ペルソナ〜罪に抗いし者〜
第二章 出会い




< 統也 Side>

周りが不思議な空間に覆われた部屋。

8本の柱によって支えられており、天井には星空を描いたような窓がある。

部屋の中心には金色に光る蝶が飛んでいた。

「・・・ん・・ここは・・?」

先程までの不気味な場所とは一転して、神秘的な感じを受ける。

「ようこそ、意識と無意識の狭間へ・・・」

突然背後から声をかけられ、思わず振り向く。

今さっきまで飛んでいた蝶の姿が消え、見知らぬ人物がこちらを見ていた。

声の主は左目の部分に金色の蝶の羽を思わせる装飾のついた白い仮面をつけている。

「だれだ、あんたは?俺をここにつれてきたのもあんたなのか?」

「私の名はフィレモン
君に力を与えたのは私だ。」

それを聞いた統也の表情も次第に真剣になる。

「力?・・もしかして、さっきの・・・」




・・我は汝が半身にして、冥王サテゥノスなり・・・

そうだ。突然、声が聞こえてきて・・・俺の中から・・・



「君が持つ力は、ペルソナと呼ぶ。
心の奥底に潜む、神や悪魔のごとき、もう一人の自分を呼び出す力だ。」

「・・・ペルソナ・・もう一人の俺だって?」

「そうだ。神の様に慈愛に満ちた自分・・・悪魔の様に残酷な自分・・・
人は、様々な仮面を着けていきるもの。
今の君の姿も、無数の仮面の一つに過ぎん。
ペルソナもまた、数多くある君の姿の一つなのだ。」

その言葉に先程、頭に響いてきた声を思い出す。




・・・我は汝 汝は我 我が力は汝とともに・・




「君は自分の名を答える事ができるかね?」

「へ?あぁ、え〜と鳴神・・・鳴神統也だ。」

突然の質問に慌てながらも答える。

「うむ。やはり君にはペルソナを扱える資格があるようだ。」

「資格?いったい何のことだ?」

「先程もいったが、人というものは幾つもの仮面をつけているものだ。
多くの仮面の中から、自分の名を答える事ができるのは、自分という存在を
理解し、強い意志を持っている証拠なのだ。」

