第151話『マクロスAD2040より帰還 20011205』
2001年11月22日
セラウィク、ロゴフスキー中佐の仕事場…
部屋無人で施錠されていた。
部屋の中に突如として白煙が流れ込む。
ドア下の絨毯をかき分け管が部屋の中に延ばされており、
その管から催涙煙幕ガスが勢いよく流し込まれて…
ボッン
ドアのとって部分が勢いよく吹っ飛び、
ドアが蹴破られ複数の男達が乱入してきた。
「クリア!」
「クリア!」
「ここにも居ないか…探せ!!けして逃すな!!」
11月24日
「見つからないだと!?」
勢いよくガラス製の灰皿が投げられ報告していた男の額にあたり、
灰が男の身体に撒き散らされ、灰皿は絨毯の上に重い音をたて落ちる。
男の顔面に傷からながれ出た血がたれてくる。
当たった男は今回の捜索任務の責任者であり、
投げた男はある意味全権将軍でもあった。
「多大な資金を投資したЛ3計画のメンバーが一人でも国外に出てみろ!!
我が国にどんな損害が及ぶかわかってるのかっ!!」
「はっ!わかっております同士カザリエフ将軍」
「我が国の情報局が無能で無い限りアラスカ外にはでてない。
勿論南アラスカ方面にもだ。
ダルトンハイウェイの監視ポイントでも異常は探知されてない。
カナダ国境観測所や北極海岸観測所からも報告は入っていない」
ダルトンハイウェイは前も話したが、
アメリカ1の石油算出油田の為に現在でもある意味私領であり、
パスポートチェックは免除されてたが、
アメリカ領と接するユーコンリバー、
及び北極圏の石油基地の入口の町デットホース、
中間の唯一給油や補給、休憩できるコールドフット、
シャンダラーシェルフ及びその作業の村ワイズマンには、
ソ連側の監視ポイントがおかれ、
書面式通行手形が発行、搭乗人数及び積載物がかかれる形だ。
事故を防ぐ意味もあるが複雑な越境措置である。
例えアメリカに密出国しようとしても元アラスカ領ユーコン川に橋がかかっている箇所は1箇所のみ、
その一箇所がユーコンリバーであり陸路でアメリカ方面には、
そこを厳重に管理していれば良い話であった。
凍結する冬季に徒歩でわたるにも自殺行為に等しく、
軽量のエスキモー達の犬橇やモービルで渡るしかない。
重量級の到達できそうな装軌式車両では凍結した川でも割れ水没する可能性あるし、
かといってそれより軽い一般車両では川岸に到達できる箇所が限定され、
更に冬季では道無き道をいくのは自殺行為だ。
クローラー車で道無い道いくとしたら…
クロネコヤマトの軽トラクローラーみたいな車両では到達する事ができないだろう…
四輪駆動タイプのクローラー車両ならかろうじて到達できるかもしれないが、
障害物である木々に挟まれ進めなくなるかもしれないし、
また急な角度で支点を失い横転するかもしれない…
そういった理由でユーコン川は国境には最適であり、
警備もモービル等で限定装備になるが、しやすい。
なので幾つかのポイントを見張っていれば、
厳しい冬季でも密出国はできなかった。
一方、カナダ国境線や北極海方面には…
北極海は確かに軽量の犬橇などは国境はない。
アメリカカナダ国境西経141度直線ラインがそのまま引き継がれるが、
アメリカの時には問題なかった。
だが現在はソビエト領であり密出国は可能性がある。
装輪車では越境できないとはいえ、
何箇所か装軌車で可能な箇所はある。
カナダとの国境ラインはレーダー監視網により、ライン上は監視されていた。
犬橇やモービルに関しても単独では幾つかのポイントに限定され、
まだ監視はしやすかった。
一方北極海方面だが…
確かにこの時期には海氷に覆われて陸続きになる。
だがはっきりいって67度線から北の北極圏の気候は冬季は洒落にならないく永住にも厳しい…
ノルウェー側やアイスランド南側側は、
