【Side:季衣】

 ――ピ、ピッピピピピピピ
 耳元で耳障りな音が鳴り響く。そう、それは前に兄ちゃんにもらった懐中時計の目覚まし音だった。

「ううん……もうちょっと寝かせて……」

 布団の中でゴソゴソと動き、手探りで枕元に置いてあるはずの懐中時計を探す。
 そうこうしている内に段々と音の感覚が短くなり、大きくなって行く目覚まし音。

『警告。電撃照射十秒前デス。八、七、六、五……』
「うそっ!?」

 布団をはぎ取って慌てて飛び起きるボク。途中から目覚まし音≠ェ警告≠ノ変わっていた。
 このままだと以前のような大惨事になりかねない。ボクの脳裏に浮かぶのは前回の爆発事件。その結果、部屋を無茶苦茶にしてしまった事があった。
 後片付けは大変だし仕事に遅れて秋蘭様にも怒られるし、であの時は散々な目に遭った。
 慌てて懐中時計を手に取り、停止スイッチを探す。

「スイッチ、スイッチ!」
「三、ニ、一」
「あ、あった! 止まって!」
「ゼ……」

 ピーッという音と共に停止する警報。あ、危なかった。お陰ですっかり目が覚めたけど、朝から心臓に悪い。
 修理に出しに行った時に、前回の教訓から爆発をやめて欲しいと頼んだら、何故か次からは電撃が発射されるようになった。
 本当なら何も付けないで欲しいのだけど、兄ちゃん曰く――

『アラーム音っていうと爆発がセオリーだしな。それじゃあ、スリルが無いだろう?』

 との事で、アラーム、セオリー、スリルという言葉はよく分からなかったけど、取り敢えず何も付けないというのは出来ないのだと理解した。
 それに、『そうでもしないと時間通りに起きられないだろう?』と言われるとボクも正直辛い。反論が出来ないからだ。
 他の事はそうでもないんだけど、どうしても寝起きだけが悪い。特にお腹一杯御飯を食べてお昼寝している時など最悪だ。お腹が減れば自然と目が覚めるんだけど、それで親衛隊の調練に遅れた事も何度かあるくらいだった。
 兄ちゃんなりにボクの事を心配してくれているのだと思うし、これはこれで役に立っているのは事実だ。
 春蘭様もボクと同じ型の時計を兄ちゃんに貰ったらしく、前に黒こげになりながら、

『こ、これはアレだ。身を持って教えようと思ってだな。このように、咄嗟の状況判断を養うのに寝起きの訓練は最適なのだ』

 と自信満々に春蘭様は言っていた。だから、ボクも何か意味があるのだと納得している。
 でもま、早起きは出来るようになったし、時間に遅れるような事は無くなった。
 そこは兄ちゃんに感謝しないと、やっぱりダメだと思う。

「季衣、起きているか?」
「あ、はい! ちょっと待ってください!」

 部屋の外から秋蘭様の声が聞こえて、ボクは慌てて返事をする。
 寝間着を脱ぎ捨て、直ぐに服を着替えて装備を調えると、急いで部屋の外へと飛び出した。

「お待たせ――」

 扉を開けて部屋の外に出ると、廊下と庭を隔てる柵に肘を乗せて、庭を眺めている秋蘭様の姿を見つけた。
 部屋から外に飛び出てくるまで、凡そ二分。朝の調練までは、まだ大分時間がある。怒られるような時間では無いはずだ。
 大してお待たせしてないと思うけど……。こちらに気付いて『んっ』と振り返った秋蘭様を見て、緊張した面持ちで姿勢を正す。

「もう身支度はいいのか?」
「あ、はい。それで、何の御用でしょうか?」
「華琳様がお出掛けになるので護衛を頼みたい。姉者は兵の調練があるし、私もこれから会議があってな……」
「分かりました。でも、今日は華琳様。一日お休みだったんじゃ?」
「そうなんだが、何でも今日は新しく街に出来た商会の料理屋に招待されているらしい」
「あ、それって、『葉々亭(ようようてい)』の事ですか?」
「知っているのか?」
「はい。商会の食品開発局ってところがやっている店で、真っ先に商会の新作料理が食べられるって凄く有名な店ですよ」

 葉々亭とは、商会が出す新商品を一早く味わえ、安くて美味しいと評判の店だ。
 陳留だけでなく、色々な街から様々な人がその噂を聞きつけてやってきているという話を聞いていた。
 商会で食品開発や講師もしているという料理長は多忙な人らしく、週に三日程度しか店も開いていない。
 それも食材の関係で一日決まった数しか用意出来ない事もあって、半日と経たずに全ての料理が売り切れてしまうという人気振りだ。
 ボクも一度行ってみたかったんだけど、なかなか口にする機会に巡り逢えないでいた。

