第64話『世界を渡れる法則』
2001年7月24日
==B55ハンガーデスク==
コバッタ達か忙しく動き回りまた桜井少隊が教練しに行くのだろう…のなか、
カオルはデスクで考えごとにハマっていた…
(えーとかたずけるのが歩兵装備はフモッフね…
あとは水中と宇宙軍の問題か。
ん〜水中、水中、ゾイドであったなぁ…
シンカーか…いってみるかな?)
カオルは立ち上がると、
世界扉を唱えるが、
シーン
「ありゃ?…開かない??」
(ん?ん〜…認識度が甘い?
そういえばゾイドってストーリーどうだっけ?)
次に、ガンダム00の世界思い浮かべて…
世界扉が開く…
(ん??規制の文字?)消した。
Gガンダムの世界思い浮かべて…
世界扉は開かない…
ゼロの使い魔の世界思い浮かべて、
(楔位置は向こうの日本の位置になるよなぁ?)
世界扉は開き…消して…
SEEDガンダムの世界思い浮かべて…
世界扉が開くが…
(これも規制の文字が…)
消して…
R-TYPEタクティスの世界思い浮かべて…
世界扉が開かない。
(えっとストーリーの認識によって?それともイレ込み度?)
カオルは少し混乱してた…
エリアルの世界思い浮かべて…
世界扉が開く…消す。
閃光のハサウェイの世界思い浮かべて、
世界扉は開くが規制がみえる。
消して…
(ふむ??なら)
ガンダムユニコーンの世界思い浮かべ…
世界扉は開かない…
(ほう…となると)
マクロスフロンティアの世界思い浮かべて…
世界扉を開く…消した。
クラァ
「おっと」
カオルはふらつき椅子に腰をどすんと落とす。
眠気もきはじめてきた。
(う〜精神力つきたかなぁ?研究だけで今日はおわるか…
とりあえずわかった事…まとめるか)
机のメモに書きはじめた…半分殴り書きでだが…
(全部読んだや物語が執筆途中でも、はっきりしている世界なら開く、
ゲームの世界はクリアが必要の模様。
つまりナデシコ、ターミネーター、
ガンパレ、鋼鉄の咆哮はたまたま知って完読等した世界だったから…か…
自信もっていっちゃってたなぁ…ん?)
カオルある事を思いついたようだ…
(ゲームのループみたく、
元の世界で知識補完してみたらどうだろう?
…ユニコーンの世界が開かず、ガンダムの世界が開くの違いがそこにあるはず…
フルメタルパニック行く前に、知識吸収試すか?)
そこまで考えたところで…カオルはイビキをかき居眠りかきはじめた…
寝落ちたみたいだ…
[マスター居眠り〜]
11号を筆頭として集まりはじめた…
[あ、本当〜]
[さっきから世界扉唱えてたからつきた?]
5号がマジックをとりだした…
[かもね〜]
カオルの顔に落書きしようとして、8号、7号に押さえ付けられる…
[誰かよんでくる?]
5号はつれてかれた…
[まりもちゃん♪]
7号が…
[了解〜]
11号、まりもちゃん探しにふわふわと移動する…見つけたようだ…
[まりもちゃ〜ん]
「あら11号君、どうしたの?」
まりもちゃんの正面にふわりと浮かび話かけている。
[あのね、あのね、マスターがおねむしちゃってるの]
「あらあら…まぁまぁ…珍しいわね…どうして?」
まりもちゃん…手を口元に…
[多分魔法使い過ぎて…あ〜なったら起きないとおもうよ〜]
「ふ〜ん…わかったわ様子見に行きましょ」
[は〜い♪]
まりもちゃんカオルの私室に案内される…
ハンガーデスクにいたはずだが、
私室の床に転がっているカオルがいる。
「あら…よっぽどなのね?」
まりもちゃん、カオルをベットに寝かせると頭をナデナデしはじめる。
カオル気持ちよさ気にねむっているので…軽くキスをして、
「お休みなさいね」
と、私室をでていった…
翌、7月25日
==B55ハンガーデスク==
スターシップトゥルーパーズの世界扉を開くと…
アラクニ星に開いたらしくバグズがきそうになったので慌てて消す。
(あっぶね〜)
[マスター…いまの虫なに?]
