コードギアス反逆のルルーシュR2
              Double  Rebellion














TURN-13 因縁とギアス狩り


あれから1週間。
嚮団の殲滅の旨は中華連邦に残っていたC.C.にも伝えられた。
それを聞いた彼女は悲しそうな、そうでないような微妙な表情をしていた。
ともかく、今はライもここ黒の騎士団の旗艦「斑鳩」で極秘に作戦の準備を進めていた。
あの後、中華連邦に戻る事が決まり、アーニャにはしばらく会えなくなるから申し訳ないという旨を伝えて、ここに来ていた。
それと今回の作戦に際して、ライはカレンの代わりに零番隊隊長代理を務める事になった。
前は戦闘では遊撃部隊的立場だったが、今回の作戦に際して隊長が必要なためここに組み込まれた。
これは特に問題なく、隊員達も好意的に迎えてくれた。
だが、問題は正直山積みだった。
作戦事態は問題ない。
むしろその内容と事後処理だ。
はっきり言って秘密が多すぎる。
これでは今後ゼロに対しての不信が大きくなりかねない。
それで今回はライも、ゼロにすら極秘で動いている部分があった。

「皆よく集まってくれた」

ライがいるのは斑鳩のある格納庫の一角だった。
今ここは極秘作戦の準備のため、零番隊以外の人間と一部整備班しか入れない。
そして、今ここにはライが選抜した零番隊の面々がいた。
人数は全体の3分の1だ。

「君達にはこれから予定されている作戦の内容をもう少し詳しく教えておく。尚零番隊の運用はゼロから僕に一任されている。それで今回は極秘に君たちに任務 を頼みたい」

「それはゼロにも、という事でしょうか?ライ隊長代理」

「ああ。ゼロは今少し頭に血が上っている部分があるから……。これは僕の独断でする事になる。もちろん黒の騎士団が不利になる事では一切ない。零番隊の中 から選ばれた君達は僕に信頼されていると思ってくれていい。やってくれるか?」

「もちろんです!」

「是非やらせてください!」

この場に集めた隊員は皆賛成してくれた。
実はライはある意味ではゼロより黒の騎士団のメンバーの信頼を得ていた。
秘密が多いゼロに対してライはそれほど秘密もなく、他のメンバーにも友好的だ。
ある意味では当然と言えた。

「ありがとう。しかし、これだけは言っておく。今回君達にやってもらう事は決して気持ちのいい事ではない。それだけはわかってほしい」

「はっ!」

「では、まず今作戦の内容を説明する……」

こうしてライとこの隊員達以外しか知りえない極秘任務が告げられた。
これで後にライはとんでもない事を知る事になる。




















ライはあの後、今度は作戦に参加する隊員達全員に核心に触れない程度にもう少し作戦を詳しく説明した。
説明後の隊員達の顔は予想通り優れなかった。
だが、彼らはライを信じてこの任務を受けてくれた事はありがたかった。
そして、一通りやる事を終えたライは自室に戻った。
部屋の扉を開けたライの視界にまず入ったのはピザを食べるC.C.だった。

「ライか。どうした?そんな疲れた顔をして」

「そりゃ疲れもする。こっちも色々とやる事があるんだから」

答えてライはベッドに倒れこんだ。

「それより君の方はいいのか?お飾りだったとはいえ、君は嚮団のトップだったんだろ?」

「心配するな。最後を見届けるくらいの覚悟はできている」

「そうか……」

それ以上は必要ないと思い、ライも聞かなかった。
すると、今度はC.C.から質問してくる。

「おまえはルルーシュと私の契約の事は聞かないんだな」

「聞いても答えないだろ、君は」

フッと笑ってライは言ってのけた。
それにC.C.も笑った。

(それにたぶん君の願いは……)

