第3惑星人さんよりイラストを頂きました♪
第3惑星人さんよりオリジナルキャラのラミアです。
上半身が女性、下半身が蛇のラミアもしくはラミアーと呼ばれる怪物は、ギリシャ神話に登場します。
一般的にファンタジーにおいてはインパクトの強さからその姿で描かれる事が多いのですが、
ギリシャ神話における人間及び神の子の女性は、美人である事が多く、またゼウスが浮気相手とする場合が多いです。
リビアの女王であったラミアーもまた、ゼウスに見初められ子を成すのですが、
やはりご他聞に漏れずゼウスの妻ヘラによって子を殺された上呪われてしまいます。
その呪いは目を瞑る事が出来ず、ひたすら子の死を後悔し続けるというものだとか、
また、下半身が大蛇になる呪いであるとか言われています。
更に、子供を見ると羨ましさのあまり食い殺してしまうようになったとも言われています。
ギリシャ神話の女性は結構な数がゼウスに犯され、ヘラに呪われています。
怪物になったり、子供が怪物になったり、一生なんらかの障害を体に受けたり。
その上、かわいそうに思ってゼウスが助けたとか言う場合も碌な結果になっていません。
ラミアーも両目が瞑れない呪いを負った時、ゼウスは目をくり貫いて助けたそうで……。
両方とも碌な神様じゃないですよね……。
さて、この絵におけるラミアは海辺の岩場にいる設定でしょうか?
胸はちゃんと服を着て隠していますねw
ちょっとボーっとしてるような眠たげな表情は変温動物的なものでしょうか?w
第3惑星人さんは元々エキドナを描きたかったそうですが、エキドナは翼があるそうです。
また、彼女はいわゆる呪われた女ではなく、女神の一種(大地母神)なので、もっと自信家っぽい気がします。
また、エキドナは子沢山なので、男も3人いましたw
風神テューポーンとの間に12、テューポーンとの子であるオルトロスとの間に4、そして英雄ヘラクレスとの間に3。
それぞれ子をなしています。
ヘラクレスの妻としてのエキドナは伝承が違うので、同じ女性だったのかはわかりませんがw
実際ヘラクレスはオルトロスを殺し、ケルベロスを生け捕りにしていますし。
しかしまぁ、イメージはなんというか、男好きでしょうか?w
イラストありがとうございました♪
コメント:黒い鳩
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