魔法少女リリカルなのは
Accel Knight
第6話 温泉とバトルと
今現在、日本国内は連休だ。
そして、今回、俺、北川乱は高町家に誘われ、海鳴温泉に向かっているところだ。
メンバーとしては、高町家、月村家、そして、友人のアリサと俺である。
ちなみに俺は元の世界では四輪も二輪の免許も持っていたが、ここは別世界で俺の外見は9歳の少年。
当然運転できる訳もなく、なのはの家の車に同乗している。
そんな俺は特にする事もなく、ただ窓の外の景色をぼーっと眺めていた。
すると、聞き覚えのある声が聞こえる。
「ねぇ、温泉ってどういうところなの?ラン」
聞いてきたのはマナ。
たまにこうして俺に話しかけてくる。
別に俺としては、美人の話相手は全然OKだし、俺以外の人間にはマナの姿や声は見えたり聞こえたりしないので気にはならなかった。
俺は窓の外を見ながら、マナと心の中で話す。
簡単に言えば、この世界での念話に近い。
(簡単に言うならでかい風呂だな。そこに、普通の風呂にはない要素を加えたりしているところだ。サウナとかな)
「へぇ〜、すごいんだね。私も今度行ってみたいなぁ〜」
(精霊のおまえが行けるかは知らないけど、まあ行けるならまた連れてってやるよ)
「ほんと!?約束だからね!」
(ああ)
マナの喜び様に俺は心の中で少しだけ笑った。
だが、マナが今度は少し表情を真剣なものにして聞いてくる。
「そういえば、なのはちゃんはいいの?先週の黒い魔導士の件で何か色々と悩んでるみたいだけど……」
そう言われて、俺は後ろに座っているなのはをちらりと見た。
そして、見た後、また視線を外の景色に向ける。
(……みたいだな。たぶん俺と同じ感じをあの子に見て、悩んでるんだろ。ここ約1週間の訓練も、少し身が入ってなかったからな)
そう、ここ1週間ジュエルシードが見つからなかったので、俺はなのはに戦闘の基本について指導していた。
なのはは主に、中・遠距離主体なので、それを中心に。
ただ、時々ボーっとしていたり、学校でもどこか様子がおかしかった。
それを俺とはまた別の視点で見ていたマナが心配したのだろう。
だが、俺はなのはの悩みにつけいる事はしないでいた。
(ただ、今回はユーノが気を利かせてくれたみたいだから、大丈夫だろ。それに、あいつ自身の悩みはあいつ自身で解決しなきゃならない。人間っていうのは、
他人に言われた事じゃなく、最終的には自分の決断に従うものだからな。もし、本当に困っているのなら、なのはから話してくれるさ)
「うん……そうだね」
そう言ってマナは話をやめたので、俺もまた外の景色を眺める事にした。
こうして、俺達は温泉に着き、荷物を部屋に置いた後、早速温泉に入る事になった。
しかし、ここで問題が発生した。
主に俺に。
「ねえ〜、ラン君も一緒に入ろうよ」
「あの、俺男なんだけど……」
そう俺はなのはに温泉を一緒に入ろうと誘われていた。
もちろん俺は断る。
心の中で(本当は入りたいのもあるんだがな〜)と思ってしまったのは、内緒だ。
しかし。
「でも、あそこに……」
女湯 男の子は10歳まで
という札が立てかけられていたのだ。
とりあえず、反論する。
「……正直恥ずかしいんだよ。ユーノがいるから別にいいだろ?」
本来、俺にとって女性と一緒に入るなんて事は天国に等しい。
だが、なのは達はまだしも忍さんやファリンさんのような女性を前にした場合、俺の理性は間違いなく崩壊する。
外見は子供、頭脳は大人のまさに弊害である。
そんな俺の脳内では、理性という名の天使と本能という名の悪魔がポカポカとシュールな戦いをしている。
そして、結果理性の天使が勝ったので、表情ではなるべく冷静に、心では泣く泣く断る。
「……わかった。ユーノ君で我慢するよ」
「悪いな」
[わあぁぁぁぁ!ラ、ラン助けて〜!]