「ライ」

「ん?」

「今日も私の相手をしてもらおうか。今まで私をほったらかしにしておいた罰だ」

「はぁ……わかったよ」

そう言ってライが起き上がると、彼女の隣に座った。
こういう頃に彼女といるのもいいな、とライは思った。
作戦まで後一週間……。





















そして、一週間後。
作戦は開始された。
ルルーシュがジェレミアの通信ネットワークを使ってV.V.と対話、その間に居場所の特定の時間稼ぎ、さらには油断を誘った。
中華連邦嶺の広大な砂漠に浮かんだ小さな島のようにも見える古代遺跡がその場所だ。
そして、エリア11にいる事を錯覚させ、脱出の時間を遅らせた。
既に零番隊の部隊が突入している。
作戦にはジェレミアとロロも参加していた。
黒の騎士団の主力機『暁』が次々と銃弾を放ち、施設を、そこにいた人々を蹂躙していく。
ライも既に中に入って、任務を遂行していた。

『疑わしきは罰せよ!』

戦場に厳然としたゼロの声が響き渡る。

『ブリタニアは中華連邦の内通者と結託し、この場所で死なない兵士を研究、実験している!そのような生命の冒涜を許してはならない!研究員達やデータは全 て抹消する!遺跡内のどこに実験体が潜んでいるかわからない。ゆえに、ポイントA7を包囲しつつ、全てを破壊し、焼き尽くせ!実験体とおぼしき者を発見し 次第、高圧力ケースに全て封印せよ!私が直々に検証する!』

それは紛れもなく、殲滅の指示であった。
これに際してライは団員達に敵の抵抗はあらかじめないだろうと推測される事、はっきり言って虐殺まがいの事になるだろうという事は説明していた。
これに団員達は苦い表情をしながらもライの説得と信頼に応じてくれたのだった。
だからひるんだような気配はあっても、それを口にするような者はいなかった。

ライは施設にマシンキャノンで攻撃し、着実に任務を遂行していく。
もちろん気持ちのいいものではない。
そして、そのうちに包囲網は確実に狭まっていく。

(ギアスの系譜もここで終わり……か)

そして、そろそろ終わりかと思われた時。
ある一角の建物が爆発した。
誰かが攻撃したのかと思われたが、そうではない。
何かと思って注視すると、そこから出てきたのは。

「ジークフリート!」

『馬鹿な!』

『ジェレミア!確かこの機体は……!』

『はい。神経電位接続ですから、私以外に動かせる者は……』

「現に動いているとなると、コクピット部分を改造していたと考えるべきか」

『とすれば、やはり!』

そこでジークフリートのスラッシュハーケンがゼロの蜃気楼に向けて発射される。
それを蜃気楼は絶対守護領域を前方に必要な分だけ集中展開させて受け止める。
しかし、ジークフリートのパワーに押し出されて遺跡の外まで押しやられる。

『意外だな、V.V.!観察者が当事者になるとは!』

追って崩月や他の機体も外へ飛び出した。
ジークフリートが射出していた巨大なハーケンを戻す。

『少しは好きだったんだけどね。ルルーシュ。君はシャルルに似ているから』

そこで蜃気楼とジークフリートが動いた。

『よりによってここでジークフリートとは…!』

「C.C.、下がって。V.V.の狙いは君だ。ここは僕が行く…!」

言ってライはC.C.の暁をかばうようにジークフリートに向けて飛び出した。
追いかけっこのように動いてた二機だったが、ジークフリートに当たった実弾でジークフリートが動きを止めた。

『そこまでだ、V.V.!』

『もう降伏してください!』

『何を言ってるんだい…!この裏切り者達が!』

ほかの機体も既にジークフリートを包囲していた。
だが、V.V.はジェレミアやロロの言葉に応じる気はないらしい。

『V.V.、おまえをそこから引きずり出す。全軍攻撃開始!』

ゼロの命令で他のナイトメアがジークフリートに襲い掛かる。
ライも崩月のマシンキャノンを展開して攻撃する。

『アハハ!』

しかし、ジークフリートは機体を回転させて攻撃の全て弾き返す。

「電磁装甲か…。それにしても器用な回転だな」

『マリアンヌの子供が調子に乗っても』

今度はジークフリートが回転しながら攻撃してくる。
避けきれず触れてしまったナイトメアは吹き飛んだ。
ヴィンセントや崩月はかわし、蜃気楼は防御する。
とそこへジェレミアのサザーランド可翔式が肉迫した。

