機動戦艦ナデシコ
               ~帰還のクリスマス~



















クリスマスイヴ。
世間では、子供達がサンタクロースを待ちわび、愛人や家族で過ごしたりする1つのイベントデー。
子供達や、愛人、家族はそれを楽しむ夜の一時。

「でも、私には……」

そういう楽しみな日でも何でもなかった。















2200年12月24日
地球から約100km離れた宇宙空間。
そこには何も存在しないデブリ帯が存在していた。
そこには宇宙のゴミというべきものが溜まり、それがデブリ帯というものを形成している。
そのゴミ以外何もない場所に、ボソンの光が灯った。
それは徐々に大きくなり、1つの大きな人型を模して形成される。
そして、その直後。
その光が拡散すると同時に一機の白い機体が現れた。

「……地球か。1年ぶりだな」

白い機体を操る黒髪の少年が、拡大された地球の光景を見て呟く。
そこにはどこか懐かしさという物が含まれていた。

「ルリちゃん元気にしてるかな……」

1年前に、一方的に自分の都合を押し付けて別れた少女の姿を思い浮かべる。
危険だからという理由で。

「……きっと怒って…いや、忘れてるだろうな」

自分のした事を思い浮かべて、自分にそう苦笑する。
自分がそういう風に仕向けたのだ。
そう思われて当然。
別れたくないと目で訴え、泣いていた少女に、少年は有無を言わさず別れを告げたのだ。
恨まれて当然だろう。
……けど、だけど。

「行こう……」

だからこそ、僕はここへ帰ってきた。
少年は機体の進路を第二の故郷、地球へと向けた。

























雪が降ってもおかしくない夜。
宇宙軍のヒロインこと『電子の妖精』ホシノ・ルリはクリスマスイヴで賑わう街の路肩をスタスタと歩いていた。
今日は仕事に忙しい毎日と比べて珍しく仕事が早く終わったからである。
スタスタと自分が借りている寄宿舎へ向けて歩いていたルリだったが、ふと道の向こう側に楽しそうに歩くカップルが目に入った。
それだけではない。
道行く中には、楽しそうに喋っている家族連れなども見かける。
それを見たルリの胸に小さな痛みが走った。

(……今年も、1人…ですね)

そうすると、今までの思い出が次々と浮かび上がってくる。

11歳までのクリスマス
『そんな日があるなんて知らなかった。
例え知っていても、変わる事なんてない日々。
特に何がある訳でもない』

12歳のクリスマス
『ナデシコの皆でわいわいとした一日。
アキトさんが2ヶ月前の月に飛んで、大騒ぎだった』

13歳のクリスマス
『初めて親しい人達と過ごした楽しいクリスマス。
ナデシコの仲間と、アキトさんと、ユリカさんと、そしてカイトさんと楽しんだ1日。
カイトさんが精一杯作ったクリスマスケーキが美味しかった。
出来栄えが良かった訳じゃないけど、どこか暖かい。
そんな感じがしたケーキだった。
家族の暖かさを知った日でもあった』

14歳のクリスマス
『一番辛かったクリスマス。
誕生日を祝ってくれる家族が誰もいない。
アキトさんも、ユリカさんも、そしてカイトさんもいなかった。
悲しくて寂しかったクリスマス……』

(……カイトさん)

そして今日というクリスマスを迎えたルリは、歩きながら1年前の出来事を思い出していた。

























1年前 

木星プラントの近くで待機している新造戦艦であるナデシコB。
そのブリッジで2人の人物が向かい合っていた。
1人は、黒髪の少年『カイト』。
このナデシコBのパイロットで、その腕はエース級と謳われている凄腕パイロットである。
もう1人は、銀色の髪を片方ずつ、つまり両方に結って纏めた少女『ホシノ・ルリ』。
彼女は、この新造戦艦のオペレーター兼艦長である。

