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恋愛とエッチとギャグと学園生活? 一時間目:音楽室の奇怪
作者:ゆーける   2016/11/03(木) 13:17公開   ID:8JhDLHd8Ct.
※第一章はほぼ映レミ。というかそれがメイン
※急展開は許せ(許して下さい
※ナレーターは映姫視点と第三者視点が混じってます
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「映ちゃん映ちゃん」
「何ですか急に……え、映ちゃん?」

私は四季映姫しきえいき・ヤマザナドゥ…いつもは..面倒臭いから四季映姫しきえいきしか名乗らないけど。

「あれ?委員長の方が良かった?映ちゃん」

ひょんな事から私は委員長へとなってしまった。
というか映ちゃんって何だよふざけてんのか副委員長。
そう、さっきから映ちゃんって呼んでるのは副委員長__レミリア・スカーレット。
余談だが、彼女はクラスメイトから支持され副委員長となった(自ら希望したわけではない)

そんなレミリアさんは、こてんと可愛らしく首をかしげている。
可愛らしくというか、顔がまず可愛いので普通に首をかしげてるだけかもしれない。

「もう映ちゃんで良いです。…それで?レミリアさんはどんな用で__」
「む、映ちゃんって呼んでるんだからレミちゃんって呼んでよ〜…」
「は?」

いやいや私がそう呼ぶわけがない。
本当マジでレミリアさん何でねてるのよ。
私が“映ちゃん呼び”を許可しただけでもいい方だ。
それで満足してほしかったのだけど……。

レミリアさんはほおふくらませ、まるで子供の様に__いや、レミリアさんはまだまだ子供か。
見た目的にも年齢的にも……。
私と背比べをすると..20cmぐらい差があるだろう。多分。
(映姫は160cm台、レミリアは140cm台という設定)

「いや呼びません。…呼び捨てにしますから」
「ん〜、なら良いよ」

案外あっさり諦めてくれた。
仲を深めたかっただけなのだろうか……?

レミリアさ……レミリアは目を細めて笑った。
レミリアの姿も相まってか、無邪気な子供の様にも思えた。ついでに小町の事も思い出した。

「それで、用件は」
「七不思議」
「はい?」

唐突とうとつだなこの子。
七不思議ってアレじゃないの?花子さんとか、ベートーヴェンベートーベンとか…。
それらを全て体験してしまったら死ぬって奴じゃなかったっけ?
それをまた確認しようとするなんてなぁ……レミリアらしいと言えばそこまでだが。

「七不思議よ。音楽室の奇怪?だったかな?」
「はぁ……レミリアが一人で行って来れば良い話じゃないですか」
「……」

レミリアが“何かを察しろよ”と言いたげな表情で見つめてくる。
ああ、アレか。つまりは怖いのか。
妖怪なのに怖がりだなんて可愛いわね。

「分かった分かった、じゃあ付いて行きますよ」
「ん、それでこそ映ちゃん!」

レミリアはふにゃりとして笑う。
私はちょっとだけ照れ臭くなり目を逸らす。

「委員長、恋の予感!?で、けってーい!」
「……はたてさん?」
「あ、ちょっと何ですか委員長、目が怖いです、笑ってないですよ?」

コイツは地面に上半身だけ埋めて尻叩きの刑でも行おう、そうしよう。
ああ、後は公開処刑で……。

「ちょっと映ちゃん、放課後だからって道草食べちゃ駄目…」
「そうですね、はたてさんへの刑は後でという事で」
「いやあの、二人とも酷くない!?仮にもクラスメイトなん__」

はたての悲痛な叫びを聞きながら、私達は笑顔で教室を後にする。
端から見たら変な光景だろうけど、幸い今は放課後な為、誰も居なかった。


【続く。】

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■作者からのメッセージ
うわ全然進んでねぇ。

七不思議編は映レミメインです。
映姫様攻めが好きなのは僕だけでしょうか……?
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