「バグズさ…人食い虫ども…すまん、T-850を4体ほどCIWS装備で常駐させよう。
…あーいった世界行くときはきいつけないとな」
[うん]
(けどま〜仮説は大体あってそうだな。
…地球の横浜に開かなかったのは何故なんだか?
と…なるとゼーガペインやアクエリオンやらもいけそうだな。
スターゲートやあと銀英伝もか)
[マスター妄想中?]
「ん?ああ、行ける世界を考えてたんだよ…
まぁ仮説通りなら、今日少し実験すりゃあわかるっう事さ」
[仮説?実験?]
「自分の行ける世界の認識についてだな」
[教えて〜]
「おまえらも物語の世界っうのは前話したよな?」
[うんうん]
「で、昨日開きまくってたのはみてるよな?」
[うんうん]
「で、自分が世界扉開けた世界は、
全部元の世界でその物語を見た世界なんだ。
例外がここと、自分の元いた世界。
物語は小説ゲームテレビ映画ビデオ問わず」
[あ、そうか…平行世界の座標認識という事かも]
「詳しい話しになりそうだから省くけど、昨日ガンダムユニコーンの世界を思い浮かべたんだが、
開かなかったんだよ…ガンダムの宇宙世紀の歴史軸上にあるにも関わらず」
[うん]
「ガンダムシリーズの世界が開きユニコーンが開けない違い、
自分が元の世界でその物語を見たか見てないか…しかないんだよな。
ただそれだけ…
で、今日の実験が見たあと世界扉が開くのか?って事だ」
[なんかそれで開いたらますますマスターチートかもね]
「まぁあとは時間が許す限りか…ただ多分制限があると思う」
[ん?]
「ゲームの世界はクリアしたかしないか…
もってプレイしただけは不可…R-TYPEタクティスの世界はそうだった。
FF11はどうか?になるけど…かなりはまってたけどなぁ…
あとは記憶の薄さかもね」
[けどさ方針変わらないんでしょ?]
「ああ実弾火力による制圧のままでね…学習させないようにね。
けど他の星に関してどうすっかなぁ…なんだよなぁ。
まぁ…とりあえず今日の精神力は実験にあてるよ」
世界扉を唱えて、
「買い出しいってくるわ」
[いってらっしゃい〜]
==平和日本==
世界扉を抜けTSUTAYAに行こうとむかってたが…
(へぇ〜)
ブックオフが近所にできていたので店内に入る。
まわってみると…一つのタイトルが目にとまった。
(これでいいか)
予定を変更し手に持った本を会計して帰る事にした。
==B55ハンガー==
[ん?ビデオじゃないの?]
戻ってきたカオルにコバッタが声をかける。
「と思ったんだけどね。実験できて規制を受けなさそうな手頃なのが、
これ位しかなかったんだよ」
実験できるのが、その世界しらない点である。
「とりあえず世界扉を」
唱えてみるがやはり開かない。
本を開き内容を読み始める。11号がのぞき込んでく。
でたまか、アウトニア王国奮戦記1巻…
主人公マイド・ガーナッシュ、帝国軍の新任士官少尉の物語だ。
場面は士官学校の卒業式から始まる。
帝国貴族のは男子は士官学校への入学を奨励されている。
また平民にも門戸は開かれており、士官学校は大勢の新任士官を毎年帝国各地へと送りこんでいる。
だが帝国は長く続き貴族は有力なのはこの世の春を謳歌していた。
主人公は両親が死別した貧乏貴族である。
その士官学校を優秀な成績をおさめ上位5名には恩賜の短剣を貰いうけたが…
その士官学校の中に皇帝につななる有力貴族のどら息子がいて、
その息子の一言で主人公は慣例である近衛に配属されないばかりか、
今まで飛ばされた例のない、戦争状態の最前線に飛ばされる。
アウトニア王国へと…
「っうとこから始まるんだよね」
[今日中に見終わるんでしょ?先に進めないと]
「ああ」
アウトニア王国…帝国領ではなく、帝国に従属している1独立国家であるが、
帝都市民や他星系の住民もそれどこ?