というユーノの念話が聞こえたが、俺は軽く無視した。
大丈夫だ、ユーノ。
おまえの犠牲は決して無駄ではなかった。
という事で俺は普通に男性陣と入浴中。
のんびりと湯船に浸かっていた俺になのはのお父さんの士郎さんが話しかけてきた。
「ラン君はまだ9歳なのに、やはり無駄のない筋肉をしてるね」
「鍛えてますから」
俺は士郎さんの言葉に軽く返す。
正確には鍛えているというレベルではないのだが、嘘ではない。
士郎さんの“やはり”という言葉は以前、俺となのはが小学2年生の頃、俺が恭也さんと何故か勝負になり、勝った事で、俺の体が少なくともかなりのレベルで
鍛えられていると知っていたからだ。
正確に言えば、俺は只者ではないという認識を持たれている。
「でも、士郎さんや恭也さんも相当いい体してますよ」
「お、そうかい?まあ、確かにそうかもしれないね」
いやいや、充分鍛えた体ですよ。
……神速なんて使えるんですから。
ついでに士郎さんは傷もあるから男の貫禄ってもんが見えてるし。
「そういえば、最近なのはとは上手くいってるかい?」
すると、唐突に士郎さんが話を変えてきた。
「ええ、それなりに上手くいってると思いますよ」
「そうか。いや、君と友達になってからなのはは本当に明るくなった。だからと言って、娘を頼むとまでは言わないが、できるだけこれからもそばにいてやって
くれ」
「……はい。もちろんですよ」
(そう、俺がこの世界を去る日が来るまでは……)
続きは心の中で言って、俺はまたのんびりと湯船に浸かった。
その後、間もなくして俺は温泉から上がった。
俺は温泉から上がって、ロビーでフルーツ牛乳を飲んでいると、なのは達が女湯から出てきた。
「あ、ラン君!」
そう言って、なのはが駆け寄ってきた。
アリサとすずかも歩いてくる。
ちなみにユーノはぐったりしていた。
ご愁傷様。
「楽しかったか?」
「うん!そういえば、私達これから旅館を探検しようと思うんだけど、ラン君も一緒に行かない?」
「……そうだな。付き合ってやるよ」
「じゃあ、行こう!」
こうして、俺はしばらくなのは、アリサ、すずかの旅館探検に付き合っていた。
色々な所を回り、楽しく廊下を歩いていたところで見覚えのない女性から声をかけられた。
「は〜い!おちびちゃん達」
髪はオレンジ、見た目は大人の女性だ。
浴衣を着ている。
美人だね〜と俺が感心していると、その女性はなのはに近づき、顔を寄せた。
「ふむふむ……君かな?うちの子をあれしてくれちゃってるのは」
だが、女性の意味深な発言に俺は眉を顰める。
なのは基本的に自分からちょっかいをかける人間ではない。
戸惑うなのは達に女性は自分のペースのまま続ける。
「あんま賢そうでも強そうでもないし……。ただのガキんちょに見えるんだけどな〜。って事はもう1人の方かな?強いのは」
……もしかしたら、もしかするかもな。
とにかく、かわいい友達をそろそろ助けてやりますか。
俺は、なのはの前に強引に出て、女性を引き剥がす。
「あのさ、あんた誰?知り合いか?なのは」
「う、ううん……」
首を左右に振ったなのはを見て、俺は前の女性に向き直った。
「絡みならやめてほしいな」
軽くそう言った俺だが、相手は俺達を値踏みするように見てくる。
そうすると、女性がいきなり笑い出した。
なのは達はその様子にきょとんとしてしまう。
「ごめん、ごめん!人違いだったかな?知ってる子に似てたからさ」
「な、なんだ……」
その様子になのははほっとしたようだった。
女性はその後、なのはの肩にいるユーノに気づき、かわいいと言って撫でる。
すると、頭の中に声が聞こえてきた。
[今は挨拶だけね]
これは念話だ。
話しているのは、目の前の女性。
まあ、話し相手に俺は含まれていないのだが、ダダ漏れだな。
[忠告しとくよ。これ以上ご主人の邪魔をするなら、ガブっといくからね]
ったく。
ちょっとは休ませてほしいものだ。
折角の休日がパーになる。
俺は内心ため息をつき、先に歩いていき、しばらくして振り返った。
「お〜い、いつまでそうしてんだ?置いてくぞ〜」
「あ、待ってよ!ラン君!」
そう言うと、なのは達も慌てて俺に追いついてきた。
今はこれで終わりにしたが、折角の休日が台無しにならないといい。
しかし、俺の願いは裏切られる事になる。
それから目一杯遊んだ後、夕食を取り、俺は寝た。
寝る部屋はなんとなのは達と一緒だったが、極力気にせず眠りについた。
そのはずだったのだが。
[ラン君、起きてる?]
