魔 法先生ネギま!

〜ある兄妹の乱入〜

外伝 トラブルトラベル 3話目A

 

 

 

 

 

 

「そなたらは・・・」

室内から出てきた女性。

色とりどりな十二単を身に纏い、漆黒の髪は足元にまで達している。
顔は色白で、気品と美貌を兼ね備えた絶世の美女。
きっと、やんごとなき身分の姫君なのだろう。

「・・・・・・」

見知らぬ人物がいることに、普通なら悲鳴を上げそうなものである。
しかし、彼女は一言も発せず、何を思ったか、食い入るように勇磨を見つめた。

(この男・・・・・・)

なぜだか、懐かしいというか、既視感を覚える。
確かに初めて見る顔なのだが、どうしても、どこかで会ったことがあるというか、
なんというか、非常に近しいものを感じるのである。

(この女性ひとは・・・・・・)

一方で、勇磨のほうも、彼女の姿に何かを感じていた。
同じように彼女の顔を見つめていると、その正体に気づく。

(・・・そうか! そっくりなんだ)

なんてことはない。
答えは至極単純なことだった。

(母さんに、そっくりなんだ・・・)

自分の母親。
母と彼女の顔が、双子かと見間違うほどにそっくりなのだ。

(・・・!)

ここで、唐突に降ってくる考え。

時代は、先ほどエヴァから聞いた、平安時代末期。
場所は、京都、平安京。

覚えている限り、ピッタリ符合する。

(まさか・・・・・・)

この上なく高い確率で・・・
そう・・に違いない。

さもなければ、これほど似ていること、説明がつかない。

「お、おい・・・」

「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」

脇にいるエヴァが、思わずたじろいでしまうほどに。
勇磨とこの女性は見つめあい、微動だにしなかった。

と・・・

「御前さま〜っ!」

「「っ・・・」」

表のほうから呼びかける声がしたため、双方ともに我に返った。

誰かがこちらへやってくる。
しかも、複数の足音。少なくとも5人以上の大勢で。

「勇磨、こっちだ!」
「あ、ああ!」

もちろん姿を見られるわけにはいかない。
咄嗟のエヴァの判断で、床下へと身を翻した。
廊下の位置が高めに造ってあるので、人がかがんで入れるくらいのスペースは、余裕であった。

その直後である。

「御前さま! よかった、ご無事でしたか!」

背中に何本もの矢を携えて弓を持ち、腰には太刀を下げ、黒い烏帽子を被った男。
そんな連中が何人もやってきて、女性の前に跪いた。

『御前』とは、高貴な身分にある人物を呼ぶときに使う敬称だ。
静御前、巴御前などが有名だろう。
やはりこの女性は、自らか、あるいは親族が位の高い女性なのだろう。

もっとも、彼女の正体に目星のついた勇磨にとっては、当然のことであった。
なにせ時の権力者、上皇の愛妾なのだ。

「・・・何かあったのか?」
「いえ」

さて、どうなったのかといえば。

女性は、コホンと気を取り直すのを隠すように、口元を袖口で隠すと、
威厳溢れる声でそう尋ねた。

「格別ございませんが、今しがた、こちらから侍女が泣きながら走り去って行くのを見まして」

床下でドキッとしているのは勇磨とエヴァ。
無論、声しか聞こえないが、大いに焦るところだ。

「また、表では、なにやら金色の髪の妖怪変化が出たという噂で、もちきりになっておりまして・・・
 極めて近傍での出来事であるため、万が一ということもございまする。
 御前さまに何かあっては大変だと思い、駆けつけた次第でございます」

「・・・そうか」

これも、つい先ほどのことが原因なのだろう。
大騒ぎになってしまっているようで、焦りはさらに大きくなる。

彼女が重苦しく頷いたことで、さらに心拍数は跳ね上がった。
その騒ぎを起こしたと思われる連中が床下に隠れていると、暴露されたらどうする?