という知名度でしかない1辺境国家。
餞別に親友からナイフ、封筒をもらいマイドは旅立つ…
アウトニア王国は1辺境国家でさほど帝国、敵対する皇国からも重要視されてない。
両方から接してはいるが、大艦隊が通り抜けられる要衝でもないからだ。
その為惑星の守備はアウトニア王国が軍を形成し、
そこに同盟軍事顧問として着任する形になった。
このさほど重要でもない一応の最前線任地?が選ばれた理由は、
歴代軍事顧問が一人残らず行方不明や死亡しているからである。
理由はすべて不慮の事故であったからだ…
道のりも辺境そのもの…
転移ステーションがないため、
船で行くしかないが2週間の足止めから始まる。
軍だからといっても正式任官前の身分、軍連絡挺がまだ使えない。
AIの助言でアウトニア王国王家所有船シーザスクイーンとの出会った。
王家所有船といってもかなりのボロ船であり個人交渉最中に爆発騒ぎが起きるボロ、しかも生産終了から50年経過の船である。
マイドの思いつきで在庫リストを交渉の糧にし、
みごとマイドは臨時雇われでアウトニアへの足を確保した。
艦中でも王国を守る為の一悶着があったが、
その中で家庭教師の嘘があったが電子人格がカバーをした結果、軍人にして個人家庭教師になる事になった。
マイドはアウトニア王国の帝国軍駐屯地へ赴任した。
ここで不慮の事故になりやすい理由も理解する。
ようはただの雑居ビルの一部屋が駐屯地であり、通信端末と汎用机とロッカーがあるのみ…
それがすべてなのである…
しかし全員が不慮の事故という疑問もある。
なにか秘密がある…暗殺を警戒しながら…
「とりあえず」
世界扉を唱えてみるが開かない。
「ふむ…途中は駄目か」
再び本を読み続ける。
暗殺を警戒しながら、電子人格が調べるとひた隠しにしていた事実がわかった。
ようは見せ掛けの戦争…
何故辺境国家同士で血を血で流す争いをしなければならないのだろうか?
確かに盟主国は対立して戦争をしている…
だがその盟主国は軍を派遣せずにお金を出すのみ、血を流さない。
そこで互いに衝突せざるえない辺境同士が秘密の話をもち、
見せ掛けの戦争というのを約束した。
事前に話を通して模擬戦をし、
旧式な損害担当艦を無人にして自爆したり拿捕したりで、
その結果を盟主国に戦果を報告する…
マイドは感心して王国に賛同した。
義務をちゃんと果たしていると。
帝国が王国に求めたのは皇国からの侵入阻止であり、
立派な営業交渉により侵入阻止の抑止力として機能していると…
また同時に誤解していた懸念がとれた。
赴任した帝国駐在員が必ず死亡してたのが暴走自爆してばっかりで、
単純に事故で死んでいた事だと…
まもなく第3次パロス戦役の交渉が始まり…
帝国と皇国での戦争は200年続いている…
200年有人惑星での取り合いだと被害が膨大で国力が低下しまくるが、
まず両銀河の間は銀河の残滓によって隔てられ、巨大な白色惑星が多数あり、
巨大な重力波が発生している。
そんななかをワープするとずれるのは当たり前で、下手したら太陽の中に直接…
その為艦隊行動をとれるのは影響を受けない無人暗礁空域の桃星空域になる。
もうひとつ安定した跳躍ができるのがアウトニア回廊、
ただしえんらく狭く、戦艦クラスの行動だと一列縦隊で行動せざるえなくなる。
基本大激戦が開かれるのは桃星空域の取り合いでおき、
両国とも空域に防衛力を注ぎ込んでいた。
アウトニア回廊は回廊出口手前にて必ず跳躍終了し、
あとは通常航行にて出口からでる…
つまり一つの穴からでてくるモグラたたきの要領でたたかれ、
地位的優位性があったから大激戦にならなかった。
アウトニア王国軍艦隊88隻、戦艦2隻、その他軽巡洋艦や駆逐艦、輸送艦、特務艦で十分であった。
今回のシナリオではアウトニア王国側に布陣した皇国辺境艦隊約100隻との合戦をとなっていた。
つまり優位性を捨ててだが、大激戦シーンをとる!と王国関係者は意気込んでいた。
アウトニア回廊に向かうアウトニア王国軍艦隊…
皇国本国側が秘密交渉をつかみ改易、それを利用しアウトニア王国軍を粉砕し、出島を作ろうと企んでいた。