なのはに念話で話しかけられたので、閉じていた目を開けて、寝返りして彼女に顔を向け、起きている事を知らせる。
「昼間の人、この間の子の関係者かな?」
アリサとすずかを起こさないように小声でなのはが話す。
俺もそのように声を小さくして話す。
「まあ間違いないだろうな」
「また、この間みたいな事になっちゃうのかな?」
「そうならない事を祈るだけさ」
「…………」
それっきり俺が何も言わないでいると、なのはは黙ってしまったので、俺はまた口を開く。
「あの子と戦うのがイヤか?」
「……うん」
「……なのはがどう思ってるか知らないが、戦わないといけない時もある。それだけは覚えておいてくれ」
「……うん」
「今日はもう遅い。万が一のためにも寝ておこう」
「わかった。そうするね」
そして、俺達は再び眠りについた。
それからしばらくして、ジュエルシードの反応があった。
俺となのははそれを感じて飛び起きる。
(ちっ……来たか)
すぐに俺となのはは静かに準備を始めた。
そして、俺達は私服に着替えると、森の中を走っていた。
もちろん、着替えの時は別々の部屋で着替えている。
「急ぐぞ」
「うん!レイジングハート、お願い!」
「Stand by Ready. Set up」
なのはがレイジングハートを上に投げると、光が立ち上り、なのはは杖とバリアジャケットを纏っていた。
俺もドライバーを腰に取り付け、ジョーカーメモリを懐から取り出す。
【JOKER!】
「変身!」
メモリをレフトスロットにセットして倒すと、俺はゲシュペンスト・ジョーカーに変身した。
発動を感じた場所に行く途中、封印の光が天に昇るのを確認した。
その後俺達がその場所に辿り着くと、先の金髪の少女と昼間の女性がいた。
ちょうど封印を完了したところだったようだ。
「あ〜らあらあらあら」
昼間の女性がいる事になのはも気づいたようだ。
「子供はいい子って言わなかったっけか?」
「他人の都合に合わせてやるのがいい子とは限らないぜ」
「……なるほど。あんたがもう一人って訳かい」
「…………」
すると、ユーノが相手方に問いただす。
「それを…ジュエルシードをどうする気だ!?それは、危険な物なんだ!」
「やめておけ、ユーノ」
止めた俺にユーノは驚く。
「どうして!?」
「説得や話が通じる相手なら前の件でとっくに話はついてる。だが、前にそうならなかった以上、聞いても無駄だ。どうしても聞きたいのなら力づくで聞くしか
ない」
「そんな……!」
なのはが俺の言葉に非難気味の声を挙げた。
すると、相手は俺の言葉に便乗した。
「その通り。それにさ、あたし親切に言ったよね?いい子でないとガブっていくよって」
「「「!」」」
女性が人から狼へと姿を変えた。
「どうも最近万国ビックリショーばっか見てる気がするな……」
最近のちょっとしたありえない状況に、俺は思わずため息混じりに呟いてしまう。
「やっぱり……。あいつ、あの子の使い魔だ」
「「使い魔?」」
ユーノの言葉に俺となのはがわからないでいると、狼がご丁寧に教えてくれた。
つーか、吼えてたのに、喋れるんだな。
「そうさ。私はこの子に作ってもらった魔法生命。製作者の魔力で生きる代わり、命とその力の全てを賭けて守ってあげるんだ。…先に帰ってて。すぐに追いつ
く
から」
「うん。無茶しないでね。それと、あの人は強いから、気をつけて」
金髪の少女が言っているのは、俺の事だろう。
