ロープが全部解けた拍子に私は椅子からずり落ちてしまった
「なんか我慢できない、もうすぐ出そうだ」((お前うざい
ずり落ちた時にあのボ○キヤローの腐れチ○○が私の顔を突っついた
「あっ出ちまった」
何かが私の顔に、どびゅっとかかった
「お前だけぶちまけているんじゃねー、ふざけるな」
一瞬何だか分からなく唖然としてしまったが…
「俺は何もしていない」
私の顔にかかったのは、ボ○キヤローの○ーメンだ…うぎゃー!プッチン
「女の顔に発射してるじゃねーか」
私は右手の手のひらを尖がるようにまっすぐ伸ばし、ボ○キヤローの左わき腹に思いっきりぶちこんだ
「うげっ」
私の手は手首ぐらいまでボ○キヤローのわき腹にどっぷり刺さり、うげっなんて声を上げた
「何が、うげっだ、ふざけやがって」
ボ○キヤローの襟首を掴み、ふざけるな男がわめいている
「げぼっ」
そいつの口から赤い液体が吐き出され、ふざけるなと言った男の腕に降り注がれた
「うわ」
ふざけるな男はびっくりしていた
ベレッタを持って、さっきからこちらに銃口を向けている男めがけて、ボ○キヤローを力の限りぶんなげた
「どすん」
投げた男のわき腹から右手がスポッと抜けると、赤い液体が糸引き状態から水玉状態になり床にパタパタと落ちた
すかさずに尻餅を付いている見張り役?からベレッタを奪い、スコーピヨンをこちらに向けて
撃とうとしているロープ縛り男に、こちらもベレッタを向けて銃爪を引く
パッパン
二発とも男の顔面に当たり、男は倒れた
それを見ていたふざけるな男が、スコーピヨンを拾おうと駆け寄るが、遅い
スコーピヨンも私の手に
「よこせ!」
ふん、ふざけるな
パン
ふざけるな男も倒れた
「このアマ」
後から来た男がほざきながら、私を羽交い絞めにした
「大人しくしろ」
ははーん、こいつか、あの時後から殴りに来た男は
「俺の手を見ろ、こいつでお前をざっくりだ」
男の手を見ると右手にナイフがきらり
「銃を投げろ、早く」
ふん、と男の両腕を払い、振り向き様に
パン
卑怯者もバタリと倒れた
さて、残るは、半死のボ○キヤローか
「ぐうううっ、げほっ」
ふん、横っ腹にでっかい穴が開いてるんじゃ普通の人間ならそうよね
お前の腐れチン○をその穴に突っ込みな、まあそれどころじゃないか((無理言ってるな〜
パン、カツン
あれ、弾切れか、残る全弾をぶちこもうと思ってたのに…弾数確認する暇がなかっ…
「パン」
あっ、左足が急にカクンとなった
撃たれた!
「おまえ、仲間を」
何だ、まだいたのか
「死ね」
私も、持っていたスコーピヨンで男を狙った
「うっ」
相手はたじろいだようだ、私は銃爪を引く
カツ((スコーピヨン動作関係は分からないので読み流して、ベレッタも
あれ、弾なし、おいおい、弾の入ってない銃を大事に持っていないでよー
「はは、それ弾が入ってなかったのか」
チッ、相手の銃口から避けるように体をよじる
「動くな」
あなたの銃に弾は、まだ入っているのかしらね
「パン ビシッ」((ああ、これは外れたね
!
「このとおり、入っているさ」
今ので最後じゃないの
「試してみるか」
くっ、持っているベレッタをあいつに投げつけようかと…
(パッパン、パン、パン)
!くっは
(………………ぶか)
!
(…………大丈夫か)
えっ
(トリエラ大丈夫か)
ああっ
(トリエラ!)
ヒルシャー
遅いよ…あんまり、大丈夫じゃない
((別な意味での18禁だな。相手が随分と能天気すぎるが、まあいいか
((おしまい
トリエラの後日談その1
えーと、捕まっていた時の格好はひどいよね
ジャケット、スカート、靴、バッグは納屋での乱闘で破損
あいつらの隠れ家でベスト、ブラウス、ニーソ、下着もだめになった
そんなこともあり、切れました、私は
そうそう、銃なんだけれど納屋で叩き落された時、どこかに弾き飛ばされたので
あいつらは拾うことが出来なかった、不幸中の幸いかな壊れずに手元にあります
あと、あの状況はなんかものすごくいやあ感じがしたな、早く抜け出たい気持ち
であせりがあったかも、パワー全開でやったのであの後はへろへろでした
トリエラの後日談その2
えーと、最後に私が足を撃たれた時の相手が持っていた銃の残りの弾の数は三発でした
残弾が三発ならばヒルシャーさんが来なくてもどうにかできたかもね
でもあいつが外から入って来たのは、あの場所で待ち合わせしてたのかな、((電話しに行っていたんだよ〜
他の仲間があの後ぞろぞろと、来たらちょっとやばかったかも((でも電話誰も出なかったんだよ〜
トリエラの後日談その3
…