『それは我が忠義のためにあるべき機体だ!』

『ジェレミア。君はゼロを恨んでいたよね?』

『然り。これで皇族への忠義も果たせなくなったと考えたからな。されど、仕える主がゼロであったなら。マリアンヌ様のためにも!』

『おまえまで、その名を口にするか!』

ジェレミアの言葉に対してV.V.は怒ったようだった。
軌道を一気に修正して、サザーランドの背後を取ると、ハーケンを発射する。
サザーランドは1発目はかわしたが、2発目は反応しきれずに左足を吹き飛ばされた。

「対応しきれない者は下がれ。僕がやる」

ライは隊員達に指示を出してから崩月をジークフリートに向けて飛翔させる。
崩月が一気にジークフリートに詰め寄る。

『へぇ、今度は狂王ライか。……君は僕達には無害だと思ったから放置したんだけどね。だけど、君は再び目覚めてから僕達の邪魔ばかりする。どういうつもり だい?』

「別に君に対してどうこう思ってない。ただ、僕は大切な人と二度と大切な人達を失わないために戦っている。それだけだ」

ジークフリートが迎撃でスラッシュハーケンを射出してくるが、ライは全て見切って器用に避けていく。

『再び目覚めた君が僕とシャルルの盤上を狂わせたんだ!そうだ、君さえいなければ!』

発射されたハーケンの内一つが崩月に迫る。
それを崩月は軽く避けると同時に左手で掴んで輻射波動を叩き込む。
それでハーケンが爆発する。
残り3つ。

「盤上か……。世界や戦争をそう見てる奴は思い通りに行かなくて当然だ。中途半端な覚悟の者が壮大な計画をするな!」

ジークフリートに肉迫した崩月は刀を振るったが、電磁装甲に弾かれる。

『ジークフリートにはそんな攻撃は通じないよ』

「ちっ!威力が足りないか…!」

すると、ライが戦闘に集中していたためか、いつの間にかロロのヴィンセントもジークフリートに向かってきていた。

『今度はロロかな。君も僕に嘘を付いたんだね。僕にギアスは効かないって知ってるくせに』

そんな中、ヴィンセントは向かってきたハーケンの一つを破壊した後、強引にジークフリートに接近していく。
ハーケンは残り2つ。

『取り付くだけなら!』

『君はね、失敗作だったんだよ。ギアスを使っている間は自分の心臓も止まってしまうからね。いつ死んでもおかしくない欠陥品さ』

ヴィンセントの左腕と下半身がハーケン等の攻撃で吹き飛ぶ。

『まだ!パージすれば!』

『へえ』

ヴィンセントがジークフリートに取り付いた。

『できたよ、兄さん!』

しかし、ジークフリートが電磁ユニットを展開して、高圧電流でヴィンセントを攻撃する。
ルルーシュのしようとしていた事はわかっていたが、ライの中で理屈ではない何かが弾けた。
その時のライにも理由はわからなかったが。

「はあぁぁぁぁぁぁ!!」

ライの崩月がジークフリートに向かって飛び出す。
それでヴィンセントを爆破しようとしていたルルーシュは驚いた。

『なっ!?ライ、離れろ!』

今の状況でヴィンセントを爆発させれば、ライの崩月も巻き込んでしまう。
しかし、ルルーシュの制止はライの耳に入っていない。
というかそんな事は百も承知でライは飛び込んでいる。

『月牙!!』

ライはジークフリートの左の電磁ユニットに向かって月牙を繰り出した。
一旦は電磁装甲で止まったが、攻撃中のためか効果は薄まっていたため見事に電磁ユニットを刀が貫く。
それと同時に反対側の電磁ユニットを砲撃が襲った。
電磁ユニットがさらに破壊される。
ヴィンセントはその拍子に落下したが、地面に激突する寸前で制動をかけた。
ライもジークフリートから距離を取る。
砲撃した暁のモニターを拡大すると、そこに乗っていたのは第2皇女コーネリア・リ・ブリタニアだった。

