織田信奈の野望〜狂王の記憶〜  memory00 プロローグ
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作者: 氷山孝雄   2012/08/01(水) 00:42公開   ID:NNM7XH3e5k.

暗闇が広がっていた。何もない空間。

『無』の世界。 

この懐かしい感じ、どこか―Cの世界―にている。
そう思いながら僕は自分が置かれている状況について考えを巡らせる。

ここは何処なんだ。最初にその疑問が頭にうかんだ。

だめだ、情報が少なすぎて何も分からない。

暑くもないのに背中に汗が流れるのを感じた。
手汗もじわりと出てくる。

その時、あたりが少し明るくないり、僕の前の『無』の世界の一箇所が光をだした。

気がついた。―Cの世界―。

ひとつの疑問が解決した。しかしまた、新たに疑問が浮かぶ。
なぜ―Cの世界―に僕がいるんだ。

思い出せ!この暗闇の世界にくる前僕は何をしていた!いったい何を!









・・・・・思い出した!
僕は、神根島で遺跡を調べていたんだ。
ユフィと手を組んだゼロの命で。

しかし、なぜこんな状況になっているんだ。

頭が混乱する。何も考えることができなくなる。
体も動かない。

?????

暗闇に沈む思考。
どうなるんだ僕は・・・・・・。

「ユフィ・・・。」

つぶやいた声は誰に届くもなくやみに消える。





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No 副題 更新日
1 memory00 プロローグ 2012/08/01(水) 00:42
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