互いに真剣な面持ちで向き合っていた。
先にカイトが口を開く。

「ルリちゃん、僕を木星プラントに先に行かせてくれないか?」

「はい、いいですよ。ただ、条件が一つあります」

返って来たのは、意外にも了承を得る即答だった。
しかし、それには条件があるという事でカイトは問い返す。

「何?」

「私も連れて行ってください」

ルリの言ったまさかの条件にカイトは驚く。

「え!?そんなのダメだ!あそこにどんな危険があるかわからない。だから…」

「ダメだっていうんですか。カイトさん、あなた一人で行かせると帰って来ないような気がするんです。だから…連れて行ってください」

カイトが思いとどまるよう説得しようとするが、ルリは聞こうとせず断固として付いて行く姿勢を示した。
しかし、カイトとしても危険が伴う可能性がある以上彼女をこのまま連れて行く訳には行かない。

「…駄目だよ、連れていけない」

「連れて行ってください」

「駄目だ」

「連れて行ってください」

「ルリちゃん…」

「……」

カイトの断りにも全く動じず、連れて行ってと口にするルリにカイトは強い意思を感じ取った。
こちらを見つめてくる視線には断固とした物がしっかりとカイトに伝わってくる。
カイトにはルリの意思の強さがわかると同時に、説得も不可能だという事を悟った。

「…わかった。じゃあ一緒に行こう」

結局カイトが折れるという形で、2人の木星プラントの偵察が決まった。
しばらくして2人が乗ったエステを見送る同じパイロットであるリョーコ。

「本当にあいつらだけで大丈夫か?」

それにヒカルが答える。

「信じるしかないよ。あの子たちを」

「そうだな。そうするしかないよな」

2人が無事に帰ってくるのを祈る。
今の彼女達にはそれだけしかできなかった。









そして、木星プラント。
偵察へと向かい、着いた二人はエステのコクピットを降り、内部を探索していた。
内部を見て回るうちに、記憶喪失であったカイトの記憶が次々と呼び覚まされていく。

(やっぱり見覚えがあると思えば……。僕は……)

そして2人はいつの間にか中枢部へと辿り着いた。
中枢のホストコンピューターにアクセスし、カイトは次々と蘇った記憶通りにキーを叩き、順番にデータを閲覧していく。
そして、それらを目にしたカイトは愕然とした。

(やはり…僕は……異星人だったのか……)

そのコンピューターに入っていたのは、極秘中の極秘データ。
その内容は、カイトが異星の軍人である事を示し、任務として現在の火星遺跡、太陽系の状勢がどうなっているかを知るための偵察・監査任務を負っているとい う物であった。
期限としては、後数日もすれば来るという程の物。
カイトが軍に何故それらの状勢を知る事を命ぜられていたかというと、遺跡のシステムの1つをある異星の連合軍が管理している事から来ていた。
カイトの所属する軍は、その遺跡システムの利便性と同時に危険性も熟知していた。
後にそれが他の銀河系にもあると知った軍は、偵察としてカイトを派遣したのであった。
任務としては、今後のカイトの星を行く末を決める物。
加えて、軍というものはどこでも規律が厳しく、カイトが任務の期限までに報告をしくじれば、軍の派遣部隊が現れて下手に事態がこじれる可能性も否定できな い。
故に、カイトには1つの選択肢しかなかった。
軍に繋がる通信機は既にナデシコAに着いた際にボソンジャンプの影響で失っている。
記憶と共に。
となると、カイトには報告するための手段が1つしかなかった。
だから、カイトは意を決して口にした。

「……ごめん、ルリちゃん。僕はもう…皆のところへは帰れない」

「どうしてですか?」

俯きながらキーボードを見つめ話すカイトに、ルリが尋ねる。
それは真剣そのものだった。
カイトは閲覧したデータをルリの方へと回す。
ルリがそれを閲覧していくごとに、その目がわずかに見開かれた。

「これは……!」

「それが僕の正体とここに来た理由を示す物だよ」

どこか自嘲めいた雰囲気でカイトは、そう断言した。
ルリもカイトが異星人で、軍人で重要な任務を負っているという事に驚く。

「じゃあカイトさんは……」

「あぁ、僕は本当の自分の故郷へ戻らないと行けない。もし、僕が戻らないと余計に事態がこじれる場合がある。ただでさえ今の地球の情勢は不安定な状態だ。 そこに、さらなる火種を僕のせいで持ち込む訳にはいかない」

