前書き

すみません、風邪は治りましたが次回投稿予定が4日後、12月10日になります。
ご了承ください
第181話『大帝国編7ドクツ崩壊及び帰還 20020122』


ソビエト軍そして後からエイリス軍が次々と惑星ベルリンに降下し接収へとうつる。
エイリス軍とソビエト軍は競ってドクツの遺産を確保に回る。

この頃にはドクツ総統が自決の一報をソビエト軍が全世界に向け流しており、

ドクツの遺産…優秀な研究者や人材、技術等の取得を競って争っていた。
片方は略奪により、片方は保護によりと方向性は違うが…

ソビエト軍が基地施設のある一室に突入してきた。

「よし!すべて確保だ!アドルフの遺産を一片たりともエイリスに渡すな」

「はい!」

「というか、提督。何がなんだかわからないものだらけでどう判別しましょう?」

「片っ端から箱に入れ、本国で解析する。パソコンも押収しろ」

「わかりました」

指示を受けた兵士達が部屋内部の捜索にあたる。

「むむっ!」

「なんだ?」

「アドルフの下着と思わしものを発見!」

「よし、それも確保だ。私が直々に調べる」

「提督、我々は共有主義者です。皆に平等に」

「危険かもしれんからな。その前に提督である私が調べ…」

「提督!さらに奥の部屋を発見しました!」

「何…?調べろ!遺産はそこかもしれん!」

「はい!」
パンティをしかりと手に握りしめながら奥の部屋に移動する部隊…

「な…何…これ…」

「ん?」

「お」

「これは…なんだ?」
部屋の中には球体が台座に固定された形で鎮座している。
球体と台座の間は爪が伸びていてロックしているのだろう。

「メモがあります…星域破壊爆弾試作品」

「まさか!…これがアドルフの遺産か!」
色めき立つ…

「これが遺産なのですか?」

「天才と第三帝国の科学力の結晶ならそうだろう。
奴ら…こんなものを発明していたのか。
名前からして人間の本能を刺激する恐ろしいものだ。
それゆえ魅惑的な」

「ど、どうしますか?」

「勿論、本国にもって帰る!
これはすごい!ここに書いてある事が真実なら戦局をひっくり返すどころか、
これを脅しに使い、世界征服も夢ではない!
どんな手合いの爆弾かわからん!注意して運べ」

兵士達が爆弾を調べ始める。が…
「そういわれても球体では…」

「ケースを組み立てリフトで運ぶとするか」

「じゃあこの爪からはずして……ん…がっちり固定されているな。
人力では、はずせそうにないぞ。ロック解除のスイッチはないかな?」

「ん……これかな?」
赤いボタンをポチッとなする。
爪が台座に引っ込んでく…

「お、当たりはいいけど…固定されるものがないと、転がらないか?」

「あっ…」

「げっ」
球体が転がり始め…
「と、とめろぉぉ」

「おい、もう一度爪を出せ!早く!」

「あ、そうか。えーと…あっ…あれ?おい出ろよ早く!」
赤いボタンを何度も押すが爪が出てこない。
「くっ」
諦めた兵士達は球体をなんとか止めようと押しかえす。
「ぐっ」
だがその自重はかなりあり…
「わっ…わわ!」
一人が滑ると…
「なっ」

「わ、ど、とっ」
壁に勢いころせず激突…

……

星域破壊爆弾が暴発したベルリン星域主星…
その爆発の勢いは主星のはるか上空で距離おいていたエイリス、ソビエト艦隊本隊をも巻き込んだ。

星域破壊爆弾は半径150億kmを完全に消滅。

エイリス艦隊は全速離脱をはかるも54隻中巻き込まれて35隻に及ぶ艦がシグナルロストし消息不明となる。
ソビエト艦隊は惑星略奪を重視していた為に主星に近寄り過ぎていた為に、
全艦ロストしていた…

「ふぃー間に合った」

ベルリン星域主星からかなりの距離をおいてカオルは漂っている。

キャーティア世界の犬耳人側のリング転送装置に飛び込こみ、
装置を犠牲にして崩壊する星域から逃げ出してきた。

レーティア、ゲッペルスを救出後惑星全土に広げ、

加速の8乗かけで待機し爆弾の暴発時に光の速度を越えて、
本国住民を片っ端から取り込んでいった。

本来であれば精査しただろうがそんな暇はない。
多分エイリス軍の地上部隊も紳士的で救助した筈であり、
ソビエト軍も女性士官は救助した。

取り込んだあとあらかじめ掘っていた閉鎖的洞窟に設置していた転送装置に飛び込み、
星域破壊爆弾の影響化から遠くに逃れてきた。

エイリス軍の艦船将兵も救助したかったが、
影響から逃げられそうもなく断念せざるえなかった。

……

(さてさて…ちとだけガメリカにも楔をしなきゃな…)