一回負かしたのだから当然か。
「OK!」
そう言って、狼が飛び掛ってきた。
それを前に出たユーノが結界で防ぐ。
「ちぃ!」
俺はすぐになのはに指示を出す。
「なのは、今回は俺とユーノがこの狼を引き受けるから、おまえはあの子を頼む」
「え!?でも……」
「大丈夫。判断さえ誤らなければ、充分なのはでも戦える。この1週間で俺はそれだけの技術を教えたはずだ」
「!」
「だから、自信を持ってやれ」
「うん!」
すると、結界に張り付いていた狼が言い放つ。
「させるとでも、思ってんの!」
「させてみせるさ!」
ユーノと俺の足元に新たな魔法陣が浮かぶ。
「移動魔法…!?まずい!」
「行くぜ!ユーノ!」
「うん!」
そう言って、俺達は別の場所に転移した。
なのはは2人が消えた事に驚いて、周りを見渡したが、2人はどこにもいなかった。
すると、金髪の少女が口を開く。
「結界に、強制転移魔法。……いい使い魔を持っている」
「ユーノ君は使い魔って奴じゃないの。私の大切な友達!」
2人は対峙する。
「で、どうするの?」
「ラン君はああ言ったけど……話し合いでなんとかできるって事ない?」
「私はロストロギアの欠片を…ジュエルシードを集めないといけない。そして、あなたも同じ目的なら私達はジュエルシードを賭けて戦う敵同士って事になる」
だが、なのはは強く反発した。
「だけど、そうやって決め付けないために!話し合いって必要なんだと思う!」
「話し合いだけじゃ……言葉だけじゃきっと何も変わらない。……伝わらない!」
そして、その瞬間、金髪の少女はなのはに切りかかった。
そして、俺とユーノはやや離れた場所で狼と対峙していた。
「言っておくが、俺は獣にやられるほど優しくはないぞ」
言って、俺は拳を構える。
「なら、あんたのその鎧を引き裂いてやるさ」
狼もいつでも飛び出せるように構える。
「ユーノ、おまえはもしもの時のサポートを頼む」
「うん、わかった」
「行くよ!」
すると、狼が俺に向けて飛び出してきた。
俺は身を捻って牙と爪をかわすと、裏拳を顔面に打ち据えて狼を横に吹っ飛ばす。
「ぐあっ!」
「言っただろ。獣にやられるほど優しくはないってな」
「ちぃ……」
吹っ飛ばされて木に叩きつけられたものの、狼はすぐに立ち上がった。
そして、もう一度飛び掛ってくる。
「動きが単調すぎる」
俺は牙をかわした後、脚を掴んで狼を投げ飛ばした。
「くぅ!……くそ!」
その時、上空に光が走った。
金髪の少女は黄色い閃光を、なのはがディバインバスターで桃色の閃光を放ったのだ。
それが互いにぶつかり合う。
威力はほぼ同等。
だが、そこでなのはが行動を起こした。
先に放った閃光にさらに魔力を上乗せして、威力をさらに上げる。
それでディバインバスターの威力が勝り、金髪の少女を捉えた。
それを見ていた俺達の中で、ユーノが呟く。
「なのは、強い……!」
「…ちっ!ユーノ!そいつを頼む!」
「え!?」
瞬間、ジョーカーは背中のバーニアを使って、なのはに向かって飛んで行った。
「……どうやらあいつは気づいたみたいだね。でも、甘いって事に」
その直後、ユーノも気づいた。
金髪の少女は攻撃を返された時点で、さらに上空へと回避し、杖を鎌に変形させて、なのはに迫ろうとしていたのだ。
金髪の少女が接近して、鎌を振り下ろす。
なのはは思わず、目を閉じた。
だが。
ガキィィィン!!