「なら、今日は楽しんでくるといい。従者や護衛も御馳走してもらえるらしいからな。華琳様の事、よろしく頼んだぞ」
「はい!」

 葉々亭の料理が食べられる。想像するだけで、今から凄く楽しみだった。

【Side out】





異世界の伝道師外伝/天の御遣い編 第47話『葉々亭』
作者 193






【Side:流琉】

 太老様に拾われ、正木商会で働くようになって一年が経つ。
 商会が人材育成の一環として始めた学校や技術指導などの効果がようやく出始め、料理の講師や食品開発局の仕事がようやく落ち着いてきた事もあって、念願の店を持たせてもらえる事になった。
 商会の仕事と二足の草鞋を履いての状態なので、ずっと店に掛かりきりと言う訳にはいかないけど、それでも自分の店を持てたという喜びからすれば些細な問題だ。

 それにこの店は食品開発局の仕事の一部も兼ねていた。開発局で試行錯誤して完成した料理を、実際にお客様に食べてもらって反応を確かめる訳だ。
 試作品の評価を兼ねての価格設定だから数には限りがあるけど、安くて美味しい料理を提供する事が出来る。そしてそれが話題を呼び、お客様には受けていた。
 美味しい物を身分に分け隔て無く出来るだけ大勢の人に味わって欲しい、と考えている私からすれば、ある意味で理想の職場だ。

 そして今日は、お世話に成っている方々を招いての食事会を企画していた。
 仕事もあるし、さすがに全員参加という事は難しいけど、太老様と華琳様。このお二人には絶対に参加して欲しい。
 そのために太老様と華琳様の休みに合わせ、二ヶ月も前から予定を調整してきていた。

「料理長。こちらの準備は整いました」
「ご苦労様。それじゃあ、後はお客様をお迎えするだけですね」

 仕込みや店の準備も万端。開発局の皆も大切なお客様を迎えるとあって、いつもより緊張している様子が窺える。
 太老様はいつも美味しいと言ってくださるが、本当の意味で太老様を満足させる料理を作る事は難しい。
 そして華琳様もとなると、その難しさは更に大きく跳ね上がる。

 ――太老様はその知識の豊富さから、数々の天の料理を最初に伝えた『食の伝道師』とも言うべき御方
 ――華琳様は一流の料理人としての腕をお持ちなばかりか、芸術家、美食家としてもしられる眼と舌の持ち主

 そんなお二人を招いての食事会だ。名誉な事ではあるが、同時に難題でもある。
 普段お世話に成っている恩返しとして設けた席ではあるが、あのお二人を満足させられるかどうかは別問題。ご満足頂けるかどうかは、全て私の料理の腕に掛かっていた。
 言ってみれば恩返しであると同時に、これは試練でもある。ここで学んで磨き続けてきた料理の腕を、今までの成果をお見せする絶好の機会だ。

「料理長! 皆様がお越しになられました!」
「あ、はい。それじゃあ、粗相の無いように席にご案内してください。私も直ぐに向かいます」

 太老様と華琳様、そしてお付きの従者や護衛が何人か来られる予定となっている。今日は少し多目に食材を用意してあるから、多少の大所帯でも対応できるはずだ。
 後は、商会で磨き続けてきたこの腕を、これまでの成果の証としてお披露目するだけだ。
 それこそが、お世話に成った方々への最大の恩返しになると考えていた。

「ようこそ、葉々亭にいらっしゃいました。本日、料理長を務めさせて頂く典韋と申します」
「堅苦しい挨拶は抜きよ、流琉。今日はあなたの料理を堪能させてもらうわ」
「招待してくれてありがとうな。美味い料理を期待しているから」

 華琳様と太老様にそう言って頂き、静かに顔を上げる私。そこには、お二人の他に何人かのお連れの方の姿が見えた。
 太老様と御一緒に来られたのは、風さんと紫苑さん、それに璃々ちゃんの三人。これは事前に聞いていた通りだ。
 人材育成の方が上手く行き、経営の方も大分軌道に乗ってきたといっても、商会の主要となる方々はなかなか揃って休みが取れない。
 風さんと紫苑さんの二人に揃って来て頂けただけでも幸いだった。
 そして華琳様の従者は――

「――季衣!? どうして華琳様と一緒に!?」
「流琉!? 流琉こそ、なんで!? 料理長って、ええっ!」

 村を離れてから、久し振りとなる親友との再会。
 それがまさか、こんなカタチでの再会になるとは思ってもいなかった。

【Side out】





【Side:太老】

 普段から食べているが、相変わらず流琉の料理は美味しい。その腕は、はっきり言って桁外れだ。
 紫苑の家庭的な料理も美味いが、流琉の料理は一手間二手間と惜しまない本格的な料理が多い。料理人なのだから当たり前とも言えるが、その才能はまさに天性と呼べるモノだった。
 以前から店に一度来て欲しいと流琉に言われていたのだが、招待状をもらうまで顔を出さなかったのには事情がある。
 俺の食事は流琉と紫苑が日替わりで用意してくれているのだが、そんな料理を毎日のように食べていると不満と言うほどでは無いのだがジャンクな料理を食べたく成る訳で、出来る事なら外食くらいはそうした凝った料理から離れ、屋台で買い食いなどをして食べたい。