(まさかコーネリアがここにいるなんて……)

しかし、今は目の前の敵が先決だ。

『ジークフリートの装甲は破損した!後は直接……滅せよ、ギアスの源!』

その声と同時にコーネリアの暁と蜃気楼の砲撃がジークフリートを襲う。
電磁装甲もない今、もう防ぐ術はない。

『だ、ダメだ。このジークフリートはもう…!くっ…!』

悪あがきか、爆炎の中から破損したジークフリートが近くにいたライの崩月に向けて飛び出してきた。
回転して襲い掛かってくる。

『ライ!』

ライの崩月は刀を鞘に納刀して、抜刀の体勢に入る。

「大丈夫だ、ルルーシュ」

言って迫るジークフリートを見つめる。
今頃V.V.はいい顔をしていることだろう。
だが、はっきり言って回転は…見えている。

「奥義壱の型」

崩月の左手が刀の鍔にかかる。
もうジークフリートはそこまで迫っていた。
だが、ライは微塵も慌てていない。

「神月!!」

瞬間崩月がジークフリートを横切った。
あまりの事にルルーシュは何が起こったのか認識できなかった。
しかし、次の瞬間ジークフリートが切れた。
そこから爆炎を噴き上げ、落下していく。

『ライ……!この呪われた王め!』

「君に言われたくはない」

ライが放ったのは『奥義壱の型・神月(こうづき)』。
全技中最速の技で、超神速の斬撃を繰り出す抜刀術。
さすがに飛翔滑走翼なので、移動速度を再現する事はできなかったが、抜刀から斬撃までの一連の刀と体捌きは再現できた。
喰らったV.V.でさえ斬られた事を認識できなかっただろう。
おそらくライ以外の者には崩月がただ高速で通り過ぎたようにしか見えなかったはずだ。
それほどの技だった。
さすがにこのくらいのスピードになると、崩月にも結構負担がかかってしまうのだが。
落下したジークフリートは遺跡の地表に激突すると、物凄い炎を上げて爆散した。




















爆炎と煙が収まった後、ジークフリートの残骸を調べたが、V.V.はいなかった。
おそらく脱出したのだろう。
だが、そう遠くには行ってないはず。

『私とライは下層から調べる。ロロは上層から調べろ』

「木下は部隊を率いて中層区画を洗い出してくれ」

『了解しました』

ライは副隊長の木下の返事を聞くと、ルルーシュと共に下層に向かった。
しばらくして下層を調べていた所、生体反応を発見した。

「ルルーシュ」

『ああ。元の所に戻っていたか、V.V.!』

壁の亀裂から見ると、そこには大怪我をしたV.V.が床を這いながら移動しているのが見えた。
だがそこで奥の扉から光が発せられた。

「ルルーシュ!奥の扉から!」

しかし、ライが言った時には既に遅く、扉から光が溢れてくる。

『何!?しまった!これは神根島の!』

次の瞬間、ライとルルーシュは光に包まれた。



















気がつけば2人の目の前に広がるのは見覚えのない場所だった。
いつの間にかライの隣にはルルーシュが立っている。

「いつの間に僕達は機体から降りたんだ…?」

「それに…ここはホログラムとかじゃない?」

いつの間にか機体を降りていた事と自分達がいる場所に2人は戸惑っていた。

「そのとおり!」

その時2人の前方の祭壇の上から声が聞こえた。
聞こえた声のした方に2人が振り向く。

「そしてナイトメアなど無粋なもの!このアーカーシャの剣の、このシステムの前ではな!」

圧倒的な威圧感をただよわせた重い声が響く。
この声にはライも聞き覚えがあった。
ルルーシュはその人物に既に気がついていたのか、憎しみを持った視線でこちらの視界に出てきた壇上の人物を睨む。