「大事、ございませんか?」
「見ての通りじゃ。何も無い」
「それはようござりました」
「役目大儀。下がってよいぞ」
「はっ、失礼いたしました」

ところが、心配した事態にはならなかった。

庇ってくれたのか、別の思惑があるのか。
とにかく、彼女は勇磨たちのことは話さずに、男たちを帰したのだ。

彼らが去って行く足音は小さくなっていき、やがて聞こえなくなった。

「もうよいぞ。おるのじゃろう?」

すると、真上からそんな声がした。

勇磨もエヴァも顔を見合わせたが、自分たちに向けて言っているのは明白。
一応は黙っていてくれたわけでもあり、素直に出て行った。

「今の話は、おぬしたちのことじゃな?」
「はい」

出て行くと、正面から見据えられ、真っ先にそう尋ねられた。
もう隠し立てすることも無いので、正直に頷く。

「金色の髪の妖怪変化・・・。ホホホ、なんともかわいらしい童女ではないか」
「・・・・・・」

童女と呼ばれ、少しムッとするエヴァ。
これでも700年生きているんだと、可能ならば怒鳴り返していただろう。

それが出来なかったのは、圧倒されてしまったからだった。
上手く表現できないが、自分よりも、目上だと感じられてしまったのだ。

この時点ではエヴァ自身は気付いていないが、対峙している相手は、
数千年の時を経ている大妖である。
たかが700年では、歯が立たないのも当然だった。

「・・・怖くはないのか?」
「ホ? そなたのことがかえ?」
「そうだ。妖怪変化なのかもしれないんだぞ」
「オホホホホっ」

エヴァの強がりに、彼女は人前であることも憚らず、
大声を上げて笑った。

「冗談もほどほどにせい。どこの世に、そなたのようなかわいらしい妖怪がおるというのじゃ」
「・・・・・・」
「妖怪というのはな、もっと・・・。いや、なんでもない」

笑っていたが、急に表情を落とし、何かを憂うような顔になって。
すぐに取り繕ったが、絶対に何かがあると、そう思わせる表情だった。

「上がったらどうじゃ?」
「え・・・」

勇磨たちが驚くのを尻目に、彼女はそう言って、さっさと中に引っ込んでしまった。

戸惑うものの、言う通りにせず、大声でも上げられてしまってはたまらない。
おそるおそる廊下に設けられている、庭からの階段を上がり、靴を脱いで、
彼女のあとを追って室内へと入った。

恐ろしく広い室内を、いくつかの襖で仕切ったような感じ。
もちろんすべて畳敷きで、いったい何畳あるのか、見当もつかない。

「こっちじゃ」

彼女に招かれるまま奥へと進み、座れと言うので、彼女の前に腰を下ろした。

「退屈での。少し付き合ってたもれ」

確かに、このだだっ広い部屋に1人では、退屈で仕方ないかもしれない。
人を呼ぶ気配の無いことに安心し、頷いた。

「茶でも出したらいいんじゃろうが、そなたたちのことを知られるわけにもいかん。
 かといって、妾自らやるわけにもの。第一、茶の淹れ方など知らぬ」
「はは」

彼女なりのジョークなのか、真実を言ったまでなのか。
とりあえず素直に笑っておいた。

「名を教えてもらえぬか?」
「えっと・・・・・・勇磨です。勇気の勇に、麿と書きます」
「ほう、勇磨か。良い名じゃ」
「ありがとうございます」

御門は、天皇の帝と同じ読み。それに、庶民に名字など存在しない時代だ。
わざわざ混乱させることもないかと思い、あえて姓は名乗らなかった。

褒められてうれしい気がしないわけがないが、彼女から言われると、余計にうれしい。
何せ彼女は・・・

「おぬしは?」
「・・・エヴァンジェリン」
「えば・・・?」

彼女は続けてエヴァにも名前を尋ねたが、1度では聞き取れなかったらしい。

「言いにくければ、エヴァでいい」
「そうか。すまぬの、えば」
「・・・・・・」

微妙に発音が違うような気もするが、この時代の人間に完璧を求めるのも酷だろう。
外国といえば中国しかない時代。無理もない。

「その服は、異国のものか?」
「まあ、そんなようなものです」
「そうか、やはりの」

説明するのが面倒だし、なにより、真実を言うわけにもいかない。
言っても信じてもらえないだろうし、無難に答えておく。

「ということは、そなたたちも異国の者か」
「そんなところです」
「ほうほう。それにしては、言葉が達者じゃな。この国の生まれではないかと思ったぞ」
「がんばりました」

