとはな」
「だが、あれは無茶だろ」
「そうなのか?」
「ああ……動きこそ速いが、動き自体は素人に毛が生えた程度だよ」
サーヴァント相手に押す翔太を見て橙子は感心するが、呆れている式を見て問い掛けていた。
式の言うとおり武術家が見れば翔太の動きが素人であるとわかるかもしれない。
実際、その通りではあるが……式が無茶と言ったのはそれだけではない。式から見れば翔太の動きは無駄が多すぎる。
武術にもよるが、武術の型というのは人への負担を極力抑えながら力を発揮出来るようにされたものである。
だが、翔太の場合だと素人の動き故にその負担がモロに体に来る。なまじ、人間離れした動きなので負担はかなりのものになってしまう。
それもあってだろうか? サーヴァントが反撃するとあっさりと攻守が逆転していた。
一方で士郎はその戦いをただじっと見つめていた。正義の味方となるために体を鍛えていたつもりだった。
しかし、翔太の動きはそんなのは甘いとばかりと思い知らされるものであり、故に士郎は見入ってしまう。
士郎としては目標を見つけた気がしたから――
と、戦いは変化を見せた。翔太の仲間と思われる槍を持つ女性が加勢したかと思うと赤いコートを着た女性が撃ってきたのだ。
このせいなのかサーヴァントは怒りを露わにするが、なにやら話し合っている内にどこかへと行ってしまう。
その様子を橙子達は静かに見ていたのだが――
「それで……いつまでみているつもりかな?」
赤いコートの女性がこちらに顔を向けて声を掛けてきた。
「まさか……見つかるとはね」
「どうするんだ?」
そのことに橙子は感心する中、式は視線を向けながら問い掛けてきた。
実は翔太達が屋敷に入っている間に橙子が認識阻害の魔術を行使していた。
だが、こうもあっさり見つかると橙子としては驚きよりも感心が先に来てしまったのである。
「ま、行ってみようじゃないか。話をしてみたいと思ったしな」
答えた橙子が翔太達の元へ向かうと式は呆れながらもその後を追うように向かっていった。
士郎は最初は戸惑ったものの慌てた様子で後を追う。こうして、橙子達は巻き込まれていくこととなる。
いくつもの世界の命運を賭けた戦いへと――
そんな彼女達の様子をシンジは離れた場所で見ていた。
「やれやれ……苦労はしましたがこれでいいでしょう。後はスカアハさんがなんとかしてくれるでしょうし」
ため息を吐きながらもシンジはそんなことを漏らす。実は翔太達が見かけた人影の正体はシンジだったりする。
翔太達にバゼットを発見させ橙子達と出会うように仕向けるために。
「さてと……そろそろ悪神さんも私のことに気付き始めるでしょうが……そちらは交渉次第でしょう……今は新たな世界の下準備を先にしますか。
あの世界にはあの方々がいるので大丈夫でしょうが、もう1つの世界はそうもいかないかもしれませんしね」
などと空を見上げつつシンジはそんなことを漏らす。そう、今この時も事態は動いていた。
故にシンジは動く。翔太達の為に出来る限り状況を良くするために。新たな世界へと向かうのだった。
あとがき
そんなわけで今回は橙子と式編。そして、シンジ君。そんなにお金出して大丈夫?(おい)
それはそれとしまして、こんな形で巻き込まれることとなった士郎、橙子、式。
シンジはなぜこの3人を巻き込んだのか? 橙子はすでに明らかになっていますが……
士郎に対する『正義の味方』とは? 式なら救える者とは? そこら辺もお楽しみにw
さて、久々に拍手レスで〜す。
>次は、型月世界ですね。聖杯は、第4か5どちらかベースにするか知らないけれど頑張ってください。
第5がベースとなっております。まぁ、お約束ですな。
>そのあたりは大丈夫ですよ。「この悪魔から、こういう属性を継承してこちらの悪魔を作りたい」って、
>後書きで書けば、みんな調べてくれますって。
>その場合、真1ではこのレシピ、IMAGINEならこのレシピ、TRPGならこのレシピとかいろいろ集まりそうだ。
>そういえば、翔太はマッカの価値がどれぐらいか判ってるのか? というか、レートはどれを使ってるのかな。
>原作(真1)では1マッカ=70円だったけど、あれは使用できない紙くずとマッカとの交換だったから、レートとしては疑問が残る。
>かといって、TRPGでは1マッカ=1万円や、1マッカ=千円とか幅があるしなぁ。
最初のは今となるとちょっと無理ですね。路線決めちゃいましたし。
レートは意味は無いですね。基本、交流とかは無いので換金とかで出来ませんし。
まぁ、するとしたら1マッカ=10円前後といった所でしょうかな?
>定番ケルベロスは仲魔にならないんですか?
この質問により登場が決定しました。近日登場予定ですw
>いつも楽しく読ませて頂いています。
>刹那に真名、秋葉原に行ったなら東方projectのゲームでも土産にすれば良かったのに。
>そして紅魔郷(レミリア)と妖々夢(紫)の攻略にハマるエヴァが見たい。
ありがとうございます。うん、そのネタは思いつかなかったな。やってみるのもいいかな?
>なんか麻帆良の大学に蓮子とメリーが居そう。あと夢見教授も。
>あ、分からなければスルーで結構です。
大丈夫ですよ。流石に全部のキャラを把握できてませんが^^;
でも、そういうことはないのでご安心を(なにを?)
>そういや、スカアハってクー・フーリンの師匠なんですよね。
>師匠と同じ名前を名乗っている存在と、自分と同じ名前の女性体を見て、ランサーはどうするんだろ?
>バゼットのいる洋館に導いた人影・・・最弱のあいつかな?
というわけで物語のようになりました。もちろん、これで終わりじゃないですがね。
で、人影はシンジ君でした。これはわかりにくかったか^^;
>なるほど、女性形だから「ジャック」じゃなくて「クイーン」ですか。……さて、他に男性形の名前を持つ悪魔はいたかな?
>しかし、ランサーと邂逅ですか。これで翔太が元オニのクー・フーリンに「ちょっと待て、クー・フーリン」とか言うと、
>ランサーが「てめえ、なんで俺のマナを知ってる!」とか反応するんでしょうね。
まぁ、単純ですがね。ちなみにランサーの方は似た感じに……なってるよね?^^;
>「傷が治らない」は前回のランサーのゲイ・ボウの方じゃなかったかな
>幸運値で即死回避したシーンでセイバーの胸に刺さった後に自力で治してたよーな。ちょっと記憶が曖昧
ゲイボルグは傷が治らないのではなく、魔術などの治癒を阻害する呪いとなります。そこら辺詳しく書くべきだったかな?
なお、セイバーですが完全に治ったわけではないと話してたような……いかん、私も記憶が曖昧に^^;
>幕間よりも本編かいてほしいです。次にどうなるか楽しみにしています。
こういう幕間も次に繋がることなので大事なのですよ。でもまぁ、次回をお楽しみに〜w
さて、次回は士郎、橙子、式、バゼットを連れてボルテクス界に戻ることになった翔太達。
そこで起きるのはいったい何か? そんなお話です。そんなわけでお楽しみに〜。
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