――さて、ロンド・ベルはジオン公国軍・ティターンズ・ザンスカール帝国軍残党の連合とスイスに向かう過程で交戦に入っていた。その内のジオン公国軍残党は主にザクUF2型が主であったが、ネオ・ジオン時代のドライセンにドムのジャイアント・バズと、リゲルグのビーム・サーベルを持たせて、原型機のドムに敢行武装を近づけた現地改修型も複数確認できた。


「あれがジオンのモビルスーツ……」

「そうだ。新旧色んなのが入り乱れてるが、腕は下手な他の連中やテロリスト共より良い。注意しろよ。何せ奴らはモビルスーツ発祥の軍だからな」

「はいっ」


なのははこの時、空中からの対地攻撃&支援を目的に戦場を飛んでいた。この世界で人型ロボットを一番最初に本格的に兵器として転用して、大々的に量産配備した軍隊たる、旧・ジオン公国軍残党の錚々たるモビルスーツ群は元の世界でアニメとして見ていたなのはには圧巻の一言だった。


「……ん?ザクにドム系?グフとかいないんですね。意外な感じです」

「ん、ああ。グフ系は元々、配備されてすぐにドムが開発されてそっちが主力として配備されたから戦後はそんなに出回ってないんだよ。特に一年戦争から随分たった今となっちゃ出会うこと自体が希少で、グフ系は鹵獲するようにって通達出てるくらいなんだ」

なのはが支援を担当する、ロンド・ベル第二中隊のジェガン隊の隊長はなのはに意外なジオン公国軍の事情を説明する。ジオン公国軍は最終的に地上ではドム系、宇宙ではゲルググ系列の機体を決戦機として認定し、最後の数ヶ月間で急いで配備していった。そのためザクの延長線上に位置するグフは生産数の割には熟練者や古参兵はともかく、新兵からは需要がなく、すぐにドム系に取って代わられてしまった。彼が出回ってないといったのは、ドム系やザク系に比べて残党が保有する数が非常に少ないという戦後の事情も踏まえてのことだ。


「そうなんですか」

「ああ。支援は頼んだぜ」

ジェガン隊の隊長は愛機の腕に持たせているジム・ライフルを牽制代わりに撃ち、僚機を下がらせて支援に徹しさせる。ザクマシンガンやバズーカの一斉射撃をバク転して避けるとシールドに仕込んだミサイルを撃つ。まるで人間の体操選手のような動きである。ベテランパイロットにもなればこれくらいはお手の物だ。ビルの影に隠れ、ザクなどの銃撃を凌ぐ。

「うおおおおっ!!」

ジェガンR型は映画スターさながらにビルの影から飛び出て、手に持つライフルを乱射。ザクUF2型を何機か仕留める。ジムライフルの火力は残党軍のモビルスーツ相手にはまだまだ十分に通用するということだろう。マガジンを素早く取り替え、更なる敵に備える。



――この装備は元々はデラーズ紛争時にジム・カスタムやジム・クゥエルの装備として造られたもので、実弾兵器では手頃な装備として連邦軍兵士の間で長年愛用されている。そもそもはジェガンの制式装備ではないが、大気圏内では安定した破壊力が得られるなどの用兵上の理由でジェガン以降の機体にも装備可能にしたモデルの生産は続けられており、精鋭部隊であるロンド・ベルも装備しているという、隠れたベストセラー兵器である。



この場でなのはは18mにも及ぶ人型ロボットがまるで映画のように銃を撃ちあう光景を初めて目にした――局地戦用ではない、汎用型同士のと、いう意味でだが――のだが、まるで映画のようにシステマティックな戦いに改めて息を呑む。しかもジェガンが持っているジム・ライフルは口径が90ミリと、第二次世界大戦末期に現れ、使用されていた重戦車の主砲と同じ大きさを持つ。それを文字通りに連射するのだからその威力のほどが分かるが、意外に音はそんなに大きくない。市街地戦という事もあるが、サイレンサーでもつけているのだろうか。