「貴様ぁ!」

「我が息子ルルーシュよ、そして狂王ライよ!時は来た、購いの時が」

ライも壇上に現れた人物、神聖ブリタニア帝国第98代皇帝『シャルル・ジ・ブリタニア』を睨みつけた。


















あとがき

13話をこの度はお送りしました。
忙しかったり、コンディションの関係で調子は落ちてきていますが、今回はなんとか書けました。
今回はアニメの14話にあたる所をお送りしました。

それでは、今回は少ないですが、いつも通り解説を。
基本原作とほぼ変わらないストーリーですが、ライがギアス嚮団殲滅作戦の陰で色々と考えているという一面も出してみました。
ゼロの行動のフォロー(あらゆる面で)の意味が大きいのですが、もう一つはライの真意に隠されています。
後の物語にちらりと出てくると思うので、そこは注目してくれるとわかると思います。
そして、ついにライの奥義が登場です!
見た方はわかると思いますが、奥義にはいくつか型分けがあって、ほかにもありますので、いくつあるか数えたりしてもらえると嬉しいです!

今回の解説は非常に短いですが、ここまでです。
基本原作とほぼ変わらないストーリーですが、ライがいる事で細かい所が違っています。
そういう所が後にどう関わっていくか…それも見所の一つですね。

次回は皇帝との因縁の対峙、そして、C.C.の願いが明かされます!
まあ、そこは原作と変わらないのですが、C.C.とライのやり取りにご注目ください!
果たしてC.C.の願いを聞いたライとルルーシュはどうするのか!?
次回、乞うご期待ください!

WEB拍手と感想ありがとうございました!
WEB拍手はついに1000回を突破!
作者としては嬉しい事です。
ちなみにシャーリーの生存を喜ぶ感想が多かったですね。
ファミリーネームの提案もありがとうございました。
アールストレイムはちょっと考えておきますね。
最近ネットをしてないので、感想とかの返事がしてられないかもしれませんが、書いてくれた方にはできるだけ返事は書かせてもらいますね。
今回の解説コーナー『なぜなにギアス』はお休みさせてもらいますね。
次回にまとめてさせてもらう事にしますから。
更新は今後も不定期ですが、この作品をよろしくお願いします!
読んでくださった読者の皆様、ありがとうございました!









改訂版修正箇所

ライのセリフ
その他文一部
誤字修正








1〜13話の改訂に際してのあとがき

前半部分まで行ったので、改訂作業に入り、1〜13話全ての改訂が終わりました。
改訂とは言っても、手直し程度のものなのですが。
以前WEB拍手でライの口調に対しての指摘がありまして、原作のLOSTCOLORSをもう一度研究し直してみた所、確かに少しナヨナヨしているな、とい う事に気が付きました。
そこで改訂に思い立ったという訳です。
ライは硬派すぎず、柔らかすぎくもない微妙な中間点ぐらいの口調だったので、この作品で上手く表現できているかは不安ですが、できる限りそういう口調にな るように直させてもらいました。
指摘された所で硬派だったのは、記憶喪失で学園に拾われた頃だけでした。
様々な人に接する内にライの感情や口調も柔らかくなっていったので。
他にも地の文が、表現が不適切だという指摘もあったので、そこも出来る限り直させてもらいました。
後は誤字など見つけた所があれば、直させてもらっています。
そして、以前パクり疑惑がちらりと出たシーン等も変えさせてもらっています。
もちろんそんな愚行などしていないのですが、問題をほったらかしや先送りしたままではいけないと思いましたので。
この点では読者の方々にはお騒がせして大変申し訳ありませんでした。
以後はもうありませんし、これからも続けていける事になっておりますので、これからもこの作品をどうぞよろしくお願いします。
次からは通常通り続編を不定期ですが、投稿していきます。
基本的に主人公視点なので、単調だという意見もありましたが、このままの方向で完結まで行きたいと思います。
ブリタニア側の視点や別キャラの話を入れる等、大規模な改訂や別話(つまり外伝)は完結以降に入れたいと考えていますので。
色々と変えたりと手直ししたので、作風が若干変化したかもしれませんが、完結までの応援、よろしくお願いします。



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