ドクツ滅亡時にハワイ等重要拠点に到達してなく、元が発生していない為に、
この後この世界のガメリカは内部からおきる壊滅的被害イベントへの道筋がほぼ確定していた。

回避する為には元を発生させカナダへの航路を発見する、
またはインドカレー方面からまわりイスパニア王国側から首星域への侵攻しイベントを発生させる事なく制圧する、
または電撃的にワシントンまで占領し続けるかだ…

この後ソビエトが不可侵条約を破棄して多方面での戦いになる以上、
ハワイを攻略して防波堤としての利用は予測され…

……

世界扉を別世界経由で日本軍令部に開き、さくっと出来事を取得。

統一歴400年3月重慶攻略、中帝国滅亡が日本に前回きたの出来事だったがその後は…

4月主力艦隊北京へ。マニラ奪われる。

5月主力艦隊日本へ、中帝国戦の修繕に入る。

6月主力艦隊マニラ2000奪回。

7月第二世代艦開発開始、
東郷長官艦隊修繕の為日本へ。

8月主力艦隊マレーの虎攻略。

9月四国攻略、日本星域防衛戦。

10月マレーの虎、マニラ2000防衛戦、
マニラ2000失陥。

11月マニラ2000再奪取。

12月ベトナム攻略。

統一歴401年1月主力艦隊マニラ2000へ。

2月四国防衛戦。

3月ラバウル攻略戦、ベトナム防衛戦。

4月日本、ラバウル防衛戦。
5月主力艦隊修繕の為日本へ回航。

6月マイクロネシア攻略戦。

7月第三世代艦艇開発開始、
主力艦隊日本へ、
ベトナム防衛戦、ベトナム失陥。

8月主力第二艦隊編成シンガポールへ。
マイクロネシア防衛戦。

9月主力第二艦隊、ベトナム攻略。

10月ドクツ滅亡が通知され…

現在大日本帝国軍は第一主力艦隊がハワイ攻略へ向けマイクロネシア星域を航行中との事だ。
ルーロスを出し、
「いそがちいですね〜」

「まぁ戻っても少し時間が空くからな…楔打ちのどさまわりさ。
じゃあいってくれ」

「了解でちぃ」

……

現大日本帝国領マイクロネシア

元はガメリカ領であったマイクロネシア。
攻略には奇襲か通常侵攻かによって違うが、大抵がマニラ2000と取捨選択になるとおもう。
そしてこの世界では通常侵攻を選んでいた。

第二世代艦でラバウルやベトナム等奪取できる戦力があれば楽勝ともいえよう。

「海が大半しめる惑星なんでちね」

「海洋観光で成り立っている避暑地だよな」

「あっ、かんちゃい発見でち」

「大日本帝国艦隊か…」

「かにゃりの大規模かんちゃいでち」

「あ〜この世界主観で1年半は過ぎてるからな…」
ハワイ攻略艦隊はかなりの大艦隊で編成され、
戦艦3隻の他空母2隻、バリア艦2隻、防空含めた巡洋艦32隻、潜水艦28隻、他魚類艦、駆逐艦多数の8個艦隊で一路ハワイ星域をめざしていた。

建造する為の資源をひたすら集め時間をかけた結果再建できたといえよう。

「ちょころでマスタ〜」

「ん?」

「資料からなんでちが、修繕の資源ってどうちてるんでちね?」
艦隊修繕にシステム上資源は消費されてないのを聞いてきた。

「あ〜…デブリとなった敵艦回収再資源化で捻出してるみたいだよ」

「にゃるほど…次いくでちぃ〜」

……

ガメリカ領ハワイ

海が大半をしめる海洋惑星であり、リゾート地でもあり、
そして難関の地ともいえた。

ガメリカ共和国軍の対アジア星域方面軍の司令部及び基地が存在していたからでもある。

次代海軍長官のキャロル・キリングが守備をしていて、
強力な空母艦隊、また強力な鉄鋼弾等で編成され、
第三世代艦の防空艦及びバリア艦がないと厳しい戦いになろう。

ハワイではまだ迎撃に艦隊があがってはない。
ワープゲート監視局からの通告ありでの準備でこの世界は間に合う。
もっともデーニッツの様にワープゲートで潜航解除するや、
ガメリカ奇襲時の様に演習目的で申請されて移動した場合、休暇をしていたら無理であったが…