「凄い……まるで何かの戦争映画みたい……」

上空からその様子を見ていると、まるで戦争映画に出てくる兵士たちをそのまま人型ロボットに置き換えたような光景で、何と言おうか、ズコック系などの局地戦用は怪物然とした風体だったが、ザクやドム系は兵士を思わせる姿なので、妙に現実感がないのだ。

「すまん、ISの調整に手間取った」

「箒さん」

箒もこの攻撃に加わってきた。箒の赤椿はモビルスーツに対抗するため、武装の荷電粒子砲を、荷電粒子より優れた特性を持つ、メガ粒子砲に内部機構を置き換えられる作業が行われていた。作業監督は映像通信を通し、真田志郎が行い、それをロンド・ベルのアストナージ・メドッソが指示通りに作業を行うという形で進められた。それに手間取ったとのこと。

「あれがモビルスーツか……この世界で普及しているロボット兵器だと聞いているが、アニメチックだな」

「ええ。でも威力は本物ですよ。持ってる武器の口径って最低でも90ミリ砲ですから」

「本当か?そいつは驚いたな」

箒はモビルスーツの持つ武器が意外に大口径なのに驚いてしまった。90ミリ砲と言えば、第二次世界大戦末期から朝鮮戦争の頃に稼働していた重戦車が装備していた火砲と同じ大きさだからだ。

「で、一番大口径なのがあのホバーで動いてる機体――ドム――のバズーカで、36cm砲担いでるそうです」

「36cm砲!確かにあんな大きさだと、昔の戦艦の主砲くらい担げるだろうな…来るぞ!」

二人はとっさに散開したが、対空弾頭の破片でなのははBJの胸の辺りに傷を入れられ、、箒は赤椿の腕部アーマーに傷を入れられる。その砲撃を撃った主はザクキャノンであった。180ミリ砲の炸裂は予想以上に威力がある。昔の重巡洋艦の主砲とほぼ同レベルの砲なのだから大抵の飛行機は撃墜できるのだが、それを持ちこたえるあたり、二人は“飛行機より頑丈”だということだ。

「くぅ……。どこから撃ってきたの?」

「いたぞ、あれだ!!」

箒がその主を発見する。道路で堂々と構えているザクキャノンの姿が見える。肩のキャノン砲からは硝煙が出ているのが確認できた。


――ザクキャノンのパイロットは予想だにもしないターゲットを狙い打つ事になった事に目を白黒させていた。

「おいおい、こいつの対空弾頭を食らって生きてんのかよ。冗談きついぜ」

彼は一年戦争中には学徒動員され、訓練中に終戦を迎えた世代で、残党軍の中では割りと若手に入る世代。実戦経験はデラーズ紛争の頃からだが、かなりの航空機を落としてきたという自負はある。すでに自機は発見されているし、噂の魔法少女と事を構える事が任務ではない。

「こちら“スピットファイア”。“ムスタング”へ。連邦のお嬢ちゃん達をそっちに誘い出す。うまくタイミングあわせてくれよ?」

「了解」

彼はザクキャノンをその場から退かせ、所定のポイントへなのはと箒を誘い出す。

「待ちなさい!!」

「逃がすか!」

箒となのはは、スラスターを吹かして逃げるザクキャノンを追う。ザクキャノンもかなりの速度を出しているのだが、二人はお互いに戦闘機の全速にも追随可能な速度を出せるため、ザクキャノンにじきに追いつくと確信していた。だが、そうは問屋が卸さなかった。



「よし。ポイントについた!」

彼は愛機の装備の一つである、閃光弾をなのはと箒のいる方に投げる。それが炸裂し、二人の視界を奪った瞬間、二人の周りのビルが崩れ、そこから最終型のザクU―俗にいうザク改―が姿を現す。ビルに秘匿していて、その偽装を解いたのだ。