「ここで自分の名を言う事ができるのはごく稀にしかいない。それにだ・・・」

「ん?それに何だよ・・・」




「君は本来、この時の下にいるはずのない存在だ。」

・・・・え?・・・・今こいつなんていったんだ・・・

いきなり、自分という存在を否定され動揺してしまう。

「・・・俺がいるはずのない存在だって・・?」

「そうだ。この世界は君がいた世界とは、似て異なる世界。
一種のパラレルワールドだ。」

「ここは・・・・似ているが違う世界だっていうのか!?」

「君をこの世界に誘い込んだのは、ここ珠阯レ市で起こっている事件を影で操っている邪悪な意思だ。」

・・・パラレルワールドに珠阯レ市だってそんな所、聞いたことないぞ。

・・その事件を起こしてる奴が俺をここに来させただって・・・・

「今現在、珠阯レ市は噂が現実になる異界と化している。」

「信じる信じないは君の自由だ。このままでは、いずれこの世界は奴の思惑通りになるだろう。」

「・・・・・・」

フィレモンはそういうと、話を先に進める。

「近いうちに君は、運命の輪に導かれしペルソナ使い達に会うはずだ。
彼らは、仮面党という組織を追っている。今起きている事件に仮面党が絡んでいるのだからな。」





「そして仮面党は噂を利用し、町へと悪魔を放った。」

「悪魔だって?まさか・・・さっきの化け物が・・・・」

「そうだ。」

「・・・俺に・・どうしろっていうんだ。」




「彼らは、ペルソナと共に、己の存在と未来を賭け、巨大な意思と戦っている・・・」

「戦えっていうのか!?俺もその仮面党とかいう相手に・・・!」

「君は本当なら、この時間の元にいることのない存在だ。
自分自身で見つけるしかない。君がこの世界の中ですべき事を・・・」

・・俺のすべき事を見つけろだと・・・・
・・・それが、簡単にわかればどんなにいいか・・

「唯一確かなこと、君は今ここに実際に存在しているという事だ。
さぁ、戻りたまえ。君が存在する時の下へ。」



「ちょ!?まだ、聞きたい事が・・」

意識が遠のいていく・・・
薄らいでいく中、囁くようなフィレモンの声が聞こえる。







「・・・・私は信じている。人という存在の可能性を・・・」










< 真名 Side >

時間は統也が悪魔と接触する少し前にさかのぼる





「ん〜〜んん〜♪」

鼻歌を歌いながら、一人の女性が楽しそうに歩いている。

彼女の名前は月野真名、今年高校を卒業し文学を勉強するため大学に通っている。

真名は大学から帰宅途中だったらしい。

彼女は時間を確かめようと時計に目を向けると・・・

「あっ!やばい!もう少しで始まっちゃう!?」

彼女が焦ってる原因は、スマスマスマルという番組で司会のブラウンを始め、たくさんの
有名人が登場し、いろいろな話題をテーマに面白おかしく話すという内容だ。

毎回かかさず見ているだけに、この状況は非常事態だ!

真名の目がキランと光る。

「こうなったら・・・あそこを通るしかない!?」

その場所とは、周辺の住人から廃工場とよばれていた。

ただその工場にはいろいろな噂が流れている・・・

従業員全員が化け物を見たと言いだしたり、機器の中から得体の知れない声が聞こえてくる
など、いわゆる怪奇現象が原因で潰れたと言われている。

「まぁ、どうせ噂だしね〜。・・・って急がないと間に合わない!?」

向きを変えて、廃工場ルートの道へ走ろうとした瞬間・・・・





ドカァァンッ!



「え?何・・今の音・・・?」

これから向かおうとしていた方向に視線をむける。

「廃工場の方から聞こえてたわね・・・」

・・・でも、あそこってたまに危ない人がうろついてるってのも聞くしなぁ・・
・・・どうしよっかなぁ〜・・・

少し考えた後・・・

「・・・う〜ん。よし!行ってみよっと」

どうやら彼女の中で、怖いなどの感情より好奇心のが強かったらしい。

さっそく、音の聞こえた方へ走っていく。





「はぁはぁ、着いた・・」

いきなり走ったので、息が荒い。

「さっきの音は確かこっちからだったような・・・」

辺りを注意深く見渡していると・・・

「・・え?」

驚いたことに、あまり変わらないくらいの年に見える青年が地面に倒れていた。

「ちょ、ちょっとあなた大丈夫!?」

近くまで寄っていき、声をかけるが返事がない。

もしかして・・・と思ったが、どうやら死んでいる訳ではないらしい。

良かったと安堵した。

・・・でも、なんでこんな所で倒れてるんだろ?

