今回は壊れキャラ(たぶん)ばかりです

そういうのが許されない人はすぐ戻ってください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シルフェニア二周年&我らがラピス様人気投票一位記念

 

機動戦艦ナデシコ

あふた〜すと〜り〜

ラピス様の徒然なる日々

 

 

 

 

 

 

○月○日

 将来絶対ハゲになるネルガルの会長に作らせた台所からいい匂いがして目が覚めた。

 アキトが朝食を作ってくれていた。

 イネスが色々とがんばってくれたおかげで、アキトの五感がちょっとずつ戻ってきているって聞いた。

 料理は特訓の一環だって言っていた。

 私はアキトの手料理が食べれるっていうだけで幸せ。

 それにしても、昨日はあんなに激しかったのになぜかいつも私より先に起きるアキト。

 生で寝顔をいつか見てみたいと思う。

 それに、日頃の恩返しもかねていつか私の方が先に起きてアキトに朝食を作ってあげたい。

 もちろん、裸エプロンで

 

 

 

 

 

 

*月*日

 特にやることもなく、今日も『ヤタ』(ユーチャリスのAIのヤタガラスのこと)と一緒に勉強する。

 今日は『どうすれば男を悶えさせることが出来るか@言葉編』をすることにした。

 まず呼称。これが一番大事だと思う。

 私はアキトのことをアキトと呼ぶけど、お兄様とかパパとかマイ・ステディと か変化球を織り交ぜたほうがいいのかな?

 それともご主人様とか旦那様とか、ちょっとした直球勝負もいいかもしれない。

 そう言えば、『ヤタ』は妹姫っていうのにはまってからよく『兄ぃ』っ てオモイカネのことを呼ぶようになった。

 オモイカネが自分から言うだけあって、ウィンドウが変に悶えているところを見ると満更でもないみたい。

 それどころか喜んでる。絶対。

 でも『ヤタ』は兄妹仲良くなれたからいいって言う。

 仲良くって言うより妹が兄を弄り倒しているように思えるのはきっと私の勘違い。

 それとオモイカネが実はボーイッシュ系が好みなんだってこともわかった。

 だからリョーコの盗撮写真が多いんだ。いつかこのネタでゆすっ てみようと思う。

 

 

 

 

 

 

@月@日

 今日もアキトの作ってくれたご飯とあったかい布団にアキトと一緒にくるまって眠る。

 今日は何もしないって決めていたからすぐに寝る。

 でも、アキトの身体を抱き枕にすることぐらいは許されると思う。

 うん、幸せ。

 

 

 

 

 

 

×月×日

 この間、しっかり休んだ分、今日はアキトと朝からがんばろうと思ったら行き遅れが二人も来た。

 一人は胸にだけ栄養がいって頭が足りない人。

(…………ユリカ、そんなに馬鹿じゃないもん)

 一人は永遠のドラム体型。

(貴方もそんなに変わらないでしょう!)

 外野、うるさい。

 私はルリと違ってまだ前途有望なんだからな。

 そ・れ・に 最近大きくなってるもん。アキトのおかげで(はぁ と)

 だいたい、アキトは帰らないって言ってるのに帰ってきてなんて身勝手。

 アキトの傍にいていいのは私だけ。

 だから

「やっちゃえ『ヤタ』」

『りょーかい♪』

 今日も悪党退治。

 正義(アキト)の味方のラピスは悪党なんかに負けないのだ☆

 二人仲良く(他に何かいたみたいだけどどうでもいいと思う)宇宙の星屑になったのを確認して、私たちはさっさとボソンジャンプ。

 極楽ハゲトンボから搾り取った金でウリバタケに作らせた特別性。ステルス機能もついた優れもの。

 極楽トンボ=金持ちを利用しない手はないと思った。

 こういうのなんて言うんだっけ…………思い出した。俺のものは俺のもの。お前のものは俺のもの。

 

 

 

 

 

 

△月△日

 今日も悪党二人組がやってきた。

 本当にしつこい。

 それに今日はお供にすちゃらかロンゲと影薄オペレーターがくっついていた。

 とりあえずロンゲにはこんなこともあろうかとオモイカネに取るように命令した、リョーコ生写真集(ポロリもあるよ♪)で買収。

 ロンゲはあっさりとやられた振りして帰っていった。

 後でリョーコにこのことを教えてあげようと思う。

 あとはウリバタケが改良したコバッタ君たちで突撃。

 ディストーションフィールドは物理攻撃に案外もろいから全員で特攻。瓜印の爆弾持って。

 あっさりと片がついたところでいつものようにジャンプ。

 ふ、勝利ってのはいつも虚しいぜー。

 ……そういえば行き遅れ以外に誰かいたような? まいっか。

 

 

 

 

 

 

?月?日

 いつものようにハゲトンボからせしめた金でユーチャリスに作らせたヴァーチャルルームで、
 アキトと『突撃! 隣の幼妻!!』で遊んでいたらまた行き遅れどもが来た。

 そんなことだからいつまでたっても嫁の貰い手がないんだと私は思う。

 いつもように適当にあしらって帰ろうかと思ったら、今回の悪党どもはちゃっかり武器を用意していた。

 その名も『どんな時でもこれがあればすぐ跳べる。安全と安心とおなじみのアンカー』

 正直、絶対どこか壊れたようなネーミングセンスに脱帽。可哀想な頭に絶望。

 確かに物理に脆いディストーションフィールドだけど、そんな時のための備えを私がしていないとでも思ったのかな?

 だとすれば甘い。砂糖水に蜂蜜をぶっかけるぐらい甘い。

 コバッタ君たちを突貫させてアンカーの軌道を強制変更。

 的外れな方向へ飛んでいったアンカーにひきずられてナデシコもどっかに飛んでいく。

 ふふふ、アンカーが刺さってジャンプユットが故障するなんて、そんなご都合主義万歳な展開なんてそうそう起きないものなのだ。

 それに万が一あたってもユーチャリスの装甲はウリバタケが改良してくれてるからとても堅い。

 やっぱり悪党はどこまでいっても悪党らしく終わるということを学んだ。

 

 

 

 

 

 

「ふう。今日はここまで」

「ラピスー、晩ご飯出来たぞー」

「今行くー」

「それはそうと、最近よく机に向かっているが何をしてるんだ?」

「内緒♪」

「そうか。さ、冷めない内に食べるとするか」

「はーい」

 P.S.アキトには行き遅れ共の襲撃を知らせていない。

 私っていい奥さん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 徒然なるままに浮かんだ、以上

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