ボーカロイドハーレム  唐突な切っ掛け
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作者: グラニュー@495  [Home]   2013/11/08(金) 21:25公開   ID:GiORvcoNz9o
「マスター、子作りしましょう♪」
「は?」
思わず、お前はいったい何を言っているんだ?、
と言いたくなる事を言っているのは、
青緑のツインテールが特徴の電子の歌姫こと初音ミク。

「だって、マスターはルカさんとしたんでしょ?」
「ぶっ!」
ルカだと?アイツ、ミクに何を言ったんだ。さてはまたお姉さんぶってありもしないこと言ったな。
「あのな、ミク、俺はルカとしてない。ルカから何を聞いたんだ?」
ミクの瞳が潤む。
「この前、ルカさんの新曲披露パーティーがあったでしょ?」
「あったな」
「そこでルカさんお酒飲んで自分がどうやって帰ってベッドまでいったのか覚えてないらしいの」
「あ〜」
「目が覚めたら頭痛いし、ベッドの横にマスターがいたから…」
「酔いつぶれたルカを運んでそのまま俺もそこで力尽きただけ、やましい事はしていない!」
「なになに、なんの話?」
「あ、メイコさん。実は…」

「ないない、マスターの言ってる事はほんとよぉ」
お腹を抱え笑い転げるメイコ。
「エッチがしたいならレンなんかどうよ?」
「鏡音レン君ですか」
「そ、あいつ思春期真っ盛りで飢えた獣だから甘い言葉で誘えば一発よ」
「えええ」
「ま、私はレンみたいなウインナーよりカイトやマスターのフランクのほうが好みだけど」
「何言ってんだMEIKO!」
「ゴメンゴメン、マスターのはジャンボフランクだったわね」
「いやそういう意味じゃなくてだな・・」
「じゃあどういう意味よ?」
「レンもカイトも面識はあるけど俺のボーカロイドじゃない、勝手なことをされると困るって事だよ」
「何言ってるの?レンは私のよ!」
キッパリ言ったのは鏡音リン。レンの双子の姉…だよな?。
「リン?レンはお前の弟だろ?恋愛対象にしちゃいけないんじゃないか?」
人間じゃないがいけないだろ。
「元々私だけの予定だったのに…もう一人作るかっでレンは出来たのよ。レンはもう一人の私。だから、レンは私の!」
一途なのか、意地なのかわからないがリンの言いたいことはわかった。
「安心しろ誰もリンの物なら取ったりしないから、なっミク?」
一応確認を取っておく。
「はい、それに僕はやっぱりマスターがいいです」
すっと目を細めミクがすりよってくる、何時の間にこんなけしからん技を
「フッ」
MEIKOぇ・・あんたの仕業かわかったから渾身のドヤ顔でコッチミンナよ。
「ミク寝室に行こうか久々に立っちまったぜ」
まぁ此処で引き下がるほど俺も優しくないし我慢強くない正直もう辛抱たまらん。
「あら…じゃあ、ごゆっくり…私たちはあっちへいきましょ?」
「うん。ミク姉、あとでね」
気を使ってくれたのか。ありがたい。この行為をやめるわけにはいかないな。あとでルカにはきつく注意もしておこう。今はミクを愛すことだけ考えよう。それがマスターの努め。

■作者からのメッセージ
人生初の書物です。至らないところがあれば、豆腐メンタルが傷つかない程度にご指摘ください。
No 副題 更新日
1 唐突な切っ掛け 2013/11/08(金) 21:25
2 ボーカロイドハーレム 2013/11/08(金) 21:57
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