「また、腕を上げたわね。流琉」
「ありがとうございます!」

 美味しい。華琳が手放しで褒めるくらいだ。本当に美味しかった。
 商会に勤めるようになって一年。最初から凄かったが、その後も貪欲に知識を吸収し技術を磨き、流琉は料理の腕をメキメキと上げていった。
 正木商会食品開発局の局長の肩書きは伊達ではない。
 エン州一の料理人。いや、大陸一の料理人と呼ばれても不思議では無い腕を流琉は持っている。正木商会の『美少女料理人』と言えば流琉を指す言葉だ。
 開発局に勤める人達は皆、厳しい修行を乗り越えてきた一流と呼べる料理人ばかりだ。
 そんな人達が敬意を込めて『料理長』と流琉の事を呼ぶのも、そんな彼女の腕を誰もが認めているからだった。

 でも、流琉の料理は気合いを入れれば入れるほど、実は俺の好みから遠ざかっていく。これもそんな料理の一つだ。
 華琳ほど高尚な舌を持ち合わせていない俺は、どちらかというと小市民体質だ。
 華琳が美味しいと思う物は確かに美味しいのだが、食べた気がしないというか美味しいと素直に喜べない。
 例えば、華琳の料理は何度か食べさせてもらった事があるが、流琉の料理よりも更に本格的で宮廷や高級料理を思わせる物ばかりで、完全に俺の好みから外れていた。
 贅沢な事を言っているのは分かるが、まだ家庭料理とかの方が俺の好みだ。

「太老様……もしかして、お口に合いませんでしたか?」
「そ、そんな事ないよ! うん、凄く美味しい」
「ですが、余り食が進んでいないような……」

 流琉も毎日作っている普段の料理はいいのだが、こうした席で気合いを入れて作ってくれた料理は、いつも俺の好みから外れる。
 とはいえ、俺のために折角作ってくれた料理を無碍に出来るはずも無い。実際、美味しい事は美味しいのだ。
 これは個人の趣味趣向の問題であって、流琉の料理の腕が悪い訳ではない。
 この場合、流琉の腕が良すぎる所為で、俺の好みから外れてしまっていると言うだけの話だ。

「いや、本当に美味しいよ」
「何でも仰ってください! まだ食材はあります! 太老様に納得して頂ける物を作りたいんです!」

 さすがに俺一人我が儘をいうのは悪いと思っていたのだが、そこまで言ってくれるなら食べたい物は確かにある。
 仕事とかで外に高い料理とか食べに行くと、どうしても食べたくなる物の一つ。

「じゃあ、ラーメンをもらえるかな?」
「え? ラーメンですか?」
「そ、高級な食材を使った奴じゃなくて、メンマやチャーシューの乗ったシンプルで美味しい奴を!」
「そんな物でよろしいんですか?」
「そんな物だから食べたいんだよ。流琉が商会に来た頃、書類に埋もれて仕事をしていた俺に夜食として差し入れてくれたラーメン。あれをもう一度作ってくれないかな?」
「あ……」

 あのラーメンの味は今でも忘れられない。今思えばアレが、流琉を本格的に食品開発局の局長に添えようと決めた瞬間でもあった。
 流琉の料理は確かに美味しい。でも、今と昔の大きな違いは俺の好みにあっていたか、あっていないかの差だけだ。
 料理の知識や技術という点だけでいえば、昔よりも遥かに上達しているのは確かだ。だけどその結果、あの家庭的な味が失われてしまった気がする。
 まあ、結局は俺の好みの問題なんだけど、そこだけが残念で成らなかった。

「ご注文承りました!」

 そう言って丁寧に頭を下げ、厨房に戻っていく流琉。その後、俺が注文した通りのあの時のラーメン≠ェテーブルに出て来た。
 あの頃と変わらない。本当に美味しいラーメンだった、とここに付け加えておく。


   ◆


「さすがね。太老」
「え? 何が?」
「あの料理から瞬時に流琉の欠点を見抜いた事よ。この曹孟徳が、料理の見た目と味ばかりに囚われて本当に大切な事を見失うところだったわ。私からも、御礼を言わせて頂戴」
「あ、えっと。うん……」

 よく分からないが褒められてしまった。そんなに華琳もラーメンが食べたかったのだろうか?
 確かに流琉のラーメンが美味しいのは認めるけど……。まさか、華琳がラーメン好きだったとは意外だ。
 その後、出された流琉の料理の数々は、どれも俺の好みにあった物ばかりだった。どうにも、気を遣わせてしまったらしい。