「なっ!?ビルの中にザクを隠してっ!?」

なのははこの思いもがけない攻撃に驚き、対応が遅れてしまう。その一瞬の隙をザクは見逃さなかった。箒も同様だ。


「ちょっと卑怯な手だが……悪く思うなよ」

ザク改は箒をISごとわしづかみにする。

「し、しまった!!」

箒は赤椿の推力で拘束を振り解こうとするも、当然ながら核融合炉の織りなすパワーには打ち勝てない。

「は、離せぇ!!」

拘束から逃れようと必死にスラスターを吹かすが、微動だにせず、噴射音だけが虚しく響き渡る。そして、次第に赤椿の各部アーマーが軋み始める。想定外の圧力がかかっているためだ。

「おっと、動くなよ?そこの魔法少女してるお嬢ちゃん。その杖をこっちに向けてみろ。コイツを握り潰すぞ!!」

箒を人質にするザク改のパイロットは箒を今にも握り潰さんとする様をなのはに対して誇示する。

「何であたしが魔導師だって分かるの!?」

「ふふふ……我がジオンの情報収集能力を舐めるなよ。日本にいる友軍から既に情報は得ている。我々は貴様らのような魔法使いに遅れはとるつもりはないぞ」

「……!!それじゃあなた達はあたし達の―時空管理局―の事を!!」

「そういうことだ」

ザク改のパイロットはなのはに対し意気揚々と言い放つ。それはジオン軍が既に時空管理局の関連情報を得ているという事の表れであった。なのははジオン軍がネオ・ジオン時代を含めて、既に何回も敗北を重ねているはずなのに、情報網などの組織力に微塵の衰えを見せていないという事実に震撼した。

「さぁ、どーする!」

「くっ……」

「な、なのは……私に構うな……!」

「で、でもっ!」


――あたしのせいだ……もっと索敵に気を使っていれば…っ!

なのははここで自分の迂闊さを子供ながらに恥じた。自分が索敵に気を使っていればこんな事にはならなかったと。なのはは箒ごと攻撃を行う事を躊躇う。レイジングハートが急接近してくる機影を捉えたのはそれからまもなくの事だった。









――10分前 ラー・カイラム格納庫

「アストナージさん、Ex-Sガンダムは出せます?」

シーブックは今回、珍しくZ系に搭乗する意志を見せた。巡航速度などを鑑みて、Z系に乗ったほうがいいと踏んだためだろう。

「ああ。エンジンは温まってるからいつでも出せるぞ。しかしお前、Z系に乗るのは初めてだろう。大丈夫か?」

「ニナさんからSガンダムはZやZZより操縦性は改善されてるって聞きました。多分大丈夫ですよ」

「そうか。あまり機体に無理させるなよ?あとでパーツごとの整備が大変だから」

「わかってますよ」

Sガンダムは機構が複雑怪奇を極めている。整備性には他のZ系よりは気を使った設計になってはいるが、一つ一つのパーツの構造そのものは複雑怪奇。さしものアストナージと言えども覚えるのには苦労し、ニナ・パープルトンに連絡とって整備要領を取り寄せてもらったという。だが、覚えておけばZやZZよりは整備が楽であるのであるが、パーツごとの整備は気を使うという点は難点であった。そのため今まで連邦軍部が持て余していたのだ。ガンダム系の中でもSガンダムの運用性は最悪の部類に属しているのも連邦軍部に嫌われた原因だ。ロンド・ベルに配備されたのは、整備要員の錬度が通常部隊を遥かに凌ぐという点が大きいが、ロンド・ベルの熟練者さえも覚えるのに苦労しているのがアストナージの言葉から伺える。シーブックはアストナージの言葉に頷くと、Gクルーザーのエンジンを吹かす。カタログスペックではコスモタイガーやAVFに匹敵する高推力を叩きだす核融合エンジンのスラスターが唸りを上げる。


「Ex-Sガンダムは、シーブック・アノーで行きます!!」

「シーブック、初めて乗る機体だ。慣らし運転と思ってやってくれ」

「了解!」

ラー・カイラムの左部カタパルトからEx-Sガンダムが巡航形態で射出される。その加速性は驚異的で、コスモタイガーをも凌ぐものであった。その威力はどんなものなのであろう?