「………」

真剣な表情でルリに向き直ったカイトに、ルリは何も言えなくなる。
カイトの顔は既に覚悟を背負ったものであったからだ。

「もう、ここには大切な人達ができてしまったから……。だから、僕とはここでお別れだ、ルリちゃん」

どこか悲しみを湛えた言葉だった。
ルリはやや俯いて、唇を噛む。

(……嫌、です)

ルリは今の言葉を言おうとしたが、言い出せなかった。
何故なら先程カイトの覚悟を持った瞳と、決意の篭った言葉を聞いてしまったからだ。

(行かないで……私を、1人にしないで……)

そう言いたくても言えない。
先程はどうにかなった。
けど、今度は違う。
先程よりも覚悟も、気迫もカイトのはまるで違う。
例え、自分がどれだけの我侭を言おうとカイトの決断は覆せない。
そんな確信がルリにはあったのだ。
だからこそ、目の前の大好きな人が去ってしまうという事実にどうしても悲しみを隠せなかった。

「……わかり、ました」

何とか言葉を搾り出す。
今はこうする事しか自分にはできない。
だからこそ……。

「その前に、1つ…お願いがあります」

「えっ、何?」

案外あっさりと承諾してくれた事にカイトは驚きつつ、また無茶な事を言われないだろうかと思いながら尋ねる。
そこで、ルリは最後の我侭を口にした。

「その…私にキス、してください。そうすれば、私も何か変えられると思いますから……」

涙目になってそう言うルリに、カイトは何も言えなくなった。
こんな少女にどうしようもなく別れを押し付けている。
それが、しっかりとわかったからだ。

「私は……カイトさんが好きです」

「!!」

はっきりと面と向かって言われた。
何かの冗談かとも思うカイト。
しかし、今のルリと自分の状況からその事は考えられなかった。
いわゆる朴念仁と言われてきたカイトでも、この状況でわからない程馬鹿ではなかった。

「でも……私ではカイトさんの『残る理由』にはなれないんですよね」

(そんな事ない!!)

そう叫びたいカイトだったが、それはできなかった。
それを言ってしまえば、カイトがここでルリと別れるという決断が揺らいでしまう。
大切な人達を守ると誓っての決断だ。
一時の感情にまかせて、それを言う事はできなかった。
自分を好いてくれていた少女がこんなにも近くにいた。
その事に嬉しさを感じると同時に、それ以上に悲しみがカイトの胸を支配する。
だが、大切な人を守るという鋼の意思でカイトはそれを耐えた。

「………」

「だから、お願い…します」

「……わかった」

これが自分にできる最後の事。
そう思い、カイトは肩膝を着いてルリと視線を合わせる。
続けてルリの腰に手を回し、引き寄せ、抱きしめる。
両者の顔が近づいた事を察し、両者とも目を閉じると互いに唇を触れ合わせた。
そのとき、ルリの瞳から涙が零れ落ちる。
これが最後だと彼女自身悟ったからだ。
もう彼と会う事はないと。
そして、ゆっくりと離れた2人。
泣いているルリと見詰め合うカイト。
泣いている彼女を見て、カイトはせめてもと彼女の涙を拭ってあげた。

「それじゃあ、ルリちゃん。皆には「ごめん」って伝えておいて」

「……わかり、ました」

「頼むよ……」

そう言うと、カイトは今度こそ彼女と離れ、この先の隠し部屋にある転送ポートへと向かった。
最後に振り返ると、泣いている彼女が目に映る。
どうしようもない罪悪感が胸を占める中、カイトはそれでも決別の言葉を口にした。

「さようなら、ルリちゃん」

「………」

泣いている彼女を最後にカイトはその部屋へと入り、扉をロックして閉じるのであった。
その後、ルリは乗ってきたエステで何とかナデシコへ戻ったのである。





















現在

(それから、リョーコさん達の前で大泣きしてしまったんでしたっけ……)

あの時は、ひどかったと思う。
何せ大好きで、大切だった人に一方的に別れを告げられたのだから。
初めて親しい人と別れる悲しさを知ったルリは、その時初めて人らしい感情を全面に曝け出したと思っていた。
そして、あれから1年。
自分でも何か変えられるよう努力してきた。
カイトを忘れるという事すら考えた。
だが、それは……。