まだ暖かい大西洋から流れこむ海流の影響で、
海氷にもならず過ごしやすいが、
海流が流れ混みにくいソ連北岸及びアラスカ方面は気温も中々あがらない状態だ。
なので人もあまり居住せず、
警戒線も点による観測状態といえたが、
問題はなかった。
さて陸続きならBETA警戒は?とおもうが、
BETAに関しても北極海側では動きが遅い。
理由としては吸盤構造にはなってない為、海氷で滑ってしまう事あり、
また砲撃や地雷により分厚い海氷を砕かれ海中に落とされ、
侵攻できなくなってしまうからだ。
砕かれた海の中に水没したBETAは海中対応に追われ動きが鈍くなり、
陸地に辿りつくまでにエネルギーが枯渇する方が早くなる。
分厚い海氷を砕いて陸地に上がる程力は海中では発揮できない。
削る事はできるが、水の抵抗もあり削りきるよりも先にエネルギー切れだ。
人間が氷った湖の割れた穴から落ち、助かりにくいのも水の抵抗で自力で割ることができないのと同様の事であり、
砕氷船でも4100t、4800馬力の宗谷程度では砕氷能力は1m程度、
しばしばより最新鋭の砕氷船が救援にくるしまつであった。
海氷は3mから4mと分厚く…より軽い突撃級程度が水の抵抗受けながら、
押し退けるには力不足なのはわかりきる話であろう。
また時たま6mと分厚くなり、最新鋭のしらせ…12,500tの30,000馬力でも立ち往生してしまう事がある。
一回海に落ちてしまうと自然は脅威的であった。
ソビエト北極海戦線の重要ポイントは、いかになるだけ薄いところで海氷を砕き海に落とす事ができるか?
ただその一点であり、
ユーラシア大陸に北極海側が封じ込め成功して、
タイミルスキー・ドルガノ=ネネツキーや、
ノヴォシビルスク諸島が人類側軍事基地として保てているのはそういった理由による。
特にセヴェルナヤ・ゼムリャ諸島はたった60kmの海峡でソビエトのBETA勢力下の半島に接し、
またハタンガハイヴから近距離で補給もきかないような遠隔地にありながら保てているのは海氷利用戦法によるのが殆どだ。
ユーラシア大陸北側沿岸の海氷が溶けるかもしれない短い夏場は脅威となるが、
だいたいは溶けずにまた溶けてもせいぜい2箇月の短期集中によるものであり…
冬季でも凍結しないノルウェー半島沿岸の島近いこともありBETA勢力圏となっていた。
命にかえても探せ!と将軍が責めていると…
ドアがノックされ、
「将軍よろしいでしょうか?」
「なんだ!」
「ジェニールです。先日の2001式戦車の件で報告です」
「…もういい、お前は下がれ。引き続き捜索は続行せよ」
「はっ!」
「ジェニールを入れてやれ」
ジェニールが入れ替わりに入ってきた。
「して調査結果は?」
「はっ!先日提供されました内、1両を分解調査したところ、
いずれも性能が高く、我が国の技術が高まると思われます。
特にCユニットと呼ばれるワンマンシステムですがかなり有能です」
「索敵速度は落ちないのかね?」
「確かに車長による測量は重要ですが、BETA戦ではさほど重視されません。
BETA戦終了後にはツーマンシステム、
索敵専門の車長、Cユニット操縦士で運用すれば問題ないかと思われます」
「うむ」
「ただし特に水素エンジンの製造技術が高く、こればかりは…」
「模倣を進めていくしかないだろう…」
報告はつづく…
12月3日
つい先日起きた雪崩跡地から遺体がみつかり、KGBの検証結果行方不明の捜索対象の一人と確定した。
部外に漏れまた国外からの工作かもと推測された。
またサンダーク中尉が行方不明になりそちらへの捜索の手も伸びる。
責任問題でЛ3計画施設警備責任者であった者への、
最前線歩哨任務への書類を書いている最中であった。
将軍が書面にサインを書くと…
ジェニールが報告に来て入室を許可する。
「派遣されてきた艦艇についてはどうだ?