――別空域でティターンズ残党と交戦するはめとなった黒江。僚機であるなのは達を別行動を取らせたが、それが災いし、単独でドダイ改に乗ったマラサイやハイザックの一個中隊を相手取る自体に陥っていた。


「ホ5じゃなくってMK 108 でも持ってくるべきだった……火力が足りんっ!」

黒江が使う、二式二十粍機銃は扶桑皇国陸軍が導入した機関砲の中では比較的高火力であったが、モビルスーツの重装甲を貫くには貫通力に欠け、ハイザックの側面装甲すら打ち抜けないという事態となっていた。黒江はさっさと機関砲を投棄して白兵に移行したかったが、四式戦闘脚疾風の発動機である誉が長時間の高高度飛行に耐え切れず、息をつき始めていたため、迂闊に攻勢に出る訳にはいかなかった。


「くそっ……発動機がヘバリ始めた!このポンコツ発動機め!発電機とか取り替えたばっかなんだぞ〜!」

黒江は自機の魔導エンジンの整備を自分でも行なっていた。それが陸軍飛行戦隊の風習だったからだが、誉エンジンは整備が難しく、扶桑皇国の工業力を以ってしても、町工場に至るまでの安定した品質管理は困難であった。黒江が受領した4式の発動機は運悪く町工場製の各種部品の精度が所定より二割低いものだったのだ。そのため戦場でこのようなトラブルが起こったのだ。

「……!高度がこれ以上上がらんだと!?所定の限界高度までまだ2000mもあるはずなのに…っ!」

疾風に積んである誉エンジンの回転数が、感じとして、カタログスペックより2割以上落ちている。おまけに息をつき始め、10000mにも届かない高度が上昇限界という有様。精度の悪い不良機を回したと黒江は思わず自国軍の上層部に文句を言いたくなった。

「うわわっ!!」

ビームを避けるが、その動作は4式本来の性能から程遠い。そのため、一歩遅ければ直撃を食らっていただろう。反応速度も所定の性能がある機体に比べて明らかに遅い。

「ああもう!!帰ったら文句言ってやる、言ってやる〜〜!!あのドグサレどもめ〜!!」


黒江は不良機を送りつけた陸軍航空総監部の機材担当者を怒鳴りつけたくなったが、嘆いている暇はない。目の前にドダイ付きのハイザックが現れる。彼女は機銃のトリガーを引くが、弾が出ない。弾づまりを起こしたのだ

「……!? チィ…、今度はこいつもかよ! 全く今日は厄日だなっ!!」


銃を投棄して刀を鞘から引きぬく。智子が実家に使わる古来の名刀たる、“備前長船兼光”を愛用しているのに対し、黒江は実用性重視で換えが効いて、調達が楽な量産型の軍刀を愛用している。彼女の家にも代々伝わる伝家の宝刀はあるのだが、もったいないので量産品で済ませている。要は気質の違いだ。

「でかけりゃなんでもござれじゃないところを見せてやる! 何止まってんだよ!? 動けってんだよ、このポンコツめ!」

黒江はバテ気味な愛機に“活”を入れる。すると不思議とエンジンの回転が良くなる。これぞ万国共通の「叩きゃ治る」の民間療法だ。それはパラレルワールドでも共通だったのだ。妙なところに共通点のある国のこと。

「奴め、カミカゼをやるつもりか!?」

ハイザックのパイロットは刀を構えて破れかぶれに突撃する黒江の姿をこう評した。未来世界では破れかぶれの突撃や玉砕をカミカゼとする風潮が定着しており、ジオン残党軍やティターンズ残党軍も例外ではなかった。厳密に言えば異なるが、大日本帝国が組織的に行った外道作戦の神風特別攻撃隊は後世に悪い意味で影響を与えてしまったというところか。


黒江はスーパーロボットが剣の必殺技を使う時によくすると噂のポーズを取ってみる。右足を前に出し、剣先を敵に向け、剣を下に構える。やってみると案外いけるもので、絵になる。

――おぉ〜き、決まったぞ!!これいいぞ〜。でもこれ、誰が考えたんだろう?