そういうことにしておくのが1番いい。
再び無難に答える。

「まったく、妖怪変化などと騒ぎおって。異国には、髪が金色のものもおるのじゃろう」
「ええ、まあ。ずっとずっと西のほうには、いっぱいいますよ」
「そうかそうか。世は広いのう」

退屈だったところに、このような話は良い刺激なのだろう。
彼女は目を輝かせて話を聞き、尋ね、また聞いて目を輝かせた。

(なんか、想像してたのと違うな・・・)

楽しいと感じつつも、勇磨は若干の戸惑いを覚えていた。

伝え聞くところの彼女といえば、とてもこんな感じではない。
諸悪の根源とさえ言われ、忌み嫌われている存在なのだ。

それがどうだ。
いざ話してみると、気さくで、親しみがある、良い女性ではないか。

彼の母親は、生まれ変わったおかげで『善』となったわけだが、当時の彼女も、
それほど悪いわけではなかったのかと、思うようになってきた。

話は段々と、彼女のことへと移って行く。

「妾は、さる高貴なお方に見初められ、このように不自由なく暮らしておるのじゃが・・・
 このほど、そのお方が病を得てしまってのう」
「それは・・・・・・お気の毒」
「うむ・・・」

事の顛末を知る勇磨にとって、これは辛い話。
悲しそうに頷く彼女を見てしまっては、余計に悲しい。

「お側近くにいたいのじゃが・・・・・・妾が行くと、決まって具合が悪くなってしまってのう。
 離れると良くなるともいうのじゃ。それで、ついには、顔を見ることも叶わぬ」
「・・・お察しします」
「ただ愛しきお人のお側にいたいだけなのにの・・・。
 ・・・・・・すまぬ。かようなこと、そなたたちに話しても仕方ないな」

無理に作っている笑みが痛々しい。

しかし、おかしいではないか。
伝承では、彼女自らの意思で、”そういうこと”を行なっていたらしいが・・・
これではまるで、彼女とは無関係に、不幸が起きているように思える。

(この頃は、まだ自覚が無い・・・? もしくは・・・・・・)

まだ覚醒していないということなのか。
あるいは、無意識のうちに、ということなのか。

後者だとしたら、なんて悲しい運命なのだろう。

(・・・だけど、大丈夫。必ず、その想いは、遂げられるから)

すべてを知る勇磨には、明るい未来が見える。知っている。
さもなければ、彼が、この世に生を受けることは無かったのだから。

ドタドタドタッ

「ん?」

盛大な足音。
大急ぎで誰かがこちらへ向かってくる。

足音は、部屋の目の前で止まった。
勇磨とエヴァは、自分たちのことがバレるのではないかとヒヤッとしたが、それどころではなかったようだ。
跪く様子が、シルエットとして障子に映っている。

「申し上げますっ!」

「何事じゃ、騒々しい」

侍女らしい。何か報告があるのだろう。
楽しい語らいの時間を邪魔された彼女は、苛立ちげに応じる。

「な、何事かはわかりかねまするが、ぐ、軍勢がっ!」

「・・・!」

「数百の軍勢が御所を発し、こちらに向かっているとのこと!
 御前さま、ここは危のうございます! お逃げくださいっ!」

唐突な事態であった。

どうしてこの屋敷に軍勢が?
誰しも共通の思いであったことだろう。

勇磨とエヴァを除いては。

「・・・あいわかった」

いや、もう1人わかっていた。
覚悟したかのような低い声で頷いた、彼女である。

「妾もすぐに行くから、そなたたちは先に逃げよ」

「し、しかし!」

「妾の命が聞けぬと申すか! 皆にもそう伝えよ!」

「は、はいっ!」

「世話になったな」

最後に、彼女がそう声をかけると、報告に来た侍女は深々と頭を下げ、去っていった。

「さて、聞いての通りじゃ」

侍女がいなくなると、彼女はそう言って立ち上がり。
まだ座ったままの勇磨とエヴァを見つめた。

「ここは間もなく戦場になる。そなたたちも、早く落ち延びるが良かろう。
 今なら注意があちらに向いておる。無事に逃げおおせることも可能じゃろうて」

自分が狙われているというのに、他人の心配を・・・
いや、軍勢の目的が自分だと、気付いているのか?