調査ができそうか?」
「それにつきましては残念ながら警備が厳しく」
「ふん。ロボット人形どもがか」
「はい」
「まぁ良い…下がれ」
送られてきた報告書を手にする。
「ふむ…ついでにKGBにも働いてもらうか…」
書かれている内容はオペレーションムーンストライクにおける発表会の案内であり、
合法的に異世界軍施設内に入れるまたとない機会であった…
……
帝国時間3日天元山午前3時
天元山は噴火しようとしていた…
しようとしていたが…
噴火が未然に塞がれてしまった。
何故か?というと…
勢いよくマグマが上昇する傍ら、吸い取られているからだった。
異世界軍の作業により、天元山にできた溶岩ドームは破られ、
パイプが更に内側の火口にぶち込まれ、
パイプはマグマが内部で冷えてつまらないように、
温められて滞留所に導いてく、滞留所からマグマは冷やされて、
岩石資材として処理搬入されている。
武は…
(こんな楽でいいのかな?)
と最大望遠で作業を見つめながら、老婆のいる村を見つめていた。
一応は疎開注意をだされたが、もちろん老婆は従わなかった。
なので万が一を考え207B訓練小隊の実機行軍訓練、屋外野営訓練を兼ねて、
派遣はされてきたのだ…
だが、前述の通り噴火は未然に防がれ、
何事も今まで通りの生活を老婆は今後もおくる事ができるだろう。
何事も今まで通りが1番であろう…
(うん…これでいいんだよな?)
老婆達の村は鉄原ハイヴ陥落後、
地域調査されBETAの影響無しとの事で、
合法地域に指定された事も付け加えておこう。
2001年12月5日未明
「ただいまっと…」
[マスターお帰りなさい〜]
「さてかわった事は?」
[天元山の資源回収ずみ、
あとは月面攻略作戦が7日午前0時に発動可能になるよ]
「お、そうか、いよいよだな…
1番準備が長かったかもな…月面攻略作戦」
[だね〜軌道上からの高出力レーザーによる一斉射撃だもん。
しかもピンポイントに向けての…]
と話ながら鯖にデーターを出力してく。
今回取得した艦は…
マクロス+アーマード、
ダイダロス…
取得した情報を鯖にいれている。
(そういやぁ…プラスでの地球防衛艦隊の船等入手をわすれていたなぁ…
けどまぁ…技術は取得できたし…
あっゼントラーディ兵器忘れてたなぁ)
各バルキリー、デストロイドの情報をいれていた。
[マスター、巨大な船ですね]
コバッタがマクロスに興味もち始めたようだ。
「ああ、マクロスか…元は巨人族の船だからな」
[巨人族?]
「10mサイズの人間だ」
[鎧を着込めば兵器じゃない?]
「あ〜栄光号?」
[そうそれそれ]
「あれはある意味操り人形というか…じゃなく、巨人族が沢山いるのさ…
まぁBETAの変わりに巨人族、ゼントラーディ兵達だな」
[それが地球を攻めてきた?]
「じゃなくゼントラーディはかるい偵察調査のつもりで、
地球は必死の生き残りで和解への模索をか…」
[あ〜…BETAの変わりだから全銀河規模かな〜]
「まぁそういった感じ…で、このマクロスは巨人族のぶっこわれかけた船の、
修繕リサイクル艦なんだよね」
[だからこのサイズなんですか…]
「だな…ところでこれ作るのにどれ位時間かかる」
[サイズからすると、最低90日はかかるよ〜]
「やはりそんなにかかるか…」
[そのサイズの建造に対応してなかったから、
無重力での建造になるからね〜]
「ん〜…か…」
[プラットフォームができて、重力制御できてるならまだしも、
何もない空間での作業だから、
あっちいったりこっちいったり…だしぃ]
「だろうなぁ。
あ、もしこのクラスを建設するなら?」
[…コロニー型建造ドック造ったほうが、後々量産体制とるなら早いよ〜]
「そうか……まぁ…ん〜…
とりあえず研究開発用にマクロスを造ってみてから考えるか」
[了解、量産体制は?]