ガメリカ共和国は資本主義を掲げる自由と平等の星間国家だが、
実態は4大財閥の代表の若草会に支配され、大統領には意思決定手段はない。
そのような国であった。

「ハワイにはうちにいかないんでちか?」

「ん〜…いいやUSJにいってくれ」

「了解でち〜」

……

USJ…ガメリカ本土星域になり、ハワイから直接侵攻する事により、イベントが進行しはじめる。
ハワイを占領した戦力なら大怪獣が去った後に問題なく占拠できるだろう。

そのイベントとは…COREの反乱ルートだ。
CORE反乱…COREというロボットが自我に目覚め反乱を起こすルートであった。

COREは表向きは優秀なロボットとして発表され、
不足気味てあった兵士を次々とさしかえ、余剰した元兵士を解雇し国内に戻していった。

軍事費削減しかつ優秀な兵士であった。

それが反乱をおこし…
通常のロボット思考ならまぁ…ただの殺す等ですむだろう。
黙々と人々を銃でうち、弾がもったいなければ処刑場おくりだ。
いわゆるターミネーターの世界化だ。

だが…実は表には秘密となっているが重犯罪者の生体脳を使ったロボットであるが為に、
重犯罪者自身の記憶を取り戻した。またその身体には教え込まれたスキル、強靭な肉体が宿り…

そんな彼らが強力な肉体を備えたら…

その中には性犯罪者は当たり前で食人家、殺人カルト教団の教祖等…
しかも何故か生殖器をのこした状態…

つまり北斗の拳の世界のモブ雑魚がケンシロウをも上回る強靭な肉体をもち、大量にいたらになるだろう。

瞬く間に世紀末だ。
そんなイベントになる。

軍人ばかりか、ベビーシッター、交通整理、警備員、道路工事、ありとあらゆる肉体労働等もCOREにさしかわっていた為に、
ガメリカ本土は瞬く間にCOREに掌握され、ガメリカの5つの星域の人々、合計300億以上はいるだろうの大量の人々…
既に敗戦確定の戦場となる疎開をおこなってたドクツとは比較にならない人々が初っぱなに捕縛され死んでいき、
下手したらキングコア編へと突入し大日本帝国も負け人類は削減され、
そして人々がいなくなった世界でCORE同士で殺し合いをし滅亡するかも…な危険をはらんでいた。

カオルはその発祥の地の各地をまわり楔をうち…


……

2002年1月22日
横浜白凌基地異世界軍エリアB55ハンガー
「ただいまぁ〜」

[マスターお帰り〜]

「不在の間は?」

[えっとまず敦煌なんだけど、ハイヴが建築されたよ]

「へっ?向かっていた部隊は?」

[勿論駆逐及びハイヴを破壊したよ〜]

「びっくりさせないでよ…」

[コアが持ち込まれ、ハイヴが根付く、
フェイズ1未満っうの?の状態だったよ]

「縦穴が掘られる段階だったよな…?」

[そそそ]

「で、反応炉の卵のコアは?」

[破壊したと思う…捜索したけど、反応無し]

「一応部隊の被害報告は?」

[疲労度が若干上昇しただけ〜]

「まっ、被害なし…と、太陽系攻略艦隊は?」

[無事に出発したよ〜一応攻略ルートが土星の衛星と、冥王星だね]

「そうだね」

[オルクスにむけてはB1002が向かったよ〜]

「センサーの改造はすんだ?」

[うん、月面との軌道レール敷設も終了したしね。B1003も間もなく、
でB1001と交代でいいんだよね?]

オルタ4の世界は、宇宙宙間鉄道、その第一歩を踏み出していた。

「ああ」

[B1004が明後日完成、B1005とB1006がまだすこしかかるよ〜
調整してね。マスター]

「探索チームは揃いそうだし、探索区域内の軌道レールと、
長距離ワープ専用地域の確保したら、
後は打撃艦隊の増産まちだな…
とりあえず3個艦隊分は欲しいしなぁ…
あと木星への軌道レールの敷設も急ぎたいね」

[それと銀鉄の横須賀駅が明後日できるね]

「だな…これで輸送力アップするな」

[こけらおとしにはでてね]

「了解。報告はその位?」

[あと昨日なんだけど、嫌な情報が入って来たんだよね…]

「嫌な情報?」

[前、NGだした生物兵器あるでしょ?]