「あなたは・・・」
「ホホホ。妾を舐めるでないわ」

確信した。
すべてを知り、悟った上で、受け入れようとしている。

「ただ、願わくば・・・・・・
 愛しきものの隣で果てたい・・・いや、ずっと一緒にいたかったのう」

「・・・大丈夫ですよ」

もはやいたたまれなくなって。
勇磨は目を潤ませながら、そう説いた。

「信じていれば、夢はいつか叶う。絶対です」
「・・・・・・そうか」

彼女は、うれしそうな顔で頷いた。
ただひとつの願いが叶うことを、信じて。

「感謝するぞ勇磨よ。実に楽しい、有意義な時間じゃった」
「俺もです。貴女に会えて良かった」
「うむ。また、会えるな? そんな気がするのじゃ」
「会えますよ。必ず」
「うむ」

「勇磨! 軍勢はもうそこまで来ているぞ!」

先に外へと出て行っていたエヴァから声が。
複数の幟がやってきて、この屋敷の外周を囲むように動いているという。

名残惜しい、つくづく名残惜しいが、これ以上、この場に留まっているわけにはいかない。

「では・・・」
「うむ。さらばじゃ」

大きく頭を下げて、走り去った。

 

 

 

 

都近傍の山中。
開けた場所からは都を一望できるが、ある一角から火の手が上がり、黒煙を吹き上げている様が見て取れる。
つい今しがたまで、自分たちがいたところだ。

「・・・・・・」
「・・・・・・」

勇磨もエヴァも、無言で見つめている。

「・・・勇磨」
「なんだい?」

身体は動かさず、沈黙を破ったのはエヴァ。
遠慮がちに訊いたのだが、返ってきた声は意外に明るく、驚いた。

「辛いのではないか?」
「まあ、ね。そりゃね、少しは・・・」

悪い妖怪だったにせよ、前世のことだったにせよ。
彼にとっては、かけがえのない人物だ。
実際にこんなところを見せられて、辛くないはずが無い。

勇磨はそう言って、何かに気付いた。

「エヴァちゃん。もしかして・・・」
「真祖の吸血鬼を舐めるな」
「そっか」

いつわかったのかは不明だが、エヴァも、彼女の正体を見抜いていたらしい。
微笑を浮かべて頷く勇磨。

伝承では、彼女は・・・・・・九尾は、現在の栃木県の那須まで逃げおおせるものの、
そこで力尽き、石へと姿を変えたと云われている。

「でもまあ、仕方の無いことだし。歴史を変えるわけにもいかないし」

表情と同じで、声も、決して落ち込んではいなかった。
その後の物語を、知っているから。

「いずれは、彼女の想いは叶うわけだし。
 じゃなかったら、俺や環は生まれてないっしょ?」
「それもそうだな」

笑みを向けられて、エヴァも安心したようだ。
微笑み返す。

「そう考えると、なんだかな〜」
「ん?」
「俺があんなこと言ったから、生まれ変わるときに、あんなことになったのかな〜。
 いわば俺がキューピッド役? みたいな?」
「わけがわからんぞ」

勇磨がいきなり出だしたことに、首を傾げるエヴァ。
なんのことなのだろうか。

エヴァはまるで知らないことだが、勇磨の母親は現世に生まれ変わる際に、
前世以前の『悪』を微塵も感じさせない善良な存在として転生した。
そのうち彼の父親と出会い、恋に落ちて、勇磨や環が生まれたのだ。

そう考えると、持っていた『悪』が原因で、周りに不幸が起こっていたわけで。
その悪が消えて『善』の心が押し出てきたのは、もちろん本人の願いもあったろうが、
勇磨がああ言ったことで、その想いが強くなったおかげもあるのではないかと。