結局できなかった。

こうして、楽しく過ごす人々を見ると、どうしてもカイトの事を思い浮かべてしまう。
自分はどうしようもなく弱い人間だ。
そう思わされるこの瞬間が、ルリにはとても切なくて嫌だった。

(望んでも、あなたが帰ってくるという訳がないのに……)

そんな自嘲めいた心の呟きと共にルリは寒いクリスマスの街を歩いて行った。


























そしてその頃。
連合宇宙軍の寄宿舎のある部屋の前で、ある少年がずっと突っ立っていた。
その少年は先程地球圏近くにボソンジャンプしてきた少年である。
その手には、白い箱が握られていた。

(……何をしているんだ。僕は……)

彼が知り合いのネルガルの会長へと連絡を取り、その伝手で連合宇宙軍のミスマル・コウイチロウに便宜を図ってもらったのはつい先刻。
こうして、寄宿舎への管理人にも入る許可をわざわざ取ってもらったというお膳立てまでしてもらっていた。
なのに、それだけの事をしてもらった少年は未だに目的の人物の前でインターホンを押せずにいた。
すぐに手を伸ばせば、押せるというのにである。
それは、彼が抱いている罪悪感にあった。

(やっぱり、今更だよな……)

別れを勝手に押し付けておいて。
もう会えないと言っておいて。
彼女を1人にして。
今更どの面下げて会おうというのか。

(憎んでいるに決まってる……)

そうだ。
守るとか言っておいて、傍から離れた僕の事を彼女はきっと憎んでいる。
彼女は賢い。
けど、まだ10代の少女だ。
理性でわかっていても、彼女の心が許すはずがない。
下手をしたら忘れているだろう。
思いを断ち切るために。
“変わる”とはそういう事なのだから。

(今日はもう…よそう)

時間も遅くなってきた。
そう思い、部屋の前から踵を返そうとしたその時だった。

「カイ…ト…さん……?」

1年前以来、久しぶりの声がカイトの耳を捉えた。
その声にハッとしてカイトが顔を上げると、そこにはカイトが会いに来た銀髪の少女『ルリ』が心底驚いた表情でいた。
その事に、カイトは頭が真っ白になった。
























一方、自分の部屋の隣前に来たルリも頭が真っ白になっていた。
先程までは、またクリスマスを1人で過ごさなければならないという憂鬱が占めていたというのに、階段を上がって自分の部屋に続く通路へ向かおうとした瞬 間、そんな思いは霧散してしまった。
部屋の前に酷く懐かしくて、大好きで、大切な人が困ったように佇んでいたからだ。
思わず持っていたノートパソコンの入った鞄を取り落としてしまう。
しかし、ルリにはそんな事すら気づかなかった。
今、もう会えないと思いつつ、会いたいと思っていた人が目の前にいるのだから。
でも、驚愕は抑え切れなくて、思わずポツリと口を開いていた。

「カイ…ト…さん……?」

その自分の声に、少年はびくりと俯けていた顔を上げた。
それはまさしく、ルリの大切で大好きな人、カイトだった。

「どうして…ここに……?」

驚きから覚めないまま、ルリは呆然としつつ尋ねる。
すると、ルリを見てカイトはどこか気まずそうな様子を見せるも、返事を返した。

「決着(ケリ)を付けたから。自分にも、軍にも、故郷にも……」

その言葉で、ルリは大好きな人がここにいるという事をしっかりと理解した。
その瞬間、ルリは俯いた。
色々な感情が湧き出てきたからである。

「別れを言っておいて、今更…ですか……」

「うん……」

「私や、アキトさんやユリカさん…ナデシコの皆に、勝手を押し付けておいて…ですか……」

「うん……」

ルリの責める声にカイトは頷くだけ。
ルリは泣いていた。
カイトが自分の所に帰ってきてくれた事が嬉しくて。
本当に嬉しくて。
でも、だからこそ、今まで溜めてきた思いを吐き出さずにはいられなかった。