「ああ…制御が効かないゴキブリだよな」

[そこの研究所で死人が出たんだよ…]

「は?……う、え〜とまさか」

[まだあんまり流れてないけど…
まず間違いなく肉食の何かに食われて…]

「なにかというか…ゴキブリでない?」

[うん…みたいだけど…]

「前資料貰ったよね?
あれから計算すると、どうなるの?」

[えっと……行動範囲がこう広まって]
10日で半径50km…1日5kmの範囲で広がってく…

[で、範囲内部の住民がこう低下して…]

一ヶ月後には中心部から人がいなくなる凶悪さであった…

「…対抗措置が物理的にしかないんだよな…
蝿たたきで潰せる時もある…か…」

物理的には通常のゴキブリ並であったが、
肉を食い破る歯と口、及び分裂速度が異常であった…
その異常的分裂速度の為、NBC実験室をベークライトで硬化させ、
動きを封じる事しか方法がなかった。

「…あと、普通のゴキブリサイズがいたいな…
家具の隙間等に篭られて、寝てる隙に接近されて食い殺されるか…」

研究所の死亡場所リストに仮眠室ベッドの上で、食い殺ろされてのもあった。
おちおち寝てられなくなる事は目に見えてる。
さらに薬物や青酸カリ等の劇物にも耐性があり、
こればっかりはBETAの肉を食うに主眼があった為の事だろうが…

市販のゴキブリ対策薬品は一切効かない…という事だった。

「その研究所から流出してると思う?」

[今のとこ情報集めてるけど確定ではないけど…してると推測されるよ]

「……なんで処分しなかったんやら…」

[開発主任が死亡リストにあるからわからないね〜]

「対策としたら?」

[超小型対G兵器、自走式、独自判断型が理想的だね]

ふ〜むと、唸る…
(ゴキブリ、ゴキブリ、ゴキブリほいほい…ほいほい?…あっ)
「ほいほいさんだぁ!」

[ほいほいさん?]

「身長10cmの対害虫駆除ロボット」

[へぇ…10cmねぇ…確かに駆除には最適かも…
で、どっかの世界にあるの?]

「勿論あるよ。確かコナミのゲーム、アニメとしてね…
ただなぁ…」

[ただ?]

「そこまでプレイしてないのど、手に入るかどうか?
になっちゃうんだよなぁ…現物が…」

[ん〜…開発部に話もってって自作する?]

「それが早いか…期限早めで出来次第量産体制に…ってね。
市販できるようにも付け加えておいて」

[了解、マスター…今ところはそんなもんだね]

「攻略部隊の準備は?」

[変わらないよ。全力投球中ね]

「ん…じゃあ明日救助した人のか…一日潰れそうだなぁ…」

[何人近く?]

「えっと…スパロボが4人と…」
ビッグネームしか今回は救助してない。

[うんうん]

「大帝国が…約1億5千万人と…あとちょいか…」
惑星ベルリン崩壊時に救助した人々と、

[はっ?]

「後はマクロスから約1万人だね」

[マスター…あの1億5千万人てマジ?]

「ん?マジだよ。アース4コロニーに空きコロニー移動してるだろ?」

[確かにしてるけど…よくそれだけの人数救助してきたね…]

「こんな事もあろうかと…さ。
最近資材集めも回ってないから余裕だったし」

[で、その人数…何が起きたの?]

「惑星崩壊さ…」

[惑星崩壊?寿命で?]

「いや星域破壊爆弾の暴発だね」

[ありゃまぁ…ある意味自業自得のような]

「起爆させたのつくった本人でないよ」

[えっ?どういう事?]

「入手したソビエトが馬鹿な事をしてボンさ…
巻き添えが今回救助した人々ね」

[あちゃー…その巻き添えの人々を救助?説明大変じゃないの]

「まぁ…敗戦しつつあった国だからね…
あと国家元首も救助したからなんとかかな?
……先に出して説明お願いしておくか」

と少し方針変更を考え、彼女らが入ったシェルターをだし扉をつけ…

「ここが新しい世界なのね?」

「そうです。ようこそ異世界オルタ4の世界へ…」

[ようこそ〜]