なのはが聞いたのは、自分を切り裂く音ではなく、甲高い金属音だった。
おそるおそる目を開けると、そこにはあの距離から高速で間合いの内側に入ったジョーカーが腕で鎌の柄を受け止めていた。
それは、なのはに迫る前に止まっている。
「悪いな。なのはをやらせる訳にはいかない」
言って、ジョーカーは鎌を弾く。
金髪の少女は、その拍子に間合いを離した。
また一触即発の雰囲気になったが、そこでジョーカーが臨戦態勢を解いた。
「とは言っても、勝負は負けだな。レイジングハート、あの子とジュエルシード賭けてたなら1つ渡してやりな」
「pull out」
ジョーカーが言うと、レイジングハートからジュエルシードが排出された。
「レイジングハート、ラン君、何を…!?」
排出されたジュエルシードをジョーカーは手に取る。
それをジョーカーは金髪の少女に投げてよこした。
金髪の少女はそれをキャッチする。
「どうして……?」
「なのはをやらせる訳にはいかないが、勝負はあの時点でなのはの負けだ。それで、互いに賭けてた物があるのなら、渡してやるべきだと思っただけだ。レイジ
ングハートが俺に従ってくれたのは、主人思いだからだろ」
「…………」
そう言った後、俺達は互いに地面に降り立った。
「……帰ろう。アルフ」
すると、アルフと言われた狼は女性の姿へと戻った。
「さすがあたしのご主人様!じゃあねぇ、おちびちゃん達!」
去ろうとする金髪の少女に、なのはがいきなり声をかけた。
「待って!」
だが、金髪の少女は振り返らずに言う。
「できるなら私達の前にもう現れないで。もし次会ったら…今度はただじゃすまないかもしれない……」
「名前…あなたの名前は?」
「フェイト、フェイト・テスタロッサ」
「あの……私は……」
フェイトと名乗った金髪の少女はなのはの言葉をそれ以上聞かずに、飛び去って行った。
「バイバ〜イ♪」
そう言って、アルフも飛び去って行く。
なのはと俺は2人の立ち去った方向をただ見つめていた。
「ラン君……」
「何だ?」
「また…会えたら……話し合えるかな?」
ジョーカー状態の俺はその考えを甘いと思ったが、口では別の事を言った。
「それは……おまえ次第だ」
「……そうだよね」
そして、俺達も旅館へと戻って行った。
それっきりなのはは悩む事が多くなった。
俺は、特に迷う事はなく、日常生活へと戻って行った。
あとがき
とりあえず6周年記念作品のイベント中の更新もここらで終わりです。
これ以降は通常の投稿となります。
今回はランが高町家、月村家、アリサと温泉に行くという話でした。
男の子が主人公だとよくあるこのイベント。
姿は子供でも頭脳が大人だと困る事間違いなしのイベントですね。
そして、今回は原作通りなのはに戦ってもらいました。
ランが戦うだけじゃあなのはが成長しないので。
しかし、フォローはちゃんとしています。
ランの戦いは、なのはを守りつつ、彼女にしっかりとした力を身に付けさせる事が当面の目標ですから。
他にもブラックマジシャン・ガールの登場やユーノといつの間にか仲良くなっていたりと色々な要素を追加しています。
後、恭也との勝負をちらっと言いましたが、これは外伝で書こうかと思っています。
ランの戦闘術と御神流がどう戦うかが見物になりますね。
後、ランとなのはの特訓模様も外伝で書こうと思っていますので、そちらも更新した際には見て頂けるとありがたいです。
いわゆるなのはの成長模様が見れますから。
とりあえず話を進める感じで書いている感が強いですから、今回はおもしろいと言えないかもしれませんが、見て頂けただけでも私としてはありがたいです。
では、また次回で。
押して頂けると作者の励みになりますm(__)m
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