マイドの電子人格がその情報をキャッチ、マイドに情報を渡す。
だがアウトニア王国軍の中ではゲストであり、
アウトニア王国軍は契約は絶対と信じきっていた。
マイドは電子人格と共同でなんとかしようと…
相対する皇国辺境軍は、嫌々ながらも本物の戦争をしかけてきた。
嫌々はサボタージュとして表れた。
本物の戦争であるが本気ではない。
アウトニア王国軍の混乱の中、事前準備で有人艦をただ一人で護ったマイドに対し、
アウトニア王国軍艦隊司令は艦隊指揮権を譲りわたした。
皇国辺境軍は家族を人質に取られ殉教者として死ぬしかないの思いになっていた。
だがアウトニア王国軍は無関係だ、殺したくない…
そうはいかんざきが皇国軍の司教、早く全面攻撃しろと平文を撃ちまくっての命令をだしまくる。
皇国辺境軍人達と個人的停戦を無線を介してだが結び、
アウトニア王国軍はいつものような戦法で司教をビビらせ撤退させる戦法をとる。
そしてそれは成功するが…
皇国と契約した傭兵団艦隊が姿を現した。
今の模擬弾つんでるアウトニア王国軍では一蹴されるだろう…
いや実弾つんでても一蹴される…
しかもじっくり観戦していてすっかり模擬弾とばれてしまっている。
相手側の降伏勧告の間に補給路の回廊に楔となる特攻を決意し、
総員退艦命令をアウトニア王国の司令官兼艦長は命令した。
主人公の乗っている数少ない戦艦はいざという時、
そういった使用目的の艦であった。
そして艦長以外脱出して特攻に成功し、
出口に楔となり打ち込まれ、艦の反応炉を暴走させ閃光と消えていく…
「ふ〜よみおわったぁぁ」
[お疲れ様]
「じゃあ扉が開くかどうか」
世界扉を唱えると開いた。
「シリーズの中の一冊でも完読すれば開くんだな」
[みたいだね〜]
「ついでに向こうの技術取得に向かうよ」
[いってらぁ〜]
==でたまかの世界==
世界扉を潜ると…アウトニア王国らしき長閑な風景が広がっている。
地球は滅びたか消滅したのか、または元々存在しないのか…
まだ戦いの前の平和な一時であった。カオルは軍港を目指した。
軍港には多数の艦がある。その内の一艦にとりつくと…
艦船の外殻の内側は農場が広がっていた。
(F型特務輸送艦か…)
アウトニア王国軍所属F型特務輸送艦…
元は廃艦処分となった新造戦闘艦を流刑艦として改装をうけた艦であり、
生命環境維持装置、合成太陽光発生装置が艦内にある。
アウトニア王国軍は値段の安さで現物を衝動買いでかったが兵装も備品もなく、
頑丈な艦壁で通路扉もせまく改装にこまっていた。
そのような大特価船になった経緯は、
システムを皇国特殊部隊に直接攻撃され壊滅的被害になったF級巡航艦を、
再利用として改装したが不要になった流れで、
登録上はF級巡航艦のままのをみごと掴まされたというわけであった。
国民の血税を無駄にできない。
知恵を絞ったところF型特務輸送艦が生まれる事になる。
アウトニア王国軍88隻の艦の食料をこのF型特務補給艦は8隻の艦内で生産し、
食料等を供給し続けている。
しかも能力的には、
海賊団が合流したあと190隻近くになっても提供し続ける事が可能で、
更に敵側の200隻以上の人員に一週間以上新鮮な食料を提供する事が可能。
このF型特務補給艦で搾りたての牛乳、炊きたてのパン等、
原材料は艦内生産で作りたての食事が、
推進材や反応炉燃料が持つ限り艦隊に同行し半永久的に供給される。
さて…この世界でだが、
基本会戦となると会戦場所まで数時間ではなく急行して1ヶ月がこの世界。
つまり2ヶ月から3ヶ月は戦闘レーションを食わなくてはいけない。
なま物?とてもじゃないが膨大な量。
フリーズドライに関しても水を使うし水処理施設の負担も馬鹿にならない。
できるだけ節約しより多くの武器弾薬を…
が、軍隊共通の習わしであり常識。
たが一部の高級貴族士官だけが、無理して積んだ補給物資からの温かい食事が作られ提供され、
兵士や下級貴族はレーションでの食事だけ。
そんなんで士気も下がりっぱなしというか根性で無理強いをしている。