「オルタ4の世界?」

「あ、まぁそこんとこは気にしないで下さい。
あなたのところも他の世界からの呼び方わからないですよね?」

「ええ、そうね異世界なんて想像してないもの」

「という事で呼び名をつけてる次第です。グレシア・ゲッベルスさん」

「あら…久しぶりにフルネームで呼ばれたわね。
いつもはお馴染みの宣伝相よ」

「ところでレーティアさんは?」

「ん?もう…恥ずかしがってるわね」

「ひょっとして…」

「ええ。手鍋して仕上げたわよ!やっぱり可愛いは天使じゃない」

「…程々にしてあげて下さい」

「引っ張ってくるわ」

……

「ヤダー!こんな恥ずかしい格好で出たくないー!」

「可愛いから大丈夫だってレーティア」

「ヤダー!絶対ヤノヤノヤダー!」

「うんもう…どの格好なら良いのよ」

「いつもの軍服がいい!」

「しょうがないわねぇ…ちょ〜っと待っててね?カオルさん」

「ははは…」

[マスター?]

「大丈夫だ…」

女性の着替えだ。
時間かかるなと思いその間に別のシェルターを…

「ここは?」

「ようこそ異世界へウォーダン・ユミルさん」

「異世界か…」

とOG組の救助カプセルをだし…

「…オウカ?…レモン殿までもか…エキドナ…」

「彼女らは生きてますよ。よろしく〜…」

[あい、マスター]

「さて…ウォーダンさん」

「この世に蔓延る悪夢を断ち切らせてもらおう」

「それはつまり?」

「力を貸そうではないか」

「ありがとうございます」

「ところで機体の相談なんだが…」

「機体は…」

……

「待たせたわね」

「いいえ、こっちも一用事すませた次第で」

「それで…私を救助した理由はなんなの?」

「当初は救助する予定なく、
死ぬ運命とわかったので救助した次第です」

「死ぬ運命?」

「ええ、総帥が倒れてマンシュタイン提督が撃破、捕虜になり」

「マンシュタインが生きてたか!?」

「ロンメル提督も捕虜になり」

「ロンメルもか…」

「デーニッツ提督が救援に来ようとしたが、艦隊が全滅し死亡」

「デーニッツが…」

「しましたが救助しこちらに」
カプセルを出す。

「…デーニッツ…生きてるのか?」

「安心してください。治療中ですね」

「そうか…良かった」

コバッタが運んでく…

「それで死ぬ運命とわかり救助し、
元々の目的だったドクツ国民を救助した次第です」

「…それって元々の目的が逆だったわけ?」

「優秀いや、天才が死ぬ運命とわかったら、
救助しない訳にはいかなかったので…」

「それでなんで死ぬ運命とわかってた?
しかも私が毒酒を飲もうとした瞬間に」

「はっきりいうとゲームの世界の登場人物だったから…
シナリオ上でわかってた次第ですね」

「ゲーム…」「シナリ…」

「時間の関係調整が難しかったですが、
最後の場面が自分が登場し毒酒を叩き落とすに書き変わって、
出奔するになってますね…多分」

「……」

「ですが、運命的には惑星自体消滅したので世界的な流れには変わりないと思います。
その運命より救出し、この世界を助けて貰いたいというわけです」

「まぁ…そうだな…ショックはでかいが…恩義はあるからな…
ゲッベルスはどうする?」

「レーティアについてくわよ…勿論」

「なら決まりだ。カオルの元で手助けしてやろう」

「よろしく」

「ところで、国民よりも先に説明したわけは…
我が国民に対して説得だな?」

「ま、そうすね。で…」

打ち合わせが続く…

……
カオル報告

オリジナルハイヴ攻略後にむけ、
着々大規模人員加入




寸劇風後書き

作者「OGの世界、大帝国の世界、マクロスの世界より帰還しました」

ナギ少尉「人類滅亡フラグ新たに立ちました」

作者「…多分ホイホイさんが間に合うさ…」

ナギ少尉「本当?というか何故とりにいかないの?」

作者「ん〜ホイホイさんレベルならこっちで既にできるとおもうから…さ」

ナギ少尉「確かにねぇ…害虫駆除の小型ロボットだし…」

作者「重力がある地球では小型になればなるほど、
重力に対する影響がすくなくなるからね〜
その分、ロボットは作りやすいんだよ」

ナギ少尉「ASIMOなどもそうよね〜」

作者「……まぁそうだな。これから夏場にはホイホイさん!絶賛発売中!となるさ」

ナギ少尉「次回、桜花作戦前、銀河鉄道開業…おたのしみにぃ」

H24年11月改稿

H25年12月再改稿



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