闇の伝説  Legende of Dunkelheit   「プロローグ」


果てしない闇の中で光が煌く。光が煌くたびに闇から苦悶の声が響き渡る。
いつまでそれが続いたのだろうか。永久に続くかとおもわれた。しかし、闇が光に屈した。
「これで終わりだな。魔王よ」
「・・・・私としたことが、ここで終わりとはな・・・」
「人の力を侮るからだ」
「そうだな、そなたの言うとおりだ。潔く負けを認めよう。この場はな」
「何度甦ろうが人間は負けはしない」
「どうかな・・・まあ、またいつか会うとしよう。かわいい人間ども」
そう言って、魔王は消えていった。人間は言った。
「そう、負けはしないよ」


それから、数百年、魔王との戦いはありふれた伝説として風化していった。
伝説は事実があるからこそ伝説として成り立つのだという事も忘れ・・・

そして、また伝説は始まる・・









後書き
はじめまして。槍火と申します。こういう風に投稿したのが初めてだというのに、オリジナルに
挑戦してしまいました。色々お世話をかけるかもしれませんがよろしくお願いします。





感想

槍火さんのご作品です。

この物語はファンタジーのようですね。

世界の側からの物語か魔王の側からの物語か、どちらなのか楽しみです♪

むぅ、しかし、流石にこれだけでは…感想は難しいですな…

次回は世界観が語られる事を期待しましょう。

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