「うわ〜。両親の仲を取り持ったのが子供だなんて、うわ〜。
 アレもいいところだよね、エヴァちゃん」
「私に同意を求められてもな・・・」
「なんていったっけ? ああそうそう、タイムパラリンピック」
「それを言うなら、タイムパラドックスだっ!」
「おお、そうそう。そうとも言う」
「そうとしか言わん! まったく、貴様というヤツは・・・」

やれやれと、エヴァはため息をついて。

「心配して損した・・・」
「え? なに? 心配してくれたのエヴァちゃん?」
「う、うるさい! ただなんとなく、ほんの少しだけ思っただけだ!」

ポロッと出た呟きで、とんでもない事態になってしまう。
顔を真っ赤に茹で上げるエヴァだが、偽りの無い本心である。

勇磨にもそれがわかった。だから・・・

「ありがと、エヴァちゃん」
「ん・・・」

ぽんっ、と彼女の頭に手を置いて、やさしく撫でた。
普段の彼女なら、子供っぽいことをするなと怒りそうだが

「・・・もっと撫でろ」
「わかった」

いっそうの催促。
目を閉じて、うっとりと感触を味わうのだ。

「・・・っ! だああっ、いつまで撫でているっ!」
「うわっ」

しばらくして我に返ったのか、さらに赤くなって、勇磨の手を振り解くエヴァ。

「なんだよ。自分からやってくれって言ったくせにー」
「ううううるさいっ! こんなことをしているヒマがあったら、帰るための準備をせんかっ!!」
「あ、そりゃそうだ」

いつまでもこの時代にいるわけにもいかない。
現代に、麻帆良に帰らなければ。

「アデアット!」

アーティファクトを呼び出し、いつ戻れるかもわからない、試行錯誤の繰り返し。

「またダメだ・・・」
「しっかりせんか! 上手くいくまで続けろ!」
「少し休ませてよ〜」
「黙れ! 貴様のせいなんだから、責任を取らんかっ!」
「へいへい・・・」

数十回、数百回と、剣を振るった結果。

「おおっ、開いたぞでっかいのが!」
「よし、飛び込め!」
「ほーい」

ようやく、来たときのような時空の断裂を生み出すことに成功。
これ幸いとばかりに、中へと飛び込んだのだが。

「あのさあエヴァちゃん」
「なんだ?」
「割れ目に飛び込んだのはいいけど、現代に繋がってるとは限らないんじゃ?」
「・・・・・・・・・」

もっと大きな問題がそこに。

「き、き、き・・・・・・貴様ァ〜!」
「そ、そこまでは俺のせいじゃない〜!」
「今度はどこに出るんだァ〜〜〜〜〜・・・・・・・・!」

 

 

 

 

運良く、本当に運良く。
気付いたときには、エヴァの別荘に戻っていましたとさ。

 

 

 

 

終わり

 

 

 

 

 

 

 

 

<あとがき>

ということで、Aパターンはフィニッシュです。

おわかりですよね。
平安時代で出会った彼女は、勇磨の母親の前世ってヤツです。

不思議なめぐり合わせでしたな。

 

 

以下、Web拍手返信です。
拍手していただいている皆様、本当にありがとうございます!

>いい感じです

恐縮でございます。
そう仰っていただけるレベルを維持していきたいですね。

>Bパターンも楽しみにしてますのでなるべく早く

まことにありがとうございます。
Bのほうも、なるべく早く出せるようにします。

>もしかして最後に出てきたのは玉藻、もとい、タマモでしょうか?

限りなく正解に近かった!!
勇磨たちがいた世界と繋がっている過去なのかどうか、わかりませんから・・・

>親方様ー、元の世界に戻ったときその世界の人もついて来ますか〜?

ついてこないぜぇ。
異世界の人を連れてきちゃったらまずいだろぉ(爆)
と言いつつ、勇磨自身が異世界人だけどなあ。

>面白い!女性キャラをどんどん落としていく勇磨にはこれからも活躍(?)を期待しています!!

外伝では大活躍の予感・・・(爆)
ハーレム派が圧倒的優勢なので、なんか自然に傾いてきましたw

>2パターンですか。意外と(でもないか?)Bパターンは(勇磨にとって)元の世界だったりして

あうあうあう・・・(滝汗)
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