「お父さん、お母さん。これも、すっごく美味しいよ」
「ほら、璃々。口の周りに一杯食べかすをつけているわよ?」
「うみゅ……」

 璃々用に流琉が用意してくれた『お子様ランチ』も好評だった。
 炒飯(チャーハン)で出来た山の頂に突き刺した『正』の旗というのが、なんとも微妙だけど……。
 紫苑に手拭いで口元を綺麗にしてもらう璃々。そんなところを見ると、まだまだ子供だなと和ませられる。

「太老様と華琳様も、お代わりなら沢山ありますから遠慮無く食べてくださいね」
「ええ、十分に堪能させてもらっているわ」
「俺も、こんなにお腹一杯食べたのは久し振りだよ」

 思わず、食べ過ぎてしまうくらい美味しい料理だった。

「流琉、凄いや。前も凄かったけど、こんなに料理の腕を上げてるなんて思わなかったよ!」
「季衣は食べ過ぎ……。そうしたところは相変わらずみたいね」

 そして忘れていた事が一つ。流琉と季衣って、そういえば同じ村出身の幼馴染みだったんだよな。
 いや、もうてっきり顔を合わせているとばかりに思っていたのだが、今の今まですれ違いが続いていて一度も顔を合わせなかったそうだ。
 どんだけ間が悪いんだ、と思ったのは言うまでもない。なんせ、何度も機会に恵まれながら一度も顔を合わせる事が無かったのだ。間が悪いというか、もはや奇跡的なすれ違いだ。

「ボク、ちゃんと村に手紙をだしたんだよ? 流琉をこっちに呼ぼうと思って」
「その時には、太老様のところに厄介になってたんだもん。季衣だって、私に一言も無しに村をでちゃうし」

 何だか雲行きが怪しくなってきた。
 テーブルを挟んで睨み合う二人。どっちが悪いだ、子供のような喧嘩に発展していく。
 ああ、そう言えば、流琉も季衣も子供だったっけ?

「兄ちゃんも流琉に言ってやってよ! ボク、悪くないよね!?」
「太老様は関係ないでしょ!? それに『兄ちゃん』って何!?」
「兄ちゃんは兄ちゃんだもん。兄ちゃんがそう呼んで良いって言ってくれたんだから、流琉には関係ない!」
「なっ!?」

 いや、俺に振られても困るんだが……。確かに『兄ちゃん』と呼んで良いと了承したのは俺だ。
 そもそも『様』付けで呼ばれる方が慣れてないから、呼び捨てか、まだそっちの方が馴染みがある。
 俺の方を見て、『本当ですか!?』と訊いてくる流琉にうんと首を縦に振って頷いてみせた。

「で、でしたら、私も……に、兄様とお呼びしても構いませんか?」
「に、兄様?」

 何故、『兄様』なんだ? と困惑した表情を浮かべる俺。
 季衣が『兄ちゃん』だから、それに対抗しているのだろうか?
 何というか、新しいバリエーションの呼び方に俺は正直戸惑いを覚えた。

「ダメ……ですか?」

 表情を曇らせ、寂しそうにする流琉にダメなんで言えるはずもない。
 いいよ、と言って流琉の頭を撫でると、『ありがとうございます!』と言って、どうにか機嫌を直してくれた。
 それを見て今度は何故か、璃々が『お父さんは璃々の!』と言って対抗意識を燃やす。

「お兄さん、相変わらずモテモテですね」

 一人マイペースに食事を続けていた風がようやく口を開いたかと思えば、そんな爆弾とも取れる言葉を口にした。
 モテモテって……お父さんを取られたくないとか、お兄ちゃんを取られたくないとか、そういった子供の独占欲だろう?
 慕われているというのは素直に嬉しいが、過剰に反応するような事でも無い。
 第一、風に『相変わらず』と言われるほどモテた例なんて、これまでに一度もない。言っていて悲しくなるくらい自慢にも成らない話だが……。

「お父さん、アーン!」
「え、あーん?」

 油断した俺の口に、ひょいっとレンゲを放り込む璃々。レンゲに乗っていたのは流琉特製の炒飯だった。

「お父さん、美味しい?」
「ああ、美味しいよ。ありがとうな、璃々」
「えへへ」

 その後、何故か華琳や紫苑、それに風まで加わって、全員が俺に料理を食べさせようと箸やレンゲを突きだしてきた。
 いつの間にか、あやふやになって流琉と季衣が仲直りしていたのはよかったが――

(なんで俺、こんな目に遭ってるんだ?)

 持て成してくれるのは嬉しいが、腹一杯になっているところに料理を無理矢理食べさせようとするのだけはやめて欲しかった。

【Side out】





 ……TO BE CONTINUED



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