疑問に思いながら、その青年をよくみてみると・・・

服に隠れて見えなかったのか所々に切り傷や火傷があり、腕の辺りが赤く滲んでいる。

「え!血が出てるじゃない!」

思わぬ事態に、息を飲む・・・

「と、とりあえず救急車でも呼んだ方が・・・・・!?」

携帯電話を取り出し、開くが表示が圏外を示している。

「そんな!いままでこの辺りで圏外なんてなる事なかったのに!?」

電話は使えないことがわかるとすぐに鞄にもどし、青年の腕から出てくる赤い液体に
目を向ける。

どうやら幸いなことに、見た目ほどひどい状態ではなかったようだが急いで
手当てをしなくてはならない。

「どうしよう・・・・。私の家まで運んでいければ、手当てぐらいはなんとかできるけど・・・」

しかし、女性の力で男性ひとりを運んでいけるなずもない。

何か使える物はないかと周りを見渡すと、

「よし。そんなに遠くはないし、今の時間なら人も少ないはずだから
あれでなんとか家までつれていこう。」

どうやら近くに置いてあった台車で運ぼうと考えたらしい。




ズルズル


「これでよしっ♪」

青年を台車の上に引っ張って乗せる。

「急いで帰らないと!」

勢いよく台車を押して走りだす。

もちろん目的地に辿り着くまで、青年は何度も荷台から落ちて余計にケガが増えたのは言うまでもなかった。










< 統也 side >

「・・ん・・いたっ!・・・ここは?」

軽い頭痛に頭を抑えながら目を開ける。

どうやらソファーに横になっていた状態らしい。

痛みをこらえて、体を起こすと体中にばんそうこうやら包帯が巻いてある事に気づいた。

「手当てしてある。一体だれが・・・?」

不思議そうに首を傾げると、



「あっ!目が覚めたみたいね〜」

隣の部屋から、見知らぬ女の人が出てきて嬉しそうに声をかけてくる。

長く伸びた黒髪に、優しそうな瞳をしていた。

「この手当てはあなたがしてくれたんですか?」

「うん、そうだけど。
もっ、もしかして上手くできてなかった・・・?」

彼女は心配そうに聞いてくる。

「い、いや。え、え〜と大丈夫だから」

「そう、よかったぁ。何か間違えちゃったかと思ったよ。」

・・・どうやら、悪い人じゃなさそうだな

まさか、会った事すらないのにここまで心配してくれているとは思わなかった。

「そういえば、名前聞いてなかったね。
私は月野真名。好きなようによんでくれていいからね」

「は、はぁ。俺は鳴神統也・・・」

「そっか、統也君っていうのかぁ。いい名前だね〜」

「そ、そうかな。どうも」

なんていうか・・・物凄くマイペースな人だなぁ・・・・・

統也はすっかり彼女のペースに乗せられてしまう。

「それで、統也君はなんであんな所にあんなに怪我して倒れてたの?」

「・・・え!?」

その当然の質問にすっかり忘れていたのか、一瞬何をいっているのかわからなかった。

いままでの出来事が思い出されていく。

・・・怪我はあの化け物に間違いないだろうけど・・

フィレモンと名乗った男の事は夢のだった可能性があったが、どうしても
気になる。

・・・噂が現実になってるだって。本当にそんな事があるのだろうか・・・・

もし本当だったら・・・・確かめてみないと・・・

「お〜い・・・聞いてる〜〜?」

「え?あぁ、え〜と・・・・」

・・・なんていえばいいんだろう。化け物に襲われたっていっても信じてくれるかどうか
わかんないし・・・ここは適当に誤魔化して・・・・

「そ、そう。いきなり変な奴にからまれて、喧嘩になっただけだって」

「ふ〜ん。あそこってあんまりいい噂聞かないから、気を付けた方がいいよー」

一応納得してくれたらしい。

とりあえず、今いる場所くらい聞いといたほうがいいよなと思い、

「あのさ、ちょっと聞きたいことあるんだけど?」

「ん?何が聞きたいの?」

「・・・ここってどこか教えてほしいんだけど」

「ここは私の家だけど?まぁ、家っていってもアパートだけどね」

「い、いやそうじゃなくて・・・・え〜と、ここの町の名前って珠ォ・攣圓箸・辰討いμ樵阿犬磴覆い茲佑АΑΑ悴

さっきのが本当に夢だったら、恥ずかしいと思っていたが・・・

「ん?珠ォ・攣圓辰禿・燭蠢阿任靴隋・海海麓錏阯レ市の港南区なんだから」

どうやらあれはただの夢ではなかったらしい。

・・・わかったのはいいが・・・・これからどうする・・・

幸い自分のいた世界とは、そんなに違いはないようだがこれからの生活を
一から考えていかなければならない

・・とりあえず、住める所から探さないと・・・あっ!でも、お金もそんなに持ってないしなぁ・・
ハッ!まさかこのままホームレスへの道をたどって・・・ってそんなのいやだって・・・