想像できるだろうか?極論言えば1ヶ月以上マズいカップめん一種類だけしか提供されない。いやそれ以上だ。
食用粘土、舌殺しと揶揄され、
それを食いたくなければ一日でも早く突撃して楽になりたいと言われる位だ。
勿論完全栄養食でその一種類でたりるが、兵士はくそまずいのを流し込んでいる。
この世界の帝国軍仕様の共通レーションは、
味はともかく有能なのは確かであった。
人間が必要な水分を固形レーション内におさめ、
しかも一食分の大きさが10cm×5cm×2cmというカロリーメイト並の大きさで事たりて、
1500kcalをえられ、
かつ50年間の長期保存ができる画期的なレーションであった。
これにより糧食及び水分はこの固形レーションで事たりるようになり、
味には目をつむり、普及され使用される事になった。
現代のコンバットレーションはそこまで極端ではなく、
水分を別に必要としてるが、味は多彩に富む。
士気低下を懸念して色々と開発されつづけてはいる。
味はともかくとして…
アメリカ軍の糧食は当たり外れが大きいのが有名であり…
この世界の話に戻すが、補給拠点で士気回復が至極重要な課題になっていた。
だったら食料を提供する艦を作っちゃえからこの船がうまれた。
旨いもの食ってれば人間馬鹿な事をしない。
明日、今日よりも旨いものを食えるとわかれば命を大切にするだろうと…
この艦型によりアウトニア王国軍は唯一戦場においても、
レストランの作りたての新鮮な食事、豊富なメニュー、ある程度の偏食可な軍隊となりえたのだ。
「も〜」
「はいはい餌ほしいんだべな。よ〜く食ってよい乳だすんだぞ」
「も〜」
普段はこの船で収穫できた分は地上に納入しているだろう。
この艦の内部は停泊、航行中問わず独特の時間の流れが経過している。
(ま、生物や植物に関してはすぐにはいかないがな)
カオルは農場艦の技術を取得し、帰還する事に…
==B55ハンガー==
帰還したカオルは早速鯖にいれたが…
(ん〜ワープはあんまり使えないか)
先程取得したでたまかのワープドライブなど、
恒星間技術をみていた。
まずでかたま技術のワープだが太陽系内ではワープ不可。
[これだとわずかな重力でも駄目なんだねー]
マニュアルを見ながら告げられた。
よって太陽系の場合1光年の距離を亜光速で抜ける必要がある。
つまり地球からワープ可能地点まで三週間位はかかる。
しかもワープした先でも同様な制限が…
エンジンの方はPD恒星艦技術により強化できるが、
現状燃料に余裕ないため後回し…
(ま、とりあえずは箱のみかな?)
まだ宇宙艦艇を運用し始めたばっかりの異世界軍にとっては先行しすぎたようで…
一隻研究用に注文し就寝に。
それでも初自力超空間航行艦を取得できたのは嬉しいかった。
寸劇風後書き
作者「この話は設定ネタっすね〜」
あ号「むぅ……チート過ぎるぞ…制限しろ」
作者「やだw……あれを入れたいしい〜」
あ号「あれとはなんだ??」
作者「ひ・み・つ…あ、でもあ号には使えないから大丈夫だよ。
人が住んでいる土地というか星には使えない」
あ号「………?」
作者「ヒントは、爆弾ではない、星を破壊しない、辺りかな…」
あ号「ほ、星を破壊しない??……何をもって来るつもりだ?」
作者「まぁあ号には関係ないネタだね」
あ号「むぅ……ところで作者、このゲームはプレイしクリアしなきゃ駄目って条件は何故だ?」
作者「リアルマネー+時間の問題で制限入れました」
あ号「切実だの…ところでまりもは?」
作者「…正直あのあとの行動が思いつきませんでした……」
あ号「ゾイドは?」
作者「本来はゲームの世界でなら行けたのですが、ソフト紛失、
カオルがテレビ版と想像したために行けないと理解して下さい」
あ号「みてからな…」
作者「ああ…」
H24年8月8日改稿
でたかまのレビューとトリップに後半改稿です。
平成22年のカオルがトリップ開始時点での知識になってます。
H25年4月再改稿
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