ポーズを取りながら、定かで無いその由来について考えてみる。きっとどこかのスーパーロボット乗りとかが考えたんだろうが……。


「もらったぁ!! 真っ向!! 唐竹割りぃぃぃっ!!」

ハイザックを上段から一気に一刀両断すべく、最近編み出した技である唐竹割りを試す。これはフェイトのプラズマザンバーブレイカーを自己の物にしようとする過程で生まれた産物で、これまた偶然、手にした魔力変換体質を応用した。その点は仮面ライダーストロンガーに感謝しなくてはならないだろう。彼が彼女に思いもがけない力を与えてしまった原因なのだから。


――雷を刀身に纏った日本刀を敵に向けて振る。振りぬかないのがミソで、振りぬいちゃうバトルフィーバーロボのそれは正式には異なるという。それは既に魔力を電気に変換しての攻撃に熟練しているフェイトのそれに比べるとお粗末な攻撃であるが、黒江の剣をモビルスーツなどの持つ未来の軽量合金にも対抗可能にするのには十分な威力は発揮。ハイザックを一刀両断する。……が、やはり慣れていないためか、予想以上に消耗してしまった。


「一機仕留めたが……が、一回やっただけでかなりバテるなこりゃ……私としたことが……ミスったな」

黒江は使い魔の補助が入るとはいえ、慣れぬことをいきなりやったために体力を予想以上に消耗してしまった。慣れぬことをいきなりやって失敗するのはよくあるが、空中勤務者として熟練者である彼女の場合は魔力・体力の消耗具合の見積りを誤ったためであり、珍しいケースであった。威力は十分だが、今のままだと実戦で使うのは控えた方がいいだろうと結論づけたが、やってしまった事を後悔しても後の祭りだ。隙を狙われ、マラサイがバズーカを構えて放つ。現地調達の不正規装備らしく、ドム系のバズーカの流用品だ。この時、黒江は撃墜を覚悟したのだが。バズーカの弾は途中で誰かに撃ち落された。思わず上方を見上げると……。

「ふぅ〜危機一髪って奴だぜ。お待たせ〜ドラグナー遊撃隊、三度見参!」



それはドラグナー遊撃隊であった。最近は便利屋扱いされて各地域をたらい回しされ、ロンド・ベルにいるほうが珍しくなってしまったが、この度ケーン・ワカバ待望の美味しい場面での登場が成った事にご満悦だ。

「き、君たちが噂に聞く……」

「そう。我らドラグナー遊撃隊、お呼びと有らんば即参上!」

「ケーン、別の何かと混ざってるぜ」


ケーンたちは相変わらずの調子だが、腕は連邦軍最強のメタルアーマー乗りと言っても過言では過言ではない。言葉の端々から歴戦の勇士らしい頼もしさを自然と感じさせる。この場にケーン達がまだ新兵だった頃を知る者がいたら感慨と同時に笑い飛ばすのは間違い無いだろう。

「そ、そうか?とにかくこいつらは俺達にまさせなさーい!」

白亜の翼を煌めかせ、華麗に飛翔するD‐1カスタム。普通のモビルスーツと違い、音速での飛行が可能であるその巨体は新たな衝撃を黒江に与えていた。これが地球連邦軍がギガノス帝国から奪取し、その反攻のシンボルとして君臨したメタルアーマー“ドラグナー”であった。黒江はメタルアーマーは初めて見たたため、バテながらも興味津々であった。



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