問題が山済みで、打つ向き気味になっていく




「どうかしたの?急に黙ったりして」

「いや、これからどうしよっかなぁと考えてたりして・・・・」

つい、声に出してしまった。

その言葉に何を思ったのか、彼女は心配そうに、

「・・・もしかして、家出してきたとか帰る所がないとかじゃないよね?」

「うっ・・少し違うけど、似たようなもんです・・・」

実際に帰るに帰れないのだから、無いといえばそういうことになってしまう。

彼女は何かを考えているらしく、黙ってしまった。。

「わるい。少し休ませてもらえたら、出て行・・・・」

わざわざケガの手当てまでしてもらったんだ。これ以上迷惑を掛けたくない
と思い、話そうとするが・・・




彼女はふっと顔を上げると

「うん、ここに住んでもいいよ。ちょうど物置になってる部屋があるから♪」

と、いきなりとんでもない事を言い出してきた。

「・・・へ?」

あまりの事に、統也の頭がフリーズする。

「い、いやこれ以上迷惑はかけれないし、それに男の俺が住むのは問題が・・・」

と最後まで言い終わる前に、

「よし、決定ーー!じゃあ、早速片付けないといけないねぇ〜♪」

そういうと物置化している部屋に走っていく。





「・・・・・・・・」

どうやら、何を言っても無駄なような気がした。どうやら彼女の中ではもうすでに
決定事項になっているらしい・・・

あまりの事態に半分呆れてしまったが、早速掃除を始めている彼女の笑顔を見て
つられるようにに笑ってしまった。

帰ることのできる居場所というのが、どんなに大切か実感していると、

「お〜い!見てないで手伝ってー」

「あぁ、わかった。今、手伝うから・・・っていちおう、ケガ人なんだけどなぁ・・」

苦笑いしながら、座っていたソファーから立ち上がる。。






なんとか掃除も1時間程度で終わり、飲み物を飲みながら休憩している。

統也はこれからの事を考えていた。

・・・これからどうするか?正直、あまりよくわかってないんだよなぁ・・・・。
とにかく仮面党とかいう組織について調べないといけないな・・・・
あと本当に噂が現実になっているのなら、噂についても情報を集めないと・・・