「そのアキトさんとユリカさんはもういないんですよ……」

「うん、知ってる……。聞いたから」

「私、1人でした……」

「………」

「家族も失って、大好きな人と別れて、またずっと1人ぼっちだったんです……。なのに…なのに、あなたはどうして全てが終わった後で帰ってきたんです か!?」

思わず大声で叫んでしまったルリ。
しかし、カイトはそこで罪人のような表情をしていたのを引き締めた。
その言葉に、自分の決意とありったけの思いを乗せる。

「だから、今帰ってきたんだ」

「!!!」

その言葉にルリは驚く。
カイトは涙を流し驚く彼女に続ける。

「自分が、決着を着ける事のが遅すぎた事は理解している。でも、どんなに遅くても、どんなに醜くても、ルリちゃんの思いを知ってしまったから……」

「あ……!」

ルリの脳裏に1年前の言葉が蘇る。

『私は…カイトさんが好きです』

確かにルリはあの時そう言った。
それをカイトはちゃんと聞いて、覚えていたのだ。

「だから、帰ってきた。君の思いに応えられるように、今度はずっと傍にいられるように」

「………!!」

カイトの言葉がルリの心に染み渡っていく。
長年溜めていた思いもあって、もうルリは我慢できそうになかった。

「長い間、待たせて本当にゴメン……ただいま、ルリちゃん」

「っ……!カイトさん!!」

耐え切れなくなったルリは、カイトへ走り寄り、思いっきり抱きついた。
それをカイトは驚きながら、受け止める。

「ルリちゃん……?」

てっきり先程の罵倒を続けられる、いやもっときつい事をされるかと思っていたカイトはルリの行動に少々驚いた。
しかし、ルリは一向にカイトの様子には気づかず、精一杯抱きしめ、顔を摺り寄せるようにカイトの体に押し付ける。

「…寂しかったんです…!本当に、寂しかったんですからぁ……!」

カイトはその行動と言葉で、ルリにこんなにも負担をかけていた事を理解した。
だから、せめて彼女を安心させるようにと、優しく彼女の頭を撫で続ける。

「ごめんね。ルリちゃん……。でも、ちゃんと帰ってきたから……。もう、どこにも行かないから……」

その言葉で、ルリは本当に安心する事ができて泣き出してしまった。
感情がほとんど出なかった今までが嘘のように。
カイトは、そんなルリをただ優しく撫でるだけだった。
己がした事を、この娘に押し付けた罪を噛み締めるように。
そんな2人を月明かりが優しく祝福するように照らしていた。


ルリの15歳のクリスマス。
この日はルリにとって特別な物となった。
大好きな人と再び会う事ができ、笑い合う事ができたクリスマス。
彼女にとって、この日はかけがえのない大切なものとなったのであった。
























あとがき

という訳で、何と私にとって久しぶりのナデシコ小説でした!
そして、シルフェニア8周年おめでとうございます!
もう私も8年くらいはここで活動をしているという訳ですね。
何だか長いようで、あっという間の8年だったような気がします。
まだまだ活動を続けていく予定なので、サイト活動の方も頑張ってください!
管理人の黒い鳩さん、更新の193さん、応援しています!

そんな訳で、今回記念小説に用意したのは久々のナデシコ小説!
時間軸は原作と劇場版の間ぐらいですね。
ネタ的には時期的にはかなり早いクリスマスです。
ちょっとだいぶ昔のネタを引っ張ってきました。
で、何故ナデシコひいてはカイト君を主人公にした小説を書いたかといいますと……。
今年は何だかんだで個人的に色々とあった年だったので、ここらで一度原点に立ち返ってみてはどうかという事で書きました。
原点に立ち返ると色々な物が見えてきます。
主に、小説を始めた自分の表現が拙かったり、足りなかったり、ひどかったりと……(汗)。
今では、よくそれがここまで成長したなと自分でも感心するくらいです。
そんな理由で、書いてみたこの小説どうでしたでしょうか?
シルフェニアって何気にナデシコが中心だったのに、今やほとんどが別作品という事で、そこに一矢投じるみたいな感じでもやってみたのですが、良かったで しょうか?
別れたルリとカイトがクリスマスという楽しくて幻想的な夜に再会する!
そんなストーリーに感動して頂いたのであれば、私としてはもう感無量です!

今後とも私自身上を目指して、さらに活動を続けていきますので、どうか引き続き応援の方をよろしくお願いします!
もちろん、シルフェニアの方もよろしくお願いしますね!
ここで、活動する方も増えましたので、その方々も是非続けて頑張ってください!
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました!



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