「あとで考えよう。短縮方法はプラットフォームくらいしかないんだろ?」
[そうだね〜プラントを増設しても多分短縮はしないし…]
「となると…持ってくる必要があるか…な?…とりあえず造船してくれ。後は明日作業するわ」
[おやすみぃ〜マスター]
……
朝9時起きると、
マクロスM3組の人員をシェルターからだす事になる。
救助してきたのがネオ・ヨーク駐留隊から29名、
スーシア駐留隊から26名、
地球にいた各隊から68名、
合計123名のバルキリーパイロットを救助できた。
まだ救助カプセル状態がほとんどだが、
これにより一大バルキリー戦隊が結成できるだろう。
だが…
[マスター、4985救助ポットに収容中の人なんだけど…
帝国の斯衛に在籍認められたよ。第11大隊に…ただ死亡してるけどね]
「えっと…どの年度の人だ?」
[2014年ね]
「あ〜ネオ・ヨークか…早い時代は駄目か…」
マクロスシリーズでいった時代は2014年からの話、この世界は2001年…十分ありえる事だった。
ゼントランに関してはまずはないが…
「ん〜条件解除できるのが混血等が進むあたりだろうな…
2040年辺りだと…2001年生まれの生き残りの100万人の中の現役がまだ居そうだなぁ…」
[マスター、100万人って?]
「2011年に地球が焼かれて100億の人口の内、その人数しか生き残んなかったのさ」
[億生きてないの?]
「ああ、億どころか、たった100万人さ…もっともその内半分以上が月からさ」
[はわ…けどなら2011年いきてる現役から考えて2035年なら制限解除できると思うけど?]
「あ〜…2011の赤子が2035だと24だよな…」
[それに…そんなに焼かれて赤子が無事になるとおもう?]
「…おもわん…」
[それに民間人どれほどいたの?]
「4万…とま5箇所の避難シェルターで…月が…あれ?民間か?…
いやとなると…40万?」
[その40万のうち2035年現役なりそうなのが0.1%いるかどうかでしょ?]
「か…後は遺伝子培養ポット生まれがおおそうだな…」
[年齢高めじゃなければ2030年辺りでも問題ないとおもうよ]
「まっ…まぐれっう事か…じゃあ警備の準備してくれ」
[ん?なんで?]
「まぁ…精神的子供なんだけど身体が大人の人たち…ゼントランの子供…いや大人か?…を救助したからな」
[あれ?あれで全部でないの?]
「全部でないさ…あと言葉が通じてるか不明…」
[危険?ロックかけてるんじゃ?]
「かけ忘れ」
[……了解、集合かける〜]
……
ゼントラーディはマイクローン化しても基本身体能力が高い。
その為治療も地球人にくらべ3倍の速度で治る…
既にカプセルからでて、暴れられたらの懸念で、
召集の命令をうけたターミネーター達が続々と集まってくる。
彼らはロープを持ち何時でも捕縛できるような体制だ。
準備できたところでシェルターを出す。
鈴を作動させ翻訳機能を起動、
ドアをつけ、
【おまたせしました。準備で】
バン!
【うらぁぁぁぁぁ】
ドアを蹴破る勢いでマイクローンのゼントラーディ達が外に飛び出してきて、
襲い掛かかってきた。
サイドステップでかわし、
「殺すな!生きて捕縛につとめよ!」
襲ってきたゼントランの横にタックルをかまして押し倒し、縄をかけ…
【はなせぇ!】
戦艦ドック内は大乱闘になっていく。
【おとなしく縄につけ!】
両手に縄をかけ、
【くっそー!もとのサイズならお前らなんか!】
【いつっ!無駄な抵抗すんな!】
【くそくそくそぉぉ!】
両足にも縄を絡ませ、
「にゃろ…と一丁あがり」
縛りやっと無力化せた。
巨人兵達もマイクローンサイズではパワー的には地球人より若干優れている程度、
三国志の呂布並のスペックといってもよいだろう。
だがそれではターミネーター達に歯がたたなかった。
次々と捕縛されてく…
ターミネーター達に勝つにはやはり近代重火力武器が必要であろう。
【くそっはなせぇ!】
「マスター捕縛終了しました。被害はありません」
「ご苦労だった」
【こいつら何喋ってる?】
【マイクローン語だろ…】
【となるとやっぱ地球なの?】
【にしては見えない船あるね】
【あ〜ちっと君達…】
【げっ、聞かれてる?】
【バイリンガルかよ…】
【ねぇ?ここは地球なの?】
【あ〜その問いに答える前にロープを外すが暴れないでくれよ?話が進まないからな】
【ええ…】
【わかったわ】