「何してるの?」と横から声が掛けられる。

突然のことで、さすがに驚いてしまった。

「・・・うわっ・・はぁ、びっくりした。え〜と、月野だっけ?
でも本当に良かったのか見ず知らずの俺を住まわせたりして・・」

「だいじょぶ、だいじょぶ。だって一人暮らしだから部屋余ってたんだし
勿体無いしね。だから気にしなくていいよ♪」

・・・いや、勿体無いってそういう問題じゃあ・・

「・・・まぁ、それでいいならそうするけど・・」

飲み物を口に運びながら、女性のが噂話に詳しいだろうと思い、

「あのさ、月野は噂とかってけっこう知ってる方?」

「噂?う〜ん、私はあんまり興味ないかなぁ〜」

「まぁ、そうじゃないかと思ったけど・・・」

どっちかっていうと、考えるよりまず行動みたいな性格に見えるため
あまり興味がなさそうな感じはしていた。

「ムッ!それってどういう意味!その期待してなかったみたいな返事は!?」

やば!こんな事でやっぱり出て行ってなんて言われたら・・・・

「ち、違うって!え〜と・・・そのぅ・・・」

こちらをじっと見ている真名。

・・・・・・

ついに、その視線に耐えられなくなり、瞬時に頭を下げ

「本当にごめんなさい・・・以後、気をつけますので・・」 OTL

自分でも情けないと思ったが、本気で謝った。

「今度から気をつけてよ〜。女性には親切にってよくいうでしょ」

「そ、それで知り合いで詳しい人っているでしょうか?」

なぜか口調が変わっているのは気のせいだろう。

「いるにはいるけど、何?噂話に興味あるの?」

「ま、そんなとこです」

彼女はう〜んと唸ると、何か思いついたように笑った。

「紹介してあげてもいいけど。条件がひとつできたけどいい?」

・・できたけどって・・・・

「わかった。俺にできる事なら、なんでもやるから」

とにかく、情報がほしい。そのための条件なのだから、断る訳にもいかない。

「本当に!よかったぁ♪ちょうど、どうしようかと思ってたとこだったんだ〜」

「その条件って何?」

「ふふ〜ん。統也君も得すること間違いなし。じゃーーん、これだーーー!!」

彼女が差し出してきたのは、コンサートのチケットらしかった。

「チケット?え〜と、MUSES(ミューズ)?」

「そう!現在、人気急上昇中のアイドルグループのデビューコンサートのチケットだよ。
友達と行く約束してたんだけど、急用ができたからってこれなくなったらしくて、よかったらいっしょにいかない?
もうこのチケット、プレミアもんだしね♪」

「別に俺なんかでいいならいいけど。アイドルとか好きなのか?」

「ん〜、それ程好きでもないんだけど。今回は特別かなぁ」

「特別?」

「うん、このグループのメンバーって私がこの前まで通ってた高校の後輩らしいんだよね」

「へぇ〜。後輩かぁ、その高校ってこの近くなのか?」

「ううん。だって私、七姉妹高校の出身だから。
そうそう、噂に詳しい人ってのも後輩の子なんだよ」

まぁ、確かに自分のいたとこから出たら見てみたい気もするかもしれないな。

「そっか。じゃあ、その条件のむから頼む」

「OK〜。ちょっとまってて、電話してみるから」

そういうと携帯を取り出し、ボタンを操作し電話を掛ける



・・プルル・・プルルル・・・ガチャ


「あっ!雅ちゃん、ひさしぶり〜♪ちょっと頼みたい事があるんだけどいいかな?」

どうやら、噂に詳しい後輩というのは雅という名前らしい。

「え〜とね。今、噂についてどうしても詳しく聞きたいって言う知り合いがいるんだけど・・・・
雅ちゃんって新聞部だからけっこう知ってるよね。
うん、そう・・・明日・・ピースダイナーで・・・お願いね〜」



プツッ


「それでどうだった?」

「え〜と、明日の午前10時に夢崎区のピースダイナーで会いましょうだって」

なんとか、情報を得るチャンスができてひとまず安心していいようだ。
これで何かわかればいいんだが・・・

「よかった、ありがとう。助かったよ」

彼女はたいしたことはしていないと思っていたのだろう。
すこしの間呆然としていたが、だんだんと頬の色が赤くなってきている。

「う、うん。ど、どういたしまして」

「そういや、そのコンサートっていつやるんだ?」

「明後日だから、明日はなんとかなるね」

「わかった。コンサート楽しみにしてるよ」

「私も。楽しみにしてるからこれからよろしくね♪」

「あぁ、よろしく頼むよ」

お互いにあって間もないというのに、すっかり打ち明け、笑いあっている。





しかし、それは一瞬の安らぎでしかないのかもしれない

たとえ、この先に何がまっていようとも・・・・











あとがき




どうも、みなさんはじめまして〜。
え〜と、ティルって言います。

シルフェニアのみなさんのSSを見て自分も書いてみたくなり、
はじめてSSを書いてみました。

今回、この未熟者の書いたものを受け入れてもらい
管理人の黒い鳩さんありがとうございます。

この作品は「ペルソナ2罪」というゲームを元に書いてみました。
知っている人が少なかったのは少し残念ですが、やった事のない人でも
楽しんで読んで頂けたらうれしいです。

公式キャラが少ないなぁと思っている方は第三章を(ほんの少し)期待してください!
次の話では、原作の主人公PTや敵の幹部などたくさんの公式キャラを出す予定です。

これからも精一杯がんばっていきますので
もしよろしければ、この初心者の成長を末永く見守ってくれればと思います。


押して頂けると作者の励みになりますm(__)m


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