「…とりあえず縄解きで」
捕縛していたロープを外し…
【改めて先程の問いだが別世界の地球と答えておこう】
【別世界?】
【ああ、全くの別世界だ…
地球外作業生命体に滅びかけていたな】
【僕達ゼントランにでなく?】
【まだ話わかるだろ?】
【まぁ…ね】
【そのBETAというのは対話が成立もせずに、
一方的に人類は狩られていたわけだ…】
【僕達この世界ではどうなってる?】
【ん〜古代プロトカルチャー自体が確認されてないからなぁ…
いても既にBETAに滅ぼされたか…】
【なんなの?そのBETAって】
【この映像のだ】
……
【キモ】【グロ】【元の身体にもどったら…いやでもそれ以上…
でっかいようだな】
【で、君達をスカウトしたのがBETAを太陽系から駆除してほしいわけだ】
【つまり戦いにあふれる日常ってわけね】
【まってました】
【戦わせてくれるなら喜んで〜】
【あとはお勉強もだけどね】
【え〜】
【勉強いやぁ】
【ににんが?】
【ににん?】
【2かける2は?】
【えっと…2が2回だから…1、2、3、4…4だ!】
【うん…勉強しないと生活できないよ】
【そうなのか?】
【闘いには必要ないでダッタがいってた】
【簡単な数の上で戦力分析とかも現場で必要だよ】
【う〜】
【あと、翻訳装置つくっておいたので、着用してね】
とネコミミ型との口語翻訳装置、ブレスネット型網膜投射型翻訳装置を、
キャーティア謹製でつくっておいたので一人ずつにわたしていった。
さて救助したゼントラーディ達は、マイクローン化して人間サイズの大人の体格しているが…
「翻訳装置のテストだ。君、何歳?」
「私?8才よ」
繰り返すが…8才でも立派な165cm…大人の体格。
子供ではない…
精神的には子供だろうが…
「7才はいる?」
「7才はマイクローン化した際にちびだからいないよ〜」
マクロスM3の主人公の一人モア・ラ・ジフォンは4才でマックス達に救助され子供として育てられた。
確かに養女となって2年でも120cm程とマックス達とならんで小さかった。
更に2年後の8才にはパイロットで参加し始め、
AD2030年には精神的にも立派な恋するレディである…
「じゃ…宿舎あんないするから、この者についていってな」
[はーいご案内します]
……
「ふ〜」
[おつかれさま〜]
「早めにゼントラーディ語用の勧誘ビデオをつくってな」
[了解…戦術機観点からのがいいかなぁ……]
と11号が思考の渦に入っていった模様なので…
(でっと…)
技術入手した中に反応弾がある。
純粋水爆による核反応弾であり、純粋水爆の為、残留放射能がほぼ0になる。
(重慶で使われてたら、μSVクラスだったろうにな…
ま、しょうがないか…)
現在の人類科学ではまだ実現できてない技術でもあり、
超光速技術が確率したパワードールの世界においてももってない技術の為、
入手できたのは行幸であった。
その他OTMと呼ばれるものの中にフォールド、や熱核エンジン等の技術もある。
(一通り検証したか…
とこんな時間だし明日の用意とりかからないと…だな…ん〜…)
月攻略作戦に対し、反応弾を共通規格のミサイルとしてもっていこうとし…
今日明日の移動までに精製しておくことにした。
……
カオル報告
マクロス
モンスター改テスト開始
その他機体は作製のみで後程…
寸劇風後書き
ナギ少尉「ミリア・ジーナスちゃん?の登場です!」
作者「いや…ミリア・ガードちゃん…全くの別人だよ!!」
ナギ少尉「え〜別人?」
作者「……オリの名前がその印象が強かったんだよ…
ま、それだけだ…」
ナギ少尉「作者のネタきれだね〜」
作者「………はいそうです」
ナギ少尉「作者が苦しくなったので…
別の話にふってあげるわ…、
と…この話では、マクロスからは、モンスターをおしているみたいね」
作者「重砲撃タイプ、カオルの運用方法だと使わないわけがないので、改造を施す形になりました。
移動さえなんとかすれば…美味しい子です」
ナギ少尉「それで二足歩行から重量が分散できる、
車両タイプに下半身を変更したわけね…」
作者「モンスターの有効性はケーニッヒ・モンスターへと、
発展して行きましたのでわかると思います」
ナギ少尉「さて物語は、次は月に場面がいきますので…
次回、オペレーション・ムーンストライク、お楽しみにぃ」
H25年9月再改稿
押して頂けると作者の励みになりますm(__)m